JP2013189662A - 薄膜形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ALDプロセスにおいて、液体原料の適量を精度よく成膜空間に供給することのできる薄膜形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る薄膜形成装置は、ALD法により基板に薄膜を形成する薄膜形成装置であって、成膜空間と第1の圧力計とを有する成膜容器と、原料タンクと第2の圧力計とを有する原料供給ユニットと、気化制御器と、を備え、前記原料供給ユニットは、前記原料タンクの前記気相に液送用ガスを供給するためのガス供給管の途中に配され、前記成膜空間の圧力と前記ガス収容空間の圧力との圧力差が一定になるよう、前記原料タンクへの前記液送用ガスの供給量を制御するための制御弁と、前記ガス供給管の、前記原料タンクと前記制御弁との間の部分に接続され、前記原料タンクとともにガス収容空間を形成し、前記液送用ガスを収容可能な液送用ガス収容容器と、をさらに有する、ことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、原子層堆積法により基板に薄膜を形成する薄膜形成装置に関する。
原子層堆積(Atomic Layer Deposition。以下、ALD)法を用いた薄膜形成プロセス(以下、単にALDプロセス又はプロセスともいう)では、真空ポンプで減圧された成膜空間内に原料ガスがパルス状に供給される。液体原料から原料ガスを得る際に、加熱によって、液体原料を気化させることがよく行われる(例えば、特許文献1参照)。しかし、蒸気圧の低い液体原料を用いる場合、十分な蒸気圧を得るためには高温に加熱するのが望ましいが、高温に加熱するために装置に負担がかかることによるコストアップや、原料が熱分解するなどのデメリットがある。
特開2011−198897号公報
ところで、液体原料を気化して成膜空間にパルス状に供給するための気化制御器として、例えば、インジェクションバルブがある。インジェクションバルブは、液体原料が供給された状態で開くと、インジェクタから成膜空間にいたる減圧雰囲気の中に吐出されて液体原料が瞬時に気化する構造になっている。しかし、原料の供給量は、バルブの開閉時間でしか制御できないため、必要量以上が供給される等して毎回安定せず、適量を成膜空間に供給することが困難な場合がある。また、バルブを開いて瞬時に液体原料を気化する際に、インジェクションバルブを介して成膜空間と接続された原料タンクと成膜空間との圧力差が変動して液体原料の気化される量がばらつき、さらに、一部の原料ガスが液化して、後から薄膜に吸着する反応ガスに影響を与えたりした結果、成膜空間内で、基板に形成される原子層レベルの膜が場所によって悪影響を受け、均一に形成されない場合がある。
また、ALDプロセスでは、供給された原料ガスのごく一部しか薄膜形成に利用されず、成膜空間では、原料ガスが供給されつつその殆どが排気される。したがって、原料の節約のために、原料ガスはパルス状に供給されるが(数ミリ秒〜数秒)、このように原料ガスが極短時間に一定量供給され、上述のように圧力差や供給量に変動が生じると、基板に形成される薄膜の均一性に影響がでる。
本発明は、ALDプロセスにおいて、液体原料の適量を精度よく成膜空間に供給することのできる薄膜形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、薄膜形成装置であって、
ALD法により基板に薄膜を形成する薄膜形成装置であって、
基板に薄膜を形成するための減圧される成膜空間と、前記成膜空間内の第1の圧力を計測する第1の圧力計とを有する成膜容器と、
前記成膜空間に供給される液体原料を収容する原料タンクと、前記原料タンク内の気相を含むガス収容空間の第2の圧力を計測する第2の圧力計とを有する原料供給ユニットと、
前記成膜容器と前記原料供給ユニットとを接続する原料供給管の途中に配され、前記成膜空間に原料ガスを供給するために前記液体原料を気化する量を制御する気化制御器と、を備え、
前記原料供給ユニットは、
前記原料タンクの前記気相に液送用ガスを供給するためのガス供給管の途中に配され、前記第1の圧力と前記第2の圧力との圧力差が一定になるよう、前記原料タンクへの前記液送用ガスの供給量を制御するための制御弁と、
