JP2013194413A - 小屋裏利用の三階建て木造建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを抑えることのできる小屋裏利用の三階建て木造建物を提供する。
【解決手段】三階建て木造建物100は、在来工法により建造されており、三階建て木造建物100は、一階床面101と、一階床面101の上方に設けられた二階床面102と、二階床面102の上方に設けられた屋根面104と、二階床面102と屋根面104の間に設けられた屋根裏床面103とを有し、屋根面104と屋根裏床面103との間の小屋裏部113が居室または納戸で構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、小屋裏利用の三階建て木造建物に関する。
従来から、住宅等の木造建物として、一階床面と、一階床面の上方に設けた二階床面と、二階床面の上方に設けた三階床面と、三階床面と屋根面の間に設けた床面とを有する三階建て木造建物(三階建て木造住宅)が広く普及している。三階建て木造建物は、階数が3つある建物、また、1、2、3層に渡って耐力壁を有した建物を言い、同じ広さの用地でも、二階建て木造建物よりも広い床面積、日当たりが良い、眺望もあるなどの多くの利点を有している。しかしながら、二階建て木造建物では、建築基準法の使用規定に従い簡易壁量算定でよいが、三階建て木造建物になると許容応力度計算を必要とするため、その分建築コストが増加する。また、床面の数(材料点数)も多いことから、二階建て木造建物よりも値段が高くなるという問題がある。
本発明の目的は、コストを抑えることのできる小屋裏利用の三階建て木造建物を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
(1) 一階床面と、
前記一階床面の上方に設けられた二階床面と、
前記二階床面の上方に設けた屋根面と、
前記二階床面と前記屋根面との間に設けた屋根裏床面と、を有し、
前記屋根面と前記屋根裏床面との間の小屋裏部が居室または納戸であることを特徴とする小屋裏利用の三階建て木造建物。
(2) 在来工法により建造される上記(1)に記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
(3) 屋根形状は、切妻屋根、寄棟屋根、片流れ屋根および段違い屋根のうちのいずれかである上記(1)または(2)に記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
(4) 屋根には、ピークドーマー部分またはシェットドーマー部分が設けられている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
(5) 高さが10m以下である上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
(6) 前記小屋裏部の平均天井高さを2100mm以上とし、前記小屋裏部を前記居室とする上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
(7) 前記小屋裏部の平均天井高さを2100mm以下とし、前記小屋裏部を納戸とする上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
(8) 前記屋根裏床面の一部をバルコニーとして利用する上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
本発明によれば、床数が二階建て木造建物と同数であるため、二階建て木造建物と同じ構造計算(耐力壁量算定)にて、建築確認を受けることができ、これにより、小屋裏利用の三階建て木造建物を建造することができる。そのため、コストが抑えられた小屋裏利用の三階建て木造建物を提供することができる。また、本発明によれば、屋根面と屋根裏床面との間の小屋裏部を居室または納戸として利用するため、屋根面と屋根裏床面には十分な強度の面材が貼られる。この面材によって水平剛性が高くなり耐震性が向上するとともに、小屋裏部の剛性が高まり、例えば地震時、強風時の応力伝達性が高まる。そのため、強固な小屋裏利用の三階建て木造建物となる。
本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の第1実施形態を示す外観図である。 図1に示す小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。 第2実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。 図3に示す小屋裏利用の三階建て木造建物の模式的断面図である。 第3実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。 図5に示す小屋裏利用の三階建て木造建物の模式的断面図である。 第4実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。 図7に示す小屋裏利用の三階建て木造建物の模式的断面図である。 第5実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。 第6実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。 第7実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。 第8実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。 第9実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式的断面図である。
以下、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の好適な実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の第1実施形態を示す外観図、図2は、図1に示す小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。
図1に示す小屋裏利用の三階建て木造住宅(三階建て木造建物)100は、在来工法(木造軸組構法)によって建造されるものである。なお、以下では、説明の便宜上、「小屋裏利用の三階建て木造住宅100」を、単に「三階建て木造住宅100」とも言う。
