JP2013183787A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】スピーカにより出力される音演出による演出効果を適切に発揮し得るように、その音演出の音量等の出力パラメータを自動的に調整することができる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技演出を実行可能な演出実行手段61は、スピーカ27により出力される音演出の音量を調整可能な音量調整手段62、音量調整手段62により調整された音量レベルで音演出を実行可能な音演出実行手段68を有し、音量調整手段62は、設定時刻になるまで、第1音量レベルに調整する第1調整手段63、設定時刻になった場合、第2音量レベルに調整する第2調整手段64を有し、第2調整手段64は、音演出実行手段68により第1音量レベルで音演出が実行されているときに設定時刻になった場合は、第1音量レベルから、第1,第2音量レベルの間の所定の中間音量レベルに調整した後に第2音量レベルに調整する特殊調整手段65を有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は遊技機に関し、特に、スピーカにより出力される音演出の音量等の出力パラメータを自動的に調整可能な技術に関する。
従来、一般的なパチンコ遊技機においては、遊技盤により遊技球が流下可能な遊技領域が形成され、その遊技領域に複数の入賞口が設けられ、遊技者は発射ハンドルを操作して、所有の遊技球を遊技領域に発射させることで遊技を行い、その遊技球が入賞口に入賞した場合、遊技球1 個の入賞につき数個の遊技球を獲得することができる。
近年主流のパチンコ遊技機では、遊技球が遊技領域に設けられた始動口に入賞したときに、始動条件の成立により判定情報が取得され、その判定情報に基づいて「大当り」か否か判定され、その判定結果を示す判定図柄が図柄表示器に図柄変動表示後に停止表示される。「大当り」と判定された場合、大当り図柄が図柄表示器に停止表示されて、遊技領域に設けられた開閉式の大入賞口が開放する特別遊技が実行される。「大当り」か否かの判定結果に応じた遊技演出が、画像表示器での表示を主体にスピーカにより音を出力して実行され、この遊技演出により、遊技性、並びに遊技興趣が高められる。
ところで、従来のパチンコ遊技機において、スピーカにより出力される音演出の音量については、通常、遊技ホールのスタッフ等が、パチンコ遊技機の内部を開け、そこに設けられたボリュームを操作して変更できるように構成されている。一方、特許文献1のパチンコ遊技機では、遊技機下部の外部へ臨む部位に音量操作部材が設けられ、遊技者がこの音量操作部材を介してアンプを操作して音量変更を行うことができる。
特許文献2のパチンコ遊技機では、集音マイクが設けられ、コンピュータ処理により、集音マイクにより検出された音量(検出音量)が閾値以下か否か判定され、検出音量が閾値以下の場合、出力音量が第1設定音量(初期音量)に調整される。この状態から、検出音量が閾値よりも大きくなると、第1設定音量から第2設定音量(>第1設定音量)に自動的に変更され、また、この状態から、検出音量が閾値以下になると、第2設定音量から第1設定音量に自動的に変更される。
特開2002−159638号公報 特開2007−167421号公報
従来のパチンコ遊技機では、通常、スピーカにより出力される音演出の音量を変更する場合、遊技ホールのスタッフ等がパチンコ遊技機の内部を開けボリュームを操作して行うことができるが、この音量変更のために煩雑な手動操作を伴う作業を要し、複数のパチンコ遊技機の音量変更を行う場合には、その全体的な作業負荷が非常に大きくなる。
ところで、遊技ホールにおいて、パチンコ遊技機の適当な音量については、パチンコ遊技機の稼働数に応じて決めることができるが、そのパチンコ遊技機の稼働数は日や時刻によって大きく異なる。例えば、パチンコ遊技機の稼働数は、平日ではホール開店時から17時頃まで比較的少ないが17時頃からホール閉店時まで比較的多い、また、土曜日、日曜日、祝日ではホール開店時から閉店時まで一日中比較的多い、と想定される。
然るに、パチンコ遊技機において、日や時刻に応じて、適度な節電を行いつつ、音演出による演出効果を適切に発揮し得るように、例えば、平日ではホール開店時から17時頃まで、音量が比較的小さくなるように、また、平日では17時頃からホール閉店時まで、土曜日、日曜日、祝日では一日中、音量が比較的大きくなるように、音量調整を行うことが望まれるが、前記のように、従来のパチンコ遊技機では、その音量変更のために煩雑な手動操作を伴う作業を要する。
しかも、従来のパチンコ遊技機では、遊技ホールの営業時間内の時刻に音量変更を行うこと、例えば、ホール開店時から17時頃まで音量を比較的小さくし、17時頃からホール閉店時まで音量を比較的大きくすることは実質不可能である。結局、従来のパチンコ遊技機では、日や時刻に応じた適当な音量に簡単に確実に調整することが困難であり、音量変更が殆ど行われていないのが実情であると思われる。
一方、特許文献1のパチンコ遊技機では、遊技者が音量操作部材を介してアンプを操作して音量変更を行うことができるが、この音量変更は遊技者による手動操作を伴うし、何より遊技者の自由意思に基づいて行われるため、上記課題を解決できるものではない。
また、特許文献2のパチンコ遊技機では、音量が自動的に変更されるが、集音マイクが別途必要になるため、コストが高くなり非常に不利である。しかも、特に音演出の実行中、音量を第1,第2設定音量の一方から他方へ一気に急激に変化するのでは、遊技者がこの音量変化に違和感を感じ不快に思う虞がある。
本発明の目的は、スピーカにより出力される音演出による演出効果を適切に発揮し得るように、その音演出の音量等の出力パラメータを自動的に調整可能な遊技機を提供することである。
第1の発明(遊技機(1) )は、特別遊技を実行させるか否かを判定する判定手段(34)と、前記判定手段(34)により特別遊技を実行させると判定された場合に、遊技者にとって有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段(36)と、前記判定手段(34)による判定結果に応じた遊技演出を実行可能な演出実行手段(61)とを備え、前記演出実行手段(61)は、スピーカ(27)により出力される音演出の出力パラメータを調整可能な出力パラメータ調整手段(62)と、前記出力パラメータ調整手段(62)により調整された出力パラメータ値で前記音演出を実行可能な音演出実行手段(68)とを有し、前記出力パラメータ調整手段(62)は、所定条件が成立するまで、所定の第1出力パラメータ値に調整する第1調整手段(63)と、前記所定条件が成立した場合、前記第1出力パラメータ値と異なる第2出力パラメータ値に調整する第2調整手段(64)とを有し、前記第2調整手段(64)は、前記音演出実行手段(68)により前記第1出力パラメータ値で前記音演出が実行されているときに前記所定条件が成立した場合は、前記第1出力パラメータ値から、前記第1,第2出力パラメータ値の間の所定の中間パラメータ値に調整した後に前記第2出力パラメータ値に調整する特殊調整手段(65)を有することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、第2調整手段(64)は、前記音演出実行手段(68)により前記音演出が実行されていないときに前記所定条件が成立した場合は、その所定条件の成立後に前記音演出実行手段(68)により前記音演出が実行される際、その音演出を前記第2パラメータ値で実行可能に前記第2出力パラメータ値に調整することを特徴とする。尚、前記特殊調整手段(65)が、前記音演出実行手段(68)により前記音演出が実行されていないときに前記所定条件が成立した場合は、その所定条件の成立後に前記音演出実行手段(68)により前記音演出が実行されているときに、前記第1出力パラメータ値から前記中間パラメータ値に調整した後に前記第2出力パラメータ値に調整してもよい。
