JP2013190616A - プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法 - Google Patents

プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】投射面に調整用の画像を投射して、この調整用の画像に基づき補正等の処理を行うプロジェクターが、投射面における調整用の画像を速やかに、かつ確実に検出できるようにする。
【解決手段】投射面に画像を投射する投射部101と、投射部101によって、第1のパターン及び第2のパターンを含む補正パターン177を投射させる投射制御部121と、投射された補正パターンに含まれる第1のパターン及び第2のパターンを検出して、投射画像の歪みを補正する補正制御部122と、を備え、補正制御部122は、スクリーンSCに投射された第2のパターンを検出して、検出した第2のパターンの位置に基づいて第1のパターンの位置を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、投射面に画像を投射するプロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法に関する。
従来、投射面に画像を投射するプロジェクターにおいて、投射画像の台形歪みを補正する機能を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のプロジェクターは、画像を補正するための調整用の画像を投射して、投射面を撮影し、撮影画像から構成画像を検出することで歪み補正を行う。このような調整用の画像は、例えば複数の白色の測定点や直線で構成され、プロジェクターは、歪みを補正する処理において、撮影画像中の測定点や直線の位置に基づき、投射面に対するプロジェクターの角度や距離を求める。
特開2010−128102号公報
ところで、投射面における調整用の画像の位置は、プロジェクターのズーム比等の影響によって変化するので、投射面とプロジェクターとの位置関係が不明な状態では、投射面のどこに調整用の画像が位置しているか不明である。このため、上記従来のプロジェクターは、投射面の全体を対象として調整用の画像を探索したので、時間がかかるプロセスとなっていた。従って、投射面に投射された調整用の画像を短時間かつ確実に検出する手法が望まれていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、投射面に調整用の画像を投射して、この調整用の画像に基づき補正等の処理を行うプロジェクターが、投射面における調整用の画像を速やかに、かつ確実に検出できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、投射面に画像を投射する投射手段と、前記投射手段によって、第1のパターン及び第2のパターンを含む調整用画像を投射させる制御手段と、前記投射手段により投射された前記調整用画像に含まれる前記第1のパターン及び前記第2のパターンを検出して、投射画像の歪みを補正する補正手段と、を備え、前記補正手段は、前記投射面に投射された前記第2のパターンを検出して、検出した前記第2のパターンの位置に基づいて前記第1のパターンの位置を検出すること、を特徴とする。
本発明によれば、調整用画像に含まれる第2のパターンを検出することにより、この第2のパターンの位置に基づいて第1のパターンの位置を検出できる。このため、第1のパターンは、検出しやすい位置及び形状とすることが要求されない。このため、例えば、検出しやすいように配置された第2のパターンと、投射画像の歪み補正に適した第1のパターンとを用いれば、調整用画像を速やかに検出でき、迅速かつ高精度に画像を補正できる。つまり、補正に用いる第1のパターンの形状にかかわらず、プロジェクターが調整用画像を速やかに検出できるようになる。
また、本発明は、上記プロジェクターにおいて、前記投射手段は投射レンズを備え、前記第2のパターンは、前記投射レンズの光軸と前記投射面との交点の近傍に投射されるよう配置されたことを特徴とする。
本発明によれば、調整用画像に含まれる第2のパターンが、プロジェクターのズーム比の影響を受けにくくなるように配置されているので、この第2のパターンの位置はプロジェクターと投射面との位置関係によらず推測可能である。このため、プロジェクターは、調整用画像を投射した状態で速やかに第2のパターンを検出でき、この第2のパターンの位置に基づく推測を行うことで、第1のパターンを速やかに検出できる。
また、本発明は、上記プロジェクターにおいて、前記第2のパターンの少なくとも一部は、白、または、前記調整用画像の背景として投射される画像中の色に比べて高輝度の色からなる平行な複数の線を含むことを特徴とする。
本発明によれば、調整用画像に含まれる第2のパターンを、より速やかに検出できる。
また、本発明は、上記プロジェクターにおいて、前記投射面を撮影する撮像手段を備え、前記補正手段は、前記撮像手段の撮影画像から前記第1のパターンを検出して、投射画像の歪みを補正することを特徴とする。
本発明によれば、投射面を撮影した撮影画像から第1のパターンを速やかに検出して、画像を補正できる。
また、本発明は、上記プロジェクターにおいて、前記調整用画像は、前記第2のパターンとして、前記撮像手段の撮影画像において前記調整用画像の投射方向のエピポーラ線上またはエピポーラ線の近傍に写るように配置された直線を含むことを特徴とする。
本発明によれば、エピポーラ線上またはエピポーラ線の近傍に位置する第2のパターンは、プロジェクターのズーム比による影響を受けにくく、撮影画像においておおよそ同じ位置にあって容易に検出できる。このため、第2のパターンをより速やかに検出することができる。
また、本発明は、上記プロジェクターにおいて、前記第2のパターンとして、前記撮像手段の撮影画像において前記調整用画像の投射方向のエピポーラ線上またはエピポーラ線の近傍に写るように配置された所定形状の図形を含むことを特徴とする。
本発明によれば、第2のパターンが、ズーム比にかかわらず撮影画像においておおよそ同じ位置にあるため、第2のパターンをより速やかに検出することができる。
また、本発明は、上記プロジェクターにおいて、前記調整用画像は、前記第2のパターンとして、前記撮像手段の撮影画像において前記投射レンズの光軸の近傍に写るよう構成された所定の図形を含むことを特徴とする。
本発明によれば、第2のパターンが撮影画像においておおよそ同じ位置にあるため、第2のパターンをより速やかに検出することができる。
また、本発明は、上記プロジェクターにおいて、前記補正手段は、前記投射画像の歪みを補正する処理の開始条件が成立してから、所定の完了条件が整うまでの間に、前記投射画像の歪みを補正する処理を複数回実行することを特徴とする。
