JP2013183820A5 - - Google Patents
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しかし、役の抽選結果に応じてフリーズを発生させると、フリーズの発生に遊技者を関与させることができず、また、役の抽選もフリーズの制御もメイン制御手段側で行われることから、フリーズの発生をサブ制御手段側でコントロールすることができない。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、フリーズが偶然に発生してしまうことを防止しつつ、フリーズの発生に遊技者を関与させることである。
さらに、本発明が解決しようとする課題は、フリーズの発生をサブ制御手段側でコントロールできるようにすることである。
さらに、本発明が解決しようとする課題は、フリーズの発生をサブ制御手段側でコントロールできるようにすることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。なお、かっこ書きにて、対応する実施形態を示す。
請求項1の発明は、
役を構成する図柄を含む複数種類の図柄を表示した複数(左、中、右の3個)のリール(31)と、
各前記リールごとに設けられ、対応する前記リールを停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチ(42)と、
前記ストップスイッチが操作されたときに前記リールを停止制御するリール制御手段(64)と、
遊技の進行を遅延させるフリーズを制御するフリーズ制御手段(71)と、
通常モードと、前記通常モードよりもフリーズの発生頻度が高い高確率モードとを有し、これらの間の移行を制御するモード制御手段(70)と
を備え、
遊技には、前記ストップスイッチの押し順によって遊技者の受ける利益を異ならせる押し順遊技と、前記ストップスイッチの押し順がいずれの押し順であっても遊技者の受ける利益を同一にした押し順不問遊技とを有し、
前記リール制御手段は、前記押し順遊技では、前記ストップスイッチの押し順に応じて利益が異なる図柄の組合せを停止表示させ、前記押し順不問遊技では、前記ストップスイッチの押し順にかかわらず利益が同一の図柄の組合せを停止表示させるように前記リールを停止制御し、
前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記高確率モードに移行させない標準押し順(左中右、左右中)と、前記高確率モードに移行させる高確移行押し順とが定まるようにし、
役の抽選で所定の抽選結果(リプレイA群又はB群)となったときに、前記押し順不問遊技となるように制御し、
前記通常モードにおいて役の抽選で前記所定の抽選結果となったときは、前記標準押し順以外の所定の押し順の中から抽選により前記高確移行押し順が定まるようにし、
前記ストップスイッチの押し順の報知を制御する報知制御手段(82)を備え、
前記報知制御手段は、前記通常モードにおいて前記高確率モードに誘導することに決定したときは、前記押し順不問遊技で前記高確移行押し順を報知し、
前記モード制御手段は、前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記ストップスイッチが前記高確移行押し順で操作されたことを必要条件として前記高確率モードに移行させる
ことを特徴とする。
請求項1の発明は、
役を構成する図柄を含む複数種類の図柄を表示した複数(左、中、右の3個)のリール(31)と、
各前記リールごとに設けられ、対応する前記リールを停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチ(42)と、
前記ストップスイッチが操作されたときに前記リールを停止制御するリール制御手段(64)と、
遊技の進行を遅延させるフリーズを制御するフリーズ制御手段(71)と、
通常モードと、前記通常モードよりもフリーズの発生頻度が高い高確率モードとを有し、これらの間の移行を制御するモード制御手段(70)と
を備え、
遊技には、前記ストップスイッチの押し順によって遊技者の受ける利益を異ならせる押し順遊技と、前記ストップスイッチの押し順がいずれの押し順であっても遊技者の受ける利益を同一にした押し順不問遊技とを有し、
前記リール制御手段は、前記押し順遊技では、前記ストップスイッチの押し順に応じて利益が異なる図柄の組合せを停止表示させ、前記押し順不問遊技では、前記ストップスイッチの押し順にかかわらず利益が同一の図柄の組合せを停止表示させるように前記リールを停止制御し、
