JP2013186442A - ガルバノスキャナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転ミラーが大きくなっても、応答特性の低下を抑制することが可能なガルバノスキャナを提供する。
【解決手段】 回転軸に回転ミラーが取り付けられている。回転ミラーは、回転軸の回転中心線に平行な反射面を有する。反射面の平面形状は、回転中心線に関して非対称である。反射面の面内方向に関して、回転ミラーの重心が回転中心線と重なる位置にある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、所定の角度範囲内で回転する回転ミラーにより、光ビームを反射するガルバノスキャナに関する。
レーザドリル等において、レーザビームを走査するためにガルバノスキャナが用いられる。ガルバノスキャナは、回転ミラーと、回転ミラーを回転させるモータとを含む。回転ミラーが高速で往復回転すると、回転軸や回転ミラーに変形が生じ、共振現象が発生する。回転ミラーの背面を板状部材で支持して剛性を高めることにより、共振周波数を高くしたガルバノスキャナが特許文献1に開示されている。このガルバノスキャナにおいては、回転軸の軸心が、回転ミラーと板状部材との重心を通るように構成されている。これにより、回転ミラーと板状部材との非対称性に起因する共振が抑制される。
特開平7−270701号公報
レーザビームをx方向とy方向との2方向に走査するために、x用とy用の2つのガルバノスキャナが用いられる。2段目のガルバノスキャナに入射するレーザビームは、1段目のガルバノスキャナによって一方向に振られている。このため、2段目のガルバノスキャナの回転ミラーを、1段目のガルバノスキャナの回転ミラーより大きくしなければならない。回転ミラーが大きくなると、慣性モーメントが大きくなるため、応答特性が悪くなる。
本発明の目的は、回転ミラーが大きくなっても、応答特性の低下を抑制することが可能なガルバノスキャナを提供することである。
本発明の一観点によれば、
回転軸と、
前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸の回転中心線に平行な反射面を有し、前記反射面の平面形状は、前記回転中心線に関して非対称であり、前記反射面の面内方向に関して、重心が前記回転中心線と重なる位置にある回転ミラーと
を有するガルバノスキャナが提供される。
本発明の他の観点によると、
回転軸と、
前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸の回転中心線に平行な反射面を有する回転ミラーと、
前記回転ミラーの背面に形成され、前記回転軸への取り付け箇所から前記回転中心線に沿って先端に向かって伸び、先端に向かって細くなる第1の補強リブと、
前記回転ミラーの背面に形成され、前記第1の補強リブから枝分かれし、前記回転中心線に対して垂直な方向から、前記回転ミラーの先端の側に傾いた方向に伸びる複数の第2の補強リブと
を有し、
前記回転ミラーの先端は、自由端とされているガルバノスキャナが提供される。
反射面の平面形状を、回転中心線に関して非対称とすることにより、所望の領域にのみ反射面を確保し、小型化を図ることが可能になる。反射面の形状を非対称にしても、重心を回転中心線上に位置させることにより、倒れモードの励振を抑制することができる。
図1は、実施例1によるガルバノスキャナを用いたレーザドリルの概略図である。 図2Aは、実施例1によるガルバノスキャナの側面図であり、図2Bは、回転ミラーの正面図であり、図2Cは、回転ミラーの背面図である。 図3Aは、実施例1によるガルバノスキャナの側面図であり、図3Bは、回転ミラーの断面図である。 図4A及び図4Bは、シミュレーション対象のガルバノスキャナの概略図であり、図4Cは、シミュレーション結果を示すグラフである。 図5A及び図5Bは、シミュレーション対象のガルバノスキャナの概略図であり、図5Cは、シミュレーション結果を示すグラフである。 図6A及び図6Bは、それぞれ実施例1の変形例によるガルバノスキャナの回転ミラーの正面図及び背面図である。 図7A及び図7Bは、それぞれ実施例2によるガルバノスキャナの回転ミラーの正面図及び背面図である。
[実施例1]
図1に、実施例1によるガルバノスキャナを用いたレーザドリルの概略図を示す。レーザ光源10から出射したレーザビームが、ベンディングミラー11、1段目のガルバノスキャナ12、2段目のガルバノスキャナ13、及びfθレンズ14を経由して、加工対象物15に入射する。なお、必要に応じて、ビームエキスパンダ、マスク、レンズ等が配置される。加工対象物15の表面をxy面とするxy直交座標系を定義する。