本発明によれば、歪みを補正する処理の開始条件が成立してから、この処理の完了条件が整うまでの間に、歪みを補正する処理を複数回実行し、この処理で調整用画像を検出する処理を、速やかに、かつ確実に実行できる。このため、歪みを補正する処理に要する時間及び処理の負荷を減らすことができ、例えば当該処理を短い周期で多数実行することが可能である。また,複数回の処理を行うことによる待ち時間を生じないようにして、ユーザーの利便性の向上を図ることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、投射面に画像を投射する投射手段を備えたプロジェクターを制御して、前記投射手段によって、第1のパターン及び第2のパターンを含む調整用画像を投射し、前記投射手段により投射された前記調整用画像に含まれる前記第1のパターン及び前記第2のパターンを検出して、投射画像の歪みを補正し、前記投射面に投射された前記第2のパターンを検出して、検出した前記第2パターンの位置に基づいて前記第1のパターンの位置を検出すること、を特徴とする。
本発明によれば、調整用画像に含まれる第2のパターンを検出することにより、この第2のパターンの位置に基づいて第1のパターンの位置を検出できる。このため、例えば検出しやすい第2のパターンと、投射画像の歪み補正に適した第1のパターンとを用いれば、調整用画像を速やかに検出でき、迅速かつ高精度に画像を補正できる。つまり、補正に用いる第1のパターンの形状にかかわらず、プロジェクターが調整用画像を速やかに検出できるようになる。
本発明によれば、調整用画像を速やかに、かつ確実に検出できる。
実施形態に係るプロジェクターの構成を示すブロック図である。 プロジェクターとスクリーンとの相対位置と、撮影画像との関係を示す説明図であり、(A)及び(B)はプロジェクターとスクリーンとの相対位置を示し、(C)は撮影画像におけるエピポーラ線を示す。 プロジェクターが投射する補正パターンを示す説明図であり、(A)は投射される画像の例を示し、(B)は補正パターンの例を示し、(C)は光変調装置が画像と補正パターンを描画した例を示し、(D)は撮影画像の例を示す。 プロジェクターのズーム比と撮影画像との関係を示す説明図であり、(A)〜(D)は投射距離とズーム比を種々に変えた場合の撮影画像の例を示す。 プロジェクターの動作を示すフローチャートである。 補正パターンの別の例を示す図であり、(A)は補正パターンの例を示し、(B)は光変調装置が画像と補正パターンを描画した例を示し、(C)は撮影画像の例を示す。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係るプロジェクター100の全体構成を示すブロック図である。プロジェクター100は、内蔵する画像記憶部171に記憶した画像、または、パーソナルコンピューターや各種映像プレーヤー等の外部の画像供給装置(図示略)から入力される画像データに基づいて、スクリーンSCに画像を投射する。本実施例では、スクリーンSCはほぼ直立しており、スクリーン面は矩形形状とされている。
プロジェクター100に入力される画像データは、動画像(映像)のデータであっても静止画像のデータであってもよく、プロジェクター100は映像をスクリーンSCに投射することも、静止画像をスクリーンSCに投射し続けることも可能である。以下の実施形態では、外部の画像供給装置からケーブル200を介して入力されたアナログ画像信号に基づいて画像を投射する場合を例に挙げて説明する。
プロジェクター100は、大きく分けて光学的な画像の形成を行う投射部101(投射手段)と、プロジェクター100全体の動作を制御し、画像信号を電気的に処理する画像処理系とからなる。投射部101は、光源140、光変調装置130、投射光学系150から構成される。光源140としては、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、LED(Light Emitting Diode)、レーザー光源等を使用できる。なお、光源140に、光源140が発した光を光変調装置130に導くリフレクター及び補助リフレクターや、光源140が発した光を光変調装置130に至る経路上で減光させる調光素子(図示略)等を備えてもよい。
光変調装置130は、後述する画像処理系からの信号を受けて、光源140が発した光を変調して画像光とする。光変調装置130の具体的な構成としては、例えば、RGBの各色に対応した3枚の透過型または反射型の液晶ライトバルブを用いた方式が挙げられる。この場合、光変調装置130には、光源140が発した光がダイクロイックミラー等によりR、G、Bの各色光に分離されて入射し、光変調装置130が備える各色の液晶パネルによって各色光が変調され、その後、クロスダイクロイックプリズムにより各色光が合成されて、投射光学系150に導かれる。本実施形態では、光変調装置130が透過型液晶パネルを備えた構成とする。光変調装置130は、後述する光変調装置駆動部134によって駆動され、マトリクス状に配置された各画素における光の透過率を変化させることにより、画像を形成する。
投射光学系150は、投射する画像の拡大・縮小及び焦点の調整を行うズームレンズ151、ズームの度合いを調整するズーム調整用モーター152、フォーカスの調整を行うフォーカス調整用モーター153を備える。投射光学系150には、光変調装置130で変調された光が入射され、この光がズームレンズ151を経てスクリーンSC上に投射され、投射画像を結像する。ズームレンズ151は、複数のレンズを含むレンズ群により構成される。ズームレンズ151を、ズーム調整用モーター152とフォーカス調整用モーター153とによって駆動し、各レンズの位置調整等を行うことで、スクリーンSC上の投射画像の拡大・縮小を行うズーム調整や、スクリーンSC上に投射画像を適正に結像させるフォーカス調整が行われる。
画像処理系は、プロジェクター100全体を統合的に制御するCPU120と画像用プロセッサー131とを中心に構成され、A/D変換部110、光変調装置駆動部134、光源駆動部141、レンズ駆動部154、RAM160、画像記憶部171及び補正パターン記憶部172を含むROM170、CCDカメラ181を備えた撮像部180(撮像手段)、撮影画像メモリー182、動き検出部185、リモコン制御部190、リモコン191、操作部195等を備える。これらの画像処理系を構成する各要素は、バス102を介して互いに接続されている。
A/D変換部110は、上述した外部の画像供給装置からケーブル200を介して入力されたアナログ入力信号をA/D変換するデバイスであり、変換後のデジタル信号を画像用プロセッサー131に出力する。
CPU120は、画像用プロセッサー131と共に、プロジェクター100における画像処理を行う。CPU120は、プロジェクター100の投射に係る制御を行う投射制御部121のほか、補正制御部122、ズーム比算出部123と、焦点距離算出部124と、三次元測量部125と、投射角算出部126とを備えている。これらの各部は、CPU120がROM170に予め記憶したプログラムを実行することにより実現される。CPU120の投射制御部121は、制御手段として機能する。
