JP2016123515A - 遊技機 - Google Patents

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秀樹 藤▲崎▼
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【課題】不正行為を未然に防止しつつ、遊技場に設置される遊技機として有用な遊技機を提供する。【解決手段】副制御回路721は、設定変更用スイッチ667がオンであると判別された場合に、設定された営業時間の範囲外である場合には、スピーカ9L,9Rから所定音を第1の音量(例えば、最小音量)で出力し、営業時間の範囲内である場合には、スピーカ9L,9Rから所定音を第1の音量よりも大きい第2の音量(例えば、最大音量)で出力する。【選択図】 図23

Description

本発明は、遊技機に関する。
従来、複数の図柄がそれぞれの周面に配された複数のリールと、これら各リールに対応するように複数設けられ、前記各リールの周面に配された複数の図柄のうちの一部の図柄を遊技者が視認可能なように表示する表示窓と、メダルが投入されたこと(以下、「投入操作」という)を条件に、遊技者による操作(以下、「開始操作」という)を検出すると、各リールの回転の開始を要求する信号を出力するスタートスイッチと、遊技者による操作(以下、「停止操作」という)を検出すると、リールの種別に応じて当該リールの回転の停止を要求する信号を出力するストップスイッチと、これらスタートスイッチ及びストップスイッチにより出力された信号に基づいて、ステッピングモータの動作を制御し、各リールの回転及びその停止を行う制御部と、を備えた遊技機、いわゆるパチスロが知られている。通常、このようなパチスロでは、前記複数の表示窓により表示される図柄の組合せに基づいて、入賞か否かが判別され、入賞と判別されるとメダルが払い出される。
現在、主流のパチスロでは、遊技者にとって有利な度合いを示す設定値が複数段階設けられ、設定値が高いほどボーナスなどの遊技者にとって有利な状態に移行しやすく構成され、あるいは遊技者にとって有利な内部当籤役に当籤する確率が高くなるように構成されるので、遊技者は設定値に対して大きな関心を持つ。
この設定値を変更するためには、筐体の開口を閉鎖する扉を開放し、電源をオフにした後に設定キーを所定角度回動し、電源をオンにする。その後、設定を変更するためのスイッチを操作するごとに所定の順序で設定値が切り替わり、スタートレバーの操作を行うことにより設定値が決定される。こうして決定された設定値を記憶することによりパチスロ遊技機において設定値が設定される。
近時、設定値の変更が通常の手順により可能な設定変更可能時間帯、又は、設定値の変更が不可能であるかもしくは通常の手順と異なる特別な手順によってのみ可能な設定変更不可時間帯の少なくともいずれかに関する情報を記憶する設定変更時間帯記憶部と、設定値の変更要求を受信した時刻と設定変更時間帯記憶部の情報を比較し、設定値の変更要求の受信時刻が設定変更不可時間帯に該当しない場合に設定値の変更処理を実行させる設定変更時間帯判断部とを備える遊技機が知られている(例えば、特許文献1)。
また、近時、設定値の変更操作中であることを示す設定変更音を再生して出力させる際には、ボリューム調整レバーにより設定されたボリュームレベルに関わらず、ボリュームレベルを最大レベルに設定するように構成された遊技機が知られている(例えば、特許文献2)。
特開2005−66305号公報 特開2009−34353号公報
しかしながら、特許文献1に示す遊技機では、例えば、遊技場の営業時間中を設定変更不可時間帯として設定した場合には、営業時間中に特定の異常状態が発生した場合(例えば、設定値を変更しなければ解消されないエラー等が発生した場合)に、特定の異常状態を解消できないか、あるいは特定の異常状態を迅速に解消することができないため、遊技場が営業上の不利益を被ることとなり、遊技場に設置される遊技機としては有用さに欠けるという問題があった。
また、特許文献2に示す遊技機では、設定値を変更する際には、常に大音量の警告音が出音されることから、遊技場の営業時間外に設定値の変更を行う場合に、その警告音が外部に漏れてしまうおそれがあるため、遊技場の近隣住民との間に騒音に関するトラブルを生じさせ、あるいは、その遊技機において、設定値の変更があったがことが認識されてしまい、不正に遊技が行われて、遊技場が営業上の不利益を被る場合があり、遊技場に設置される遊技機としては有用さに欠けるという問題があった。
本発明の目的は、係る実情に鑑み、不正行為を未然に防止しつつ、遊技場に設置される遊技機として有用な遊技機を提供することである。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、以下のようなものを提供する。
(1)遊技場に設置される遊技機(例えば、遊技機1)であって、複数の図柄を変動表示する変動表示手段(例えば、リールユニット73)と、所定の開始条件が満たされると(例えば、開始操作が行われると)、前記変動表示手段に表示される図柄の変動を開始させる図柄変動開始制御手段(例えば、主制御回路711)と、所定の停止条件が満たされると(例えば、停止操作が行われると)、前記変動表示手段に表示される図柄の変動を停止させる図柄変動停止制御手段(例えば、主制御回路711)と、前記図柄変動停止制御手段により前記変動表示手段に表示される図柄の変動が停止すると、停止した図柄の組合せに応じた利益を付与する利益付与手段(例えば、主制御回路711)と、所定の設定条件が満たされると(例えば、遊技機1の電源投入時に、設定変更用スイッチ667がオンとされると)、前記利益付与手段によって利益が付与される確率が異なる複数の設定値(例えば、設定値1〜6)の中から、1の設定値を設定可能な設定値設定手段(例えば、リセットスイッチ665、スタートスイッチ6S)と、音出力データを決定する音出力データ決定手段(例えば、副制御回路721)と、前記音出力データ決定手段により決定された前記音出力データに基づいて音を出力する音出力手段(例えば、スピーカ9L,9R)と、時刻情報を取得する時刻情報取得手段(例えば、RTC回路)と、前記遊技場の営業時間の範囲を設定可能な営業時間設定手段(例えば、図25に示すホールメニューにおけるメニュー「営業時間設定」)と、を備え、前記音出力データ決定手段は、前記所定の設定条件が満たされたときに、前記時刻情報取得手段により取得された前記時刻情報が、前記営業時間設定手段により設定された前記営業時間の範囲外である場合(例えば、図23に示す設定変更中・確認中処理におけるステップS235の判別結果がNOの場合)には、前記音出力手段が第1の音量(例えば、5段階中で最も音量が小さい値である「1」のボリューム)で所定音を出力することとなる第1の音出力データ(例えば、第1報知データ)を決定し、前記営業時間設定手段により設定された前記営業時間の範囲内である場合(例えば、図23に示す設定変更中・確認中処理におけるステップS235の判別結果がYESの場合)には、前記音出力手段が前記第1の音量よりも大きい第2の音量(例えば、5段階中で最も音量が大きい値である「5」のボリューム)で前記所定音を出力することとなる第2の音出力データ(例えば、第2報知データ)を決定することを特徴とする遊技機。
(1)記載の遊技機によれば、所定の設定条件が満たされたとき(例えば、初期化処理において、設定変更用スイッチがオンであると判断されたとき)に、設定された営業時間の範囲外である場合(例えば、23時〜9時59分である場合)には、音出力手段(例えば、スピーカ)が所定音(例えば、「設定変更中」であることを示す警告音)を第1の音量(例えば、最小音量)で出力し、営業時間の範囲内である場合(例えば、10時〜22時59分である場合)には、音出力手段が所定音を第1の音量よりも大きい第2の音量(例えば、最大音量)で出力するように構成したことから、遊技場の営業時間内には、設定変更時の所定音を大きな音量で出力することにより、不正行為を未然に防止し、また、遊技場の営業時間外には、設定変更時の所定音を小さな音量で出力することにより、遊技場の営業時間外の騒音を防止するとともに、遊技場の外部に対して、設定変更があったことを認識させづらくすることで、遊技場の円滑な営業に資することとなり、遊技場に設置される遊技機として有用な遊技機を提供することができる。
(2)遊技場に設置される遊技機(例えば、遊技機1)であって、複数の図柄を変動表示する変動表示手段(例えば、リールユニット73)と、所定の開始条件が満たされると(例えば、開始操作が行われると)、前記変動表示手段に表示される図柄の変動を開始させる図柄変動開始制御手段(例えば、主制御回路711)と、所定の停止条件が満たされると(例えば、停止操作が行われると)、前記変動表示手段に表示される図柄の変動を停止させる図柄変動停止制御手段(例えば、主制御回路711)と、前記図柄変動停止制御手段により前記変動表示手段に表示される図柄の変動が停止すると、停止した図柄の組合せに応じた利益を付与する利益付与手段(例えば、主制御回路711)と、前記遊技機において所定のエラー状態(例えば、ドア開放エラー)が発生したことを検知するエラー状態検知手段(例えば、主制御回路711、副制御回路721)と、音出力データを決定する音出力データ決定手段(例えば、副制御回路721)と、前記音出力データ決定手段により決定された前記音出力データに基づいて音を出力する音出力手段(例えば、スピーカ9L,9R)と、時刻情報を取得する時刻情報取得手段(例えば、RTC回路)と、前記遊技場の営業時間の範囲を設定可能な営業時間設定手段(例えば、図25に示すホールメニューにおけるメニュー「営業時間設定」)と、を備え、前記音出力データ決定手段は、前記エラー状態検知手段により前記所定のエラー状態が発生したことが検知されたとき(例えば、図22に示すコマンド受信時処理におけるステップS225の判別結果がYESの場合)に、前記時刻情報取得手段により取得された前記時刻情報が、前記営業時間設定手段により設定された前記営業時間の範囲外である場合(例えば、図24に示すドア開放中処理におけるステップS243の判別結果がNOの場合)には、前記音出力手段が第1の音量(例えば、5段階中で最も音量が小さい値である「1」のボリューム)で特定音を出力することとなる第3の音出力データ(例えば、第3報知データ)を決定し、前記営業時間設定手段により設定された前記営業時間の範囲内である場合(例えば、図24に示すドア開放中処理におけるステップS243の判別結果がYESの場合)には、前記音出力手段が前記第1の音量よりも大きい第2の音量(例えば、5段階中で最も音量が大きい値である「5」のボリューム)で前記特定音を出力することとなる第4の音出力データ(例えば、第4報知データ)を決定することを特徴とする遊技機。
(2)記載の遊技機によれば、エラー状態検知手段により所定のエラー状態(例えば、ドア開放エラー)が発生したことが検知されたときに、設定された営業時間の範囲外である場合(例えば、23時〜9時59分である場合)には、音出力手段(例えば、スピーカ)が特定音(例えば、「ドア開放中」であることを示す警告音)を第1の音量(例えば、最小音量)で出力し、営業時間の範囲内である場合(例えば、10時〜22時59分である場合)には、音出力手段が特定音を第1の音量よりも大きい第2の音量(例えば、最大音量)で出力するように構成したことから、遊技場の営業時間内には、所定のエラー状態発生時の特定音を大きな音量で出力することにより、不正行為を未然に防止し、また、遊技場の営業時間外には、所定のエラー状態発生時の特定音を小さな音量で出力することにより、遊技場の営業時間外の騒音を防止するとともに、遊技場の外部に対して、遊技機内部において何らかの操作(例えば、設定変更や部品交換)があったことを認識させづらくすることで、遊技場の円滑な営業に資することとなり、遊技場に設置される遊技機として有用な遊技機を提供することができる。
(3)(1)又は(2)に記載の遊技機において、前記第1の音量のみを変更可能な音量変更手段(例えば、図25に示すホールメニューにおけるメニュー「警告表示設定」)をさらに備えたことを特徴とする遊技機。
(3)記載の遊技機によれば、遊技場の営業時間外に出力される、設定変更時の所定音、又は扉開放時の特定音の音量である第1の音量のみを変更可能としたことから、遊技場における遊技機の設置状況やセキュリティレベルに応じて、最適な設定変更時の所定音、又は扉開放時の特定音の出力を行わせることができる。
(4)(1)乃至(3)のいずれかに記載の遊技機において、前記営業時間設定手段は、前記遊技機の外部(例えば、ホールコンピュータ300や通信端末)から入力された前記営業時間を設定可能であることを特徴とする遊技機。
(4)記載の遊技機によれば、遊技場の営業時間について、遊技者が関与できない外部からの入力により設定可能としたことから、不正に営業時間が改ざんされることを防止することができるため、より遊技場に設置される遊技機として有用な遊技機を提供することができる。
本発明の遊技機によれば、不正行為を未然に防止しつつ、遊技場に設置される遊技機として有用な遊技機を提供することができる。
遊技機の外観を示す斜視図。 前面ドアを開いた状態での筐体を示す斜視図。 電気回路の構成を示すブロック図。 図柄配置テーブルを示す図。 内部抽籤テーブル決定テーブルを示す図。 内部抽籤テーブルを示す図。 内部当籤役決定テーブルを示す図。 図柄組合せテーブルを示す図。 ボーナス作動時テーブルを示す図。 格納領域を示す図。 主制御回路から副制御回路に送信されるコマンドを示す図。 主制御回路のメインフローチャート。 主制御回路による初期化処理を示すフローチャート。 主制御回路による内部抽籤処理を示すフローチャート。 主制御回路によるボーナス終了チェック処理を示すフローチャート。 主制御回路によるボーナス作動チェック処理を示すフローチャート。 主制御回路による定期割込処理を示すフローチャート。 主制御回路によるドア開閉チェック処理を示すフローチャート。 主制御回路によるコマンド送信処理を示すフローチャート。 副制御回路の起動処理を示すフローチャート。 副制御回路による主基板通信タスクを示すフローチャート。 副制御回路によるコマンド受信時処理を示すフローチャート。 副制御回路による設定変更中・確認中処理を示すフローチャート。 副制御回路によるドア開放中処理を示すフローチャート。 ホールメニューの一例を示す図。
図1は、本発明の一実施例の遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1は、いわゆるパチスロ機である。この遊技機1は、コイン、メダル、遊技球又はトークンなどの他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカードなどの遊技媒体を用いて遊技する遊技機であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
遊技機1の全体を形成している筐体23は、箱状のキャビネット60と、このキャビネット60を開閉するドアとしての前面ドア2と、を備える。この前面ドア2正面の略中央には、縦長矩形の表示窓4L,4C,4Rが設けられる。
表示窓4L,4C,4Rには、表示ラインとして、水平方向にトップライン8b、センターライン8c、及びボトムライン8d、斜め方向にクロスアップライン8a及びクロスダウンライン8eが設けられている。
これらの表示ラインは、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13を操作すること(以下、「BET操作」という)、又はメダル投入口22にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの表示ラインが有効化されたかは、後述のBETランプ9a,9b,9cの点灯で表示される。
