JPH11179035A - 遊技管理装置 - Google Patents

遊技管理装置

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JPH11179035A
JPH11179035A JP35518497A JP35518497A JPH11179035A JP H11179035 A JPH11179035 A JP H11179035A JP 35518497 A JP35518497 A JP 35518497A JP 35518497 A JP35518497 A JP 35518497A JP H11179035 A JPH11179035 A JP H11179035A
Authority
JP
Japan
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game
reservation
amount
card
machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP35518497A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
Application filed by Ace Denken KK filed Critical Ace Denken KK
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Publication of JPH11179035A publication Critical patent/JPH11179035A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パチンコ球の換金後の貨幣の受け取りを、遊技
者の任意の日あるいは時間に可能とすることと、遊技者
の所定期間内の遊技状況に応じて遊技者にサービス機の
予約をも可能とする遊技管理装置を提供することを目的
としている。 【解決手段】遊技機毎に設けた遊技機制御装置50は、
遊技カード20を接続した状態でのみ遊技機の遊技媒体
発射装置を駆動可能とし、情報の記憶および処理の各機
能を有する携帯可能な遊技カード20は、遊技で獲得し
た遊技媒体を換金した額の貨幣を特定の預金口座から払
戻しが可能で、且つ、所定期間内の遊技内容が所定の条
件を満たした場合に、サービス機の予約を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の記憶および
処理の各機能を有する携帯可能な遊技カードを有し、遊
技媒体貸し機と遊技媒体計数機とに接続されて構成され
た遊技管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の遊技管理装置としては、例
えば、パチンコホールにおけるパチンコ遊技機を管理す
るものがある。すなわち、パチンコホールに設置された
各遊技機島および該遊技機島に並設された複数の各パチ
ンコ遊技機における遊技の正常な進行、遊技中における
遊技状態の表示あるいは異常発生の検出等の総合的な管
理を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遊技管理装置では、上記のようにパチンコホ
ール全体での遊技の円滑な進行を管理することに主眼が
置かれており、例えば、遊技者が獲得したパチンコ球を
換金する場合等の利便性を向上させるような管理は行わ
れていなかった。したがって、遊技者が獲得したパチン
コ球を換金しようとする場合には、一旦、換金しようと
するパチンコ球をその数に相当する金額の貨幣に換金可
能な換金物と交換し、さらに、その換金物をパチンコホ
ール外の換金所まで持って行き、そこで貨幣と交換しな
ければならず煩わしいという問題点があった。
【0004】また、パチンコ遊技機はパチンコホールの
経営者や従業員が障害釘の傾き具合を調整して特定入賞
部へのパチンコ球の入り易さを変更しているが、特定入
賞部へのパチンコ球の入り易いパチンコ遊技機はパチン
コホールの常連客がよく知っており、景品獲得に熱心で
時間的に余裕のある常連客がパチンコホールの営業開始
時刻とほぼ同時に来場してそのようなパチンコ遊技機を
確保してしまう場合が多い。そのため、そのような常連
客以外の遊技客は特定入賞部へのパチンコ球の入り易い
パチンコ遊技機で遊技したくてもできない場合が多いと
いう問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、獲得したパチンコ球を換金する場
合に、パチンコ球の換金物との交換や換金物を換金所へ
持って行くことの煩わしさを省くとともに、遊技者が任
意の日時に貨幣を受け取ることのできる遊技管理装置を
提供することを目的としている。
【0006】さらに、本発明は遊技者の所定期間内の遊
技状況に応じて、遊技者に有利な状態の発生回数が多く
予想されている所謂サービス機の予約をも可能とする遊
技管理装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、次の各項に存する。
【0008】[1]情報の記憶および処理の各機能を備
え、固有の預金口座を有する携帯可能な遊技カード(2
0)を有し、遊技媒体貸し機(30)と遊技媒体計数機
(40)とに接続されて構成された遊技管理装置(1
0)であって、前記遊技カード(20)は、前記遊技媒
体貸し機(30)と接続して該遊技媒体貸し機(30)
から遊技媒体を借り受けるための遊技媒体借受け手段
(201)と、借り受けた遊技媒体に相当する金額を算
出する借受け金額算出手段(202)と、遊技媒体計数
機(40)と接続して、該遊技媒体計数機(40)に計
