JP2013188277A - 電極装置、電極装置を設けた車両用シート及び車両用内装部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】電極装置のシールド体として、シールド機能を維持しつつ伸縮性や通気性を確保して電極装置の不快な使用感を抑える。
【解決手段】シールドドライブ機能付の心電図計測用の電極装置1は、電極構成部3とインピーダンス変換回路構成部5とを備え、電極構成部3は、心電図電極7、絶縁層9及びシールド層11の三層構造としている。心電図電極7及びシールド層11は導電性を有する素材からなり、絶縁層9は絶縁性を有する素材からなり、これら心電図電極7、絶縁層9及びシールド層11は、平織り等に代表される織布やニット編に代表される編布の形態をとり伸縮性と通気性を有している。このうちシールド層11は、縦リボン23と横リボン25とからなる帯状の導電性リボンにより織った導電性リボン織布21である。
【選択図】図1
【解決手段】シールドドライブ機能付の心電図計測用の電極装置1は、電極構成部3とインピーダンス変換回路構成部5とを備え、電極構成部3は、心電図電極7、絶縁層9及びシールド層11の三層構造としている。心電図電極7及びシールド層11は導電性を有する素材からなり、絶縁層9は絶縁性を有する素材からなり、これら心電図電極7、絶縁層9及びシールド層11は、平織り等に代表される織布やニット編に代表される編布の形態をとり伸縮性と通気性を有している。このうちシールド層11は、縦リボン23と横リボン25とからなる帯状の導電性リボンにより織った導電性リボン織布21である。
【選択図】図1
Description
本発明は、生体電磁信号の容量測定用のセンサシステムに使用される電極装置、この電極装置を設けた車両用シート及び車両用内装部材に関する。
生体電磁信号の容量測定用のセンサシステムに使用される電極装置として、例えば下記特許文献1に記載されたような、インピーダンス変換器の出力を電磁シールド体に接続したシールドドライブ機能を備えたものがある。この電極装置は、その電極部を電磁シールド体及び追加のシールド体と絶縁部とで覆っている。
ところで、上記した電磁シールド体や追加のシールド体は、一般的に、電極部を保護するための剛直な筐体の一部が用いられることが多い。このような筐体は、伸縮性や通気性が不充分なため、該筺体を電磁シールド体として使用した電極装置を、車両用シートの最表層やベッドのシーツ等に用いると、電極部や絶縁部を伸縮性や通気性を有するものにしたとしても、剛直な筐体のために違和感や蒸れ感など不快な使用感が発生する。
そこで、本発明は、電極装置のシールド体として、シールド機能を維持しつつ伸縮性や通気性を確保して電極装置の不快な使用感を抑えることを目的としている。
本発明は、電極本体と、この電極本体を電磁シールドするシールド体と、このシールド体と電極本体との間に介装される絶縁体とを備える電極装置であって、電極本体及びシールド体は、導電性と通気性と伸縮性とを有し、絶縁体は絶縁性と通気性と伸縮性とを有することを特徴とする。
本発明によれば、導電性を有するシールド体が、電極本体及び絶縁体と同様に伸縮性や通気性を有するので、該シールド体を使用した電極装置を車両用シートやベッドのシーツ等に用いても、シールド体のシールド機能を維持しつつ電極装置の不快な使用感を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
本発明の一実施形態に係わるシールドドライブ機能付の電極装置は、図1に示す例えば心電図計測用の電極装置1として適用される。この電極装置1は、電極構成部3とインピーダンス変換回路構成部5とに大別できる。電極構成部3は、電極本体としての心電図電極7、絶縁体としての絶縁層9、シールド体としてのシールド層11の三層構造からなり、絶縁層9を間に挟んでその一方側に心電図電極7を、他方側にシールド層11をそれぞれ配置している。
心電図計測の際には、心電図電極7を使用者の皮膚表面に直接接触させて使用するか、あるいは、心電図電極7を使用者の着衣に接触させて着衣を介しての形態で使用する。
心電図電極7はインピーダンス変換回路入力配線13の一端に電気的に接続し、シールド層11はインピーダンス変換回路出力配線15の一端に電気的に接続している。
