JP2013193819A - ボビンホルダー及びボビンホルダーを備える糸巻取機 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転領域で発生する振動を低減できるボビンホルダー及び該ボビンホルダーを備える糸巻取機を提供する。
【解決手段】円管形状の支持部材11と、前記支持部材11の内側に挿入された状態で回転自在に支持される円柱形状の回転軸12と、前記支持部材11が内側に挿入された状態で前記回転軸12と一体となって回転する円管形状の回転筒13と、で構成されるボビンホルダー1において、前記支持部材11と前記回転筒13の間にスリーブ14を具備し、前記スリーブ14は、前記回転筒13の振動を吸収し、該回転筒13の振動を減衰させる、とした。
【選択図】図2
【解決手段】円管形状の支持部材11と、前記支持部材11の内側に挿入された状態で回転自在に支持される円柱形状の回転軸12と、前記支持部材11が内側に挿入された状態で前記回転軸12と一体となって回転する円管形状の回転筒13と、で構成されるボビンホルダー1において、前記支持部材11と前記回転筒13の間にスリーブ14を具備し、前記スリーブ14は、前記回転筒13の振動を吸収し、該回転筒13の振動を減衰させる、とした。
【選択図】図2
Description
本発明は、ボビンホルダー及びボビンホルダーを備える糸巻取機の技術に関する。
従来より、巻取ボビンを回転させることによって糸を巻き取り、パッケージを作成する糸巻取機が知られている(例えば特許文献1参照)。巻取ボビンは、糸巻取機のボビンホルダーに装着されて、該ボビンホルダーとともに回転する。
このような糸巻取機は、巻取ボビンを高速で回転させることによって、効率良く糸を巻き取る能力が求められる。そのため、巻取ボビンが装着されるボビンホルダーは、回転に起因して発生する振動(固有振動数に基づく共振)を回避できるように設計されている。
図6に示すように、従来構造のボビンホルダーは、主に支持部材aと、ベアリングbと、回転軸cと、回転筒dと、電動モータeと、で構成されている。回転軸cは、支持部材aにベアリングbを介して回転自在に支持されている。電動モータeは、回転軸cを回転駆動させる。回転筒dは、回転軸cと一体となって回転する。
図6の実線L1に示すように、従来構造のボビンホルダーは、該ボビンホルダーの回転速度に応じて複数の振動領域R1・R2・R3が現れる。第一振動領域R1では、一次振動モードV1に基づく振動(ボビンホルダー前部が大きく振動する)が発生する。第二振動領域R2では、二次振動モードV2に基づく振動が発生(ボビンホルダー後部が振動する)する。そして、第三振動領域R3では、三次振動モードV3に基づく振動(ボビンホルダー全体が振動する)が発生する。このため、従来構造のボビンホルダーは、糸を巻き取る際の回転領域(以降、「運転領域」という)ORで運転時の周波数が第二振動領域R2と第三振動領域R3の間となるように設計されている。
ところで、近年では、紡出機から紡出されるフィラメントを増やすことによって、製造できる糸の本数を増加させた紡糸設備が登場している。このため、ボビンホルダーに装着できる巻取ボビンを増やすことで、複数の糸を同時に巻き取る糸巻取機が求められている。
しかし、ボビンホルダーに装着できる巻取ボビンを増やすために該ボビンホルダーの寸法を長くした場合、回転軸cや回転筒d等の曲げ剛性が不足し、上述の振動領域R1・R2・R3が低速側へ移行することが知られている。図6に示す二点鎖線L2は、ボビンホルダーの寸法を長くした場合の振動領域が現れる周波数を示している。このように、従来構造のボビンホルダーにおいて、ボビンホルダーの寸法を長くした場合は、運転領域ORに第三振動領域R3が重なり、パッケージの作成中に三次振動モードに基づく振動が発生するという問題を有していた。
本発明は、かかる問題を解決すべくなされたものであり、運転領域で発生する振動を低減できるボビンホルダー及び該ボビンホルダーを備える糸巻取機を提供することを目的としている。
次に、この課題を解決するための手段を説明する。
即ち、第1の発明は、
円管形状の支持部材と、
前記支持部材の内側に挿入された状態で回転自在に支持される円柱形状の回転軸と、
前記支持部材が内側に挿入された状態で前記回転軸と一体となって回転する円管形状の回転筒と、で構成されるボビンホルダーにおいて、
前記支持部材と前記回転筒の間にスリーブを具備し、
前記スリーブは、前記回転筒の振動を吸収し、該回転筒の振動を減衰させる、とした。
円管形状の支持部材と、
前記支持部材の内側に挿入された状態で回転自在に支持される円柱形状の回転軸と、
