JP2013187517A - ケーブル保持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】編組シールドを導電性のケーシングを介して接続する場合に比較して、組立工数を削減することが可能なケーブル保持構造を提供する。
【解決手段】板状部材20の開口20aに設けられた電線保持部21に、中心導体110,120,130の外周を絶縁体111,121,131で被覆してなる複数の電線11,12,13を挿通させて保持すると共に、複数の電線11,12,13を一括して被覆する編組シールド14を電線保持部21に接続するケーブル保持構造は、電線保持部21が板状部材20の開口20aから突出すると共に、板状部材20に交差する方向に延びる複数の貫通孔211,212,213を有し、複数の電線11,12,13が貫通孔211,212,213に収容され、編組シールド14が、開口20aから突出した電線保持部21の外面21aに接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブル保持構造に関し、特に、複数の電線を一括して被覆する編組シールドを有するシールドケーブルを保持するケーブル保持構造に関する。
従来、複数の電線と、複数の電線を一括してシールドする編組シールドと、複数の電線を所定間隔で保持する電線ホルダと、電線ホルダを収容すると共に編組シールドが接続される導電性のケーシングとを備え、複数の電線を端子金具を介してハウジング内の電子ユニットに接続する接続構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の接続構造において、導電性のケーシングは、複数の電線の端末を編組シールドの端部からハウジングに至るまでの領域で覆う本体部と、ハウジングの外面に固定される耳部とを有している。そして、この耳部がハウジングの外面に固定されることにより、ハウジングと、ケーシング及び編組シールドとが電気的に接続された状態を形成するように構成されている。
特許第3819229号公報
この接続構造では、複数の電線及び編組シールドを有するシールドケーブルを接続するにあたり、複数の電線を電線ホルダに保持させる作業と、複数の電線を保持した電線ホルダをケーシングに収容する作業と、編組シールドをケーシングに接続する作業とを順次行う必要があり、組立工数の削減による作業効率向上の妨げとなっていた。
そこで、本発明は、編組シールドを導電性のケーシングを介して接続する場合に比較して、組立工数を削減することが可能なケーブル保持構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、板状部材の開口に設けられた導電性を有する電線保持部に、複数の電線を挿通させて保持すると共に、前記複数の電線を一括して被覆する編組シールドを前記電線保持部に接続するケーブル保持構造であって、前記電線保持部は、前記板状部材の前記開口から突出すると共に、前記板状部材に交差する方向に延びる複数の貫通孔を有し、前記複数の電線は、その各々が前記貫通孔に収容され、前記編組シールドは、前記開口から突出した前記電線保持部の外面に接続されているケーブル保持構造を提供する。
また、前記編組シールドは、前記電線保持部との間に前記編組シールドを挟んで配置された環状の締付部材によって、前記電線保持部の外面に押し付けられているとよい。
また、前記電線保持部には、前記貫通孔をその径方向外側に開口させる外周開口部が前記貫通孔に沿って形成され、前記電線は、その外周面の一部が前記外周開口部から前記貫通孔の外部に露出し、前記外周開口部から露出した前記電線の外周面が、前記編組シールドを介して前記締付部材からの締付力を受けるとよい。
また、前記電線保持部は、前記複数の貫通孔の間を隔てる複数の壁部が放射状に形成された円柱状の部材であるとよい。
本発明に係るケーブル保持構造によれば、編組シールドを導電性のケーシングを介して接続する場合に比較して、組立工数を削減することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るケーブル保持構造を示し、(a)はシールドケーブルが接続用パネルに保持される前の状態を、(b)はシールドケーブルが接続用パネルに保持された状態を、それぞれ示す斜視図である。 (a)は図1(a)のA−A線断面図、(c)は図1(b)のB−B線断面図であり、(b)は(c)において締付部材の加締め固定前の状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電線保持部を示す斜視図である。 (a)は、図3のC−C線断面図である。(b)は、(a)において電線が保持された状態を示す断面図である。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態に係るケーブル保持構造について、その構成例を図1及び図2を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るケーブル保持構造を示し、(a)はシールドケーブル1が接続用パネル2に保持される前の状態を、(b)はシールドケーブル1が接続用パネル2に保持された状態を、それぞれ示す斜視図である。図2(a)は図1(a)のA−A線断面図、図2(c)は図1(b)のB−B線断面図であり、図2(b)は図2(c)において締付部材3の加締め固定前の状態を示す断面図である。