画像用プロセッサー131は、台形歪み補正部132と、重畳処理部133とを備えている。画像用プロセッサー131は、CPU120の制御に従って、A/D変換部110から入力される画像データを処理し、光変調装置130により投射画像を描画するための画像信号を生成して、光変調装置駆動部134に出力する。この画像用プロセッサー131は、台形歪み補正用や画像処理用のDSP(デジタルシグナルプロセッサー)として販売されている汎用のプロセッサーを用いて構成することも、専用のASICとして構成することも可能である。また、プロジェクター100が画像記憶部171に記憶した画像データを投射する場合、画像用プロセッサー131はこの画像データに対し上記の処理を行う。
光変調装置駆動部134は、画像用プロセッサー131から入力される画像信号に基づいて、光変調装置130を駆動する。これにより、A/D変換部110に入力された画像信号に対応した画像が、光変調装置130の画像形成領域に形成され、この画像が投射光学系150を介して、スクリーンSC上に投射画像として形成される。
光源駆動部141は、CPU120から入力される指示信号に応じて、光源140に電圧を印加し、光源140を点灯及び消灯させる。
レンズ駆動部154は、CPU120の制御に従ってズーム調整用モーター152及びフォーカス調整用モーター153を駆動して、ズーム調整及びフォーカス調整を行う。
RAM160は、CPU120や画像用プロセッサー131が実行するプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを形成する。なお、画像用プロセッサー131は、自身が行う画像の表示状態の調整処理など、各処理の実行の際に必要となるワークエリアを、内蔵RAMとして備えていてもよい。
ROM170は、上述した各処理部を実現するためにCPU120が実行するプログラムや、当該プログラムに係るデータ等を記憶する。また、ROM170は、投射部101により投射する画像を記憶する画像記憶部171、及び、上記の歪み補正処理に用いる補正パターンを記憶した補正パターン記憶部172を備えている。
撮像部180は、周知のイメージセンサーであるCCDを用いたCCDカメラ181と、CCDカメラ181の前方に配置されたカメラレンズ183とを備えている。撮像部180は、プロジェクター100の前面、即ち、投射光学系150がスクリーンSCに向けて画像を投射する方向をCCDカメラ181により撮像可能な位置に設けられている。つまり、撮像部180は、投射光学系150の投射方向と同じ方向を撮影するよう設けられている。詳細には、カメラレンズ183の光軸は、ズームレンズ151の光軸と平行であってもよいが、カメラレンズ183の光軸がズームレンズ151の光軸側にわずかに傾いた構成となっていてもよい。
撮像部180は、推奨された投射距離においてスクリーンSC上に投射された投射画像の全体が少なくとも撮像範囲内に入るように、CCDカメラ181及びカメラレンズ183の撮影方向及び画角が設定されている。CCDカメラ181は、CCDの他、CCDから画像信号を読み出す制御回路などを備えていてもよい。また、カメラレンズ183は、CCD上に画像を形成する単焦点レンズの他に、CCDに入射する光量を調整するオートアイリスなどの機構を備えていてもよい。CCDカメラ181が撮影した撮影画像のデータは、撮像部180から撮影画像メモリー182に出力され、撮影画像メモリー182の所定の領域に繰り返し書き込まれる。撮影画像メモリー182は、1画面分の画像データの書き込みが完了すると、所定の領域のフラグを順次反転するので、CPU120は、このフラグを参照することにより、撮像部180を用いた撮像が完了したか否かを知ることができる。CPU120は、このフラグを参照しつつ、撮影画像メモリー182にアクセスして、必要な撮影画像データを取得する。
動き検出部185は、ジャイロセンサーや加速度センサーを備え、プロジェクター100の本体の動きを検出して、検出値をCPU120に出力する。動き検出部185の検出値には予め閾値が設定され、CPU120は、閾値を超える動きが動き検出部185によって検出された場合に、プロジェクター100が動いたと判定する。また、CPU120は、動き検出部185によって検出される動きが閾値以下となり、この状態が予め設定された待機時間を超えて継続した場合に、プロジェクター100が静止したと判定する。
なお、動き検出部185に閾値が設定され、動き検出部185の検出値が閾値を超えた場合、及び、動き検出部185の検出値が閾値以下となって待機時間が経過した場合に、動き検出部185がCPU120に検出信号を出力する構成としてもよく、この場合、CPU120の負荷を軽減できる。
リモコン制御部190は、プロジェクター100の外部のリモコン191から送信される無線信号を受信する。リモコン191は、ユーザーによって操作される操作子(図示略)を備え、操作子に対する操作に応じた操作信号を赤外線信号または所定周波数の電波を用いた無線信号として送信する。リモコン制御部190は、赤外線信号を受信する受光部(図示略)や無線信号を受信する受信回路(図示略)を備え、リモコン191から送信された信号を受信し、解析して、ユーザーによる操作の内容を示す信号を生成してCPU120に出力する。
操作部195は、例えばプロジェクター100の本体に配置された操作パネルの操作子(図示略)により構成される。操作部195は、上記操作子に対する操作を検出すると、操作子に対応する操作信号をCPU120に出力する。この操作子としては、電源ON/OFFを指示するスイッチや、歪み補正処理開始を指示するスイッチ等がある。
ここで、CPU120及び画像用プロセッサー131の機能について説明する。
投射制御部121は、A/D変換部110が出力する画像データに基づいて、投射部101により画像を投射する動作を制御する。具体的には、投射制御部121は、プロジェクター100の電源オン/オフに伴い光源駆動部141によって光源140を点灯/消灯させる制御、A/D変換部110が出力する画像データを画像用プロセッサー131により処理させる制御等を行う。
また、投射制御部121は、補正制御部122が台形歪み補正部132を制御して、台形歪みを補正する歪み補正処理を開始及び終了させる機能を有する。ここで、補正制御部122は、台形歪み補正部132と協働して、補正手段として機能する。
歪み補正処理を開始する開始条件として、例えば、動き検出部185の検出値に基づきプロジェクター100の動きを検出すること、或いは、操作部195またはリモコン191の操作により歪み補正処理が指示されることが予め設定されている。投射制御部121は、設定されたいずれかの条件に該当する場合、歪み補正処理の開始条件が成立したと判定して、画像用プロセッサー131の重畳処理部133を制御し、補正パターン記憶部172に記憶された補正パターン(調整用画像)を、投射中の画像に重畳して投射させる。これにより、スクリーンSCには、歪み補正処理の開始前から投射されていた画像と、補正パターンとが重ねて表示される。
