JP2013182527A - 買い物代行サポートシステム及び買い物代行サポート方法 - Google Patents

買い物代行サポートシステム及び買い物代行サポート方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パーソナルコンピューター等の操作が不得手な人であっても容易に利用することができ、又、人と人とのつながりの維持、広がりに寄与する買い物代行サポートシステム及び買い物代行サポート方法を提供する。
【解決手段】買い物代行サポートシステム10は、買い物代行のために買い物依頼者Rが支払う利用料として店が予め定めた所定の買い物代行利用料を店が買い物代行者Aから受領するための受領手段12と、買い物代行のために買い物代行者Aが受け取る手数料として買い物代行利用料を店が買い物代行者Aに支払うための支払い手段14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は買い物依頼者が例えばその友達である買い物代行者にスーパーマーケット等の店舗での買い物を依頼する買い物代行を店がサポートする買い物代行サポートシステム及び買い物代行サポート方法に関する。
近年、高齢化の進展等に伴い買い物に行くことが困難な人が増加している。これに対し、例えばネットスーパーと称されるシステムのようなインターネットを介した買い物システムが普及しつつある(例えば、特許文献1参照)。ネットスーパーの利用者は自宅等に居ながらパーソナルコンピューター等の操作や電話によって購入希望商品を注文することができる。一方、店側は注文された商品を店舗や倉庫において集め、集められた商品は店の配送担当者や宅配業者によって利用者の自宅等へ配送される。このようにネットスーパーでは利用者が自宅等に居ながら購入希望商品を注文し、又、注文した商品を受け取ることができるので、高齢者等の買い物をサポートする有力な手法と考えられている。
特開2011−186832号公報
しかしながら、ネットスーパーのようなインターネットを介した買い物システムを利用するためにはパーソナルコンピューター等の操作が必要であり、高齢者等の中にはこのようなパーソナルコンピューター等の操作が不得手な人も少なからず存在する。このような人たちにとってはネットスーパーのようなインターネットを介した買い物システムを利用することは容易ではないという問題がある。又、電話で注文する場合にはパーソナルコンピューター等の操作は必要ないが、購入希望商品が多い場合には発注や受注が煩雑であると共に購入希望商品の商品名や個数の誤認が生じやすいという問題がある。又、ネットスーパーのようなインターネットや電話を介した買い物システムでは利用者が他の人と触れ合う機会が殆どなく、人と人とのつながりが希薄になるという問題もある。尚、利用者は商品を受け取る際に商品を配送する人と顔を合わせる機会はあるが、商品を配送する人は上記のように店の配送担当者や宅配業者であり、人と人とのつながりとは言い難い場合が多いと考えられる。
又、店の配送担当者や宅配業者による配送の場合、配送用のためのコンテナ等が必要でコストアップの要因となったり、購入商品の代金回収の手続きが煩雑であるという問題もある。又、配送時に購入依頼者が不在である場合に持参した商品の扱いが問題となる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、パーソナルコンピューター等の操作が不得手な人であっても容易に利用することができ、又、人と人とのつながりの維持、広がりに寄与する買い物代行サポートシステム及び買い物代行サポート方法を提供することを課題とする。
本発明は、買い物依頼者が買い物代行者に店舗での買い物を依頼する買い物代行を店がサポートする買い物代行サポートシステムであって、買い物代行のために買い物依頼者が支払う利用料として店が予め定めた所定の買い物代行利用料を店が買い物代行者から受領するための受領手段と、買い物代行のために買い物代行者が受け取る手数料として買い物代行利用料を店が買い物代行者に支払うための支払い手段と、を備え、受領手段は、店舗で売られる商品の価格と共に買物代行利用料を記憶する受領用記憶手段と、買い物客が店舗において集めた購入商品の商品名及び個数を手動により又は自動的に入力する機能及び買い物客が店に支払う預かり金の金額を手動により又は自動的に入力する機能に加えて買い物代行が利用されたことを手動により又は自動的に入力する機能を有する受領用入力手段と、受領金額として購入商品の代金を計算すると共に買い物代行が利用されたことが入力された場合に受領金額として購入商品の代金に更に買い物代行利用料も加えた金額を計算し預かり金から購入商品の代金及び買い物代行利用料を差し引いて釣り銭を計算するように構成された受領用計算手段と、受領金額として購入商品の代金が記載された受領証をプリントすると共に買い物代行の利用が入力された場合に受領金額として購入商品の代金と共に買い物代行利用料が記載された受領証をプリントする受領用プリント手段と、を備え、支払い手段は、受領証に記載されている買い物代行利用料を認識可能であるように受領手段と接続され、支払い金額として受領証の買い物代行利用料を表示するように構成されたことを特徴とする買い物代行サポートシステムにより上記課題を解決したものである。