ここで、表示ライン8a〜8eは、役の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組合せを構成する図柄がいずれかの有効ライン(有効化された表示ライン)に対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役が成立することとなる。
前面ドア2の裏面には、複数のリール3L,3C,3Rと、これらリール3L,3C,3Rを回転駆動するステッピングモータ49L,49C,49R(図3参照)と、を収容する、変動表示手段としての後述のリールユニット73がミドルドア40を介して設けられている(図2参照)。なお、前面ドア2の裏面については、図2を用いて後述する。
各リール3L,3C,3Rには、それぞれの外周面に、遊技に必要な複数種類の図柄によって構成される識別情報としての図柄列が描かれており、各々はリールユニット73に回転自在に横一列に設けられている。各リール3L,3C,3Rの図柄は、表示窓4L,4C,4Rを通して、遊技機1の外部から視認できるようになっている。また、各リール3L,3C,3Rは、一定の速度で回転(例えば、80回転/分)し、図柄列を変動表示する。
表示窓4L,4C,4Rの上方には、報知手段及び表示手段としての液晶表示部5と、情報表示部18及びスピーカ9L,9Rと、が設けられる。液晶表示部5は、表示窓4L,4C,4Rよりも大きな表示面を備え、画像表示による演出や設定画面(例えば、後述のホールメニュー)の表示等を行う。情報表示部18は、7セグメントLEDからなり、貯留(クレジット)されているメダルの枚数、メダルの払出枚数などを表示する。また、スピーカ9L,9Rは、効果音や音声などの音による演出に係る音やその他の報知音の出音を行う。これら液晶表示部5、情報表示部18、及びスピーカ9L,9Rは、後述するエラー状態や前面ドア2が開放されている状態では所定の報知を行うが、詳しくは後述する。
表示窓4L,4C,4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、及び最大BETランプ9cが設けられる。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下、「BET数」という)に応じて点灯する。
1−BETランプ9aは、BET数が“1”で1本の表示ラインが有効化されたとき(1本の有効ラインが設定されたとき)に点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が“2”で3本の表示ラインが有効化されたとき(3本の有効ラインが設定されたとき)に点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が“3”で全て(5本)の表示ラインが有効化されたとき(全て(5本)の有効ラインが設定されたとき)に点灯する。
表示窓4L,4C,4Rの下方には、略水平面の台座部10が形成されている。この台座部10の水平面内のうち、右側にはメダル投入口22が設けられ、左側には1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、及び最大BETスイッチ13が設けられる。
1−BETスイッチ11は、1回の押下操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚がゲームに賭けられ、2−BETスイッチ12は、1回の押下操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚がゲームに賭けられ、最大BETスイッチ13は、1回の押下操作により、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数のメダルが賭けられる。これらのBETスイッチ11,12,13を操作することで、上述のように、所定の表示ラインが有効化される。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出を押しボタン操作で切り換えるC/Pスイッチ14が設けられている。このC/Pスイッチ14の切り換えにより、後述のメダル払出口15からメダルが払出され、払出されたメダルは後述のメダル受け部16に溜められる。C/Pスイッチ14の右側には、遊技者の操作によりリール3L,3C,3Rを回転させ、表示窓4L,4C,4R内での図柄列の変動表示を開始するための操作手段としてのスタートレバー6が、所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
台座部10の前面部の略中央には、操作手段としての停止ボタン7L,7C,7Rが設けられている。これら3個の停止ボタン7L,7C,7Rは、3個のリール3L,3C,3Rの回転をそれぞれ停止させるために、遊技者が操作するボタンである。なお、本実施例では、一のゲームは、基本的にスタートレバー6が操作されることにより開始し、全てのリール3L,3C,3Rが停止したときに終了する。
また、本実施例では、全てのリールが回転しているときに行われるリールの停止操作(停止ボタンの操作)を「第1停止操作」、「第1停止操作」の後に行われる停止操作を「第2停止操作」、「第2停止操作」の後に行われる停止操作を「第3停止操作」という。
台座部10の前面部の右寄りには、遊技者又は遊技場の従業員からの選択操作を受け付けるための選択スイッチ103、遊技者又は遊技場の従業員からの決定操作を受け付けるための決定スイッチ104が設けられている。遊技者が、この選択スイッチ103及び決定スイッチ104を押下することにより、遊技中において、複数の演出やキャラクタの中から所望の演出やキャラクタを選択、決定することができる。また、遊技場の従業員が、この選択スイッチ103及び決定スイッチ104を押下することにより、後述するホールメニューの表示中において、例えば、営業時間における開店時刻や閉店時刻を選択、決定することができる。
台座部10の前面部のさらに右寄りには、遊技場の従業員が前面ドア2を開放するためなどに用いられるドア開閉用鍵型スイッチ130が設けられている。このドア開閉用鍵型スイッチ130に遊技場が管理するドア開閉用キーを差し込み、右方向に回動することにより、前面ドア2が開放される。また、ドア開閉用キーを差し込み、左方向に回動することにより、遊技機1のエラー状態(遊技不能状態)が解除される。すなわち、このドア開閉用鍵型スイッチ130は、前面ドア2を開放する手段として用いられるとともに、エラー状態を解除する操作を検知するエラー状態解除操作検知手段としても用いられる。なお、エラー状態については、後述する。
前面ドア2下部の正面には、メダルが払出されるメダル払出口15と、この払出されたメダルを貯留するメダル受け部16と、が設けられている。また、前面ドア2下部の正面のうち、停止ボタン7L,7C,7Rとメダル受け部16とに上下を挟まれた面には、機種のモチーフに対応したデザインがあしらわれた腰部パネル20が取り付けられている。
図2を参照して、筐体23の内部の構成について説明する。図2は、前面ドア2を開いた状態での筐体23を示す斜視図である。
前面ドア2は、この前面ドア2の本体を形成する前面ドア本体2bと、この前面ドア本体2bの裏面に開閉自在に設けられたミドルドア40と、を備える。
前面ドア本体2bの裏面の上部には、サブベース42を介して副制御ユニット72が設けられる。
サブベース42は、板状の部材であり、前面ドア2に設けられた液晶表示部5の背面を覆うようにして、前面ドア本体2bの裏面に取り付けられる。サブベース42は、前面ドア2の裏面に対し略平行に取り付けられる。また、サブベース42の表面のうち、液晶表示部5を覆う領域は、略平らに形成されている。
副制御ユニット72は、液晶表示部5を制御する副制御手段としての副制御回路721を備える。
副制御回路721は、後述の主制御回路711から送信される信号(コマンド)に基づいて液晶表示部5を制御する電子回路である。副制御回路721と液晶表示部5とは、サブベース42を挟んで配置され、図示しない複数の配線で接続されている。このように、副制御回路721を液晶表示部5裏面の近傍に設けることにより、これらの配線を短縮できる。
ミドルドア40は、略矩形状の部材であり、図2中上部と下部とに分けられる。ミドルドア40上部には、主制御ユニット71が設けられ、ミドルドア40下部には、上述のリールユニット73が設けられる。
主制御ユニット71は、副制御ユニット72やリールユニット73などを制御する主制御手段としての主制御回路711を備える。
主制御回路711は、遊技者によるスタートレバー6及び停止ボタン7L,7C,7Rの操作に基づいて、リールユニット73を制御する電子回路であり、遊技の進行の制御を行う。また、主制御回路711は、後述のエラー状態では、遊技の進行を中断する。主制御回路711の構成については、図3を用いて後述する。
キャビネット60は箱状の収容容器であり、前面には開放面601が形成されている。この開放面601を形成する縁の一端には、前面ドア本体2bが取り付けられており、これにより、前面ドア2はキャビネット60に開閉可能に取り付けられている。
キャビネット60の下部には、電力供給手段としての電源ユニット661が設けられている。電源ユニット661には、電源メインスイッチ663、リセットスイッチ665、及び設定変更用スイッチ667が設けられている。
電源ユニット661は、リールユニット73、後述の停止スイッチ7LS,7CS,7RS及びスタートスイッチ6S(図3参照)、主制御回路711、副制御回路721などに、遊技場の従業員などによる電源メインスイッチ663の操作に基づいて、電力供給を行ったり停止したりする。電源ユニット661による電力供給が行われると、遊技機1の電源がオン状態となり、電源ユニット661による電力供給が停止されると、遊技機1の電源がオフ状態となる。
電源メインスイッチ663は、遊技機1に電源を入れるために設けられている。また、リセットスイッチ665は、遊技機1でのエラー状態を解除するために設けられている。また、設定変更用スイッチ667は、遊技者の有利さの度合いを区別するための指標である設定値を選択するためなどに設けられている。
ここで、設定値は、当籤確率の調整やそれに伴うペイアウト率(遊技者に払出されるメダルの総数(総払出数)と遊技機に投入されたメダルの総数(総BET数)とから算出される値)の調整などに関わり、遊技者と遊技場側の利益に関わる重要な要素である。設定値には、内部当籤役に当籤する確率やそれに伴うペイアウト率などが対応して定められている。当籤確率やペイアウト率が高いほど、より多くのメダルを獲得することができ、遊技者にとっては有利となる。設定した設定値によって、内部当籤役に当籤する確率やペイアウト率を調整し、遊技者にとっての有利さの度合いを調整することとしている。
また、キャビネット60の内部には、図示しない外部集中端子板59が設けられている。この外部集中端子板59は、主制御回路711から送信された現在の遊技状態などの情報を、ホールコンピュータ300(図3参照)に送信する装置である。
以上の前面ドア2の裏面及びキャビネット60の内部には、前面ドア2を閉じた場合に互いに対向する位置に、ドア開閉監視センサ56及び板状のスイッチ当接部57がそれぞれ設けられている。ドア開閉監視センサ56は、ドア開閉監視スイッチ561を備える。
ドア開閉監視センサ56のドア開閉監視スイッチ561は、前面ドア2が閉じた状態では、スイッチ当接部57に当接する。この場合、ドア開閉監視センサ56は、前面ドア2が閉じた状態を示すドア閉鎖信号を主制御回路711に出力する。
一方、ドア開閉監視センサ56のドア開閉監視スイッチ561は、前面ドア2が開いた状態では、スイッチ当接部57から離隔する。この場合、ドア開閉監視センサ56は、前面ドア2が開いた状態を示すドア開放信号を主制御回路711に出力する。
なお、遊技機1には図示しないバックアップ電源が設けられている。このバックアップ電源は、リチウム二次電池で構成され、遊技機1の電源がオフ状態の場合に、ドア開閉監視センサ56に電力供給を行う。一方、遊技機1の電源がオン状態の場合には、電源ユニット661が供給する電力により充電される。
このため、遊技機1の電源がオフ状態であっても、前面ドア2が開いた状態では、ドア開閉監視センサ56は、ドア開放信号を出力し、このドア開放信号は、主制御回路711及び外部集中端子板59を介して、ホールコンピュータ300に送信される。したがって、遊技機1の電源がオフ状態であっても、ホールコンピュータ300により、前面ドア2が開いたことに関する履歴情報を記憶できる。これにより、ホールコンピュータ300は、遊技場の営業時間外などで遊技機1の電源がオフ状態の場合であっても、前面ドア2の開閉を管理できる。
図3は、遊技機1における遊技処理動作を制御する主制御回路711と、主制御回路711に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路711から送信される制御指令(例えば、後述する各種のコマンド)に基づいて液晶表示部5、スピーカ9L,9R、LED類101、及びランプ類102を制御することにより、遊技機1における演出処理動作を制御する副制御回路721と、を含む回路構成を示すブロック図である。
主制御回路711は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラム(図12〜図19参照)に従って制御動作を行うCPU31と、記憶手段であるROM32及びRAM33と、を含む。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37と、が接続されている。乱数発生器36により発生される乱数は、スタートレバー6が操作されたタイミングでサンプリング回路37により抽出され、これにより乱数がサンプリングされる。
なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、すなわちCPU31の動作プログラム上で、乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
マイクロコンピュータ30のROM32には、上述のサンプリングされた乱数に基づいて内部抽籤を行うための内部抽籤テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群などが格納されている。副制御回路721が主制御回路711へコマンド、情報などを入力することはなく、主制御回路711から副制御回路721への一方向で通信が行われる。RAM33には、内部当籤役、現在の遊技状態などの種々の情報が格納される(図10参照)。
図3の回路において、マイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、BETランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、及び最大BETランプ9c)と、情報表示部18と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出すホッパー(払出のための駆動部を含む)67と、リール3L,3C,3Rを回転駆動するステッピングモータ49L,49C,49Rと、がある。