投射制御部121は、補正制御部122によって歪み補正処理を実行させる。補正制御部122は、歪み補正処理を開始すると、画像記憶部171に記憶された補正パターンがスクリーンSCに投射された状態で、スクリーンSCを撮像部180により撮像させ、撮影画像データを撮影画像メモリー182から取得する。補正制御部122は、取得した撮影画像データから、補正用パターンの画像を検出する処理を行う。そして、検出された補正用パターンの画像に基づき、ズーム比算出部123、焦点距離算出部124、三次元測量部125、及び投射角算出部126の各処理部の働きによって、スクリーンSCの平面に対する、スクリーンSCの平面に対する、プロジェクター100から投射した投射光の光軸の傾きである投射角、及び、プロジェクター100とスクリーンSCとの相対距離(以下、投射距離という)を算出する。そして、算出した投射距離に対応してレンズ駆動部154を制御し、フォーカス調整を行わせる。
また、補正制御部122は、ズーム比算出部123、焦点距離算出部124、三次元測量部125、及び投射角算出部126の各処理部の働きにより算出された投射角及び投射距離に基づいて、歪み補正処理を行うためのパラメーターを算出する。このパラメーターは、光変調装置130により描画される画像を、スクリーンSC上の投射画像の歪みを補償するように変形させるためのパラメーターであって、例えば、変形の方向、変形量等を定義するデータを含む。補正制御部122は、算出したパラメーターを台形歪み補正部132に出力し、台形歪み補正部132によって歪み補正処理を実行させる。
ズーム比算出部123、焦点距離算出部124、三次元測量部125、及び投射角算出部126の各処理部は、補正制御部122の制御に従い、投射距離や投射角を算出するために必要な処理を行う。
画像用プロセッサー131は、A/D変換部110から入力された画像データを処理する機能部である。画像用プロセッサー131は、投射対象の画像データに対して、輝度、コントラスト、色の濃さ、色合い等の画像の表示状態を調整する処理を行って、処理後の画像データを光変調装置駆動部134に出力する。
画像用プロセッサー131が備える台形歪み補正部132は、補正制御部122から入力されるパラメーターに従って、A/D変換部110が出力した画像データの画像を変形させる処理を行う。
重畳処理部133は、補正パターン記憶部172に記憶された補正パターンを投射画像に重畳させる機能を有する。ここで、重畳処理部133は、台形歪み補正部132の後段に接続されており、重畳処理部133には台形歪み補正部132の処理後の画像データが入力される。このため、台形歪み補正部132が歪み補正処理を行っている場合も、歪み補正処理を行っていない場合も、重畳処理部133は、台形歪み補正部132を経た画像データに補正パターンを重畳する。また、この構成により、重畳処理部133が補正パターンを重畳した画像に対して、歪み補正処理が施されることはない。つまり、プロジェクター100が投射する補正パターンは、常に、歪み補正処理が施されていない状態である。このように重畳処理部133が補正パターンを重畳させた画像が、投射光学系150によってスクリーンSCに投射され、この投射画像に基づいて上記の歪み補正処理が行われる。
ここで、プロジェクター100が撮像部180の撮影画像データに基づき補正パターンを検出する動作について、詳細に説明する。
図2は、プロジェクター100とスクリーンSCとの相対位置と、撮影画像との関係を示す説明図であり、(A)及び(B)はプロジェクターとスクリーンとの相対位置を示し、(C)は撮影画像におけるエピポーラ線を示す。なお、図2(A)にはスクリーンSCの裏面が現れている。
図2(A)はプロジェクター100及びスクリーンSCの斜視図である。この図2(A)に示す例では、プロジェクター100がスクリーンSCのほぼ正面に、スクリーンSCに正対して設置される。ズームレンズ151の光軸15aとCCDカメラ181の光軸18aとはほぼ平行であり、光軸15aとスクリーンSCとの交点を注目点CPとし、光軸18aとスクリーンSCとの交点を撮影中心点CFとする。ズームレンズ151及びカメラレンズ183はプロジェクター100の本体に固定されている場合、ズームレンズ151とカメラレンズ183との相対的な位置関係は固定されている。
図2(B)は、図2(A)の状態を示す平面図である。スクリーンSCには、ズームレンズ151から、注目点CPを中心とする投射範囲Pに画像が投射される。また、撮像部180は、撮影中心点CFを中心とする撮像範囲Fを撮影する。
この図2(B)に示す状態で、撮像部180が撮影する撮影画像201には、図2(C)に示すように、注目点CPを含む範囲が写る。撮影画像201上で、光軸15aは、注目点CPに繋がる直線に相当し、この直線がズームレンズ151の光軸のエピポーラ線201aである。以下の説明では単にエピポーラ線201aと呼ぶ。但し、実際の撮影画像に注目点CP及びエピポーラ線201aが画像として写ることはなく、図2(C)にはエピポーラ線201a及び注目点CPの位置関係を例示する。この例のエピポーラ線201aは、図2(B)に符号Lで示す範囲の光軸15aに相当する。
エピポーラ線201aは、ズームレンズ151の光軸15aの位置に対応するので、投射光学系150のズーム比によって大きく移動することはない。つまち、ズームレンズ151のズーム比が変更され、画像が拡大/縮小される場合には、スクリーンSC上では光軸15a(注目点CP)を中心として画像が拡大または縮小される。このため、スクリーンSC上における画像の拡大/縮小の中心である注目点CP及び光軸15aの位置は、ズーム比を変更しても変化しない。また、撮影画像201における注目点CP及びエピポーラ線201aの位置は、プロジェクター100とスクリーンSCとの間の距離によって変化することがある。これは、光軸15aと光軸18aとが完全に一致していないためである。しかしながら、撮影画像201における注目点CP及びエピポーラ線201aの位置の変化量(移動量)は小さく、例えば注目点CP及びエピポーラ線201aが撮影画像201の画角から外れてしまうといったことは殆ど起きない。
図3は、プロジェクター100が投射する補正パターンを示す説明図であり、(A)は投射される画像の例を示し、(B)は補正パターンの例を示し、(C)は光変調装置が画像と補正パターンを描画した例を示し、(D)は撮影画像の例を示す。
本実施形態では、図3(A)に示すように矩形の画像175を投射する例について説明する。また、本実施形態では補正パターンの例として、図3(B)に示す補正パターン177を挙げる。補正パターン177は、正方形の黒色のマーカー177a(第1のパターン)が四隅近傍に配置され、全体として矩形を有する。各々のマーカー177aは、黒色の正方形の中に、白色の点を含んだ図形である。また、補正パターン177には、直線状の黒領域177b(第2のパターン)が配置され、この黒領域177bに重なるように、2つの位置マーカー177c(第2のパターン)が配置されている。位置マーカー177cは所定の形状を有する図形であり、図3の例では矩形である。また、位置マーカー177cの色は、黒領域177bの上で明瞭に区別できるように白色となっている。