本発明(遊技機)によれば、スピーカにより出力される音演出による演出効果を適切に発揮し得るように、その音演出の音量等の出力パラメータを自動的に調整することができ、その際、特に音演出が実行されているときに出力パラメータの変更を徐々に或いは段階的に行うことができる。
実施例のパチンコ遊技機の斜視図である。 パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 画像及び音の制御に係る制御系の詳細なブロック図である。 パチンコ遊技機の機能ブロック図である。 大当り判定テーブルに関する図表である。 図柄判定テーブルに関する図表である。 特別遊技中の大入賞口の開閉パターンと特別遊技終了後に設定される遊技状態等を示す図表である。 補助遊技作動モードに関する図表である。 当り図柄の種類別の選択率と補助遊技中の第2始動口の開閉パターンを示す図表である。 複数種類の遊技状態とそれらの設定内容を示す図表である。 複数種類の遊技演出を示す図表である。 演出制御基板のコンピュータに記憶された情報を示す図表である。 画像表示器に表示された音量調整設定画面である。 音量調整に係るタイムチャートである。 図15相当図である。 音量レベルの変化を示すタイムチャートである。 図17相当図である。 遊技制御基板のコンピュータが実行するタイマ割込処理のフローチャートである。 始動口SW処理のフローチャートである。 特別図柄処理のフローチャートである。 演出制御基板のコンピュータが実行するタイマ割込処理のフローチャートである。 コマンド受信処理のフローチャートである。 音量調整関連処理のフローチャートである。 第1の音量調整処理のフローチャートである。 第2の音量調整処理のフローチャートである。 画像制御基板のコンピュータが実行する音量調整制御のフローチャートである。
以下、発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールの島構造体に取付けられる外枠(図示略)に開閉枠2(内枠2)が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉扉3に窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着されている。開閉枠2の左端部に開閉扉3の左端部が鉛直軸心回りに回動自在に支持され、開閉扉3の右端部には、開閉扉3を開閉枠2に施錠するキーシリンダ3cが装着されている。開閉枠2に遊技盤4が装着され、遊技盤4とその前側の透明板3bとの間に遊技球が流下可能な遊技領域4aが形成され、この遊技領域4aが開閉扉3により開閉される。
開閉扉3には、窓3aの下側に遊技球を貯留する貯留皿5が設けられ、その貯留皿5に演出操作装置6が装着され、貯留皿5の右下側に発射ハンドル7が装着されている。演出操作装置6には、演出ボタンSW6a、十字ボタンSW6b、エンターボタンSW6c(「SW」はスイッチを意味する)が設けられている。発射ハンドル7が回動操作されると、貯留皿5から発射位置に導入された遊技球が発射され、貯留皿5に複数の遊技球が貯留されている場合には、複数の遊技球が約0.6 秒間隔で連続発射される。発射された遊技球はガイドレール8で案内され遊技領域4aの上部に導入される。
図2、図3に示すように、遊技盤4の遊技領域4aには、多数の障害釘(図示略)の他、第1始動口10、開閉式の第2始動口11aを有する始動口装置11、1対のゲート12、開閉式の大入賞口13aを有する大入賞口装置13、複数の一般入賞口14が、夫々遊技球が通過可能に図示の配置で設けられている。第1始動口10、1対のゲート12、複数の一般入賞口14には、夫々、そこに入賞した遊技球を検出する第1始動口SW10a、1対のゲートSW12a、複数の一般入賞口SW14aが付設されている。
始動口装置11は、第2始動口11a、第2始動口11aを開閉する開閉部材11b、第2始動口11aに入賞した遊技球を検出する第2始動口SW11c、開閉部材11bを開閉駆動する第2始動口SOL11d(「SOL」はソレノイドアクチュエータを意味する)を有する。大入賞口装置13は、大入賞口13a、大入賞口13aを開閉する開閉部材13b、大入賞口13aに入賞した遊技球を検出する大入賞口SW13c、開閉部材13bを開閉駆動する大入賞口SOL13dを有する。
遊技球が入賞口10,11a,13a,14に入賞した場合、遊技球1 個の入賞につき入賞口10,11a,13a,14毎に設定された数の遊技球が貯留皿5に払出される。遊技球が始動口10,11aに入賞した場合に大当り抽選が行われ、その大当り抽選で当選した場合、通常は閉塞の大入賞口13aが複数ラウンドに亙って開閉する大当り遊技が発生する。遊技球がゲート12を通過した場合に当り抽選が行われ、その当り抽選で当選した場合、通常は閉塞の第2始動口11aが1又は複数回開閉する補助遊技が発生する。
遊技盤4にはセンタ役物15が取付けられ、このセンタ役物15に遊技演出用の画像表示器16及び可動役物装置17が装備されている。センタ役物15は、そのセンタ枠体15aが遊技盤4に比較的大きく形成されたセンタ開口部(図示略)に嵌合装着され、そのセンタ枠体15aの下部には遊技球が転動するステージ15bが形成されている。
画像表示器16は、画面をパチンコ遊技機1の前側からセンタ枠体15aの内側を通して視認可能に配置され、この画像表示器16に、大当り抽選等に基づいて大当り期待度を示唆する遊技演出の演出画像(動画)が表示される。可動役物装置17は、画像表示器16に表示される特定の遊技演出の一環として作動して、可動役物17aを画像表示器4の画面前側において遊技盤4の盤面と平行な方向へ移動させる。
遊技盤4の右下部に遊技表示盤19が設けられ、この遊技表示盤19は、第1特図表示器19a、第2特図表示器19b、普図表示器19c、第1特図保留ランプ19d、第2特図保留ランプ19e、普図保留ランプ19fを備えている。
第1特図表示器19aには第1特別図柄が変動可能に表示され、第1特図保留ランプ19dには第1特図保留数が表示され、その第1特図保留数は4未満の場合に第1始動口10に遊技球が入賞する毎に1加算される。第2特図表示器19bには第2特別図柄が変動可能に表示され、第2特図保留ランプ19eには第2特図保留数が表示され、その第2特図保留数は4未満の場合に第2始動口11aに遊技球が入賞する毎に1加算される。