また、ステッピングモータ49L,49C,49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー67を駆動制御するホッパー駆動回路41、BETランプ9a,9b,9cを駆動制御するランプ駆動回路45、及び情報表示部18を駆動制御する表示部駆動回路61がCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、マイクロコンピュータ30が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、停止スイッチ7LS,7CS,7RS、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13、C/Pスイッチ14、メダルセンサ22S、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51、及び電源メインスイッチ663、リセットスイッチ665、設定変更用スイッチ667、ドア開閉用鍵型スイッチ130がある。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出し、開始指令信号(単位遊技の開始を指令する信号)を出力する。メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。停止スイッチ7LS,7CS,7RSは、対応する停止ボタン7L,7C,7Rの操作に応じて停止指令信号(図柄列の変動表示の停止を指令する信号)を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L,3C,3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー67から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達したとき、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
電源メインスイッチ663は、遊技機1に電源を供給する操作又は遊技機1の電源を遮断する操作を検出する。これらの操作が検出されると、電源ユニット661により、遊技機1に電源が供給/遮断される。なお、各アクチュエータなどへ電力を供給する電源回路については省略している。リセットスイッチ665は、エラー状態の解除操作を検出する。解除操作が検出されると、CPU31は、遊技機1におけるエラー状態を解除する。設定変更用スイッチ667は、設定値の選択操作を検出する。設定値の選択操作が検出されると、CPU31は、選択された設定値を判別する。ドア開閉用鍵型スイッチ130は、エラー状態の解除操作などを検出する。
さらに、マイクロコンピュータ30には、ドア開閉監視センサ56及び外部集中端子板59が接続される。ドア開閉監視センサ56は、前面ドア2の開閉状態を監視する。外部集中端子板59は、主制御回路711から送信された現在の遊技状態などの情報を、遊技機1の外部に設けられたホールコンピュータ300に送信する。
図3の回路において、乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数を使用することにより、例えばROM32内に格納されている内部抽籤テーブルなどに基づいて内部当籤役などが決定される。内部当籤役(内部当籤役データ)は、基本的に、停止制御の態様を識別したり、表示役となりうる役(入賞させることが可能な役)を識別したりするための情報である。このため、内部当籤役は、その内部当籤役に対応する停止制御の態様(停止テーブル)などを介して、対応する図柄組合せと遊技者に付与される利益とが間接的に対応付けられているといえる。
リール3L,3C,3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ49L,49C,49Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM33の所定エリアに書き込まれる。リール3L,3C,3Rからは一回転ごとにリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路50を介してCPU31に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM33で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、RAM33内には、各リール3L,3C,3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上述のようなリール3L,3C,3Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄配置テーブルが、ROM32内に格納されている。この図柄配置テーブルでは、上述のリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール3L,3C,3Rの一定の回転ピッチごとに順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバーに対応して設けられた図柄を示す図柄コードと、が対応づけられている。
さらに、ROM32内には、図柄組合せテーブルが格納されている。この図柄組合せテーブルでは、役の成立(入賞など)となる図柄の組合せと、図柄の組合せに対応するメダル払出枚数と、その入賞(成立)を表わす図示しない入賞判定コード(成立判定コード)と、が対応づけられている。図柄組合せテーブルは、左リール3L、中央リール3C、右リール3Rの停止制御時と、全リール3L,3C,3Rの停止後の入賞確認(表示役の確認)時と、に参照される。表示役(表示役データ)は、基本的に、有効ラインに沿って並ぶ図柄組合せに対応する役(成立役)であり、遊技者には、表示役に対応する利益が付与される。
以上のような構成により、まず、CPU31は、遊技者がスタートレバー6を操作したタイミングで乱数サンプリングを行い、この乱数サンプリングの結果に基づいて内部抽籤処理を行って、内部当籤役を決定する。次に、CPU31は、遊技者が停止ボタン7L,7C,7Rを操作したタイミングで停止スイッチ7LS,7CS,7RSから送られる操作信号、及び決定された停止テーブルに基づいて、リール3L,3C,3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路39に送る。
当籤した役の入賞を示す停止態様(すなわち入賞態様)となれば、CPU31は、払出指令信号をホッパー駆動回路41に供給して、ホッパー67から所定枚数のメダルの払出を行う。その際、メダル検出部40Sは、ホッパー67から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達した時に、メダル払出完了信号をCPU31に出力する。これにより、CPU31は、ホッパー駆動回路41を介してホッパー67の駆動を停止し、メダル払出処理を終了する。
副制御回路721は、回路基板上に配置されたサブマイクロコンピュータ(図示せず)を主たる構成要素とし、これに図示しないRTC(リアルタイムクロック)回路を加えて構成されている。サブマイクロコンピュータは、予め設定されたプログラム(図20〜図24参照)に従って制御動作を行うサブCPU(図示せず)と、副記憶手段であるサブROM(図示せず)及びサブRAM(図示せず)と、を含む。
RTC回路は、時刻情報を取得する時刻情報取得手段を構成し、所定の時刻情報取得条件(例えば、後述するホールメニューでの設定によって時刻が設定されたこと)に基づいて、時刻情報の取得を開始する。また、RTC回路には、上述のバックアップ電源から電力供給が行われるため、遊技機1の電源がオフ状態であっても、適切な時刻情報が取得されるように構成されている。なお、本実施例では、RTC回路がサブマイクロコンピータに内蔵される場合を例に挙げて説明するが、これに限られるものではなく、外付けのRTC回路を接続することとしてもよい。あるいは、サブマイクロコンピュータが、外部に設けられたRTC回路から、時刻情報を取得することとしてもよい。また、本実施例では、RTC回路が取得する情報として、時刻情報を例に挙げて説明するが、これに限られるものではなく、「年(西暦・和暦)」、「月」、「日」、及び「曜日」に関する情報を取得することとしてもよい。
サブマイクロコンピュータからの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、液晶表示部5、スピーカ9L,9R、LED類101、及びランプ類102があり、サブマイクロコンピュータが、液晶表示部5における画像の表示、スピーカ9L,9Rにおける音の出力、LED類101及びランプ類102における発光態様を制御することにより、遊技機1における演出処理動作が制御される。
また、サブマイクロコンピュータには、選択スイッチ103及び決定スイッチ104が接続されており、上述の選択操作及び決定操作が行われたことを検出すると、その検出された操作に応じた演出処理動作が行われる。
図4を参照して、図柄配置テーブルについて説明する。
図柄配置テーブルは、リール3L,3C,3Rの図柄位置に対応するリール外周面上に描かれた図柄の情報を備えている。図柄配置テーブルと、後述の図柄組合せテーブルとに基づいて、各有効ラインに沿って並ぶ図柄の組合せを把握することができる。
図5を参照して、内部抽籤テーブル決定テーブルについて説明する。
内部抽籤テーブル決定テーブルは、遊技状態に対応する内部抽籤テーブルの種別の情報及び抽籤回数の情報を備えている。実施例の遊技状態には、一般遊技状態、及びRB遊技状態がある。遊技状態は、基本的に、内部当籤役の決定に用いる内部抽籤テーブルの種類により区別できる。
一般遊技状態は、持越役のあるフラグ間(持越区間)と持越役のない非フラグ間(非持越区間)とで構成される。フラグ間では、BBに内部当籤することがなく、非フラグ間では、BBに内部当籤することがある。持越役は、対応する図柄組合せが有効ラインに沿って並ぶことが一又は複数のゲームにわたり許容(内部当籤役に応じて許容)される役である。実施例では、BBが持越役に該当する。
また、一般遊技状態は、ペイアウト率の期待値が1よりも小さい遊技状態である。RB遊技状態は、基本的に、「第1種特別役物」が作動しているゲームにより構成される遊技状態であり、ペイアウト率の期待値が1よりも大きい遊技状態である。
RB遊技状態は、RB作動中フラグのオン又はオフにより識別できる。RB作動中フラグは、遊技状態がRB遊技状態であるか否かを識別するための情報である。RB作動中フラグがオンに更新される条件は、BB作動中フラグがオンであることである。
また、RB作動中フラグがオフに更新される条件は、遊技可能回数が0となること、入賞可能回数が0となること、又はBB作動中フラグがオフに更新されることである。遊技可能回数は、RB遊技状態において行なうことが可能な単位遊技の回数である。入賞可能回数は、RB遊技状態において入賞できる回数である。
BB作動中フラグは、BBの成立により発生する有利な状態であるか否かを識別するための情報である。BB作動中フラグがオンに更新される条件は、BBが成立することである。BB作動中フラグがオフに更新される条件は、払出されたメダルの枚数が払出可能枚数を超えることである。払出可能枚数は、BB作動中フラグがオンに更新されてからBB1作動中フラグがオフに更新されるまでの遊技(ゲーム)において払出すことが可能なメダルの枚数である。
ここで、BB作動中フラグがオンに更新されてからオフに更新されるまでのBB作動中フラグとRB作動中フラグとの関係について説明する。BBが成立した場合に、BB作動中フラグがオンに更新される。このBB作動中フラグがオンに更新されたことを契機にRB作動中フラグがオンに更新される。そして、遊技可能回数が0となる、又は入賞可能回数が0となると、RB作動中フラグがオフに更新される。BB作動中フラグがオンであれば、再びRB作動中フラグがオンに更新される。
BB作動中フラグがオフに更新される条件を充足した場合に、BB作動中フラグがオフに更新されるが、このBB作動中フラグがオフに更新されたことを契機にRB作動中フラグがオフに更新される。したがって、BB作動中フラグがオンであるときは、RB作動中フラグがオンに更新される。すなわち、BB成立後は、BB作動中フラグがオフに更新されるまでRB遊技状態となる。
図5に示すように、遊技状態が一般遊技状態である場合には、一般遊技状態用内部抽籤テーブル(後述の図6の(1)、又は(2))が選択され、抽籤回数として5が決定される。抽籤回数は、内部当籤役を決定するために必要な処理をする回数である。ただし、遊技状態が一般遊技状態であっても、フラグ間である場合には、5と決定された抽籤回数が4に更新される。また、遊技状態がRB遊技状態である場合には、RB遊技状態用内部抽籤テーブル(後述の図6の(3))が選択され、抽籤回数として3が決定される。
図6を参照して、内部抽籤テーブルについて説明する。
内部抽籤テーブルは、基本的に遊技状態ごとに設けられ、設定値の各々について当籤番号に対応する数値範囲の下限値及び上限値の情報を備えている。当籤番号は役に対応しているので(後述の図7参照)、内部抽籤テーブルは、予め定められた複数の役の各々に対応する数値範囲の上限値及び下限値の情報を備えているといえる。
図6の(1)は、設定値が1である場合の一般遊技状態用内部抽籤テーブルを示し、図6の(2)は、設定値が6である場合の一般遊技状態用内部抽籤テーブルを示す。また、図6の(3)は、全設定共通で用いられるRB遊技状態用内部抽籤テーブルを示す。
内部抽籤テーブルに基づく当籤番号の決定(抽籤)では、遊技状態ごとに定められた抽籤回数と同じ当籤番号から降順に、当籤番号が0になるまで、乱数値が当籤番号に対応する下限値及び上限値により示される範囲内にあるか否かを判断する。乱数値が下限値及び上限値により示される範囲内にある場合、対応する当籤番号に当籤となる。また、当籤番号に対応する下限値及び上限値により示される範囲内にあるか否かを判断する回数は、図5の内部抽籤テーブル決定テーブルで定められた抽籤回数と同じである。
なお、当籤番号が0になるまで乱数値が一度も下限値及び上限値により示される範囲内になかった場合、当籤番号は0(ハズレ)となる。内部当籤役のハズレは、内部抽籤で遊技者の利益と対応付けられた役に当籤しなかったことを示す。また、実施例におけるハズレは、遊技価値と対応付けられた役ではない。また、内部当籤役としてのハズレに対応する図柄組合せは、予め設けられた複数の役に対応する図柄組合せとは別の任意の図柄組合せであるとも考えることができるが、実施例では、ハズレに対応する図柄組合せは設けられていないものとする。
ここで、設定値が6である場合の当籤番号5に対応する幅(数値範囲)は、設定値が1である場合の当籤番号5に対応する幅よりも広い。すなわち、設定値が高いほど、当籤番号5に対応するBB(後述の図7参照)が内部当籤役として成立しやすい。そのため、設定値が高い遊技機ほど遊技者にとって有利な遊技機であるといえる。
なお、内部抽籤テーブルの構成は、上述の構成に限られるものではなく、適宜変更可能であるものとする。例えば、下限値及び上限値に替えて、当籤番号ごとに対応する抽籤値を規定し、遊技状態ごとに定められた抽籤回数と同じ当籤番号から降順に、当籤番号が0になるまで、乱数値から抽籤値を減算(又は加算)していき、減算(又は加算)結果が、マイナス(又はプラス)となったときの当籤番号に当籤するように構成することとしてもよい。
図7を参照して、内部当籤役決定テーブルについて説明する。
内部当籤役決定テーブルは、当籤番号に対応する内部当籤役の内容を備えている。当籤番号が「0」の場合には、内部当籤役の内容は「ハズレ」となる。当籤番号が「1」の場合には、内部当籤役の内容は「チェリー」となる。当籤番号が「2」の場合には、内部当籤役の内容は「ベル」となる。