又、本発明は、買い物依頼者が買い物代行者に店舗での買い物を依頼する買い物代行を店がサポートする買い物代行サポート方法であって、買い物代行のために買い物依頼者が支払う利用料として店が予め定めた所定の買い物代行利用料を店が受領手段によって買い物代行者から受領する受領ステップと、買い物代行のために買い物代行者が受け取る手数料として買い物代行利用料を店が支払い手段によって買い物代行者に支払う支払いステップと、を備え、受領ステップは、買い物客が店舗において集めた購入商品の商品名及び個数及び買い物客が店に支払う預かり金の金額を手動により又は自動的に受領手段に入力すると共に買い物代行利用料を手動により又は自動的に受領手段に入力する受領用入力ステップと、受領金額として購入商品の代金に更に買い物代行利用料も加えた金額を計算し預かり金から購入商品の代金及び買い物代行利用料を差し引いて釣り銭を計算する受領用計算ステップと、受領金額として購入商品の代金と共に買い物代行利用料が記載された受領証を受領用プリント手段によってプリントする受領用プリントステップと、を備え、支払いステップは、受領証の買い物代行利用料を認識可能であるように受領手段と接続された支払い手段によって支払い金額として買い物代行利用料を表示することを特徴とする買い物代行サポート方法により上記課題を解決したものである。
上記の買い物代行サポートシステム及び買い物代行サポート方法は、買い物依頼者が買い物代行者に店舗での買い物を依頼するためのものであり、買い物依頼者はパーソナルコンピューター等の操作を行う必要がないのでパーソナルコンピューター等の操作が不得手な人であっても容易に利用することができる。
又、買い物依頼者は買い物の依頼の場面や、購入商品の受け渡しの場面において買い物代行者と会話をしたり顔を合わせることになるので買い物依頼者と買い物代行者との間に人と人とのつながりが生まれやすい。更に、買い物は日常生活において繰り返し行われるものであり、買い物依頼者が友達等の特定の買い物代行者に繰り返し買い物代行を依頼することで人と人とのつながりが深まることが期待できる。
又、上記の買い物代行サポートシステム及び買い物代行サポート方法は、店が予め定めた所定の買物代行利用料を店が買い物代行者から受領し、又、買い物代行のために買い物代行者が受領する手数料として買い物代行利用料を店が買い物代行者に支払うので、買い物依頼者が買い物代行者に買い物代行を依頼しやすい。
より詳細には、買い物の代行は個人の間では従来からしばしば行われていたものであるが、買い物は上記のように日常生活において繰り返し行われるものであり、買い物依頼者としては日常的に特定の買い物代行者に買い物の代行を依頼することを気兼ねすることが少なくないと考えられる。一方、買い物代行者にとっても日常的に買い物代行を引き受けることは負担が少なくないと考えられる。尚、買い物依頼者が買い物代行者に謝礼金を支払うようにすればこのような買い物依頼者の気兼ねや買い物代行者の負担感を軽減しうるが、個人間で適当な謝礼金の額を定めることは容易でなかったり、買い物代行者が謝礼金を受け取ることを気兼ねすることも多いと考えられる。
これに対し、上記の買い物代行サポートシステム及び買い物代行サポート方法では、買い物依頼者は(買い物代行者を介して)店に対して店が予め定めた所定の買い物代行利用料を支払うようになっているので気兼ねなく買い物代行者に買い物の代行を依頼することができる。一方、買い物代行者も店から買い物代行の手数料として買い物代行利用料を気兼ねなく受け取ることができる。従って、上記の買い物代行サポートシステム及び買い物代行サポート方法は多くの人に利用されることが期待され、このような新たな買い物代行サポートシステム及び買い物代行サポート方法を介して人と人とのつながりが広がることも期待される。
又、高齢者の中には元気で時間にもゆとりがある人も少なくないと考えられる。このような人たちが買い物代行者となり買い物代行の手数料として買い物代行利用料を得ることで高齢者等が収入を得る新たな機会が得られることが期待され、又、高齢者等と社会とのつながりが強まることも期待される。
又、上記の買い物代行サポートシステム及び買い物代行サポート方法では、買い物依頼者と買い物代行者との間で購入商品やその代金の受け渡しが行われるので、店の配送担当者や宅配業者による配送で必要とされるような配送用のコンテナは不要であり、又、店の配送担当者や宅配業者による代金回収の煩雑な手続きや、配送時に購入依頼者が不在である場合の持参した商品の扱い等の問題も生じない。
本発明によれば、パーソナルコンピューター等の操作が不得手な人であっても容易に利用することができ、又、人と人とのつながりの維持、広がりに寄与する買い物代行サポートシステム及び買い物代行サポート方法を実現できる。
本発明の第1実施形態に係る買い物代行サポートシステムの要部の構成を模式的に示す側面図 同買い物代行サポートシステムの全体構成の概要を模式的に示す平面図 同買い物代行サポートシステムの構成を模式的に示すブロック図 同買い物代行サポートシステムの受領証の一例を示す図 同買い物代行サポートシステムの受領証の他の一例を示す図 同買い物代行サポートシステムの支払い証の一例を示す図 同買い物代行サポートシステムのパーソナルデータ記載紙の一例を示す図 同買い物代行サポートシステムの買い物メモ用紙の一例を示す図 同買い物代行サポートシステムによる買い物代行サポート方法の概要を示すフローチート 同買い物代行サポートシステムの携帯端末の画面表示の一例を示す図 本発明の第2実施形態に係る買い物代行サポートシステムの構成を模式的に示すブロック図 同買い物代行サポートシステムの支払い証(兼受領証)の一例を示す図 同買い物代行サポートシステムの支払い証(兼受領証)の他の一例を示す図