シールドケーブル1は、3本の電線11,12,13と、これら3本の電線11,12,13を一括して被覆する編組シールド14と、編組シールド14の外周側を覆うシース15とを有して構成されている。
電線11は、中心導体110と、中心導体110の外周を被覆する絶縁体111とからなる。同様に、電線12,13は、中心導体120,130の外周を絶縁体121,131で被覆してなる。中心導体110,120,130及び編組シールド14は、銅やアルミニウム等の導電性の金属からなり、絶縁体111,121,131及びシース15は、絶縁性の樹脂からなる。
接続用パネル2は、平板状に形成された板状部材20と、円柱状の部材である電線保持部21とを有して構成されている。電線保持部21は、板状部材20の開口20aに設けられ、その一部が開口20aから突出している。板状部材20及び電線保持部21は、共に導電性を有する鉄等の金属からなる。本実施の形態では、板状部材20と電線保持部21とが別体であり、板状部材20に形成された円形の開口20aに、電線保持部21が圧入により固定されている。ただし、板状部材20と電線保持部21とを一体に形成してもよい。
この接続用パネル2は、例えば接続用パネル2に形成された挿通孔(図示せず)にボルト(図示せず)を挿通し、インバータ等の機器の筐体(図示せず)に形成されたボルト孔に当該ボルトを螺合させることにより、この筐体に接続される。なお、接続用パネル2は、コネクタや機器の筐体の一部であってもよい。
より具体的には、板状部材20は、例えば自動車の駆動源としてのモータに三相交流電流を供給するインバータの筐体に取り付けられ、この筐体を介して電気的に接地されている。また、電線11,12,13は、例えば筐体の内部において端子台に接続され、PWM制御により生成された三相交流電流をモータに供給する。
電線保持部21には、その中心軸cに沿って3つの貫通孔211,212,213が形成されている。本実施の形態では、中心軸cが板状部材20の表(おもて)面20bに直交して交差するように、電線保持部21が固定されている。これにより、貫通孔211,212,213は、板状部材20の表面20bに対して直交して交差する方向に延びるように形成されている。
3つの貫通孔211,212,213は、電線保持部21の中心軸cを中心とする周方向に等間隔に形成されている。また、貫通孔211,212,213は、板状部材20をその厚さ方向に貫通し、延伸方向の一端部が板状部材20の表面20b側に開口し、他端部が板状部材20の裏面20c側に開口している。
図2(a)に示すように、貫通孔211と貫通孔213との間は壁部214によって隔てられ、貫通孔212と貫通孔211との間との間は壁部215によって隔てられ、貫通孔213と貫通孔212との間との間は壁部216によって隔てられている。壁部214,215,216は、それぞれが電線保持部21の外周側ほど幅が広くなる扇形状であり、電線保持部21の中心軸cを中心とする放射状に形成されている。
また、電線保持部21には、貫通孔211をその径方向外側に開口させる外周開口部211a、貫通孔212をその径方向外側に開口させる外周開口部212a、及び貫通孔213をその径方向外側に開口させる外周開口部213aが形成されている。外周開口部211a,212a,213aは、貫通孔211,212,213の全長に亘り、貫通孔211,212,213に沿って形成されている。換言すれば、電線保持部21には、外面21aに形成された外周開口部211a,212a,213aから中心軸cに向かう径方向に深さを有する3つの溝部(貫通孔211,212,213に相当する)が、中心軸cに対して平行に形成されている。
接続用パネル2に保持されるシールドケーブル1の一端部は、電線保持部21の中心軸c方向の長さ以上の長さに亘ってシース15が除去され、このシース15が除去された部分の電線11,12,13の各々が電線保持部21の貫通孔211,212,213に収容される。より具体的には、図2(b),(c)に示すように、電線11が貫通孔211に収容され、電線12が貫通孔212に収容され、電線13が貫通孔213に収容される。
電線11,12,13は、その先端部において絶縁体111,121,131が除去されて中心導体110,120,130が露出している。この露出した中心導体110,120,130の先端部には、図略の端子金具が圧着され、この端子金具が板状部材20の裏面20c側において図略の端子台に接続される。
編組シールド14は、シース15が除去された部分において外部に露出し、その先端側の所定の範囲において内径が拡大されている。以下の説明では、編組シールド14の内径が拡大された部分を膨大部14aとする。この膨大部14aの内径は、電線保持部21の外径よりも大きく形成されている。膨大部14aは、例えば編組シールド14をその内側から押し広げることによって形成することができる。
膨大部14aは、図1(b)及び図2(c)に示すように、電線保持部21の外周側を覆うように配置され、環状の締付部材3によって電線保持部21の外面21aに押し付けられる。つまり、膨大部14aは、締付部材3の締付力によって電線保持部21の外面21aに接触し、編組シールド14と電線保持部21とが電気的に接続される。