前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記高確率モードに移行させない標準押し順(左中右、左右中)と、前記高確率モードに移行させる高確移行押し順とが定まるようにし、
役の抽選で所定の抽選結果(リプレイA群又はB群)となったときに、前記押し順不問遊技となるように制御し、
前記通常モードにおいて役の抽選で前記所定の抽選結果となったときは、前記標準押し順以外の所定の押し順の中から抽選により前記高確移行押し順が定まるようにし、
前記ストップスイッチの押し順の報知を制御する報知制御手段(82)を備え、
前記報知制御手段は、前記通常モードにおいて前記高確率モードに誘導することに決定したときは、前記押し順不問遊技で前記高確移行押し順を報知し、
前記モード制御手段は、前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記ストップスイッチが前記高確移行押し順で操作されたことを必要条件として前記高確率モードに移行させる
ことを特徴とする。
本発明によれば、フリーズが偶然に発生してしまうことを防止しつつ、フリーズの発生に遊技者を関与させることができる。
また、フリーズの発生をサブ制御手段側でコントロールすることができる。
また、フリーズの発生をサブ制御手段側でコントロールすることができる。
ここで、メイン制御手段50側でペナルティを設定する押し順と、サブ制御手段80側でペナルティを設定する押し順とは、完全に一致するようにしてもよい。
しかし、これに限らず、たとえば、メイン制御手段50側でペナルティを設定する押し順の一部について、サブ制御手段80側でペナルティを設定してもよく、逆に、サブ制御手段80側でペナルティを設定する押し順の一部について、メイン制御手段50側でペナルティを設定してもよい。
<付記>
本願の出願当初の請求項に係る発明(当初発明)が解決しようとする課題、当初発明に係る課題を解決するための手段及び当初発明の効果は、以下の通りである。
(1)当初発明が解決しようとする課題
役の抽選結果に応じてフリーズを発生させると、フリーズの発生に遊技者を関与させることができず、また、役の抽選もフリーズの制御もメイン制御手段側で行われることから、フリーズの発生をサブ制御手段側でコントロールすることができない。
また、特許文献1に開示されているように、操作手順に応じてフリーズを発生させると、フリーズの発生に遊技者を関与させることはできるが、操作手順を示唆する演出がなくても、操作手順が偶然に一致してフリーズが発生してしまうことがある。
したがって、当初発明が解決しようとする課題は、遊技の進行を所定時間停止するフリーズを行うスロットマシンにおいて、フリーズの発生に遊技者を関与させつつ、フリーズが偶然に発生してしまうことを防止することである。
また、当初発明が解決しようとする課題は、フリーズの発生をサブ制御手段側でコントロールできるようにすることである。
(2)当初発明に係る課題を解決するための手段(なお、かっこ書きで、対応する実施形態を記載する。)
第1の解決手段は、役を構成する図柄を含む複数種類の図柄を表示した複数(左、中、右の3個)のリール(31)と、各前記リールごとに設けられ、対応する前記リールを停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチ(42)と、前記ストップスイッチが操作されたときに前記リールを停止制御するリール制御手段(64)と、遊技の進行を所定時間(5秒間)停止するフリーズを制御するフリーズ制御手段(71)と、通常モードと、前記通常モードよりもフリーズの発生確率を高く設定した高確率モードとを有し、これらの間の移行を制御するモード制御手段(70)とを備え、遊技には、前記ストップスイッチの押し順によって遊技者の受ける利益を異ならせる押し順遊技と、前記ストップスイッチの押し順がいずれの押し順であっても遊技者の受ける利益を同一にした押し順不問遊技とを有し、前記リール制御手段は、前記押し順遊技では、前記ストップスイッチの押し順に応じて利益が異なる図柄の組合せを停止表示させ、前記押し順不問遊技では、前記ストップスイッチの押し順にかかわらず利益が同一の図柄の組合せを停止表示させるように前記リールを停止制御し、前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記高確率モードに移行させない標準押し順(左中右、左右中)と、前記高確率モードに移行させる高確移行押し順とが割り当てられ、役の抽選で所定の抽選結果(第1〜第27リプレイ)となったときに、前記押し順不問遊技となるように制御し、前記標準押し順以外のいずれの押し順に対して前記高確移行押し順を割り当てるかの定め方が異なる複数の割当てパターンを有し、前記通常モードにおいて役の抽選で前記所定の抽選結果となって前記押し