JP2023131532A - 遊技システム、管理装置及び予約処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技機の稼働率の低下を抑制しつつ遊技機の空台予約を可能とすることを課題とする。【解決手段】遊技客Aが保有する利用者端末90から、遊技台番号11の遊技機に対する予約の申請を行った場合に(S1)、この遊技台番号11の遊技機が他の遊技客Bにより遊技中であったならば、予約申請は予約待ちとして保留される。遊技客Aは、予約待ちの遊技機が空くまで、予約待ちのまま別の遊技機で遊技を開始し(S2)、その後、遊技客Bが遊技を終了して(S3)、遊技台番号11の遊技機が空台となる。この時点で、遊技客Aが行っている遊技が大当りなどではない通常の状態であれば、予約待ちの遊技機の予約を完了して利用者端末90に通知される(S4-1)。遊技客Aが行っている遊技が大当りなどの状態であれば、予約待ちであった別の遊技客Cの利用者端末90bに予約完了の通知が送られる(S4-2)。【選択図】図1
Description
本発明は、遊技機の稼働率の低下を抑制しつつ遊技機の空台予約を可能とする遊技システム、管理装置及び予約処理方法に関する。
従来、遊技店には様々な機種の遊技機が配設されており、遊技客は、多数の遊技機の中から所望の遊技機を選択して遊技を行う。この際、遊技客が特定の遊技機にて遊技を行いたい場合であっても、この遊技機が他の遊技客の遊技中であることも少なくない。
このため、遊技店内に配設された遊技機の予約を行う従来技術が知られている。例えば、特許文献1には、遊技客の携帯端末を遊技店内のネットワークに接続し、遊技客が遊技したい遊技機が空台になったならば、携帯端末に空台通知を受け、この空台を予約できるようにした遊技情報管理システムが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1によれば、遊技客が予約した遊技機が空台となったとしても、該遊技客が他の遊技機で大当たりしている場合には、直ちに空台へ移動することができない。その結果、遊技客が空台に移動するまで遊技機が空台となり続け、遊技機の稼働率の低下を招くという問題がある。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、遊技機の稼働率の低下を抑制しつつ遊技機の空台予約を可能とする遊技システム、管理装置及び予約処理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、遊技機に併設された各台装置と通信可能に設けられた管理装置を有する遊技システムであって、前記管理装置は、遊技客により予約された第1の遊技機の空き情報を取得する空き情報取得手段と、前記遊技客が前記第1の遊技機と異なる第2の遊技機で遊技している場合に、該第2の遊技機の遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、前記第1の遊技機の空き情報及び前記第2の遊技機の遊技情報に基づいて、前記遊技客による前記第1の遊技機での遊技の可否を判定する判定手段と前記判定手段により前記第1の遊技機での遊技が可能と判定された場合に、前記第1の遊技機を予約した前記遊技客への所定の情報を通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記通知手段は、前記判定手段により前記第1の遊技機での遊技が可能と判定された場合に、前記第2の遊技機に併設された各台装置に対して、該各台装置に設けられた表示部及び/又は台ランプに前記第1の遊技機での遊技が可能である旨を表示するよう通知することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記管理装置と情報を授受することが可能な外部管理装置をさらに備え、前記外部管理装置は、前記遊技客が所持する携帯端末から前記第1の遊技機の予約を受け付ける予約受付手段と、前記第1の遊技機の予約を受け付けた場合に、前記管理装置に対して前記第1の遊技機の予約を通知する予約通知手段と、前記管理装置から前記所定の情報が通知された場合に、前記携帯端末に対して前記第1の遊技機での遊技が可能である旨を報知するよう指示する指示手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記予約受付手段は、前記遊技店に配設された複数の遊技機のうち、特定の遊技機、特定の機種又は特定の条件の遊技機の予約を受付可能であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記判定手段は、前記第1の遊技機が遊技状態から空き状態となった場合に、前記遊技客が前記第2の遊技機を介して継続して遊技媒体を獲得可能な状態であるならば、前記遊技客による前記第1の遊技機での遊技が不可と判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記通知手段は、前記判定手段により前記第1の遊技機での遊技が不可と判定された場合に、前記遊技客とは異なる他の予約待ちの遊技客に対して所定の情報を通知することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記通知手段は、前記遊技客への所定の情報が通知された時点から所定の時間が経過するまでの間に、前記遊技客による前記第1の遊技機での遊技が開始されない場合には、前記遊技客による予約を取り消す旨を通知することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記管理装置は、前記所定の情報を前記遊技客に通知した後、前記遊技客による所定の操作を受け付けたことを条件として、他の遊技客による前記第1の遊技機での遊技を禁止するよう制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、遊技機に併設された各台装置と通信可能に設けられた管理装置であって、遊技客により予約された第1の遊技機の空き情報を取得する空き情報取得手段と、前記遊技客が前記第1の遊技機と異なる第2の遊技機で遊技している場合に、該第2の遊技機の遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、前記第1の遊技機の空き情報及び前記第2の遊技機の遊技情報に基づいて、前記遊技客による前記第1の遊技機での遊技の可否を判定する判定手段と前記判定手段により前記第1の遊技機での遊技が可能と判定された場合に、前記第1の遊技機を予約した前記遊技客への所定の情報を通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、遊技機に併設された各台装置と通信可能に設けられた管理装置を有する遊技システムにおける予約処理方法であって、前記管理装置が、遊技客により予約された第1の遊技機の空き情報を取得する空き情報取得工程と、前記遊技客が前記第1の遊技機と異なる第2の遊技機で遊技している場合に、該第2の遊技機の遊技情報を取得する遊技情報取得工程と、前記第1の遊技機の空き情報及び前記第2の遊技機の遊技情報に基づいて、前記遊技客による前記第1の遊技機での遊技の可否を判定する判定工程と前記判定工程により前記第1の遊技機での遊技が可能と判定された場合に、前記第1の遊技機を予約した前記遊技客への所定の情報を通知する通知工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、遊技機の稼働率の低下を抑制しつつ遊技機の空台予約を可能とすることができる。
[実施形態1]
以下に、本実施形態1に係る遊技システム、管理装置及び予約処理方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態1では、特定の遊技台番号を指定して遊技機を予約する方法を中心に説明するが、この他に、機種のみを指定する方法、特定条件を指定する方法により予約を行ってもよい。特定条件とは、例えば、大当りなどの確率が高まる遊タイムまでの残り回転数を指定する等の条件である。
以下に、本実施形態1に係る遊技システム、管理装置及び予約処理方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態1では、特定の遊技台番号を指定して遊技機を予約する方法を中心に説明するが、この他に、機種のみを指定する方法、特定条件を指定する方法により予約を行ってもよい。特定条件とは、例えば、大当りなどの確率が高まる遊タイムまでの残り回転数を指定する等の条件である。
本明細書中において、「持玉」とは遊技客が遊技において獲得した遊技媒体を示すデータであって、その当日中(遊技店の閉店時刻より前の時間)にのみ遊技に再度供することができるものをいう。なお、「持玉数」とは、遊技客が遊技により獲得した遊技媒体数をいう。また、「貯玉」とは、遊技客が遊技店に預け入れた遊技媒体を示すデータであって、翌日以降(遊技店の閉店時刻より後の時間)も遊技に再度供することができるものをいう。なお、「貯玉数」とは、遊技客が遊技店に預け入れた遊技媒体数をいう。持玉は、一般遊技客及び会員遊技客の双方が使用可能であり、遊技機を移動した場合などに使用される。貯玉は、原則として会員遊技客のみが使用可能であり、獲得した遊技媒体を翌日以降、遊技機の遊技に用いる場合に使用される。また、「遊技球数」とは、遊技客が遊技に使用可能な遊技可能数をいう。
<実施形態1に係る遊技システムの概要>
まず、本実施形態1に係る遊技システムの概要について説明する。図1は、本実施形態1に係る遊技システムの概要を説明するための説明図である。
まず、本実施形態1に係る遊技システムの概要について説明する。図1は、本実施形態1に係る遊技システムの概要を説明するための説明図である。
図1(a)に示すように、本実施形態1に係る遊技システムでは、遊技客Aが保有する利用者端末90aから、遊技台番号11の遊技機に対する予約の申請を行った場合に(S1)、この遊技台番号11の遊技機が他の遊技客(例えば、遊技客B)により遊技中であったならば、予約申請は予約待ちとして保留される。
遊技客Aは、予約待ちの遊技機が空くまで、予約待ちのまま別の遊技機(例えば、遊技台番号21の遊技機)で遊技を開始し(S2)、その後、遊技客Bが遊技を終了して(S3)、遊技台番号11の遊技機が空台となる。
図1(b)に示すように、この時点で、遊技客Aが行っている遊技が大当りなどではない通常の状態(以下、「通常中」と言う)であれば、予約待ちの遊技機の予約を完了して利用者端末90aに通知される(S4-1)。
一方、図1(c)に示すように、遊技客Aが行っている遊技が大当りなどの状態(以下、「特別中」と言う)であれば、遊技客Aの予約は行われず、予約待ちであった別の遊技客Cの利用者端末90bに予約完了の通知が送られる(S4-2)。
このように、本実施形態1に係る遊技システムでは、予約待ちの状態にある遊技客が他の遊技機で遊技を行っていた場合に、この遊技機での遊技の状況に応じて予約の実行を判定するとともに、予約の実行を行わない場合は、次の予約待ちの遊技客が予約の実行を行うよう構成したので、遊技機の稼働率の低下を抑制しつつ遊技機の空台予約が可能となる。
<実施形態1に係るシステム構成>
次に、本実施形態1に係る遊技システムのシステム構成について説明する。図2は、本実施形態1に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。図2に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機10とが設置される。
次に、本実施形態1に係る遊技システムのシステム構成について説明する。図2は、本実施形態1に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。図2に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機10とが設置される。
台間カード処理機10は、島コントローラ30を介して店内のネットワークである通信回線と接続される。通信回線には、島コントローラ30、管理装置50、賞品管理装置40及び精算機60が接続される。
また、管理装置50は、店外のネットワークであるインターネットと接続される。インターネットには、予約管理装置70及び利用者端末90が接続される。
遊技機20は、装置内部に封入された遊技玉を遊技盤面に打ち込んで遊技を行う装置である。なお、この遊技玉は遊技に使用される物理的な「玉」であり、遊技機20がデータとして扱う「遊技球」とは異なる。この遊技機20の遊技盤面には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定個数の遊技玉を賞玉として付与するようになっている。また、遊技盤面には、所定個数の始動領域(始動口)が設けられており、当該始動領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定の抽選を行うこととなっている。当該抽選が大当りとなれば、所定の可動部材等の作動により、前述の入賞領域あるいは他の始動領域への遊技玉の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動が行われる。なお、始動領域と入賞領域を兼ねた領域があってもよい。
