JP2013183979A - ゲーム予約システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ゲーム予約システム1は、プレイヤが所持する通信端末2と、複数のゲーム機20、20−2と、通信端末2と複数のゲーム機20、20−2との間を通信網で接続したサーバ10とを備えるゲーム予約システム1において、通信端末2は、プレイヤがゲーム機20、20−2のプレイ予約に使用し、サーバ10は、各ゲーム機20、20−2の配置場所情報を記憶するサーバ記憶部12と、予約候補となるゲーム機20を検索するサーバ制御部11とを備え、ゲーム機20、20−2は、複数のプレイヤがそれぞれ使用する複数のステーションStA〜StDと、複数のステーションのプレイヤのプレイ状態を管理する管理制御部21aと、ステーションのプレイ予約を行う予約制御部21bと、ステーションの予約情報を記憶する情報記憶部22とを備える。
【選択図】図1
Description
しかし、ゲームの開始と終了とがプレイヤに一任されてしまうようなゲーム、例えば、メダルゲーム機等の場合、プレイヤは、順番待ちの予約をしたとしても、プレイヤごとにプレイ時間に差異があるため、予約の順番が回ってくるまでの時間を予測することができなかった。そのため、予約したプレイヤが長時間待機しなければならない場合があった。
第2の発明は、第1の発明のゲーム予約システム(1)において、前記管理制御部(21a)は、前記使用開始時刻の所定時間前に、前記予約したプレイヤ以外の他のプレイヤが前記予約ゲーム部でプレイしており、他の前記ゲーム部が空席の状態であるときには、前記空席の状態の前記ゲーム部を新たな予約ゲーム部に切り替えること、を特徴とするゲーム予約システムである。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明のゲーム予約システム(1)において、前記メダルゲーム機(20、20−2)は、プレイヤに対して情報を報知する報知部(25)を備え、前記管理制御部(21a)は、前記使用開始時刻の所定時間前に、前記予約ゲーム部を含む前記ゲーム部が全てプレイ中の状態であるときには、前記報知部を制御して前記予約ゲーム部のプレイヤに前記予約ゲーム部の使用を終了する旨を報知すること、を特徴とするゲーム予約システムである。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかのゲーム予約システム(1)において、前記メダルゲーム機(20、20−2)は、各ゲーム部(StA〜StD)で使用するメダルを収容する収容部(23)を備え、当該ゲーム予約システムは、前記メダルゲーム機と通信を行い、前記収容部から前記プレイヤに前記メダルを貸し出す貸出制御部(42)を有した貸出端末(40)を備え、前記情報記憶部(22)は、前記メダルの貸し出しの予約を前記予約情報として記憶し、前記貸出制御部は、前記予約したプレイヤが前記使用開始時刻に前記予約ゲーム部を使用する場合に、前記情報記憶部で記憶した前記予約情報に基づいて、前記メダルを前記プレイヤに貸し出すこと、を特徴とするゲーム予約システムである。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかのゲーム予約システム(1)において、前記メダルゲーム機(20、20−2)は、前記ゲーム部(StA〜StD)で使用するメダルを収容する収容部(23)を備え、当該ゲーム予約システムは、前記プレイヤが過去に獲得して預けたメダルの枚数情報を記憶する払戻記憶部(31)と、前記メダルゲーム機と通信を行い、預けた前記メダルを前記収容部から払い戻す払戻制御部(32)とを有する払戻端末(30)を備え、前記情報記憶部(20)は、預けた前記メダルの払い戻しの予約を前記予約情報として記憶し、前記払戻制御部は、前記予約したプレイヤが前記使用開始時刻に前記予約ゲーム部を使用する場合に、前記情報記憶部の前記予約情報と前記払戻記憶部のメダルの枚数情報とに基づいて、預けた前記メダルを前記プレイヤに払い戻すこと、を特徴とするゲーム予約システムである。