順不問遊技となったときは、役の抽選とは別の抽選(割当て抽選)でいずれかの割当てパターンを選択して前記高確移行押し順を割り当てるように制御し、前記ストップスイッチの押し順の報知を制御する報知制御手段(82)を備え、前記報知制御手段は、高確率モードに誘導するか否かを決定するとともに、前記通常モードにおいて前記高確率モードに誘導することに決定したときは、前記押し順不問遊技で前記高確移行押し順を報知し、前記モード制御手段は、前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記ストップスイッチが前記高確移行押し順で操作されたときは、前記高確率モードに移行させるように制御し、フリーズの態様に応じて遊技者に対して特典(AT遊技の実行権利)を付与することを特徴とするスロットマシンである。
第2の解決手段は、第1の解決手段において、前記通常モード及び前記高確率モードに加えて、フリーズを発生させないか又はフリーズの発生確率を前記高確率モードより低く設定したペナルティモードを有し、前記モード制御手段は、これらの間の移行を制御し、前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記標準押し順及び前記高確移行押し順に加えて、前記ペナルティモードに移行させるペナルティ押し順が割り当てられ、前記モード制御手段は、前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記ストップスイッチが前記ペナルティ押し順で操作されたときは、前記ペナルティモードに移行させ、前記ペナルティモードに移行したときは、前記ペナルティモードの解除条件(順押しで3遊技消化)を満たすまで前記ペナルティモードを継続するように制御し、前記標準押し順以外のいずれの押し順に対して前記高確移行押し順及び前記ペナルティ押し順を割り当てるかの定め方が異なる複数の割当てパターンを有し、前記通常モードにおいて役の抽選で前記所定の抽選結果となって前記押し順不問遊技となったときは、役の抽選とは別の抽選でいずれかの割当てパターンを選択して前記高確移行押し順及び前記ペナルティ押し順を割り当てるように制御することを特徴とするスロットマシンである。
(作用)
当初発明においては、標準押し順以外のいずれの押し順に対して高確移行押し順を割り当てるかの定め方が異なる複数の割当てパターンを有する。そして、押し順不問遊技では、役の抽選とは別の抽選でいずれかの割当てパターンを選択して、高確移行押し順を割り当てる。
また、通常モードの押し順不問遊技で、ストップスイッチを標準押し順で操作したときは、高確率モードに移行しない。
さらにまた、高確率モードに誘導することに決定したときは、押し順不問遊技で高確移行押し順を報知する。このとき、ストップスイッチを高確移行押し順で操作すると、高確率モードに移行する。そうすると、フリーズの発生確率が高くなり、その間に発生したフリーズの態様に応じて、遊技者に対して特典を付与する。
(当初発明と実施形態との関係)
実施形態では、押し順遊技は、役の抽選で第1〜第56ベル(押し順ベル)に当選した遊技に相当し、押し順不問遊技は、役の抽選で第1〜第27リプレイ(押し順不問リプレイ)に当選した遊技に相当する。
(3)当初発明の効果
当初発明によれば、標準押し順以外のいずれの押し順に対して高確移行押し順を割り当てるかの定め方が異なる複数の割当てパターンを有し、押し順不問遊技では、役の抽選とは別の抽選でいずれかの割当てパターンを選択して、高確移行押し順を割り当てる。
また、高確率モードに誘導することに決定したときは、押し順不問遊技で高確移行押し順を報知する。このとき、高確移行押し順で操作すると、高確率モードに移行して、フリーズの発生確率が高くなり、その間に発生したフリーズの態様に応じて、遊技者に対して特典を付与する。
このため、フリーズの発生に遊技者を関与させつつ、押し順の報知がないときは遊技者に標準押し順を選択させるようにすれば、フリーズが偶然に発生してしまうことを防止することができる。
また、高確移行押し順の報知の有無によりフリーズの発生をコントロールすることができるので、高確率モードに誘導するか否かの決定をサブ制御手段側で行えば、フリーズの発生をサブ制御手段側でコントロールすることができる。
しかし、これに限らず、たとえば、メイン制御手段50側でペナルティを設定する押し順の一部について、サブ制御手段80側でペナルティを設定してもよく、逆に、サブ制御手段80側でペナルティを設定する押し順の一部について、メイン制御手段50側でペナルティを設定してもよい。
<付記>
本願の出願当初の請求項に係る発明(当初発明)が解決しようとする課題、当初発明に係る課題を解決するための手段及び当初発明の効果は、以下の通りである。