第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第1特図保留数が1以上の場合、第2特図保留数が0の場合には、第1特図保留数が1減算されて第1特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第2特図保留数が1以上の場合、第1特図保留数に関わらず、第2特図保留数が1減算されて第2特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。
普図表示器19cには普通図柄が変動可能に表示され、普図保留ランプ19fには普図保留数が表示され、その普図保留数は4未満の場合にゲート12に遊技球が入賞する毎に1加算される。普通図柄が変動停止状態で、普図保留数が1以上の場合、普図保留数が1減算されて普通図柄が変動開始され、その後の停止図柄で当り抽選の結果が表示される。
次に、パチンコ遊技機1の制御系について説明する。
図3に示すように、制御装置20は、遊技制御基板21、払出制御基板22、演出制御基板23、画像制御基板24、ランプ制御基板25を備え、これら制御基板21〜25に夫々CPUとROMとRAMを含むコンピュータを備えて構成されている。演出制御基板23のコンピュータは、更にRTC(「RTC」はリアルタイムクロックを意味する)を備えており、このRTCにより現在の日時を管理することができる。
遊技制御基板21のコンピュータは、第1,第2始動口SW10a,11c、1対のゲートSW12a、大入賞口SW13c、複数の一般入賞口SW14aからの信号、払出制御基板22からの制御情報を受けて、第2始動口SOL11d、大入賞口SOL13d、図柄表示器19a〜19c、図柄保留ランプ19d〜19fを制御し、払出制御基板22、演出制御基板23に制御情報を出力する。
払出制御基板22のコンピュータは、遊技制御基板21からの制御情報、払出球検出SW26b、球有り検出SW26c、満タン検出SW26dからの信号を受けて、払出モータ26aを制御し、遊技制御基板22に制御情報を出力する。演出制御基板23のコンピュータは、遊技制御基板21、画像制御基板24、ランプ制御基板25からの制御情報、演出操作装置6(演出ボタンSW6a、十字ボタンSW6b、エンターボタンSW6c)からの信号を受けて、画像制御基板24、ランプ制御基板25に制御情報を出力する。
画像制御基板24のコンピュータは、演出制御基板23からの制御情報を受けて、遊技演出用の画像表示器16、スピーカ27を制御し、演出制御基板23に制御情報を出力する。ランプ制御基板25のコンピュータは、演出制御基板23からの制御情報を受けて、遊技演出用の枠ランプ28a、盤ランプ28b、可動役物装置17を制御し、演出制御基板23に制御情報を出力する。尚、スピーカ27は、開閉枠2の下部に前方へ向けて1又は複数設けられている。
ここで、画像及び音の制御に関して詳しく説明すると、図4に示すように、画像制御基板24には、CPU24a、ROM24b、RAM25cの他に、VDP24d(Video Display Processor )、入出力IF24e(「IF」はインターフェースを意味する)が設けられている。画像制御基板24のコンピュータは、VDP24dを介して画像表示器16を制御するとともに、入出力IF24eを介して画像制御基板24との間で制御情報を入出力し、更に、AM24f(増幅回路)を介して音をスピーカ27により出力し、AM24fを制御することにより、スピーカ27により出力される音量を調整する。
図5に示すように、遊技制御基板21の主にコンピュータにより、図示の各手段30〜37,40〜47,50が構成されている。
特図カウンタ手段30は、大当り判定値(大当りカウンタ値)を、設定範囲(0 〜65535 )内で微小時間(0.1 μs )毎に順次更新し、また、特図判定値(特図カウンタ値)を、設定範囲(0 〜199 )内で微小時間(4 ms )毎に順次更新する。更に、リーチ判定値(リーチカウンタ値)と変動パターン判定値(変動パターンカウンタ値)を、夫々設定範囲内で微小時間毎に順次更新する。
特図取得手段31は、第1特図保留数が4未満の場合に遊技球が第1始動口10に入賞したときに、特図カウンタ手段30により更新された大当り判定値、特図判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値を1組の第1特図判定情報として取得する。また、第2特図保留数が4未満の場合に遊技球が第2始動口11aに入賞したときに、特図カウンタ手段30により更新された大当り判定値、特図判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値を1組の第2特図判定情報として取得する。この特図取得手段31により取得された特図判定情報が特図保留記憶手段32に一旦記憶(保留)される。
特図保留消化手段33は、特図保留記憶手段32に記憶されている特図判定情報を、特図表示器19a,19bでの特別図柄の変動開始毎に順次1ずつ特図判定手段34による判定に供して特図保留記憶手段32から消去(保留消化)する。その際、複数の特図判定情報が特図保留記憶手段32に記憶されている場合、それら複数の特図判定情報を特図保留記憶手段32に記憶された(特図取得手段31により取得された)順番で消化する。
特図判定手段34は、特図取得手段31により取得(特図保留記憶手段32に記憶)された特図判定情報であって、特別図柄が変動表示される際、当該特別図柄の変動に係る特図判定情報、即ち特図保留消化手段33により消化された特図判定情報に基づいて、特別遊技を実行させるか否かを判定し、特別遊技を実行させると判定した場合、当該特別遊技中の大入賞口13aの開閉パターン、及び当該特別遊技終了後の遊技状態を判定する。
具体的に、先ず、特図判定情報の大当り判定値に基づいて、特別遊技である大当り遊技を実行させるか否かを、また、大当り遊技と部類が異なる特別遊技である小当り遊技を実行させるか否かを、大当り判定テーブルとして図6に示す低確テーブルと高確テーブルの何れかを用いて判定する。低確テーブルを用いる場合、大当り判定値が約1/320 の割合で大当り特定値(3,247 ・・・)の何れかと一致する場合に、大当り遊技を実行させると判定し、高確テーブルを用いる場合、大当り判定値が約10/320の割合で大当り特定値(3,7 ・・・)の何れかと一致する場合に、大当り遊技を実行させると判定し、低確テーブルと高確テーブルの何れを用いる場合でも、大当り判定値が約3/320 の割合で小当り特定値(4,44・・・)の何れかと一致する場合に、小当り遊技を実行させると判定する。
大当り遊技を実行させると判定した場合には、次に、その大当り判定値と組の特図判定値に基づいて、複数種類の大当り図柄(図7に示す8種類の大当り図柄A〜H)の何れか1つを選択する。ここで、第1特図判定情報となる特図判定値に対しては、図7に第1図柄選択テーブルで示す選択率で図柄選択を行い、第2特図判定情報となる特図判定値に対しては、図7に第2図柄選択テーブルで示す選択率で図柄選択を行う。そして、選択された大当り図柄によって、当該特別遊技中の大入賞口13aの開閉パターン、及び当該特別遊技終了後の遊技状態が決定される。
特図表示制御手段35は、特図判定手段34による判定結果に基づいて、特図保留消化手段33により第1特図判定情報が消化されたことを契機に、第1特図表示器19aに第1特別図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させ、特図保留消化手段33により第2特図判定情報が消化されたことを契機に、第2特図表示器19bに第2特別図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させる。