第7の発明は、第6の発明のゲーム予約システム(1)において、前記予約端末(250、250−2)は、プレイヤに対して情報を報知する端末報知部(253)を備え、前記端末管理制御部(251a)は、前記使用開始時刻になる場合に、前記予約をしたプレイヤ以外の他のプレイヤが前記予約ゲーム部でプレイしているときには、前記端末報知部から前記他のプレイヤに対して前記予約ゲーム部の使用を終了する旨を報知すること、を特徴とするゲーム予約システムである。
第1の発明は、予約制御部が予約ゲーム部の使用開始時刻及び使用終了時刻を予約するので、プレイヤが予め通信端末でゲーム部のプレイ予約を入れておけば、予約したプレイヤは、待機することなく使用開始時刻から予約ゲーム部を使用することができる。
第2の発明は、使用開始時刻になる場合に、他のプレイヤが予約ゲーム部でプレイしており、他のゲーム部が空席の状態であるときに、その空席の状態のゲーム部を予約ゲーム部として予約したプレイヤに使用させるので、他のプレイヤのプレイを中断させることなく、予約したプレイヤに使用開始時刻から待機することなくゲームをプレイさせることができる。
第4の発明は、貸出制御部が、予約ゲーム部の使用開始時刻に、予約情報に基づいて予約したプレイヤにメダルを貸し出すので、予約したプレイヤは、メダルの貸し出し手続をすることなく、ゲームのプレイを開始することができる。
第6の発明は、予約端末をメダルゲーム機に装着する構成においても、上記第1の発明と同様な効果を奏することができる。
第7の発明は、プレイ予約のあるゲーム部を他のプレイヤが使用していたとしても、報知部の報知によって、予約したプレイヤが予約ゲーム部を使用することができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態のゲーム予約システム1の構成を示すブロック図である。
図2は、第1実施形態のゲーム予約システム1で扱われる情報の詳細を説明する図である。
図1に示すように、ゲーム予約システム1は、携帯電話機2(通信端末)、サーバ10、ゲーム機20、20−2(メダルゲーム機)、払戻端末30、30−2、貸出端末40、40−2等を備える。ゲーム予約システム1は、プレイヤが携帯電話機2からサーバ10にアクセスして、サーバ10に接続された複数種類のゲーム機のプレイ予約を行うシステムである。
携帯電話機2は、プレイヤが所有する携帯式の電話機である。携帯電話機2は、プレイヤの操作に基づいて、ゲーム機20、20−2の使用について予約依頼の情報(以下、予約依頼情報という)をサーバ10へ送信する。本実施形態では、図2(a)に示すように、予約依頼情報には、プレイヤが希望するゲームの種類、そのゲーム機の設置店舗、使用日、使用開始時刻、使用終了時刻の情報が含まれる。
サーバ制御部11は、サーバ10の各部を統括制御する制御回路であり、例えばCPU(中央処理装置)等から構成される。サーバ制御部11は、サーバ記憶部12に記憶された各種プログラム等を適宜読み出して実行することにより、後述のハードウェアと協働して、本発明に係る各種機能を実現している。サーバ制御部11は、通信網3を介して携帯電話機2や、ゲーム機20、20−2との間の通信処理を行う。
ここで、設置店舗情報とは、図2(b)に示すように、サーバ10に接続されるゲーム機の設置店舗名、ゲームの種類、ゲーム機名、ゲーム機IDの情報である。また、予約候補のゲーム機とは、予約依頼情報に含まれるプレイヤの希望するゲームの種類及びそのゲームがプレイ可能なゲーム機の設置店舗の情報が、設置店舗情報に含まれる情報と一致したゲーム機をいう。
また、図1に示すように、サーバ記憶部12は、店舗X及び店舗Yのメダルの貸出料金の情報を記憶する。
ゲーム機20は、ステーションStA〜StD(ゲーム部)、ゲーム機制御部21、情報記憶部22、メダル収容部23等を備える。ゲーム機20は、ステーションStA〜StDによって、最大4人のプレイヤが同時にビンゴゲームに参加してプレイすることができるゲーム装置である。
ステーションStAは、操作部24、表示部25(報知部)、メダル供給部26等を備える。
操作部24は、プレイヤがビンゴゲームの操作を行うボタン等である。操作部24は、ゲーム機制御部21に電気的に接続され、操作情報をゲーム機制御部21へ出力する。
メダル供給部26は、メダル収容部23に収容されたメダルをステーションStAの不図示のメダル受けに送出する装置である。メダル供給部26は、ゲーム機制御部21に電気的に接続され、ゲーム機制御部21から入力した信号に基づいて、所定の枚数のメダルをメダル収容部23から送出する。