数させた遊技で獲得した遊技媒体の数に基づいて換金可
能な換金額を算出する換金算出手段(203)と、特定
の預金口座から前記換金額に相当する貨幣の払戻しが可
能な払戻し手段(204)と、を備え、貸し出した前記
遊技媒体の料金を前記遊技カード(20)に固有の預金
口座から引き落とし可能に設定したことを特徴とする遊
技管理装置(10)。
【0009】[2]前記遊技カード(20)は、該換金
算出手段(203)が算出した換金可能な換金額の累積
額と前記借受け金額算出手段(202)が算出した金額
の累積額との差額を算出する累積差額算出手段(20
5)と、該累積差額算出手段(205)が算出した累積
差額を記憶している累積差額記憶手段(206)と、所
定期間内の前記累積差額が所定の条件を満たした場合
に、遊技者に有利な特定状態の発生予想回数の多い遊技
機の予約が可能な予約要求手段(207)とを備え、前
記遊技管理装置は、前記予約要求手段(207)による
予約を許可し得る予約許可手段(107)を備えたこと
を特徴とする項1に記載の遊技管理装置(10)。
【0010】[3]遊技機毎に設けた遊技機制御装置
(50)と、情報の記憶および処理の各機能を有する携
帯可能な遊技カード(20)と、を有して構成された遊
技管理装置(10)であって、前記遊技機制御装置(5
0)は、前記遊技カード(20)を接続した状態でのみ
遊技機の遊技媒体発射装置を駆動可能とし、遊技者の任
意で遊技媒体発射装置を駆動不能とする発射装置制御手
段(501)と、遊技者が遊技媒体発射装置を駆動不能
として遊技を終了したときにその遊技中に使用された遊
技媒体の数とその遊技中に賞出された遊技媒体の数との
差数を算出する遊技媒体算出手段(502)と、を備
え、前記遊技カード(20)は、前記遊技媒体算出手段
(502)が算出した差数に基づいて換金可能な換金額
を算出する換金算出手段(208)と、特定の預金口座
から前記換金額に相当する貨幣の払戻しが可能な払戻し
手段(204)と、を備えたことを特徴とする遊技管理
装置(10)。 [4]前記遊技カード(20)は、前記差数の累積数を
金額に換算する累積差額換算手段(209)と、該累積
差額換算手段(209)が算出した累積差額を記憶して
いる累積差額記憶手段(210)と、所定期間内の前記
累積差額が所定の条件を満たした場合に、遊技者に有利
な特定状態の発生予想回数の多い遊技機の予約が可能な
予約要求手段(207)とを備え、前記遊技管理装置
(10)は、前記予約要求手段(207)による予約を
許可し得る予約許可手段(107)を備えたことを特徴
とする項3に記載の遊技管理装置(10)。
【0011】次に作用を説明する。
【0012】項1に記載の遊技管理装置(10)によれ
ば、遊技者が遊技カード(20)を遊技媒体貸し機(3
0)に接続して該遊技媒体貸し機(30)から借り受け
た遊技媒体の料金は遊技カード(20)が備える借受け
金額算出手段(202)により算出され、その料金は前
記遊技カード(20)に固有の預金口座から遊技場の経
営者が引き落とすことができる。
【0013】遊技中に獲得した遊技媒体を計数する場合
は、遊技カード(20)を遊技媒体計数機(40)と接
続した後に、遊技媒体を該遊技媒体計数機(40)に計
数させる。その遊技媒体の計数値に基づいて遊技カード
(20)が備える換金算出手段(203)が換金可能な
換金額を算出する。
【0014】遊技者は、前記換金額を経営者の有する特
定の預金口座から引き落とすことが可能である。
【0015】従って、遊技者が獲得したパチンコ球を換
金する場合に、パチンコ球の換金物との交換や換金物を
換金所へ持って行くことの煩わしさを解消することがで
き、また、任意の日時に払戻しを受けることができる。
【0016】項2に記載の遊技管理装置(10)によれ
ば、項1に記載の遊技管理装置(10)において、前記
遊技カード(20)が備える累積差額算出手段(20
5)が前記換金算出手段(203)の算出した換金可能
な換金額の累積額から前記借受け金額算出手段(20
2)が算出した金額の累積額を引いた差額を算出し、そ
の累積差額を累積差額記憶手段(206)が記憶してお
き、所定期間内の前記累積差額が所定の金額を越えるマ
イナスとなったときに、前記遊技カード(20)が備え
る予約要求手段(207)により遊技者に有利な特定状
態の発生予想回数の多い遊技機の予約を申し込むことが
でき、前記予約要求手段(207)による予約を予約許
可手段(107)が許可すると、予約が確定される。従
って、遊技の上手でない遊技者も高い確率で遊技を楽し
む機会を得ることができる。
【0017】項3に記載の遊技管理装置(10)によれ
ば、遊技の開始の際には遊技カード(20)を遊技を行
おうとする遊技機に設けられた遊技機制御装置(50)
に接続する。それによって、前記遊技機制御装置(5
0)に備えた発射装置制御手段(501)が遊技機の遊
技媒体発射装置を駆動可能とする。
【0018】遊技者は遊技媒体貸し機により借りた遊技
媒体を遊技機に投入して遊技を開始することができる。
【0019】前記発射装置制御手段(501)は遊技者
の任意の操作があったときに、遊技媒体発射装置を駆動
不能とすることができる。
【0020】遊技者が遊技を終了して前記発射装置制御
手段(501)が遊技媒体発射装置を駆動不能とするよ
うな操作をすると、前記遊技機制御装置(50)に備え
た遊技媒体算出手段(502)が遊技中に使用された遊
技媒体の数とその遊技中に賞出された遊技媒体の数との
差数を算出する。
【0021】前記遊技カード(20)に備えた換金算出
手段(208)は、前記遊技媒体算出手段(502)が
算出した差数に基づいて換金可能な換金額を算出する。