前記ガス供給管の、前記原料タンクと前記制御弁との間の部分に接続され、前記原料タンク内の前記気相とともに前記ガス収容空間を形成し、前記液送用ガスを収容可能な液送用ガス収容容器と、をさらに有する、ことを特徴とする。
本発明の薄膜形成装置によれば、ALDプロセスにおいて、液体原料の適量を精度よく成膜空間に供給することができる。これにより、基板に形成される薄膜の均一性に悪影響が及ぶのを抑えられる。
実施形態の薄膜形成装置の一例を示す概略構成図である。 図1の薄膜形成装置の主に原料供給ユニットに注目して説明する説明図である。
(薄膜形成装置)
以下、本発明の薄膜形成装置について説明する。
図1は、本実施形態の薄膜形成装置10を示す概略構成図である。薄膜形成装置10は、ALD法により基板Sに原子層単位で薄膜を形成する。具体的には、形成しようとする膜を構成する元素を主成分とする2種類の成膜ガス(原料ガスおよび反応ガス)を成膜対象の基板S上に交互に供給する。上記処理を1サイクルとして、処理を複数サイクル、例えば100サイクル程度繰り返すことにより所望厚さの薄膜が形成される。
薄膜形成装置10は、成膜容器20と、排気部40と、制御部52と、原料供給ユニット80と、インジェクションバルブ(気化制御器)88と、反応ガス供給部90と、を備える。
(成膜容器)
成膜容器20は、真空チャンバ(成膜空間)30と、インジェクタ60と、第1の圧力計31(図2参照)を備える。なお、真空チャンバ30は、図1において、その断面を示す。図2は、図1の薄膜形成装置10の主に原料供給ユニット80に注目して説明する説明図である。
真空チャンバ30は、基板Sに薄膜を形成するための減圧される成膜空間である。基板Sは、真空チャンバ30の下方から支持部32を貫通するリフトピン44によって支持される。リフトピン44は昇降機構46によって上下方向に昇降可能である。支持部32の内部には加熱ヒータ34が設けられており、加熱ヒータ34により基板Sの温度を調整することができる。
インジェクタ60は、真空チャンバ30内を流れる原料ガスや反応ガスの流れの上流側に位置する。インジェクタ60は内部空間を有している。原料供給ユニット80から供給される原料ガスは、インジェクタ60の内部空間、さらに真空チャンバ30内に供給される。また、反応ガス供給部90から供給される反応ガスは、インジェクタ60の内部空間、さらに真空チャンバ30内に供給される。インジェクタ60には、インジェクタ60内の雰囲気温度を制御するための加熱ヒータ37が設けられている。
第1の圧力計31は、真空チャンバ30内の圧力を計測する。第1の圧力計31が計測した圧力のデータは、加圧部86へ送信される。
(排気部40)
排気部40は、排気管42を介して真空チャンバ30内に供給された原料ガス、反応ガス、キャリアガスを排気する。排気部40は、図示しないドライポンプを有する。排気部40が真空チャンバ30内を排気することにより、原料ガス、反応ガス、キャリアガスが真空チャンバ30内に供給されても、真空チャンバ30内の真空度は、10Pa〜100Pa程度に維持される。
(原料供給ユニット)
次に、原料供給ユニット80について、図2も参照しながら、説明する。
原料供給ユニット80は、原料タンク82と、第2の圧力計84(図2参照)と、加圧部86と、バッファタンク(液送用ガス収容容器)87(図2参照)と、排気部89と、を備える。
原料タンク82は、真空チャンバ30に供給されて薄膜の形成に用いられる液体原料を貯蔵する。原料タンク82に貯蔵される液体原料は、例えば、TMA(トリメチルアルミニウム)、TEA(トリエチルアルミニウム)、DMAOPr(ジメチルイソプロポキシアルミニウム)、SiH(シラン)、SiHCl(ジクロロシラン)、TDMAS(トリスジメチルアミノシラン)、BEMAS(ビスエチルメチルアミノシラン)、TEMAZ(テトラキスエチルメチルアミノ・ジルコニウム)、TEMAH(テトラキスエチルメチルアミノ・ハフニウム)である。原料タンク82の容積は、例えば、300ccである。