特図判定手段34により大当り遊技を実行させると判定された場合には、選択された大当り図柄A〜Hの何れか1つを停止表示させ、小当り遊技を実行させると判定された場合には、小当り図柄を停止表示させ、特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を実行させないと判定された場合には、ハズレ図柄を停止表示させる。
特別遊技実行手段36は、特図判定手段34により特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を実行させると判定された場合、特図表示制御手段35により、その判定結果を示す判定図柄(大当り図柄、小当り図柄)が停止表示された後、大入賞口13aを開閉させる遊技者にとって有利な特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を実行する。図8に示すように、大当り遊技中の大入賞口13aの開閉パターンは、大当り図柄の種類に応じて図示のように設定され、小当り遊技中の大入賞口13aの開閉パターンは、大当り図柄D,E,G,Hに対応する開閉パターンと同様に設定される。
具体的に、16R(ラウンド)長期開放では、大入賞口13aが16Rに亙って開閉され、各ラウンドは、大入賞口13aを開放して開始後、大入賞口13aに遊技球が例えば10個入賞する、或いは例えば30秒経過するR終了条件が成立すると、大入賞口13aを閉塞して終了する。8 R長期開放では、大入賞口13aが8 Rに亙って開閉され、各ラウンドは開始後、16R長期開放と同様のR終了条件が成立すると終了する。8 R短期開放では、大入賞口13aが8 Rに亙って開閉され、各ラウンドは開始後、例えば0.1 秒経過するR終了条件が成立すると終了する。
確率設定手段37は、特図判定手段34により特別遊技(大当り遊技)を実行させると判定される確率を、図6に示す低確テーブルを用いて低確率(約1/320 )にするか、図6に示す高確テーブルを用いて高確率(約10/320)にするかを択一的に設定する。
一方、普図カウンタ手段40は、当り判定値(当りカウンタ値)を、設定範囲(0 〜199 )内で微小時間(4 ms )毎に順次更新し、また、普図判定値(普図カウンタ値)を、設定範囲(0 〜9 )内で微小時間(4 ms )毎に順次更新する。
普図取得手段41は、普図保留数が4未満の場合に遊技球がゲート12を通過したときに、普図カウンタ手段40により更新された当り判定値と普図判定値を1組の普図判定情報として取得する。この普図取得手段41により取得された普図判定情報が普図保留記憶手段42に一旦記憶(保留)される。
普図保留消化手段43は、普図保留記憶手段42に記憶されている普図判定情報を、普図表示器19cでの普通図柄の変動開始毎に順次1ずつ普図判定手段44による判定に供して普図保留記憶手段42から消去(保留消化)する。その際、複数の普図判定情報が普図保留記憶手段42に記憶されている場合、それら複数の普図判定情報を普図保留記憶手段42に記憶された(普図取得手段41により取得された)順番で消化する。
普図判定手段44は、普図取得手段41により取得(普図保留記憶手段42に記憶)された普図判定情報であって、普通図柄が変動表示される際、当該普通図柄の変動に係る普通判定情報、即ち普図保留消化手段43により消化された普図判定情報に基づいて、補助遊技を実行させるか否かを判定する。
具体的に、先ず、普図判定情報の当り判定値に基づいて、補助遊技を実行させるか否かを判定する。補助遊技を実行させると判定した場合には、次に、その当り判定値と組の普図判定値に基づいて、複数種類の当り図柄(図10に示す2種類の当り図柄a,b)の何れか1つを選択する。ここで、図10に示す選択率で図柄選択を行う。
普図表示制御手段45は、普図判定手段44による判定結果に基づいて、普図保留消化手段43により普図判定情報が消化されたことを契機に、普図表示器19cに普通図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させる。普図判定手段44により補助遊技を実行させると判定された場合、選択された当り図柄a,bの何れかを停止表示させ、補助遊技を実行させないと判定された場合、ハズレ図柄を停止表示させる。
補助遊技実行手段46は、普図判定手段44により補助遊技を実行させると判定された場合、普図表示制御手段45により、その判定結果を示す判定図柄(当り図柄)が停止表示された後、第2始動口11aを開閉させる補助遊技を実行する。図9、図10に示すように、補助遊技中の第2始動口11aの開閉パターンは、当り図柄の種類、及び補助遊技作動モードに応じて図示のように設定される。
補助遊技設定手段47は、図9に示すように、補助遊技作動モードとして、第2始動口11aを開状態に作動させ難い低作動モードと、第2始動口11aを開状態に作動させ易い高作動モードの何れかを択一的に設定する。
具体的に、低作動モードでは、普図判定手段44により補助遊技を実行させると判定される当り確率が1/10、普図表示器19cでの普通図柄の普図変動時間が12秒、補助遊技中の第2始動口11aの開閉パターンが0.1 秒×1 回又は0.1 秒×1 回+5.6 秒×1 回に設定され、高作動モードでは、当り確率が10/10 、普図変動時間が0.5 秒、補助遊技中の第2始動口11aの開閉パターンが1.0 秒×6 回又は2.0 秒×3 回に設定される。
遊技状態設定手段50は、複数種類の遊技状態(図11に示す4種類の通常遊技状態、時短遊技状態、潜確遊技状態、確変遊技状態)の何れか1つを択一的に設定する。尚、電源投入時には前回の電源遮断時に設定されていた遊技状態を継続的に設定し、電源投入時に所謂RAMクリアが実行された場合には通常遊技状態を設定する。
図11に示すように、通常遊技状態、時短遊技状態が設定された場合、確率設定手段37により大当り確率が低確率に設定され、潜確遊技状態、確変遊技状態が設定された場合、確率設定手段37により大当り確率が高確率に設定される。また、通常遊技状態、潜確遊技状態が設定された場合、補助遊技設定手段46により補助遊技作動モードが低作動モードに設定され、時短遊技状態、確変遊技状態が設定された場合、補助遊技設定手段46により補助遊技作動モードが高作動モードに設定される。
遊技状態設定手段50は、特別遊技実行手段36により大当り遊技が実行された場合、その大当り遊技終了後の遊技状態を図8に示すように設定変更する。即ち、特図表示器19a,19bに大当り図柄A〜Cの何れかが停止表示されて、所謂「確変大当り」になった場合、16R長期開放又は8 R長期開放となる当該大当り遊技終了時から確変遊技状態が設定され、大当り図柄A,Bの停止時には、特図表示器19a,19bでの特別図柄の特図変動回数が10000 回に達すると、通常遊技状態へ移行させ、大当り図柄Cの停止時には、先ず、特図変動回数が50回に達すると、潜確遊技状態へ移行させ、更に、特図変動回数が10000 回に達すると、通常遊技状態へ移行させる。