前記支持部材が内側に挿入された状態で前記回転軸と一体となって回転する円管形状の回転筒と、で構成されるボビンホルダーにおいて、
前記支持部材と前記回転筒の間にスリーブを具備し、
前記スリーブは、前記回転筒の振動を吸収し、該回転筒の振動を減衰させる、とした。
第2の発明は、第1の発明に係るボビンホルダーにおいて、
前記スリーブに接触する減衰部材を具備し、
前記スリーブと摩擦連結される前記減衰部材によって前記回転筒の振動を吸収し、該回転筒の振動を減衰させる、とした。
前記スリーブに接触する減衰部材を具備し、
前記スリーブと摩擦連結される前記減衰部材によって前記回転筒の振動を吸収し、該回転筒の振動を減衰させる、とした。
第3の発明は、第2の発明に係るボビンホルダーにおいて、
前記スリーブを付勢する付勢部材を具備し、
前記スリーブは、前記付勢部材によって前記減衰部材に押し付けられる、とした。
前記スリーブを付勢する付勢部材を具備し、
前記スリーブは、前記付勢部材によって前記減衰部材に押し付けられる、とした。
第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明に係るボビンホルダーにおいて、
前記スリーブは、前記回転筒の端部に配置される、とした。
前記スリーブは、前記回転筒の端部に配置される、とした。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明に係るボビンホルダーにおいて、
前記スリーブは、該スリーブの外周面と前記回転筒の内周面との間に非接触軸受けを構成する、とした。
前記スリーブは、該スリーブの外周面と前記回転筒の内周面との間に非接触軸受けを構成する、とした。
第6の発明は、第1から第5のいずれかの発明に係るボビンホルダーを備えた糸巻取機、とした。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
第1の発明によれば、スリーブによって回転筒の振動を吸収し、該回転筒の振動を減衰させることができる。これにより、本発明の実施形態に係るボビンホルダーは、運転領域で発生する振動を低減させることが可能となる。
第2の発明によれば、スリーブと摩擦連結される減衰部材によって回転筒の振動を吸収し、該回転筒の振動を減衰させることができる。これにより、本発明の実施形態に係るボビンホルダーは、運転領域で発生する振動を更に低減させることが可能となる。
第3の発明によれば、スリーブが付勢部材によって減衰部材に押し付けられるため、スリーブと減衰部材との間に発生する摩擦力を一定に保つことができる。これにより、本発明の実施形態に係るボビンホルダーは、スリーブと減衰部材との摩擦を安定させることが可能となる。
第4の発明によれば、スリーブが回転筒の端部に配置される。これにより、本発明の実施形態に係るボビンホルダーは、回転筒の端部が振動する三次振動モードに基づく振動を低減させることが可能となる。
第5の発明によれば、スリーブの外周面と回転筒の内周面との間に非接触軸受けを構成する。これにより、本発明の実施形態に係るボビンホルダーは、スリーブと回転筒の摩擦を低減させることが可能となる。また、スリーブと回転筒が接触しないため、長寿命化を達成できるとともに、整備性を向上させることが可能となる。
第6の発明によれば、運転領域で発生する振動を低減させたボビンホルダーを備える糸巻取機を提供できる。
まず、本発明の一実施形態に係る糸巻取機100について簡単に説明する。
図1は、糸巻取機100の全体構成を示す図である。図中に示す矢印は、糸Yの送り方向ならびに巻取ボビン1Bの回転方向を示している。
糸巻取機100は、巻取ボビン1Bあるいは巻取ボビン2Bが回転することによって糸Yを巻き取り、パッケージPKを作成する繊維機械である。糸巻取機100は、主に第一ボビンホルダー1と、第二ボビンホルダー2と、ターレット3と、トラバース装置4と、セパレータ装置5と、で構成される。
第一ボビンホルダー1は、電動モータ1M(図2参照)によって回転される円筒形状の回転体である。第一ボビンホルダー1は、複数の巻取ボビン1Bが装着可能となっている。このため、糸巻取機100は、第一ボビンホルダー1をタッチローラ6に接触する巻取位置P1で回転させると、各巻取ボビン1B上に同時に糸Yを巻き取ることができる。なお、第一ボビンホルダー1の詳細な構造については後述する。
第二ボビンホルダー2は、電動モータ(図示せず)によって回転される円筒形状の回転体である。第二ボビンホルダー2は、複数の巻取ボビン2Bが装着可能となっている。このため、糸巻取機100は、第二ボビンホルダー2をタッチローラ6に接触する巻取位置P1で回転させると、各巻取ボビン2B上に同時に糸Yを巻き取ることができる。なお、第二ボビンホルダー2の構造は、第一ボビンホルダー1の構造と同一である。
