JP2013185775A - 分配器 - Google Patents

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石野  裕二
Yuhei Yamagami
雄平 山上
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泰三 玉置
Tomoya Miyakoshi
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Abstract

【課題】異物の混入を防止しつつコストの低減化を図ることができる分配器を提供すること。
【解決手段】冷媒入口412と複数の冷媒出口4212とを有した分配器本体40aを備え、冷媒入口412に連通する態様で設けられた冷媒配管25から内部に流入した冷媒を、各冷媒出口4212に連通する態様で設けられた冷媒配管25のそれぞれに分配して流出させる分配器40において、分配器本体40aは、冷媒入口412と冷媒出口4212との間に自身の内径が冷媒入口412の内径よりも縮小した縮径部43が形成されて成るものである。この分配器本体40aは、冷媒入口412から縮径部43に向けて内径が漸次小さくなるよう形成されて成ることが好ましい。
【選択図】図6

Description

本発明は、分配器に関するものである。
従来、冷媒を圧縮する圧縮機と、この圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、この凝縮器で凝縮した冷媒を断熱膨張させる膨張機構と、この膨張機構で断熱膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器とを冷媒配管で順次接続して構成され、かつ内部に冷媒が封入された冷媒回路においては、冷媒を分配するための分配器が適宜用いられている。
このような分配器は、冷媒入口と複数の冷媒出口とを有した分配器本体を備えており、冷媒入口に連通する態様で設けられた冷媒配管から内部に流入した冷媒を、各冷媒出口に連通する態様で設けられた冷媒配管のそれぞれに分配して流出させるものである。
そして、分配器本体の内部において、冷媒入口と各冷媒出口との間に冷媒入口の内径よりも小さい孔部が形成された板状部材が設けられた分配器が知られており、かかる分配器では、冷媒入口より内部に流入した冷媒が孔部を通過することにより冷媒の流速を上昇させて噴霧状の均質流にして、均等に冷媒出口に連通する冷媒配管に分配するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−351706号公報
ところで、上述した特許文献1に提案されている分配器では、分配器本体に別部品である板状部材が設けられていたために、部品点数の増大及び板状部材を分配器本体の内部に設けるための加工工数の増大によるコストの増大化を招来していた。しかも板状部材を設ける際に異物が混入してしまう虞れがあり、かかる異物の混入は適用される冷媒回路に悪影響を与えることになり好ましいものではない。
本発明は、上記実情に鑑みて、異物の混入を防止しつつコストの低減化を図ることができる分配器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る分配器は、冷媒入口と複数の冷媒出口とを有した分配器本体を備え、冷媒入口に連通する態様で設けられた冷媒配管から内部に流入した冷媒を、各冷媒出口に連通する態様で設けられた冷媒配管のそれぞれに分配して流出させる分配器において、前記分配器本体は、前記冷媒入口と前記冷媒出口との間に自身の内径が前記冷媒入口の内径よりも縮小した縮径部が形成されて成ることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る分配器は、上述した請求項1において、前記分配器本体は、前記冷媒入口から前記縮径部に向けて内径が漸次小さくなるよう形成されて成ることを特徴とする。