上記入賞領域には、当該入賞領域への遊技玉の通過を検出するために入賞センサが設けられており、入賞センサにより入賞領域へ打ち込まれた遊技玉の通過(入賞)を検知するようになっている。また、遊技機20の制御部は、入賞領域ごとに何個の遊技玉を賞玉として付与するかを記憶する賞玉メモリと、遊技球数を示す遊技可能数メモリを有している。また、遊技機20の制御部は、遊技球数を定期的に台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、遊技客から入金を受け付けた場合に、入金の金額に対応するプリペイド価値を自装置の内部に収納したカードの識別情報(カードID)に関連付ける。このプリペイド価値は、遊技玉の貸出に使用することができる。また、台間カード処理機10は、プリペイド価値や持玉、貯玉等が関連付けられたカードの挿入を受け付けることができる。そして、遊技終了時には、プリペイド価値や持玉、貯玉等が関連付けられたカードを排出して遊技客に返却する。また、台間カード処理機10は、入金、カード挿入、カード排出などの動作の履歴を管理装置50に送信する。
遊技機20は、遊技盤面に所定個数の遊技玉が打ち出されたならば、アウトデータを台間カード処理機10に送信する。また、遊技機20は、遊技玉が入賞領域を通過して(いわゆる入賞)所定個数の賞玉が遊技球に加算されたならば、セーフデータを台間カード処理機10に送信する。さらに、遊技により大当りなどの特別の状態が発生したならば、かかる状態の発生を示す特賞データを台間カード処理機10に送信する。
アウトデータは、遊技客が遊技盤面に打ち込んだ玉数である打込玉数に対応する。セーフデータは、入賞により獲得される賞出玉数に対応する。また、特賞データは、大当りなどの遊技機20の状態を示す。各データは、台間カード処理機10を介して管理装置50に送信され、管理装置50は、アウトデータ、セーフデータ及び特賞データを蓄積することで、遊技機20の動作の履歴を得ることができる。
台間カード処理機10は、入金の受け付け、遊技玉の貸し出し、管理装置50との通信並びに遊技機20との通信を行う。台間カード処理機10は、遊技客が投入した紙幣を受け付けたならば、入金額を含む入金通知を管理装置50に送信することで、入金額相当のプリペイド価値を管理装置50が管理するプリペイド価値に加算させる。そして、所定の玉貸操作がなされたならば、玉貸要求を管理装置50に送信し、管理装置50が管理するプリペイド価値を減算させて、減算したプリペイド価値分に対応する数を遊技機20に通知し、遊技球数に加算させる。
台間カード処理機10は、カードの挿入を受け付けたならば、管理装置50にカード挿入通知を送信する。また、台間カード処理機10は、管理装置50からプリペイド価値、持玉又は貯玉の残高を受信した場合には、該残高を記憶する。そして、持玉の残高を受信し、記憶した場合には、管理装置50に対して持玉減算要求を送信することで、管理装置50が管理する持玉の残高(持玉数)をゼロにクリアする。
台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けると、自装置が管理する持玉数を所定数減算し、減算した持玉数に対応する数を遊技機20に通知し、遊技球数に加算させる。また、台間カード処理機10は、貯玉再プレイ操作を受け付けると、管理装置50に対して貯玉再プレイ要求を送信することで、管理装置50が管理する貯玉数を所定数減算させ、減算させた貯玉数に対応する数を遊技機20に通知し、遊技球数に加算させる。
台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けたならば、持玉数を含む持玉加算要求を管理装置50に送信し、管理装置50に持玉数を加算させた後、カード排出通知を管理装置50に送信し、カードを排出制御する。なお、カード返却操作の前に、遊技機20から計数操作を受け付けた場合には、遊技球数を持玉数に加算する。
台間カード処理機10は、遊技機20から遊技機IDを取得し、取得した遊技機IDと、管理装置50から受信した認証鍵とを用いて遊技機20の認証を行なう機能を有する。この認証は、開店処理時等に行なわれ、認証の成功を条件に遊技機20は遊技可能となる。
また、台間カード処理機10は、営業モード中に遊技が行われていない場合に管理装置50から予約指示を受け取ったならば、自装置を予約モードに移行して予約モード中であることを表示するとともに、紙幣の受付は禁止し、予約指示に含まれるカードIDが関連付けられたカードのみを受け付ける。
島コントローラ30は、遊技島に設けられた一群の遊技機20及び台間カード処理機10を束ね、各種情報を管理装置50に対して中継する装置である。
管理装置50は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、挿入されたカードの識別情報(以下、「カードID」と言う)と台間カード処理機10とを関連づけて管理し、該カードIDに関連づけられたプリペイド価値及び持玉の残高を台間カード処理機10に送信する。また、カード挿入通知に示されたカードIDが会員カードのカードIDである場合には、貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、管理装置50は、台間カード処理機10から持玉減算要求を受信した場合には、持玉の残高をゼロにクリアし、台間カード処理機10から持玉加算要求を受信した場合には、持玉加算要求に示された持玉数を持玉の残高に加算する。
また、管理装置50は、台間カード処理機10から玉貸要求を受信した場合には、カードIDに関連付けられたプリペイド価値を所定値減算し、玉貸許可を台間カード処理機10に送信する。そして、貯玉再プレイ要求を受信した場合には、貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、管理装置50は、賞品管理装置40からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられた持玉数を賞品管理装置40に対して通知する。さらに、精算機60からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられたプリペイド価値を精算機60に対して通知する。
また、管理装置50は、台間カード処理機10から遊技機IDを取得し、自店舗に設置された遊技機20を管理する。そして、遊技店外の図示しない認証鍵管理センタから自店舗に設定された遊技機20を認証するための認証鍵を取得し、台間カード処理機10に配信する。
また、管理装置50は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、カード挿入通知に示されたカードIDに対応する貯玉の残高と暗証番号とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。また、管理装置50は、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求を受信したならば、貯玉再プレイ要求に示されたカードIDに関連づけられた貯玉の残高を所定数減算し、減算後の貯玉の残高を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、管理装置50は、賞品管理装置40から貯玉数の問い合わせを受けたならば、指定されたカードIDに対応する貯玉の残高を賞品管理装置40に通知する。
また、管理装置50は、予約管理装置70からサイト会員情報を受け取ったならば、カードIDに関連付けてサイト会員情報を記憶する。
また、管理装置50は、予約管理装置70から予約申請情報を受け取ったならば、この予約申請情報に含まれる機種及び遊技台番号に対応する遊技機が遊技中であるか否かを判定する。管理装置50は、この遊技機が遊技中であれば、予約待ちとして記憶するとともに、予約待ちであることを予約結果情報として予約管理装置70に通知し、遊技中でなければ、予約中として記憶するとともに、予約完了したことを予約結果情報として予約管理装置70に通知する。
また、管理装置50は、予約管理装置70から遊技機情報を受け取ったならば、この遊技機情報に含まれるカードID及び遊技台番号を、予約待ちの情報と関連付けて記憶する。
また、管理装置50は、台間カード処理機10から受け取ったアウトデータ等から、遊技機で遊技が行われていないことを検知したならば、この遊技機に対する予約待ちの有無を確認し、予約待ちがあるならば、次の予約処理を行う。予約待ちの最優先者となるカードIDを用いた遊技が行われていないか、又は、遊技中であっても通常中であれば、このカードIDに係る予約を確定し、予約中として記憶するとともに、予約完了したことを予約結果情報として予約管理装置70に通知する。予約待ちの最優先者となるカードIDを用いた遊技が行われていて、この遊技が特別中であれば、予約の対象となる遊技機に対する予約待ちの次の優先者を最優先者として、上記の予約処理を継続して行う。
賞品管理装置40は、遊技店内の賞品交換カウンタに併設された賞品交換用の端末装置であり、獲得玉、貯玉及び持玉の賞品交換処理を行う。この賞品管理装置40には、カードのカードIDを読み取るカードリーダ及び賞品を払い出す賞品払出装置が接続されている。賞品管理装置40は、一般カードあるいは会員カードからカードIDを読み出した場合には、カードIDを管理装置50に送信して、該カードIDの持玉の残高を要求する。また、貯玉を賞品交換する場合は、管理装置50に対して貯玉の残高を要求する。
精算機60は、プリペイド価値が対応付けられたカードが挿入されると、このカードのカードIDを管理装置50に送信し、該カードに関連付けられたプリペイド価値を取得し、取得したプリペイド価値に相当する現金の払出を行う。
予約管理装置70は、遊技機の予約管理を行う装置である。予約管理装置70は、利用者端末90からサイト登録情報を受け取ったならば、一意のサイト会員IDを生成し、このサイト登録情報と合わせて管理装置50に通知するとともに、生成したサイト会員IDを利用者端末90に通知する。
また、予約管理装置70は、利用者端末90から予約申請情報を受け取ったならば、この予約申請情報を記憶するとともに、管理装置50に通知する。予約管理装置70は、管理装置50から予約結果情報を受け取ったならば、この予約結果情報を記憶するとともに、利用者端末90に通知する。予約管理装置70は、利用者端末90から遊技機情報を受け取ったならば、この遊技機情報を管理装置50に通知する。
利用者端末90は、遊技客が保有し、遊技機の予約を依頼する端末である。利用者端末90は、サイト会員への登録指示を受け付けたならば、氏名、店舗ID及びカードIDをサイト登録情報として予約管理装置70に通知する。利用者端末90は、予約管理装置70からサイト会員IDを受け取ったならば、このサイト会員IDを記憶する。
また、利用者端末90は、店舗ID、カードID、予約日、機種及び遊技台番号を含む予約申請情報を受け付けたならば、この予約申請情報を予約管理装置70に通知する。利用者端末90は、予約管理装置70から予約結果情報を受け取ったならば、この予約結果情報を表示する。
利用者端末90は、予約待ち中に遊技を行う遊技台番号を受け付けたならば、この遊技台番号とサイト会員ID及びカードIDを遊技機情報として予約管理装置70に通知する。
次に、本実施形態1に係る遊技システムにおける玉貸処理について説明する。遊技客が台間カード処理機10に対して玉貸操作を行うと、台間カード処理機10は、管理装置50のローカルアドレスを宛先とした電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、玉貸要求とを含む。
管理装置50は、玉貸要求を含む電文を受信したならば、該電文内のカードIDに関連付けられたプリペイド価値を所定値(例えば、1度数が100円である場合の500円分を示す5度数)を減算してカード管理データを更新し、玉貸許可を送信元の台間カード処理機10に送信する。玉貸許可を受信した台間カード処理機10は、減算したプリペイド価値に対応する数(例えば「125」)の遊技球数への加算を要求する加算信号を遊技機20に送信する。
加算信号を受信した遊技機20は、遊技球数を加算し、加算後の遊技球数を台間カード処理機10に送信する。台間カード処理機10は、加算前の遊技球数と玉貸しを行った数との和を加算後の遊技球数と比較して、遊技球数の加算が適切に行われたか否かを判定する。
次に、本実施形態1に係る遊技システムにおける持玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、一般カードあるいは会員カードの挿入を受け付けた場合に、管理装置50のローカルアドレスを宛先とした電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。
管理装置50は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉のうち、該電文により特定されたレートの持玉の残高を台間カード処理機10に通知する。
台間カード処理機10は、管理装置50から受信した持玉の残高を記憶する。そして、カードID及びレートを特定する情報と、持玉減算要求とを含む電文を管理装置50に送信する。管理装置50は、持玉減算要求を受信したならば、カードID及びレートにより特定される持玉の残高をゼロにクリアする。また、台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けたならば、持玉の残高を一定数ずつ減算し、対応する数を遊技機20に通知し、遊技球数に加算させる。
台間カード処理機10は、遊技機20の遊技球数を台間カード処理機10の持玉とすることでその管理を移行させる管理移行要求を遊技機20から受信したならば、管理移行要求に示された遊技球数を自装置の持玉に加算する。その後、カード返却操作を受け付けたならば、管理装置50に対して持玉加算要求を含む電文を送信する。この電文は、排出するカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、持玉の残高と、持玉加算要求とを含む。
