JP2013193154A - 研削盤 - Google Patents

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Hisanobu Kobayashi
久修 小林
Yoshio Wakazono
賀生 若園
Masayuki Takeshima
雅之 竹島
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Abstract

【課題】ツルーイング工具の摩耗量を正確に計測できる研削盤を提供する。
【解決手段】
砥石車7と、ツルーイング工具8と、ツルーイング時の砥石車7とツルーイング工具8の相対的な撓み量Tを計測する撓み計測手段と、砥石車7の径を測定する砥石車径測定手段を備え、
ツルーイングにより生じるツルーイング工具8の摩耗量mを、ツルーイングの前の砥石車7の径Dとツルーイング時に計測された撓み量Tの和から、ツルーイング後の砥石車7の径Dとツルーイング時の砥石車7に対するツルーイング工具8の指令切り込み量Sを、差引くことで演算する。
【選択図】図2

Description

本発明は、研削盤の砥石車のツルーイング方法に関するものであり、詳しくはツルーイング工具の摩耗量を把握できる研削盤に関するものである。
ツルーイング時の砥石車に対するツルーイング工具の切込み量を必要最小限の値とすることは、砥石車の切れ味確保、砥石寿命の点から重要である。一方、ツルーイングを行うとツルーイング工具が摩耗して、ツルーイング作用位置が変化する。そのため、ツルーイング工具の摩耗量を知りツルーイング作用位置を常に正確に計測して、ツルーイング工具の切込み量を正確に管理することが重要となる。
ツルーイング工具の摩耗量mを、ツルーイング前にツルーイング工具と直径Dの砥石車が接触した時の砥石車の回転中心の送り位置の値をXとし、ツルーイング後にツルーイング工具と直径Dの砥石車が接触した時の砥石車の回転中心の送り位置の値をXとしたとき、式m=X−X−(D−D)/2を用いて演算する。この場合、ツルーイング工具と砥石車が接触したことの判定は、接触時の振動をAE(アコースティック エミッション)センサなどセンサを用いて検出することで行われる(例えば、特許文献1)。
特開平2000−280168号公報
従来技術では、ツルーイング工具と砥石車の接触の検出を、接触時の振動をAEセンサなどで検出することで行われる。しかし、ツルーイング工具として回転させながら使用するツルーイングロールを使用した場合には、回転によるノイズの発生があり、さらにAEセンサを接触点から離れた位置に設置せざるを得ないため検出感度が低下する。このため、ツルーイングロールが砥石車にある程度切込まれて、AEの出力がノイズとの判別が可能な大さとなった状態で接触したと判定することになり、切込み分の誤差が発生する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ツルーイング工具の摩耗量を接触検出用のセンサを用いないで、正確に計測できる研削盤を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、回転駆動される砥石車と、
ツルーイング工具を保持するツルーイング装置と、
ツルーイング工程を制御する制御装置と、
前記砥石車の径方向に、前記ツルーイング装置と前記砥石車を相対的に前記制御装置の指令切込み量だけ切込み送りする切込み送り装置と、
ツルーイング時の前記砥石車と前記ツルーイング工具の相対的な撓み量を計測する撓み計測手段と、
前記砥石車の径を測定する砥石車径測定手段と、
前記所定のツルーイングの前の前記砥石車の径と前記所定のツルーイング時に前記撓み計測手段で計測された撓み量の和から、前記所定のツルーイング後の前記砥石車の径と前記所定のツルーイング時の前記砥石車に対する前記ツルーイング工具の指令切り込み量を差引くことで、前記所定のツルーイングにより生じる前記ツルーイング工具の摩耗量を演算する摩耗量演算手段を備えることである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1に係る発明において、ツルーイング時に前記砥石車と前記ツルーイング工具の接触部に働く法線力を計測するツルーイング力計測手段を備え、
前記撓み計測手段は、前記ツルーイング力計測手段が計測した法線力の値を、前記砥石車と前記ツルーイング工具間の剛性の値で除して、前記相対撓み量を演算することである。
請求項1に係る発明によれば、ツルーイング工具の摩耗を、ツルーイング前後の砥石車の直径値とツルーイング時のツルーイング工具と砥石車間の相対撓みを測定することで演算できる。接触検出用のセンサを用いないでツルーイング工具の消耗量を演算できるので、センサの検出誤差を排除した正確なツルーイング工具の摩耗を把握でき、ツルーイング工具の交換時期を正確に指示可能な研削盤を提供できる。
請求項2に係る発明によれば、相対撓みの量を直接計測する特別な計測装置を用いることなく、計測の容易な、ツルーイング時に砥石車とツルーイング工具の接触部に働く法線力から、相対撓み量を演算することが可能な研削盤を提供できる。
本実施形態の研削盤の全体構成を示す概略図である。 本実施形態のツルーイングロールの摩耗量を演算する工程のフローチャート図である。 本実施形態の砥石車径を測定する概念を示す図である。 ツルーイング時の砥石車とツルーイングロールの関係の概念を示す図である。 本実施形態のツルーイング工程のフローチャート図である。
以下、本発明の研削盤の実施の形態を、ツルーイング工具として回転するツルーイングロールを用いた円筒研削盤の実施例に基づき説明する。