ゲーム機制御部21は、管理制御部21a、予約制御部21b等を備える。
管理制御部21aは、各ステーションStA〜StDでプレイヤがプレイをしているか否かのプレイ状態を管理している。また、管理制御部21aは、サーバ10から各ステーションStA〜StDの空席の有無を照会する空席照会情報を受信した場合に、その空席照会情報と、各ステーションStA〜StDのプレイ状態の情報(以下、プレイ情報という)と、情報記憶部22に記憶される予約情報(後述する)とに基づいて、ゲーム機20の空席情報を生成してサーバ10に送信する。
ここで、メダルの貸出予約情報は、使用開始時刻に所定枚数のメダルが貸し出されるようにするための情報であり、メダルの貸出枚数の情報が含まれている。メダルの払戻予約情報は、プレイヤが過去に獲得して預けておいたメダルを、使用開始時刻に払い戻せるようにするための情報である。認証コードは、予約したプレイヤと、予約した時間にゲーム機20のある店舗に実際に来店したプレイヤとが同一人であるか否かを認証する情報である。
なお、認証コードは、サーバ制御部11が生成してもよい。その場合、サーバ制御部11が、生成した認証コードを携帯電話機2及びゲーム機20、20−2に送信する。
メダル収容部23は、ゲーム機20で使用されるメダルを収容する。メダル収容部23に収容されたメダルは、各ステーションStA〜StDに設けられたメダル供給部26〜26dによって各ステーションStA〜StDの不図示のメダル受けに送出される。
払戻端末30は、プレイヤが過去に獲得して預けたメダルをプレイヤに払い戻すための装置である。払戻端末30は、払戻記憶部31、払戻制御部32等を備える。
払戻記憶部31は、払戻端末30の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。払戻記憶部31は、プレイヤが過去に獲得して預けたメダルの枚数の情報(以下、メダル預け情報という)を記憶している。ここで、プレイヤが獲得したメダルは、プレイヤがプレイしたゲーム機が設置された店舗に預けることができ、その店舗の店員が、払戻端末30の不図示の操作部から預かったメダルの枚数の情報を入力し、払戻制御部32がメダル預け情報として払戻記憶部31に記憶させる。
また、払戻制御部32は、ゲーム機20から予約情報を受信し、その予約情報にメダルの払戻予約情報が含まれている場合、払戻記憶部31のメダル預け情報を読み出す。そして、払戻制御部32は、読み出したメダル預け情報をゲーム機20に送信して、管理制御部21aを介して、予約ステーションのメダル供給部から不図示のメダル受けにメダルを送出して、プレイヤに払い戻す。
貸出端末40は、プレイヤにメダルを貸し出すための装置である。貸出端末40は、貸出記憶部41、貸出制御部42等を備える。
貸出記憶部41は、貸出端末40の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。貸出記憶部41は、店舗Xにおけるメダルの貸出料金を記憶している。同様に、貸出端末40−2の貸出記憶部41−2は、店舗Yにおけるメダルの貸出料金を記憶している。
貸出制御部42は、貸出端末40の各部を統括して制御する制御回路であり、例えば、CPU等から構成される。貸出制御部42は、プレイヤが不図示の操作部を操作することにより、貸出端末40に設けられた不図示の供給部からメダルを不図示のメダル受けに送出して、プレイヤに貸し出す。
図3は、第1実施形態のゲーム予約システム1の予約動作を説明するフローチャートである。
ステップ(以下、Sという)101において、携帯電話機2は、プレイヤの操作に基づいて、ゲーム機20の予約依頼情報をサーバ10に送信する。
S102において、サーバ制御部11は、携帯電話機2から予約依頼情報の受信があるか否かを判定する。予約依頼情報の受信があると判定した場合(S102:Yes)、S103に進み、予約依頼情報の受信がないと判定した場合(S102:No)、S102に戻る。
そして、S104において、サーバ制御部11は、予約候補のゲーム機が存在するか否か判定する。予約候補のゲーム機が存在すると判定した場合(S104:Yes)、S106に進む。例えば、図2(a)に示すように、店舗Xのビンゴゲームが予約依頼情報に含まれている場合、サーバ制御部11は、図2(b)に示す設置店舗情報に基づいて、店舗Xのゲーム機20(ゲーム機ID:1)を検索して(S103)、予約候補のゲーム機が存在すると判定する(S104:Yes)。