原料タンク82の気相及び後述するバッファタンク87からなるガス収容空間内の薄膜形成プロセス時の圧力(第2の圧力)は、真空チャンバ30内の圧力よりも高く、例えば10kPaに減圧される。これは、後述するように、プロセス準備のための原料立ち上げ操作で、液体原料をニードル弁106の位置近くまで押し上げるためである。なお、真空チャンバ30と原料タンク82との圧力差は、薄膜形成プロセスの間、液体原料の液面が、後述する原料供給管100内で、後述するニードル弁106とインジェクションバルブ88との間の高さに位置するよう設定される。これは、ニードル弁106に隣接するインジェクションバルブ88への液体原料の供給がスムーズに行えるようにするためである。
原料タンク82には、図2に示す、原料供給管100と、ガス供給管200と、が接続されている。ここで、原料供給管100とガス供給管200について説明する。原料供給管100は、原料タンク82内の液体原料を、インジェクションバルブ88の直前まで供給する配管である。原料供給管100は、原料タンク82側の端部が、原料タンク82内側の底部に隣接する高さ位置まで延びて設けられ、後述する不活性ガスが混入することなく原料タンク82内の液体原料を確実に液送できるようになっている。原料供給管100には、原料タンク82側から順に、手動弁102、手動弁104、ニードル弁(調節弁)106、インジェクションバルブ88、自動弁108が設けられている。
手動弁102は、主に液体原料の液送時に開かれる。手動弁104は、主に、原料タンク82を取り外す際、原料供給管100の、手動弁104から原料タンク82内側までの部分へのエア混入、及び原料タンク82内の液体原料中へのエア混入を防ぐためのバルブである。
ニードル弁106は、主に原料タンク82から真空チャンバ30への液体原料の送量を調整するバルブである。ニードル弁106は、原料供給管100の、インジェクションバルブ88と原料タンク82とを接続する部分に、インジェクションバルブ88に隣接して設けられている。ニードル弁106は、液体原料の流量を制限する絞りとしての役割を有し、プロセス中において、完全には閉じられず、液体原料が必要以上にインジェクションバルブ88側に供給されないようにする。また、ニードル弁106は、液体原料の流量を微調整することができ、成膜空間20と原料タンク82との圧力差が一定になった状態でさらに流量の微調節が可能である。なお、原料供給管100のうち、領域Aで囲まれた部分は、図示しないヒータにより、例えば100℃に加熱されることが可能である。
インジェクションバルブ88は、後述する。
自動弁108は、インジェクションバルブ88で気化された原料ガスを成膜容器20内に導入するためのバルブである。自動弁108は、原料供給管100の、インジェクションバルブ88と成膜容器20とを接続する部分に配されている。自動弁108は、プロセス中は、通常開けたままにされるが、プラズマALD法等による薄膜形成プロセスが行われる場合は、プラズマ点灯時にNガスが使用されると、薄膜中に窒素が取り込まれてしまうため、プラズマ点灯時は閉じて使用することもできる。また、自動弁108は、プロセス終了後の原料タンク82の取り外しの際に、真空チャンバ30の大気開放時に原料供給管100への逆流を防ぐために閉じられる。
なお、原料供給管100のうち、インジェクションバルブ88から成膜容器20にかけての部分と、後述する配管300の部分は、図示しないヒータにより、プロセス中は常時高温に、例えば170℃に保持される。
ガス供給管200は、加圧部86からの不活性ガス(液送用ガス)を原料タンク82に供給するための配管である。ガス供給管200の原料タンク82側の端部は、原料タンク82内側の上面に隣接する高さ位置に配されており、原料タンク82内の液体原料がガス供給管200を加圧部86側に逆流しないようになっている。
ガス供給管200には、加圧部86側から順に、レギュレータ202、手動弁204、自動弁(制御弁)206、手動弁208が設けられている。なお、ガス供給管200は、原料タンク82側の部分で分岐して第2の圧力計84に接続されており、その途中に手動弁210が設けられている。また、ガス供給管200は、加圧部86側の部分で分岐して後述するドライポンプに接続されており、その途中に手動弁212が設けられている。
レギュレータ202、手動弁204、自動弁206、手動弁212は、後述する。