1段目のガルバノスキャナ12は、加工対象物15の表面において、レーザビームの入射点をx方向に移動させる。1段目のガルバノスキャナ12によってレーザビームの進行方向が振られると、2段目のガルバノスキャナ13の回転ミラー20への入射点がx方向に移動する。2段目のガルバノスキャナ13は、加工対象物15の表面において、レーザビームの入射点をy方向に移動させる。fθレンズ14は、加工対象物15の表面に、レーザビームを集光して垂直入射させる。
図2Aに、2段目のガルバノスキャナ13の概略側面図を示す。回転軸21の一端に、固定具24を介して回転ミラー20が固定されている。回転軸21の他端には、エンコーダ22が取り付けられている。モータ23が、回転軸21の中央部分にトルクを発生させる。回転軸21は、モータ23の両側において、軸受26により回転可能に支持されている。回転軸21、回転ミラー20、及びエンコーダ22が、回転中心線31を中心として、所定の範囲内で往復回転する。
図2Bに、回転ミラー20の反射面20Aに正対したときの回転ミラー20の正面図を示す。反射面20Aは、回転中心線31に対して平行である。1段目のガルバノスキャナ12(図1)でレーザビームを走査すると、反射面20A上で、レーザビームのビーム断面30が、回転中心線31に沿って移動する。反射面20Aが、入射レーザビームの進行方向に対して傾いているため、レーザビームを反射面20Aで切り取ったビーム断面30は楕円になる。1段目のガルバノスキャナ12(図1)でレーザビームを一方の端まで振った時のビーム断面30Aの長軸と、他方の端まで振った時のビーム断面30Bの長軸と
は、回転中心線31に対して反対方向に傾く。
反射面20Aは、1段目のガルバノスキャナ12(図1)でレーザビームを振ったときに、ビーム断面30が移動する領域の外形よりもやや大きな外形を有する。例えば、反射面20Aの外形は、回転中心線31に平行な一対の直線部分と、一対の直線部分の端部同士を接続する曲線部分とを含む。一対の直線部分の長さは、相互に異なる。曲線部分は、直線部分になめらかに接続され、外側に向かって凸の形状を有する。言い換えると、反射面20Aは、台形の一対の斜辺を外側にふくらませた形状を有する。
反射面20Aの外形を、ビーム断面30の移動範囲の外形よりやや大きくしたのは、光学系の取付け誤差、回転ミラー20の製造上のばらつき等を吸収するためのマージンを確保するためである。回転ミラー20の縁に、把持部43が設けられている。把持部43が固定具24(図2A)で把持されることにより、回転ミラー20が回転軸21に固定される。
ビーム断面30Aと30Bとが、回転中心線31に対して相互に反対向きに傾いているため、反射面20Aの外形は、回転中心線31に対して非対称になる。より具体的には、回転中心線31を中心として、反射面20Aの一方の領域は、他方の領域より広い。このため、回転ミラー20を均一な厚さにすると、回転ミラー20の重心Gが、回転中心線31からずれてしまう。実施例1においては、後述するように、反射面20Aの面内方向に関して、回転ミラー20の重心Gが回転中心線31上に位置する構成とされている。
図2Cに、回転ミラー20の背面図を示す。回転ミラー20の背面20Bに、剛性を高めるための第1の補強リブ41及び第2の補強リブ42が設けられている。第1の補強リブ41は、把持部43から、回転中心線31に沿って、回転ミラー20の先端に向かって伸びる。第1の補強リブ41の幅は、先端に向かって細くなっている。
第2の補強リブ42が第1の補強リブ41から枝分かれしている。第2の補強リブ42は、回転中心線31に対して垂直な方向から、回転ミラー20の先端の方向に傾いた斜め方向に伸びる。回転中心線31を中心として、反射面20Aの面積が相対的に大きな側に配置される第2の補強リブ42の本数(図2Cにおいて2本)が、反射面20Aの面積が相対的に小さな側に配置される第2の補強リブ42の本数(図2Cにおいて3本)より少ない。第2の補強リブ42の本数を調節することにより、反射面20Aの面内方向に関して、回転ミラー20の重心を回転中心線31上に位置させることができる。
第2の補強リブ42の本数を調整する代わりに、第1の補強リブ41及び第2の補強リブ42の高さを不均一にすることにより、反射面20Aの面内方向に関して、回転中心線31が重心Gを通過するようにしてもよい。一例として、反射面20Aの面積が相対的に大きな側に配置される第2の補強リブ42を、反射面20Aの面積が相対的に小さな側に配置される第2の補強リブ42より低くしてもよい。その他に、反射面20Aの面積が相対的に大きな側に配置される第2の補強リブ42を、反射面20Aの面積が相対的に小さな側に配置される第2の補強リブ42より短くしてもよい。
回転ミラー20の材料として、例えばベリリウムが用いられる。回転ミラー20を作製する際には、まず、ベリリウムの粉体を焼結することにより、最終形状に近い形状の構造物を得る。その後、この構造物の表面を削って形状を調整することにより、回転ミラー20が作製される。