本実施形態では、サーバ制御部11は、1台のゲーム機を予約候補として検索したが、予約候補のゲーム機が2台以上あるときは、2台以上のゲーム機を選択してもよい。
S105において、サーバ制御部11は、予約候補のゲーム機が存在しない旨の情報を携帯電話機2に送信し、S102に戻る。
S106において、サーバ制御部11は、予約候補のゲーム機20の空席の有無を照会する空席照会情報をゲーム機20に送信する。ここで、空席照会情報には、携帯電話機2から受信した予約依頼情報が含まれている。
そして、S108において、管理制御部21aは、読み出した予約情報と、各ステーションStA〜StDのプレイ情報とを参照して、ゲーム機20の空席情報を生成し、サーバ10へ送信する。
ここで、管理制御部21aは、空席照会情報に含まれる使用日、使用開始時刻が、空席照会情報を受信した日時より所定の時間内、例えば2時間以内である場合、予約情報と各ステーションStA〜StDのプレイ情報とを参照して空席情報を生成し、所定の時間(2時間)後である場合、予約情報のみを参照して空席情報を生成する。現時点から所定の時間以降の予約については、空席照会情報を受信した時点でプレイ中のプレイヤがいたとしても、そのプレイヤはいなくなる可能性が大きいため、プレイ情報を考慮する必要がない。こうすることで、空席照会情報を受信した日時から離れた日時に対するプレイ予約については、予約情報のみを参照することとなり、管理制御部21aの処理負担を軽減することができる。
また、ゲーム機制御部21は、払戻端末30からメダル預け情報を受信して、メダル預け情報もサーバ10に送信する。
また、サーバ制御部11は、ゲーム機20から受信したメダル預け情報も携帯電話機2に送信する。そうすることで、プレイヤは、自身が過去に預けたメダル枚数を把握することができ、ゲーム機のプレイ予約のときにメダルの払い戻しの予約をするか否かを判断することができる。
さらに、サーバ制御部11は、サーバ記憶部12に記憶された店舗Xのメダル貸出料金の情報を携帯電話機2へ送信する。こうすることで、プレイヤは、自身がプレイ予約する店舗のメダルの貸出料金を確認した上で、ゲーム機のプレイ予約や、メダルの貸し出し予約を行うことができる。
そして、プレイヤが予約すると判断し、携帯電話機2を操作した場合、S111において、プレイヤの操作情報に基づいて、携帯電話機2は、予約実行情報(図2(c)参照)をサーバ10に送信する。このとき、プレイヤは、ゲーム機のプレイ予約とともに、メダルの払い戻しの予約、貸し出しの予約をすることもできる。そうすることで、プレイヤは予約したゲーム機を使用するときに、メダルの払い戻し手続や、貸し出し手続をすることなく、使用開始時刻からプレイを開始することができる。
S113において、サーバ制御部11は、携帯電話機2から受信した予約実行情報をゲーム機20に送信する。
S114において、予約制御部21bは、予約実行情報と情報記憶部22の予約情報とに基づいて、予約したプレイヤが使用する予約ステーションを各ステーションStA〜StDの中から選択し、そのステーションの使用開始時刻、使用終了時刻、メダルの貸出予約情報、メダルの払戻予約情報等を予約情報として情報記憶部22に記憶する。
S115において、サーバ制御部11は、ゲーム機20から受信した認証コードを携帯電話機2に送信して予約処理を完了する。
図4は、第1実施形態のゲーム機20の動作を説明するフローチャートである。
なお、本説明では、予約したプレイヤが使用するゲーム機は、ゲーム機20であり、予約ステーションは、ステーションStAとする。
S122において、管理制御部21aは、予約ステーション(StA)の使用開始時刻の5分前に達したか否かを判定する。使用開始時刻の5分前に達していると判定した場合(S122:Yes)、S123に進み、使用開始時刻の5分前に達していないと判定した場合(S122:No)、S122に戻る。
S124において、管理制御部21aは、ゲーム機20の他のステーションStB〜StDの少なくとも1つのステーションが空席であるか否かを判定する。そして、少なくとも1つのステーションが空席であると判定した場合(S124:Yes)、S125に進み、全てのステーションがプレイ中であると判定した場合(S124:No)、S126に進む。