また、当籤番号が「3」の場合には、内部当籤役の内容は「スイカ」となる。当籤番号が「4」の場合には、内部当籤役の内容は「リプレイ」となる。当籤番号が「5」の場合には、内部当籤役の内容は「BB」となる。
なお、内部当籤役決定テーブルの構成は、上述の構成に限られるものではなく、適宜変更可能であるものとする。例えば、当籤番号「6」は、「スイカ+BB」とし、内部当籤役の内容として、「スイカ」と「BB」が重複して当籤するように構成することとしてもよい。その他の内部当籤役についても同様である。すなわち、1の当籤番号に対して、複数の内部当籤役が当籤するように構成することとしてもよい。
図8を参照して、図柄組合せテーブルについて説明する。
図柄組合せテーブルは、図柄の組合せに対応して、表示役格納領域のデータ、及びその内容を規定している。表示役格納領域のデータは、基本的に、各ビットに固有の図柄の組合せが割り当てられた1バイトのデータであり、有効ラインに沿って表示される図柄の組合せをCPU31が識別するために設けられている。ここで、有効ラインに沿って表示された各図柄の組合せに対応する表示役格納領域のデータを、以下「表示役」という。
例えば、有効ラインに沿って「チェリー−ANY−ANY」の図柄の組合せが表示されると、図柄組合せテーブルに基づいて、「00000001」が決定され、チェリーが表示役になる。表示役がチェリーである場合には、例えば、メダルが15枚払出される。なお、「ANY」は、任意の図柄を示す。
有効ラインに沿って「ベル−ベル−ベル」の図柄の組合せが表示されると、図柄組合せテーブルに基づいて、「00000010」が決定され、ベルが表示役になる。表示役がベルである場合には、例えば、メダルが10枚払出される。有効ラインに沿って「スイカ−スイカ−スイカ」の図柄の組合せが表示されると、図柄組合せテーブルに基づいて、「00000100」が決定され、スイカが表示役になる。表示役がスイカである場合には、例えば、メダルが12枚払出される。
有効ラインに沿って「リプレイ−リプレイ−リプレイ」の図柄の組合せが表示されると、図柄組合せテーブルに基づいて、「00001000」が決定され、リプレイが表示役になる。表示役がリプレイである場合には、今回の単位遊技に賭けたメダルと同数のメダルの自動投入が行われる。有効ラインに沿って「赤7−赤7−赤7」の図柄の組合せが表示されると、図柄組合せテーブルに基づいて、「00010000」が決定され、BBが表示役になる。表示役がBBである場合には、BB作動中フラグがオンになることによりRB作動中フラグがオンになるため、遊技状態が一般遊技状態からRB遊技状態となる。
以上のことから、図柄組合せテーブルには、基本的に、遊技者に付与される利益(例えば、メダルの払出し、メダルの自動投入、ボーナスゲームの作動の開始)に対応付けられた情報が規定されている。
図9を参照して、ボーナス作動時テーブルについて説明する。
ボーナス作動時テーブルは、後述のボーナス作動中フラグ格納領域に格納される作動中フラグの情報と、ボーナス終了枚数カウンタに格納される値の情報と、遊技可能回数カウンタに格納される値の情報と、入賞可能回数カウンタに格納される値の情報とを規定している。作動中フラグは、作動しているボーナスゲームをCPU31が識別するために設けられた情報である。
ボーナス終了枚数カウンタは、BB作動中フラグがオンである状態において、払い出されるメダルの枚数をCPU31が計数するために設けられたカウンタである。遊技可能回数カウンタは、RB遊技状態において行うことが可能な残りのゲームの回数(すなわち、遊技可能回数)をCPU31が計数するために設けられたカウンタである。入賞可能回数カウンタは、RB遊技状態において入賞に係る図柄の組合せが表示されることが可能な残りのゲームの回数(すなわち、入賞可能回数)をCPU31が計数するために設けられたカウンタである。
図10を参照して、RAM33に設けられる各種格納領域について説明する。RAM33の格納領域に格納される情報は、主制御回路711から副制御回路721にコマンドが送信されることにより、副制御回路721の所定の格納領域に格納される。
図10の(1)は、内部当籤役に係るデータが格納される内部当籤役格納領域を示す。ビット0は、チェリーに対応する格納領域である。ビット1は、ベルに対応する格納領域である。ビット2は、スイカに対応する格納領域である。ビット3は、リプレイに対応する格納領域である。ビット4は、BBに対応する格納領域である。ビット5〜7は、未使用の格納領域である。なお、表示役に係るデータが格納される表示役格納領域については図示を省略するが、この表示役格納領域は、内部当籤役格納領域と同様の構造を有している。
図10の(2)は、持越役に係るデータが格納される持越役格納領域を示す。ビット4は、BBに対応する格納領域である。ビット1〜3、及びビット5〜7は、未使用の格納領域である。
図10の(3)は、作動中フラグ格納領域を示す。ビット0は、RB作動中フラグに対応する格納領域である。ビット1は、エラー中フラグに対応する格納領域である。ビット2は、ドア開放中フラグに対応する格納領域である。ビット3は、打ち止め中フラグに対応する格納領域である。ビット4は、BB作動中フラグに対応する格納領域である。ビット5〜ビット7は、未使用の格納領域である。
ここで、エラー中フラグ及びドア開放中フラグについてより詳細に説明する。
エラー中フラグは、エラー状態であるか否かを判別するための情報である。エラー中フラグが1である場合は、エラー状態であり、0である場合は、エラー状態ではない(正常時である)。エラー中フラグが1に更新される条件は、エラー状態になることである。また、エラー中フラグが0に更新される条件は、エラー状態が解除されることである。
ここで、エラー状態とは、例えば、ホッパー67内に貯留されるメダルがなくなることにより、メダルの払い出しを行うことができない状態(いわゆる、ホッパーエラー)、メダル投入口22の内部に設けられた図示しないフォトセンサが正常にメダルの通過を検出することができない状態(いわゆる、セレクターエラー)、内部当籤役として決定されていない表示役が誤入賞してしまった状態(いわゆる、イリーガルヒットエラー)などの様々な状態をいう。なお、エラー状態である場合は遊技を行うことができない(遊技不能状態になる)。
エラー状態は、リセットスイッチ665からの信号、又はドア開閉用鍵型スイッチ130からの信号により解除される。より具体的には、遊技場の従業員が前面ドア2を開放した状態でリセットスイッチ665を押圧すること(第1のエラー状態解除操作)、又は遊技場の従業員が前面ドア2を閉鎖した状態でドア開閉用鍵型スイッチ130にドア開閉用キーを差し込み左方向に回動すること(第2のエラー状態解除操作)により、エラー状態が解除される。すなわち、リセットスイッチ665又はドア開閉用鍵型スイッチ130が第1のエラー状態解除操作又は第2のエラー状態解除操作(以下、総称して「エラー状態解除操作」という)を検知すると、エラー状態解除操作を検知した旨の情報が主制御回路711に出力され、エラー状態中フラグが0に更新される。したがって、リセットスイッチ665は、第1エラー状態解除操作検知手段として用いられ、ドア開閉用鍵型スイッチ130は、第2エラー状態解除操作検知手段として用いられる。
なお、エラー状態となると、主制御回路711は、表示部駆動回路61を介して情報表示部18にエラー状態の種別(例えば、HE(ホッパーエラー)など)を表示する。これにより、遊技場の従業員は、遊技機1におけるエラー状態の種別を容易に把握できる。
また、エラー状態となると、副制御回路721は、液晶表示部5にエラー状態である旨及びエラーの内容の報知を行う画像を表示するとともに、スピーカ9L,9Rからエラー状態である旨及びエラーの内容の報知を行う音声を出力する。これにより、遊技者又は遊技場の従業員は、エラー状態及びその内容を容易に把握できる。
ドア開放中フラグは、前面ドア2が開放されているか否かを判別するための情報である。ドア開放中フラグが1である場合は、前面ドア2が開放された状態であり、0である場合は、前面ドア2が閉鎖された状態である。ドア開放中フラグが1に更新される条件は、ドア開閉監視センサ56のドア開閉監視スイッチ561がオン(オンエッジ)となることである。ドア開放中フラグが0に更新される条件は、ドア開閉監視センサ56のドア開閉監視スイッチ561がオフ(オフエッジ)となることである。なお、前面ドア2が開放中であっても遊技を行うことができる。
ここで、前面ドア2が開放中である場合には、副制御回路721は、液晶表示部5に前面ドア2が開放中である旨の報知を行う画像を表示するとともに、スピーカ9L,9Rから前面ドア2が開放中である旨の報知を行う音声を出力する。これにより、遊技場の従業員は、前面ドア2が開放中であることを容易に把握できる。なお、前面ドア2が開放中であることを上述のエラー状態の一態様として構成することもできる。この場合、上述のエラー状態である旨の報知を行うとともに、エラーの内容として前面ドア2が開放中である旨の報知を行うこととしてもよい。また、前面ドア2が開放中である場合には、主制御回路711が、表示部駆動回路61を介して情報表示部18に前面ドア2が開放中である旨の情報を表示するようにしてもよい。
図10の(4)は、入力ポートの状態格納領域を示す。この状態格納領域には、前面ドア2の開閉についての情報が格納される。格納される情報は、CPU31の定期割込処理(後述の図17)において更新される。アドレス1には、前面ドア2の開閉についての現在の状態が格納される。アドレス2には、前面ドア2の開閉についての1割り込み前の状態が格納される。アドレス3には、オンエッジであるか否かについての情報が格納される。アドレス4には、オフエッジであるか否かについての情報が格納される。
ここで、オンエッジ又はオフエッジであるか否かについては、ドア開閉監視センサ56のドア開閉監視スイッチ561とスイッチ当接部57とが当接しているか否かにより判別される。すなわち、ドア開閉監視スイッチ561とスイッチ当接部57が当接していない場合は、オンエッジと判別され、ドア開閉監視スイッチ561とスイッチ当接部57が当接している場合は、オフエッジと判別される。言い換えると、前面ドア2が開放されている場合は、オンエッジと判別され、前面ドア2が閉鎖されている場合には、オフエッジと判別される。
このような格納領域を設けることにより、前面ドア2の開閉に係る情報を主制御回路711で管理することができる。特に、現在の状態(アドレス1)や1割り込み前(アドレス2)のような格納領域を設けることにより、前面ドア2の開閉に係る情報をリアルタイムで管理することができる。例えば、1割り込み前で前面ドア2が閉鎖しており、現在において前面ドア2が開放している場合には、前面ドア2が開放された瞬間である。また、例えば、1割り込み前で前面ドア2が開放しており、現在において前面ドア2が閉鎖している場合には、前面ドア2が閉鎖された瞬間である。
図11を参照して、主制御回路711から副制御回路721に送信される各種のコマンドについて説明する。
図11の(1)は、本実施例における遊技機1のコマンド一覧を示す。コマンド種別「01H」は、初期化コマンドを示すものであり、コマンド種別「02H」は、メダル投入コマンドを示すものであり、コマンド種別「03H」は、スタートコマンドを示すものであり、コマンド種別「04H」は、リール回転開始コマンドを示すものであり、コマンド種別「05H」は、リール停止コマンドを示すものであり、コマンド種別「06H」は、ロックコマンドを示すものであり、コマンド種別「07H」は、表示役コマンドを示すものであり、コマンド種別「08H」は、ボーナス開始コマンドを示すものであり、コマンド種別「09H」は、ボーナス終了コマンドを示すものであり、コマンド種別「0AH」は、エラーコマンドを示すものであり、コマンド種別「0BH」は、無操作コマンドを示すものである。
図11の(2)は、初期化コマンドの構成例を示す。図11の(2)に示すように、上記の各種のコマンドは、それぞれ1バイトデータから構成されるパラメータ1〜5、遊技状態、及びBCCから構成される。パラメータ1〜5の各ビットデータには、そのコマンドにおいて、副制御回路側に送信すべき情報がそれぞれ割り当てられている。ここで、例えば、初期化コマンドにおいては、パラメータ1のビット0に設定変更用スイッチ667がオンであるか否かの情報が割り当てられており、設定変更用スイッチ667がオンであれば、パラメータ1のビット0に「1」が格納され、設定変更用スイッチ667がオフであれば、パラメータ1のビット0に「0」が格納される。
また、例えば、初期化コマンドにおいては、パラメータ1のビット1及び2に設定変更中であるか、又は設定確認中であるかの情報が割り当てられており、設定変更中であれば、パラメータ1のビット1に「1」が格納され、設定確認中であれば、パラメータ1のビット2に「1」が格納される。ここで、設定変更中とは、遊技機1の電源投入時に、設定変更用スイッチ667がオンとされることにより、図13において後述する初期化処理において、設定値の変更が行われることを示すものであり、設定確認中とは、遊技機1の電源投入後の非遊技中であるときに、設定変更用スイッチ667がオンとされることにより、現在の設定値の確認が行われることを示すものである。
また、例えば、初期化コマンドにおいては、パラメータ2のビット0〜2に設定値の情報が割り当てられている。ここで、設定値が「1」である場合には、パラメータ2のビットデータとして「00000001」が格納され、設定値が「2」である場合には、パラメータ2のビットデータとして「00000010」が格納され、設定値が「3」である場合には、パラメータ2のビットデータとして「00000011」が格納され、設定値が「4」である場合には、パラメータ2のビットデータとして「00000100」が格納され、設定値が「5」である場合には、パラメータ2のビットデータとして「00000101」が格納され、設定値が「6」である場合には、パラメータ2のビットデータとして「00000110」が格納される。なお、本実施例においては、設定値が6段階ある場合について説明しているが、これに限られるものではなく、少なくとも複数の設定値が設定可能であればよい。
また、初期化コマンドを含む上述の各種コマンドにおいて、遊技状態のビット0〜7には、各種の遊技状態に関する情報(例えば、上述の作動中フラグ格納領域に格納されているフラグの情報)が割り当てられており、各種の遊技状態に関する情報が更新されたことを、副制御回路721側で認識可能となるように構成されている。また、BCCには、上述のパラメータ1〜5、及び遊技状態に格納された値に対して所定の演算(例えば、XOR演算)を行ったチェック用データが割り当てられており、送信されたコマンドが正常なコマンドであるか否かを、副制御回路721側で認識可能となるように構成されている。
図11の(3)は、エラーコマンドの構成例を示す。パラメータ1〜5、遊技状態、及びBCCの構成については上述の通りである。ここで、例えば、エラーコマンドにおいては、パラメータ1のビット0に上述のセレクターエラーが発生しているか否かの情報が割り当てられており、セレクターエラーが発生していれば、パラメータ1のビット0に「1」が格納され、セレクターエラーが発生していなければ、パラメータ1のビット0に「0」が格納される。
また、例えば、エラーコマンドにおいては、パラメータ1のビット1に上述のホッパーエラーが発生しているか否かの情報が割り当てられており、ホッパーエラーが発生していれば、パラメータ1のビット1に「1」が格納され、ホッパーエラーが発生していなければ、パラメータ1のビット1に「0」が格納される。また、例えば、パラメータ1のビット2に上述のイリーガルヒットエラーが発生しているか否かの情報が割り当てられており、イリーガルヒットエラーが発生していれば、パラメータ1のビット2に「1」が格納され、イリーガルヒットエラーが発生していなければ、パラメータ1のビット2に「0」が格納される。