図3Aに、2段目のガルバノスキャナ13の回転ミラー20を、図2Aの状態から90°回転させた状態の概略側面図を示す。回転ミラー20の把持部43が、固定具24に挟
まれて回転軸21に固定されている。回転ミラー20と固定具24とは、例えば接着剤により相互に固定される。背面20Bに、第1の補強リブ41が形成されている。
図3Bに、回転ミラー20及び固定具24の断面図を示す。背面20Bから反射面20Aまでの高さよりも、背面20Bから第1の補強リブ41の上面(図3Bにおいては、下側を向く面)までの高さの方が高い。回転ミラー20の重心Gは、背面20Bに関して反射面20Aとは反対側に位置する。第1の補強リブ41及び第2の補強リブ42(図2C)の高さを調整することにより、回転ミラー20の厚さ方向に関して重心Gの位置を調整することができる。実施例1においては、回転中心線31が重心Gを通過するように、第1の補強リブ41及び第2の補強リブ42の高さが設定されている。
従来は、反射面20Aの形状が、回転中心線31に関して対称であった。このため、回転中心線31を中心として、両側の反射面20Aの各々を、図2Bに示した相対的に大きな方の反射面20Aと同一か、それよりも大きくしなければならない。従って、回転ミラー20の重量が重くなってしまう。実施例1のように、反射面20Aの形状を回転中心線31に関して非対称にすることにより、回転ミラー20の小型化、及び軽量化を図ることができる。
図4A〜図4Cを参照して、実施例1によるガルバノスキャナの効果について説明する。図4A及び図4Bに示すガルバノスキャナの応答特性を、シミュレーションにより求めた。図4Aに示したガルバノスキャナは、上述の実施例1によるガルバノスキャナと同一の構成を有する。図4Bに示したガルバノスキャナは、回転ミラー20の先端において、軸受27により支持されている。すなわち、回転軸21を支持する2つの軸受26と、回転ミラー20を、その先端で支持する軸受27との3点で、回転軸21が支持される。これに対して、図4Aに示したガルバノスキャナの回転軸21は、2点で支持される。
回転軸を3点で支持する構成を採用すると、3個の軸受の軸受中心がずれた場合に、曲げモードの振動が励振される。2点で回転軸21を支持することにより、曲げモードの励振が抑制される。ただし、回転ミラー20の先端を開放端とすると、回転ミラー20の重心が回転中心線からずれたときに、倒れモードの振動が励振され易くなる。
図4Cに、利得と位相の速度開ループ周波数応答特性の、有限要素法による解析結果を示す。横軸は周波数を対数目盛で表し、左縦軸は利得を単位「dB」で表し、右縦軸は位相を単位「度」で表す。開ループ周波数応答特性の入力は、モータ23に与える正弦波電流であり、出力はモータ23の回転速度である。実線4Aは、図4Aに示した2点支持のガルバノスキャナの応答特性を示し、破線4Bは、図4Bに示した3点支持のガルバノスキャナの応答特性を示す。2点支持のガルバノスキャナにおいても、反共振点より低い周波数領域において、共振は生じていない。すなわち、倒れモードの共振は発生していない。これは、図2B、図2C、図3Bに示したように、回転ミラー20の重心Gを、回転中心線31上に位置させたことによる。
次に、図5A〜図5Cを参照して、回転ミラー20を小型化することの効果について説明する。図5A及び図5Bに示すガルバノスキャナの応答特性をシミュレーションにより求めた。
図5Aに示したガルバノスキャナは、上記実施例1のガルバノスキャナと同一の構成を有し、回転ミラー20の反射面20Aが回転中心線31に関して非対称である。図5Bに示したガルバノスキャナの回転ミラー20の反射面は、回転中心線31に関して対称である。このため、図5Bに示した回転ミラー20は、図5Aに示した回転ミラー20よりも重い。
図5Cに、利得と位相の速度開ループ周波数応答特性の、有限要素法による解析結果を示す。横軸及び縦軸は、図4Cに示したグラフの横軸及び縦軸と同一である。図5Aに示したガルバノスキャナの反共振点の周波数が、図5Bに示したガルバノスキャナの反共振点の周波数より高いことがわかる。これは、回転ミラー20を小型化したことによって、慣性モーメントが低減したためである。
上記実施例1では、図2Bに示したように、1段目のガルバノスキャナ12でレーザビームを走査したとき、レーザビームのビーム断面30が、2段目のガルバノスキャナ13の回転中心線31と平行な方向に移動した。1段目及び2段目のガルバノスキャナ12、13の姿勢によっては、ビーム断面30の移動方向が、回転中心線31と平行にならない場合もある。
図6Aに、ビーム断面30の移動方向と、回転中心線31とが平行ではない場合の回転ミラー20の正面図を示す。反射面20Aの外形の直線部分が、回転中心線31に対してやや傾いている。この場合でも、後述するように、回転ミラー20の重心Gが回転中心線31上に位置する構成とされている。