インピーダンス変換回路構成部5は、インピーダンス変換回路17を備えており、インピーダンス変換回路17は例えばオペアンプを用いたボルテージフォロア回路である。このインピーダンス変換回路17の入力側に、インピーダンス変換回路入力配線13の他端を電気的に接続している。また、インピーダンス変換回路17の出力側には、インピーダンス変換回路出力配線15の他端を電気的に接続するとともに、外部の心電図計測用電子回路19に電気的に接続する。
なお、図示していないが、インピーダンス変換回路17の入力側にインピーダンス変換回路17の静電破壊防止のための静電破壊保護回路を設けてもよい。
次に、電極構成部3の心電図電極7、絶縁層9及びシールド層11について説明する。心電図電極7及びシールド層11は導電性を有する素材からなり、絶縁層9は絶縁性を有する素材からなり、これら心電図電極7、絶縁層9及びシールド層11は、平織り等に代表される織布やニット編に代表される編布の形態をとり伸縮性と通気性を有している。
シールド層11の面寸法は心電図電極7の面寸法と同等以上であり、絶縁層9の面寸法は心電図電極7とシールド層11が電気的に短絡しない範囲での面寸法を持っている。例えば、図1では、心電図電極7、絶縁層9及びシールド層11は、いずれも長方形であって、絶縁層9及びシールド層11は互いにほぼ同等の大きさの長方形、心電図電極7は、絶縁層9及びシールド層11によりも縦横寸法が小さい長方形としている。
このような心電図電極7、絶縁層9及びシールド層11は、伸縮性を損なわない程度に絶縁糸で互いに縫い合わせるか、接着剤で互いに固定する。
ここで心電図電極7及びシールド層11を構成する導電性の素材とは、金、銀、銅やニクロム等の「金属」、カーボン、グラファイト等の「炭素系材料」、金属、金属酸化物などの「半導体からなる粒子」、アセチレン系、複素5員環系、フェニレン系、アニリン系などの「導電性高分子」などのことである。また、絶縁性の素材とは、ナイロン6,ナイロン66等のポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、共重合成分を含むポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアクリロニトリルなどの汎用樹脂のことである。
インピーダンス変換回路入力配線13及びインピーダンス変換回路出力配線15は金属線である。このインピーダンス変換回路入力配線13と心電図電極7との接続、及びインピーダンス変換回路出力配線15とシールド層11との接続は、金属線や導電糸による縫いつけや織り込み、あるいはリベットやホチキス等による機械的な固定、銀ペースト剤や導電性接着剤による接着等、電気的接続が保てる手法を用いる。
心電図電極7、絶縁層9及びシールド層11は、通気性や伸縮性の観点から考えれば、目の粗い織布やニットなどの編布が適している。しかしながら、目の粗い布であると、特にシールド層11のシールド性能が低下してしまうし、シールド性能の低下を抑えるべく密度の高い布を用いると通気性と伸縮性が低下してしまう。
[第1の実施形態]
そこで、第1の実施形態のシールド層11として、図2に示すような構成を有する導電性リボン織布21を用いた。導電性リボン織布21に用いる導電性の帯状部材としての導電性リボンは、導電性を有する緻密な不織布、織布、編布及び、表面を導電性処理されたフィルム、金属箔のいずれか一つ以上から構成している。
そこで、第1の実施形態のシールド層11として、図2に示すような構成を有する導電性リボン織布21を用いた。導電性リボン織布21に用いる導電性の帯状部材としての導電性リボンは、導電性を有する緻密な不織布、織布、編布及び、表面を導電性処理されたフィルム、金属箔のいずれか一つ以上から構成している。
導電性リボン織布21は、縦部材としての縦リボン23と横部材としての横リボン25とからなる2本の帯状の導電性リボンにより織った織布であり、縦リボン23と横リボン25との互いの重なり合った部分の隙間などによって、伸縮性と通気性を得ることができる。リボン間寸法Bはリボン幅寸法Aより小さくしている。このような導電性リボン織布21の外周縁部は、まつり縫いなどで固定している。
このように、本実施形態によれば、導電性を有するシールド層11が、心電図電極7及び絶縁層9と同様に伸縮性や通気性を有するので、このシールド層11を使用した電極装置1を車両用シートやベッドのシーツ等に用いても、シールド機能を維持しつつ違和感や蒸れ感などの不快な使用感を抑えることができる。