ターレット3は、第一ボビンホルダー1と第二ボビンホルダー2の互いの位置を交替させる回動装置である。ターレット3は、回転軸Zを中心として180度毎に回動できる。これにより、糸巻取機100は、巻取位置P1にある第一ボビンホルダー1と玉揚位置P2にある第二ボビンホルダー2の互いの位置を交替できる。
トラバース装置4は、糸Yを巻き取る際に該糸Yを綾振する案内装置であり、巻取ボビン1B上に円筒形状のパッケージPKを作成することができる。
セパレータ装置5は、巻取位置P1で回転する巻取ボビン1Bに糸Yを掛ける糸掛装置である。セパレータ装置5は、ターレット3の回動後に支持軸5sを中心として回動することで、満巻となったパッケージPKに繋がっている糸Yを押すことができる。これにより、糸巻取機100は、巻取位置P1で回転する巻取ボビン1Bに糸Yを掛けるとともに、パッケージPKに繋がっている糸Yを切断することができる。こうして、糸巻取機100は、連続して糸Yを巻き取り、新たにパッケージPKを作成することができる。
以上が本実施形態に係る糸巻取機100の全体構成である。但し、本発明の技術的思想は、本糸巻取機100の構成に限るものではなく、ボビンホルダーを備えるその他の繊維機械に適用することが可能である。
次に、第一ボビンホルダー1の構造について詳細に説明する。なお、第一ボビンホルダー1と第二ボビンホルダー2の構造は同一であるので、以下では単に「ボビンホルダー」と称する。
図2は、ボビンホルダー1の構造を示す図である。図3は、ボビンホルダー1の一部の構造を拡大した図である。図2中に示す矢印Aは、ボビンホルダー1の回転方向を示している。図3中に示す矢印Bは、ボビンホルダー1を構成する部材の振動方向を示している。
ボビンホルダー1は、電動モータ1Mによって回転される円筒形状の回転体である。ボビンホルダー1は、主に支持部材11と、回転軸12と、回転筒13と、で構成される。
支持部材11は、円管形状に形成されている。支持部材11は、主に中空管形状の筒部11cと、該筒部11cの一端に固定された円環形状のフランジ部11fと、で構成される。支持部材11は、フランジ部11fがターレット3に当接した状態で取り付けられている。このため、支持部材11の中心軸は、ターレット3の回転軸Zに対して平行となる。
回転軸12は、円柱形状に形成されている。回転軸12は、主に中実管形状の軸部12sと、該軸部12sの一端に固定された円盤形状のフランジ部12fと、で構成される。回転軸12は、支持部材11の内側に挿入された状態で回転自在に支持されている。このため、回転軸12の中心軸は、支持部材11の中心軸に対して一致する。回転軸12は、支持部材11の筒部11cに設けられた二つのベアリング11bによって支持されている。軸部12sの他端には、電動モータ1Mの駆動軸が連結されている。
回転筒13は、中空管形状の筒部13cで構成される。回転筒13は、支持部材11が内側に挿入された状態で回転軸12のフランジ部12fに取り付けられている。換言すると、回転筒13は、支持部材11の外側に嵌められた状態で回転軸12のフランジ部12fに取り付けられている。このため、回転筒13の中心軸は、支持部材11及び回転軸12の中心軸と一致する。
このような構成により、ボビンホルダー1は、電動モータ1Mを動力源として回転筒13を回転させることができる。つまり、ボビンホルダー1は、電動モータ1Mを動力源として回転筒13に取り付けられた巻取ボビン1Bを回転させることができる。
本実施形態に係るボビンホルダー1は、スリーブ14を備えている。スリーブ14は、円管形状に形成されている。スリーブ14は、主に中空管形状の筒部14cと、該筒部14cの一端に固定された円環形状のフランジ部14fと、で構成される。、スリーブ14は、該スリーブ14の筒部14cが支持部材11の外周面と回転筒13の内周面の間に嵌め込まれている。このため、スリーブ14の中心軸は、支持部材11、回転軸12及び回転筒13の中心軸と一致する。
本実施形態に係るボビンホルダー1は、回転筒13の内周面に沿うようにスリーブ14を備えるため(詳細には筒部14cを備えるため)、該スリーブ14に回転筒13の振動を伝えることができる(図3中の矢印B参照)。そして、スリーブ14には、回転筒13の振動を受け止めて吸収する役割が与えられる。従って、ボビンホルダー1は、スリーブ14によって回転筒13の振動を吸収し、該回転筒13の振動を減衰させることができる。これにより、本ボビンホルダー1は、運転領域ORで発生する振動を低減させることが可能となる(図4中の実線L3参照)。