図1示すように、円筒研削盤1は、ベッド2を備え、ベッド2上にX軸方向に往復可能にガイドされ送りモータ12により送られ、その送り位置が図示しないX軸位置検出装置により計測される砥石台3と、X軸に直交するZ軸方向に往復可能なテーブル4を備えている。砥石台3は砥石車7を回転自在に支持し、砥石車7を回転させる回転モータ(図示省略する)を備えている。テーブル4上には、工作物Wの一端を把持して回転自在に支持し主軸モータ(図示省略する)により回転駆動される主軸5と、工作物Wの他端を回転自在に支持する心押し台6を備えており、工作物Wは主軸5と心押し台6により支持されて、研削加工時に回転駆動される。さらに、テーブル上の工作物の加工部に対向する位置に定寸装置11が設置され、研削中に加工部の直径を測定することができる。ツルーイングモータ10により回転駆動されるツルーイングロール8を回転自在に支持したツルーイング装置9が、主軸5に付設されている。
この円筒研削盤1は、所定のプログラムを実行することで自動化された研削加工やツルーイングを実行する制御装置30を備えている。制御装置30の機能的構成として、砥石台3の送りを制御するX軸制御部31、テーブル4の送りを制御するZ軸制御部32、ツルーイング装置9を制御するツルーイング制御部33、砥石車7の回転を制御する砥石軸制御部34などを具備している。また、X軸制御部31の内部に砥石台3の送り力を送りモータ12の電流値から検出する送り力計測部311(ツルーイング力計測手段)を備え、ツルーイング制御部33にはツルーイング時の砥石車7とツルーイングロール8との相対撓みと、ツルーイングロール8の摩耗を予め設定した演算式に基づき演算する演算・記録部331(摩耗量演算手段)を備えている。
ツルーイングロール8の摩耗量からツルーイングロール8の径を演算する工程を図2のフローチャートに基づき説明する。
はじめに、ツルーイングを実施する直前の研削工程を実施し、工作物Wの研削部が仕上径dwに達した時の砥石台3の送り位置Xを記録する。この時の砥石車7と工作物Wの位置関係を図3に示す。砥石台3の送り位置Xは工作物Wの回転中心から砥石車7の回転中心までの距離でありX軸位置検出装置により計測され、研削中の工作物径は定寸装置11により連続して計測することができ、工作物径がdwに達した時のXの値をXとして演算・記録部331に記録する(S1)。ツルーイング工程(詳細は後に説明)を実施し、ツルーイング中の砥石台3の送り力Pを演算・記録部331に記録する(S2)。ツルーイング終了直後の研削工程を実施し、工作物Wの研削部が仕上径dwに達した時の砥石台3の送り位置Xを演算・記録部331に記録する(S3)。ツルーイング時のツルーイングロール8と砥石車7の相対的な撓み量Tを式T=P/kにより演算・記録部331で演算し記録する。ここで、kはツルーイングロール8と砥石車7の相対的な剛性であり、あらかじめ測定して演算・記録部331に記録しておく(S4)。
ツルーイング前後の砥石車7の径を演算する。図3から明らかなように、D=2・X−dwの関係が有り、ツルーイング前の砥石車7の径DはD=2・X−dw、ツルーイング後の砥石車7の径DはD=2・X−dwで演算し演算・記録部331に記録する(S5)。ツルーイングロール8の摩耗量mを演算する。具体的には、図4において、ツルーイング終了時の砥石台3の送り位置をXとすると、砥石車7とツルーイングロール8間の相対的な撓みのない場合は砥石車7aの回転中心位置もXにある。この時の、ツルーイングロール8の砥石車7aに対する指令切込み量をSとする。ツルーイングを実施した場合は、ツルーイングロール8と接触した砥石車7は撓み量Tだけ撓み(実際はツルーイングロールも撓み両者が相対的にT撓むが、結果は同じなので簡略化のため砥石車のみがT撓んだとしている)7bで示す位置となる。ツルーイングを実施することによる実際に砥石車7が除去された量をjとすると、S=T+m+jとなる。2j=D−Dなので、ツルーイングロール8の摩耗量mはm=S−T−j=S−T−(D−D)/2で演算できる(S6)。ツルーイングロール直径dを変更する。具体的には演算・記録部331に記録されているd(d)の値から2mを引いた値を新たなd(d)として演算・記録部331に記録する(S7)。
つぎに、前記ツルーイング工程(S2)を図5のフローチャートに基づき説明する。
砥石車7とツルーイングロール8を回転させた状態で、ツルーイング装置9をZ軸方向にテーブル4により移動させ、ツルーイングロール8をツルーイング開始位置へ割出す(S11)。砥石台3を早送りで前進し、砥石車7とツルーイングロール8が接触するツルーイング開始位置へ位置決めする(S12)。砥石車7を所定の指令切込み量SだけX軸方向に前進させることにより、ツルーイングロール8を砥石車7に切込む(S13)。砥石台送りモータ12の電流値Aを送り力計測部311に記録する(S14)。ツルーイング開始位置へ砥石台3を後退させる(S15)。砥石台送り力Pを式P=k・Aにより力計測部311で演算し、記録する。ここで、kはモータの推力定数である(S16)。
以上のように、本発明によれば、ツルーイング時のツルーイングロール8の摩耗量mを、ツルーイング前後の砥石車7の径とツルーイング時の相対撓み量Tと指令切込み量Sから演算できる。結果として、接触検出用のセンサを用いないでツルーイングロール8の摩耗量を演算できるので、センサの検出誤差を排除した正確なツルーイングロール8の摩耗を把握でき、ツルーイングロール8の正確な径も演算できる。結果として、ツルーイング時に正確な切込み量を設定でき、ツルーイングロールの交換時期を正確に知ることができる研削盤を提供できる。
なお、本実施例ではツルーイング工具をツルーイングロールとしたが、単石ダイヤモンドツルアやブレードツルアなどの固定型のツルーイング工具を用いてもよい。
また、ツルーイング時の砥石車7とツルーイングロール8との相対撓みをツルーイング時の法線力を用いて演算したが、ツルーイング工具と砥石車の撓みを変位測定器により直接計測しても良い。
さらに、砥石車7の径を研削時の工作物Wの径と砥石台3の位置から求めたが、砥石車の径を基準ピンを研削して求めるなど他の方法を用いてもよい。
W:工作物 3:砥石台 4:テーブル 7:砥石車 8:ツルーイングロール 9:ツルーイング装置 10:ツルーイングモータ 11:定寸装置 12:砥石台送りモータ 30:制御装置 31:X軸制御部 33:ツルーイング制御部 311:送り力計測部 331:演算・記録部