手動弁208は、加圧部86からの不活性ガスを原料タンク82内に導入するためのバルブである。手動弁210は、第2の圧力計84を熱から保護するためのバルブであり、高温ベーク時などに、熱に弱い圧力計84をガス供給管200から取り外す際に閉じられる。第2の圧力計84は、ガス収容空間82,87の圧力を計測する。第2の圧力計84が計測した圧力のデータは、加圧部86へ送信される。
加圧部86は、例えば、Nガスや、Arガス等の希ガスなどの不活性ガスを液送用ガスとして原料タンク82内に導入することにより、原料タンク82内の気相を加圧する。加圧部86は、前述のレギュレータ202、手動弁204、自動弁206を有している。レギュレータ202は、原料タンク82に供給される不活性ガスの流量を一定範囲内に規制するためのものである。手動弁204は、不活性ガスの原料タンク84側に導入するためのバルブである。
自動弁206は、原料タンク82に送られる不活性ガスの圧力を微調整するためのバルブである。加圧部86は、第2の圧力計84が検知した圧力のデータに基づいて、真空チャンバ30内の圧力とガス収容空間82,87内の圧力との圧力差が一定になるよう、自動弁206を制御して、原料タンク82への不活性ガスの供給量を調節することにより、原料タンク82に送られる不活性ガスの圧力を調節する。これにより、後述するインジェクションバルブ88での液体原料の気化量が安定する。
なお、真空チャンバ30内の圧力とガス収容空間82,87内の圧力との圧力差は、ガス収容空間82,87内の圧力の方が真空チャンバ30内の圧力よりも高く設定され、原料タンク82内の液体原料がインジェクションバルブ88まで安定して液送され、かつ、原料供給管100内での液面がインジェクションバルブ88を超えない程度であれば、特に制限されない。具体的には、成膜空間20と原料タンク82との高低差や、原料供給管100の管径に応じて定められ、例えば、10kPaに設定される。
バッファタンク87は、不活性ガスを収容可能な容器であり、ガス供給管200の、原料タンク82と自動弁206との間の部分に接続されている。バッファタンク87の容量は、例えば、原料タンク82の容量の1/5以上に定められ、例えば500ccである。ガス供給管200にバッファタンク87が接続されていることで、不活性ガスを余分に蓄えることができる空間を確保でき、レギュレータ202や自動弁206の弁が急激に開いてガス収容空間82,87内の圧力が上昇しても、あるいは、インジェクションバルブ88が開いて液体原料が成膜空間20側に流れることで原料タンク82側の圧力が低下しても、その低下量は小さくなり、圧力変動を小さく抑えることができる。これにより、第2の圧力が安定し、真空チャンバ30への安定した原料供給が可能になる。また、後述する原料交換時に、オペレートミスで原料タンク82を原料供給管100とガス供給管200とに対し逆に取り付けた場合も、原料タンク82内の液体原料は、原料タンク82の排気時にバッファタンク87に溜まることができ、排気部89に液体原料が吸引されてしまうのを防止できる。
バッファタンク87及び原料タンク82は、加熱装置を有するオーブン(槽)70内に設けられている。オーブン70は、領域Aで囲まれた原料供給管100と同様、薄膜形成プロセス中は常温で使用され、メンテナンスや原料タンク82の取り外しの際に原料供給管100及びガス供給管200内を排気するときに、例えば100℃に昇温される。
排気部89は、原料タンク82及びガス供給管200内の不活性ガスを排気する。排気部89は、図示しないドライポンプと、前述の手動弁212と、を有している。なお、ドライポンプは、上述の排気部89のドライポンプと共用されてもよい。原料タンク82の減圧時の圧力は、液体原料の粘性、密度等に応じて定められ、特に制限されず、例えば、100〜1000kPaである。手動弁212は、ガス供給管200内を排気するためのバルブである。なお、領域Bで囲む、ガス供給管200の手動弁212から分岐する部分までの部分は、図示しないヒータにより、例えば100℃に加熱されることが可能である。この部分のガス供給管200は、領域A及びオーブン70と同様に、メンテナンス時等に加熱ヒータで100℃に加熱される。
(インジェクションバルブ)