本発明によれば、分配器本体は、冷媒入口と冷媒出口との間に自身の内径が冷媒入口の内径よりも縮小した縮径部が形成されて成るので、従来のように別部品である板状部材等を必要とせず、これにより部品点数を削減することができるとともに、加工工数を低減させることができる。しかも板状部材等の別部品を分配器本体に設ける必要がないので、加工時に異物が混入する虞れがない。従って、異物の混入を防止しつつコストの低減化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である分配器を有する冷媒サイクル装置が適用された自動販売機の内部構造を正面から見た場合を示す説明図である。 図2は、図1に示した自動販売機の内部構造を示すものであり、右側の商品収容庫の断面側面図である。 図3は、図1及び図2に示した自動販売機に適用された冷媒サイクル装置を概念的に示す概念図である。 図4は、図3に示した本実施の形態である分配器の斜視図である。 図5は、図4に示した分配器の底面図であり、冷媒配管の一部を断面で示している。 図6は、図5のA−A線断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る分配器の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である分配器を有する冷媒サイクル装置が適用された自動販売機の内部構造を正面から見た場合を示す説明図である。ここで例示する自動販売機は、本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の形態を成すものである。この本体キャビネット1には、その内部に例えば2つの断熱仕切板2によって仕切られた3つの独立した商品収容庫3が左右に並んだ態様で設けられている。この商品収容庫3は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を所望の温度に維持した状態で収容するためのもので、断熱構造を有している。
図2は、図1に示した自動販売機の内部構造を示すものであり、右側の商品収容庫3の断面側面図である。尚、ここでは右側の商品収容庫(以下、適宜右庫とも称する)3aの内部構造について示すが、中央の商品収容庫(以下、適宜中庫とも称する)3b及び左側の商品収容庫(以下、適宜左庫とも称する)3cの内部構造も右庫3aと略同じような構成である。尚、本明細書における右側とは、自動販売機を正面から見た場合の右方を示し、左側とは、自動販売機を正面から見た場合の左方を示す。
かかる図2に示すように、本体キャビネット1の前面には、外扉4及び内扉5が設けられている。外扉4は、本体キャビネット1の前面開口を開閉するためのものであり、内扉5は、商品収容庫3の前面を開閉するためのものである。この内扉5は、上下に分割してあり、上側の扉5aは商品を補充する際に開閉するものである。
上記商品収容庫3には、商品収納ラック6、払出機構7及び搬出シュータ8が設けられている。商品収納ラック6は、商品を上下方向に沿って並ぶ態様で収納するためのものである。払出機構7は、商品収納ラック6の下部に設けられており、この商品収納ラック6に収納された商品群の最下位にある商品を1つずつ搬出するためのものである。搬出シュータ8は、払出機構7から払い出された商品を外扉4に設けられた商品取出口4aに導くためのものである。
図3は、図1及び図2に示した自動販売機に適用された冷媒サイクル装置を概念的に示す概念図である。この図3に示す冷媒サイクル装置は、内部に冷媒(例えば二酸化炭素等)を封入した冷媒回路10を有しており、この冷媒回路10は、主経路20、高圧冷媒導入配管30及び戻配管32を備えて構成されている。
主経路20は、圧縮機21、庫外熱交換器22、補助庫外熱交換器23及び庫内熱交換器24を冷媒配管25にて順次接続して構成されている。
圧縮機21は、図2にも示すように機械室9に配設されている。機械室9は、本体キャビネット1の内部であって商品収容庫3と区画され、かつ商品収容庫3の下方側の室である。この圧縮機21は、吸引口を通じて冷媒を吸引し、吸引した冷媒を圧縮して高温高圧の状態(高圧冷媒)にして吐出口より吐出するものである。
本実施の形態である圧縮機21は、2回に分けて圧縮動作を行う二段式圧縮機である。より詳細に説明すると、圧縮機21は、1回目の圧縮動作を行う第1圧縮要素211と、2回目の圧縮動作を行う第2圧縮要素212とを有しており、これらの間に図示せぬ中間熱交換器が設けられている。中間熱交換器は、第1圧縮要素211による1回目の圧縮動作により圧縮された冷媒を放熱させて第2圧縮要素212に送出するものである。