その換金額は前記遊技カード(20)に記憶される。遊
技者は前記遊技カード(20)の払戻し手段(204)
によって経営者の有する特定の預金口座から前記換金額
に相当する貨幣の払戻しを受けることが可能となる。
【0022】従って、遊技者が獲得したパチンコ球を換
金する場合に、パチンコ球の換金物との交換や換金物を
換金所へ持って行くことの煩わしさを解消することが可
能となり、また、任意の日時に払戻しを受けることがで
きる。項4に記載の遊技管理装置(10)によれば、項
3に記載の遊技管理装置(10)において、前記遊技カ
ード(20)が備える累積差額換算手段(209)が前
記差数の累積数を金額に換算し、その累積差額を累積差
額記憶手段(210)が記憶し、所定期間内の前記累積
差額が所定の金額を越えてマイナスとなったときに、前
記遊技カード(20)が備える予約要求手段(207)
により遊技者に有利な特定状態の発生予想回数の多い遊
技機の予約を申し込むことができ、前記予約要求手段
(207)による予約を予約許可手段(107)が許可
すると予約が確定される。従って、遊技の上手でない遊
技者も高い確率で遊技を楽しむ機会を得ることができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
実施の形態を説明する。
【0024】図1から図2は本発明の第1の実施の形態
を示している。
【0025】図1には本発明の遊技管理装置10を適用
して構築した遊技管理システムの構成が示されており、
遊技機は例えば遊技媒体にパチンコ球を使用するパチン
コ機である。
【0026】図1において遊技管理装置10は、情報の
記憶および処理の各機能を備え、固有の預金口座を有す
る携帯可能な遊技カード20を有し、遊技媒体貸し機3
0と遊技媒体計数機40とに接続されている。また、遊
技管理装置10は、遊技カード20の固有の預金口座か
ら所定の金額を引き落とし可能なものであり、図2に示
すようにキーボードやマウス等の入力装置11と、CR
T等のディスプレイ12と、プロセッサ13と、メモリ
ー14と、通信回線インターフェイス15を有してお
り、実際には通信機能を有する情報処理装置で実現する
ことができる。
【0027】遊技カード20は、図示を省略するがIC
を組み込んだメモリーとマイクロプロセッサー(CP
U)を組み込んだメモリーカードのICカードであり、
各々に固有の預金口座を有し、また、遊技店の特定の預
金口座から貨幣の払い戻しの可能な銀行カードを兼ねて
いる。
【0028】遊技カード20は、遊技店内の各遊技媒体
貸し機30、30…や各遊技媒体計数機40、40…に
接続することができ、遊技媒体貸し機30から遊技媒体
の貸し出しをうけるときに遊技媒体貸し機30に接続
し、遊技で獲得した遊技媒体を計数するときには遊技媒
体計数機40に接続するものである。
【0029】また、遊技カード20は、図1に示すよう
に遊技媒体貸し機30から遊技媒体を借り受けるための
遊技媒体借受け手段201と、借り受けた遊技媒体に相
当する金額を算出する借受け金額算出手段202と、遊
技中に獲得した遊技媒体のうち換金しようとする分を計
数するときに遊技媒体計数機40と接続して、遊技媒体
計数機40に計数させた遊技媒体の数に基づいて換金可
能な換金額を算出する換金算出手段203と、換金額を
記憶する記憶手段(図示せず)と、特定の預金口座から
換金額に相当する貨幣の払戻しが可能な払戻し手段20
4とを備えるようにしている。
【0030】これらの各手段のうち、遊技媒体借受け手
段201、借受け金額算出手段202、換金算出手段2
03および払戻し手段204はICカードに組み込んだ
マイクロプロセッサーがメモリーに記憶されているプロ
グラムを実行することにより実現され、換金額を記憶す
る記憶手段はICカードに組み込んだメモリーによって
実現することができる。
【0031】次に、第1の実施の形態による作用を説明
する。
【0032】上記の遊技管理装置10における遊技カー
ド20は遊技場の管理者側から該遊技場で遊技を希望す
る者に貸し出される。遊技カード20には個別に固有の
預金口座が設けられており、遊技者は初めに遊技媒体貸
し機30から貸し出しを受ける遊技媒体の料金を支払う
ための任意の金額をその固有の預金口座に預金する。
【0033】遊技者は遊技をするために遊技媒体の貸し
出しを受けようとするときは、遊技カード20を遊技媒
体貸し機30に接続すれば所望の数を選択して遊技媒体
の貸し出しを受けることができる。このとき選択した数
の遊技媒体の料金が前記固有の預金口座の残高を越えて
いるときは、遊技管理装置10は遊技媒体貸し機30に
よる貸し出しを禁止する。このとき、遊技媒体貸し機3
0の表示部(図示せず)には遊技者の固有の預金口座に
おける残高不足のために遊技媒体の貸し出しができない
ことの表示と、具体的な残金の表示と、を行って遊技者
に注意が促される。
【0034】あるいは、遊技カード20を遊技媒体貸し
機30に接続したときに前記固有の預金口座の残高を表
示して、遊技者が予めその残高内での遊技媒体の借り受
けができるようにしてもよい。
【0035】遊技媒体貸し機30から借り受けた遊技媒
体の料金は遊技カード20が備える借受け金額算出手段
202により算出される。また、その料金は遊技管理装
置10を介して遊技カード20に固有の預金口座から遊
技場の経営者が引き落とすことができる。なお、遊技媒
体を借り受けた後の残金を遊技媒体貸し機30の表示部
に表示することにより、遊技者が残高の確認をできるよ
うにしてもよい。
【0036】遊技者が遊技中に獲得した遊技媒体を計数
する場合は、遊技カード20を遊技媒体計数機40と接
続した後に、遊技媒体を該遊技媒体計数機40に投入し
て計数させる。その遊技媒体の計数値に基づいて遊技カ