インジェクションバルブ88は、真空チャンバ30に原料ガスを供給するために液体原料を気化する量を制御する。インジェクションバルブ88は、成膜容器20と原料供給ユニット80とを接続する前述の原料供給管100の途中に配されている。インジェクションバルブ88は、例えば、リキッドインジェクションバルブである。リキッドインジェクションバルブは、例えば、スウェジロック社製のALDリキッド・インジェクション・バルブを用いることができる。
インジェクションバルブ88は制御部52に接続されており、インジェクションバルブ88が液体原料を気化するタイミングは、制御部52により制御される。なお、制御部52は、さらに自動弁108,206の開閉も制御する。インジェクションバルブ88は、0.01秒以上2秒以下の長さのパルス状の供給で液体原料を直接気化し、原料ガスを供給することができる。
インジェクションバルブ88は、原料供給管100に接続されて真空チャンバ30内に原料ガスを供給する。さらに、インジェクションバルブ88には、図示されないガス供給源と接続した配管300が接続されている。ここで、配管300には、ガス供給源から順に、ニードル弁302、手動弁304が設けられている。ニードル弁302は、キャリアガスの流量を調節するためのバルブである。キャリアガスとしては、例えば、前述の不活性ガスが用いられ、ここでは、Nガスが用いられる。なお、他の実施形態では、ニードル弁302に代えて、マスフローコントローラが採用されてもよい。手動弁304は、キャリアガスの成膜容器20側への供給を停止するためのバルブであり、真空排気時など、キャリアガスを導入したくない場合などに閉じられる。なお、キャリアガスはパージガスともいう。
(反応ガス供給部)
反応ガス供給部90は、反応ガス貯蔵部92と、反応ガスバルブ94と、を備える。
反応ガス貯蔵部92は、薄膜の形成に用いられる反応ガスを貯蔵する。反応ガス貯蔵部92に貯蔵される反応ガスは、例えば、Oガス、オゾンガス等の酸化ガスや、窒化ガスである。
反応ガスバルブ94は、制御部52と接続されている。反応ガスバルブ94の開閉状態は制御部52により制御される。
なお、図示されていないが、反応ガス供給部90は、原料供給ユニット80と同様に、成膜容器20の内部に、NガスやArガスなどのキャリアガスを供給することができるように構成されている。
以上の薄膜形成装置は、ALD法により薄膜を形成するのであれば、その種類は特に制る限されないが、特に、熱ALD法を用いて薄膜を形成するのに適している。薄膜形成装置は、他の実施形態において、プラズマALD法により薄膜を形成するものであってもよい。
(原料立ち上げ操作)
次に、薄膜形成プロセスの準備のための、薄膜形成装置10を用いた原料立ち上げ操作について説明する。
まず、操作前、全ての弁は閉じられている。この状態から、手動弁210,208,212及び制御弁206を開けて、排気部89により、原料タンク82、バッファタンク87及びガス供給管200内を排気する。その後、手動弁212を閉じて排気を止める。
次いで、制御弁108、インジェクションバルブ88、ニードル弁106、手動弁104を開けて、排気部40により真空チャンバ30側から真空排気を行う。その後、インジェクションバルブ88を閉じる。
そして、自動弁206を調節しながら、手動弁204を開けて原料タンク82、バッファタンク87内を、例えば10kPaの圧力に調整する。なお、レギュレータ202は、原料立ち上げ操作に先立って、原料タンク82及びバッファタンク87内が一定範囲の内圧に保つことが可能なNガス供給量となるよう調節されている。
そして、手動弁102を開けると、Nガスがガス供給管200を通って原料タンク82内に供給され、原料タンク82内の気相が加圧されることで、液体原料が原料供給管100内を上昇する。このとき、ニードル弁106を調節して、薄膜形成プロセス時に、原料供給管100内の液体原料の液面高さが、インジェクションバルブ88との間に位置するようにされる。このとき、バッファタンク87内も原料タンクと同様に加圧されている。
次いで、ニードル弁302を操作して、配管300内のNガスの流量を調整し、その後、手動弁304を開けてNガスをインジェクションバルブ88に導入する。
(プロセス操作)