Claims (2)

  1. 回転駆動される砥石車と、
    ツルーイング工具を保持するツルーイング装置と、
    ツルーイング工程を制御する制御装置と、
    前記砥石車の径方向に、前記ツルーイング装置と前記砥石車を相対的に前記制御装置の指令切込み量だけ切込み送りする切込み送り装置と、
    ツルーイング時の前記砥石車と前記ツルーイング工具の相対的な撓み量を計測する撓み計測手段と、
    前記砥石車の径を測定する砥石車径測定手段と、
    前記所定のツルーイングの前の前記砥石車の径と前記所定のツルーイング時に前記撓み計測手段で計測された撓み量の和から、前記所定のツルーイング後の前記砥石車の径と前記所定のツルーイング時の前記砥石車に対する前記ツルーイング工具の指令切り込み量を差引くことで、前記所定のツルーイングにより生じる前記ツルーイング工具の摩耗量を演算する摩耗量演算手段を備える研削盤。
  2. ツルーイング時に前記砥石車と前記ツルーイング工具の接触部に働く法線力を計測するツルーイング力計測手段を備え、
    前記撓み計測手段は、前記ツルーイング力計測手段が計測した法線力の値を、前記砥石車と前記ツルーイング工具間の剛性の値で除して、前記相対撓み量を演算する請求項1記載の研削盤。
JP2012061590A 2012-03-19 2012-03-19 研削盤 Pending JP2013193154A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017077611A (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 株式会社ディスコ 切削装置
CN114211396A (zh) * 2021-12-20 2022-03-22 哈尔滨工业大学 一种基于复杂薄壁构件超精密磨削过程的小直径球头砂轮磨损特性分析方法

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