JP2013182682A - 膜電極接合体の製造方法および製造装置 - Google Patents

膜電極接合体の製造方法および製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013182682A
JP2013182682A JP2012043760A JP2012043760A JP2013182682A JP 2013182682 A JP2013182682 A JP 2013182682A JP 2012043760 A JP2012043760 A JP 2012043760A JP 2012043760 A JP2012043760 A JP 2012043760A JP 2013182682 A JP2013182682 A JP 2013182682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
catalyst layer
electrolyte membrane
electrode assembly
membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012043760A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Asano
潤司 淺野
Kotaro Ide
光太郎 井出
Seiji Ishizu
誠二 石津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012043760A priority Critical patent/JP2013182682A/ja
Publication of JP2013182682A publication Critical patent/JP2013182682A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Inert Electrodes (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】膜電極接合体製造時に基材シートの剥離によって発生する膜の弛みを抑制する。
【解決手段】電解質膜基材シートM11上に電解質膜M12が形成された帯状電解質膜シートM10、および、触媒層基材シートM21上に触媒層M22が形成された帯状触媒層転写シートM20、が送り込まれ、送り込まれた電解質膜シートの電解質膜に触媒層転写シートの触媒層を貼り合わせる。触媒層転写シートの触媒層が電解質膜シートの電解質膜に転写されて触媒層基材シート上に膜電極接合体が形成された膜電極接合体シートから、触媒層基材シートを、膜電極接合体の進行方向とは異なる方向に進行させることにより、触媒層基材シートを膜電極接合体シートから剥離する。触媒層基材シートを膜電極接合体シートから剥離する際において、触媒層基材シートが膜電極接合体の進行方向とは異なる方向に進行し始める剥離開始部分にエアー噴きつけ部62よりエアーを噴き付ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、燃料電池に用いられる膜電極接合体の製造に関する。
固体高分子型燃料電池(以下、単に「燃料電池」とも呼ぶ)には、固体高分子電解質膜(以下、単に「電解質膜」とも呼ぶ)の両面に電極触媒層が形成された膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly )と呼ばれる発電体が用いられている。なお、電解質膜の両面に電極触媒層(以下、単に「触媒層」とも呼ぶ)が形成されたものを、膜触媒層接合体(CCM:Catalyst Coated Membrane)と呼び、電解質膜の両面に触媒層およびガス拡散層で構成された電極が形成されたものを膜電極接合体と呼ぶ場合もある。本願明細書の以下の説明では、ガス拡散層については特に触れられることはないので、電解質膜の両面に触媒層が形成されたものを膜電極接合体(MEA)と呼ぶこととする。
上記膜電極接合体を製造する方法としては、例えば、特許文献1に記載の方法が開示されている。この製造方法は、電解質膜に対して、基材シート上に触媒層が形成された触媒層転写シートを加熱しながら加圧して、電解質膜に触媒層を転写した後、触媒層が転写された電解質膜を加熱しながら触媒層が転写された電解質膜から基材シートを剥離するものである。
特開2010−182563号公報 特開2010−225421号公報
上記従来の製造方法においては、触媒層と基材シートとの間の粘着力(剥離力)の適切な制御が難しく、基材シートを剥離する際に、触媒層が基材シートに引っ張られて、弛みが発生し、結果としてシワの発生を招く可能性がある。シワの発生した膜電極接合体は発電体としての性能の低下を招く。
そこで、本発明は、膜電極接合体の製造時における基材シートの剥離によって発生する膜の弛みを抑制することが可能な膜電極接合体の製造技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
電解質膜の少なくとも一方の面に電極触媒層が形成された膜電極接合体の製造方法であって、電解質膜基材シート上に電解質膜が形成された帯状の電解質膜シート、および、触媒層基材シート上に触媒層が形成された帯状の触媒層転写シート、が送り込まれ、送り込まれた前記電解質膜シートの前記電解質膜に前記触媒層転写シートの前記触媒層を重ねて貼り合わせる貼り合わせ工程と、前記触媒層転写シートの前記触媒層を前記電解質膜シートの前記電解質膜に転写する転写工程と、前記触媒層転写シートの前記触媒層が前記電解質膜シートの前記電解質膜に転写されて前記触媒層基材シート上に膜電極接合体が形成された膜電極接合体シートから、前記触媒層基材シートを、前記膜電極接合体の進行方向とは異なる方向に進行させることにより、前記触媒層基材シートを前記膜電極接合体シートから剥離する基材シート剥離工程と、を備え、前記基材シート剥離工程は、前記触媒層基材シートが前記膜電極接合体の進行方向とは異なる方向に進行し始める剥離開始部分にエアーを噴き付ける第1のエアー噴き付け工程を含むことを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