特図表示器19a,19bに大当り図柄Dが停止表示されて、所謂「突確大当り」になった場合、8 R短期開放となる当該大当り遊技終了時から確変遊技状態が設定され、特図変動回数が10000 回に達すると、通常遊技状態へ移行させる。特図表示器19a,19bに大当り図柄Eが停止表示されて、所謂「潜確大当り」になった場合、8 R短期開放となる当該大当り遊技終了時から潜確遊技状態(又は確変遊技状態)が設定され、特図変動回数が10000 回に達すると、通常遊技状態へ移行させる。
特図表示器19a,19bに大当り図柄Fが停止表示されて、所謂「通常大当り」になった場合、8 R長期開放となる当該大当り遊技終了時から時短遊技状態が設定され、特図変動回数が50回に達すると、通常遊技状態へ移行させる。特図表示器19a,19bに大当り図柄G,Hの何れかが停止表示されて、所謂「突通大当り」になった場合、大当り図柄Gの停止時には、8 R短期開放となる当該大当り遊技終了時から時短遊技状態が設定され、特図変動回数が50回に達すると、通常遊技状態へ移行させ、大当り図柄Hの停止時には、8 R短期開放となる当該大当り遊技終了時から通常遊技状態が設定される。尚、特図表示器19a,19bに小当り図柄が停止表示されても遊技状態は変更されない。
図5に示すように、演出制御基板23、画像制御基板24、ランプ制御基板25の主にコンピュータにより、図示の各手段60〜68が構成されている。
演出選択手段60は、特図判定手段34による判定結果に基づいて、その判定結果に応じた遊技演出を、図12に示す複数種類の遊技演出(図柄変動演出1,2,・・・、当り演出1,2,・・・、当りエンディング演出1,2,・・・)の中から選択し、演出実行手段61は、演出選択手段60により選択された遊技演出を実行する。特別図柄が特図表示器19a,19bに変動表示されているときには、図柄変動演出1,2,・・・の何れかを実行し、特別遊技が実行されているときには、先ず、当り演出1,2,・・・の何れかを実行し、その後、当りエンディング演出1,2,・・・の何れかを実行する。
ここで、演出実行手段61は、演出機器69を用いて、画像表示器16での表示を主体に、スピーカ27やランプ28a,28bから音や光を出力して、場合により可動役物装置17を作動させて、遊技演出を実行する。
演出実行手段61において、出力パラメータ調整手段である音量調整手段62が、スピーカ27により出力される音演出の出力パラメータである音量をAM24fを介して調整可能であり、音演出実行手段68が、遊技演出において音量調整手段62により調整された出力パラメータ値である音量レベル(設定音量値)で音演出を実行可能である。
音量調整手段62においては、第1調整手段63が、所定条件が成立するまで、所定の第1出力パラメータ値である第1音量レベル(第1設定音量値)に調整し、第2調整手段64が、所定条件が成立した場合、第1音量レベルと異なる第2出力パラメータ値である第2音量レベル(第2設定音量値)に調整する。
第2調整手段64においては、特殊調整手段65が、音演出実行手段68により第1音量レベルで音演出が実行されているときに所定条件が成立した場合は、第1音量レベルから、第1,第2音量レベルの間の所定の中間パラメータ値である中間音量レベルに調整した後に第2音量レベルに調整する。
但し、第2調整手段64は、音演出実行手段68により音演出が実行されていないときに所定条件が成立した場合は、その所定条件の成立後に音演出実行手段68により音演出が実行される際、その音演出を第2音量レベルで実行可能に第2出力パラメータ値に調整する。尚、特殊調整手段65が、音演出実行手段68により音演出が実行されていないときに所定条件が成立した場合は、その所定条件の成立後最初に音演出実行手段68により音演出が実行されているときに、第1音量レベルから中間音量レベルに調整した後に第2音量レベルに調整してもよい。
前記所定条件は、予め設定された設定日又は設定日の設定時刻になると成立し、音量調整手段62において、第2調整手段64による音量調整は、電源オン状態でも、その設定日の所定の時刻(例えば、24:00 )を以て終了し、第2調整手段64による音量調整が行われていないときに、第1調整手段63による音量調整が行われる。
ここで、音量調整記憶手段66(演出制御基板23のコンピュータROM)に、図13(1)に示すように、音量調整設定日初期値(例えば、土曜日,日曜日,祝日となる日)、音量調整設定時刻初期値(例えば、0:00)、第1音量レベル初期値(例えば、音量レベル4)、第2音量レベル初期値(例えば、音量レベル9)が記憶されている。尚、音量レベルについては、音量レベル1,2,・・・10の10段階の何れかに調整設定可能に構成されている。
また、音量調整記憶手段66(演出制御基板23のコンピュータRAM)に、図13(2)に示すように、音量調整設定日、音量調整設定時刻、第1音量レベル、第2音量レベル、音量調整有効フラグF1、音量調整未実行フラグF2が記憶され、これらの設定情報に基づいて、音量調整手段62(第1,第2調整63,64、特殊調整手段65)による音量調整が行われる。
音調整手段62において、音量調整設定手段67は、音量調整設定日、音量調整設定時刻、第1音量レベル、第2音量レベルを変更可能に設定する為の手段であり、また、音量調整有効フラグF1に1か0かをセットし、設定された音量調整設定日、音量調整設定時刻、第2音量レベルを有効にするか否か、即ち、第2調整手段64(特殊調整手段65)による音量調整を許可するか否かを変更可能に設定する為の手段である。尚、音量調整未実行フラグF2は、後述のフローチャートで用いられる。
この音量調整設定手段67により、例えば、遊技ホールのスタッフ等が、演出ボタンSW6aをオンにした状態で電源を投入すると、図14に示す音量調整設定画面が画像表示器16に表示され、そこで、適宜十字ボタンSW6bやエンターボタンSW6cを操作して、カーソルを移動させたり、各種決定を行ったり、音量調整設定画面が各種詳細画面に切換え表示されたりして、上記の設定を個別に行うことができる。音量調整設定手段67により変更設定された設定情報は、音量調整記憶手段66(RAM)に更新記憶される。
尚、これらの設定情報は、バックアップ電源により記憶保持さる。尚、当初、音量調整有効フラグF1には0がセットされており、音量調整記憶手段66(RAM)に、音量調整設定日、音量調整設定時刻、第1音量レベル、第2音量レベルが記憶されていない状態で、音量調整有効フラグF1に1がセットされると、その音量調整設定日、音量調整設定時刻、第1音量レベル、第2音量レベルとして、音量調整記憶手段66(ROM)に記憶されている音量調整設定日初期値、音量調整設定時刻初期値、第1音量レベル初期値、第2音量レベル初期値が採用され記憶される。
次に、音量調整手段62(第1,第2調整手段63,64、特殊調整手段65)による音量調整について、図15〜図18のタイムチャートに基づいて具体的に説明する。尚、遊技ホールの開店を9:00とし閉店を23:00 とする。
図15では、音量調整設定日が祝日、音量調整設定時刻が0:00、第1音量レベルが音量レベル4、第2音量レベルが音量レベル9に設定されている。図示のように、祝日前の平日では、閉店(23:00) 後の電源OFF時まで音量レベル4に調整され、祝日では、開店(9:00)前の電源ON時から閉店後の電源OFF時まで音量レベル9に調整され、祝日後の平日では、再度開店前の電源ON時から音量レベル4に調整される。