ード20が備える換金算出手段203が遊技媒体一個に
つき所定の換金率で換金額を算出する。計数した遊技媒
体の数とその換金額は、遊技者が確認できるように遊技
媒体計数機40に設けられた表示部(図示せず)に表示
される。
【0037】換金額は遊技カード20のメモリーに記憶
されるので、遊技者は所望の日時にATMによって経営
者の有する特定の預金口座から換金額に相当する貨幣を
引き落とすことができる。
【0038】このように、遊技者が獲得したパチンコ球
を換金する場合に、パチンコ球を現金に交換するための
換金物との交換やその換金物を換金所へ持って行くこと
の煩わしさが解消し、また、遊技者はATMの使用がで
きるときであれば任意の日時に払戻しを受けることがで
きる。
【0039】図3から図8は本発明の第2の実施の形態
を示している。
【0040】なお、第1の実施の形態と同種の部位には
同一符号を付し、重複した説明は適宜省略する。
【0041】本形態における遊技管理装置10は、それ
を所有する遊技者が所定の期間内に行った遊技における
トータルの負けの程度が、金額に換算して所定の金額
(例えば、5万円)よりも大きくなったときは、遊技店
側がサービスとして提供する遊技者に有利な特定状態の
発生予想回数の多い遊技機(サービス機)の予約を可能
としたものである。
【0042】図3には第2の実施の形態に係る遊技管理
装置10を適用して構築した遊技管理システムの構成が
示されている。
【0043】図3において10は第1の実施の形態と同
様に遊技管理装置であり、20は遊技カードであり、3
0は遊技媒体貸し機であり、40は遊技媒体計数機であ
る。
【0044】また、遊技管理装置10は、遊技カード2
0の固有の預金口座から所定の金額を引き落とすことが
可能であり、図2に示したと同様にキーボードやマウス
等の入力装置11と、CRT等のディスプレイ12と、
プロセッサ13と、メモリー14と、通信回線インター
フェイス15を有するもので、実際には通信機能を有す
る情報処理装置で実現することができる。
【0045】遊技カード20は、図示を省略するがIC
を組み込んだメモリーとマイクロプロセッサー(CP
U)を組み込んだメモリーカードのICカードであり、
各々に固有の預金口座を有し、また、遊技店の特定の預
金口座から貨幣の払い戻しの可能な銀行カードを兼ねて
いる。
【0046】図3に示すように遊技カード20は、第1
の実施の形態と同様に遊技媒体貸し機30と接続して遊
技媒体貸し機30から遊技に使用する遊技媒体を借り受
けるための遊技媒体借受け手段201と、借り受けた遊
技媒体に相当する金額を算出する借受け金額算出手段2
02と、遊技中に獲得した遊技媒体のうち換金しようと
する分を計数するときに遊技媒体計数機40と接続し
て、遊技媒体計数機40に計数させた遊技媒体の数に基
づいて換金可能な換金額を算出する換金算出手段203
と、換金額を記憶する手段(図示せず)と、特定の預金
口座から換金額に相当する貨幣の払戻しが可能な払戻し
手段204とを備え、さらに、換金算出手段203が算
出した換金可能な換金額の累積額と借受け金額算出手段
202が算出した金額と累積額の差額を算出する累積差
額算出手段205と、累積差額算出手段205が算出し
た累積差額を記憶している累積差額記憶手段206と、
所定期間内の累積差額がマイナスとなり、その金額が例
えば5万円等の所定の金額を越えた場合に、サービス機
の予約が可能な予約要求手段207とを備えるようにし
てある。
【0047】これらの各手段のうち、遊技媒体借受け手
段201、借受け金額算出手段202、換金算出手段2
03、払戻し手段204、累積差額算出手段205およ
び予約要求手段207はICカードに組み込んだマイク
ロプロセッサーがメモリーに記憶されているプログラム
を実行することにより実現され、換金額を記憶する手段
と累積差額記憶手段206はICカードに組み込んだメ
モリーによって実現することができる。
【0048】一方、遊技管理装置10には、図3に示す
ような遊技カード20を図4に示した利用者端末60に
接続して予約の申し込みがあったときに、その予約内容
が先にされた予約と内容が重複しない場合にその予約を
許可する予約許可手段107を備えるほか、図4に示す
ように次の各手段を備えている。
【0049】すなわち、サービス機を表す情報である遊
技機情報と、該サービス機での遊技を予約した利用者を
表す情報である利用者情報、および、該サービス機での
遊技が予約されている時間帯である予約時間帯からなる
予約情報とを記憶している予約情報記憶手段101、予
約情報記憶手段101の記憶内容を表示する予約情報表
示手段102、表示装置70の各々に、予約情報記憶手
段101が予約情報として記憶している予約時間帯のう
ち、該表示装置70が対応して設けられたサービス機の
遊技情報に対応する予約時間帯を表示する予約時間帯表
示手段103、予約情報記憶手段101が記憶している
遊技機情報、および、該遊技機情報に対応する予約情報
のうちの予約時間帯を、通信回線80を介して接続され
た利用者端末60に対して送信する予約情報送信手段1
04、利用者端末60から送信されてくる、遊技対象と
して希望するサービス機の遊技情報、および、該サービ
ス機での遊技を希望する時間帯である遊技希望時間帯か
らなる予約要求情報を受信する予約要求受信手段10
5、利用者端末60から送信されてくる利用者情報を受
信する利用者情報受信手段106、予約要求手段105
が受信した予約要求情報のうち遊技希望時間帯が、該予
約要求情報のうちの遊技機情報に対応して予約情報記憶
手段101が記憶している予約情報のうちの予約時間帯
と重複していない場合に、該予約要求情報の受け付けを