重畳処理部133が補正パターン177を画像175に重畳すると、光変調装置130の画像形成可能領域136には、図3(C)に示す画像が描画される。この図3(C)の例は台形歪みを補正する処理が行われる前の状態を示しており、光変調装置130の画像形成可能領域136を広く使って画像が描画される。このため、画像形成可能領域136の全体に画像175が形成(描画)され、この画像175に重畳して補正パターン177が描画されている。補正パターン177はマーカー177a、黒領域177b及び位置マーカー177cを除いて透明であるため、画像175の上にマーカー177a、黒領域177b及び位置マーカー177cが重ねて描画されている。
このように画像175に補正パターン177を重畳した画像をスクリーンSCに投射し、撮像部180により撮影すると、撮影画像は図3(D)に示すようになる。この図3(D)の撮影画像201には、画像175及び補正パターン177が写っている。
そして、黒領域177bは、エピポーラ線201aに重なる位置、或いはエピポーラ線201aの近傍に写るように配置されている。撮影画像201中のエピポーラ線201aの位置は、ズームレンズ151とカメラレンズ183の位置関係から、ほぼ特定可能である。また、補正パターン177の解像度と、画像形成可能領域136の解像度とに基づいて、画像形成可能領域136における補正パターン177の描画位置も特定できる。このように、補正パターン177において、黒領域177bがエピポーラ線201aに重なる位置、或いはエピポーラ線201aの近傍に投射されるように配置され、この黒領域177b上に位置マーカー177cが配置されている。これにより、黒領域177b及び位置マーカー177cは、常に、撮影画像201においてほぼ同じ位置に写っている。従って、補正制御部122は、撮影画像メモリー182から取得した撮影画像データから、エピポーラ線を含む狭い領域を探索すれば、黒領域や位置マーカーを検出できる。
さらに、上述のように、重畳処理部133は、台形歪み補正部132の後段に接続されているため、常に、台形歪み補正部132を経ていない補正パターンを画像に重畳する。言い換えれば、補正パターンに歪み補正処理が施されることはない。
画像形成可能領域136は光変調装置130が画像を描画可能な最大領域である。歪み補正処理を行うと、この画像形成可能領域136に描画される画像の形状が変形され、例えば、台形歪みを補償するように、例えば逆向きの台形に変形された画像が画像形成可能領域136に描画される。この場合、画像形成可能領域136いっぱいに矩形の画像を描画した場合に比べて画像のサイズは縮小される。これに対し、補正パターン177は歪み補正処理を経ないで画像形成可能領域136に描画されるので、画像形成可能領域136にマーカー177a、黒領域177b及び位置マーカー177cが描画される位置は一定である。従って、黒領域177b及び位置マーカー177cがエピポーラ線201aから大きく逸脱することは無く、撮影画像201から速やかに黒領域177b及び位置マーカー177cを検出できる。
図4は、プロジェクター100のズーム比と撮影画像との関係を示す説明図であり、(A)〜(D)は投射距離とズーム比を種々に変えた場合の撮影画像の例を示す。
図4(A)には投射距離1m、ズーム比をテレ側に設定した例を示し、図4(B)には投射距離3m、ズーム比をテレ側に設定した例を示し、図4(C)には投射距離1m、ズーム比をワイド側に設定した例を示し、図4(D)には投射距離3m、ズーム比をワイド側に設定した例を示す。
図4(A)と図4(B)とを比較して分かるように、撮影画像201上のマーカー177a、黒領域177b及び位置マーカー177cの位置は、投射距離の違いによって異なる。図4(C)と図4(D)とを比較しても同様である。しかしながら、黒領域177b及び位置マーカー177cは、エピポーラ線201a上に沿って移動しており、投射距離が変化してもエピポーラ線201aから大きく逸脱しないことが明らかである。
また、この比較から明らかなように、ズーム比が一定であれば、投射距離が変化した場合であってもスクリーンSC上の補正パターン177全体のサイズが変化しないので、マーカー177a、黒領域177b及び位置マーカー177cの相互の相対的な位置関係は一定である。従って、位置マーカー177cを検出できれば、この位置マーカー177cの位置に基づき、4つのマーカー177aの位置を高精度で推定できる。
また、図4(A)と図4(C)とを比較して分かるように、ズーム比を変更すると、スクリーンSC上の補正パターン177の全体としての大きさが変化する。このため、撮影画像201上のマーカー177a、黒領域177b及び位置マーカー177cの位置は、ズーム比により変化する。図4(B)と図4(D)とを比較しても同様である。しかしながら、黒領域177b及び位置マーカー177cは、エピポーラ線201a上にあるため、ズーム比が変化してもエピポーラ線201aから大きく逸脱しないことが明らかである。
また、これらの比較から明らかなように、ズーム比が変化した場合、スクリーンSC上の補正パターン177全体のサイズが変化するため、マーカー177a、黒領域177b及び位置マーカー177cの相互の相対的な位置関係が変化する。例えば、2つの位置マーカー177cの間隔は、ズーム比に応じて増減する。従って、ズーム比と2つの位置マーカー177cの間隔との関係が既知であれば、2つの位置マーカー177cを検出することで、位置マーカー177cどうしの間隔からズーム比を求めることができる。すなわち、ズーム比と、2つの位置マーカー177cの間隔との対応を予め測定して、これらの関係を示す係数をROM170に記憶しておくことで、2つの位置マーカー177cを検出してズーム比を速やかに算出できる。さらに、ズーム比と位置マーカー177cの位置が明らかになれば、4つのマーカー177aの位置を高精度で推定できる。
そして、補正パターン177は、黒色の黒領域177bの上に白色の位置マーカー177cを重ねて構成されているので、位置マーカー177cを容易に検出できる。エピポーラ線201aに沿った方向の位置マーカー177cの端位置が検出できれば、位置マーカー177cどうしの間隔を求められるので、ズーム比を算出できる。従って、位置マーカー177cの輪郭の全部を検出する必要はなく、撮影画像201においてエピポーラ線201aが延びる方向において、位置マーカー177cの端を検出できればよい。本実施形態の例では、エピポーラ線201aに沿って黒領域177bが配置されているので、黒領域177bの長さ方向において、黒領域177bと位置マーカー177cの境界が検出可能であればよい。このため、本実施形態の位置マーカー177cは、輪郭線が着色されていない単なる白色の矩形であればよい。なお、位置マーカー177cの色は、黒領域177bと容易に区別可能であればよく、白色以外にも、高輝度の色であれば十分にその機能が果たされる。