この製造方法では、剥離開始部分に噴き付けるエアーによって、触媒層を電解質膜に押さえつけることが可能となり、シワ発生の要因となる触媒層の電解質膜に対する弛みを抑制しつつ触媒層基材シートを剥離することが可能となる。
[適用例2]
適用例1に記載の膜電極接合体の製造方法であって、前記第1のエアー噴き付け工程は、鋭利な先端を有し、前記熱プレス転写工程によって搬送されてくるシートの進行方向に垂直な幅方向に沿ってほぼ直線状のエアーが噴き出るノズルを、前記剥離開始部分近傍に配置し、前記ノズルから、前記剥離開始部分に対して局所的に前記幅方向に沿ったエアーを噴き付けることを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
このようにすれば、剥離部分の幅方向に沿って局所的にエアーを噴き付けることができるので、より効果的に触媒層を電解質膜に押さえつけることが可能となり、シワ発生の要因となる触媒層の電解質膜に対する弛みを抑制しつつ触媒層基材シートを剥離することが可能となる。
[適用例3]
適用例1または適用例2に記載の膜電極接合体の製造方法であって、前記剥離開始部分に噴き付けるエアーはイオン化エアーであることを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
このようにすれば、触媒層基材シートと触媒層との間に帯電している静電気を中和して、触媒層基材シートの剥離をより効果的に行うことが可能である。
[適用例4]
適用例1ないし適用例4のいずれか一項に記載の膜電極接合体の製造方法であって、前記貼り合わせ工程は、前記電解質膜シートの前記電解質膜に前記触媒層転写シートの前記触媒層を重ねて貼り合わせる前に、前記電解質膜シートの前記電解質膜基材シートを、前記電解質膜の進行方向とは異なる方向に進行させることにより、前記電解質膜基材シートを前記電解質膜シートから剥離する工程を含むことを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
このようにすれば、電解質膜の搬送を容易にすることが可能である。
[適用例5]
適用例4に記載の膜電極接合体の製造方法であって、前記電解質膜シートの前記電解質は前記電解質膜基材シートとは反対側に電極触媒層が形成された電極触媒層付電解質膜であり、
前記電解質膜基材シートを前記電解質膜シートから剥離する工程は、前電解質膜基材シートが前記電極触媒層付電解質膜が異なる方向に進行し始める剥離開始部分にエアーを噴き付ける第2のエアー噴き付け工程を含むことを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
このようにすれば、電極触媒層付電解質膜が形成された電解質膜シートから電解質膜基材シートを剥離する際に、電解質膜が弛むことを抑制することが可能である。
[適用例6]
電解質膜の少なくとも一方の面に電極触媒層が形成された膜電極接合体の製造装置であって、電解質膜基材シート上に電解質膜が形成された帯状の電解質膜シート、および、触媒層基材シート上に触媒層が形成された帯状の触媒層転写シート、が送り込まれ、送り込まれた前記電解質膜シートの前記電解質膜に前記触媒層転写シートの前記触媒層を重ねて貼り合わせる貼り合わせ部と、前記触媒層転写シートの前記触媒層を前記電解質膜シートの前記電解質膜に転写する転写部と、前記触媒層転写シートの前記触媒層が前記電解質膜シートの前記電解質膜に転写されて前記触媒層基材シート上に膜電極接合体が形成された膜電極接合体シートから、前記触媒層基材シートを、前記膜電極接合体の進行方向とは異なる方向に進行させることにより、前記触媒層基材シートを前記膜電極接合体シートから剥離する基材シート剥離部と、を備え、前記基材シート剥離部は、前記触媒層基材シートが前記膜電極接合体の進行方向とは異なる方向に進行し始める剥離開始部分にエアーを噴き付ける第1のエアー噴き付け部を含むことを特徴とする膜電極接合体の製造装置。
この製造装置によれば、上記製造方法を実現することができ、シワ発生の要因となる電極触媒層の電解質膜に対する弛みを抑制しつつ触媒層基材シートを剥離することが可能となる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、燃料電池用の膜電極接合体の製造装置および製造方法、燃料電池の製造装置および製造方法等の種々の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としての膜電極接合体製造装置について示す模式図である。 基材シート剥離部を拡大して示す模式図である。 3層の多層膜から1層の膜を剥離する場合に要求される条件について示す説明図である。 図3Aで示した条件を満たすことができない場合における問題点について示す説明図である。 エアー噴出しノズルの変形例を示す模式図である。 エアー噴出しノズルの別の変形例を示す模式図である。
A.実施例:
図1は、本発明の一実施形態としての膜電極接合体製造装置について示す模式図である。この膜電極接合体製造装置10は、貼り合わせ部40と、熱プレス転写部50と、基材シート剥離部60と、を備えている。