ここで、本実施形態では、心電図電極7を、導電性を有する織布と導電性を有する編布との少なくともいずれか一方で構成し、絶縁層9を、絶縁性を有する織布と絶縁性を有する編布との少なくともいずれか一方で構成している。これにより、心電図電極7や絶縁層9を織布や編布とすることで容易に伸縮性や通気性を持たせることができる。また、シールド層11を、導電性の帯状部材である導電性リボンで織られた織布で構成している。これにより、シールド層11を、シールド機能を確保しつつ、容易に伸縮性や通気性を持たせることができる。
また、本実施形態では、シールド層11を構成する導電性リボンを、導電性を有する緻密な不織布、織布、編布及び、表面を導電性処理されたフィルム、金属箔のいずれか一つ以上から構成している。これにより、シールド層11を、シールド機能を保持しつつ伸縮性や通気性を持たせることが容易に達成できる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態のシールド層11は、図3に示すように、図2の導電性リボン織布21を2枚使用した二重導電性リボン織布21Aとしている。図2の1枚の導電性リボン織布21は、目開き27(導電性リボン織布11の表裏を貫通してつなぐ穴)が形成されており、目開き27を閉塞するようにもう1枚の導電性リボン織布21を重ね合わせている。重ね合わせた二枚の導電性リボン織布21の外周縁部は、まつり縫いなどで固定している。
第2の実施形態のシールド層11は、図3に示すように、図2の導電性リボン織布21を2枚使用した二重導電性リボン織布21Aとしている。図2の1枚の導電性リボン織布21は、目開き27(導電性リボン織布11の表裏を貫通してつなぐ穴)が形成されており、目開き27を閉塞するようにもう1枚の導電性リボン織布21を重ね合わせている。重ね合わせた二枚の導電性リボン織布21の外周縁部は、まつり縫いなどで固定している。
すなわち、二枚の導電性リボン織布21のうち一方の導電性リボン織布21における導電性リボン相互間に形成される隙間(目開き27)を他方で閉塞するようにして互いに重ね合わせて構成している。換言すれば、図3に示す二重導電性リボン織布21Aは、2枚の導電性リボン織布21を縦リボン23方向と横リボン25方向に半目ずつずらして積み重ねて構成している。
このような二重導電性リボン織布21Aをシールド層11として用いることにより、第1の実施形態と同様に、電極装置1を車両用シートやベッドのシーツ等に用いても、シールド機能を維持しつつ違和感や蒸れ感などの不快な使用感を抑えることができる。また、目開き27を有する第1の実施形態の1枚の導電性リボン織布21を使用したシールド層11に比較して、シールド性能をより高めることができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態のシールド層11は、図4(a)に示すように、図2の導電性リボン織布21の目開き27を、導電性を有する緻密な不織布、織布、編布、表面を導電性処理されたフィルム、金属箔のいずれか一つ以上からなる導電性閉塞部材29で塞いで構成した導電性閉塞部材付リボン織布21Bとしている。
第3の実施形態のシールド層11は、図4(a)に示すように、図2の導電性リボン織布21の目開き27を、導電性を有する緻密な不織布、織布、編布、表面を導電性処理されたフィルム、金属箔のいずれか一つ以上からなる導電性閉塞部材29で塞いで構成した導電性閉塞部材付リボン織布21Bとしている。
導電性閉塞部材29は、図4(b)に示すように、大略正方形状をなし、中央部に位置して前記した目開き27を塞ぐ閉塞部29aと、閉塞部29aの外周縁部からは、上記大略正方形の4つの角部にて各辺と平行に突出する帯状の固定部となる4つの固定片29bとを備えている。この4つの固定片29bは、閉塞部29aとの間に切り込み29cを形成している。
このような導電性閉塞部材29は、図4(a)に示すように、大略正方形の四辺を縦リボン23及び横リボン25の長さ方向に対してほぼ45度傾けた状態で、固定片29bの先端を、縦リボン23と横リボン25との重ね合わせ部相互間の隙間に挿入して固定する。この際、切り込み29cを形成することによって、固定片29bの先端を縦リボン23と横リボン25との重ね合わせ部相互間の隙間に、より確実に挿入することができ、固定状態をより安定させることができる。