管理装置50は、持玉加算要求を受け付けたならば、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉のうち、該電文により特定されたレートの持玉の残高(持玉数)を受信した値に更新する。その後、台間カード処理機10は、管理装置50にカード排出通知を送信し、カードを排出制御する。
次に、本実施形態1に係る遊技システムにおける貯玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、会員カードを受け付けた場合に、管理装置50のローカルアドレスを宛先とした電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。
管理装置50は、該電文内のカードIDに関連付けられた暗証番号と、貯玉のうち、該電文により特定されたレートの貯玉の残高とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、受信した貯玉再プレイデータを記憶し、貯玉再プレイデータに示された貯玉の残高が貯玉再プレイにおける遊技玉の払出単位数(貯玉再プレイ単位数。例えば「125玉」)以上である場合には貯玉再プレイ操作を受付可能とする。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータの記憶後、最初に貯玉再プレイ操作を受け付けた場合に、遊技客に対して暗証番号の入力を求め、入力された暗証番号が貯玉再プレイデータに示された暗証番号と一致するかを確認する。
台間カード処理機10は、暗証番号が一致した場合に、管理装置50のローカルアドレスを宛先とした電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、貯玉再プレイ要求とを含む。
管理装置50は、該電文内のカードIDに関連付けられた貯玉のうち、該電文により特定されたレートの貯玉の残高を所定値減算し、減算後の残高を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータを受信して貯玉の残高を更新し、貯玉再プレイ単位数に対応する数を遊技機20に通知して遊技球数に加算させる。また、更新後の貯玉の残高が貯玉再プレイ単位数未満となったかを判定する。更新後の貯玉データの残高が貯玉再プレイ単位数以上であれば、再度貯玉再プレイ操作を受け付け可能であり、貯玉再プレイ操作を受け付けたならば貯玉再プレイ要求を送信する。2回目以降の貯玉再プレイ操作では、暗証番号の確認は不要である。更新後の貯玉データの残高が貯玉再プレイ単位数未満となったならば、貯玉再プレイ操作を受け付け不能とする。
次に、閉店処理における持玉からの貯玉への移行について説明する。管理装置50は、閉店処理時にカード管理データの持玉の残高を確認し、会員カードに関連付けられた持玉の残高が「0」より大きい持玉が存在する場合には、該持玉の残高を貯玉の残高に加算して更新する。その後、管理装置50は、該持玉の残高をゼロにクリアする。
<台間カード処理機10と遊技機20の外観構成>
次に、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の外観構成について説明する。図3は、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の外観構成を示す図である。同図には、紙幣のみを受け付ける台間カード処理機10を図示したが、電子マネーを受け付けることができるユニットを設けることもできる。
次に、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の外観構成について説明する。図3は、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の外観構成を示す図である。同図には、紙幣のみを受け付ける台間カード処理機10を図示したが、電子マネーを受け付けることができるユニットを設けることもできる。
図3に示すように、台間カード処理機10には、台間カード処理機10の装置の状態を所定色のランプの点灯あるいは点滅で表示する状態表示部11、各種紙幣を受け付ける紙幣挿入口12a、タッチパネルディスプレイ等の表示操作部13、カードIDが関連付けられたカードを受け付けるカード挿入口14a及び固有IDを関連付けるために遊技客の持つ携帯端末を受け付けるかざし部14bが設けられている。また、かざし部14bは、固有IDを関連付けられた携帯端末を受け付けて、固有IDを読み取る。
遊技機20には、遊技盤面、封入された遊技玉を遊技盤面に投出する際に使用するハンドル21及び計数ボタン22が設けられている。
計数ボタン22は、遊技機20の遊技球数を減算し、対応する数を台間カード処理機10の持玉に加算することで、投出可能な玉数の管理を遊技機20から台間カード処理機10に移行させる管理移行を行うための操作ボタンである。この管理移行は、入賞により現物の遊技玉が払い出される開放式の遊技機20では、払い出された遊技玉を台間カード処理機10が計数して持玉に加算する計数処理に対応する。
<台間カード処理機10の構成>
次に、図2に示した台間カード処理機10の構成について説明する。図4は、図2に示した台間カード処理機10の構成を示す図である。図4に示すように、台間カード処理機10は、紙幣搬送部12、表示操作部13、リーダライタ14、通信部15、記憶部16、制御部17及び遊技管理部18を有する。
次に、図2に示した台間カード処理機10の構成について説明する。図4は、図2に示した台間カード処理機10の構成を示す図である。図4に示すように、台間カード処理機10は、紙幣搬送部12、表示操作部13、リーダライタ14、通信部15、記憶部16、制御部17及び遊技管理部18を有する。
紙幣搬送部12は、紙幣挿入口12aから挿入された紙幣の金種及び真偽を判別しつつ図示しない紙幣収納部に搬送する搬送部である。表示操作部13は、有価価値等の各種情報の表示と、玉貸操作等の各種操作の受け付けを行なうタッチパネルディスプレイ等の入出力装置である。
リーダライタ14は、カード挿入口14aに挿入されたカードからカードIDを、かざし部14bにかざされた携帯端末から固有IDを読み取る読取部である。なお、カード挿入口14aに挿入されたカードは、このリーダライタ14を経て図示しないカード収納部に収納される。通信部15は、島コントローラ30を介して管理装置50との間のデータ通信を行なうためのインタフェース部である。
記憶部16は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部16は、自装置状態データ16a及びカードデータ16bを記憶する。
自装置状態データ16aは、台間カード処理機10の状態を示すデータである。この自装置状態データ16aには、台間カード処理機ID、遊技機ID、遊技種等を含む。台間カード処理機IDは、台間カード処理機10を遊技店内で一意に識別するための識別情報である。遊技種は、台間カード処理機10に設定されたレートを示すデータである。遊技店内で複数のレートの遊技玉を扱う場合には、4円レートの遊技玉に「玉1」、1円レートの遊技玉に「玉2」のように、レートごとに遊技種名を設定して管理している。台間カード処理機10は、これらの遊技種から遊技に使用するレートを選択して、遊技種として記憶する。遊技種は、台間カード処理機10が設置された区画ごとに固定した遊技種を用いることとしてもよいし、遊技客の操作により変更可能としてもよい。
カードデータ16bは、遊技客が使用中のカードに係るデータである。カードデータ16bには、カードID、暗証番号、プリペイド価値、持玉、貯玉等を含む。カードIDは、リーダライタ14により読み取られたカードIDである。図示しないカード収納部からカード挿入口14aにカードが搬送され、該カードが排出される場合には、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードデータ16bが更新される。また、カード挿入口14aから図示しないカード収納部にカードが搬送される場合にも、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードデータ16bが更新される。プリペイド価値は、玉貸しに使用可能なプリペイド価値の残高を示し、持玉及び貯玉は、それぞれの残高を示す。
遊技管理部18は、認証や遊技機20との通信に係る処理を行なう処理部である。この遊技管理部18は、制御部17と異なる基板上に形成することが望ましい。遊技管理部18は、認証処理部18a、認証鍵管理部18b及び遊技機状態管理部18cを有する。実際には、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、認証処理部18a、認証鍵管理部18b及び遊技機状態管理部18cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
認証処理部18aは、管理装置50から受信した認証鍵を使用して遊技機20の認証を実施する。認証処理部18aは、認証が成功したならば、遊技機20へ動作許可を送信する。認証処理部18aは、認証が失敗した場合には、遊技機20の使用を禁止する。なお、認証が失敗した場合であっても、最後の認証成功から所定期間内であれば遊技機20への動作許可を送信し、最後の認証成功から所定期間が経過した後は遊技機20への動作許可を送信せず、遊技機20の使用を禁止するよう構成してもよい。
認証鍵管理部18bは、認証鍵の管理を行なう処理部である。認証鍵には使用時間が設定されており、遊技機20の稼働時間の累計が認証鍵の使用時間に達した場合に該認証鍵は使用不能となる。具体的には、認証鍵管理部18bは、遊技管理部18が形成された基板の通電時間を遊技機20の稼働時間として用い、認証鍵の使用時間を管理している。認証鍵が使用不能となった場合には、認証鍵管理部18bは、管理装置50を介して店舗外の認証鍵管理センタから新たな認証鍵を取得し、認証鍵の更新を行なう。
遊技機状態管理部18cは、遊技機20と通信し、遊技機20の状態を管理する処理部である。具体的には、遊技機状態管理部18cは、遊技機20からの遊技機IDの取得、玉貸による遊技球数への加算要求の送信、持玉再プレイによる持玉から遊技球数への管理移行要求の送信、貯玉再プレイによる遊技球数への加算要求の送信、遊技機20における打込玉数や賞出玉数等の遊技結果の受信、計数による遊技球数から持玉への管理移行要求の受信を行なう。かかる台間カード処理機10と遊技機20との通信は、所定の暗号方式を用いた暗号通信を用いる。
また、遊技機状態管理部18cは、遊技機20の現在の遊技球数、スタート、大当り、大当り種別、抽選回数などの遊技に設定された状態をさらに取得する。遊技機状態管理部18cが遊技機20の状態を取得する時間間隔は、遊技機20において遊技玉が発射(使用)される間隔よりも短く設定することが望ましい。また、遊技機状態管理部18cは、遊技機20から遊技球数を取得したならば、該遊技球数を制御部17に受け渡す。
なお、遊技機状態管理部18cが遊技機20から新たに遊技機IDを取得するタイミングは、開店前に限定されるものではない。台間カード処理機10の電源オンや電源オフを行なった場合、定期的な通信時、遊技球数に関する処理(玉貸、再プレイ、計数など)を行なった場合、オフライン状態からの復帰時などに遊技機IDの取得や遊技機20の入れ替えの判定を行なうことができる。また、これらのタイミングを組み合わせて用いてもよい。
制御部17は、台間カード処理機10を全体制御する制御部であり、データ管理部17a、予約制御部17b及び空台判定部17cを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、データ管理部17a、予約制御部17b及び空台判定部17cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
データ管理部17aは、カードが挿入された場合に、カードID及び台間カード処理機IDを含むカード挿入通知を管理装置50に送信する。また、データ管理部17aは、管理装置50から有価価値(プリペイド価値、持玉及び貯玉の少なくともいずれか)を含むデータを受信した場合に、受信した有価価値によりカードデータ16bを更新する。
また、データ管理部17aは、紙幣挿入口12aに紙幣が挿入されると、挿入された紙幣の金額、カードID及び台間カード処理機IDを含む入金通知を管理装置50に送信する。
また、データ管理部17aは、遊技客により玉貸操作が行なわれた場合に、カードID及び台間カード処理機IDを含む玉貸要求を管理装置50に送信する。この玉貸要求への応答として玉貸許可を受信したならば、データ管理部17aは、カードデータ16bのプリペイド価値を減算し、所定数の玉数を遊技機20の遊技球数に加算させるよう遊技管理部18に指示する。
また、データ管理部17aは、持玉再プレイ操作を受け付けたならば、カードデータ16bの持玉を減算して更新し、対応する玉数を遊技機20の遊技球数に加算させるよう遊技管理部18に指示する。
また、データ管理部17aは、カードデータ16bに示された貯玉の残高が貯玉再プレイ単位数以上である場合には、表示操作部13に貯玉再プレイボタンを表示し、貯玉再プレイ操作を受け付け可能とする。データ管理部17aは、遊技客により貯玉再プレイ操作が行なわれた場合に、カードID及び台間カード処理機IDを含む貯玉再プレイ要求を管理装置50に送信する。この貯玉再プレイ要求への応答として貯玉再プレイデータを受信したならば、カードデータ16bの貯玉の残高を更新し、貯玉再プレイ単位数に対応する玉数を遊技機20の遊技球数に加算させるよう遊技管理部18に指示する。なお、初回の貯玉再プレイ操作時には、暗証番号の入力を求め、カードデータ16bに示された暗証番号と一致することを、貯玉再プレイ要求を送信するための条件とする。