いずれかのステーションが空席である場合、S125において、管理制御部21aは、その空席のステーションを予約ステーションに変更する。
S126において、管理制御部21aは、予約ステーション(StA)を使用している他のプレイヤに対して、プレイを終了する旨を報知する。具体的には、管理制御部21aは、ステーションStAの表示部25に、ステーションStAに予約が入っており、5分後にプレイを終了する旨を表示する。
そして、使用開始時刻に達したら、S127において、管理制御部21aは、ステーションStAのプレイの終了処理を行う。
S128において、管理制御部21aは、予約したプレイヤからの認証コードが入力されるのを待機し、予約したプレイヤによる予約ステーション(StA)のプレイの開始を待つ(S129)。
図5は、第1実施形態のゲーム機20、払戻端末30、貸出端末40の動作を説明するフローチャートである。
予約したプレイヤが認証コードを予約ステーション(StA)の操作部24から入力したら、S131において、管理制御部21aは、入力された認証コードが情報記憶部22の予約情報に含まれる認証コードと一致するか否かを判定する。認証コードが一致すると判定した場合(S131:Yes)、S132に進み、認証コードが一致しないと判定した場合(S131:No)、S131に戻る。
S132において、管理制御部21aは、払戻端末30に予約情報を送信する。
S134において、払戻制御部32は、払戻記憶部31からメダル預け情報を読み出して、メダル預け情報をゲーム機20に送信する。
S136において、貸出制御部42は、予約情報にメダルの貸出予約情報が含まれているか否かを判定し、含まれていると判定した場合(S136:Yes)、S137に進み、含まれていないと判定した場合(S136:No)、その旨をゲーム機20に通知して、S138に進む。
S137において、貸出制御部42は、メダルの貸出予約情報からメダルの貸出枚数の情報を読み出して、メダルの貸出枚数の情報をゲーム機20に送信する。
そして、S139において、管理制御部21aは、メダルの貸し出し手続又は払い戻し手続が行われたか否かを判定し、いずれかの手続が行われたと判定した場合(S139:Yes)、S140に進み、行われていないと判定した場合(S139:No)、S139に戻る。
S140において、管理制御部21aは、メダルの貸出枚数の情報、メダルの預け情報、メダルの払い戻し手続の情報のいずれかの情報に基づいて、所定の枚数のメダルを予約ステーション(StA)のメダル供給部26から不図示のメダル受けに送出する。
なお、メダルの貸し出し手続が行われた場合、メダルは、貸出端末40の不図示の供給部から送出される。
S141において、ゲーム機制御部21は、ビンゴゲームのプレイの開始処理を行う。
図6は、第1実施形態のゲーム機20の動作を説明するフローチャートである。
S151において、予約したプレイヤが予約ステーション(StA)においてビンゴゲームをプレイしているとき、S152において、管理制御部21aは、使用終了時刻の5分前に達したか否かを判定する。使用終了時刻の5分前に達していると判定した場合(S152:Yes)、S153に進み、達していないと判定した場合(S152:No)、S152に戻る。
そして、S155において、管理制御部21aは、予約したプレイヤに表示部25から、継続してプレイする意思があるか否かの質問を表示する。管理制御部21aは、プレイヤの操作部24の操作によりプレイの継続意思があるものと判定した場合(S155:Yes)、S156に進む。
一方、継続意思がないものと判定した場合(S155:No)、S161に進み、管理制御部21aは、他のプレイヤによるステーションStAの使用終了時刻後のプレイ予約を受け付ける。
そして、S158において、管理制御部21aは、他のステーションStB〜StDに空席があるか否かを判定し、空席があると判定した場合(S158:Yes)、S159に進み、空席がないと判定した場合(S158:No)、S161に進む。
以上により、予約したプレイヤの予約から予約時間終了までの一連の動作が終了する(S162)。