図2に示すように、三階建て木造住宅100は、土台121と、二階床梁122と、小屋梁123とを有することにより、一階床面101と、一階床面101の上方に設けた二階床面102と、二階床面102と屋根面104の間に設けた屋根裏床面103とを有している。また、三階建て木造住宅100は、一階床面101と二階床面102との間に一階部111を有し、二階床面102と屋根裏床面103との間に二階部112を有し、屋根裏床面103と屋根面104との間に小屋裏部113を有している。そして、三階建て木造住宅100は、小屋裏部113を「居室」または「納戸」として用い、小屋裏部113が三階部を構成している。なお、以下では、説明の便宜上、三階部を「三階部113」とも言う。
このような三階建て木造住宅100は、従来からの二階建て木造住宅と同様の構成で建造されている。言い換えれば、三階建て木造住宅100は、3階部分が特徴であって、一階部111と二階部112に関しては、例えば、二階建て木造住宅のフラット35の基準に準ずる。
三階建て木造住宅100では、一階部111の階高L1を2700mm以上3300mm以下とし、二階部112の階高L2を2700mm以上2800mm以下とし、三階部113の階高(棟木131の天端までの高さ)L3を2650mm以上3650mm以下とすることができる。また、三階建て木造住宅100は、最高の高さL4が10m以下であり、二階建て木造住宅の高さ制限を満足する高さとなっている。
また、三階建て木造住宅100では、例えば、一階部111の平均天井高を2400mm以上3000mm以下とし、二階部112の平均天井高を2400mmとし、三階部113の平均天井高を1400mm以上とすることができる。
ここで、三階部113を居室として利用する場合には、三階部113の平均天井高を2100mm以上とする必要がある。また、三階部113を納戸として利用する場合には、2100mm以下とする必要がある。
また、三階部113を居室として利用する場合には、法律に従って、床面積の1/7以上の面積の「採光に有効な部分」、例えば窓、天窓等を設ける必要がある。三階建て木造住宅100の屋根150は、切妻屋根となっており、三階部113の妻に窓140が設けられている。また、三階部113の床面積(天井高が1400mm以上の部分の面積)は、二階部112の床面積の1/2以下である。なお、天井高が1400mm未満の部分については、床面積に算入されない。
以上のような三階建て木造住宅100によれば、床数が二階建て木造住宅と同数であるため、二階建て木造住宅と同じ構造計算(耐力壁量算定)にて、建築確認を受けることができる。そのため、例えば、一般的な三階建て木造住宅(一階床面と、二階床面と、三階床面と、屋根裏床面と、屋根面とを有する構造)と比較して、コストが抑えられたものとなる。なお、三階建て木造住宅100は、従来の二階建て木造住宅と同様の構造をなしているため、原則的には、従来の二階建て木造住宅とほぼ同じコストで建造することができる。
また、三階建て木造住宅100によれば、屋根面104と屋根裏床面103との間の小屋裏部113を居室または納戸として利用するため、図2に示すように、屋根面104や屋根裏床面103には十分な強度を有する面材141(例えば、石膏ボード、フローリング材、構造用合板等)が貼られる。この面材141によって水平剛性が高くなり耐震性が向上するとともに、三階部113の剛性が高まり、例えば地震時、強風時の応力伝達性が高まる。そのため、強固な三階建て木造住宅100となる。
また、三階建て木造住宅100によれば、小屋裏部113に非常用進入口を設けなくてもよい。
また、三階建て木造住宅100について型式認定(型式適合認定)を受けることにより、個々の建築確認や検査時の審査が簡略化され、早期の建築が可能となる。三階建て木造住宅100によれば、前述したように、二階建て木造住宅と同じ構造計算(耐力壁量算定)でよいため、その構造計算が従来の三階建て木造住宅よりも簡単となり、型式認定を受ける際により有利となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の第2実施形態について説明する。
図3は、第2実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図、図4は、図3に示す小屋裏利用の三階建て木造建物の模式的断面図である。
以下、第2実施形態の小屋裏利用の三階建て木造建物について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。また、以下では、説明の便宜上、「小屋裏利用の三階建て木造住宅」を、単に「三階建て木造住宅」とも言う。
本発明の第2実施形態にかかる三階建て木造建物は、屋根の形状および三階部の構成が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、図3および図4にて、前述した実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。
図3および図4に示すように、本実施形態の三階建て木造住宅(三階建て木造建物)100Aの屋根150は、ピークドーマー仕様の切妻屋根である。ピークドーマー部分161は、三階部113に含まれるように設けられている。このような屋根形状とすることにより、三階部113の天井高さを確保することができるとともに、窓140などの設置スペースを確保することができる。
このような第2実施形態であっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の第3実施形態について説明する。
図5は、第3実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図、図6は、図5に示す小屋裏利用の三階建て木造建物の模式的断面図である。
以下、第3実施形態の小屋裏利用の三階建て木造建物について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第3実施形態にかかる小屋裏利用の三階建て木造建物は、屋根の形状および三階部の構成が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、図5および図6にて、前述した実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。また、以下では、説明の便宜上、「小屋裏利用の三階建て木造住宅」を、単に「三階建て木造住宅」とも言う。