また、データ管理部17aは、遊技管理部18が遊技機20から遊技玉の移行要求を受け付けた場合には、遊技管理部18に指示された玉数をカードデータ16bの持玉に加算して更新する。
また、データ管理部17aは、カード返却操作を受け付けた場合には、カードID、台間カード処理機ID、持玉の残高を含む持玉加算要求を管理装置50に送信する。そして、カードデータ16bをクリアした後、カード排出通知を管理装置50に送信し、カードを排出する。
予約制御部17bは、台間カード処理機10の予約の制御を行う処理部である。予約制御部17bは、営業モード中に遊技が行われていない場合に管理装置50から予約指示を受け取ったならば、自装置を予約モードに移行する。予約制御部17bは、予約モード中において、表示操作部13に予約モード中であることを表示するとともに、紙幣の受付は禁止し、予約指示に含まれるカードIDが関連付けられたカードのみを受け付ける。
空台判定部17cは、自装置で遊技が行われているか否かを判定する処理部である。空台判定部17cは、カードデータ16bの持玉及び貯玉の残高が0であり、所定の時間、アウトデータが検知されていないならば、遊技は行われていないと判定し、自装置の台間カード処理機IDを含む空台情報を管理装置50に通知する。なお、この判定においては、図示しない人感センサを用いて遊技客の有無を検知することにより判定してもよい。
次に、図4に示した台間カード処理機10の記憶部16が記憶するデータの一例について説明する。図5は、図4に示した自装置状態データ16a及びカードデータ16bの一例を示す図である。
図5(a)に示す自装置状態データ16aは、台間カード処理機10のIDが「A101」であり、接続されている遊技機20の遊技機IDが「B201」、台間カード処理機10の遊技種として「玉1」が設定された状態を示している。
図5(b)に示すカードデータ16bは、台間カード処理機10に挿入されたカードのIDが「2001」であることを示している。なお、ここでは、カードIDの上1桁がカードの種別を示しており、上1桁が「1」のカードが一般カード、上1桁が「2」のカードが会員カードである。また、カードデータ16bは、貯玉再プレイ用の暗証番号が「1234」であり、プリペイド価値が「3000」度数である状態を示している。
また、カードデータ16bは、持玉として、玉1の持玉の残高が「1500」玉、玉2の持玉の残高が「2500」玉、玉3の持玉の残高が「0」玉であり、貯玉として、玉1の貯玉の残高が「500」玉、玉2の貯玉の残高が「0」玉、玉3の貯玉の残高が「0」玉である状態を示している。
<遊技機20の構成>
次に、図2に示した遊技機20の構成について説明する。図6は、図2に示した遊技機20の構成を示す図である。図6に示すように、遊技機20は、通信制御部23、演出制御部24、遊技制御部25及び遊技玉制御部26を有する。通信制御部23は、台間カード処理機10との間のデータ通信を制御するための制御部である。台間カード処理機10との通信は、所定の暗号方式を用いた暗号通信を用いる。
次に、図2に示した遊技機20の構成について説明する。図6は、図2に示した遊技機20の構成を示す図である。図6に示すように、遊技機20は、通信制御部23、演出制御部24、遊技制御部25及び遊技玉制御部26を有する。通信制御部23は、台間カード処理機10との間のデータ通信を制御するための制御部である。台間カード処理機10との通信は、所定の暗号方式を用いた暗号通信を用いる。
通信制御部23は、遊技機20の起動時に、遊技制御部25及び/又は遊技玉制御部26に設けられる制御CPUから識別情報を読み出し、識別情報が適切かどうかを確認し、適切であれば、台間カード処理機10との通信を確立して待機状態となる。待機状態において、台間カード処理機10から動作許可を受信したならば、演出制御部24、遊技制御部25及び遊技玉制御部26を起動し、遊技可能な状態とする。
遊技制御部25は、遊技機20による遊技を制御する制御部である。実際には、遊技制御部25に対応するプログラムをCPUにロードして実行することにより、プロセスを実行させることになる。
具体的には、遊技制御部25は、ハンドル操作検出による遊技玉の遊技盤面への発射制御、遊技盤面における入賞口に入った遊技玉の検出、始動口に入った遊技玉による乱数(0~65535の乱数値の中で、所定の範囲ごとに大当り、小当り、はずれの数値が割り当てられているもの)の取得及び抽選(特別図柄及び普通図柄)、遊技盤面に設けられる可動部材(チューリップ等)の制御、遊技盤面に設けられる特別図柄表示装置の表示制御、不正の虞がある異常(前枠が開いている、振動を検知した等)の検出及び上位装置への通知等を行う。
遊技盤面には多数の障害釘が植設されており、ハンドル操作によって遊技盤面に発射された遊技玉は、障害釘の間を落下していき、入賞口、始動口に入賞するか、入賞せずに遊技盤面のアウト口から遊技盤面外に排出される。遊技玉が始動口に入賞したことにより抽選が行われ、大当りとなると、遊技盤面上の所定の入賞口を複数回開放状態に制御する大当り遊技が行われ、この入賞口への遊技玉の入賞が容易になることにより、遊技客に賞玉を付与する。
また、大当りには、大当り遊技終了後、遊技客に所定の特典遊技を付与する特典付大当り遊技がある。特典付き大当り遊技には、確率変動大当りと時短大当りが含まれる。確率変動大当りと時短大当りは、それぞれ大当り後に特典遊技として確率変動遊技と時短遊技を付与するものである。時短遊技は、普通図柄抽選(上記する可動部材の開閉抽選)及び/又は特別図柄抽選(上記する遊技玉の入賞による大当り抽選)の変動時間(抽選処理を開始してから結果を表示するまでの時間)を短縮することにより、単位時間あたりの抽選回数を増大させ、単位時間あたりに大当りに当選する確率を高める特典遊技である。この特典遊技には、普通図柄の当選確率を高くする普通図柄確率変動を含んでいても良い。時短大当りによる時短遊技は、特別図柄抽選の抽選回数が大当り後所定の回数行われた場合に終了する。確率変動遊技については後述する。
遊技制御部25は、確率変動機能を有する。確率変動機能とは、抽選結果が大当りのうち、特に定められた乱数範囲になった場合に、次回抽選に用いる大当りの乱数範囲を変更する(一般的には10倍程度にする)制御を行う機能である。確率変動遊技は、この変更された後の確率を用いて特別図柄抽選を行うものである。確率変動遊技は、次回大当り当選まで継続される。また、確率変動遊技と時短遊技を同時に付与してもよい。ただし、不測の遊技店の損害を予防するため、確率変動遊技あるいは時短遊技開始後、一定の遊技媒体を遊技客が獲得した場合は、打ち止め(一旦カードを排出し、賞品交換あるいは台移動を要求する)処理としてもよい。この場合、確率変動遊技状態になった後の遊技媒体数を遊技機20にて計数し、この計数値が所定値になった場合に遊技玉の発射を停止する等の遊技停止制御を行うことで実現できる。
演出制御部24は、遊技中の演出を制御する制御部であり、演出図柄抽選部24a及び演出抽選部24bを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、演出図柄抽選部24a及び演出抽選部24bにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
演出図柄抽選部24aは、遊技制御部25での特別図柄抽選に基づく、演出図柄(遊技盤面内の表示装置等の演出図柄表示装置で表示する図柄)の抽選(具体的には表示を最終的に7,7,7で止めるかどうかなど)を行う。
演出抽選部24bは、演出図柄による抽選結果を表示するまでに行う演出の種類の抽選(キャラクタが出てきてリーチ演出をするなど)を行う。かかる演出は、メインの抽選結果に対して選択される演出が異なるように設定される。
演出制御部24は、各演出の演出データを記憶する。さらに、演出制御部24は、演出図柄表示装置の表示を制御し、演出実行時には、背景図柄データに演出データを重ねて演出表示を行う。また、確率変動時には、通常状態と異なる背景色データを設定する。
遊技玉制御部26は、遊技球数を制御する制御部である。実際には、遊技玉制御部26に対応するプログラムをCPUにロードして実行することにより、プロセスを実行させることになる。遊技可能数管理部26aは、遊技可能数すなわち遊技球数を管理する管理部である。
具体的には、遊技玉制御部26は、遊技球数を遊技可能数メモリに記憶させ、遊技玉を発射する度に遊技球数を「1」減算し、入賞により獲得される賞出玉数を遊技球数に加算する。また、台間カード処理機10より玉数を通知された場合には、通知された玉数を遊技球数に加算して、台間カード処理機10に対して遊技球数に加算した旨を示す確認信号を送信する。また、遊技玉制御部26は、遊技機20に封入された遊技玉(循環玉)のクリーニング制御を行うこともできる。
また、遊技玉制御部26は、遊技可能数メモリに記憶された遊技球数を定期的に台間カード処理機10に送信する。この場合には、遊技玉制御部26は、遊技可能数メモリの内容をゼロクリアすることなく、遊技状態によって遊技球数の更新を継続しつつ、台間カード処理機10へデータ取得時点での遊技球数の送信を行う。
また、遊技機20には、計数ボタン22が設けられており、この計数ボタン22が押下されたことを示す信号が遊技玉制御部26に入力される。遊技玉制御部26は、計数ボタン22の押下操作を検出し、検出信号の立ち上がりから立ち下がりまでが一定時間未満あると、一定数ずつ(例えば1回の操作あたり100玉)の遊技球数のデータとともに、台間カード処理機10に管理移行要求を送信する。そして、台間カード処理機10の管理に移行した分の玉数を遊技球数から減算(無効化)する。また、計数ボタン22の押下操作を検出し、検出信号が立ち上がってから所定時間以上立ち下がりが検出されない場合には、検出信号が立ち上がった状態が一定時間続くごとに一定数ずつ(例えば5秒あたり200玉)の遊技球数のデータとともに、台間カード処理機10に管理移行要求を送信する。そして、台間カード処理機10の管理に移行した分の玉数を遊技球数から減算(無効化)する。遊技球数からの減算にあたっては、メモリに記憶した1の値から減算対象の値をディクリメントする方法や、メモリに記憶した値を減算後の値で更新し、減算前の値を削除あるいは論理削除して無効化する方法等が考えられるが、減算後の値が特定可能な状態であれば特に限定はされない。
遊技制御部25と遊技玉制御部26とは、それぞれ個別の基板上に構成される。遊技制御部25が構成された遊技制御基板と遊技玉制御部26が構成された遊技玉制御基板は、それぞれ固有のIDを有する。遊技機20は、遊技制御基板のIDと遊技玉制御基板のIDとを組合せ、遊技機IDとして使用する。
<管理装置50の構成>
次に、図2に示した管理装置50の構成について説明する。図7は、図2に示した管理装置50の構成を示す図である。図7に示すように、管理装置50は、表示部51及び入力部52と接続され、外部ネットワーク通信部53、店舗ネットワーク通信部54、記憶部55及び制御部56を有する。
次に、図2に示した管理装置50の構成について説明する。図7は、図2に示した管理装置50の構成を示す図である。図7に示すように、管理装置50は、表示部51及び入力部52と接続され、外部ネットワーク通信部53、店舗ネットワーク通信部54、記憶部55及び制御部56を有する。
表示部51は、液晶パネルやディスプレイ装置等の表示デバイスである。入力部52は、キーボードやマウス等の入力デバイスである。外部ネットワーク通信部53は、外部ネットワークを介して予約管理装置70及び図示しない認証鍵管理センタとデータ通信するためのインタフェース部である。店舗ネットワーク通信部54は、遊技店内において通信回線を介して島コントローラ30、賞品管理装置40及び精算機60とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部55は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、カード管理データ55a、装置管理データ55b、会員管理データ55c、予約管理データ55d、予約待ちデータ55e及び遊技状況管理データ55fを記憶する。
カード管理データ55aは、カードIDにプリペイド価値の残高や持玉の残高等を関連付けたデータである。装置管理データ55bは、遊技店に設置された装置に関するデータである。この装置管理データ55bは、台間カード処理機ID、設置場所、遊技台番号、遊技機ID、遊技機20の機種データ等を含む。
会員管理データ55cは、会員に対して発行した会員カードのカードIDに対して、会員の氏名、貯玉数、サイト会員ID等を関連付けたデータである。
予約管理データ55dは、遊技機の予約の状況を示すデータである。予約管理データ55dは、カードIDに対して、サイト会員ID、機種、遊技台番号、予約状況、遊技中台番号等を関連付けている。
予約待ちデータ55eは、遊技機の予約待ちの状況を示すデータである。予約待ちデータ55eは、機種及び遊技台番号に対して、予約待ちのカードIDを関連付けている。
遊技状況管理データ55fは、カードIDに対応する遊技の状況を示すデータである。遊技状況管理データ55fは、カードIDに対して、遊技台番号、遊技状況等を関連付けている。
制御部56は、管理装置50の全体制御を行う制御部であり、カード管理部56a、装置管理部56b、会員管理部56c、予約管理部56d、予約判定部56e、遊技状況管理部56f及び遊技状況判定部56gを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、カード管理部56a、装置管理部56b、会員管理部56c、予約管理部56d、予約判定部56e、遊技状況管理部56f及び遊技状況判定部56gにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