図5は、プロジェクター100の動作を示すフローチャートである。
CPU120は、プロジェクター100の電源がオンに切り換えられると、光源駆動部141を制御して光源140を点灯させる(ステップS11)。さらに、CPU120は、レンズ駆動部154を制御して投射光学系150における光学的な調整を実行させるとともに、画像用プロセッサー131によって、画像の明るさや、指定されたカラーモードに合わせた調整等を実行させる(ステップS12)。その後、投射制御部121は、A/D変換部110から出力される画像を投射部101により投射させる(ステップS13)。
投射開始後、投射制御部121は、歪み補正処理の開始条件が成立したか否かを判定する(ステップS14)。歪み補正処理の開始条件は、例えば、リモコン191または操作部195による開始指示操作があること、及び、動き検出部185の検出値が閾値を超えたことのいずれかである。リモコン191または操作部195による開始指示操作があるか、或いは、動き検出部185の検出値が閾値を超えた場合、投射制御部121は歪み補正処理の開始条件が成立したと判定し(ステップS14;Yes)、補正パターン記憶部172に記憶された補正パターン177を読み出して、重畳処理部133により画像に重畳させ、この補正パターン177をスクリーンSCに投射させる(ステップS15)。
続いて、補正制御部122が、撮像部180によりスクリーンSCを撮影させ、撮影画像データを撮影画像メモリー182から取得する(ステップS16)。
補正制御部122は、撮影画像データに含まれる位置マーカー177cを検出し(ステップS17)、次いで、検出した位置マーカー177cの位置、及び、2つの位置マーカー177cの間隔に基づいて、ズーム比算出部123によってズーム比を算出する(ステップS18)。さらに、補正制御部122は、位置マーカー177cの位置、及び、2つの位置マーカー177cの間隔に基づいて、マーカー177aの位置を推定し、推定した位置で画像データを探索して、マーカー177aを検出する(ステップS19)。
その後、補正制御部122は、マーカー177aの位置に基づき、ズーム比算出部123、焦点距離算出部124、三次元測量部125、及び投射角算出部126による演算を行い、スクリーンSC上の画像に生じている台形歪みを補正するためのパラメーターを算出する(ステップS20)。
補正制御部122は、台形歪み補正部132に設定されているパラメーターを、新たなパラメーターにより更新し(ステップS21)、投射中の画像に対する歪み補正処理を実行させる。また、補正制御部122は、マーカーの位置から算出した値に基づいてレンズ駆動部154を制御し、フォーカス調整を実行させる(ステップS22)。その後、台形歪み補正部132により新たなパラメーターに基づく歪み補正処理が施され、処理後の画像に重畳処理部133が補正パターンを重畳した画像がスクリーンSCに投射される(ステップS23)。
投射制御部121は、歪み補正処理を完了する条件が成立したか否かを判定する(ステップS24)。歪み補正処理を完了する条件は、例えば、リモコン191または操作部195により歪み補正処理を完了する指示操作が行われること、及び、動き検出部185の検出値が閾値以下となって待機時間が経過することのいずれかである。このいずれの条件も成立していない場合は(ステップS24;No)、ステップS16に戻る。これに対し、リモコン191または操作部195により歪み補正処理を完了する指示操作が行われるか、或いは、動き検出部185の検出値が閾値以下となって待機時間が経過した場合、投射制御部121は、歪み補正処理を完了する条件が成立したと判定し(ステップS24;Yes)、重畳処理部133が補正パターンを重畳する処理を終了させる(ステップS25)。その後、投射制御部121は、プロジェクター100が投射を終了するか否かを判定し(ステップS26)、投射を終了しない場合は(ステップS26;No)、ステップS14に戻る。また、リモコン191または操作部195の操作に従って投射を終了する場合(ステップS26;Yes)、投射制御部121は、投射部101による画像の投射に係る動作を停止させ、光源140を消灯させる(ステップS27)。
また、歪み補正処理の開始条件が成立していない場合には(ステップS14;No)、ステップS23に移行して投射が終了したか否かを判定する。なお、ステップS26で投射を終了しない場合、ステップS14に戻って開始条件が成立したか否かを繰り返し実行するが、ステップS14の判定の周期は予め設定されている。つまり、開始条件が成立せず、かつ投射を終了しない間は設定された周期で判定が繰り返し実行される。
このように、プロジェクター100は、投射制御部121の制御により、歪み補正処理の開始条件が成立したと判定した場合に、プロジェクター100が静止する前に歪み補正処理を実行し、その後、歪み補正処理を完了する条件が整うまでの間、予め設定された周期で繰り返し、歪み補正処理を実行する。これにより、スクリーンSCには、周期的に歪み補正処理が行われて補正後の画像が投射されるので、プロジェクター100を使用するユーザーは、プロジェクター100が静止したり、歪み補正処理を完了する操作を行ったりする前であっても、補正の様子を見ることができる。また、プロジェクター100の移動が止まってから、上記待機時間が経過する前に、プロジェクター100が静止した状態で歪み補正処理が実行されるので、プロジェクター100が静止した位置に合わせて補正された画像がスクリーンSCに投射される。これにより、実質的に、待機時間が経過する前に補正済みの画像を投射でき、歪みのない画像を速やかに投射できる。この場合、プロジェクター100が歪み補正処理を繰り返し実行する周期が、上記待機時間より短い時間であることが好ましい。
このように複数回の歪み補正を続けて実行する場合に、補正パターン177についても歪み補正処理を適用してしまうと、マーカー177aの位置について複数回の歪み補正の影響を除く演算を行う必要が生じ、パラメーターを算出する処理の負荷が増大する。そこで本実施形態のように、補正パターン177について歪み補正処理を行わないようにすれば、マーカー177aの位置は、常に、スクリーンSCとプロジェクター100との設置角や距離を反映した分だけずれた位置となる。従って、歪み補正処理を繰り返し行っても、マーカー177aの位置に基づいて、速やかにスクリーンSCとプロジェクター100との設置角や距離を正確に求めることができ、正確なパラメーターを算出できる。このパラメーターを算出する処理の負荷は、歪み補正処理を繰り返し行っても増大しない。
そして、補正パターン177は、基準画像としての位置マーカー177cが、撮像部180の撮影画像201中でエピポーラ線201aに重なる位置またはエピポーラ線201aの近傍に位置するよう配置されているので、撮影画像201から位置マーカー177cを速やかに検出できる。位置マーカー177cを検出すると、2つの位置マーカー177cの間隔に基づいてズーム比を算出できる。さらに、位置マーカー177cの位置からマーカー177aの位置を推定できるので、マーカー177aを速やかに、負荷の軽い処理で検出できる。これにより、スクリーンSCに投射されたマーカー177aを速やかに検出して、歪み補正処理を行える。