貼り合わせ部40は、第1および第2の貼り合わせローラー41a,42bと、剥離ローラー41cと、を備えている。剥離ローラー41cは、第1のシート巻き出し部20から送り込まれた第1のシートM00から第1のベースシートM11を剥離するためのローラーである。第1および第2の貼り合わせローラー41a,41bは、第1のシートM00から第1のベースシートM11が剥離された状態の第1のシートM10に、第2のシート巻き出し部30から送り込まれた第2のシートM20を貼り合わせるための貼り合わせローラー対を構成する。なお、第1のシート巻き出し部20は、ロール状に巻かれた第1のシートM00のロールがセットされることにより、第1のシートM00が巻き出される。また、第2のシート巻き出し部30は、ロール状に巻かれた第2のシートM20のロールがセットされることにより、第2のシートM20が巻き出される。なお、以下では、第1のベースシートM11の剥離前の第1のシートM00と剥離後の第1のシートM10とを特に区別する場合には、剥離前の第1のシートM00を「剥離前第1のシートM00」、剥離後の第1のシートM10を「剥離後第1のシートM10」のように呼び、それ以外は、それぞれ、単に「第1のシートM00」、「第1のシートM10」のように呼ぶ。
剥離前第1のシートM00は、帯状の第1のベースシート(「電解質基材シート」とも呼ぶ)M11上に、帯状の触媒層付電解質膜シートが剥離後第1のシートM10として形成されたシートである。触媒層付電解質膜シートは、帯状の電解質膜M12のシート上に第1の触媒層(ここでは、「カソード側触媒層」とする)M13が形成された複層膜である。第1の触媒層M13は、複数の触媒層M13pが一定間隔で間欠的に形成されている。第1のベースシートM11としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)等のポリエステル系、ポリスチレン等の高分子フィルムが用いられている。電解質膜M12としては、湿潤状態で良好なプロトン伝導性を示す固体高分子電解質材料が用いられている。固体高分子電解質材料としては、例えば、パーフルオロカーボンスルホン酸を備えるフッ素系樹脂(例えば、ナフィオン、デュポン社製)等を用いることができる。第1の触媒層M13としては、発電反応を促進するための触媒として、例えば、白金、あるいは、白金合金を担持したカーボン粒子と、電解質膜を構成する高分子電解質と同様の電解質と、を備えた触媒層材料を電解質膜M12上に塗工することにより形成することができる。
第2のシートM20は、帯状の第2のベースシート(「触媒層基材シート」とも呼ぶ)M21上に第2の触媒層(ここでは、「アノード側触媒層」とする)M22が帯状に形成された触媒層転写シートである。この第2のベースシートM21としては、第1のベースシート(電解質基材シート)M11と同様に、例えば、PETやPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等の高分子フィルムが用いられている。ただし、後述する第1および第2の加熱ローラー51a,51bにおける加熱温度よりも高い耐熱性を有するフィルムが用いられる。第2の触媒層M22としては、第1の触媒層M13と同様に、触媒層材料を第2のベースシートM21上に塗工することにより形成することができる。
第1のシート巻き出し部20から貼り合わせ部40に送り込まれた剥離前第1のシートM00は、剥離後第1のシートM10が第1および第2の貼り合わせローラー41a,41bのニップ部に至る前の位置において、第1の貼り合わせローラー41aのローラー面に接触した状態で、第1のベースシートM11が、剥離ローラー41cによって、剥離後第1のシートM10とは異なる方向に進行させるように巻き込まれて剥離される。剥離された第1のベースシートM11は、第1のベースシート巻き取り部43で巻き取られる。第1のベースシートM11が剥離された第1のシートM10は、第1の貼り合わせローラー41aのローラー面に接触したまま、ローラー面に沿って第1および第2の貼り合わせローラー41a,41bのニップ部で挟みこまれるように搬送される。一方、第2のシート巻き出し部30から貼り合わせ部40に送り込まれた第2のシートM20は、第2の貼り合わせローラー41b側で第1および第2の貼り合わせローラー41a,41bのニップ部に挟み込まれるように搬送される。このとき、第2のシートM20は、第1および第2の貼り合わせローラー41a,41bのニップ部で、第2のシートM20の第2の触媒層M22が第1のシートM10の電解質膜M12に接するように重ね合わされるとともに、第1および第2の貼り合わせローラー41a,41bのニップ部で挟み込まれることによって第1のシートM10の電解質膜M12に密着するように貼り合わされる。
ここで、第1の貼り合わせローラー41aには、シートを吸気によりローラー面に吸着させて搬送するサクションローラーを用いることが好ましい。サクションサクションローラーを用いれば、剥離前第1のシートM00から、触媒層付電解質膜である第1のシートM10部分をローラー面に吸着させた状態で第1のベースシートM11を剥離し、剥離後第1のシートM10の電解質膜M12に第2のシートM20の第2の触媒層M22を貼り合わせることができる。これにより、剥離や搬送によって電解質膜に弛みやタワミ、シワが発生することを抑制することが可能である。
貼り合わせ部40で第1のシートM10と第2のシートM20とが貼り合わされた状態の第3のシートM30は、貼り合わせ部40から熱プレス転写部50へ送り出される。