カード管理部56aは、カード管理データ55aの管理を行う処理部である。カード管理部56aは、台間カード処理機10、賞品管理装置40及び精算機60と通信して、カードIDに対応付けられたプリペイド価値及び持玉の残高を更新する。また、カード管理部56aは、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信した場合には、該カードに関連づけられた有価価値及び持玉の残高を通知する。
装置管理部56bは、装置管理データ55bの管理を行う処理部である。装置管理部56bは、台間カード処理機10から取得した台間カード処理機ID、設置場所及び遊技機IDに基づいて、装置管理データ55bを生成及び更新する。
会員管理部56cは、会員管理データ55cの管理を行う処理部である。会員管理部56cは、入力部52から会員情報を受け付けたならば、この会員情報を会員管理データ55cに記憶する。
また、会員管理部56cは、予約管理装置70からサイト会員情報を受け取ったならば、このサイト会員情報に含まれるカードID及びサイト会員IDを用いて、会員管理データ55cの該カードIDに関連付けて該サイト会員IDを記憶する。
また、会員管理部56cは、賞品管理装置40と通信して、カードIDに関連付けられた貯玉の残高を更新する。
ここで、会員管理部56cによる貯玉再プレイ処理について説明する。会員管理部56cは、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求データを受信したならば、該貯玉再プレイ要求データ内のカードIDに関連付けられた貯玉のうち、払出先のレートの貯玉の残高を払出単位数だけ引落し、貯玉再プレイの可能数を再計算する。そして、減算後の残高と貯玉再プレイの可能数とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
予約管理部56dは、予約管理データ55dを管理する処理部である。予約管理部56dは、予約管理装置70から予約申請情報を受け取ったならば、この予約申請情報を予約判定部56eに受け渡す。
また、予約管理部56dは、予約判定部56eから予約不可を受け取ったならば、予約申請情報に含まれるサイト会員ID、カードID、機種及び遊技台番号を用いて、該機種及び該遊技台番号に該カードIDを関連付けて、予約待ちデータ55eに記憶するとともに、該カードID、該サイト会員IDに関連付けて、該機種、該遊技台番号及び予約待ちであることを予約管理データ55dに記憶する。なお、予約待ちデータ55eに、機種及び遊技台番号に別のカードIDが既に関連付けられていたならば、予約待ち2、予約待ち3の項目に順次追加して記憶する。予約管理部56dは、予約判定部56eから予約不可を受け取ったならば、予約待ちであることを予約結果情報として予約管理装置70に通知する。
また、予約管理部56dは、予約判定部56eから遊技台番号を受け取ったならば、予約申請情報に含まれるサイト会員ID、カードID、機種及び遊技台番号を用いて、該カードID、該サイト会員IDに関連付けて、該機種、該遊技台番号及び予約中であることを予約管理データ55dに記憶する。予約管理部56dは、予約判定部56eから遊技台番号を受け取ったならば、該遊技台番号に対応する台間カード処理機10に対して予約指示を通知するとともに、予約完了したことを予約結果情報として予約管理装置70に通知する。
また、予約管理部56dは、遊技状況管理部56fからカードID、機種及び遊技台番号を受け取ったならば、次の処理を行う。予約管理部56dは、予約待ちデータ55eの該機種及び該遊技台番号に対応付けられた該カードIDをクリアし、該カードIDの次に優先される他のカードIDが記憶されていたならば、優先順位を順次繰り上げて記憶する。予約管理部56dは、予約管理データ55dの該カードIDに対応付けられた予約状況を予約中として記憶する。予約管理部56dは、該遊技台番号に対応する台間カード処理機10に対して予約指示を通知するとともに、予約完了したことを予約結果情報として予約管理装置70に通知する。
予約判定部56eは、予約に関する判定を行う処理部である。予約判定部56eは、予約管理部56dから予約申請情報を受け取ったならば、この予約申請情報に含まれる機種及び遊技台番号に対応する遊技機が遊技中であるか否かを判定する。予約判定部56eは、この対応する遊技機が遊技中であれば予約不可を予約管理部56dに受け渡し、遊技中でなければこの遊技機の遊技台番号を予約管理部56dに受け渡す。
遊技状況管理部56fは、遊技状況管理データ55fを管理する処理部である。遊技状況管理部56fは、予約管理装置70から遊技機情報を受け取ったならば、この遊技機情報に含まれるカードID及び遊技台番号を用いて、予約管理データ55dの該カードIDに関連付ける遊技中台番号として該遊技台番号を記憶する。
また、遊技状況管理部56fは、遊技状況判定部56gから機種及び遊技台番号を受け取り、予約待ちデータ55eにおいて該機種及び該遊技台番号が記憶されていたならば、該機種及び該遊技台番号に対応付けられた予約待ち1のカードIDを最優先者として、遊技状況判定部56gに受け渡す。
また、遊技状況管理部56fは、遊技状況判定部56gからカードIDを受け取ったならば、予約管理データ55dから該カードIDに対応する機種及び遊技台番号を抽出し、該カードID、該機種及び該遊技台番号を予約管理部56dに受け渡す。
また、遊技状況管理部56fは、遊技状況判定部56gから特別中を受け取ったならば、予約待ちデータ55eにおける最優先者としてのカードIDの次に優先されるカードIDがあるならば、この次に優先されるカードIDを最優先者として、遊技状況判定部56gに受け渡す。
遊技状況判定部56gは、遊技機での遊技の状況を判定する処理部である。遊技状況判定部56gは、台間カード処理機10から空台情報を受け取ったならば、この空台情報に含まれる台間カード処理機IDを用いて、装置管理データ55bから該台間カード処理機IDに関連付けられた機種及び遊技台番号を抽出し、遊技状況管理部56fに受け渡す。
また、遊技状況判定部56gは、遊技状況管理部56fから最優先者としてのカードIDを受け取り、予約管理データ55dにおいて該カードIDに対応付けられた予約状況が「予約待ち」、遊技中台番号が「-」であるならば、該カードIDを遊技状況管理部56fに受け渡す。
また、遊技状況判定部56gは、遊技状況管理部56fから最優先者としてのカードIDを受け取り、予約管理データ55dにおいて該カードIDに対応付けられた遊技中台番号に番号が記憶されているならば、該遊技中台番号に対応する遊技機の遊技状況を判定する。具体的には、遊技状況管理データ55fにおいて該カードIDに対応付けられた遊技状況を確認する。この遊技状況が通常中であれば、該カードIDを遊技状況管理部56fに受け渡し、特別中であれば、特別中を遊技状況管理部56fに受け渡す。
次に、図7に示した管理装置50の記憶部55が記憶するデータの一例について説明する。図8~図10は、図7に示したカード管理データ55a、装置管理データ55b、会員管理データ55c、予約管理データ55d、予約待ちデータ55e及び遊技状況管理データ55fの一例を示す図である。
図8(a)に示すカード管理データ55aでは、カードID「1001」にプリペイド価値「0」度数、各レートの持玉の残高「0」玉、使用先ID「A101」が対応付けられている。すなわち、カードID「1001」のカードは、装置ID「A101」の台間カード処理機10に挿入されており、持玉については台間カード処理機10に管理が移っている。このため、各レートの持玉の残高はゼロである。
また、カード管理データ55aでは、カードID「2001」にプリペイド価値「3000」度数、持玉として、玉1の持玉の残高「1500」玉、玉2の持玉の残高「2500」玉、玉3の持玉の残高「0」玉と対応付けられているが、使用先IDの対応付けはされていない。すなわち、カードID「2001」のカードは、台間カード処理機10に挿入されておらず、持玉の管理が管理装置50により行われている。
図8(b)に示す装置管理データ55bは、ID「A101」の台間カード処理機10に対して、その設置場所が「島1-1」、遊技台番号が「11」、接続された遊技機20のIDが「B201」、遊技種が「玉1」、遊技機20の機種が「EV01」、製造番号が「a」であることを示している。また、この遊技機20が使用中の状態にあることも示している。
また、装置管理データ55bは、ID「A201」の台間カード処理機10に対して、その設置場所が「島2-1」、遊技台番号「21」、接続された遊技機20のIDが「B506」、遊技種が「玉3」、遊技機20の機種が「DX03」、製造番号が「g」であることを示している。また、この遊技機20が使用中の状態にあることも示している。
図9(a)に示す会員管理データ55cは、カードID「2005」に対して、氏名「特許太郎」、「玉1」の貯玉の残高「1500」玉、「玉2」の貯玉の残高「1000」玉、「玉3」の貯玉の残高「0」玉、サイト会員ID「RS4567」である状態を示している。
図9(b)に示す予約管理データ55dは、カードID「2005」に対し、サイト会員ID「RS4567」、機種「EV01」、遊技台番号「11」、予約状況「予約待ち」、遊技中台番号「25」を関連付け、カードID「2012」に対し、サイト会員ID「RS5432」、機種「DX03」、遊技台番号「21」、予約状況「予約中」、遊技中台番号「-」を関連付け、カードID「2032」に対し、サイト会員ID「RS7890」、機種「DX03」、遊技台番号「23」、予約状況「予約待ち」、遊技中台番号「32」を関連付けている。
図10(a)に示す予約待ちデータ55eは、機種「EV01」、遊技台番号「11」に対し、予約待ち1のカードID「2005」、予約待ち2のカードID「2056」を関連付け、機種「DX03」、遊技台番号「23」に対し、予約待ち1のカードID「2032」、予約待ち2のカードID「-」を関連付けている。
図10(b)に示す遊技状況管理データ55fは、カードID「2005」に対して、遊技台番号「25」、遊技状況「通常中」を関連付け、カードID「2032」に対して、遊技台番号「32」、遊技状況「特別中」を関連付けている。
<予約管理装置70の構成>
次に、図2に示した予約管理装置70の構成について説明する。図11は、図2に示した予約管理装置70の構成を示す図である。図11に示すように、予約管理装置70は、表示部71及び入力部72と接続され、通信部74、記憶部75及び制御部76を有する。
次に、図2に示した予約管理装置70の構成について説明する。図11は、図2に示した予約管理装置70の構成を示す図である。図11に示すように、予約管理装置70は、表示部71及び入力部72と接続され、通信部74、記憶部75及び制御部76を有する。
表示部71は、液晶パネルやディスプレイ装置等の表示デバイスである。入力部72は、キーボードやマウス等の入力デバイスである。通信部74は、外部ネットワークを介して管理装置50及び利用者端末90とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部75は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、サイト会員管理データ75a及び予約管理データ75bを記憶する。サイト会員管理データ75aは、遊技機の予約を行うサイトの会員の情報を示すデータである。予約管理データ75bは、遊技機の予約状況を示すデータである。
制御部76は、予約管理装置70の全体制御を行う制御部であり、サイト会員管理部76a、予約管理部76b及び遊技通知部76cを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、サイト会員管理部76a、予約管理部76b及び遊技通知部76cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
サイト会員管理部76aは、サイト会員管理データ75aを管理する処理部である。サイト会員管理部76aは、利用者端末90からサイト登録情報を受け取ったならば、一意のサイト会員IDを生成し、このサイト登録情報と合わせてサイト会員管理データ75aに記憶するとともに、管理装置50に通知する。サイト会員管理部76aは、生成したサイト会員IDを利用者端末90に通知する。
予約管理部76bは、予約管理データ75bを管理する処理部である。予約管理部76bは、利用者端末90から予約申請情報を受け取ったならば、この予約申請情報を管理装置50に通知するとともに、予約管理データ75bに記憶する。
また、予約管理部76bは、管理装置50から予約結果情報を受け取ったならば、この予約結果情報を利用者端末90に通知するとともに、予約管理データ75bに記憶する。
遊技通知部76cは、遊技機情報を管理装置50に通知する処理部である。遊技通知部76cは、利用者端末90から遊技機情報を受け取ったならば、この遊技機情報を管理装置50に通知する。
次に、図11に示した予約管理装置70の記憶部75が記憶するデータの一例について説明する。図12は、図11に示したサイト会員管理データ75a及び予約管理データ75bの一例を示す図である。
図12(a)に示すサイト会員管理データ75aは、サイト会員ID「RS4567」に対して、氏名「特許太郎」、店舗ID「ABC789」、カードID「2005」を関連付け、サイト会員ID「RS7890」に対して、氏名「発明次郎」、店舗ID「CDE345」、カードID「2032」を関連付けている。
図12(b)に示す予約管理データ75bは、サイト会員ID「RS4567」に対して、店舗ID「ABC789」、カードID「2005」、機種「EV01」、遊技台番号「11」、予約状況「予約待ち」を関連付け、サイト会員ID「RS1234」に対して、店舗ID「CDE345」、カードID「2145」、機種「DX03」、遊技台番号「35」、予約状況「予約待ち」を関連付け、サイト会員ID「RS5432」に対して、店舗ID「ABC789」、カードID「2012」、機種「DX03」、遊技台番号「21」、予約状況「予約中」を関連付けている。