このようにして、導電性閉塞部材29を導電性リボン織布21に取り付けることによって、前記した図2の織布の目開き27を塞ぐことができる。
したがって、本導電性リボン織布21Bをシールド層11として用いることにより、第2の実施形態と同様に、第1の実施形態の導電性リボン織布21のように目開き27を有するシールド層11に比較して、シールド性能をより高めることができる。また、このような導電性リボン織布21Bをシールド層11として用いることにより、第1の実施形態と同様に、電極装置1を車両用シートやベッドのシーツ等に用いても、シールド機能を維持しつつ不快な使用感を抑えることができる。
また、本実施形態は、導電性閉塞部材29が、目開き27を閉塞する閉塞部29aと、導電性リボンの互いに交差する方向に延びる縦リボン23と横リボン25との重ね合わせ部相互間に挿入されて固定される固定片29bとを備えている。このため、閉塞部29aによって目開き27をより確実に閉塞できるとともに、固定片29bによって導電性閉塞部材29を導電性リボン織布21により確実に固定することができる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態のシールド層11は、図5に示すように、図2の導電性リボン織布21の目開き27を導電性樹脂31で塞いで構成した導電性樹脂付リボン織布21Cとしている。導電性樹脂31は、目開き27を塞ぐとともに、目開き27の周囲の縦リボン23及び横リボン25の表面に塗布することで、導電性リボン織布21に固定する。
第4の実施形態のシールド層11は、図5に示すように、図2の導電性リボン織布21の目開き27を導電性樹脂31で塞いで構成した導電性樹脂付リボン織布21Cとしている。導電性樹脂31は、目開き27を塞ぐとともに、目開き27の周囲の縦リボン23及び横リボン25の表面に塗布することで、導電性リボン織布21に固定する。
導電性樹脂31は、シリコーンやエポキシ、ウレタンなどの伸縮性のある樹脂を基材として導電材を添加したものである。導電材として用いる粒子の例としては、カーボンブラック、ケッチェンブラックなどの炭素系粉末、炭素系繊維、鉄、アルミニウムなどの金属微粒子があり、さらに半導電性微粒子として酸化錫(SnO2)や酸化亜鉛(ZnO)などが挙げられる。
したがって、本導電性リボン織布21Cをシールド層11として用いることにより、第2,3の実施形態と同様に、第1の実施形態の導電性リボン織布21のように目開き27を有するシールド層11に比較して、シールド性能をより高めることができる。また、このような導電性リボン織布21Cをシールド層11として用いることにより、第1の実施形態と同様に、電極装置1を車両用シートやベッドのシーツ等に用いても、シールド機能を維持しつつ不快な使用感を抑えることができる。
以上説明した各実施形態においては、シールド層11に導電性リボン織布21を基本構成として用いた例を示したが、シールド層11は、その本来のシールド性を備えることはもちろん、シールド性に加えて通気性と伸縮性を有するものであればよい。例えば、多孔質体の構造を持つ所謂導電性スポンジの類を適用してもよく、このような多孔質体をシールド層11に用いることで、より簡易に通気性と伸縮性をもたせることができる。また、上述の導電性リボン織布21を基本構成として用いた各実施形態及び多孔質体を適宜組み合わせて用いてもよい。
図6は、図1の本発明のシールドドライブ機能付心電図計測用の電極装置1における電極部3を、車両用シート33のシートクッション33a及びシートバック33bにそれぞれ複数設置した例を示している。この際、人体と心電図回路との基準電位を等しくするための心電図回路用GND電極35を、ステアリング37の表面に設置している。電極部3の心電図電極7が、シートクッション33a及びシートバック33bの表面に露出している。なお、心電図回路用GND電極35は、車両用シート33の表面に設けてもよい。このような心電図回路用GND電極35は、図1に示したインピーダンス変換回路構成部5や心電図計測用電子回路19のGND電極と等電位となるよう接続する。
心電図電極7、絶縁層9、シールド層11を有する図6の電極部3は、車両用シート33の表皮材に縫い付けてもよいし、心電図電極7、絶縁層9、シールド層11のいずれかがシート表皮材の一部を成していてもよい。