図16では、音量調整設定日が平日、音量調整設定時刻が17:00 、第1音量レベルが音量レベル4、第2音量レベルが音量レベル9に設定されている。図示のように、平日では、開店(9:00)前の電源ON時から少なくとも17:00 まで音量レベル4に調整され、17:00 以降に音量レベル4から音量レベル9に切換わるように調整され、そこから閉店後の電源OFF時まで音量レベル9に調整される。次の平日でも、同様に調整される。
ここで、音量レベル4から音量レベル9に切換える場合、図17に示すように、17:00 になったとき、音演出が実行されている場合には、その音演出実行中の17:00 から、例えば音量レベルの変化量に応じて設定された時間ΔT(例えば、ΔT=3〜5秒)経過する迄の間に、(a)音量レベル4から音量レベル9にリニアに変化するように調整され、或いは、(b)音量レベル4から音量レベル9に段階的に変化するように調整される。
一方、図18(1)に示すように、17:00 になったとき、音演出が実行されていない場合には、(c)その時に、或いは、(d)次に音演出が実行される時に、音量レベル4から音量レベル9に一気に変化するように調整される。尚、図18(2)に示すように、17:00 になったとき、音演出が実行されていない場合には、次に音演出が実行されると、その音演出実行中の比較的早い時期から、前記同様、時間ΔT経過する迄の間に、(a)音量レベル4から音量レベル9にリニアに変化するように調整され、或いは、(b)音量レベル4から音量レベル9に段階的に変化するように調整される。尚、図17、図18に示す点A又は点Bの音量レベルが中間音量レベルに相当するものとする。
次に、図5に示す各手段30〜37,40〜47,50,60〜68の機能を達成するために、制御装置20(遊技制御基板21、演出制御基板23、画像制御基板24の各コンピュータ)が実行する主要な処理についてフローチャートに基づいて説明する。
図19に示すように、遊技制御基板21のコンピュータが実行するタイマ割込処理は微小時間(4 ms )毎に開始され、そのタイマ割込処理において、乱数更新処理(S1)、スイッチ処理(S2)、図柄処理(S3)、電動役物処理(S4)、賞球処理(S5)、出力処理(S6)が順次実行される。
図20に示すように、S2の始動口SW処理では、第1始動口SW10aがオンの場合(S11;Yes )、第1特図保留数U1が4未満の場合に(S12;Yes )、第1特図保留数U1がU1+1に加算され(S13)、大当り判定値、図柄判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値(第1特図判定情報)が取得・格納され(S14)、その後、第1特図保留数増加コマンドがセットされる(S15)。
第2始動口SW11cがオンの場合(S16;Yes )、第2特図保留数U2が4未満の場合に(S17;Yes )、第2特図保留数U2がU2+1に加算され(S18)、大当り判定値、図柄判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値(第2特図判定情報)が取得・格納され(S19)、その後、第2特図保留数増加コマンドがセットされる(S20)。尚、S15、S20でセットされたコマンド、及び、その他のステップでセットされたコマンドについては、S6の出力処理により演出制御基板23に送信される。
図21に示すように、S3の特別図柄処理では、当り遊技フラグ(大当り遊技フラグや小当り遊技フラグ)がON(つまり、大当り遊技や小当り遊技が実行中)でない場合(S31;No)、特別図柄が変動中でない場合に(S32;No)、第2特図保留数U2が1以上か否か判定される(S33)。S32の判定がYes の場合、つまり、特別図柄が変動中である場合には、S42へ移行する。
S33の判定がYes の場合、第2特図保留数U2がU2−1に減算され(S34)、S33の判定がNoの場合、第1特図保留数U1が1以上か否か判定される(S35)。S35の判定がYes の場合、第1特図保留数U1がU1−1に減算され(S36)、S35の判定がNoの場合、客待ち設定処理(S46)が実行される。S34又はS36の実行後、客待ちフラグがOFFにされ(S37)、大当り判定処理(S38)が実行され、続いて、変動パターン選択処理(S39)が実行される。
S38の大当り判定処理では、特図保留記憶手段32に記憶されている特図判定情報のうち消化優先順位が最も高い特図判定情報の大当り判定値が、図5等を用いて説明したように、大当り特定値か否か判定されることで、大当りか否か判定され、大当りと判定された場合、当該大当り判定値と組の図柄判定値に基づいて、図6等を用いて説明したように、大当り図柄が複数種類の大当り図柄の中から選択設定される。小当りと判定された場合、小当り図柄が設定され、ハズレと判定された場合、ハズレ図柄が設定される。尚、この大当り判定処理に供された特図判定情報は、特図保留記憶手段42から消去される。
S39の変動パターン選択処理では、S38の大当り判定処理で設定された図柄、当該大当り判定値と組のリーチ判定値、変動パターン判定値に基づいて、変動パターン(変動時間)が選択設定される。その後、第1又は第2特別図柄が変動開始され(S40)、S38で設定された図柄とS39で設定された変動パターン(変動時間)の情報を含む特図変動開始コマンドがセットされる(S41)。
次に、S39で設定された変動時間が経過した場合(S42;Yes )、第1又は第2特別図柄が変動停止され(S43)、ここで、S38で設定された図柄が第1又は第2特図表示器19a又は19bに表示される。続いて、特図変動停止コマンドがセットされ(S44)、停止中処理(S45)が実行される。尚、S45の停止中処理において、遊技状態に関する処理が実行される。
その後、S4の大入賞口処理において、当りフラグがONの場合、図8等を用いて説明したように、大当りの場合には、大当り図柄の種類に応じて、16R長期開放、8 R長期開放、8 R短期開放の何れかの開閉パターンにて大入賞口13aを開放する大当り遊技が実行され、小当りの場合には、8 R短期開放の開閉パターンにて大入賞口13aを開放する小当り遊技が実行される。尚、大当り遊技終了後に、大当り図柄の種類に応じた遊技状態を設定する遊技状態設定処理が実行される。
図22に示すように、演出制御基板23のコンピュータが実行するタイマ割込処理は微小時間(4 ms )毎に開始され、そのタイマ割込処理において、コマンド受信処理(S101)、演出ボタン処理(S102)、コマンド送信処理(S103)、音量調整関連処理(S104)が順次実行される。
図23に示すように、S101のコマンド受信処理では、保留数増加コマンドを受信した場合(S111;Yes )、保留数加算処理(S112)が実行され、続いて、保留数増加コマンドがセットされる(S113)。尚、S113でセットされたコマンド、及び、その他のステップでセットされたコマンドについては、S103のコマンド送信処理により画像制御基板24とランプ制御基板25の両方又は一方に送信される。