(1)予約制御部21bが予約ステーション(StA)の使用開始時刻及び使用終了時刻を予約するので、プレイヤが予め携帯電話機2でゲーム機20のプレイ予約を入れておけば、予約したプレイヤは、待機することなく使用開始時刻からゲーム機20を使用することができる。また、プレイヤは、携帯電話機2からサーバ10にアクセスすることで、予め、ゲーム機20、20−2の設置店舗を知ることができ、プレイヤが、ゲーム機20、20−2が設置されていない店舗に誤って訪れてしまうのを防ぐことができる。
さらに、ゲーム機20、20−2を設置する設置店舗は、予約によってプレイヤのプレイ時間が確約されるため、ゲーム機の売り上げの予測や管理が容易になる。
(5)払戻制御部32が、管理制御部21aを介して、予約ステーション(StA)の使用開始時刻に、予約情報に基づいて、プレイヤが過去に獲得して預けたメダルを予約したプレイヤに払い戻すので、予約したプレイヤは、預けたメダルの払い戻し手続をすることなく、ゲームのプレイを開始することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図7は、第2実施形態のゲーム予約システム201のブロック図である。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第2実施形態のゲーム予約システム201は、ゲーム機220、220−2にそれぞれ予約端末250、250−2が装着されている点で第1実施形態のゲーム予約システム1と相違する。
予約端末250、250−2は、それぞれゲーム機220、220−2に装着されている。以下、主に予約端末250の構成について説明するが、予約端末250−2についても同様な構成である。
予約端末250は、ゲーム機220のプレイ状態を管理し、ゲーム機220の各ステーションStA〜StDの予約を行う装置である。予約端末250は、端末制御部251、端末記憶部252、端末表示部253(端末報知部)等を備える。
端末管理制御部251aは、各ステーションStA〜StDのプレイ状態を管理し、サーバ210から各ステーションStA〜StDの空席照会情報を受信した場合に、ゲーム機220の空席情報をサーバ210に送信する。
端末予約制御部251bは、予約情報と関連付けた認証コードを生成し、予約情報に加えて端末記憶部252に記憶する。また、端末予約制御部251bは、生成した認証コードを、サーバ210を介して予約したプレイヤの携帯電話機202に送信する。
端末表示部253は、ゲーム機220の各ステーションStA〜StDのそれぞれに配置される液晶モニタであり、端末制御部251の出力信号に基づいて各ステーションの予約の情報等を表示する。ここで、端末表示部253aは、ステーションStAに配置され、端末表示部253bは、ステーションStBに配置され、端末表示部253cは、ステーションStCに配置され、端末表示部253dは、ステーションStDに配置される。
なお、本説明では理解を容易にするために、予約したプレイヤが使用するゲーム機は、ゲーム機220であり、予約ステーションは、ステーションStAとする。
使用開始時刻の5分前に、予約したプレイヤ以外の他のプレイヤが予約ステーション(StA)でプレイしている場合、端末管理制御部251aは、ゲームを終了する旨を報知する。具体的には、端末管理制御部251aは、予約ステーション(StA)に設置された端末表示部253aに、5分後に予約したプレイヤの使用開始時刻になる旨の情報を表示する。このとき、端末管理制御部251aは、他のステーションStB〜StDの少なくとも1つに空席がある場合、他のプレイヤに対して端末表示部253aから、他のステーションでプレイが可能である旨を報知してもよい。
また、予約端末250、250−2は、ゲーム機220、220−2に装着されることによって、ゲーム機220、220−2とサーバ210とを通信可能にしているので、既存のゲーム機220、220−2に、簡単にかつ安価に予約システムを構築することができる。
(1)各実施形態において、プレイを終了する旨を報知(S126)した後においても、他のプレイヤが予約ステーションでプレイを継続している場合、管理制御部21aは、使用開始時刻に、例えば、操作部24の操作を受け付けなくする等によって、そのプレイヤのプレイを強制的に終了させてもよい。また、その場合に、予約ステーションの表示部に予約したプレイヤの認証コードの入力待ち画像を表示して、他のプレイヤが予約ステーションを使用することができないようにしてもよい。