許可する上記の予約許可手段107、予約許可手段10
7が予約要求情報の受け付けを許可した場合に、利用者
端末情報受信手段106が受信した利用者情報、およ
び、該予約要求情報のうちの遊技希望時間帯を、各々、
該予約要求情報のうちの遊技機情報に対応する予約情報
の予約時間帯および利用者情報として、予約情報記憶手
段101に格納する予約情報格納手段108、予約許可
手段107が予約要求情報の受け付けを許可したか否か
を表す情報である予約結果情報を、利用者端末60に対
して送信する予約結果送信手段109、を備えるように
している。
【0050】また、利用者端末60は遊技カード20を
接続すると遊技カード20に備えられた予約要求手段2
07によってサービス機の予約が可能となり、図4に示
すように、遊技管理装置10に対して発信し、遊技管理
装置10との間を通信回線80を介して接続する発信手
段601、遊技管理装置10から通信回線80を介して
送信されてくる遊技機情報および予約時間帯を受信する
予約情報受信手段602、予約情報受信手段602が受
信した遊技機情報および予約時間帯を表示する予約情報
表示手段603、遊技対象として希望するサービス機の
遊技情報、および、該サービス機での遊技を希望する時
間帯である遊技希望時間帯からなる予約情報の入力を受
け付ける予約要求受付手段604、自身を利用している
利用者情報の入力を受け付ける利用者情報受付手段60
5、予約要求受付手段604が受け付けた予約情報、お
よび、利用者情報受付手段605が受け付けた利用者情
報を、遊技管理装置10に対して送信する予約要求送信
手段606、遊技管理装置10から送信されてくる予約
結果情報を受信する予約結果受信手段607、予約結果
受信手段607が受信した予約結果情報を表示する予約
結果表示手段608、を備えるようにしている。
【0051】遊技管理装置10の予約情報記憶手段10
1は、図2に示したメモリー14によって実現すること
ができ、予約情報表示手段102、予約時間帯表示手段
103、予約情報送信手段104、予約要求受信手段1
05、利用情報受信手段106、予約許可手段107、
予約情報格納手段108、予約結果送信手段109は、
プロセッサ13がメモリ14に記憶されているプログラ
ムを実行することで実現することができる。
【0052】図5に示すように、遊技管理装置10を構
成するメモリー14には予約情報テーブル300が記憶
されている。
【0053】予約情報テーブル300は、サービス機で
ある遊技機の遊技機情報301と、サービス機での遊技
を予約した利用者の利用者情報302と、サービス機で
の遊技が予約されている予約時間帯303とから構成さ
れている。遊技情報301は遊技機に固有に付与されて
いる遊技機番号であるものとし、利用者情報302は遊
技カード20に固有に付与されている利用者番号である
ものとし、予約時間帯303は予約による遊技の開始時
刻および終了時刻であるものとする。
【0054】なお、予約情報テーブル300のフォーマ
ットは、図5に示した例に限るものではない。
【0055】また、遊技の予約は、当日または翌日以降
の任意の日数に渡って行うようにしてもよいが、説明を
簡単にするために、以下の説明では、翌日の1日分だけ
に限って遊技の予約を受け付けるものとする。従って、
メモリ14は、図5に示した予約情報テーブル300を
翌日の1日分だけ遊技の予約を受け付けるために、1個
だけ記憶している。
【0056】なお、サービス機の予約を行うには、上記
のように遊技カード20を利用者端末60(図4参照)
に接続して、その利用者端末60を介して行う。
【0057】次に、第2の実施の形態による作用を説明
する。
【0058】なお、遊技媒体貸し機30による遊技媒体
の借り受けから遊技中に獲得した遊技媒体の換金までは
第1の実施の形態で説明したものと同様であるので説明
を省略し、所定期間内の遊技における累積差額がマイナ
スとなり、その金額が例えば5万円等の所定の金額より
も大きくなった場合に、可能となるサービス機の予約を
行う場合について説明する。
【0059】図6に示したものはそのサービス機の予約
管理処理のフローチャートである。
【0060】図6に示すように、プロセッサ13は、利
用者端末60からの着信に対して通信回線インターフェ
イス15が応答した場合には(ステップ901)、メモ
リー14に記憶されている予約情報テーブル300から
利用者情報302を除いた部分(すなわち、遊技情報3
01および予約時間帯303)を、通信回線インターフ
ェイス15を介して利用者端末60に対して送信する
(ステップ902)。
【0061】その後は、後述するように、利用者端末6
0から、利用者端末60を利用している利用者の利用者
情報が送信されてくるとともに、該利用者が遊技対象と
して希望するサービス機の遊技情報、および、該サービ
ス機での遊技を希望する時間帯である遊技希望時間帯か
らなる予約要求情報が送信されてくることになる。
【0062】そこで、プロセッサ13は、利用者情報お
よび予約要求情報を通信回線インターフェイス15を介
して受信した場合には(ステップ903)、受信した予
約要求情報のうちの遊技機情報と同じ遊技機情報301
に対応する予約時間帯303とが重複しているか否かを
判定することで、受信した予約要求情報の受け付けを許
可するか否かを判定する(ステップ904)。
【0063】ステップ904で重複しないと判定した場
合は、受信した予約要求情報の受け付けを許可すること
を意味しているので、プロセッサ13は、該予約要求情
報のうちの遊技希望時間帯を、該予約要求情報のうちの
遊技機情報と同じ遊技機情報301に対応する予約時間
帯303として予約情報テーブル300に書き込むと共