締付部材3は、例えば鉄等の金属からなり、電線保持部21との間に編組シールド14を挟んで配置される。締付部材3は、その内径が縮径するように加締められることにより、編組シールド14の膨大部14aを電線保持部21の外面21aに向かって押し付ける。この加締めにより、締付部材3には、周方向の2箇所において、外方に突出した突起部3aが形成される。
また、締付部材3は、その締付力により、電線11,12,13を貫通孔211,212,213の奥側(電線保持部21の中心側)に向かって押し付け、貫通孔211,212,213の内面211b,212b,231bとの間の摩擦力によって電線11,12,13の軸方向移動を規制する。換言すれば、電線11,12,13は、その外周面の一部が外周開口部211a,212a,213aから貫通孔211,212,213の外部に露出し、外周開口部211a,212a,213aから露出した電線11,12,13の外周面が、編組シールド14の膨大部14aを介して締付部材3の締付力を受ける。
(ケーブル保持構造の組み立て工程)
次に、シールドケーブル1を電線保持部21に保持させるケーブル保持構造の組み立て工程について説明する。
この組立工程は、シールドケーブル1の一端を加工する第1工程と、電線11,12,13を電線保持部21の貫通孔211,212,213に挿通させる第2工程と、締付部材3を加締める第3工程とを有している。なお、電線保持部21は、板状部材20の開口20aに予め固定されているものとする。
第1工程では、シールドケーブル1の一端部においてシース15を所定の長さに亘って除去し、これにより露出した編組シールド14の先端側の一部をさらに除去する。次に、シース15から露出した編組シールド14のうち、除去されなかった部分における端部の内径を拡大して膨大部14aを形成する。またさらに、電線11,12,13の先端部における絶縁体111,121,131を除去し、中心導体110,120,130を露出させる。
第2工程では、電線11,12,13を電線保持部21の中心軸cに沿って電線保持部21の貫通孔211,212,213に挿入し、板状部材20の表面20b側から裏面20c側に向かって電線11,12,13の先端部(絶縁体111,121,131が除去された部分)を通過させる。この段階では、図2(b)に示すように、電線11,12,13の一部が貫通孔211,212,213から突出する。また、貫通孔211,212,213への電線11,12,13の挿入に伴って、編組シールド14の膨大部14aが電線保持部21の外面21aの外周側に配置される。
第3工程では、予めシールドケーブル1に嵌め合わせておいた締付部材3を編組シールド14の膨大部14aの外周側に移動し、加締めを行う。この加締めによる締付部材3の締付力によって、図2(c)に示すように、編組シールド14の膨大部14aが電線保持部21の外面21aに押し付けられると共に、貫通孔211,212,213から突出した電線11,12,13が電線保持部21の中心部に向かって押し付けられる。これにより、編組シールド14と電線保持部21とが電気的に接続されると共に、電線11,12,13が電線保持部21に保持される。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)編組シールド14が電線保持部21の外面21aに直接接触して電気的に接続されるので、例えば編組シールド14をケーシング等の導電性部材を介して電線保持部21に接続する場合に比較して、組み立て工程における工数を削減することができる。
(2)編組シールド14は、その膨大部14aの外周側に配置された締付部材3の締付力によって電線保持部21の外面21aに押し付けられる。すなわち、編組シールド14の膨大部14aが周方向の全体に亘って電線保持部21の外面21aに接触するので、編組シールド14と電線保持部21との接触面積を大きくすることができ、編組シールド14と電線保持部21との間の電気抵抗を低減することができる。
(3)電線11,12,13は、外周開口部211a,212a,213aから露出した外周面が、編組シールド14の膨大部14aを介して締付部材3の締付力を受け、貫通孔211,212,213の奥側に向かって押し付けられるので、電線11,12,13と貫通孔211,212,213の内面211b,212b,231bとの間の摩擦力によって、電線11,12,13が貫通孔211,212,213に保持される。これにより、例えば電線11,12,13が外力によって貫通孔211,212,213から抜け出すように引っ張られたとしても、電線11,12,13の軸方向移動が抑制される。
(4)電線保持部21は、円柱状に形成され、かつ貫通孔211,212,213が放射状に形成された壁部214,215,216によって隔てられているので、電線保持部21における電線11,12,13の相互間の距離を短くすることができる。これにより、編組シールド14の膨大部14aをあまり大きくする必要がないので、電線11,12,13からのノイズの発生を抑制することが可能となる。また、締付部材3の締付力が電線11,12,13に均等に作用し、電線11,12,13の軸方向移動をより確実に抑制することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る電線保持部41を示す斜視図である。図4(a)は、図3のC−C線断面図である。図4(b)は、図4(a)において電線11,12,13が保持された状態を示す断面図である。