図6は、車両用シート33に電極部3を設置した例であるが、他の図示しない車両用内装部材となる、例えばコンソールボックスの蓋の表面やインストルメントパネルの表面などの車両内装表皮材に電極部3を設置してもよい。
このようにして電極装置1を車両に適用する場合には、運転中や車両停止中のドライバの心電図を測定し、心拍数等を算出してその結果を例えばナビゲーション装置のディスプレイに表示する。これによりドライバは自身の心身状態や体調を的確に把握して、その後の運転操作の参考とすることができる。
なお、上記した電極装置1は、心電図計測用としてだけでなく脳波計測用としても適用できる。
1 電極装置
7 心電図電極(電極本体)
9 絶縁層(絶縁体)
11 シールド層(シールド体)
23 縦リボン(導電性リボン、導電性の帯状部材)
25 横リボン(導電性リボン、導電性の帯状部材)
21 導電性リボン織布(導電性の帯状部材で織られた織布)
27 導電性リボン織布の目開き(帯状部材相互間に形成される隙間)
29 導電性閉塞部材
29a 導電性閉塞部材の閉塞部
29b 導電性閉塞部材の固定片(固定部)
31 導電性樹脂
33 車両用シート
7 心電図電極(電極本体)
9 絶縁層(絶縁体)
11 シールド層(シールド体)
23 縦リボン(導電性リボン、導電性の帯状部材)
25 横リボン(導電性リボン、導電性の帯状部材)
21 導電性リボン織布(導電性の帯状部材で織られた織布)
27 導電性リボン織布の目開き(帯状部材相互間に形成される隙間)
29 導電性閉塞部材
29a 導電性閉塞部材の閉塞部
29b 導電性閉塞部材の固定片(固定部)
31 導電性樹脂
33 車両用シート
Claims (10)
- 生体電磁信号の容量測定用のセンサシステムに使用され、電極本体と、この電極本体を電磁シールドするシールド体と、このシールド体と前記電極本体との間に介装される絶縁体とを備える電極装置であって、前記電極本体及び前記シールド体は、導電性と通気性と伸縮性とを有し、前記絶縁体は絶縁性と通気性と伸縮性とを有することを特徴とする電極装置。
- 前記電極本体を、導電性を有する織布と導電性を有する編布との少なくともいずれか一方で構成し、前記絶縁体を、絶縁性を有する織布と絶縁性を有する編布との少なくともいずれか一方で構成し、前記シールド体を、導電性の帯状部材で織られた織布で構成したことを特徴とする請求項1に記載の電極装置。
- 前記導電性の帯状部材を、不織布、織布、編布、フィルム、金属箔のうち、少なくともいずれか1つで構成したことを特徴とする請求項2に記載の電極装置。
- 前記シールド体は、前記導電性の帯状部材で織られた織布二枚を、該二枚の織布のうち一方の帯状部材相互間に形成される隙間を他方で閉塞するようにして互いに重ね合わせて構成したことを特徴とする請求項2または3に記載の電極装置。
- 前記シールド体は、前記導電性の帯状部材で織られた織布の帯状部材相互間に形成される隙間を導電性閉塞部材で閉塞した状態で該導電性閉塞部材を前記織布に取り付けたことを特徴とする請求項2または3に記載の電極装置。
- 前記導電性閉塞部材は、前記隙間を閉塞する閉塞部と、前記帯状部材の互いに交差する方向に延びる縦部材と横部材との重ね合わせ部相互間に挿入されて固定される固定部とを備えることを特徴とする請求項5に記載の電極装置。
- 前記シールド体は、前記導電性の帯状部材で織られた織布の帯状部材相互間に形成される隙間を、その周囲の帯状部材に導電性樹脂を塗布することで閉塞して構成したことを特徴とする請求項2または3に記載の電極装置。
- 前記電極本体を、導電性を有する織布と導電性を有する編布との少なくともいずれか一方で構成し、前記絶縁体を、絶縁性を有する織布と絶縁性を有する編布との少なくともいずれか一方で構成し、前記シールド体を、導電性の多孔質体で構成したことを特徴とする請求項1に記載の電極装置。
- 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の電極装置を設けた車両用シート。
- 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の電極装置を設けた車両用内装部材。
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