図5および図6に示すように、本実施形態の三階建て木造住宅(三階建て木造建物)100Bの屋根150は、シェットドーマー仕様の切妻屋根である。シェードドーマー部分162は、三階部113に含まれるように設けられている。このような屋根形状とすることにより、三階部113の天井高さを確保することができるとともに、窓140などの設置スペースを確保することができる。
このような第3実施形態であっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の第4実施形態について説明する。
図7は、第4実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図、図8は、図7に示す小屋裏利用の三階建て木造建物の模式的断面図である。
以下、第4実施形態の小屋裏利用の三階建て木造建物について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第4実施形態にかかる小屋裏利用の三階建て木造建物は、屋根の形状および三階部の構成が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、図7および図8にて、前述した実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。また、以下では、説明の便宜上、「小屋裏利用の三階建て木造住宅」を、単に「三階建て木造住宅」とも言う。
図7および図8に示すように、本実施形態の三階建て木造住宅(三階建て木造建物)100Cの屋根150は、切欠き部163を有している。切欠き部163からは、屋根裏床面103が露出しており、この部分がバルコニー170として利用されている。また、三階部113とバルコニー170とは窓140を介して仕切られている。また、三階部113の床面とバルコニー170の床面との間に段差200が形成されており、これにより、三階部113への雨水等の侵入を防止している。このような屋根形状とすることにより、窓140などの設置スペースを確保することができるとともに、簡単に、バルコニー170を設けることができる。
このような第4実施形態であっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
なお、バルコニー170の代わりにサンテラス等を設けてもよい。
<第5実施形態>
次に、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の第5実施形態について説明する。
図9は、第5実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。
以下、第5実施形態の小屋裏利用の三階建て木造建物について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第5実施形態にかかる小屋裏利用の三階建て木造建物は、屋根の形状が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、図9にて、前述した実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。また、以下では、説明の便宜上、「小屋裏利用の三階建て木造住宅」を、単に「三階建て木造住宅」とも言う。
図9に示すように、本実施形態の三階建て木造住宅(三階建て木造建物)100Dの屋根150は、開口部165を有している。開口部165からは、三階部113の外壁が露出しており、この外壁の部分に三階部113への採光のための窓140が形成されている。また、開口部165に設けられた屋根部分153は、傾斜しており、その勾配は、他の部分よりも緩くなっている。
このような第5実施形態であっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第6実施形態>
次に、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の第6実施形態について説明する。
図10は、第6実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。
以下、第6実施形態の小屋裏利用の三階建て木造建物について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第6実施形態にかかる小屋裏利用の三階建て木造建物は、屋根の形状および三階部の構成が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、図10にて、前述した実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。また、以下では、説明の便宜上、「小屋裏利用の三階建て木造住宅」を、単に「三階建て木造住宅」とも言う。
図10に示すように、本実施形態の三階建て木造住宅(三階建て木造建物)100Eの屋根150は、段違い屋根で構成されており、段差部164に窓140が設置されている。このような屋根形状とすることにより、窓140などの設置スペースを簡単に確保することができる。
このような第6実施形態であっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第7実施形態>
次に、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の第7実施形態について説明する。
図11は、第7実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。
以下、第7実施形態の小屋裏利用の三階建て木造建物について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第7実施形態にかかる小屋裏利用の三階建て木造建物は、屋根の形状が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、図11にて、前述した実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。また、以下では、説明の便宜上、「小屋裏利用の三階建て木造住宅」を、単に「三階建て木造住宅」とも言う。