特図変動開始コマンドを受信した場合(S114;Yes )、図柄変動演出選択処理(S115)が実行され、この図柄変動演出選択処理において、受信した特図変動開始コマンドに含まれるS38で設定された図柄とS39で設定された変動パターン(変動時間)の情報に基づいて、図12に示す複数種類の図柄変動演出の何れかが選択され、その図柄変動演出の情報を含む図柄変動演出開始コマンドがセットされる。特図変動停止コマンドを受信した場合(S116;Yes )、図柄変動演出終了中処理(S117)が実行される。
オープニングコマンドを受信した場合(S118;Yes )、当り演出選択処理(S119)が実行され、この当り演出選択処理において、図12に示す複数種類の当り演出の何れかが選択され、その当り演出の情報を含む当り演出開始コマンドがセットされる。エンディングコマンドを受信した場合(S120;Yes )、当りエンディング演出選択処理(S121)が実行され、この当りエンディング演出選択処理において、図12に示す複数種類の当りエンディング演出の何れかが選択され、その当りエンディング演出の情報を含む当りエンディング演出開始コマンドがセットされる。最後に、客待ちコマンド処理(S122)が実行される。
図24に示すように、S104の音量調整関連処理では、先ず、電源投入時か否か判定され(S131)、S131の判定がYes の場合、次に、演出ボタンSW6aがオンか否か判定され(S132)、S132の判定がYes の場合、音量調整設定処理(S133)が実行され、リターンする。S133の音量調整設定処理では、図13、図14を用いて説明したように、十字ボタンSW6bやエンターボタンSW6cを操作して、音量調整設定日、音量調整設定時刻、第1音量レベル、第2音量レベルを変更設定でき、また、設定された音量調整設定日、音量調整設定時刻、第2音量レベルを有効にするか否か変更設定できる。
S131の判定がNoの場合、S133の音量調整設定処理の終了時か否か判定される(S134) 。S132の判定がNoの場合、又は、S134の判定がYes の場合、第1の音量調整処理(135)が実行され、一方、S134の判定がNoの場合、第2の音量調整処理(136)が実行され、リターンする。
図25に示すように、S135の第1の音量調整処理では、先ず、音量調整有効フラグF1=1か否か判定され(S141)、S141の判定がYes の場合、次に、現在の日が音量調整設定日か否か判定される(S142)。S141又はS142の判定がNoの場合、第1音量レベル(設定された音量レベル1〜10の何れか)の情報を含む第1音量レベル指令コマンドがセットされ(S146)、リターンする。
S142の判定がYes の場合、次に、現在の時刻が音量調整設定時刻を経過か否か判定され(S143)、S143の判定がYes の場合、第2音量レベル(設定された音量レベル1〜10の何れか)の情報を含む第2音量レベル指令コマンドがセットされ(S144)、リターンする。S143の判定がNoの場合、音量調整未実行フラグF2に1がセットされ(S145)、第1音量レベル指令コマンドがセットされ(S146)、リターンする。
図26に示すように、S136の第2の音量調整処理では、先ず、音量調整未実行フラグF2=1か否か判定され(S151)、S151の判定がYes の場合、現在の時刻が音量調整時刻を経過か否か判定される(S152)。S151又はS152の判定がNoの場合、リターンし、S152の判定がYes の場合、音量調整未実行フラグF2に0がセットされ(S153)、音演出実行中か否か判定される(S154)。S154の判定がYes の場合、第2音量レベルの情報を含む第2音量レベル変化指令コマンドがセットされ(S155)、リターンし、S154の判定がNoの場合、第2音量レベル指令コマンドがセットされ(S156)、リターンする。尚、S154の判定がNoの場合、音量調整未実行フラグF2に1がセットされた状態に維持して、リターンしてもよい。
画像制御基板24のコンピュータが実行する演出実行制御により、演出制御基板23から受信した図柄変動演出開始コマンド、当り演出開始コマンド、当りエンディング演出開始コマンドに応じた遊技演出が実行され、その遊技演出において、画像表示器16により表示演出が実行され、スピーカ27により音演出が実行されるが、スピーカ27により出力される音演出の音量を調整する音量調整制御は次のようになる。
図27に示すように、その音量調整制御では、第1音量レベル指令コマンドを受信した場合(S201;Yes )、第1音量レベル(設定された音量レベル1〜10の何れか)に調整され(S202)、以後、音量が変更されるまで、その第1音量レベルで音演出が実行される。第2音量レベル指令コマンドを受信した場合(S203;Yes )、第2音量レベル(設定された音量レベル1〜10の何れか)に調整され(S204)、以後、音量が変更されるまで、その第2音量レベルで音演出が実行される。
第2音量レベル変化指令コマンドを受信した場合(S205;Yes )、音演出が実行中の場合(S206;Yes )、図17(図18(2))で説明したように、第1音量レベルから徐々に又は段階的に中間音量レベルに調整した後に第2音量レベルに調整する特殊調整制御(S207)が実行され、即ち、最終的に2音量レベルに調整され(S208)、以後、音量が変更されるまで、その第2音量レベルで音演出が実行される。尚、第2音量レベル変化指令コマンドを受信した場合(S205;Yes )、音演出が実行中でない場合(S206;No)、エラー処理が実行される(S209)。
以上説明したパチンコ遊技機1の作用・効果について説明する。
遊技者は発射ハンドル7を操作して、所有の遊技球を遊技領域4aに発射させることで遊技を行うが、その遊技球が始動口10,11aに入賞したときに、特図始動条件の成立により特図判定情報が取得されると、その特図判定情報に基づいて「大当り」か否か判定され、その判定結果を示す判定図柄が特図表示器19a,19bに図柄変動表示後に停止表示される。
「ハズレ」と判定された場合、ハズレ図柄が特図表示器19a,19bに停止表示されるが、「大当り」と判定された場合、大当り図柄が特図表示器19a,19bに停止表示されて、大入賞口13aが開放する特別遊技が実行される。遊技演出として、特図表示器19a,19bに図柄が変動表示されているときには、「大当り」か否かの判定結果に応じた大当り期待度を示唆する図柄変動演出が、また、特別遊技が実行されているときには、当り演出や当りエンディング演出が、画像表示器16での表示を主体に、スピーカ27やランプ28a,28bから音や光を出力して、場合により可動役物装置17を作動させて実行され、この遊技演出により、遊技性、並びに遊技興趣が高められる。
ところで、遊技ホールにおいて、パチンコ遊技機の適当な音量については、パチンコ遊技機の稼働数に応じて決めることができるが、そのパチンコ遊技機の稼働数は日や時刻によって大きく異なり、日や時刻に応じて、適度な節電を行いつつ、音演出による演出効果を適切に発揮し得るように、例えば、平日ではホール開店時から17時頃まで、音量が比較的小さくなるように、また、平日では17時頃からホール閉店時まで、土曜日、日曜日、祝日では一日中、音量が比較的大きくなるように、音量調整を行うことが望まれる。