図6Bに、回転ミラー20の背面図を示す。第1の補強リブ41は、ビーム断面30(図6A)の移動方向ではなく、回転中心線31に沿って伸びる。第1の補強リブ41及び第2の補強リブ42の平面形状及び高さは、重心Gが回転中心線31上に位置するように設定されている。
[実施例2]
図7A及び図7Bに、それぞれ実施例2によるガルバノスキャナの回転ミラーの正面図及び背面図を示す。以下、上記実施例1によるガルバノスキャナとの相違点について説明し、同一の構成については説明を省略する。
図7Aに示すように、実施例2によるガルバノスキャナの回転ミラー20の反射面20Aは、回転中心線31に関して対称である。図7Bに示すように、第1の補強リブ41は、実施例1の場合と同様に、把持部43から回転中心線31に沿って伸び、先端に向かって細くなる。第2の補強リブ42は、実施例1の場合と同様に、第1の補強リブ41から枝分かれしている。また、第2の補強リブ42は、回転中心線31に対して垂直な方向から、回転ミラー20の先端の方に向かって傾斜した方向に伸びる。第1の補強リブ41及び第2の補強リブ42は、回転中心線31に関して対称な平面形状を有する。反射面20Aが回転中心線31に関して対称であり、かつ第1の補強リブ41及び第2の補強リブ42も、回転中心線31に関して対称であるため、反射面20Aの面内方向に関して、回転ミラー20の重心Gは、回転中心線31上に位置する。
第1の補強リブ41が、把持部43から先端に向かって細くなっているため、等幅である場合に比べて、慣性モーメントが小さくなる。このため、応答特性を改善することができる。特に、先端が相対的に軽いため、先端を軸受で支持することなく、自由端とすることができる。これにより、曲げモードの振動の励振を抑制することができる。
上記実施例1及び実施例2では、回転ミラー20の重心Gが、回転中心線31上に位置する例を示した。ただし、機械加工精度のばらつきにより、重心Gが回転中心線31からわずかにずれる場合もある。回転中心線31から重心Gまでのずれが100μm以下であれば、実質的に重心Gが回転中心線31上に位置しているといえる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。
例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10 レーザ光源
11 ベンディングミラー
12 1段目のガルバノスキャナ
13 2段目のガルバノスキャナ
14 fθレンズ
15 加工対象物
20 回転ミラー
20A 反射面
20B 背面
21 回転軸
22 エンコーダ
23 モータ
24 固定具
26、27 軸受
30、30A、30B ビーム断面
31 回転中心線
41 第1の補強リブ
42 第2の補強リブ
43 把持部

Claims (6)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸の回転中心線に平行な反射面を有し、前記反射面の平面形状は、前記回転中心線に関して非対称であり、前記反射面の面内方向に関して、重心が前記回転中心線と重なる位置にある回転ミラーと
    を有するガルバノスキャナ。
  2. 前記反射面に垂直な厚さ方向に関して、前記回転ミラーの重心が前記回転中心線と重なる位置にある請求項1に記載のガルバノスキャナ。
  3. さらに、前記回転ミラーの背面に形成され、前記回転軸への取り付け箇所から前記回転中心線に沿って先端に向かって伸び、先端に向かって細くなる第1の補強リブを有する請求項1または2に記載のガルバノスキャナ。
  4. さらに、前記回転ミラーの背面に形成され、前記第1の補強リブから枝分かれし、前記回転中心線に対して垂直な方向から、前記回転ミラーの先端の方に傾いた方向に伸びる複数の第2の補強リブを有する請求項3に記載のガルバノスキャナ。
  5. 前記回転ミラーの先端は自由端とされている請求項1乃至4のいずれか1項に記載のガルバノスキャナ。
  6. 回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸の回転中心線に平行な反射面を有する回転ミラーと、
    前記回転ミラーの背面に形成され、前記回転軸への取り付け箇所から前記回転中心線に沿って先端に向かって伸び、先端に向かって細くなる第1の補強リブと、
    前記回転ミラーの背面に形成され、前記第1の補強リブから枝分かれし、前記回転中心線に対して垂直な方向から、前記回転ミラーの先端の側に傾いた方向に伸びる複数の第2の補強リブと
    を有し、
    前記回転ミラーの先端は、自由端とされているガルバノスキャナ。
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