また、例えば、エラーコマンドにおいては、パラメータ1のビット7に前面ドア2が開放中であるか、又は閉鎖中であるかの情報(ドア開放中エラー)が割り当てられており、前面ドア2が開放中であれば、パラメータ1のビット7に「1」が格納され、前面ドア2が閉鎖中であれば、パラメータ1のビット7に「0」が格納される。すなわち、上述のセレクターエラー、ホッパーエラー、イリーガルヒットエラー、ドア開放中エラーは、エラーコマンドに基づいて、副制御回路721側で検知可能な、所定のエラー状態を構成する。
次に、図11の(1)に示した各種のコマンドの送信タイミング及び送信内容について説明する。
初期化コマンドは、後述する初期化処理(図13参照)において登録され、後述するコマンド送信処理(図19参照)において送信される。また、初期化コマンドは、非遊技中(例えば、遊技可能であるが、メダルの投入が行われず、未だ遊技が行われていない場合)に、設定変更用スイッチ667がオンとなった場合にも登録され、後述するコマンド送信処理(図19参照)において送信される。送信内容は上述の通りである。
メダル投入コマンドは、後述するメダル受付・スタートチェック処理(図12のステップS4参照)において、メダルが投入(自動投入含む)されたことに基づいて登録され、後述するコマンド送信処理(図19参照)において送信される。メダル投入コマンドにおいては、そのパラメータ1〜5に、メダルの投入枚数やクレジット数を示す情報が割り当てられている。
スタートコマンドは、後述する図12のステップS8において登録され、後述するコマンド送信処理(図19参照)において送信される。スタートコマンドにおいては、そのパラメータ1〜5に、内部抽籤処理(図14参照)により決定された内部当籤役の種別や上述のボーナス終了枚数カウンタの値を示す情報が割り当てられている。なお、スタートコマンドにおいては、作動中フラグ(図10の(3)参照)とは別に、遊技状態の種別(例えば、BB中であることを示すBB遊技状態、RB中であることを示すRB遊技状態、及びその他の遊技状態)を登録することとしてもよい。
リール回転開始コマンドは、後述する図12のステップS9において登録され、後述するコマンド送信処理(図19参照)において送信される。リール回転開始コマンドにおいては、そのパラメータ1〜5に格納される情報が割り当てられておらず、コマンド種別のみが送信されることとなる。
リール停止コマンドは、後述するリール停止制御処理(図12のステップS10参照)において、停止ボタン7L,7C,7Rに対する停止操作が行われたことに基づいて登録され、後述するコマンド送信処理(図19参照)において送信される。リール停止コマンドにおいては、そのパラメータ1〜5に、停止するリールの種別(リール3L,3C,3Rのいずれが停止するか)や停止位置(停止するリールについていずれの図柄位置で停止するか)を示す情報が割り当てられている。
ロックコマンドは、例えば、主制御回路711の制御により、全リール3L,3C,3Rの回転開始時に、あるいはリール3L,3C,3Rのうちの少なくとも1のリールの停止時に、遊技操作(例えば、停止ボタン7L,7C,7Rに対する停止操作)を所定時間無効とするロック演出を実行する場合に、そのロック演出の実行に基づいて登録され、後述するコマンド送信処理(図19参照)において送信される。ロックコマンドにおいては、そのパラメータ1〜5に、ロックの有無やロックの種別を示す情報が割り当てられている。
表示役コマンドは、後述する図12のステップS12において登録され、後述するコマンド送信処理(図19参照)において送信される。表示役コマンドにおいては、そのパラメータ1〜5に、表示役の種別や表示役が小役(例えば、チェリー、ベル、スイカ)である場合のメダルの払出枚数を示す情報が割り当てられている。
ボーナス開始コマンドは、後述するボーナス作動チェック処理(図16参照)において登録され、後述するコマンド送信処理(図19参照)において送信される。ボーナス開始コマンドにおいては、そのパラメータ1〜5に、ボーナスが開始した旨や開始したボーナスの種別を示す情報が割り当てられている。
ボーナス終了コマンドは、後述するボーナス終了チェック処理(図15参照)において登録され、後述するコマンド送信処理(図19参照)において送信される。ボーナス終了コマンドにおいては、そのパラメータ1〜5に、ボーナスが終了した旨や終了したボーナスの種別を示す情報が割り当てられている。
無操作コマンドは、後述するコマンド送信処理(図19参照)に登録され、送信される。無操作コマンドにおいては、そのパラメータ1〜5に、主制御回路711により制御される各種のスイッチ等がオンであるか否かの情報が割り当てられている。例えば、スタートスイッチ6S、停止スイッチ7LS,7CS,7RS、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13、C/Pスイッチ14、メダルセンサ22S、電源メインスイッチ663、リセットスイッチ665、設定変更用スイッチ667、ドア開閉用鍵型スイッチ130のそれぞれについて、1ビットずつの領域が割り当てられ、いずれかのスイッチ等がオンであれば、該当する領域に「1」が格納され、いずれかのスイッチ等がオンでなければ、該当する領域に「0」が格納される。この無操作コマンドによって、副制御回路721では、主制御回路711により制御される各種のスイッチ等の動作確認を行い、また、遊技中の遊技の進行に関連しない遊技者の操作(例えば、リール回転中のスタートレバー6への操作)に応じて演出内容を切り替えることが可能となる。
図12〜図19に示すフローチャートを参照して、主制御回路711の動作について説明する。
図12を参照して、メインCPU(すなわち、CPU31)が実行する主たる処理を示したメインフローチャートについて説明する。
電源が投入されると、CPU31は、後述の図13を参照して説明する初期化処理を行い(ステップS1)、ステップS2に移る。この処理では、CPU31は、RAM33が正常か否かのチェックや入出力ポートの初期化などを行う。
ステップS2では、CPU31は、指定されたアドレス以下の格納領域をクリアし、ステップS3に移る。具体的には、CPU31は、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去・移動、RAM33の書き込みエリアへの次のゲームに必要なパラメータの書き込み、次のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定などを行う。ステップS3では、ボーナス作動監視処理を行い、ステップS4に移る。この処理では、CPU31は、BB作動中フラグに基づいてRB遊技状態の作動を開始する。
ステップS4では、メダル受付・スタートチェック処理を行い、ステップS5に移る。この処理では、CPU31は、投入枚数に基づいて開始操作(スタートレバー6への操作)が可能であるか否かを判別し、可能であると判別した場合には、開始操作を受け付けて遊技を開始する。ステップS5では、乱数値を抽出し、乱数値格納領域に格納し、ステップS6に移る。このステップS5の処理で抽出された乱数値は、内部抽籤処理(後述の図14)において使用される。
ステップS6では、遊技状態監視処理を行い、ステップS7に移る。この処理では、遊技状態移行条件が満たされているか否かを判別し、遊技状態移行条件が満たされていると判別される場合には遊技状態を移行し、遊技状態移行条件が満たされていると判別されない場合には現在の遊技状態を維持する処理が行われる。
ステップS7では、後述の図14を参照して説明する内部抽籤処理を行い、ステップS8に移る。この処理では、CPU31は、内部当籤役を決定する。ステップS8では、スタートコマンドの登録を行い、ステップS9に移る。このスタートコマンドには、上述の各種の情報が含まれる。
ステップS9では、全リール3L,3C,3Rの回転開始を要求し、ステップS10に移る。ステップS10では、リール停止制御処理を行い、ステップS11に移る。この処理では、CPU31は、遊技者の停止操作(停止ボタン7L,7C,7Rへの操作)に応じて、リール3L,3C,3Rの回転の停止に係る命令を実行する。ステップS11では、図柄組合せテーブル(図8)を参照して、有効ラインに沿って表示される図柄の組合せに基づいて表示役、払出枚数などを決定し、ステップS12に移る。
ステップS12では、表示役コマンドを登録し、ステップS13に移る。この表示役コマンドには、上述の各種の情報が含まれる。ステップS13では、ステップS11の処理において決定されるメダルの払出枚数に基づいてメダルを払出し、ステップS14に移る。
ステップS14では、ステップS11の処理において決定されるメダルの払出枚数に基づいてボーナス終了枚数カウンタを更新し、ステップS15に移る。ステップS15では、BB作動中フラグがオンであるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS16に移り、NOのときはステップS17に移る。
ステップS16では、後で図15を参照して説明するボーナス終了チェック処理を行い、ステップS17に移る。ステップS17では、後で図16を参照して説明するボーナス作動チェック処理を行い、ステップS2に移る。
図13を参照して、初期化処理について説明する。
初めに、CPU31は、全出力ポートの初期化を行い(ステップS101)、ステップS102に移る。例えば、BETランプ9a,9b,9cの点灯、情報表示部18の表示、外部集中端子板59の各端子の出力を初期化する。
ステップS102では、パワーダウンエラーであるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS101に移り、NOのときは、ステップS103に移る。なお、パワーダウンエラーは、電源ユニット661に何らかの異常が発生し、電源がオフとなったか否かを判別するための情報であり、パワーダウンエラーでないときには、電源メインスイッチ663が操作されたことにより、正常に電源がオフとなったことが判別される。
ステップS103では、CPUの初期化を行い、ステップS104に移る。例えば、CPU31のコマンドレジスタを初期化する。ステップS104では、RAMエラーであるか否かを判別する。この判別がYESのときは、CPU31による制御を停止し、NOのときは、ステップS105に移る。なお、RAMエラーは、RAM33に何らかの異常が発生し、正常に読み書きができなくなったか否かを判別するための情報であり、RAMエラーでないときは、RAM33が正常に読み書きできることが判別される。
ステップS105では、設定変更用スイッチがオンであるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS106に移り、NOのときは、ステップS110に移る。例えば、遊技機1の電源投入時に、設定変更用スイッチ667がオンとなっているか否かを判別する。
ステップS106では、初期化コマンド(設定変更中)を登録し、ステップS107に移る。例えば、初期化コマンドのパラメータ1のビット0及びビット1に「1」が格納された初期化コマンド(図11の(2)参照)を登録する。ステップS107では、リセットスイッチによる設定値(1〜6)の設定を受け付け、ステップS108に移る。例えば、設定変更用スイッチ667がオンであるときに、リセットスイッチ665が押圧操作されると、現在の設定値から1加算された設定値が設定可能となる。なお、現在の設定値が「6」である場合に、リセットスイッチ665が押圧操作されると、設定値が「1」に更新される。
ステップS108では、スタートスイッチが操作されたか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS109に移り、NOのときは、ステップS107に移る。例えば、スタートレバー6が操作され、スタートスイッチ6Sがオンとなると、ステップS107において設定された設定値が確定されるため、設定値が確定したか否かを判別する。
ステップS109では、設定変更用スイッチがオフであるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS113に移り、NOのときは、このステップS109を繰り返す。例えば、設定値が確定し、設定変更用スイッチ667がオフとなったか否かを判別する。
ステップS110では、バックアップが正常であるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS111に移り、NOのときは、ステップS112に移る。例えば、電源切断時にバックアップされた各種のデータ(図10参照)と、電源復帰時に格納されている各種のデータ(図10参照)とを照合し、一致すれば、バックアップが正常であると判別し、一致しなければ、バックアップが正常でないと判別する。
ステップS111では、電源切断時の状態に復帰させ、図12のステップS2に移る。例えば、電源切断時に、BB作動中フラグ及びRB作動中フラグ(図10の(3)参照)がオンであれば、電源復帰時においてもオンとすることで、RB遊技状態により継続して遊技が行えるように遊技機1の状態を復帰させる。
ステップS112では、設定値として初期値(1)を設定し、ステップS113の処理に移る。すなわち、バックアップが正常でない場合には、設定値として、遊技者にとって有利な度合いが最も低い「1」を設定することにより、電源切断による不正行為を防止することとしている。
ステップS113では、初期化コマンド(設定変更終了)を登録し、ステップS114に移る。例えば、初期化コマンドのパラメータ1の全てのビットに「0」が格納され、パラメータ2のビット0〜2に設定値の情報が格納された初期化コマンド(図11の(2)参照)を登録する。ステップS114では、全格納領域をクリアし、ステップS115に移る。例えば、RAM33の書き込み可能エリアの全データを消去(初期化)する。
ステップS115では、各設定情報を格納し、ステップS116の処理に移る。例えば、上述の確定した設定値の情報をRAM33の指定領域に格納する。ステップS116では、通信データを初期化し、図12のステップS2に移る。例えば、登録されているコマンドに関する一時記憶領域(バッファ)等を初期化する。
図14を参照して、内部抽籤処理について説明する。
初めに、CPU31は、内部抽籤テーブル決定テーブル(図5)に基づいて内部抽籤テーブルの種別と抽籤回数とを決定し(ステップS21)、ステップS22に移る。例えば、遊技状態が一般遊技状態である場合は、一般遊技状態用内部抽籤テーブル(図6の(1)又は(2))が選択され、抽籤回数として「5」が決定される。
ステップS22では、持越役格納領域の値が「0」であるか否かを判別する。この判別がYESのとき(持越役がないとき)は、ステップS24に移り、NOのとき(持越役があるとき)はステップS23に移る。ステップS23では、抽籤回数を4に変更し、ステップS24に移る。
ステップS24では、抽籤回数を当籤番号としてセットし、ステップS25に移る。ステップS25では、格納されている乱数値と、当籤番号、設定値及び投入枚数に応じた下限値及び上限値とを比較し、ステップS26に移る。
ステップS26では、乱数値が下限値以上で、且つ上限値以下であるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS27に移り、NOのときは、ステップS31に移る。ステップS27では、内部当籤役決定テーブル(図7)を参照し、当籤番号に基づいて内部当籤役を決定し、ステップS28に移る。