(1)当初発明が解決しようとする課題
役の抽選結果に応じてフリーズを発生させると、フリーズの発生に遊技者を関与させることができず、また、役の抽選もフリーズの制御もメイン制御手段側で行われることから、フリーズの発生をサブ制御手段側でコントロールすることができない。
また、特許文献1に開示されているように、操作手順に応じてフリーズを発生させると、フリーズの発生に遊技者を関与させることはできるが、操作手順を示唆する演出がなくても、操作手順が偶然に一致してフリーズが発生してしまうことがある。
したがって、当初発明が解決しようとする課題は、遊技の進行を所定時間停止するフリーズを行うスロットマシンにおいて、フリーズの発生に遊技者を関与させつつ、フリーズが偶然に発生してしまうことを防止することである。
また、当初発明が解決しようとする課題は、フリーズの発生をサブ制御手段側でコントロールできるようにすることである。
(2)当初発明に係る課題を解決するための手段(なお、かっこ書きで、対応する実施形態を記載する。)
第1の解決手段は、役を構成する図柄を含む複数種類の図柄を表示した複数(左、中、右の3個)のリール(31)と、各前記リールごとに設けられ、対応する前記リールを停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチ(42)と、前記ストップスイッチが操作されたときに前記リールを停止制御するリール制御手段(64)と、遊技の進行を所定時間(5秒間)停止するフリーズを制御するフリーズ制御手段(71)と、通常モードと、前記通常モードよりもフリーズの発生確率を高く設定した高確率モードとを有し、これらの間の移行を制御するモード制御手段(70)とを備え、遊技には、前記ストップスイッチの押し順によって遊技者の受ける利益を異ならせる押し順遊技と、前記ストップスイッチの押し順がいずれの押し順であっても遊技者の受ける利益を同一にした押し順不問遊技とを有し、前記リール制御手段は、前記押し順遊技では、前記ストップスイッチの押し順に応じて利益が異なる図柄の組合せを停止表示させ、前記押し順不問遊技では、前記ストップスイッチの押し順にかかわらず利益が同一の図柄の組合せを停止表示させるように前記リールを停止制御し、前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記高確率モードに移行させない標準押し順(左中右、左右中)と、前記高確率モードに移行させる高確移行押し順とが割り当てられ、役の抽選で所定の抽選結果(第1〜第27リプレイ)となったときに、前記押し順不問遊技となるように制御し、前記標準押し順以外のいずれの押し順に対して前記高確移行押し順を割り当てるかの定め方が異なる複数の割当てパターンを有し、前記通常モードにおいて役の抽選で前記所定の抽選結果となって前記押し順不問遊技となったときは、役の抽選とは別の抽選(割当て抽選)でいずれかの割当てパターンを選択して前記高確移行押し順を割り当てるように制御し、前記ストップスイッチの押し順の報知を制御する報知制御手段(82)を備え、前記報知制御手段は、高確率モードに誘導するか否かを決定するとともに、前記通常モードにおいて前記高確率モードに誘導することに決定したときは、前記押し順不問遊技で前記高確移行押し順を報知し、前記モード制御手段は、前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記ストップスイッチが前記高確移行押し順で操作されたときは、前記高確率モードに移行させるように制御し、フリーズの態様に応じて遊技者に対して特典(AT遊技の実行権利)を付与することを特徴とするスロットマシンである。
第2の解決手段は、第1の解決手段において、前記通常モード及び前記高確率モードに加えて、フリーズを発生させないか又はフリーズの発生確率を前記高確率モードより低く設定したペナルティモードを有し、前記モード制御手段は、これらの間の移行を制御し、前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記標準押し順及び前記高確移行押し順に加えて、前記ペナルティモードに移行させるペナルティ押し順が割り当てられ、前記モード制御手段は、前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記ストップスイッチが前記ペナルティ押し順で操作されたときは、前記ペナルティモードに移行させ、前記ペナルティモードに移行したときは、前記ペナルティモードの解除条件(順押しで3遊技消化)を満たすまで前記ペナルティモードを継続するように制御し、前記標準押し順以外のいずれの押し順に対して前記高確移行押し順及び前記ペナルティ押し順を割り当てるかの定め方が異なる複数の割当てパターンを有し、前記通常モードにおいて役の抽選で前記所定の抽選結果となって前記押し順不問遊技となったときは、役の抽選とは別の抽選でいずれかの割当てパターンを選択して前記高確移行押し順及び前記ペナルティ押し順を割り当てるように制御することを特徴とするスロットマシンである。