熱プレス転写部50は、熱転写ローラー対を構成する第1および第2の加熱ローラー51a,51bbと、帯電装置52と、を備えている。第1および第2の加熱ローラー51a,51bは、貼り合わせ部40から送り込まれた第3のシートM30に含まれる第1のシートM10の電解質膜M12に、第2のシートM20の第2の触媒層M22を転写して接合させるためのローラー対である。帯電装置52は、第3のシートM30の第1の触媒層M13側に耐熱性のキャリアシートM31を貼り合わせるために、第1の触媒層M13側を帯電させるための装置である。
貼り合わせ部40から熱プレス転写部50に送り込まれた第3のシートM30は、第1の加熱ローラー51aに接触して加熱されるとともに、第1および第2の加熱ローラー51a,51bのニップ部で挟み込まれるように搬送される。また、キャリアシート巻き出し部53から熱プレス転写部50に送り込まれたキャリアシート(「合紙」とも呼ばれる)M31は、第2の加熱ローラー51b側で第1および第2の加熱ローラー51a,51bニップ部で挟み込まれるように搬送される。このとき、キャリアシートM31は、第3のシートの第1の触媒層M13に重ね合わされるとともに、第1および第2の加熱ローラー51a,51bニップ部で挟み込まれることによって第1の触媒層M13に密着するように貼り合わされる。第1および第2の加熱ローラー51a,51bで挟み込まれた第3のシートM30は、第1および第2の加熱ローラー51a,51bによって加熱されるとともに、第2の加熱ローラー51b側から加圧される。これにより、第2のシートM20の第2の触媒層M22が第1のシートM10の電解質膜M12に転写される。この結果、電解質膜M12に第1および第2の触媒層M13,M12が接合形成された膜電極接合体M40が形成される。そして、第2のベースシートM21とキャリアシートM31との間に膜電極接合体M40が形成された第4のシートM50は、熱プレス転写部50から基材シート剥離部60へ送り出される。キャリアシートM31としては、第1のベースシートM11や第2のベースシートM21と同様に、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)等のポリエステル系、ポリスチレン等の高分子フィルムが用いられている。ただし、第1および第2の加熱ローラー51a,51bにおける加熱温度よりも高い耐熱性を有するフィルムが用いられる。
基材シート剥離部60は、搬送ローラー61aと、剥離ローラー61bと、エアー噴き付け部62と、帯電装置63と、除電装置65と、を備えている。剥離ローラー61bは、熱プレス転写部50から送り込まれた第4のシート(「電極接合体シート」とも呼ぶ)M50から、触媒層転写シートであった第2のシートM20を構成していた第2のベースシートM21を剥離するためのローラーである。搬送ローラー61aは、第4のシートM50から第2のベースシートM21を剥離した後の第5のシートM60を送り出すためのローラーである。エアー噴き付け部62は、第4のシートM50から第2のベースシートM21が剥離される剥離開始部分にエアーを噴きつけるための装置である。帯電装置63は、第2のベースシートM21の剥離前に、キャリアシートM31と第4のシートM50との静電気による貼り合わせ強度を高めるための装置である。除電装置65は除電により、キャリアシートM31の静電気による貼り合わせ強度を低下させて剥離しやすくするための装置である。
図2は、基材シート剥離部を拡大して示す模式図である。搬送ローラー61aは、シートを吸気によりローラー面に吸着させて搬送するサクションローラーによって構成されている。そして、図2(A)に示すように、熱プレス転写部50から基材シート剥離部60に送り込まれた第4のシートM50は、搬送ローラー61aのローラー面に接触すると吸着され、ローラー面に沿って搬送される。この際、第2のベースシートM21が、剥離ローラー61bによって、第5のシートM60とは異なる方向に進行させるように巻き込まれて剥離される。剥離された第2のベースシートM21は、第2のベースシート巻き取り部64(図1)で巻き取られる。第2のベースシートが剥離された第5のシートM60、すなわち、キャリアシートM31が貼り合わされた膜電極接合体M40のシートは、第5のシート巻き取り部66(図1)によって巻き取られる。
ここで、第4のシートM50から第2のベースシートM21の剥離が開始される剥離開始部分には、エアー噴き付け部62のエアー噴出しノズル62aから、イオン化された状態の圧縮エアーが噴き付けられる。このイオン化された状態の圧縮エアーは、エアーコンプレッサー62bにおいて、取り込まれたエアーを圧縮するとともに、電圧印加によってイオン化することによって生成される。エアー噴出しノズル62aは、図2(B)に示すように、鋭利な先端形状を有しており、直線状に並ぶ複数の孔で構成されたエアー噴出し口62cを有している。そして、エアー噴出しノズル62aは、エアー噴出し口62cの複数の穴の並びが、図2(A)の搬送されるシートの進行方向に垂直な幅方向(図2(A)の紙面垂直方向)に沿った剥離開始部分に対向するように配置される。これにより、エアー噴出しノズル62aのエアー噴出し口62cから噴出される圧縮エアーは、剥離開始部分に対して局所的に噴き付けられる。このエアー噴き付け部62によって、剥離開始部分に対して局所的に圧縮エアーが噴き付けられることによって、第2のベースシートM21を剥離する際において、以下で説明する効果を得ることができる。
図3Aは、3層の多層膜から1層の膜を剥離する場合に要求される条件について示す説明図である。M1〜M3の三層の膜を搬送ローラーR1で搬送する過程において、剥離ローラーR2を介して第3の膜M3を剥離する場合において、第1および第2の膜M1,M2を搬送ローラーR1に密着できるか否かは、膜のテンション力と膜間の粘着力との大小関係に左右され、下記条件a)あるいはb)を満たす必要がある。