に、受信した利用者情報を、該予約要求情報のうちの遊
技機情報と同じ遊技機情報301に対応する利用者情報
302として予約情報テーブル300に書き込むこと
で、予約情報テーブル300の内容を更新する(ステッ
プ905)。
【0064】続いて、プロセッサ13は、更新後の予約
情報テーブル300の内容をディスプレイ12に表示し
(ステップ906)、受信した予約情報の受け付けを許
可した旨を表す予約結果情報を、通信回線インターフェ
イス15を介して利用者端末60に対して送信してから
(ステップ907)、利用者端末60との間を接続して
いる通信回線80を通信インターフェイス15に切断さ
せる(ステップ908)。
【0065】なお、ステップ906においては、例え
ば、図7に示すように、予約情報テーブル300中の予
約時間帯(ここでは、開始時刻および終了時刻)303
を、視覚的に分かりやすい形式に加工してから、ディス
プレイ12に表示するようにしてもよい。
【0066】また、ステップ906においては、例え
ば、図7に示すように、予約情報テーブル300中の利
用者情報(ここでは、利用者番号)302を利用者名に
変換してから、ディスプレイ12に表示するようにして
もよい。この場合、メモリー14に、図8に示すよう
に、複数の利用者毎に、該利用者の利用者情報801
と、該利用者の利用者名802とから構成された利用者
名テーブル800を記憶させておくようにする必要があ
る。
【0067】続いて、プロセッサ13は、予約情報テー
ブル300に遊技希望時間帯を書き込んだ予約時間帯3
03を、該予約時間帯303に対応する遊技機情報30
1が表すサービス機に対して設けられた表示装置40に
表示し(ステップ909)、ステップ901に戻る。
【0068】なお、ステップ909においては、例え
ば、図9に示すように、予約時間帯303を表示装置7
0に表示するようにすることができる。
【0069】一方、ステップ904で重複していると判
断した場合は、受信した予約要求情報の受け付けを許可
しないことを意味しているので、プロセッサ13は、該
予約要求情報の受け付けを拒否した旨を表す予約結果情
報を、通信回線インターフェイス15を介して利用者端
末20に対して送信してから(ステップ910)、利用
者端末20との間を接続している通信回線80を通信回
線インターフェイス15に切断させ(ステップ91
1)、ステップ901に戻る。
【0070】なお、プロセッサ13は、図6に示した予
約処理の終了前に、利用者端末20との間を接続してい
る通信回線80を利用者端末20が切断した場合には、
それまでに行っていた処理を無効とし、ステップ901
に戻る。
【0071】このようにして、本発明は、遊技で獲得し
た遊技媒体を換金する場合に、遊技媒体の換金物との交
換や換金物を換金所へ持って行くことの煩わしさを省く
とともに、遊技者が任意の日あるいは時間に貨幣を受け
取ることができる。
【0072】さらに、遊技者の所定期間内の遊技におい
て借り受けた遊技媒体の金額が獲得した遊技媒体の金額
よりも所定の金額を越えるときは、サービス機の予約が
可能となるので、遊技者に遊技媒体の獲得の楽しさを得
る機会を提供することができる。
【0073】なお、数多くの遊技の予約を1度に受け付
けることを可能とするために、通信回線インターフェイ
ス15が、1度に複数の着信に対して応答することがで
きるようにし、プロセッサ13が、図6に示した予約処
理を、通信回線インターフェイス15が1度に応答可能
な数だけ並行して行うようにしてもよい。
【0074】図10は本発明の第3の実施の形態を示し
ている。
【0075】なお、第1の実施の形態と同種の部位には
同一符号を付し、重複した説明を省略する。
【0076】図10に示したように、遊技管理装置10
は各遊技機(パチンコ機)および遊技機毎に設けた遊技
機制御装置50と接続されている。また、遊技カード2
0は固有の預金口座は有していない点が第1の実施の形
態と異なっている。
【0077】遊技機制御装置50は、マイクロプロセッ
サー、メモリー、インターフェイス等から構成される情
報処理機能を有し、遊技カード20を取り込んで接続す
るための遊技カード接続口(図示せず)を有している。
【0078】遊技機制御装置50は図10に示したよう
に、遊技カード20が接続された状態でのみ遊技機の遊
技媒体発射装置(図示せず)を駆動可能とし、また、遊
技者が遊技を終了するために遊技終了部(図示せず)を
操作することにより遊技媒体発射装置を駆動不能とする
とともに遊技カード接続口から遊技カード20を排出さ
せる発射装置制御手段501と、遊技者が遊技媒体発射
装置を駆動不能として遊技を終了したときにその遊技中
に使用された遊技媒体の数とその遊技中に賞出された遊
技媒体の数との差数を算出する遊技媒体算出手段502
と、を備えている。発射装置制御手段501と遊技媒体
算出手段502とは、マイクロプロセッサーがメモリー
に記憶されたプログラムを実行することにより実現され
る。
【0079】遊技カード20は、遊技媒体算出手段50
2が算出した差数に基づいて換金可能な換金額を算出す
る換金算出手段208と、特定の預金口座から前記換金
額に相当する貨幣の払戻しを可能とする払戻し手段20
4と、を備えている。換金算出手段208と払戻し手段
204とは、遊技カード20を構成するマイクロプロセ
ッサーがメモリーに記憶されたプログラムを実行するこ
とにより実現される。
【0080】次に、第3の実施の形態による作用を説明
する。
【0081】本実施の形態の遊技管理装置10によれ
ば、遊技カード20は遊技場の管理者側から遊技を希望
する者に貸し出される。
【0082】遊技者が遊技をするときは遊技媒体貸し機
から遊技媒体を借り受けて遊技機の所定の場所に乗せ