以上の原料立ち上げ操作の後、原料ガスの成分を基板Sに吸着させるプロセスを行うことができる。まず、加熱ヒータ34により、基板Sが、例えば250℃に加熱される。原料供給管100のインジェクションバルブ88からインジェクタ60までの部分及び配管300が170℃に昇温される。そして、インジェクションバルブ88の開閉により原料がインジェクタ60に供給される。インジェクションバルブ88が開くと、液体原料は瞬時に気化され、Nガスをキャリアとする原料ガスが生成する。この原料ガスは、インジェクタ60を介して真空チャンバ30内に供給される。
インジェクションバルブ88の1回の開閉時間は、例えば10ミリ秒であり、これが所定時間おきに繰り返されることで原料ガスがパルス状に供給される。なお、インジェクションバルブ88が閉じると、原料供給管100内の液体原料の液面は、インジェクションバルブ88のすぐ下方に位置した状態で止まっている。真空チャンバ30内に供給された原料ガスは、真空チャンバ30内に配された基板Sに吸着される。
インジェクションバルブ88のこのような操作によって液体原料が原料タンク82から押し出され、バッファタンク87の内圧が下がると、自動弁206が開いてNガスが補充される。なお、バッファタンク87の内圧が下がらなかった場合は、Nガスの補充はされない。
インジェクションバルブ88が閉じられた後、続いて成膜容器20内にNガスが供給される。このとき、排気部40を通して常時真空チャンバ30は排気されているので、インジェクタ60及び真空チャンバ30から原料ガスがパージされる。成膜容器20の内部にパージガスが供給されると、基板Sの表面における反応の自己停止作用によって基板Sの上に吸着していない余分な原料ガスが成膜容器20からパージされる。
次に、反応ガス供給部90が、成膜容器20の内部に反応ガスを供給する。制御部52によって制御されるタイミングによって、反応ガスバルブ94が開放され、成膜容器20の内部に反応ガスが供給される。反応ガス供給部90は、例えば、1秒間、成膜容器20の内部に反応ガスを供給する。そして、反応ガスが、加熱ヒータ34により加熱された基板S上に形成された吸着層と接触することで、反応が行われる。
次に、反応ガス供給部90が、成膜容器20の内部にパージガスを供給することにより、反応ガスが成膜容器20からパージされる。
以上説明したプロセスにより、基板Sの上に一原子層分の薄膜層が形成される。さらに、同じプロセスを所定回数繰り返すことにより、所望の膜厚の薄膜層を形成することができる。
(原料立ち下げ、原料交換操作)
薄膜形成プロセスの終了後、まず、手動弁102,204及び自動弁108を閉じる。次いで、手動弁210,208,212及び自動弁206を開けてバッファタンク87とガス供給管200を排気する。この後、手動弁212を閉じる。この状態で、手動弁304,104,102、インジェクションバルブ88、ニードル弁106を開けると、配管300を流れるNガスにより、原料供給管100内の液体原料が原料タンク82内に押し戻される。この後、手動弁102を閉じる。以上の、手動弁210,208,212及び自動弁206を開け、ガス供給管200およびバッファタンク87を排気した後、手動弁212を閉じる操作と、手動弁304,104,102、インジェクションバルブ88、ニードル弁106を開け、手動弁102を閉じる操作を数回繰り返す。こうして、原料供給管100内の液体原料を原料タンク82に戻す。
次に、手動弁104,210,212、自動弁108,206、ニードル弁106を開けて、排気部40,89の両側から排気する。このとき、インジェクションバルブ88を除いて、他のバルブは全て閉じている。そして、領域A,Bの配管とオーブン70を昇温して、100℃で数時間程度保持し、脱ガスを行う。このような操作を行うのは、加熱により配管内壁に付着したものを蒸発させ、完全に除去するためである。液体原料として用いられる物質は、大気に触れると発火する性質を有するものが多く、一方で、薄膜形成装置10に用いられる配管の径は通常極めて細いために、配管内の壁面に付着して残りやすいことから、例えば、後述する原料交換時や何かの拍子で配管が外れた場合に、酸化等して燃え上がる危険性があるためである。特に、シラン系の液体原料は激しい性質を有することから、このような操作が有効である。この操作の後、全てのバルブを閉める。原料タンク82内の原料が少なくなり、液体原料が充填された別の原料タンクを使う場合は、十分脱ガスをした後に、原料タンク82を取り外すことができる。