ステップS28では、内部当籤役がBBであるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS29に移り、NOのときは、ステップS30に移る。ステップS29では、持越役格納領域に格納し、ステップS30に移る。ステップS30では、当籤番号を内部当籤役格納領域に格納し、ステップS31に移る。
ステップS31では、抽籤回数を1減算し、ステップS32に移る。ステップS32では、抽籤回数が0であるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS33に移り、NOのときは、ステップS24に移る。ステップS33では、内部当籤役格納領域と持越役格納領域の論理和を内部当籤役格納領域に格納し、図12のステップS8に移る。
図15を参照して、ボーナス終了チェック処理について説明する。
初めに、CPU31は、入賞が成立したか否かを判別する(ステップS41)。この判別がYESのときは、ステップS42に移り、NOのときは、ステップS47に移る。ステップS42では、ボーナス終了枚数カウンタの値が0であるか否かを判別する。この判別がYESのときはステップS43に移り、NOのときは、ステップS45に移る。
ステップS43では、BB終了時処理を行い、ステップS44に移る。BB終了時処理では、CPU31は、BB作動中フラグ、ボーナス終了枚数カウンタのクリアを行う。ステップS44では、ボーナス終了コマンドを登録し、図12のステップS17に移る。このボーナス終了コマンドには、上述の各種の情報が含まれる。
ステップS45では、入賞可能回数カウンタの値を「1」減算し、ステップS46に移る。ステップS46では、入賞可能回数カウンタの値が「0」であるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS49に移り、NOのときは、ステップS47に移る。
ステップS47では、遊技可能回数カウンタの値を「1」減算し、ステップS48に移る。ステップS48では、遊技可能回数カウンタの値が「0」であるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS49に移り、NOのときは、図11のステップS17に移る。ステップS49では、RB終了時処理を行い、図12のステップS17に移る。RB終了時処理では、CPU31は、RB作動中フラグ、入賞可能回数カウンタ、及び遊技可能回数カウンタのクリアを行う。
図16を参照して、ボーナス作動チェック処理について説明する。
初めに、CPU31は、表示役がBBであるか否かを判別する(ステップS51)。この判別がYESのときは、ステップS52に移り、NOのときは、図12のステップS2に移る。ステップS52では、ボーナス作動時テーブル(図9)に基づいてBB作動時処理を行い、ステップS53に移る。このBB作動時処理では、BB作動中フラグをオンに更新し、ボーナス終了枚数カウンタに所定の値(345)をセットする。
ステップS53では、持越役格納領域をクリアし、ステップS54に移る。ステップS54では、ボーナス開始コマンドを登録し、図12のステップS2に移る。このボーナス開始コマンドには、上述の各種の情報が含まれる。
図17を参照して、メインCPU(CPU31)の制御による割込処理について説明する。この割込処理は、1.1172msごとに行われる定期割込処理である。
初めに、CPU31は、レジスタの退避を行い(ステップS61)、ステップS62に移る。この処理では、例えば、CPU31のレジスタを退避させる。ステップS62では、リール制御処理を行い、ステップS63に移る。この処理では、制御対象のリールを示す情報をリール識別子として設定し、そのリールの駆動を制御する。
ステップS63では、入力ポートチェック処理を行い、ステップS64に移る。この処理では、例えば、主制御回路711により制御される各種のスイッチ等がオンであるか否かをチェックし、チェックの結果に基づいて、RAM33の入力ポートの状態格納領域(図10の(4))の各アドレスを更新する。例えば、アドレス1には、ドア開閉監視センサ56からの信号に対応する情報を格納し、アドレス2には、1割り込み前のアドレス1に格納されていた情報を格納する。ステップS64では、後述の図18を参照して説明するドア開閉チェック処理を行い、ステップS65に移る。この処理では、ドア開閉監視センサ56からの信号に基づいて、前面ドア2の開閉状態をチェックする。
ステップS65では、ランプ・7SEG駆動処理を行い、ステップS66に移る。ステップS66では、後述の図19を参照して説明するコマンド送信処理を行い、ステップS67に移る。この処理では、登録されている各種のコマンドを副制御回路721に送信する。ステップS67では、レジスタの復帰を行い、定期割込処理を終了する。この処理では、例えば、CPU31のレジスタを復帰させる。
図18を参照して、ドア開閉チェック処理について説明する。
初めに、CPU31は、ドア開閉監視スイッチがオンであるか否かを判別する(ステップS71)。この判別がYESのときは、ステップS72に移り、NOのときは、ステップS75に移る。具体的には、例えば、ドア開閉監視スイッチ561とスイッチ当接部57とが当接していない場合(前面ドア2が開放されている場合)には、オンであると判別され、ドア開閉監視スイッチ561とスイッチ当接部57とが当接している場合(前面ドア2が閉鎖されている場合)には、オフであると判別される。
ステップS72では、ドア開放中フラグがオンであるか否かを判別する。この判別がYESのときは、図17のステップS65に移り、NOのときは、ステップS73に移る。ステップS73では、ドア開放中フラグ(図10の(3)参照)をオンにし、ステップS74に移る。すなわち、CPU31は、今回のドア開閉チェック処理において、ドア開閉監視スイッチ561がオンである場合に、前面ドア2の開放時であるか否かを判断し、前面ドア2の開放時である場合には、ドア開放中フラグをオンとすることで、次回のドア開閉チェック処理において、前面ドア2が開放中であることを判別することができる。
なお、ドア開放中フラグに替えて、あるいはこれとともに、入力ポートの状態格納領域(図10の(4)参照)に格納されているデータを参照することで、ドアの開放時であるか否かを判別することとしてもよい。例えば、アドレス1に格納されている情報が前面ドア2の開放に対応する情報であり、アドレス2に格納されている情報が前面ドア2の閉鎖に対応する情報である場合には、前面ドア2の開放時であると判別することができ、アドレス1及びアドレス2に格納されている情報が前面ドア2の開放に対応する情報である場合には、前面ドア2が開放中であると判別することができる。
ステップS74では、エラーコマンド(ドア開放中)を登録し、図17のステップS65に移る。例えば、エラーコマンドのパラメータ1のビット7に「1」が格納されたエラーコマンド(図11の(3)参照)を登録する。
ステップS75では、ドア開放中フラグがオンであるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS76に移り、NOのときは、図17のステップS65に移る。ステップS76では、ドア開放中フラグ(図10の(3)参照)をオフにし、ステップS77に移る。すなわち、CPU31は、今回のドア開閉チェック処理において、ドア開閉監視スイッチ561がオフである場合に、前面ドア2の閉鎖時であるか否かを判断し、前面ドア2の閉鎖時である場合には、ドア開放中フラグをオフとすることで、次回のドア開閉チェック処理において、前面ドア2が閉鎖中であることを判別することができる。
なお、ドア開放中フラグに替えて、あるいはこれとともに、入力ポートの状態格納領域(図10の(4)参照)に格納されているデータを参照することで、ドアの閉鎖時であるか否かを判別することとしてもよい。例えば、アドレス1に格納されている情報が前面ドア2の閉鎖に対応する情報であり、アドレス2に格納されている情報が前面ドア2の開放に対応する情報である場合には、前面ドア2の閉鎖時であると判別することができ、アドレス1及びアドレス2に格納されている情報が前面ドア2の閉鎖に対応する情報である場合には、前面ドア2が閉鎖中であると判別することができる。
ステップS77では、エラーコマンド(ドア閉鎖)を登録し、図17のステップS65に移る。例えば、エラーコマンドのパラメータ1のビット7に「0」が格納されたエラーコマンド(図11の(3)参照)を登録する。
なお、図示は省略しているが、上述のエラー状態が発生し、あるいは、上述のドア開閉監視スイッチ561がオンとなると、外部集中端子板59のカウントリレーが励磁され、外部集中端子板59を介して、ホールコンピュータ300に対して、上述のエラー中フラグ及びドア開放中フラグなどと同様の情報が出力される。このカウントリレーは、上述のエラー状態を解除し、あるいは、上述のドア開閉監視スイッチ561がオフとなるまで励磁される。
このように、上述のエラー状態が発生し、あるいは、上述のドア開閉監視スイッチ561がオンとなると、外部集中端子板59のカウントリレーが励磁され、ホールコンピュータ300に遊技機1におけるエラー中フラグ及びドア開放中フラグなどと同様の情報が出力される。これにより、ホールコンピュータ300では、不正行為を目的として前面ドア2が開放されたか、エラーの解除を目的として前面ドア2が開放されたかを直ちに識別できる。すなわち、ホールコンピュータ300に送信された情報が、エラー状態の発生を示すものであり、かつドア開放中であることを示すものである場合は、エラーの解除を目的として前面ドア2が開放された場合である。一方、ホールコンピュータ300に送信された情報が、エラー状態の発生を示さないものであるが、ドア開放中であることを示すものである場合は、エラー状態の解除を目的として前面ドア2が開放された場合ではないため、不正行為を目的として前面ドア2が開放された可能性が高いことを把握できる。
図19を参照して、コマンド送信処理について説明する。
初めに、CPU31は、登録されているコマンドはあるか否かを判別する(ステップS81)。この判別がYESのときは、ステップS83に移り、NOのときは、ステップS82に移る。ステップS82では、上述の無操作コマンドを生成し、登録して、ステップS83に移る。ステップS83では、登録されているコマンドを副制御回路721に送信し、ステップS84に移る。
ステップS84では、コマンドの送信が完了したか否かを判別する。この判別がYESのときは、図17のステップS67に移り、NOのときは、このステップS84を繰り返す。すなわち、コマンドの送信が完了するまで処理を待機する。
図20〜図24に示すフローチャートを参照して、副制御回路721の動作について説明する。
図20を参照して、サブCPUが実行する主たる処理を示したサブCPUの制御による起動処理について説明する。
初めに、サブCPUは、遊技機1の電源が投入されたことに基づいて、初期化処理を行い(ステップS201)、ステップS202に移る。例えば、サブCPUは、サブRAMの指定されたアドレスの格納領域をクリアする。
ステップS202では、サブCPUは、メインタスクを起動し、ステップS203に移る。このメインタスクが起動されると、例えば、液晶表示部5に画像を表示するための垂直同期信号やアプリケーションプログラミングインタフェース(API)の初期化等が行われる。
ステップS203では、サブCPUは、ランプ制御タスクを起動し、ステップS204に移る。このランプ制御タスクが起動されると、例えば、後述の図18を参照して説明するコマンド受信時処理においてセットされる報知データ(以下、「演出データ」ともいう)に応じて登録されたランプデータ(LED類101やランプ類102の発光態様を制御するためのデータ)に基づいて、LED類101やランプ類102の発光態様が制御される。
ステップS204では、サブCPUは、サウンド制御タスクを起動し、ステップS205に移る。このサウンド制御タスクが起動されると、例えば、後述の図18を参照して説明するコマンド受信時処理においてセットされる報知データに応じて登録されたサウンドデータ(スピーカ9L,9Rからの音の出力を制御するためのデータ)に基づいて、スピーカ9L,9Rからの音の出力が制御される。
ステップS205では、サブCPUは、主基板通信タスクを起動し、ステップ206に移る。この主基板通信タスクが起動されると、主制御回路711から各種のコマンドが送信されたか否か、あるいは、送信されたコマンドが正常であるか否かが監視され、正常なコマンドを受信したことに基づいて、報知データの決定、報知の開始・終了等が制御される。
ステップS206では、サブCPUは、アニメタスクを起動し、ステップS207に移る。このアニメタスクが起動されると、例えば、後述の図18を参照して説明するコマンド受信時処理においてセットされる報知データに応じて登録されたアニメーションデータ(液晶表示部5での画像(特に、動画)を表示するためのデータ)に基づいて、液晶表示部5での画像の表示が制御される。
ステップS207では、サブCPUは、RTC制御タスクを起動し、サブCPUの制御による起動処理を終了する。このRTC制御タスクが起動されると、上述のRTC回路によって取得された時刻情報が正常な情報であるか否かが監視され、正常な情報を取得していることに基づいて、後述の図23を参照して説明する設定変更中・確認中処理や、後述の図24を参照して説明するドア開放中処理が行われることが許可される。
図21を参照して、主基板通信タスクについて説明する。
初めに、サブCPUは、受信コマンドのチェックを行い(ステップS211)、ステップS212に移る。例えば、サブCPUは、新たに受信したコマンドがあるか否かを判別する。なお、図示は省略するが、新たに受信したコマンドがない場合には、このステップS211を繰り返す。主基板通信タスクは、例えば、4msごとの定期割込処理とし、割込ごとに新たに受信コマンドがあるか否かをチェックすることとしてもよく、コマンドを受信したことに基づいて、処理を行うこととしてもよい。
ステップS212では、受信したコマンドの種別を抽出し、ステップS213に移る。例えば、受信したコマンドの種別が、「01H」〜「0BH」のいずれのコマンドであるかを、受信したコマンドのヘッダ情報等から抽出する。ステップS213では、受信したコマンドが無操作コマンドであるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS215に移り、NOのときは、ステップS214に移る。
ステップS214では、受信したコマンドが、前回とは異なる種別のコマンドであるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS215に移り、NOのときは、ステップS211に移る。このステップS214により、無操作コマンド以外のコマンドが重複して送信された場合には、ステップS215〜217の処理が重複して行われないこととしている。ステップS215では、後述の図22を参照して説明するコマンド受信時処理を行い、ステップS216に移る。
ステップS216では、アニメーションデータを登録し、ステップS217に移る。ステップS217では、ランプデータ及びサウンドデータを登録し、ステップS211に移る。このように、サブCPUは、ステップS215のコマンド受信時処理において、決定された報知データに応じたアニメーションデータ、ランプデータ及びサウンドデータを登録し、上述のアニメタスク、ランプ制御タスク及びサウンド制御タスクによって登録された各データに基づく報知の実行が制御されることとなる。
図22を参照して、コマンド受信時処理について説明する。