る。この状態では遊技機は遊技媒体の発射装置が動かな
いので、遊技カード20を遊技機制御装置50の接続口
に挿入して接続する。
【0083】遊技カード20が遊技機制御装置50に接
続されると遊技機制御装置50に備わった発射装置制御
手段501が遊技機の遊技媒体発射装置を駆動可能とす
る。
【0084】遊技者は遊技媒体発射装置の動作を調整し
ながら遊技を進めて行くことができる。
【0085】遊技者が遊技を終了するときは、遊技終了
部(図示せず)を操作すれば発射装置制御手段501が
遊技媒体発射装置を駆動不能とするので遊技の続行はで
きなくなる。
【0086】遊技の終了操作が行われると、遊技機制御
装置50に備えた遊技媒体算出手段502が遊技中に使
用された遊技媒体の数とその遊技中に賞出された遊技媒
体の数との差を算出する。
【0087】遊技カード20に備えた換金算出手段20
8は、遊技媒体算出手段502が算出した差数に基づい
て換金可能な換金額を算出する。すなわち、賞出数が使
用数よりも多ければ、その差数に所定の換金率を掛けて
算出された金額が換金可能な金額である。その換金額は
遊技カード20のメモリーに記憶される。換金額の記憶
された遊技カード20は、遊技カード接続口から排出さ
れるので遊技者は払戻し手段204を備えるその遊技カ
ード20によって経営者の有する特定の預金口座からA
TMを介して前記の換金額に相当する貨幣の払戻しを受
けることが可能となる。
【0088】従って、遊技者が獲得したパチンコ球を換
金する場合に、パチンコ球の換金物との交換や換金物を
換金所へ持って行くことの煩わしさを解消することが可
能となり、また、任意の日時に払戻しを受けることがで
きる。図11は本発明の第4の実施の形態を示してい
る。
【0089】なお、第1の実施の形態と同種の部位には
同一符号を付し、重複した説明を省略する。
【0090】本形態における遊技カード20は、第3の
実施の形態にかかる遊技カード20において、それを所
有する遊技者が所定の期間内に行った遊技におけるトー
タルの負けの程度が、金額に換算して所定の金額(例え
ば、5万円)よりも大きくなったときは、遊技店側がサ
ービスとして提供する遊技者に有利な特定状態の発生予
想回数の多い遊技機(サービス機)の予約を可能とした
ものである。
【0091】図11には第4の実施の形態に係る遊技管
理装置10を適用して構築した遊技管理システムの構成
が示されている。遊技カード20には第4の実施の形態
に係るものに、さらに、第2の実施の形態で説明した予
約要求手段207、賞出した遊技媒体の数と使用された
遊技媒体の数との差数の累積数を金額に換算する累積差
額換算手段209と、該累積差額換算手段209が算出
した累積差額を記憶している累積差額記憶手段210
と、を備えている。累積差額換算手段209は遊技カー
ド20のマイクロプロセッサがメモリーに記憶されたプ
ログラムを実行することにより実現され、累積差額記憶
手段210はメモリーにより実現される。
【0092】次に、第4の実施の形態による作用を説明
する。
【0093】遊技管理装置10によれば、遊技の開始時
に遊技媒体貸し機から遊技媒体を借り受け、遊技カード
20を遊技機制御装置50に挿入して遊技可能状態にし
てから遊技を開始してから終了するまでは上記第3の実
施の形態の遊技管理装置10における場合と同様である
が、本実施の形態に係る遊技管理装置10においてはさ
らに、遊技カード20が備える累積差額換算手段209
が遊技中に賞出された遊技媒体の数と遊技に使用した遊
技媒体の数の差数の累積数を金額に換算して累積差額を
算出し、その累積差額を累積差額記憶手段210が記憶
する。
【0094】所定期間内、例えば、1ヶ月間の累積差額
が所定の金額(例えば、5万円)を越えてマイナスとな
ったときに、遊技カード20が備える予約要求手段20
7により遊技者に有利な特定状態の発生予想回数の多い
サービス機の予約を申し込むことができ、予約要求手段
207による予約を予約許可手段107が許可すると予
約が確定される。
【0095】この予約の過程は上記の第2の実施の形態
について説明したものと同じであるので説明を省略す
る。
【0096】また、一回の遊技で差額がプラスとなった
ときに遊技カード20によって経営者の有する特定の預
金口座からその差額に相当する貨幣の払い戻しができる
ことは第3の実施の形態について説明したものと同じで
あるので説明を省略する。
【0097】従って、遊技者が獲得したパチンコ球を換
金する場合に、パチンコ球の換金物との交換や換金物を
換金所へ持って行くことの煩わしさを解消することが可
能となり、また、任意の日時に払戻しを受けることがで
きる。遊技の上手でない遊技者も高い確率で遊技を楽し
む機会を得ることができる。
【0098】
【発明の効果】本発明にかかる遊技管理装置によれば、
獲得したパチンコ球を換金する場合煩わしさを省くとと
もに、遊技者が任意の日あるいは時間に貨幣を受け取る
ことができ、さらに、本発明は遊技者の所定期間内の遊
技状況に応じて遊技者に有利な状態の発生回数が多く予
想されているサービス機の予約をすることが可能で、遊
技者は遊技媒体を多量に獲得することの楽しみを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる遊技管理装
置のシステムを示す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる遊技管理装
置のハードウェア構成図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態にかかる遊技管理装