<利用者端末90の構成>
次に、図2に示した利用者端末90の構成について説明する。図13は、図2に示した利用者端末90の構成を示す図である。図13に示すように、利用者端末90は、表示操作部91、カメラ92、マイク93、スピーカ94、通信部95、記憶部96及び制御部97を有する。
次に、図2に示した利用者端末90の構成について説明する。図13は、図2に示した利用者端末90の構成を示す図である。図13に示すように、利用者端末90は、表示操作部91、カメラ92、マイク93、スピーカ94、通信部95、記憶部96及び制御部97を有する。
表示操作部91は、液晶タッチパネル等の入出力デバイスである。カメラ92は、利用者端末90に設けられた撮像デバイスである。マイク93は、利用者端末90に設けられた音声入力デバイスである。スピーカ94は、利用者端末90に設けられた音声出力デバイスである。通信部95は、インターネットを介して予約管理装置70とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部96は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、会員登録データ96aを記憶する。会員登録データ96aは、店舗会員、サイト会員に係る情報を示すデータである。
制御部97は、利用者端末90の全体制御を行う制御部であり、会員登録部97a、予約部97b及び遊技通知部97cを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、会員登録部97a、予約部97b及び遊技通知部97cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
会員登録部97aは、会員登録データ96aを管理する処理部である。会員登録部97aは、表示操作部91から遊技店の会員情報を受け付けたならば、この会員情報を会員登録データ96aに記憶する。
また、会員登録部97aは、表示操作部91からサイト会員への登録指示を受け付けたならば、会員登録データ96aから氏名、店舗ID及びカードIDを抽出し、サイト登録情報として予約管理装置70に通知する。会員登録部97aは、予約管理装置70からサイト会員IDを受け取ったならば、このサイト会員IDを会員登録データ96aに記憶する。
予約部97bは、遊技機の予約を行う処理部である。予約部97bは、表示操作部91から、店舗ID、カードID、予約日、機種及び遊技台番号を含む予約申請情報を受け付けたならば、この予約申請情報を予約管理装置70に通知する。
また、予約部97bは、予約管理装置70から予約結果情報を受け取ったならば、この予約結果情報を表示操作部91に表示する。
遊技通知部97cは、遊技機情報を予約管理装置70に通知する処理部である。遊技通知部97cは、表示操作部91から予約待ち中に遊技を行う遊技台番号を受け付けたならば、この遊技台番号と会員登録データ96aのサイト会員ID及びカードIDを遊技機情報として予約管理装置70に通知する。この遊技機情報は、管理装置50において予約申請情報と関連付けられる。ここでは、この関連付けのために、予約管理装置70を介して管理装置50に通知する方法について説明したが、利用者端末90を台間カード処理機10のかざし部14bにかざして遊技機情報を読み取り、管理装置50に通知してもよい。また、QRコード(登録商標)を用いて遊技機情報をコード化し、台間カード処理機10を介して管理装置50に通知してもよい。
次に、図13に示した利用者端末90の記憶部96が記憶するデータの一例について説明する。図14は、図13に示した会員登録データ96aの一例を示す図である。図14に示す会員登録データ96aは、氏名「特許太郎」に対して、店舗ID「ABC789」、カードID「2005」、サイト会員ID「RS4567」を関連付けている。
<実施形態1に係る遊技機予約の手順>
次に、本実施形態1に係る遊技機予約の手順について説明する。図15~図17は、本実施形態1に係る遊技機予約の手順を示す図である。
次に、本実施形態1に係る遊技機予約の手順について説明する。図15~図17は、本実施形態1に係る遊技機予約の手順を示す図である。
図15に示すように、新規に遊技機の予約を行う場合は、利用者端末90から予約申請情報を予約管理装置70に通知し(S11)、予約管理装置70はこの予約申請情報を管理装置50に通知する(S12)。例えば、遊技台番号11の遊技機を予約する場合は、この遊技台番号11を予約申請情報に含めることになる。
管理装置50は、予約申請された遊技台番号に対応する遊技機が空台の場合は予約を確定し(S13)、この遊技機に対応付けられた台間カード処理機10に予約指示を通知するとともに(S14)、予約管理装置70に対して予約が確定した旨の予約結果を通知する(S15)。予約管理装置70は、この予約結果通知を利用者端末90に通知する(S16)。
予約申請された遊技機が遊技中の場合は、図16に示すように、利用者端末90から予約申請情報を予約管理装置70に通知し(S21)、予約管理装置70はこの予約申請情報を管理装置50に通知する(S22)。
管理装置50は、予約申請された遊技台番号に対応する遊技機が遊技中のため、予約待ちとして記憶する(S23)。管理装置50は、予約待ちの遊技機の遊技が終了したことを検知したならば(S24)、この遊技機に対応付けられた台間カード処理機10に予約指示を通知するとともに(S25)、予約が確定した旨の予約結果を予約管理装置70に対して通知する(S26)。予約管理装置70は、この予約結果通知を利用者端末90に通知する(S27)。
予約待ちの状態において他の遊技機で遊技を行う場合は、図17に示すように、利用者端末90から、遊技を行う他の遊技機の遊技台番号を含む遊技機情報を予約管理装置70に通知し(S31)、予約管理装置70はこの遊技機情報を管理装置50に通知する(S32)。
管理装置50は、既に記憶されている予約待ち情報と受信した遊技機情報とを関連付けて記憶する(S33)。管理装置50は、予約待ちの遊技機の遊技が終了したことを検知したならば(S34)、この遊技機に対応付けられた台間カード処理機10に予約指示を通知するとともに(S35)、予約が確定した旨の予約結果を予約管理装置70に対して通知する(S36)。予約管理装置70は、この予約結果通知を利用者端末90に通知する(S37)。
<実施形態1に係る管理装置における新規予約の処理手順>
次に、本実施形態1に係る管理装置における新規予約の処理手順について説明する。図18は、本実施形態1に係る管理装置における新規予約の処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施形態1に係る管理装置における新規予約の処理手順について説明する。図18は、本実施形態1に係る管理装置における新規予約の処理手順を示すフローチャートである。
まず、管理装置50は、予約管理装置70から予約申請情報を受信したならば(ステップS101;Yes)、遊技状況管理データ55fの遊技状況から、予約する遊技機が遊技中か否かを判定する(ステップS102)。
予約する遊技機が遊技中ならば(ステップS102;Yes)、予約申請情報を予約待ちとして予約管理データ55dに記憶し(ステップS105)、予約待ちを予約結果情報として予約管理装置70に通知して(ステップS106)、そのまま処理を終了する。
予約する遊技機が遊技中でないならば(ステップS102;No)、予約申請情報を予約中として予約管理データ55dに記憶するとともに(ステップS103)、台間カード処理機10に対して予約指示を通知し(ステップS104)、予約中を予約結果情報として予約管理装置70に通知して(ステップS106)、処理を終了する。
<実施形態1に係る管理装置における予約待ちでの予約の処理手順>
次に、本実施形態1に係る管理装置における予約待ちでの予約の処理手順について説明する。図19は、本実施形態1に係る管理装置における予約待ちでの予約の処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施形態1に係る管理装置における予約待ちでの予約の処理手順について説明する。図19は、本実施形態1に係る管理装置における予約待ちでの予約の処理手順を示すフローチャートである。
まず、管理装置50は、予約管理装置70から遊技機情報を受信したならば(ステップS201;Yes)、この遊技機情報に含まれる遊技台番号を予約管理データ55dの遊技中台番号に記憶する(ステップS202)。
予約待ちの遊技機が遊技を終了したならば(ステップS203;Yes)、この遊技機に対する予約待ちがいるか否かを判定する(ステップS204)。予約待ちがいなければ(ステップS204;No)、そのまま処理を終了する。
予約待ちがいれば(ステップS204;Yes)、予約待ちの最優先者が特別中であるか否かを判定する(ステップS205)。この段階における最優先者とは、予約待ちデータ55eの予約待ち1に記憶されたカードIDを示している。
予約待ちの最優先者が特別中でなければ(ステップS205;Yes)、台間カード処理機10に対して予約指示を通知し(ステップS208)、予約中を予約結果情報として予約管理装置70に通知して(ステップS209)、そのまま処理を終了する。
予約待ちの最優先者が特別中であるならば(ステップS205;No)、予約待ちの次の優先者があるか否かを判定する(ステップS206)。具体的には、予約待ちデータ55eのカードIDの項目において、次に優先されるカードIDが記憶されているか否かを判定する。
予約待ちの次の優先者があるならば(ステップS206;Yes)、次の優先者を最優先者として(ステップS207)、ステップS205に移行する。予約待ちの次の優先者がないならば(ステップS206;No)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施形態1に係る遊技システムでは、予約待ちの状態にある遊技客が他の遊技機で遊技を行っていた場合に、この遊技機での遊技の状況に応じて予約の実行を判定するとともに、予約の実行を行わない場合は、次の予約待ちの遊技客が予約の実行を行うよう構成したので、遊技機の稼働率の低下を抑制しつつ遊技機の空台予約が可能となる。
なお、上記の実施形態1では、利用者端末から遊技機を予約する構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、台間カード処理機から、この台間カード処理機に併設されていない他の遊技機を予約するよう構成することもできる。この場合に、予約を行った台間カード処理機に併設された遊技機で遊技を行ったならば、この遊技機の遊技台番号が管理装置に通知され、予約申請情報と関連付けられる。また、予約結果をこの台間カード処理機で受け取り、予約結果情報の表示は、台間カード処理機の表示制御部及び/又は台ランプに表示するよう構成することもできる。
また、上記の実施形態1では、店舗会員が遊技機を予約する構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機等の情報を提供するサイトの会員が遊技機を予約するよう構成することもできる。
また、上記の実施形態1では、スマート遊技機に対して予約する構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各台計数式の遊技機に対して予約するよう構成することもできる。
[実施形態2]
ところで、上記の実施形態1では、予約待ちの遊技機が空いた場合に、自動的に予約を確定する構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、空台になった遊技機を一旦仮予約し、予約待ちの遊技客に対して予約の確定を行うか否かを問い合わせるよう構成することもできる。本実施形態2では、予約待ちの遊技機が空台になったならば一旦仮予約し、予約待ちの遊技客に対して予約の確定を行うか否かを問い合わせる遊技システムについて説明する。
ところで、上記の実施形態1では、予約待ちの遊技機が空いた場合に、自動的に予約を確定する構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、空台になった遊技機を一旦仮予約し、予約待ちの遊技客に対して予約の確定を行うか否かを問い合わせるよう構成することもできる。本実施形態2では、予約待ちの遊技機が空台になったならば一旦仮予約し、予約待ちの遊技客に対して予約の確定を行うか否かを問い合わせる遊技システムについて説明する。
<実施形態2に係る遊技システムの概要>
まず、本実施形態2に係る遊技システムの概要について説明する。図20は、本実施形態2に係る遊技システムの概要の説明図である。
まず、本実施形態2に係る遊技システムの概要について説明する。図20は、本実施形態2に係る遊技システムの概要の説明図である。
図20(a)に示すように、本実施形態2に係る遊技システムでは、遊技客Aが保有する利用者端末400から、遊技台番号11の遊技機に対する予約の申請を行った場合に(S41)、この遊技台番号11の遊技機が他の遊技客(例えば、遊技客B)により遊技中であったならば、予約申請は予約待ちとして保留される。
遊技客Aは、予約待ちの遊技機が空くまで、予約待ちのまま別の遊技機(例えば、遊技台番号21の遊技機)で遊技を開始し(S42)、その後、遊技客Bが遊技を終了して(S43)、遊技台番号11の遊技機が空台となる。