庫外熱交換器22は、圧縮機21と同様に機械室9に配設されている。この庫外熱交換器22は、圧縮機21で圧縮された冷媒が自身の流路を通過する場合に、該冷媒を周囲空気と熱交換させて放熱させるものである。この庫外熱交換器22と圧縮機21とを接続する冷媒配管25には、三方弁26が設けられている。かかる三方弁26については後述する。
補助庫外熱交換器23は、自身の流路に熱的に接続されるフィン部材が庫外熱交換器22と共通化された状態で該庫外熱交換器22と一体的に構成されている。この補助庫外熱交換器23は、流路を通過する冷媒、すなわち庫外熱交換器22で放熱した冷媒を周囲空気と熱交換させて放熱させるものである。
庫内熱交換器24は、複数(図示の例では3つ)設けられており、それぞれが各商品収容庫3の内部低域であって背面ダクトDの前方側に配設されている。これら庫内熱交換器24と補助庫外熱交換器23とを接続する冷媒配管25は、その途中に配設された分配器40により3つに分岐され、右庫3aに配設された庫内熱交換器(以下、右庫内熱交換器とも称する)24a、中庫3bに配設された庫内熱交換器(以下、中庫内熱交換器とも称する)24b、並びに左庫3cに配設された庫内熱交換器(以下、左庫内熱交換器とも称する)24cの入口側にそれぞれ接続されている。尚、分配器40の詳細については後述する。
また、この冷媒配管25においては、分配器40から各庫内熱交換器24に至る途中に膨張弁27a,27b,27c(以下、総称して膨張弁27とも称する)が設けられている。膨張弁27a,27b,27cは、図示せぬコントローラから与えられる指令に応じて開度を調整することができる流量可変のものであり、全閉状態となることも可能である。かかる膨張弁27a,27b,27cは、通過する冷媒を減圧して断熱膨張させるものである。
上記庫内熱交換器24のそれぞれの出口側に接続された冷媒配管25は、途中の第1合流点P1で合流して圧縮機21の吸引口に連通する態様で該圧縮機21に接続されている。
尚、このような主経路20において、図3中の符号28及び符号29は、それぞれヒータ及び内部熱交換器である。ヒータ28は、中庫3bに配設されており、駆動して通電状態となることにより中庫3bの内部空気を加熱する加熱手段である。内部熱交換器29は、補助庫外熱交換器23を通過した高圧冷媒と、庫内熱交換器24を通過した冷媒(低圧冷媒)とを熱交換させるものである。
高圧冷媒導入配管30は、一端が三方弁26に連結されており、他端が左庫3cに配設された加熱用熱交換器31の入口側に接続されている。この高圧冷媒導入配管30は、圧縮機21で圧縮された高圧冷媒を加熱用熱交換器31に導入させるためのものである。
ここで三方弁26は、圧縮機21で圧縮された高圧冷媒を庫外熱交換器22へ送出する第1送出状態と、加熱用熱交換器31へ送出する第2送出状態との間で択一的に切り換え可能なバルブ手段である。かかる三方弁26の切換動作は、コントローラから与えられる指令に応じて行われる。
戻配管32は、一端が加熱用熱交換器31の出口側に接続されており、他端が主経路20を構成する冷媒配管25、すなわち庫外熱交換器22と補助庫外熱交換器23との間の冷媒配管25の第2合流点P2に接続されている。この戻配管32は、加熱用熱交換器31を通過した冷媒を主経路20に戻すためのものである。
このような冷媒サイクル装置においては、圧縮機21の回転数や膨張弁27a,27b,27cの開度、あるいは三方弁26の送出状態を、コントローラを通じて制御することで各商品収容庫3の内部温度を所望の温度状態に調整することができ、次のようにして商品収容庫3に収容された商品を冷却、あるいは加熱することができる。ここでは、CCC運転(すべての商品収容庫3の内部空気を冷却する運転)を行う場合とHCC運転(左庫3cの内部空気を加熱し、右庫3a及び中庫3bの内部空気を冷却する運転)を行う場合とを代表例として説明する。
まずCCC運転を行う場合について説明する。この場合、コントローラは、三方弁26を第1送出状態にさせるとともに、膨張弁27の開度を調整する。