本実施形態に係るボビンホルダー1は、減衰部材15を備えている。減衰部材15は、円環形状に形成されている。減衰部材15は、スリーブ14を構成するフランジ部14fと支持部材11を構成するフランジ部11fの間に配置されている。
本実施形態に係るボビンホルダー1は、スリーブ14のフランジ部14fに接するように減衰部材15を備えるため、スリーブ14と減衰部材15との間に摩擦を発生させることができる(図3中の矢印C参照)。そして、回転筒13の振動がスリーブ14を介して摩擦力で連結された減衰部材15に伝達されることで、減衰部材15に回転筒13の振動を吸収する役割が与えられる。従って、本実施形態に係るボビンホルダー1は、スリーブ14と摩擦連結される減衰部材15によって回転筒13の振動を吸収し、該回転筒13の振動を減衰させることができる。これにより、本ボビンホルダー1は、運転領域ORで発生する振動を更に低減させることが可能となる(図4中の二点鎖線L4参照)。
なお、本実施形態において、減衰部材15は、ゴム等の弾性素材で形成されているが、その材質について限定するものではない。例えばオイル等の流体を用いた構成であっても、振動エネルギーを熱エネルギーに効率よく変換できるものであれば良い。
スリーブ14の筒部14cは、支持部材11と回転筒13の間に嵌め込まれている。このため、スリーブ14は、支持部材11の軸方向に摺動可能となっている。スリーブ14は、付勢部材16によって減衰部材15に押し付けられている。
このように、本実施形態に係るボビンホルダー1は、スリーブ14が付勢部材16によって減衰部材15に押し付けられるため、スリーブ14と減衰部材15との間に発生する摩擦力を一定に保つことができる。これにより、本ボビンホルダー1は、スリーブ14と減衰部材15との摩擦を安定させることが可能となる。
運転領域ORにおいて第三振動領域R3が現れることは上述した通りである。第三振動領域R3では、三次振動モードに基づく振動が発生する。三次振動モードは、回転筒13自体の曲げモーメントに起因する振動モードである。このため、第三振動領域R3における振動は、回転筒13の端部が大きく振動するという特徴を有している。従って、第三振動領域R3における振動を低減するには、回転筒13の端部において振動を減衰させることが有効となる。
この点、本実施形態に係るボビンホルダー1は、スリーブ14が回転筒13の後端部に配置されている。これにより、本ボビンホルダー1は、回転筒13の端部が振動する三次振動モードに基づく振動を低減させることが可能となる。
ボビンホルダー1の他の特徴点について説明する。
ボビンホルダー1は、スリーブ14の外周面と回転筒13の内周面との間に非接触軸受けを構成している。具体的に説明すると、ボビンホルダー1は、スリーブ14の外周面と回転筒13の内周面との間に空気軸受けAbを構成している。
図5は、空気軸受けAbの構成を示す図である。図中に示す矢印Dは、回転筒13の回転方向(ボビンホルダー1の回転方向(図2中の矢印A参照))を示している。図中に示す矢印Eは、空気の流れ方向を示している。
本実施形態において、スリーブ14は、該スリーブ14に設けられた空気孔14aから空気を噴出するように構成されている。空気孔14aから噴出した空気は、スリーブ14の外周面と回転筒13の内周面との間に空気の層を形成し、回転筒13を浮き上がらせる。つまり、スリーブ14と回転筒13は、空気の層が形成されることによって互いに非接触の状態となる。
これにより、本ボビンホルダー1は、スリーブ14と回転筒13の摩擦を低減させることが可能となる。また、ボビンホルダー1は、スリーブ14と回転筒13が接触しないため、長寿命化を達成できるとともに、整備性を向上させることが可能となる。
なお、本実施形態において、非接触軸受けは、空気軸受けAbとされているが、その構成について限定するものではない。従って、本実施形態のように外部から空気を圧送して空気層を形成する静圧軸受けであっても良いし、回転筒13の回転によって空気層を形成する動圧軸受けであっても良い。更に、磁力を利用した電磁軸受け等であっても良い。
100 糸巻取機
1 第一ボビンホルダー(ボビンホルダー)
2 第二ボビンホルダー(ボビンホルダー)
3 ターレット
4 トラバース装置
5 セパレータ装置
11 支持部材
12 回転軸
13 回転筒
14 スリーブ
15 減衰部材
16 付勢部材
1B 巻取ボビン
1M 電動モータ
R3 第三振動領域
Ab 空気軸受け(非接触軸受け)
OR 運転領域
PK パッケージ
Y 糸
1 第一ボビンホルダー(ボビンホルダー)