(2)各実施形態において、予約制御部21b、端末予約制御部251bが認証コードを生成する例を示したが、これに限定されない。例えば、サーバ10が認証コードを生成してもよい。なお、その場合、サーバ10が携帯電話機2及びゲーム機20、20−2に認証コードを送信する。
(3)第2実施形態において、予約ステーションを他のプレイヤが使用している場合、予約端末250の端末管理制御部251aが、そのプレイヤに端末表示部253から予約がある旨を報知する例を示したが、端末管理制御部251aとゲーム機制御部221とが協働して、第1実施形態のゲーム予約システム1と同様に、予約ステーションを空席のステーションに変更するようにしてもよい。
(5)各実施形態において、ゲーム機20、20−2は、ビンゴゲームの例を示したが、これに限定されない。例えば、ゲーム機20、20−2は、プッシャゲーム機や、スロットマシーン等のメダルを使用したゲーム機でもよい。
(6)各実施形態において、予約実行情報は、携帯電話機2からサーバ10を介してゲーム機20に送信される例を示したが、これに限定されない。例えば、予約実行情報は、携帯電話機から、ゲーム機に直接送信されるようにしてもよい。そうすることで、サーバ制御部の情報処理の負担を軽減することができる。
11、211:サーバ制御部 12、212:サーバ記憶部 20、220:ゲーム機 21、221:ゲーム機制御部 22、222:情報記憶部 250:予約端末 251:端末制御部 252:端末記憶部 253:端末表示部 StA、StB、StC、StD:ステーション
Claims (7)
- プレイヤが所持する通信端末と、複数のメダルゲーム機と、前記通信端末と複数の前記メダルゲーム機との間を通信網で接続したサーバとを備えるゲーム予約システムにおいて、
前記通信端末は、
前記プレイヤが前記メダルゲーム機のプレイ予約に使用し、
前記サーバは、
前記各メダルゲーム機の配置場所情報を記憶するサーバ記憶部と、
予約候補となるメダルゲーム機を検索するサーバ制御部とを備え、
前記メダルゲーム機は、
複数のプレイヤがそれぞれ使用する複数のゲーム部と、
前記ゲーム部の予約情報を記憶する情報記憶部と、
複数の前記ゲーム部をプレイヤがプレイしているか否かのプレイ状態と、前記予約情報によって前記ゲーム部の予約の状態とを管理する管理制御部と、
前記ゲーム部のプレイ予約を行う予約制御部とを備え、
前記サーバ制御部は、前記通信端末から送信される前記メダルゲーム機の予約の依頼をする予約依頼情報と、前記サーバ記憶部の配置場所情報とに基づいて、前記予約候補のメダルゲーム機を検索し、検索した前記予約候補のメダルゲーム機に空席の有無を照会する空席照会情報を送信し、
前記管理制御部は、受信した前記空席照会情報と前記ゲーム部のプレイ状態の情報と前記情報記憶部の前記予約情報とに基づいて空席情報を生成して前記サーバへ送信し、
前記サーバ制御部は、受信した前記空席情報を前記通信端末に送信し、前記通信端末から前記メダルゲーム機の予約を実行する旨の予約実行情報の受信に応じて、前記予約実行情報を前記メダルゲーム機に送信し、
前記予約制御部は、受信した前記予約実行情報と前記ゲーム部のプレイ状態の情報と前記情報記憶部の前記予約情報とに基づいて、予約したプレイヤが使用する予約ゲーム部を、複数の前記ゲーム部の中から選択し、予約ゲーム部の使用開始時刻と使用終了時刻とを前記予約情報として前記情報記憶部に記憶すること、
を特徴とするゲーム予約システム。 - 請求項1に記載のゲーム予約システムにおいて、
前記管理制御部は、前記使用開始時刻の所定時間前に、前記予約したプレイヤ以外の他のプレイヤが前記予約ゲーム部でプレイしており、他の前記ゲーム部が空席の状態であるときには、前記空席の状態の前記ゲーム部を新たな予約ゲーム部に切り替えること、
を特徴とするゲーム予約システム。 - 請求項1又は請求項2に記載のゲーム予約システムにおいて、
前記メダルゲーム機は、プレイヤに対して情報を報知する報知部を備え、
前記管理制御部は、前記使用開始時刻の所定時間前に、前記予約ゲーム部を含む前記ゲーム部が全てプレイ中の状態であるときには、前記報知部を制御して前記予約ゲーム部のプレイヤに前記予約ゲーム部の使用を終了する旨を報知すること、