これにより圧縮機21で圧縮された冷媒は、第1送出状態にある三方弁26を通過して庫外熱交換器22に至る。庫外熱交換器22に至った冷媒は、該庫外熱交換器22を通過中に、周囲空気(外気)と熱交換を行って放熱する。庫外熱交換器22で放熱した冷媒は、補助庫外熱交換器23に至り、かかる補助庫外熱交換器23を通過中に、周囲空気と熱交換してさらに放熱する。補助庫外熱交換器23で放熱した冷媒は、内部熱交換器29を通じて膨張弁27に至り、かかる膨張弁27で断熱膨張し、右庫内熱交換器24a、中庫内熱交換器24b及び左庫内熱交換器24cに送出される。
各庫内熱交換器24に送出された冷媒(低圧冷媒)は、図示せぬ冷媒流路を通過して周囲空気(内部空気)と熱交換して該周囲空気を冷却する。冷却された空気は、各庫内熱交換器24に近接配置された庫内送風ファンF1の駆動により内部を循環し、これにより各商品収容庫3に収容された商品は、循環する空気により冷却される。各庫内熱交換器24を通過した冷媒は、第1合流点P1で合流した後に内部熱交換器29を通じて圧縮機21に吸引され、圧縮機21に圧縮されて上述した循環を繰り返す。
次に、HCC運転を行う場合について説明する。この場合、コントローラは、三方弁26を第2送出状態にさせ、膨張弁27cを全閉状態にさせるとともに膨張弁27a,27bの開度を調整する。
これにより圧縮機21で圧縮された冷媒は、第2送出状態である三方弁26を通過し、高圧冷媒導入配管30を通じて加熱用熱交換器31に送出される。
加熱用熱交換器31に送出された冷媒(高圧冷媒)は、図示せぬ冷媒流路を通過して周囲空気(内部空気)と熱交換して該周囲空気を加熱する。加熱された空気は、庫内送風ファンF1の駆動により内部を循環し、これにより各商品収容庫3に収容された商品は、循環する空気により加熱される。
加熱用熱交換器31を通過した冷媒は、戻配管32を通過した後に第2合流点P2に至り、かかる第2合流点P2で主経路20に進入する。主経路20に進入した冷媒は、補助庫外熱交換器23及び内部熱交換器29を通過した後に膨張弁27a,27bに至り、かかる膨張弁27a,27bで断熱膨張し、右庫内熱交換器24a及び中庫内熱交換器24bに送出される。
右庫内熱交換器24a及び中庫内熱交換器24bに送出された冷媒は、冷媒流路を通過して周囲空気(内部空気)と熱交換して該周囲空気を冷却する。冷却された空気は、庫内送風ファンF1の駆動により内部を循環し、これにより右庫3a及び中庫3bに収容された商品は、循環する空気により冷却される。右庫内熱交換器24a及び中庫内熱交換器24bを通過した冷媒は、第1合流点P1で合流した後に内部熱交換器29を通じて圧縮機21に吸引され、圧縮機21に圧縮されて上述した循環を繰り返す。
上記分配器40の構造について、図4〜図6を参照しながら説明する。図4は、図3に示した本実施の形態である分配器40の斜視図であり、図5は、図4に示した分配器40の底面図であり、冷媒配管25の一部を断面で示している。また図6は、図5のA−A線断面図である。これら図4〜図6に示すように、分配器40は、分配器本体40aを備えている。
分配器本体40aは、略均一な厚みを有する筒状体であり、上流側取付部41と、下流側取付部42と、縮径部43とを備えて構成されている。上流側取付部41は、円筒状の形態を成した部位である。この上流側取付部41には、上端が上流側挿入口411を構成し、かつ下端が冷媒入口412を構成する上流側中空部41aが形成されている。かかる上流側中空部41aの内径は、内部熱交換器29に接続された冷媒配管25の端部の外径よりも僅かに大きく、上流側中空部41aは、該冷媒配管25の端部の進入を許容するものである。
つまり、上流側取付部41は、冷媒入口412に連通する態様で、内部熱交換器29に接続された冷媒配管25の端部が上流側挿入口411より上流側中空部41aに進入することを許容しており、ロウ付け等が施されることにより該冷媒配管25を保持する取付部位である。