2 第二ボビンホルダー(ボビンホルダー)
3 ターレット
4 トラバース装置
5 セパレータ装置
11 支持部材
12 回転軸
13 回転筒
14 スリーブ
15 減衰部材
16 付勢部材
1B 巻取ボビン
1M 電動モータ
R3 第三振動領域
Ab 空気軸受け(非接触軸受け)
OR 運転領域
PK パッケージ
Y 糸
Claims (6)
- 円管形状の支持部材と、
前記支持部材の内側に挿入された状態で回転自在に支持される円柱形状の回転軸と、
前記支持部材が内側に挿入された状態で前記回転軸と一体となって回転する円管形状の回転筒と、で構成されるボビンホルダーにおいて、
前記支持部材と前記回転筒の間にスリーブを具備し、
前記スリーブは、前記回転筒の振動を吸収し、該回転筒の振動を減衰させる、ことを特徴とするボビンホルダー。 - 前記スリーブに接触する減衰部材を具備し、
前記スリーブと摩擦連結される前記減衰部材によって前記回転筒の振動を吸収し、該回転筒の振動を減衰させる、ことを特徴とする請求項1に記載のボビンホルダー。 - 前記スリーブを付勢する付勢部材を具備し、
前記スリーブは、前記付勢部材によって前記減衰部材に押し付けられる、ことを特徴とする請求項2に記載のボビンホルダー。 - 前記スリーブは、前記回転筒の端部に配置される、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のボビンホルダー。
- 前記スリーブは、該スリーブの外周面と前記回転筒の内周面との間に非接触軸受けを構成する、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のボビンホルダー。
- 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のボビンホルダーを備える糸巻取機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012060759A JP2013193819A (ja) | 2012-03-16 | 2012-03-16 | ボビンホルダー及びボビンホルダーを備える糸巻取機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012060759A JP2013193819A (ja) | 2012-03-16 | 2012-03-16 | ボビンホルダー及びボビンホルダーを備える糸巻取機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013193819A true JP2013193819A (ja) | 2013-09-30 |
Family
ID=49393241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012060759A Pending JP2013193819A (ja) | 2012-03-16 | 2012-03-16 | ボビンホルダー及びボビンホルダーを備える糸巻取機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013193819A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107428489A (zh) * | 2015-03-17 | 2017-12-01 | 欧瑞康纺织有限及两合公司 | 卷绕锭子 |
EP4311801A1 (en) | 2022-07-29 | 2024-01-31 | TMT Machinery, Inc. | Bobbin holder and yarn winder |
-
2012
- 2012-03-16 JP JP2012060759A patent/JP2013193819A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107428489A (zh) * | 2015-03-17 | 2017-12-01 | 欧瑞康纺织有限及两合公司 | 卷绕锭子 |
CN107428489B (zh) * | 2015-03-17 | 2020-12-18 | 欧瑞康纺织有限及两合公司 | 卷绕锭子 |
EP4311801A1 (en) | 2022-07-29 | 2024-01-31 | TMT Machinery, Inc. | Bobbin holder and yarn winder |
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