図11に示すように、本実施形態の三階建て木造住宅(三階建て木造建物)100Fの屋根150は、片流れ屋根で構成されている。このような三階建て木造住宅100Fでは、例えば、三階部113の平に三階部113への採光のための窓140が設けられている。このような屋根形状とすることにより、窓140などの設置スペースを簡単かつ広く確保することができる。
このような第7実施形態であっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第8実施形態>
次に、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の第8実施形態について説明する。
図12は、第8実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式図である。
以下、第8実施形態の小屋裏利用の三階建て木造建物について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第7実施形態にかかる小屋裏利用の三階建て木造建物は、屋根の形状が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、図12にて、前述した実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。また、以下では、説明の便宜上、「小屋裏利用の三階建て木造住宅」を、単に「三階建て木造住宅」とも言う。
図12に示すように、本実施形態の三階建て木造住宅(三階建て木造建物)100Gの屋根150は、寄棟屋根で構成されている。
このような第8実施形態であっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第9実施形態>
次に、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の第9実施形態について説明する。
図13は、第9実施形態にかかる本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物の模式的断面図である。
以下、第9実施形態の小屋裏利用の三階建て木造建物について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第9実施形態にかかる小屋裏利用の三階建て木造建物は、三階部の構成が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、図13にて、前述した実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。また、以下では、説明の便宜上、「小屋裏利用の三階建て木造住宅」を、単に「三階建て木造住宅」とも言う。
図13に示すように、本実施形態の三階建て木造住宅(三階建て木造建物)100Hは、二階部112の一部が吹き抜け114になっており、吹き抜け114が三階部113と繋がっている。言い換えれば、屋根裏床面103の一部が除去されており、除去された部分を介して、二階部112と三階部113とが繋がっている。このような構成とすることにより、屋内のスペースを有効活用できるとともに、開放感を与えることができる。
このような第9実施形態であっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物では、各部の構成は、同様の機能を発揮する任意の構成のものに置換することができ、また、任意の構成を付加することもできる。また、本発明の小屋裏利用の三階建て木造建物では、前述した各実施形態を任意に組み合わせることもできる。
100…三階建て木造住宅(三階建て木造建物)
100A…三階建て木造住宅(三階建て木造建物)
100B…三階建て木造住宅(三階建て木造建物)
100C…三階建て木造住宅(三階建て木造建物)
100D…三階建て木造住宅(三階建て木造建物)
100E…三階建て木造住宅(三階建て木造建物)
100F…三階建て木造住宅(三階建て木造建物)
100G…三階建て木造住宅(三階建て木造建物)
100H…三階建て木造住宅(三階建て木造建物)
101…一階床面
102…二階床面
103…屋根裏床面
104…屋根面
111…一階部
112…二階部
113…三階部(小屋裏部)
114…吹き抜け
121…土台
122…二階床梁
123…小屋梁
131…棟木
140…窓
141…面材
150…屋根
153…屋根部分
161…ピークドーマー部分
162…シェットドーマー部分
163…切欠き部
164…段差部
165…開口
170…バルコニー
200…段差

Claims (8)

  1. 一階床面と、
    前記一階床面の上方に設けられた二階床面と、
    前記二階床面の上方に設けた屋根面と、
    前記二階床面と前記屋根面との間に設けた屋根裏床面と、を有し、
    前記屋根面と前記屋根裏床面との間の小屋裏部が居室または納戸であることを特徴とする小屋裏利用の三階建て木造建物。
  2. 在来工法により建造される請求項1に記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
  3. 屋根形状は、切妻屋根、寄棟屋根、片流れ屋根および段違い屋根のうちのいずれかである請求項1または2に記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
  4. 屋根には、ピークドーマー部分またはシェットドーマー部分が設けられている請求項1ないし3のいずれかに記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
  5. 高さが10m以下である請求項1ないし4のいずれかに記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
  6. 前記小屋裏部の平均天井高を2100mm以上とし、前記小屋裏部を前記居室とする請求項1ないし5のいずれかに記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
  7. 前記小屋裏部の平均天井高を2100mm以下とし、前記小屋裏部を納戸とする請求項1ないし5のいずれかに記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
  8. 前記屋根裏床面の一部をバルコニーとして利用する請求項1ないし7のいずれかに記載の小屋裏利用の三階建て木造建物。
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