図20(b)に示すように、この時点で、遊技台番号11の遊技機が自動的に仮予約されて台間カード処理機100に仮予約中であることが表示され(S44)、他の遊技客による遊技が禁止される。そして、図20(c)に示すように、遊技台番号21の遊技機で遊技中の遊技客Aの利用者端末400に、予約待ちの遊技機が空いたことが通知される(S45)。ここで、利用者端末400から予約の実行を選択すると、遊技台番号11の遊技機の予約が確定する。
このように、本実施形態2に係る遊技システムでは、予約待ちの遊技機が空台になったならば一旦仮予約し、予約待ちの遊技客に対して予約の確定を行うか否かを問い合わせるよう構成したので、遊技機の稼働率の低下を抑制しつつ遊技機の空台予約が可能となる。
<実施形態2に係るシステム構成>
次に、本実施形態2に係る遊技システムのシステム構成について説明する。図21は、本実施形態2に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。図21に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機100とが設置される。
次に、本実施形態2に係る遊技システムのシステム構成について説明する。図21は、本実施形態2に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。図21に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機100とが設置される。
台間カード処理機100は、島コントローラ30を介して店内のネットワークである通信回線と接続される。通信回線には、島コントローラ30、管理装置200、賞品管理装置40及び精算機60が接続される。
また、管理装置200は、店外のネットワークであるインターネットと接続される。インターネットには、予約管理装置300及び利用者端末400が接続される。
<台間カード処理機100の構成>
次に、図21に示した台間カード処理機100の構成について説明する。図22は、図21に示した台間カード処理機100の構成を示す図である。図22に示すように、台間カード処理機100は、紙幣搬送部12、表示操作部13、リーダライタ14、通信部15、記憶部16、制御部110及び遊技管理部18を有する。なお、図4に示した台間カード処理機10と同様の機能部についての説明は省略する。
次に、図21に示した台間カード処理機100の構成について説明する。図22は、図21に示した台間カード処理機100の構成を示す図である。図22に示すように、台間カード処理機100は、紙幣搬送部12、表示操作部13、リーダライタ14、通信部15、記憶部16、制御部110及び遊技管理部18を有する。なお、図4に示した台間カード処理機10と同様の機能部についての説明は省略する。
制御部110は、台間カード処理機100を全体制御する制御部であり、データ管理部17a及び予約制御部111を有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、データ管理部17a及び予約制御部111にそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
予約制御部111は、台間カード処理機100の予約の制御を行う処理部である。予約制御部111は、管理装置200から仮予約指示を受け取ったならば、自装置を仮予約モードに移行する。この仮予約モードでは、紙幣及びカードの受付を禁止し、仮予約モードであることを表示操作部13に表示する。予約制御部111は、仮予約モード中に移行した後、所定の時間内(例えば、10分以内)に管理装置200から予約指示を受け取らなかったならば、通常の営業モードに移行する。
また、予約制御部111は、営業モード中に遊技が行われていない場合又は仮予約モード中の場合に、管理装置200から予約指示を受け取ったならば、自装置を予約モードに移行する。予約制御部111は、予約モード中において、表示操作部13に予約モード中であることを表示するとともに、紙幣の受付は禁止し、予約指示に含まれるカードIDが関連付けられたカードのみを受け付ける。
<管理装置200の構成>
次に、図21に示した管理装置200の構成について説明する。図23は、図21に示した管理装置200の構成を示す図である。図23に示すように、管理装置200は、表示部51及び入力部52と接続され、外部ネットワーク通信部53、店舗ネットワーク通信部54、記憶部55及び制御部210を有する。なお、図7に示した管理装置50と同様の機能部についての説明は省略する。
次に、図21に示した管理装置200の構成について説明する。図23は、図21に示した管理装置200の構成を示す図である。図23に示すように、管理装置200は、表示部51及び入力部52と接続され、外部ネットワーク通信部53、店舗ネットワーク通信部54、記憶部55及び制御部210を有する。なお、図7に示した管理装置50と同様の機能部についての説明は省略する。
制御部210は、管理装置200の全体制御を行う制御部であり、カード管理部56a、装置管理部56b、会員管理部56c、予約管理部211、予約判定部212、遊技状況管理部213及び遊技状況判定部214を有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、カード管理部56a、装置管理部56b、会員管理部56c、予約管理部211、予約判定部212、遊技状況管理部213及び遊技状況判定部214にそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
予約管理部211は、予約管理データ55dを管理する処理部である。予約管理部211は、予約管理装置300から予約申請情報を受け取ったならば、この予約申請情報を予約判定部212に受け渡す。
また、予約管理部211は、予約判定部212から予約不可を受け取ったならば、予約申請情報に含まれるサイト会員ID、カードID、機種及び遊技台番号を用いて、該機種及び該遊技台番号に該カードIDを関連付けて、予約待ちデータ55eに記憶するとともに、該カードID、該サイト会員IDに関連付けて、該機種、該遊技台番号及び予約待ちであることを予約管理データ55dに記憶する。なお、予約待ちデータ55eに、機種及び遊技台番号に別のカードIDが既に関連付けられていたならば、予約待ち2、予約待ち3の項目に順次追加して記憶する。予約管理部211は、予約判定部212から予約不可を受け取ったならば、予約待ちであることを予約結果情報として予約管理装置300に通知する。
また、予約管理部211は、予約判定部212から遊技台番号を受け取ったならば、予約申請情報に含まれるサイト会員ID、カードID、機種及び遊技台番号を用いて、該カードID、該サイト会員IDに関連付けて、該機種、該遊技台番号及び予約中であることを予約管理データ55dに記憶する。予約管理部211は、予約判定部212から遊技台番号を受け取ったならば、該遊技台番号に対応する台間カード処理機100に対して予約指示を通知するとともに、予約完了したことを予約結果情報として予約管理装置300に通知する。
また、予約管理部211は、予約管理装置300から予約実行情報を受け取り、この予約実行情報が予約取消であったならば、予約取消を遊技状況管理部213に受け渡し、予約実行情報が予約確定であったならば、この予約実行情報に含まれるカードID、機種及び遊技台番号を用いて、次の処理を行う。予約管理部211は、予約待ちデータ55eの該機種又は該遊技台番号に対応付けられた該カードIDをクリアし、該カードIDの次に優先される他のカードIDが記憶されていたならば、優先順位を順次繰り上げて記憶する。予約管理部211は、予約管理データ55dの該カードIDに対応付けられた予約状況を予約中として記憶する。予約管理部211は、該遊技台番号に対応する台間カード処理機100に対して予約指示を通知するとともに、予約完了したことを予約結果情報として予約管理装置300に通知する。
予約判定部212は、予約に関する判定を行う処理部である。予約判定部212は、予約管理部211から予約申請情報を受け取ったならば、この予約申請情報に含まれる機種及び遊技台番号に対応する遊技機が遊技中であるか否かを判定する。予約判定部212は、この対応する遊技機が遊技中であれば予約不可を予約管理部211に受け渡し、遊技中でなければこの遊技機の遊技台番号を予約管理部211に受け渡す。
遊技状況管理部213は、遊技状況管理データ55fを管理する処理部である。遊技状況管理部213は、予約管理装置300から遊技機情報を受け取ったならば、この遊技機情報に含まれるカードID及び遊技台番号を用いて、予約管理データ55dの該カードIDに関連付ける遊技中台番号として該遊技台番号を記憶する。
また、遊技状況管理部213は、遊技状況判定部214から機種及び遊技台番号を受け取り、予約待ちデータ55eにおいて該機種又は該遊技台番号が記憶されていたならば、該機種に対応付けられた予約待ち1のカードIDを最優先者として、遊技状況判定部214に受け渡す。
また、遊技状況管理部213は、遊技状況判定部214からカードIDを受け取ったならば、予約管理データ55dから該カードIDに対応するサイト会員IDを抽出し、該サイト会員IDを含む予約確認情報を予約管理装置300に通知するとともに、台間カード処理機100に対して仮予約指示を通知する。
また、遊技状況管理部213は、遊技状況判定部214から特別中を受け取った場合、又は、予約管理部211から予約取消を受け取った場合に、予約待ちデータ55eにおける最優先者としてのカードIDの次に優先されるカードIDがあるならば、この次に優先されるカードIDを最優先者として、遊技状況判定部214に受け渡す。
遊技状況判定部214は、遊技機での遊技の状況を判定する処理部である。遊技状況判定部214は、台間カード処理機100から受け取ったアウトデータ等から、遊技機で遊技が行われているか否かを判定する。遊技状況判定部214は、遊技機で遊技が行われていないと判定したならば、この遊技機の機種及び遊技台番号を遊技状況管理部213に受け渡す。
また、遊技状況判定部214は、遊技状況管理部213から最優先者としてのカードIDを受け取り、予約管理データ55dにおいて該カードIDに対応付けられた予約状況が「予約待ち」、遊技中台番号が「-」であるならば、該カードIDを遊技状況管理部213に受け渡す。
また、遊技状況判定部214は、遊技状況管理部213から最優先者としてのカードIDを受け取り、予約管理データ55dにおいて該カードIDに対応付けられた遊技中台番号に番号が記憶されているならば、該遊技中台番号に対応する遊技機の遊技状況を判定する。具体的には、遊技状況管理データ55fにおいて該カードIDに対応付けられた遊技状況を確認する。この遊技状況が通常中であれば、該カードIDを遊技状況管理部213に受け渡し、特別中であれば、特別中を遊技状況管理部213に受け渡す。
<予約管理装置300の構成>
次に、図21に示した予約管理装置300の構成について説明する。図24は、図21に示した予約管理装置300の構成を示す図である。図24に示すように、予約管理装置300は、表示部71及び入力部72と接続され、通信部74、記憶部75及び制御部310を有する。なお、図11に示した予約管理装置70と同様の機能部についての説明は省略する。
次に、図21に示した予約管理装置300の構成について説明する。図24は、図21に示した予約管理装置300の構成を示す図である。図24に示すように、予約管理装置300は、表示部71及び入力部72と接続され、通信部74、記憶部75及び制御部310を有する。なお、図11に示した予約管理装置70と同様の機能部についての説明は省略する。
制御部310は、予約管理装置300の全体制御を行う制御部であり、サイト会員管理部76a、予約管理部311及び遊技通知部76cを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、サイト会員管理部76a、予約管理部311及び遊技通知部76cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
予約管理部311は、予約管理データ75bを管理する処理部である。予約管理部311は、利用者端末400から予約申請情報を受け取ったならば、この予約申請情報を管理装置200に通知するとともに、予約管理データ75bに記憶する。
また、予約管理部311は、管理装置200から予約結果情報を受け取ったならば、この予約結果情報を利用者端末400に通知するとともに、予約管理データ75bに記憶する。
また、予約管理部311は、管理装置200から予約確認情報を受け取ったならば、この予約確認情報を利用者端末400に通知する。予約管理部311は、利用者端末400から予約実行情報を受け取ったならば、この予約実行情報を管理装置200に通知する。
<利用者端末400の構成>
次に、図21に示した利用者端末400の構成について説明する。図25は、図21に示した利用者端末400の構成を示す図である。図25に示すように、利用者端末400は、表示操作部91、カメラ92、マイク93、スピーカ94、通信部95、記憶部96及び制御部410を有する。なお、図13に示した利用者端末90と同様の機能部についての説明は省略する。
次に、図21に示した利用者端末400の構成について説明する。図25は、図21に示した利用者端末400の構成を示す図である。図25に示すように、利用者端末400は、表示操作部91、カメラ92、マイク93、スピーカ94、通信部95、記憶部96及び制御部410を有する。なお、図13に示した利用者端末90と同様の機能部についての説明は省略する。
制御部410は、利用者端末400の全体制御を行う制御部であり、会員登録部97a、予約部411及び遊技通知部97cを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、会員登録部97a、予約部411及び遊技通知部97cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