を特徴とするゲーム予約システム。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のゲーム予約システムにおいて、
前記メダルゲーム機は、各ゲーム部で使用するメダルを収容する収容部を備え、
当該ゲーム予約システムは、
前記メダルゲーム機と通信を行い、前記収容部から前記プレイヤに前記メダルを貸し出す貸出制御部を有した貸出端末を備え、
前記情報記憶部は、前記メダルの貸し出しの予約を前記予約情報として記憶し、
前記貸出制御部は、前記予約したプレイヤが前記使用開始時刻に前記予約ゲーム部を使用する場合に、前記情報記憶部で記憶した前記予約情報に基づいて、前記メダルを前記プレイヤに貸し出すこと、
を特徴とするゲーム予約システム。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のゲーム予約システムにおいて、
前記メダルゲーム機は、前記ゲーム部で使用するメダルを収容する収容部を備え、
当該ゲーム予約システムは、
前記プレイヤが過去に獲得して預けたメダルの枚数情報を記憶する払戻記憶部と、
前記メダルゲーム機と通信を行い、預けた前記メダルを前記収容部から払い戻す払戻制御部とを有する払戻端末を備え、
前記情報記憶部は、預けた前記メダルの払い戻しの予約を前記予約情報として記憶し、
前記払戻制御部は、前記予約したプレイヤが前記使用開始時刻に前記予約ゲーム部を使用する場合に、前記情報記憶部の前記予約情報と前記払戻記憶部のメダルの枚数情報とに基づいて、預けた前記メダルを前記プレイヤに払い戻すこと、
を特徴とするゲーム予約システム。 - プレイヤが所持する通信端末と、複数のメダルゲーム機と、複数の前記メダルゲーム機に装着される複数の予約端末と、前記通信端末と複数の前記予約端末との間を通信網で接続したサーバとを備えるゲーム予約システムにおいて、
前記通信端末は、
前記プレイヤが前記メダルゲーム機のプレイ予約に使用し、
前記サーバは、
前記各メダルゲーム機の配置場所情報を記憶するサーバ記憶部と、
予約候補のメダルゲーム機を検索するサーバ制御部とを備え、
前記メダルゲーム機は、
複数のプレイヤがそれぞれ使用する複数のゲーム部と、
前記ゲーム部のゲームプレイの進行を制御するゲーム機制御部とを備え、
前記予約端末は、
前記ゲーム部の予約情報を記憶する端末記憶部と、
複数の前記ゲーム部をプレイヤがプレイしているか否かのプレイ状態と、前記予約情報によって前記ゲーム部の予約の状態とを管理する端末管理制御部と、
前記ゲーム部のプレイ予約を行う端末予約制御部とを備え、
前記サーバ制御部は、前記通信端末から送信される前記メダルゲーム機の予約の依頼をする予約依頼情報と、前記サーバ記憶部の配置場所情報とに基づいて、前記予約候補のメダルゲーム機を検索し、検索した前記予約候補のメダルゲーム機に装着される前記予約端末に空席の有無を照会する空席照会情報を送信し、
前記端末管理制御部は、受信した前記空席照会情報と前記ゲーム部のプレイ状態の情報と前記端末記憶部の前記予約情報とに基づいて空席情報を生成して前記サーバへ送信し、
前記サーバ制御部は、受信した前記空席情報を前記通信端末に送信し、前記通信端末から前記メダルゲーム機の予約を実行する旨の予約実行情報の受信に応じて、前記予約実行情報を前記予約端末に送信し、
前記端末予約制御部は、受信した前記予約実行情報と前記ゲーム部のプレイ状態の情報と前記端末記憶部に記憶した予約情報とに基づいて、予約したプレイヤが使用する予約ゲーム部を、複数の前記ゲーム部の中から選択し、予約ゲーム部の使用開始時刻と使用終了時刻とを前記予約情報として前記端末記憶部に記憶すること、
を特徴とするゲーム予約システム。 - 請求項6に記載のゲーム予約システムにおいて、
前記予約端末は、プレイヤに対して情報を報知する端末報知部を備え、
前記端末管理制御部は、前記使用開始時刻になる場合に、前記予約をしたプレイヤ以外の他のプレイヤが前記予約ゲーム部でプレイしているときには、前記端末報知部から前記他のプレイヤに対して前記予約ゲーム部の使用を終了する旨を報知すること、
を特徴とするゲーム予約システム。
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