以上の薄膜形成装置10によれば、原料タンク82に液送用ガスを供給するガス供給管200の途中に、所定量の容積を持つバッファタンク87が接続されているため、急激な圧力の変化が生じても、バッファタンク87の余分な容積によってその変化量が吸収され、圧力変動を抑えることができる。これにより、原料タンク82内の圧力が安定し、真空チャンバ30への安定した原料供給が可能になるとともに、原料タンク82内の圧力を制御することで適切な原料供給量を調節することも可能になる。
また、ニードル弁106が、原料供給管100の、インジェクションバルブ88と原料タンク82とを接続する部分に、インジェクションバルブ88に隣接して設けられていることにより、プロセス中に、ニードル弁106とインジェクションバルブ88との間の高さまで供給された液体原料が、インジェクションバルブ88にスムーズに供給される。
さらに、ガス収容空間82,87内の薄膜形成プロセス時の圧力が、真空チャンバ30内の圧力よりも高く減圧されていることにより、プロセス準備のための原料立ち上げ操作で、液体原料をニードル弁106の位置近くまで押し上げることが容易になる。
また、バッファタンク87及び原料タンク82が、加熱装置を有するオーブン70内に設けられており、メンテナンスや原料タンク82の取り外しの際に原料供給管100及びガス供給管200内を排気するときに昇温されることで、配管内壁に付着した液体原料を蒸発させて完全に除去することができる。
以上、本発明の薄膜形成装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 薄膜形成装置
20 成膜容器
30 真空チャンバ(成膜空間)
31 第1の圧力計
70 オーブン(槽)
80 原料供給ユニット
82 原料タンク
82,87 ガス収容空間
84 第2の圧力計
87 バッファタンク(液送用ガス収容容器)
88 インジェクションバルブ(気化制御器)
100 原料供給管
106 ニードル弁(調節弁)
200 ガス供給管
206 自動弁(制御弁)
S 基板

Claims (5)

  1. 原子層堆積法により基板に薄膜を形成する薄膜形成装置であって、
    基板に薄膜を形成するための減圧される成膜空間と、前記成膜空間内の第1の圧力を計測する第1の圧力計とを有する成膜容器と、
    前記成膜空間に供給される液体原料を収容する原料タンクと、前記原料タンク内の気相を含むガス収容空間の第2の圧力を計測する第2の圧力計とを有する原料供給ユニットと、
    前記成膜容器と前記原料供給ユニットとを接続する原料供給管の途中に配され、前記成膜空間に原料ガスを供給するために前記液体原料を気化する量を制御する気化制御器と、を備え、
    前記原料供給ユニットは、
    前記原料タンクの前記気相に液送用ガスを供給するためのガス供給管の途中に配され、前記第1の圧力と前記第2の圧力との圧力差が一定になるよう、前記原料タンクへの前記液送用ガスの供給量を制御するための制御弁と、
    前記ガス供給管の、前記原料タンクと前記制御弁との間の部分に接続され、前記原料タンク内の前記気相とともに前記ガス収容空間を形成し、前記液送用ガスを収容可能な液送用ガス収容容器と、をさらに有する、ことを特徴とする薄膜形成装置。
  2. 前記原料供給管の、前記気化制御器と前記原料タンクとを接続する部分に配され、前記原料タンクからの原料の供給量を調節する調節弁を前記気化制御器に隣接して備えた、請求項1に記載の薄膜形成装置。
  3. 前記第2の圧力は、前記第1の圧力よりも高く減圧されている、請求項1または2に記載の薄膜形成装置。
  4. 前記気化制御器は、リキッドインジェクションバルブである、請求項1から3のいずれかに記載の薄膜形成装置。
  5. 前記原料タンクと、前記液送用ガス収容容器は、加熱装置を有する槽内に設けられている、請求項1から4のいずれかに記載の薄膜形成装置。
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