下流側取付部42は、上流側取付部41よりも外径が大きい略円筒状の形態を成した部位であり、3つの配管保持部421を有している。これら3つの配管保持部421は、分配器本体40aの中心軸回りにそれぞれが等間隔に設けられており、下端が下流側挿入口4211を構成し、かつ上端が冷媒出口4212を構成する下流側中空部421aがそれぞれ形成されている。そして、これら3つの配管保持部421では、それぞれの下流側中空部421aが連続して1つの中空部分を形成している。かかる配管保持部421のそれぞれの内径は、膨張弁27に接続された冷媒配管25の端部の外径よりも僅かに大きく、それぞれの下流側中空部421aは、該冷媒配管25の端部の進入を許容するものである。
つまり、下流側取付部42は、それぞれの配管保持部421において、冷媒入口412に連通する態様で、膨張弁27に接続された各冷媒配管25の端部が下流側挿入口4211より下流側中空部421aに進入することを許容しており、ロウ付け等が施されることにより該冷媒配管25を保持する取付部位である。図6中の符号44は、ロウ付けにより構成された封止部材である。
縮径部43は、上流側取付部41と下流側取付部42との間に設けられており、内径が冷媒入口412の内径よりも縮小した部位である。上述したように分配器本体40aは、略均一な厚みを有する筒状体であるから、縮径部43は、内径だけでなく、外径も上流側取付部41の外径より縮小している。つまり、分配器本体40aは、冷媒入口412と冷媒出口4212との間に自身の内径が冷媒入口412の内径よりも縮小した縮径部43が形成されて成るものであり、より詳細には、冷媒入口412から縮径部43に向けて内径が漸次小さくなるよう形成されて成るものである。
以上のように構成された分配器40においては、内部熱交換器29から冷媒配管25を通過して冷媒入口412から内部に流入した冷媒を、縮径部43を通過させることで該冷媒の流速を上昇させて均質流にする。そして、均質流にした冷媒を各冷媒出口4212より各配管保持部421に保持される冷媒配管25のそれぞれに分配して流出させている。
以上説明したように本実施の形態である分配器40によれば、分配器本体40aは、冷媒入口412と冷媒出口4212との間に自身の内径が冷媒入口412の内径よりも縮小した縮径部43が形成されて成るので、従来のように別部品である板状部材等を必要とせず、これにより部品点数を削減することができるとともに、加工工数を低減させることができる。しかも板状部材等の別部品を分配器本体に設ける必要がないので、加工時に異物が混入する虞れがない。従って、異物の混入を防止しつつコストの低減化を図ることができる。
また、上記分配器40によれば、下流側取付部42は、各配管保持部421の互いの下流側中空部421aが連続して1つの中空部分を形成した異形状に構成されていることで、従来のように下流側の冷媒配管の保持に際して孔加工する必要がなく、これによっても加工工数を低減させることができ、コストの低減化を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、分配器本体40aは、冷媒入口412から縮径部43に向けて内径が漸次小さくなるよう形成されていたが、本発明においては、冷媒入口から縮径部に至る部分については、内径が漸次小さくなるように形成されていなくてもよい。
以上のように、本発明に係る分配器は、自動販売機等の冷媒サイクル装置に有用である。
10 冷媒回路
25 冷媒配管
40 分配器
40a 分配器本体
41 上流側取付部
41a 上流側中空部
411 上流側挿入口
412 冷媒入口
42 下流側取付部
421 配管保持部
421a 下流側中空部
4211 下流側挿入口
4212 冷媒出口
43 縮径部
44 封止部材

Claims (2)

  1. 冷媒入口と複数の冷媒出口とを有した分配器本体を備え、
    冷媒入口に連通する態様で設けられた冷媒配管から内部に流入した冷媒を、各冷媒出口に連通する態様で設けられた冷媒配管のそれぞれに分配して流出させる分配器において、
    前記分配器本体は、前記冷媒入口と前記冷媒出口との間に自身の内径が前記冷媒入口の内径よりも縮小した縮径部が形成されて成ることを特徴とする分配器。
  2. 前記分配器本体は、前記冷媒入口から前記縮径部に向けて内径が漸次小さくなるよう形成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の分配器。
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