予約部411は、遊技機の予約を行う処理部である。予約部411は、表示操作部91から、店舗ID、カードID、予約日、機種及び遊技台番号を含む予約申請情報を受け付けたならば、この予約申請情報を予約管理装置300に通知する。予約部411は、予約管理装置300から予約結果情報を受け取ったならば、この予約結果情報を表示操作部91に表示する。
また、予約部411は、予約管理装置300から予約確認情報を受け取ったならば、この予約結果情報を表示操作部91に表示する。予約部411は、表示操作部91から、予約確定又は予約取消を受け付けたならば、この受け付けた内容を予約実行情報として予約管理装置300に通知する。
<実施形態2に係る管理装置における予約待ちでの予約の処理手順>
次に、本実施形態2に係る管理装置における予約待ちでの予約の処理手順について説明する。図26は、本実施形態2に係る管理装置における予約待ちでの予約の処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施形態2に係る管理装置における予約待ちでの予約の処理手順について説明する。図26は、本実施形態2に係る管理装置における予約待ちでの予約の処理手順を示すフローチャートである。
まず、管理装置200は、予約管理装置300から遊技機情報を受信したならば(ステップS301;Yes)、この遊技機情報に含まれる遊技台番号を予約管理データ55dの遊技中台番号に記憶する(ステップS302)。
予約待ちの遊技機が遊技を終了したならば(ステップS303;Yes)、この遊技機に対する予約待ちがいるか否かを判定する(ステップS304)。予約待ちがいなければ(ステップS304;No)、そのまま処理を終了する。
予約待ちがいれば(ステップS304;Yes)、予約待ちの最優先者が特別中であるか否かを判定する(ステップS305)。この段階における最優先者とは、予約待ちデータ55eの予約待ち1に記憶されたカードIDを示している。
予約待ちの最優先者が特別中でなければ(ステップS305;Yes)、台間カード処理機100に対して仮予約指示を通知し(ステップS308)、最優先者のカードIDを含めた予約確認情報を予約管理装置300に通知する(ステップS309)。
予約管理装置300から予約実行情報を受け取り、この予約実行情報が予約取消ならば(ステップS310;Yes)、ステップS306に移行し、予約取消でないならば(ステップS310;No)、台間カード処理機100に対して予約指示を通知し(ステップS311)、予約中を予約結果情報として予約管理装置300に通知して(ステップS312)、そのまま処理を終了する。
予約待ちの最優先者が特別中であるならば(ステップS305;No)、予約待ちの次の優先者があるか否かを判定する(ステップS306)。具体的には、予約待ちデータ55eのカードIDの項目において、次に優先されるカードIDが記憶されているか否かを判定する。
予約待ちの次の優先者があるならば(ステップS306;Yes)、次の優先者を最優先者として(ステップS307)、ステップS305に移行する。予約待ちの次の優先者がないならば(ステップS306;No)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施形態2に係る遊技システムでは、予約待ちの遊技機が空台になったならば一旦仮予約し、予約待ちの遊技客に対して予約の確定を行うか否かを問い合わせるよう構成したので、遊技機の稼働率の低下を抑制しつつ遊技機の空台予約が可能となる。
なお、上記の各実施形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明に係る遊技システム、管理装置及び予約処理方法は、遊技機の稼働率の低下を抑制しつつ遊技機の空台予約を行う場合に適している。
10 台間カード処理機
11 状態表示部
12 紙幣搬送部
12a 紙幣挿入口
13 表示操作部
14 リーダライタ
14a カード挿入口
14b かざし部
15 通信部
16 記憶部
16a 自装置状態データ
16b カードデータ
17 制御部
17a データ管理部
17b 予約制御部
18 遊技管理部
18a 認証処理部
18b 認証鍵管理部
18c 遊技機状態管理部
20 遊技機
21 ハンドル
22 計数ボタン
23 通信制御部
24 演出制御部
24a 演出図柄抽選部
24b 演出抽選部
25 遊技制御部
26 遊技玉制御部
26a 遊技可能数管理部
30 島コントローラ
40 賞品管理装置
50 管理装置
51 表示部
52 入力部
53 外部ネットワーク通信部
54 店舗ネットワーク通信部
55 記憶部
55a カード管理データ
55b 装置管理データ
55c 会員管理データ
55d 予約管理データ
55e 予約待ちデータ
55f 遊技状況管理データ
56 制御部
56a カード管理部
56b 装置管理部
56c 会員管理部
56d 予約管理部
56e 予約判定部
56f 遊技状況管理部
56g 遊技状況判定部
60 精算機
70 予約管理装置
71 表示部
72 入力部
74 通信部
75 記憶部
75a サイト会員管理データ
75b 予約管理データ
76 制御部
76a サイト会員管理部
76b 予約管理部
76c 遊技通知部
90,90a,90b 利用者端末
91 表示操作部
92 カメラ
93 マイク
94 スピーカ
95 通信部
96 記憶部
96a 会員登録データ
97 制御部
97a 会員登録部
97b 予約部
97c 遊技通知部
100 台間カード処理機
110 制御部
111 予約制御部
200 管理装置
210 制御部
211 予約管理部
212 予約判定部
213 遊技状況管理部
214 遊技状況判定部
300 予約管理装置
310 制御部
311 予約管理部
400 利用者端末
410 制御部
411 予約部
11 状態表示部
12 紙幣搬送部
12a 紙幣挿入口
13 表示操作部
14 リーダライタ
14a カード挿入口
14b かざし部
15 通信部
16 記憶部
16a 自装置状態データ
16b カードデータ
17 制御部
17a データ管理部
17b 予約制御部
18 遊技管理部
18a 認証処理部
18b 認証鍵管理部
18c 遊技機状態管理部
20 遊技機
21 ハンドル
22 計数ボタン
23 通信制御部
24 演出制御部
24a 演出図柄抽選部
24b 演出抽選部
25 遊技制御部
26 遊技玉制御部
26a 遊技可能数管理部
30 島コントローラ
40 賞品管理装置
50 管理装置
51 表示部
52 入力部
53 外部ネットワーク通信部
54 店舗ネットワーク通信部
55 記憶部
55a カード管理データ
55b 装置管理データ
55c 会員管理データ
55d 予約管理データ
55e 予約待ちデータ
55f 遊技状況管理データ
56 制御部
56a カード管理部
56b 装置管理部
56c 会員管理部
56d 予約管理部
56e 予約判定部
56f 遊技状況管理部
56g 遊技状況判定部
60 精算機
70 予約管理装置
71 表示部
72 入力部
74 通信部
75 記憶部
75a サイト会員管理データ
75b 予約管理データ
76 制御部
76a サイト会員管理部
76b 予約管理部
76c 遊技通知部
90,90a,90b 利用者端末
91 表示操作部
92 カメラ
93 マイク
94 スピーカ
95 通信部
96 記憶部
96a 会員登録データ
97 制御部
97a 会員登録部
97b 予約部
97c 遊技通知部
100 台間カード処理機
110 制御部
111 予約制御部
200 管理装置
210 制御部
211 予約管理部
212 予約判定部
213 遊技状況管理部
214 遊技状況判定部
300 予約管理装置
310 制御部
311 予約管理部
400 利用者端末
410 制御部
411 予約部
Claims (10)
- 遊技機に併設された各台装置と通信可能に設けられた管理装置を有する遊技システムであって、
前記管理装置は、
遊技客により予約された第1の遊技機の空き情報を取得する空き情報取得手段と、
前記遊技客が前記第1の遊技機と異なる第2の遊技機で遊技している場合に、該第2の遊技機の遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、
前記第1の遊技機の空き情報及び前記第2の遊技機の遊技情報に基づいて、前記遊技客による前記第1の遊技機での遊技の可否を判定する判定手段と
前記判定手段により前記第1の遊技機での遊技が可能と判定された場合に、前記第1の遊技機を予約した前記遊技客への所定の情報を通知する通知手段と
を備えたことを特徴とする遊技システム。 - 前記通知手段は、
前記判定手段により前記第1の遊技機での遊技が可能と判定された場合に、前記第2の遊技機に併設された各台装置に対して、該各台装置に設けられた表示部及び/又は台ランプに前記第1の遊技機での遊技が可能である旨を表示するよう通知することを特徴とする請求項1に記載の遊技システム。 - 前記管理装置と情報を授受することが可能な外部管理装置をさらに備え、
前記外部管理装置は、
前記遊技客が所持する携帯端末から前記第1の遊技機の予約を受け付ける予約受付手段と、
前記第1の遊技機の予約を受け付けた場合に、前記管理装置に対して前記第1の遊技機の予約を通知する予約通知手段と、
前記管理装置から前記所定の情報が通知された場合に、前記携帯端末に対して前記第1の遊技機での遊技が可能である旨を報知するよう指示する指示手段と
を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技システム。 - 前記予約受付手段は、
前記遊技店に配設された複数の遊技機のうち、特定の遊技機、特定の機種又は特定の条件の遊技機の予約を受付可能であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の遊技システム。 - 前記判定手段は、
前記第1の遊技機が遊技状態から空き状態となった場合に、前記遊技客が前記第2の遊技機を介して継続して遊技媒体を獲得可能な状態であるならば、前記遊技客による前記第1の遊技機での遊技が不可と判定することを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の遊技システム。 - 前記通知手段は、
前記判定手段により前記第1の遊技機での遊技が不可と判定された場合に、前記遊技客とは異なる他の予約待ちの遊技客に対して所定の情報を通知することを特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載の遊技システム。 - 前記通知手段は、
前記遊技客への所定の情報が通知された時点から所定の時間が経過するまでの間に、前記遊技客による前記第1の遊技機での遊技が開始されない場合には、前記遊技客による予約を取り消す旨を通知することを特徴とする請求項6に記載の遊技システム。 - 前記管理装置は、
前記所定の情報を前記遊技客に通知した後、前記遊技客による所定の操作を受け付けたことを条件として、他の遊技客による前記第1の遊技機での遊技を禁止するよう制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載の遊技システム。 - 遊技機に併設された各台装置と通信可能に設けられた管理装置であって、
遊技客により予約された第1の遊技機の空き情報を取得する空き情報取得手段と、
前記遊技客が前記第1の遊技機と異なる第2の遊技機で遊技している場合に、該第2の遊技機の遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、
前記第1の遊技機の空き情報及び前記第2の遊技機の遊技情報に基づいて、前記遊技客による前記第1の遊技機での遊技の可否を判定する判定手段と
前記判定手段により前記第1の遊技機での遊技が可能と判定された場合に、前記第1の遊技機を予約した前記遊技客への所定の情報を通知する通知手段と
を備えたことを特徴とする管理装置。 - 遊技機に併設された各台装置と通信可能に設けられた管理装置を有する遊技システムにおける予約処理方法であって、
前記管理装置が、遊技客により予約された第1の遊技機の空き情報を取得する空き情報取得工程と、
前記遊技客が前記第1の遊技機と異なる第2の遊技機で遊技している場合に、該第2の遊技機の遊技情報を取得する遊技情報取得工程と、
前記第1の遊技機の空き情報及び前記第2の遊技機の遊技情報に基づいて、前記遊技客による前記第1の遊技機での遊技の可否を判定する判定工程と
前記判定工程により前記第1の遊技機での遊技が可能と判定された場合に、前記第1の遊技機を予約した前記遊技客への所定の情報を通知する通知工程と
を含むことを特徴とする予約処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022036356A JP2023131532A (ja) | 2022-03-09 | 2022-03-09 | 遊技システム、管理装置及び予約処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022036356A JP2023131532A (ja) | 2022-03-09 | 2022-03-09 | 遊技システム、管理装置及び予約処理方法 |
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2022
- 2022-03-09 JP JP2022036356A patent/JP2023131532A/ja active Pending
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