置のシステムを示す構成図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかる遊技管理装
置を用いた予約システムを示す構成図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態にかかる遊技管理装
置のメモリーの記憶内容の一部を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における予約処理の
フローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態にかかる遊技管理装
置のディスプレイの表示内容の一例を示す説明図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施の形態における利用者名テ
ーブルの構成図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における表示装置の
表示内容の一例を示す説明図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態にかかる遊技管理
装置のシステムを示す構成図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態にかかる遊技管理
装置のシステムを示す構成図である。
【符号の説明】
10…遊技管理装置 20…遊技カード 30…遊技媒体貸し機 40…遊技媒体計数機 50…遊技機制御装置 60…利用者端末 107…予約許可手段 201…遊技媒体借受け手段 202…借受け金額算出手段 203…換金算出手段 204…払戻し手段 205…累積差額算出手段 206…累積差額記憶手段 207…予約要求手段 208…換金算出手段 209…累積差額換算手段 210…累積差額記憶手段 501…発射装置制御手段 502…遊技媒体算出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報の記憶および処理の各機能を備え、固
    有の預金口座を有する携帯可能な遊技カードを有し、遊
    技媒体貸し機と遊技媒体計数機とに接続されて構成され
    た遊技管理装置であって、 前記遊技カードは、前記遊技媒体貸し機と接続して該遊
    技媒体貸し機から遊技媒体を借り受けるための遊技媒体
    借受け手段と、 借り受けた遊技媒体に相当する金額を算出する借受け金
    額算出手段と、 遊技媒体計数機と接続して、該遊技媒体計数機に計数さ
    せた遊技で獲得した遊技媒体の数に基づいて換金可能な
    換金額を算出する換金算出手段と、 特定の預金口座から前記換金額に相当する貨幣の払戻し
    が可能な払戻し手段と、を備え、 貸し出した前記遊技媒体の料金を前記遊技カードに固有
    の預金口座から引き落とし可能に設定したことを特徴と
    する遊技管理装置。
  2. 【請求項2】前記遊技カードは、該換金算出手段が算出
    した換金可能な換金額の累積額と前記借受け金額算出手
    段が算出した金額の累積額との差額を算出する累積差額
    算出手段と、該累積差額算出手段が算出した累積差額を
    記憶している累積差額記憶手段と、所定期間内の前記累
    積差額が所定の条件を満たした場合に、遊技者に有利な
    特定状態の発生予想回数の多い遊技機の予約が可能な予
    約要求手段とを備え、 前記遊技管理装置は、前記予約要求手段による予約を許
    可し得る予約許可手段を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の遊技管理装置。
  3. 【請求項3】遊技機毎に設けた遊技機制御装置と、情報
    の記憶および処理の各機能を有する携帯可能な遊技カー
    ドと、を有して構成された遊技管理装置であって、 前記遊技機制御装置は、前記遊技カードを接続した状態
    でのみ遊技機の遊技媒体発射装置を駆動可能とし、遊技
    者の任意で遊技媒体発射装置を駆動不能とする発射装置
    制御手段と、 遊技者が遊技媒体発射装置を駆動不能として遊技を終了
    したときにその遊技中に使用された遊技媒体の数とその
    遊技中に賞出された遊技媒体の数との差数を算出する遊
    技媒体算出手段と、を備え、 前記遊技カードは、前記遊技媒体算出手段が算出した差
    数に基づいて換金可能な換金額を算出する換金算出手段
    と、 特定の預金口座から前記換金額に相当する貨幣の払戻し
    が可能な払戻し手段と、を備えたことを特徴とする遊技
    管理装置。
  4. 【請求項4】前記遊技カードは、前記差数の累積数を金
    額に換算する累積差額換算手段と、該累積差額換算手段
    が算出した累積差額を記憶している累積差額記憶手段
    と、所定期間内の前記累積差額が所定の条件を満たした
    場合に、遊技者に有利な特定状態の発生予想回数の多い
    遊技機の予約が可能な予約要求手段とを備え、 前記遊技管理装置は、前記予約要求手段による予約を許
    可し得る予約許可手段を備えたことを特徴とする請求項
    3に記載の遊技管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315934A (ja) * 2001-04-23 2002-10-29 Sun Corp 遊技機予約装置
JP2013183979A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Taito Corp ゲーム予約システム

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