(作用)
当初発明においては、標準押し順以外のいずれの押し順に対して高確移行押し順を割り当てるかの定め方が異なる複数の割当てパターンを有する。そして、押し順不問遊技では、役の抽選とは別の抽選でいずれかの割当てパターンを選択して、高確移行押し順を割り当てる。
また、通常モードの押し順不問遊技で、ストップスイッチを標準押し順で操作したときは、高確率モードに移行しない。
さらにまた、高確率モードに誘導することに決定したときは、押し順不問遊技で高確移行押し順を報知する。このとき、ストップスイッチを高確移行押し順で操作すると、高確率モードに移行する。そうすると、フリーズの発生確率が高くなり、その間に発生したフリーズの態様に応じて、遊技者に対して特典を付与する。
(当初発明と実施形態との関係)
実施形態では、押し順遊技は、役の抽選で第1〜第56ベル(押し順ベル)に当選した遊技に相当し、押し順不問遊技は、役の抽選で第1〜第27リプレイ(押し順不問リプレイ)に当選した遊技に相当する。
(3)当初発明の効果
当初発明によれば、標準押し順以外のいずれの押し順に対して高確移行押し順を割り当てるかの定め方が異なる複数の割当てパターンを有し、押し順不問遊技では、役の抽選とは別の抽選でいずれかの割当てパターンを選択して、高確移行押し順を割り当てる。
また、高確率モードに誘導することに決定したときは、押し順不問遊技で高確移行押し順を報知する。このとき、高確移行押し順で操作すると、高確率モードに移行して、フリーズの発生確率が高くなり、その間に発生したフリーズの態様に応じて、遊技者に対して特典を付与する。
このため、フリーズの発生に遊技者を関与させつつ、押し順の報知がないときは遊技者に標準押し順を選択させるようにすれば、フリーズが偶然に発生してしまうことを防止することができる。
また、高確移行押し順の報知の有無によりフリーズの発生をコントロールすることができるので、高確率モードに誘導するか否かの決定をサブ制御手段側で行えば、フリーズの発生をサブ制御手段側でコントロールすることができる。
Claims (1)
- 役を構成する図柄を含む複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
各前記リールごとに設けられ、対応する前記リールを停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチと、
前記ストップスイッチが操作されたときに前記リールを停止制御するリール制御手段と、
遊技の進行を遅延させるフリーズを制御するフリーズ制御手段と、
通常モードと、前記通常モードよりもフリーズの発生頻度が高い高確率モードとを有し、これらの間の移行を制御するモード制御手段と
を備え、
遊技には、前記ストップスイッチの押し順によって遊技者の受ける利益を異ならせる押し順遊技と、前記ストップスイッチの押し順がいずれの押し順であっても遊技者の受ける利益を同一にした押し順不問遊技とを有し、
前記リール制御手段は、前記押し順遊技では、前記ストップスイッチの押し順に応じて利益が異なる図柄の組合せを停止表示させ、前記押し順不問遊技では、前記ストップスイッチの押し順にかかわらず利益が同一の図柄の組合せを停止表示させるように前記リールを停止制御し、
前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記高確率モードに移行させない標準押し順と、前記高確率モードに移行させる高確移行押し順とが定まるようにし、
役の抽選で所定の抽選結果となったときに、前記押し順不問遊技となるように制御し、
前記通常モードにおいて役の抽選で前記所定の抽選結果となったときは、前記標準押し順以外の所定の押し順の中から抽選により前記高確移行押し順が定まるようにし、
前記ストップスイッチの押し順の報知を制御する報知制御手段を備え、
前記報知制御手段は、前記通常モードにおいて前記高確率モードに誘導することに決定したときは、前記押し順不問遊技で前記高確移行押し順を報知し、
前記モード制御手段は、前記通常モードの前記押し順不問遊技において、前記ストップスイッチが前記高確移行押し順で操作されたことを必要条件として前記高確率モードに移行させる
ことを特徴とするスロットマシン。
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