本実施の形態に係る接続用パネル4は、図3に示すように、平板状の板状部材40に形成された角丸長方形状の開口40aに、この開口40aに対応して同じく角丸長方形状に形成された電線保持部41が圧入により固定されている。
電線保持部41には、板状部材40に交差する方向に延びる3つの貫通孔411,412,413が一方向に並列して形成されている。本実施の形態では、貫通孔411,412,413が板状部材40に直交する方向に沿って互いに平行に形成されている。
また、電線保持部41には、図4(a)に示すように、貫通孔411をその径方向外側に開口させる外周開口部411a、貫通孔412をその径方向外側に開口させる外周開口部412a、及び貫通孔413をその径方向外側に開口させる外周開口部413aが形成されている。外周開口部411a,412a,413aは、貫通孔411,412,413の全長に亘り、貫通孔411,412,413に沿って形成されている。
図4(b)に示すように、貫通孔411,412,413には、電線11,12,13がそれぞれ収容される。また、電線保持部41の外面41aを囲むように編組シールド14の膨大部14aが配置され、この膨大部14aが環状の締付部材5によって電線保持部41の外面41aに押し付けられて接触している。この加締めにより、締付部材5には、一対の突起部5aが形成される。
また、貫通孔411,412,413の外周開口部411a,412a,413aから露出した電線11,12,13の外周面は、編組シールド14(膨大部14a)を介して締付部材5の締付力を受け、貫通孔411,412,413の内面411b,412b,413bに押し付けられる。この電線11,12,13と貫通孔411,412,413の内面411b,412b,413bとの間の摩擦力により、電線11,12,13の軸方向移動が規制される。
(第2の実施の形態の作用及び効果)
本実施の形態によれば、第1の実施の形態について説明した(1)〜(3)と同様の作用及び効果がある。また、電線保持部41の厚さ方向(図4の上下方向)の寸法を小さくすることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記第1及び第2の実施の形態では、電線の数が3本である場合について説明したが、電線の数に制限はなく、1〜2本又は4本以上の電線を有するシールドケーブルについても、本発明のケーブル保持構造を適用することができる。また、シールドケーブルの用途についても特に制限はない。
また、本発明のケーブル保持構造は、上述したシールドケーブル以外にも適用することができる。例えば、複数本の電線を一括して収容する金属製のパイプと、この金属製のパイプに接続され、金属製のパイプから露出した複数本の電線を一括して被覆する編組シールドと、を有するハーネス等にも適用することができる。
1…シールドケーブル、2…接続用パネル、3…締付部材、3a…突起部、4…接続用パネル、5…締付部材、5a…突起部、11,12,13…電線、14…編組シールド、14a…膨大部、15…シース、20…板状部材、20a…開口、20b…表面、20c…裏面、21…電線保持部、21a…外面、40…板状部材、40a…開口、41…電線保持部、41a…外面、110,120,130…中心導体、111,121,131…絶縁体、211,212,213…貫通孔、211a,212a,213a…外周開口部、211b,212b,231b…内面、214,215,216…壁部、411,412,413…貫通孔、411a,412a,413a…外周開口部、411b,412b,413b…内面、c…中心軸

Claims (4)

  1. 板状部材の開口に設けられた導電性を有する電線保持部に、複数の電線を挿通させて保持すると共に、前記複数の電線を一括して被覆する編組シールドを前記電線保持部に接続するケーブル保持構造であって、
    前記電線保持部は、前記板状部材の前記開口から突出すると共に、前記板状部材に交差する方向に延びる複数の貫通孔を有し、
    前記複数の電線は、その各々が前記貫通孔に収容され、
    前記編組シールドは、前記開口から突出した前記電線保持部の外面に接続されている
    ケーブル保持構造。
  2. 前記編組シールドは、前記電線保持部との間に前記編組シールドを挟んで配置された環状の締付部材によって、前記電線保持部の外面に押し付けられている
    請求項1に記載のケーブル保持構造。
  3. 前記電線保持部には、前記貫通孔をその径方向外側に開口させる外周開口部が前記貫通孔に沿って形成され、
    前記電線は、その外周面の一部が前記外周開口部から前記貫通孔の外部に露出し、
    前記外周開口部から露出した前記電線の外周面が、前記編組シールドを介して前記締付部材からの締付力を受ける
    請求項2に記載のケーブル保持構造
  4. 前記電線保持部は、前記複数の貫通孔の間を隔てる複数の壁部が放射状に形成された円柱状の部材である、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のケーブル保持構造。
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