ここで、重畳処理部133が、台形歪み補正部132の後段に接続されているため、補正パターン177が台形歪み補正の影響を受けず、常に画像形成可能領域136において同じ位置に描画される。従って、位置マーカー177cの位置がエピポーラ線201aから大きく逸脱することはなく、安定して、速やかに撮影画像201から位置マーカー177cを検出できる。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態に係るプロジェクター100によれば、スクリーンSCに画像を投射する投射部101と、投射部101によって、第1のパターンとしてのマーカー177a、第2のパターンとしての黒領域177b及び位置マーカー177cを含む補正パターン177を投射させる投射制御部121と、投射部101により投射された補正パターン177に含まれるマーカー177a、黒領域177b及び位置マーカー177cの少なくとも一部を検出して、投射画像の歪みを補正する補正制御部122と、を備え、補正制御部122は、スクリーンSCに投射された位置マーカー177cを検出して、検出した位置マーカー177cの位置に基づいてマーカー177aの位置を検出する。これにより、撮影画像201から位置マーカー177cを検出して、この位置マーカー177cの位置からマーカー177aの位置を推測して速やかに検出できる。従って、マーカー177aの検出に要する時間を短縮できる。
例えば、第2のパターンとしての位置マーカー177cを検出しやすいように配置すれば、マーカー177aが検出しやすいものでなくても、速やかにマーカー177aを検出して補正を行うことができる。この場合、マーカー177aは、検出しやすい形状や位置であることが要求されないため、画像の補正に適した位置及び形状とすることができ、補正の精度をより高めることが可能となる。
また、投射部101はズームレンズ151を備え、位置マーカー177cは、ズームレンズ151の光軸とスクリーンSCとの交点の近傍に投射されるよう配置される。
この場合、位置マーカー177cの位置は、プロジェクター100のズーム比の影響を受けにくく、プロジェクター100とスクリーンSCとの位置関係によらず推測可能である。このため、プロジェクター100は、撮影画像201から位置マーカー177cを速やかに検出できる。
また、位置マーカー177cは、白、または、補正パターン177の背景としてスクリーンSCに投射される画像或いはマーカー177aに比べて高輝度の色からなる平行な複数の線を含むので、プロジェクター100が、撮影画像201からより速やかに位置マーカー177cを検出できる。
また、位置マーカー177cが黒領域177bとともに投射され、位置マーカー177cが黒領域177bより高輝度の色で構成されているので、より容易に位置マーカー177cを検出できる。
さらに、位置マーカー177cを、撮影画像201においてズームレンズ151の光軸のエピポーラ線201a上に写るように配置された直線である黒領域177bに重ねることで、より容易に検出可能である。
ここで、位置マーカー177c及び黒領域177bを、撮影画像201においてエピポーラ線201aの近傍に写るように配置してもよく、この場合も位置マーカー177cをより容易に検出可能である。
また、言い換えれば、位置マーカー177c及び黒領域177bを、撮影画像201においてズームレンズ151の光軸の近傍に写るように配置してもよく、この場合も位置マーカー177cをより容易に検出可能である。
なお、上記実施形態で説明した補正パターン177はあくまで一例を示すものであって、上述した例とは異なる形状の第1のパターン及び第2のパターンを含む補正パターンを用いることも勿論可能である。
図6は、補正パターンの別の例を示す図であり、(A)は補正パターン178の例を示し、(B)は光変調装置130が画像と補正パターン178を描画した例を示し、(C)は撮影画像201の例を示す。
この図6(A)に示す補正パターン178は、一つのマーカー178a(第1のパターン)を含んでいる。マーカー178aは、黒色または低輝度色であって、所定の面積を有する図形であり、図6(A)の例では矩形である。マーカー178aは、内部に、白色または高輝度の図形(この例では円)を複数含んでいる。これらの白色または高輝度の図形は第2のパターンに相当する。
補正パターン178は、マーカー178aを除いて透明であるため、補正パターン178を画像175に重ねて画像形成可能領域136に描画すると、図6(B)に示すように、マーカー178aが画像175に重ねて描画される。ここで、補正パターン178は、補正パターン177と同様に歪み補正処理の影響を受けないので、マーカー178aが描画される位置は一定である。
補正パターン178に含まれるマーカー178aは、図6(C)に示すように、撮影画像201においてエピポーラ線201aに重なる位置に配置されている。従って、上記の位置マーカー177cと同様に、プロジェクター100のズーム比によって移動することはなく、プロジェクター100からスクリーンSCへの投射距離が変わってもマーカー178aの位置は変動しにくい。
このため、補正制御部122は、撮影画像201においてエピポーラ線201aの近傍を探索することで、マーカー178aに含まれる高輝度色の図形を、容易に検出できる。ここで、マーカー178aが含む複数の図形は、その相互の相対位置が既知である。従って、例えばマーカー178aが含む複数の円を検出することで、ズーム比を算出できる。また、マーカー178aに含まれる複数の円が、三次元測量部125が三次元測量を行うために必要な特徴点の数か、それより多い数であれば、マーカー178aを検出することで三次元測量を行い、歪み補正処理に必要なパラメーターを算出できる。
この図6(A)〜(C)に例示した補正パターン178の他、補正パターンとしては様々な図形を含むものを用いることができる。
この変形例におけるマーカー178aに含まれる円の位置は、上記の位置マーカー177cと同様に、エピポーラ線201aに重なる位置またはエピポーラ線201aの近傍、或いは、ズームレンズ151の光軸の近傍であればよく、この場合、プロジェクター100が容易にマーカー178aに含まれる円を検出できる。