a)搬送出力側のテンション力(T1+T2)を大きく設定することができ、かつ、第1の膜M1と第2の膜M2の間の粘着力(以下、「M1−M2間粘着力」ともいう)が第2の膜M2と第3の膜M3との間の粘着力(以下、「M2−M3間粘着力」ともいう)に比べて大きい。
b)搬送ローラーR1をサクションローラーとして第1の膜M1を吸着でき、かつ、M1−M2間粘着力がM2−M3間粘着力に比べて大きい。
搬送出力側のテンション力(T1+T2)を大きくすると膜自体の伸びの発生やシワの発生につながるため、テンション力(T1+T2)を大きく設定できず上記a)を満足することができない場合は、以下で説明するような問題が発生する。また、搬送ローラーR1をサクションローラーとすることはできるが、M1−M2間粘着力をM2−M3間粘着力に比べて大きくすることができない場合は、同様に、以下で説明するような問題が発生する。
図3Bは、図3Aで示した条件を満たすことができない場合における問題点について示す説明図である。上記のように条件a)あるいはb)を満たすことができない場合には、搬送ローラーR1に密着して保持できるのは、搬送ローラーR1に接している第1の膜M1のみとなる。このため、第2の膜M2には、M1−M2間粘着力とM2−M3間粘着力の大きさの差に依存して、図3B(A)に示すように、剥離開始部分から弛みが発生して浮き上がる場合がある。そして、発生した弛みは、図3B(B)に示すように成長して大きくなり、図3B(C)に示すように、搬送ローラーR1の回転に沿って流れて行くことになる。この結果、この発生した弛み部分は後段にあるローラーで押さえ付けられて折シワを発生させることになってしまう。
これに対して、本実施例の基材シート剥離部60では、剥離開始部分に向けて局所的に噴き付けられた圧縮エアーによって、図2(A)に示したような剥離開始部分における第5のシートM60が搬送ローラー61aに押さえ付けられる。これにより、第5のシートM60の搬送ローラー61aのローラー面への密着効果を高めることができるので、図3B(B)に示したような剥離開始部分における膜の弛みを抑制することができる。これにより、第2のベースシートM21を剥離し易くすることができる。また、剥離開始部分に局所的に噴きつけられた圧縮エアーによって、第2のベースシートM21を剥離する力を補って剥離し易くすることが可能である。
また、圧縮エアーはイオン化されているので、剥離する第2のベースシートM21と第2の触媒層M22との間の静電気を中和して、静電気による膜間の接触力を弱めて剥離し易くすることが可能である。また、剥離開始部分に対して噴きつけられた空気は、剥離開始部分にぶつかって反射し、第5のシートM60の表面に流れて空気層を形成することになるため、この空気層によって第5のシートM60を搬送ローラー61aに沿って広範囲で非接触で押さえ付けることが可能となる。これにより、図3B(A)に示した剥離開始部分における膜の弛みの発生および図3B(B)に示した膜の弛みの成長を抑制することが可能である。
以上のように、基材シート剥離部60では、エアー噴き付け部62から剥離開始部分に噴き付けられる圧縮エアーによって第5のシートM60を構成する第2のベースシートM21と第2の触媒層M22との間の粘着力が第2の触媒層M22と電解質膜M12との間の粘着力よりも大きい場合に発生しやすい第2の触媒層M22の弛みやシワの発生を抑制することができる。
以上説明したように、本実施例では、膜電極接合体の製造時における基材シートの剥離によって発生する膜の弛みを抑制することが可能である。
図4は、エアー噴出しノズルの変形例を示す模式図である。この変形例のエアー噴出しノズル62aBは、実施例のエアー噴出しノズル62aの直線状に並ぶ複数の孔で構成されたエアー噴出し口62cが細長いスリット状のエアー噴出し口62cBを有する構造に変更されたものである。この構成のエアー噴出しノズル62aBを用いても、実施例のエアー噴出しノズル62aと同様に、エアー噴出し口62cBから噴出される圧縮エアーによって、剥離開始部分における膜の弛みを抑制することができ、また、膜の緩みの成長を抑制することができる。また、この変形例のエアー噴出しノズル62aBのエアー噴出し口62cBは、実施例のエアー噴出しノズル62aのエアー噴出し口62cに比べて、圧縮エアーが噴き付けられるシートに対して均等に圧縮エアーを噴き付けることが可能であり、エアーによる膜の押し付け効果を均等にすることが可能である。
図5は、エアー噴出しノズルの別の変形例を示す模式図である。この変形例のエアー噴出しノズル62aCは、図5(B)に示すように、実施例のエアー噴出しノズル62aの先端にツバ62dが設けられているものである。このツバ62dによって、図5(A)に示すように、エアー噴き付け部62Cのエアー噴出しノズル62aCから剥離開始部分に噴き付けた圧縮エアーをツバ62dに沿って流れるようにすることができる。これにより、剥離開始部分に噴き付けられた圧縮エアーが第5のシートM60に沿って広範囲で流れるようにすることができるので、膜に沿って空気層を効果的に形成して、膜を広範囲で押さえ付けることが可能となり、膜の弛みの発生および膜の弛みの成長を効果的に抑制することが可能である。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例では、剥離開始部分に直線状に並ぶ圧縮エアーを局所的に噴き付ける場合を例に説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、剥離開始部分を含む範囲にエアーを噴き付けるようにしてもよい。この場合には、剥離開始部分に直線状に並ぶ圧縮エアーを局所的に噴き付ける場合に比べて効果は弱くなるが、膜を押さえ付けて膜の弛みを抑制することは可能である。