初めに、サブCPUは、初期化コマンドの受信時であり、かつ、設定変更用スイッチ(設定変更用スイッチ667)がオンであるか否かを判別する(ステップS221)。すなわち、初期化コマンドのパラメータ1のビット0に「1」が格納された初期化コマンドの受信時であるか否かを判別する。この判別がYESのときは、後述の図23を参照して説明する設定変更中・確認中処理を行い(ステップS222)、図21のステップS216に移る。NOのときは、ステップS223に移る。なお、初期化コマンドの受信時であり、かつ、設定変更用スイッチ667がオンである場合には、上述の設定変更中及び設定確認中のいずれの場合も含む。
ステップS223では、初期化コマンドの受信時であり、かつ、設定変更用スイッチ(設定変更用スイッチ667)がオフであるか否かを判別する。すなわち、初期化コマンドのパラメータ1のビット0に「0」が格納された初期化コマンドの受信時であるか否かを判別する。この判別がYESのときは、設定変更終了・確認終了時処理を行い(ステップS224)、図21のステップS216に移る。NOのときは、ステップS225に移る。
ステップS224では、後述のホールメニュー起動処理(図23参照)によって起動されたホールメニュー(図25参照)を終了し、また、後述の第1報知データ又は第2報知データ(図23参照)をクリアし、第1報知データ又は第2報知データに基づく報知を終了させる。
ステップS225では、エラーコマンド(ドア開放中)の受信時であるか否かを判別する。すなわち、エラーコマンドのパラメータ1のビット7に「1」が格納されたエラーコマンドの受信時であるか否かを判別する。この判別がYESのときは、後述の図24を参照して説明するドア開放中処理を行い(ステップS226)、図21のステップS216に移る。NOのときは、ステップS227に移る。
ステップS227では、エラーコマンド(ドア閉鎖)の受信時であるか否かを判別する。すなわち、エラーコマンドのパラメータ1のビット7に「0」が格納されたエラーコマンドの受信時であるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ドア閉鎖時処理を行い(ステップS228)、図21のステップS216に移る。NOのときは、ステップS229に移る。
ステップS228では、後述の第3報知データ又は第4報知データ(図24参照)をクリアし、第3報知データ又は第4報知データに基づく報知を終了させる。
ステップS229では、その他コマンド受信時処理を行い、図21のステップS216に移る。例えば、メダル投入コマンドの受信に基づいて、メダルの投入枚数やクレジット数を表示し、あるいは、メダル投入時の演出の切り替えを行い、スタートコマンドの受信に基づいて、内部当籤役や遊技状態に基づいて演出データを決定し、あるいは、遊技者にとって有利となる停止操作の手順(例えば、狙うべき図柄の種類や停止操作の順序)を報知するための報知データを決定し、リール回転開始コマンドの受信に基づいて、リールの回転開始と同期する演出の実行を開始する。
また、例えば、リール停止コマンドの受信に基づいて、遊技者の停止操作に連動する演出を実行し、ロックコマンドの受信に基づいて、メインCPU(CPU31)の制御によるロック演出に連動する演出を実行し、表示役コマンドの受信に基づいて、表示役の種別に応じた演出を実行し、ボーナス開始コマンドの受信に基づいて、ボーナス開始時の演出を実行し、ボーナス終了コマンドの受信に基づいて、ボーナス終了時の演出を実行する。
図23を参照して、設定変更中・確認中処理について説明する。
初めに、サブCPUは、ホールメニュー起動処理を行い(ステップS231)、ステップS232に移る。例えば、後述の図25に示すようなホールメニュー画面を起動させる。
ステップS232では、営業時間が設定されているか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS234に移る。NOのときは、営業時間の初期値(例えば、開店時刻として「10時00分00秒」、閉店時刻として「22時59分59秒」)をセットし、ステップS234に移る。すなわち、サブCPUは、ホールメニュー画面の営業時間設定(後述の図25参照)において、すでにその遊技場の営業時間が設定されているかを判別し、設定されていない場合には、初期値としての営業時間をセットする。
ステップS234では、設定変更中であるか否かを判別する。すなわち、初期化コマンドのパラメータ1のビット1に「1」が格納されているか(設定変更中であるか)、初期化コマンドのパラメータ1のビット2に「1」が格納されているか(設定確認中であるか)を判別する。この判別がYESのとき(設定変更中であるとき)は、ステップS235に移る。NOのとき(設定確認中であるとき)は、この設定変更中・確認中処理を終了する。
ステップS235では、営業時間の範囲内であるか否かを判別する。すなわち、設定変更操作が、設定された営業時間中に行われているか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS236に移る。NOのときは、ステップS238に移る。
ステップS236では、設定変更中を示す第2報知データをセットし、ステップS237に移る。ステップS237では、セットされた第2報知データに基づいて、ボリュームを最大値(例えば、5段階中で最も音量が大きい値である「5」)に設定し、この設定変更中・確認中処理を終了する。なお、第2報知データがセットされると、液晶表示部5においては、設定変更中であることを示す画像が表示され、スピーカ9L,9Rにおいては、設定変更中であることを示す警告音である所定音が第2の音量(例えば、5段階中で最も音量が大きい値である「5」のボリューム)で出力され、LED類101及びランプ類102においては、設定変更中であることを示す発光態様で点滅が行われる。
ステップS238では、設定変更中を示す第1報知データをセットし、ステップS239に移る。ステップS239では、セットされた第1報知データに基づいて、ボリュームを最小値(例えば、5段階中で最も音量が小さい値である「1」)に設定し、この設定変更中・確認中処理を終了する。なお、第1報知データがセットされると、液晶表示部5においては、設定変更中であることを示す画像が表示され、スピーカ9L,9Rにおいては、設定変更中であることを示す警告音である所定音が第2の音量よりも小さい第1の音量(例えば、5段階中で最も音量が小さい値である「1」のボリューム)で出力され、LED類101及びランプ類102においては、設定変更中であることを示す発光態様で点滅が行われる。
なお、本実施例では、設定変更中であり、かつ、営業時間の範囲内である場合には、第2報知データを決定し、設定変更中であり、かつ、営業時間の範囲外である場合には、第1報知データを決定し、決定された報知データの種別に応じて、スピーカ9L,9Rが所定音を出力する音量を設定することとしているが、これに限られるものではなく、例えば、ともに共通する報知データを決定し、音量の設定に関してのみ、第2の音量又は第1の音量を設定することとしてもよく、第2報知データ又は第1報知データに音量の情報を含ませておき、この音量の情報に基づいて所定音が出力されることとしてもよい。
図24を参照して、ドア開放中処理について説明する。
初めに、サブCPUは、営業時間が設定されているか否かを判別する(ステップS241)。この判別がYESのときは、ステップS243に移る。NOのときは、営業時間の初期値(例えば、開店時刻として「10時00分00秒」、閉店時刻として「22時59分59秒」)をセットし、ステップS243に移る。すなわち、サブCPUは、ホールメニュー画面の営業時間設定(後述の図25参照)において、すでにその遊技場の営業時間が設定されているかを判別し、設定されていない場合には、初期値としての営業時間をセットする。
ステップS243では、営業時間の範囲内であるか否かを判別する。すなわち、前面ドア2の開放が設定された営業時間中に行われているか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS244に移る。NOのときは、ステップS246に移る。
ステップS244では、ドア開放中を示す第4報知データをセットし、ステップS245に移る。ステップS245では、セットされた第4報知データに基づいて、ボリュームを最大値(例えば、5段階中で最も音量が大きい値である「5」)に設定し、このドア開放中処理を終了する。なお、第4報知データがセットされると、液晶表示部5においては、ドア開放中であることを示す画像が表示され、スピーカ9L,9Rにおいては、ドア開放中であることを示す警告音である特定音が第2の音量(例えば、5段階中で最も音量が大きい値である「5」のボリューム)で出力され、LED類101及びランプ類102においては、ドア開放中であることを示す発光態様で点滅が行われる。
ステップS246では、ドア開放中を示す第3報知データをセットし、ステップS247に移る。ステップS246では、セットされた第3報知データに基づいて、ボリュームを最小値(例えば、5段階中で最も音量が小さい値である「1」)に設定し、このドア開放中処理を終了する。なお、第3報知データがセットされると、液晶表示部5においては、ドア開放中であることを示す画像が表示され、スピーカ9L,9Rにおいては、ドア開放中であることを示す警告音である特定音が第2の音量よりも小さい第1の音量(例えば、5段階中で最も音量が小さい値である「1」のボリューム)で出力され、LED類101及びランプ類102においては、ドア開放中であることを示す発光態様で点滅が行われる。
なお、本実施例では、ドア開放中であり、かつ、営業時間の範囲内である場合には、第4報知データを決定し、ドア開放中であり、かつ、営業時間の範囲外である場合には、第3報知データを決定し、決定された報知データの種別に応じて、スピーカ9L,9Rが特定音を出力する音量を設定することとしているが、これに限られるものではなく、例えば、ともに共通する報知データを決定し、音量の設定に関してのみ、第2の音量又は第1の音量を設定することとしてもよく、第4報知データ又は第3報知データに音量の情報を含ませておき、この音量の情報に基づいて特定音が出力されることとしてもよい。
図25を参照して、ホールメニューの一例について説明する。5aは、ホールメニュー起動時に液晶表示部5に表示されるメニューの一例を示すものである。
図25に示すように、ホールメニューが起動(図23のステップS231参照)すると、液晶表示部5の左側に、メニュー5aが表示され、液晶表示部5の右側に、選択されたメニューに従って、設定内容又は確認内容が表示される。例えば、図25においては、メニュー5aの中から「営業時間設定」が選択されており、液晶表示部5の右側には、「営業時間設定」により設定される「開店時刻設定」及び「閉店時刻設定」が表示されている。
遊技場の従業員は、まず、ホールメニューを起動し、選択スイッチ103を操作して、メニュー5aの中から所望メニューを選択し、決定スイッチ104を操作することにより決定する。次に、設定内容又は確認内容が表示されると、さらに選択スイッチ103を操作して、所望の項目を選択し、数値等の入力を行って、決定スイッチ104を操作することにより所望の内容を設定し、あるいは所望の情報を確認することができる。
メニュー「営業時間設定」が決定されると、開店時刻及び閉店時刻の設定が可能となり、遊技場の営業時間を設定することができる。なお、開店時刻又は閉店時刻の一方、及び営業時間(例えば、開店時刻から13時間、閉店時刻まで13時間等)の設定を可能とすることとしてもよい。
また、メニュー「営業時間設定」では、特定の期間(例えば、12月31日〜1月1日)や日にち、特定の曜日(例えば、毎週月曜日)のみ設定可能としてもよく、また、曜日毎や日にち毎に異なる営業時間を設定することとしてもよい。
また、メニュー「営業時間設定」では、ホールコンピュータ300や通信端末など外部機器から遊技機1に入力された営業時間を設定可能とすることとしてもよい。例えば、副制御回路721に、外部との通信を可能とする通信手段を設け、この通信手段と、外部機器とを接続可能とし、外部機器で設定された営業時間をダウンロードすることで、営業時間が設定されることとしてもよい。なお、この場合、通信手段と外部機器との接続は、有線接続、無線接続、その他の接続方法を採用することができる。また、通信手段と外部機器との無線接続による通信に際しては、所定の暗号化方式(例えば、AES)により暗号化された営業時間に関するデータの送受信が行われるように構成することが望ましい。
メニュー「時刻設定」が決定されると、現在の時刻等の設定が可能となり、一度設定されると、上述のRTC回路によって常時、現在の時刻が更新、取得されることとなる。
メニュー「ガイドオプション」が決定されると、通常時(ホールメニューが起動していないとき)に遊技者による選択スイッチ103、決定スイッチ104の操作時に表示される遊技ガイド(遊技方法の説明や現在のゲーム数、ボーナス当籤回数等の遊技履歴の表示の有無)の種別を設定することができる。
メニュー「トータルメダル情報」が決定されると、遊技機1に投入されたメダル枚数、遊技機1から払出されたメダル枚数、及びその差数等を確認することができる。
メニュー「設定変更・確認履歴」が決定されると、遊技機1において、所定の時点(例えば、1ヶ月前)から現在までに行われた設定変更の回数、設定確認の回数、及びその日時等を確認することができる。
メニュー「エラー情報履歴」が決定されると、遊技機1において、所定の時点(例えば、1ヶ月前)から現在までに発生したエラーの回数、エラーの内容、及びその日時等を確認することができる。
メニュー「監視履歴」が決定されると、遊技機1において、所定の時点(例えば、1ヶ月前)から現在までに発生した前面ドア2の開放回数、開放時間、及びその日時等を確認することができる。
メニュー「警告表示設定」が決定されると、警告(例えば、設定変更時の報知やドア開放時の報知)時に、液晶表示部5に表示される画像の種類、スピーカ9L,9Rから出音される音の種類や音量、LED類101及びランプ類102の発光態様及び等を設定することができる。
このメニュー「警告表示設定」では、例えば、第1報知データが決定された場合、及び第2報知データが決定された場合に、液晶表示部5に表示される設定変更中であることを示す画像の種類やLED類101及びランプ類102の発光態様を決定することができる。また、第1報知データが決定された場合、及び第2報知データが決定された場合に、液晶表示部5に表示される設定変更中であることを示す画像の種類やLED類101及びランプ類102の発光態様を異ならせて設定可能とすることとしてもよい。
また、このメニュー「警告表示設定」では、例えば、第3報知データが決定された場合、及び第4報知データが決定された場合に、液晶表示部5に表示されるドア開放中であることを示す画像の種類やLED類101及びランプ類102の発光態様を決定することができる。また、第3報知データが決定された場合、及び第4報知データが決定された場合に、液晶表示部5に表示される設定変更中であることを示す画像の種類やLED類101及びランプ類102の発光態様を異ならせて設定可能とすることとしてもよい。
また、このメニュー「警告表示設定」では、例えば、第1報知データが決定された場合に、スピーカ9L,9Rから出音される所定音の音量を第1の範囲(例えば、5段階中で相対的に音量が小さい値である「1」〜「3」の範囲)において決定することができる。また、このメニュー「警告表示設定」では、例えば、第2報知データが決定された場合に、スピーカ9L,9Rから出音される所定音の音量を第2の範囲(例えば、5段階中で相対的に音量が大きい値である「3」〜「5」の範囲)において決定することができる。もっとも、第1報知データが決定された場合であっても、第2報知データが決定された場合であっても、全ての範囲(例えば、5段階中で「1」〜「5」の範囲)を設定可能とすることとしてもよい。また、第1の範囲のみを設定可能とし、第2の範囲は設定不能とすることとしてもよい。