なお、上述した実施形態は本発明を適用した具体的態様の例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、上記実施形態とは異なる態様として本発明を適用することも可能である。例えば、上記実施形態では、ケーブル200を介してA/D変換部110に入力された画像を投射する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像記憶部171に記憶している画像または映像を投射する場合にも勿論適用可能である。また、上記実施形態においてプロジェクター100の各部の動作を規定する時間や閾値等に関する設定値は、ROM170に予め記憶されているが、これらの設定値を、プロジェクター100外部の記憶媒体や装置に記憶しておき、必要に応じてプロジェクター100により設定値が取得される構成としてもよく、リモコン191や操作部195の操作によってその都度設定値が入力される構成としてもよい。さらに、プロジェクター100が使用する補正パターン177、178等についても、プロジェクター100外部の装置や外部の記憶媒体に記憶しておいてもよい。
また、上記実施形態では、プロジェクター100の本体に投射部101と撮像部180とが固定された構成として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ズームレンズ151の主点とカメラレンズ183の主点との相互の位置関係が既知であって、かつ図5の一連の処理において変動しない構成であれば、投射部101と撮像部180とを別体として構成することも可能である。
また、上記実施形態では、スクリーンSC上の画像に生じる台形歪みを補正する処理について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、いわゆる樽型歪みや糸巻き歪みと呼ばれる歪みを補正する処理にも本発明を適用可能である。
また、上記実施形態では、撮像部180はCCDイメージセンサーを備えたCCDカメラ181を有する構成として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、撮像部180のイメージセンサーとしてCMOSセンサーを用いても良い。また、上記実施形態では、光変調装置として、RGBの各色に対応した3枚の透過型または反射型の液晶パネルを用いた構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、1枚の液晶パネルとカラーホイールを組み合わせた方式、RGB各色の色光を変調する3枚のデジタルミラーデバイス(DMD)を用いた方式、1枚のデジタルミラーデバイスとカラーホイールを組み合わせた方式等により構成してもよい。ここで、表示部として1枚のみの液晶パネルまたはDMDを用いる場合には、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネル及びDMD以外にも、光源が発した光を変調可能な構成であれば問題なく採用できる。
また、図1に示した各機能部は、プロジェクター100の機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現されている機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現されている機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
100…プロジェクター、101…投射部(投射手段)、120…CPU、121…投射制御部(制御手段)、122…補正制御部(補正手段)、130…光変調装置、131…画像用プロセッサー、132…台形歪み補正部、133…重畳処理部、134…光変調装置駆動部、150…投射光学系、151…ズームレンズ(投射レンズ)、170…ROM、172…補正パターン記憶部、177…補正パターン(調整用画像)、177a…マーカー(第1のパターン)、177b…黒領域(第2のパターン)、177c…位置マーカー(第2のパターン)、180…撮像部(撮像手段)、183…カメラレンズ、185…動き検出部、191…リモコン、195…操作部、SC…スクリーン(投射面)。

Claims (9)

  1. 投射面に画像を投射する投射手段と、
    前記投射手段によって、第1のパターン及び第2のパターンを含む調整用画像を投射させる制御手段と、
    前記投射手段により投射された前記調整用画像に含まれる前記第1のパターン及び前記第2のパターンを検出して、投射画像の歪みを補正する補正手段と、を備え、
    前記補正手段は、前記投射面に投射された前記第2のパターンを検出して、検出した前記第2のパターンの位置に基づいて前記第1のパターンの位置を検出すること、
    を特徴とするプロジェクター。
  2. 前記投射手段は投射レンズを備え、
    前記第2のパターンは、前記投射レンズの光軸と前記投射面との交点の近傍に投射されるよう配置されたことを特徴とする請求項1記載のプロジェクター。
  3. 前記第2のパターンの少なくとも一部は、白、または、前記調整用画像の背景として投射される画像の色に比べ高輝度の色からなる平行な複数の線を含むことを特徴とする請求項1または2記載のプロジェクター。
  4. 前記投射面を撮影する撮像手段を備え、
    前記補正手段は、前記撮像手段の撮影画像から前記第1のパターンを検出して、投射画像の歪みを補正することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のプロジェクター。
  5. 前記調整用画像は、前記第2のパターンとして、前記撮像手段の撮影画像において前記調整用画像の投射方向のエピポーラ線上またはエピポーラ線の近傍に写るように配置された直線を含むことを特徴とする請求項4記載のプロジェクター。
  6. 前記調整用画像は、前記第2のパターンとして、前記撮像手段の撮影画像において前記調整用画像の投射方向のエピポーラ線上またはエピポーラ線の近傍に写るように配置された所定形状の図形を含むことを特徴とする請求項4または5記載のプロジェクター。
  7. 前記調整用画像は、前記第2のパターンとして、前記撮像手段の撮影画像において前記投射レンズの光軸の近傍に写るよう構成された所定の図形を含むことを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載のプロジェクター。
  8. 前記補正手段は、前記投射画像の歪みを補正する処理の開始条件が成立してから、所定の完了条件が整うまでの間に、前記投射画像の歪みを補正する処理を複数回実行することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のプロジェクター。
  9. 投射面に画像を投射する投射手段を備えたプロジェクターを制御して、
    前記投射手段によって、第1のパターン及び第2のパターンを含む調整用画像を投射し、
    前記投射手段により投射された前記調整用画像に含まれる前記第1のパターン及び前記第2のパターンを検出して、投射画像の歪みを補正し、
    前記投射面に投射された前記第2のパターンを検出して、検出した前記第2パターンの位置に基づいて前記第1のパターンの位置を検出すること、
    を特徴とするプロジェクターの制御方法。
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