上記実施例では、貼り合わせ部40では、剥離前の第1のシートM00から第1のベースシートM11を剥離する場合において、基材シート剥離部60のようなエアー噴き付け部を設けていない。これは、剥離後の第1のシートM10を構成する電解質膜M12と第1の触媒層(カソード側触媒層)M13との間の粘着力が、電解質膜M12と第1のベースシート(電解質膜基材シート)M11との間の粘着力に比べて大きいため、綺麗に剥離が可能であるからである。ただし、電解質膜M12と第1の触媒層(カソード側触媒層)M13との間の粘着力が、電解質膜M12と第1のベースシート(電解質膜基材シート)M11との間の粘着力に比べて小さい場合には、基材シート剥離部60と同様に、エアー噴き付け部を設けて剥離開始部分に圧縮エアーを噴き付けるようにすることが好ましい。
上記実施例では、貼り合わせ部40の第1の貼り合わせローラー41aや基材シート剥離部60の搬送ローラー61aをサクションローラーとして説明したが、搬送されるシートのテンション力やエアー噴き付け部からの圧縮エアーによる押さえ付け力によっては、必ずしもサクションローラーである必要はない。
上記実施例では、剥離後の第1のシートM10として、帯状の触媒層付電解質膜シートを例に説明したが、剥離後の第1のシートM10を、触媒層が形成されていない電解質膜のシート、すなわち、剥離前の第1のシートM00を第1のベースシート(電解質基材シート)M11に電解質膜M12が形成された電解質膜形成シートとしてもよい。
10…膜電極接合体製造装置
20…第1のシート巻き出し部
30…第2のシート巻き出し部
40…貼り合わせ部
41a,41b…貼り合わせローラー
41c…剥離ローラー
43…第1のベースシート巻き取り部
50…熱プレス転写部
51a,51b…加熱ローラー
52…帯電装置
53…キャリアシート巻き出し部
60…基材シート剥離部
61a…搬送ローラー
61b…剥離ローラー
62…エアー噴き付け部
62a…エアー噴出しノズル
62b…エアーコンプレッサー
62c…エアー噴出し口
62aB…エアー噴出しノズル
62cB…エアー噴出し口
62C…エアー噴き付け部
62aC…エアー噴出しノズル
62d…ツバ
63…帯電装置
64…第2のベースシート巻き取り部
65…除電装置
66…第5のシート巻き取り部

Claims (6)

  1. 電解質膜の少なくとも一方の面に電極触媒層が形成された膜電極接合体の製造方法であって、
    電解質膜基材シート上に電解質膜が形成された帯状の電解質膜シート、および、触媒層基材シート上に触媒層が形成された帯状の触媒層転写シート、が送り込まれ、送り込まれた前記電解質膜シートの前記電解質膜に前記触媒層転写シートの前記触媒層を重ねて貼り合わせる貼り合わせ工程と、
    前記触媒層転写シートの前記触媒層を前記電解質膜シートの前記電解質膜に転写する転写工程と、
    前記触媒層転写シートの前記触媒層が前記電解質膜シートの前記電解質膜に転写されて前記触媒層基材シート上に膜電極接合体が形成された膜電極接合体シートから、前記触媒層基材シートを、前記膜電極接合体の進行方向とは異なる方向に進行させることにより、前記触媒層基材シートを前記膜電極接合体シートから剥離する基材シート剥離工程と、
    を備え、
    前記基材シート剥離工程は、前記触媒層基材シートが前記膜電極接合体の進行方向とは異なる方向に進行し始める剥離開始部分にエアーを噴き付ける第1のエアー噴き付け工程を含む
    ことを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
  2. 請求項1に記載の膜電極接合体の製造方法であって、
    前記第1のエアー噴き付け工程は、鋭利な先端を有し、前記熱プレス転写工程によって搬送されてくるシートの進行方向に垂直な幅方向に沿ってほぼ直線状のエアーが噴き出るノズルを、前記剥離開始部分近傍に配置し、前記ノズルから、前記剥離開始部分に対して局所的に前記幅方向に沿ったエアーを噴き付ける
    ことを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の膜電極接合体の製造方法であって、
    前記剥離開始部分に噴き付けるエアーはイオン化エアーであることを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の膜電極接合体の製造方法であって、
    前記貼り合わせ工程は、前記電解質膜シートの前記電解質膜に前記触媒層転写シートの前記触媒層を重ねて貼り合わせる前に、前記電解質膜シートの前記電解質膜基材シートを、前記電解質膜の進行方向とは異なる方向に進行させることにより、前記電解質膜基材シートを前記電解質膜シートから剥離する工程を含む
    ことを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
  5. 請求項4に記載の膜電極接合体の製造方法であって、
    前記電解質膜シートの前記電解質は前記電解質膜基材シートとは反対側に電極触媒層が形成された電極触媒層付電解質膜であり、
    前記電解質膜基材シートを前記電解質膜シートから剥離する工程は、前電解質膜基材シートが前記電極触媒層付電解質膜が異なる方向に進行し始める剥離開始部分にエアーを噴き付ける第2のエアー噴き付け工程を含む
    ことを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
  6. 電解質膜の少なくとも一方の面に電極触媒層が形成された膜電極接合体の製造装置であって、
    電解質膜基材シート上に電解質膜が形成された帯状の電解質膜シート、および、触媒層基材シート上に触媒層が形成された帯状の触媒層転写シート、が送り込まれ、送り込まれた前記電解質膜シートの前記電解質膜に前記触媒層転写シートの前記触媒層を重ねて貼り合わせる貼り合わせ部と、