また、このメニュー「警告表示設定」では、例えば、第3報知データが決定された場合に、スピーカ9L,9Rから出音される特定音の音量を第1の範囲(例えば、5段階中で相対的に音量が小さい値である「1」〜「3」の範囲)において決定することができる。また、このメニュー「警告表示設定」では、例えば、第4報知データが決定された場合に、スピーカ9L,9Rから出音される特定音の音量を第2の範囲(例えば、5段階中で相対的に音量が大きい値である「3」〜「5」の範囲)において決定することができる。もっとも、第3報知データが決定された場合であっても、第4報知データが決定された場合であっても、全ての範囲(例えば、5段階中で「1」〜「5」の範囲)を設定可能とすることとしてもよい。また、第1の範囲のみを設定可能とし、第2の範囲は設定不能とすることとしてもよい。
また、このメニュー「警告表示設定」では、第1〜第4報知データに対応付けられる警告音の種類(例えば、所定音、特定音)を設定可能とすることとしてもよい。例えば、第1報知データが決定された場合には、第1所定音が出力され、第2報知データが決定された場合には、第1所定音とは異なる第2所定音が出力され、第3報知データが決定された場合には、第1特定音が出力され、第4報知データが決定された場合には、第1特定音とは異なる第2特定音が出力されることを設定可能としてもよい。
また、このメニュー「警告表示設定」では、設定変更時の報知とドア開放時の報知のいずれもが行われうる状態である場合(すなわち、前面ドア2が開放中であり、設定変更用スイッチ667がオンでもある場合)に、優先的に行われる報知の種類を設定可能とすることとしてもよい。この場合、設定変更時の報知について優先的に報知が行われると設定すると、ドア開放時の報知は行われないこととなるが、これに限られるものではなく、例えば、第2報知データに基づいて、所定音を5段階中で最も音量が大きい値である「5」のボリュームで出力している場合に、第4の報知データに基づいて、特定音を5段階中で相対的に音量が小さい値である「3」のボリュームで出力することとしてもよい。なお、報知手段の種類(液晶表示部5、スピーカ9L,9R、LED類101及びランプ類102)毎に、いずれを優先するかを個別に設定可能とすることとしてもよい。例えば、液晶表示部5、LED類101及びランプ類102については、設定変更時の報知を優先的に行うように設定し、スピーカ9L,9Rについては、ドア開放時の報知を優先的に行うように設定することができる。
メニュー「自動音量調整機能」が決定されると、周囲の音量に合わせて音量を自動調整するか否かの機能を有効とするか無効とするかを設定することができる。なお、警告時の音量については、自動音量調整を行わないこととしているが、自動音量調整を行うこととしてもよい。この場合、第1報知データ又は第3報知データが決定された場合にのみ自動音量調整を行うことを設定可能とし、第2報知データ又は第4報知データが決定された場合には自動音量調整を行うことを設定不能とすることとしてもよい。
なお、上述のホールメニューによってスピーカ9L,9Rの音量を調整する場合には、物理的にボリュームを調整可能に構成することとしてもよく、電子的にボリュームを調整可能に構成することとしてもよい。
このように、本実施例の遊技機1によれば、所定の設定条件が満たされたとき(例えば、図13に示す初期化処理において、設定変更用スイッチ667がオンであると判断されたとき)に、設定された営業時間の範囲外である場合(例えば、23時〜9時59分である場合)には、音出力手段(例えば、スピーカ9L,9R)が所定音(例えば、「設定変更中」であることを示す警告音)を第1の音量(例えば、最小音量)で出力し、営業時間の範囲内である場合(例えば、10時〜22時59分である場合)には、音出力手段が所定音を第1の音量よりも大きい第2の音量(例えば、最大音量)で出力するように構成したことから、遊技場の営業時間内には、設定変更時の所定音を大きな音量で出力することにより、不正行為を未然に防止し、また、遊技場の営業時間外には、設定変更時の所定音を小さな音量で出力することにより、遊技場の営業時間外の騒音を防止するとともに、遊技場の外部に対して、設定変更があったことを認識させづらくすることで、遊技場の円滑な営業に資することとなり、遊技場に設置される遊技機として有用な遊技機を提供することができる。
また、本実施例の遊技機1によれば、エラー状態検知手段により所定のエラー状態(例えば、ドア開放エラー)が発生したことが検知されたときに、設定された営業時間の範囲外である場合(例えば、23時〜9時59分である場合)には、音出力手段(例えば、スピーカ9L,9R)が特定音(例えば、「ドア開放中」であることを示す警告音)を第1の音量(例えば、最小音量)で出力し、営業時間の範囲内である場合(例えば、10時〜22時59分である場合)には、音出力手段が特定音を第1の音量よりも大きい第2の音量(例えば、最大音量)で出力するように構成したことから、遊技場の営業時間内には、所定のエラー状態発生時の特定音を大きな音量で出力することにより、不正行為を未然に防止し、また、遊技場の営業時間外には、所定のエラー状態発生時の特定音を小さな音量で出力することにより、遊技場の営業時間外の騒音を防止するとともに、遊技場の外部に対して、遊技機内部において何らかの操作(例えば、設定変更や部品交換)があったことを認識させづらくすることで、遊技場の円滑な営業に資することとなり、遊技場に設置される遊技機として有用な遊技機を提供することができる。
また、本実施例の遊技機1によれば、遊技場の営業時間外に出力される、設定変更時の所定音、又は扉開放時の特定音の音量である第1の音量のみを変更可能としたことから、遊技場における遊技機の設置状況やセキュリティレベルに応じて、最適な設定変更時の所定音、又は扉開放時の特定音の出力を行わせることができる。
また、本実施例の遊技機1によれば、遊技場の営業時間について、遊技者が関与できない外部(例えば、ホールコンピュータ300や通信端末)からの入力により設定可能としたことから、不正に営業時間が改ざんされることを防止することができるため、より遊技場に設置される遊技機として有用な遊技機を提供することができる。
以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
上述の実施例のような遊技機1の他、パチンコ遊技機、その他の遊技機にも本発明を適用できる。例えば、パチンコ遊技機において、遊技者にとって有利な度合い(例えば、大当り確率や確変移行確率)が異なる複数の設定値を有する場合には、そのまま本発明を適用することができ、また、複数の設定値を有しない場合には、設定変更用スイッチ667がオンであるか否かの判別(例えば、図22のステップS221、図23のステップS234の判別)に替えて、パチンコ遊技機内部に設けられたパチンコ遊技機に関する所定のエラー状態を解除するためのエラー解除スイッチがオンであるか否かを判別し、オンであると判別した場合、営業時間の範囲外であれば、第1報知データをセットし、営業時間の範囲内であれば、第2報知データをセットすることとしてもよい。
また、本実施例では、BBが内部当籤役として決定される確率を設定値によって異ならせること(図6参照)で、遊技者によって有利な度合いを異ならせることとしているが、これに限られるものではない。例えば、小役(例えば、チェリー、ベル、スイカ)やリプレイが内部当籤役として決定される確率を設定値によって異ならせることとしてもよい。この場合、例えば、設定値が高くなるほど、小役やリプレイが内部当籤役として決定される確率が高くなるように構成することとすればよい。
また、例えば、BBに替えて、あるいはこれとともに、第1の開始条件が満たされると、第1の終了条件が満たされるまで、遊技者にとって有利となる停止操作の手順(例えば、狙うべき図柄の種類や停止操作の順序)を報知する状態(以下、「AT」という)が作動するように構成し、このATの移行確率や継続確率を設定値によって異ならせることとしてもよい。この場合、例えば、設定値が高くなるほど、ATの移行確率や継続確率が高くなるように構成することとすればよい。
また、例えば、BBやATに替えて、あるいはこれとともに、第2の開始条件が満たされると、第2の終了条件が満たされるまで、リプレイが内部当籤役として決定される確率が高くなる状態(以下、「RT」という)が作動するように構成し、このRTの移行確率や継続確率を設定値によって異ならせることとしてもよい。この場合、例えば、設定値が高くなるほど、RTの移行確率や継続確率が高くなるように構成することとすればよい。また、例えば、ATとRTを組み合わせて、遊技者にとって有利な状態(例えば、ART)が作動することとしてもよい。
また、本実施例では、設定変更時(図23参照)、ドア開放時(図24参照)の警告音について、営業時間の範囲内であるか否かを判別し、音量を異ならせることとしているが、これに限られるものではなく、その他の音の出力時にも営業時間の範囲内であるか否かを判別し、音量を異ならせることとしてもよい。例えば、図20のステップS201において、サブRAMの指定されたアドレスの格納領域がクリアされることに基づいて、あるいは、副制御回路721により制御される、動的な演出を行う可動体(役物)の動作確認が行われることに基づいて、特殊音を出力する場合、営業時間の範囲外であれば、第1の音量で特殊音を出力し、営業時間の範囲内であれば、第2の音量で特殊音を出力することとしてもよい。すなわち、営業時間の範囲内であるか否かに応じて、音量を異ならせることが好適である全ての音は、本発明に適用することができる。
また、本実施例では、時刻情報を取得する時刻情報取得手段として、RTC回路を例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。例えば、RTC回路に替えて、サブマイクロコンピュータと上述の外部機器等(例えば、ホールコンピュータ300、遊技媒体貸出機、データ表示機、その他の遊技場に設置され遊技に関連する機能を発揮する機器)とを双方向に通信可能に接続し、サブマイクロコンピュータが、時刻情報の取得要求を行ったことに基づいて、外部機器等が時刻情報を送信することで、時刻情報を取得することとしてもよい。すなわち、時刻情報が適切に取得できる全ての態様は、本実施例における時刻情報取得手段に含まれるものとする。
また、本実施例では、所定のエラー状態として、ドア開放中エラーを例に挙げ、図24に示すように、副制御回路721がドア開放中処理を行うこととしているが、これに限られるものではない。例えば、上述したように、所定のエラー状態として、セレクターエラー、ホッパーエラー、イリーガルヒットエラーを採用することとしてもよく、その他のエラーを採用することとしてもよい。あるいは、これらのエラーのうち、複数を採用することとしてもよい。
この場合、図22に示したコマンド受信時処理のステップS225においては、所定のエラー状態が発生したことを示すエラーコマンドを受信したか否かを判別し、所定のエラー状態が発生したことを示すエラーコマンドを受信したと判別した場合には、図24に示したドア開放中処理において、エラーの種別と営業時間の範囲内か否かとに応じて、報知データをセットすることとすればよい。すなわち、エラーの種別に応じた警告音を、営業時間の範囲外であれば、第1の音量で出力し、営業時間の範囲内であれば、第2の音量で出力することとしてもよい。これにより、採用された所定のエラー状態の種別を適切に報知することができる。
1 遊技機
2 前面ドア
23 筐体
56 ドア開閉監視センサ
57 スイッチ当接部
59 外部集中端子板
561 ドア開閉監視スイッチ
667 設定変更用スイッチ
711 主制御回路
721 副制御回路

Claims (4)

  1. 遊技場に設置される遊技機であって、
    複数の図柄を変動表示する変動表示手段と、
    所定の開始条件が満たされると、前記変動表示手段に表示される図柄の変動を開始させる図柄変動開始制御手段と、
    所定の停止条件が満たされると、前記変動表示手段に表示される図柄の変動を停止させる図柄変動停止制御手段と、
    前記図柄変動停止制御手段により前記変動表示手段に表示される図柄の変動が停止すると、停止した図柄の組合せに応じた利益を付与する利益付与手段と、
    所定の設定条件が満たされると、前記利益付与手段によって利益が付与される確率が異なる複数の設定値の中から、1の設定値を設定可能な設定値設定手段と、
    音出力データを決定する音出力データ決定手段と、
    前記音出力データ決定手段により決定された前記音出力データに基づいて音を出力する音出力手段と、
    時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
    前記遊技場の営業時間の範囲を設定可能な営業時間設定手段と、を備え、
    前記音出力データ決定手段は、前記所定の設定条件が満たされたときに、前記時刻情報取得手段により取得された前記時刻情報が、前記営業時間設定手段により設定された前記営業時間の範囲外である場合には、前記音出力手段が第1の音量で所定音を出力することとなる第1の音出力データを決定し、前記営業時間設定手段により設定された前記営業時間の範囲内である場合には、前記音出力手段が前記第1の音量よりも大きい第2の音量で前記所定音を出力することとなる第2の音出力データを決定することを特徴とする遊技機。
  2. 遊技場に設置される遊技機であって、
    複数の図柄を変動表示する変動表示手段と、
    所定の開始条件が満たされると、前記変動表示手段に表示される図柄の変動を開始させる図柄変動開始制御手段と、
    所定の停止条件が満たされると、前記変動表示手段に表示される図柄の変動を停止させる図柄変動停止制御手段と、
    前記図柄変動停止制御手段により前記変動表示手段に表示される図柄の変動が停止すると、停止した図柄の組合せに応じた利益を付与する利益付与手段と、
    前記遊技機において所定のエラー状態が発生したことを検知するエラー状態検知手段と、
    音出力データを決定する音出力データ決定手段と、
    前記音出力データ決定手段により決定された前記音出力データに基づいて音を出力する音出力手段と、
    時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
    前記遊技場の営業時間の範囲を設定可能な営業時間設定手段と、を備え、
    前記音出力データ決定手段は、前記エラー状態検知手段により前記所定のエラー状態が発生したことが検知されたときに、前記時刻情報取得手段により取得された前記時刻情報が、前記営業時間設定手段により設定された前記営業時間の範囲外である場合には、前記音出力手段が第1の音量で特定音を出力することとなる第3の音出力データを決定し、前記営業時間設定手段により設定された前記営業時間の範囲内である場合には、前記音出力手段が前記第1の音量よりも大きい第2の音量で前記特定音を出力することとなる第4の音出力データを決定することを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1又は2に記載の遊技機において、
    前記第1の音量のみを変更可能な音量変更手段をさらに備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機において、
    前記営業時間設定手段は、前記遊技機の外部から入力された前記営業時間を設定可能であることを特徴とする遊技機。
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