しかし、従来のパチンコ遊技機では、スピーカにより出力される音演出の音量を変更する場合、通常、遊技ホールのスタッフ等がパチンコ遊技機の内部を開けボリュームを操作して行うことになるため、この音量変更のために煩雑な手動操作を伴う作業を要し、複数のパチンコ遊技機の音量を変更する場合には、それの全体的な作業負荷が非常に大きくなる。しかも、遊技ホールの営業時間内の時刻に音量調整を行うこと、例えば、ホール開店時から17時頃まで音量を比較的小さくし、17時頃からホール閉店時まで音量を比較的大きくすることは実質不可能であり、結局、従来のパチンコ遊技機では、日や時刻に応じた適当な音量に簡単に確実に調整することが困難である。
そこで、本発明のパチンコ遊技機1では、遊技演出を実行可能な演出実行手段61において、音量調整手段62により、スピーカ27により出力される音演出の音量が調整され、音演出実行手段68により、遊技演出において音量調整手段62により調整された音量レベルで音演出が実行され、その音量調整手段62において、第1調整手段63により、設定日又は設定日の設定時刻になるまで第1音量レベルに調整され、第2調整手段64により、設定日又は設定日の設定時刻になった場合、第1音量レベルと異なる(第1音量レベルよりも高い)第2音量レベルに調整される。
つまり、遊技演出の音量を、設定日又は設定日の設定時刻になるまで第1音量レベルとし、設定日又は設定日の設定時刻になると第2音量レベルに自動的に切換えることができ、遊技ホールに、このパチンコ遊技機1を複数設置していれば、それら複数のパチンコ遊技機1の音量変更を自動的に一斉に行うことができる。遊技ホールのスタッフ等が行なう必要がある音量変更作業を皆無とし、日や時刻に応じて、節電効果を高めつつ、音演出による演出効果を適切に発揮し得るように、スピーカ27により出力される音演出の音量を自動的に調整することができる。
しかも、第2調整手段64において、特殊調整手段65により、音演出実行手段68により第1音量レベルで音演出が実行されているときに設定日の設定時刻になった場合は、第1音量レベルから、第1,第2音量レベルの間の中間音量レベルに調整された後に第2音量レベルに調整され、つまり、音演出が実行されているときに、第1音量レベルから第2音量レベルに一気に急激に切換えるのではなく、遊技者がこの音量変化に違和感を感じ不快に思いにくいように、中間音量レベルを経由して徐々に或いは段階的に変更できる。
また、第2調整手段64により、音演出実行手段68により音演出が実行されていないときに設定日の設定時刻になった場合は、その設定時刻後に音演出実行手段68により音演出が実行される際、その音演出を第2音量レベルで実行可能に第2音量レベルに調整され、つまり、音演出が実行されていないときに、第1音量レベルから第2音量レベルに切換えてから、次の音演出を最初から第2音量レベルで実行させることができる。
尚、第2調整手段64において、特殊調整手段65により、音演出実行手段68により音演出が実行されていないときに設定日の設定時刻になった場合は、その後最初に音演出実行手段68により音演出が実行されているときに、第1音量レベルから中間音量レベルに調整された後に第2音量レベルに調整されてもよい。
尚、前記実施例を部分的に次のように変更してもよい。
(1)前記所定条件は、前記のように設定日又は設定日の設定時刻になると成立する、とする以外に、例えば、特別図柄の変動回数が設定回数(例えば、1000回)に達すると成立する、或いは、特定の遊技演出(図柄変動演出)が実行されると成立する等、種々の条件を設定することができる。
(2)前記所定条件(第1の所定条件)とは別に第2の所定条件を設定し、第1の所定条件の成立により第1音量レベルから第2音量レベルに調整した後、第2の所定条件の成立により第2音量レベルから第2音量レベルと異なる第3音量レベルに調整可能に構成する。更に、第4,第5,・・・の所定条件を設定し、第4,第5,・・・の所定条件の成立毎に、第3音量レベルから第4音量レベルに、第4音量レベルから第5音量レベルに、・・・に調整可能に構成する。これらの音量変更も前記同様徐々に或いは段階的に行う。
(3)出力パラメータ調整手段として、スピーカ27により出力される音演出の出力パラメータとして音質を調整可能な音質調整手段を設け、音演出実行手段68が、遊技演出において音質調整手段により調整された音質レベルで音演出を実行し、音質調整手段において、第1調整手段が、所定条件が成立するまで、第1音質レベルに調整し、第2調整手段が、所定条件が成立した場合、第1音質レベルと異なる第2音質レベルに調整する。
この場合、第2調整手段において、特殊調整手段が、音演出実行手段68により第1音質レベルで音演出が実行されているときに所定条件が成立した場合は、第1音質レベルから、第1,第2音質レベルの間の中間音質レベルに調整した後に第2音質レベルに調整し、また、第2調整手段は、音演出実行手段68により音演出が実行されていないときに所定条件が成立した場合は、その所定条件の成立後に音演出実行手段68により音演出が実行される際、その音演出を第2音質レベルで実行可能に第2音質レベルに調整する
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施が可能であり、本発明については、その他の種々のパチンコ遊技機等の遊技機に適用可能である。
1 パチンコ遊技機
27 スピーカ
34 特図判定手段
36 特別遊技実行手段
61 演出実行手段
62 音量調整手段
63 第1調整手段
64 第2調整手段
65 特殊調整手段
68 音演出実行手段

Claims (2)

  1. 特別遊技を実行させるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により特別遊技を実行させると判定された場合に、遊技者にとって有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じた遊技演出を実行可能な演出実行手段とを備え、
    前記演出実行手段は、
    スピーカにより出力される音演出の出力パラメータを調整可能な出力パラメータ調整手段と、
    前記出力パラメータ調整手段により調整された出力パラメータ値で前記音演出を実行可能な音演出実行手段とを有し、
    前記出力パラメータ調整手段は、
    所定条件が成立するまで、所定の第1出力パラメータ値に調整する第1調整手段と、
    前記所定条件が成立した場合、前記第1出力パラメータ値と異なる第2出力パラメータ値に調整する第2調整手段とを有し、
    前記第2調整手段は、前記音演出実行手段により前記第1出力パラメータ値で前記音演出が実行されているときに前記所定条件が成立した場合は、前記第1出力パラメータ値から、前記第1,第2出力パラメータ値の間の所定の中間パラメータ値に調整した後に前記第2出力パラメータ値に調整する特殊調整手段を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記第2調整手段は、前記音演出実行手段により前記音演出が実行されていないときに前記所定条件が成立した場合は、その所定条件の成立後に前記音演出実行手段により前記音演出が実行される際、その音演出を前記第2出力パラメータ値で実行可能に前記第2出力パラメータ値に調整することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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