    前記触媒層転写シートの前記触媒層を前記電解質膜シートの前記電解質膜に転写する転写部と、
    前記触媒層転写シートの前記触媒層が前記電解質膜シートの前記電解質膜に転写されて前記触媒層基材シート上に膜電極接合体が形成された膜電極接合体シートから、前記触媒層基材シートを、前記膜電極接合体の進行方向とは異なる方向に進行させることにより、前記触媒層基材シートを前記膜電極接合体シートから剥離する基材シート剥離部と、
    を備え、
    前記基材シート剥離部は、前記触媒層基材シートが前記膜電極接合体の進行方向とは異なる方向に進行し始める剥離開始部分にエアーを噴き付ける第1のエアー噴き付け部を含む
    ことを特徴とする膜電極接合体の製造装置。
JP2012043760A 2012-02-29 2012-02-29 膜電極接合体の製造方法および製造装置 Pending JP2013182682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012043760A JP2013182682A (ja) 2012-02-29 2012-02-29 膜電極接合体の製造方法および製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012043760A JP2013182682A (ja) 2012-02-29 2012-02-29 膜電極接合体の製造方法および製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013182682A true JP2013182682A (ja) 2013-09-12

Family

ID=49273235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012043760A Pending JP2013182682A (ja) 2012-02-29 2012-02-29 膜電極接合体の製造方法および製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013182682A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015117740A1 (de) 2014-11-07 2016-05-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Verfahren zum Herstellen einer Membranelektrodenanordnung
DE102015119110A1 (de) 2014-12-12 2016-06-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Elektrolytmembranwalzenkörper
EP3147977A1 (en) 2015-09-28 2017-03-29 SCREEN Holdings Co., Ltd. Apparatus for and method of manufacturing catalyst-coated membrane
KR101745114B1 (ko) * 2015-07-27 2017-06-08 현대자동차주식회사 막-전극 접합체 제조 방법
JP2018156746A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 株式会社Screenホールディングス 基材処理装置および基材処理方法
CN110323473A (zh) * 2018-03-30 2019-10-11 本田技研工业株式会社 膜电极接合体的制造方法及制造装置
CN110323474A (zh) * 2019-07-15 2019-10-11 无锡先导智能装备股份有限公司 膜电极生产设备
JP2019185930A (ja) * 2018-04-04 2019-10-24 トヨタ自動車株式会社 燃料電池用膜電極接合体の製造方法

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015117740A1 (de) 2014-11-07 2016-05-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Verfahren zum Herstellen einer Membranelektrodenanordnung
DE102015117740B4 (de) 2014-11-07 2019-08-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Verfahren zum Herstellen einer Membranelektrodenanordnung
US9991538B2 (en) 2014-11-07 2018-06-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method of manufacturing membrane electrode assembly
DE102015119110A1 (de) 2014-12-12 2016-06-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Elektrolytmembranwalzenkörper
CN105702989A (zh) * 2014-12-12 2016-06-22 丰田自动车株式会社 电解质膜卷绕体
KR20160072040A (ko) 2014-12-12 2016-06-22 도요타지도샤가부시키가이샤 전해질막 권회체
US10211475B2 (en) * 2014-12-12 2019-02-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electrolyte membrane roll body
DE102015119110B4 (de) 2014-12-12 2023-01-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Elektrolytmembranwalzenkörper
KR101745114B1 (ko) * 2015-07-27 2017-06-08 현대자동차주식회사 막-전극 접합체 제조 방법
JP2017068899A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社Screenホールディングス 膜・触媒層接合体の製造装置および製造方法
KR101884065B1 (ko) * 2015-09-28 2018-07-31 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 막·촉매층 접합체의 제조 장치 및 제조 방법
KR20170037813A (ko) 2015-09-28 2017-04-05 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 막·촉매층 접합체의 제조 장치 및 제조 방법
EP3147977A1 (en) 2015-09-28 2017-03-29 SCREEN Holdings Co., Ltd. Apparatus for and method of manufacturing catalyst-coated membrane
JP2018156746A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 株式会社Screenホールディングス 基材処理装置および基材処理方法
CN108621533B (zh) * 2017-03-15 2020-06-30 株式会社斯库林集团 基材处理装置及基材处理方法
CN108621533A (zh) * 2017-03-15 2018-10-09 株式会社斯库林集团 基材处理装置及基材处理方法
CN110323473A (zh) * 2018-03-30 2019-10-11 本田技研工业株式会社 膜电极接合体的制造方法及制造装置
JP2019179625A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 本田技研工業株式会社 膜電極接合体の製造方法及び製造装置
JP7020980B2 (ja) 2018-03-30 2022-02-16 本田技研工業株式会社 膜電極接合体の製造方法及び製造装置
CN110323473B (zh) * 2018-03-30 2022-08-02 本田技研工业株式会社 膜电极接合体的制造方法及制造装置
JP2019185930A (ja) * 2018-04-04 2019-10-24 トヨタ自動車株式会社 燃料電池用膜電極接合体の製造方法
CN110323474A (zh) * 2019-07-15 2019-10-11 无锡先导智能装备股份有限公司 膜电极生产设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013182682A (ja) 膜電極接合体の製造方法および製造装置
JP5691873B2 (ja) 膜電極接合体の製造装置および製造方法
KR101776755B1 (ko) 연료전지 부품의 제조장치 및 제조방법
JP2011165460A (ja) 膜−触媒層接合体の製造方法
JP2017084545A (ja) ロールプレス機及びロールプレス方法
US10211475B2 (en) Electrolyte membrane roll body
JP2013114887A (ja) 電解質膜の製造方法
JP2017142897A (ja) 膜・触媒層接合体の製造装置および製造方法
JP6225890B2 (ja) 熱転写方法およびシートロール交換方法
EP4261962A1 (en) Method for manufacturing membrane electrode
JP6673241B2 (ja) 帯状の部材の貼り合わせ方法、および、帯状の部材の貼り合わせ装置
JP7131524B2 (ja) 膜電極ガス拡散層接合体の製造方法
JP5853194B2 (ja) 膜−触媒層接合体の製造方法及びその製造装置
JP5979100B2 (ja) 膜電極接合体の製造方法と電解質膜巻取ローラー
JP2010129435A (ja) 燃料電池用膜電極接合体の製造方法
JP6090192B2 (ja) 膜電極接合体の製造方法および膜電極接合体製造装置
JP6094828B2 (ja) 膜電極接合体の製造方法及び製造装置
JP6973241B2 (ja) 膜電極ガス拡散層接合体の連続製造方法
JP2015032416A (ja) 膜転写装置および膜の転写方法
JP7020980B2 (ja) 膜電極接合体の製造方法及び製造装置
JP7024318B2 (ja) 接合方法
JP2017068898A (ja) 膜・触媒層接合体の製造方法および製造装置
JP2020027792A (ja) 燃料電池用セルの接合体の製造装置
JP7255461B2 (ja) 膜電極ガス拡散層接合体の製造方法
JP2015168158A (ja) 薄膜積層体の製造方法