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。本発明の第1実施形態は図1〜3に示されるような、買い物依頼者Rが買い物代行者Aに店舗Sでの買い物を依頼する買い物代行を店がサポートする買い物代行サポートシステム10及びこれを利用した買い物代行サポート方法に関するものである。買い物依頼者Rは例えば店舗Sまで買い物に行くことが困難な高齢者等である。一方、買い物代行者Aは例えば高齢であっても元気で時間にもゆとりがある買い物依頼者Rの友達である。買い物代行サポートシステム10は、買い物代行のために買い物依頼者Rが支払う利用料として店が予め定めた所定の金額の買い物代行利用料を店が買い物代行者Aから受領するための受領手段12と、買い物代行のために買い物代行者Aが受け取る手数料として買い物代行利用料を店が買い物代行者Aに返金するための支払い手段14と、を備えることを特徴としている。本第1実施形態では受領手段12と支払い手段14は別体の装置として備えられている。
受領手段12はレジスターであり、店舗Sで売られる商品の価格と共に買い物代行利用料を記憶する受領用記憶手段16と、買い物客が店舗Sにおいて集めた購入商品の商品名及び個数を手動により又は自動的に入力する機能及び買い物客が店に支払う預かり金の金額を手動により又は自動的に入力する機能に加えて買い物代行が利用されたことを手動により又は自動的に入力する機能を有する受領用入力手段18と、受領金額として購入商品の代金を計算すると共に買い物代行が利用されたことが入力された場合に受領金額として購入商品の代金に更に買い物代行利用料も加えた金額を計算し預かり金から購入商品の代金及び買い物代行利用料を差し引いて釣り銭を計算するように構成された受領用計算手段20と、受領金額として購入商品の代金が記載された受領証22をプリントすると共に買い物代行の利用が入力された場合に受領金額として購入商品の代金に加え買い物代行利用料が記載された受領証22をプリントし更に各受領証22毎に各受領証22の識別のための受領証識別コードをプリントする受領用プリント手段24と、を備えている。
受領用記憶手段16は買い物代行利用料として例えば後述する専用カート70を利用するための専用カート利用料を記憶している。図4は買い物依頼者Rのための受領証22の例であり、図5は買い物代行者Aが自身のための買い物もする場合の買い物代行者Aのための受領証22の例である。図4に示される受領証22には買い物代行利用料として専用カート利用料が記載されている。尚、便宜上、図4及び5には商品の商品名や個数、合計金額、釣り銭の額等が同じ例が示されているが、買い物依頼者Rのための受領証22に記載される商品の商品の商品名や個数、合計金額、釣り銭の額等と、買い物代行者Aのための受領証22に記載される商品の商品名や個数、合計金額、釣り銭の額等は通常は異なる。又、「専用カート利用料」は買い物代行のために買い物依頼者Rが買い物代行者Aを介して店に支払う(店が買い物依頼者Rから一時的に預かる)買い物代行利用料の名目の一例であり買い物代行利用料の名目は他の名目であってもよい。又、受領用記憶手段16が記憶する専用カート利用料等の買い物代行利用料の金額は店が適宜変更してもよい。又、受領用記憶手段16は専用カート利用料等の買い物代行利用料の金額の候補として複数の金額を記憶していて、例えば店員C2がこれらのうちのいずれかの金額を店の指示等によって適宜選択して入力するようにしてもよい。又、受領用記憶手段16は例えば買い物代行利用料として専用カート利用料とこれよりも金額が低い又は高い1つ又は2つ以上の買い物代行利用料を記憶していてもよい。例えば、専用カート利用料よりも金額が低い又は高い買い物代行利用料で買い物の代行をすることに買い物代行者Aと買い物依頼者Rとが合意している場合、買い物依頼者Aの申し出によって店員C1が専用カート利用料よりも金額が低い又は高い買い物代行利用料を選択して入力できるようにしておいてもよい。尚、受領用記憶手段16は、受領用入力手段18や受領用プリント手段24と同じ箇所に備えられていてもよく、又、受領用入力手段18や受領用プリント手段24とは別の箇所に備えられていて受領用計算手段20等と有線又は無線で接続されていてもよい。例えば、受領用記憶手段16は、同じ系列の複数の店舗と接続された本部のホストコンピューター及び/又は店舗S内のサーバーに備えられていてもよい。受領用入力手段18は、例えばバーコードリーダー、テンキー、カードリーダー等の要素で構成されている。尚、受領用記憶手段16が複数の種類の買い物代行利用料を記憶している場合、受領用入力手段18は、例えば専用カート利用料と、これよりも金額が低い又は高い買い物代行利用料を手動により選択して入力できる機能(一例として複数の種類の買い物代行利用料を選択するためのボタン)を有しているとよい。更に、受領用入力手段18は買い物代行者Aと買い物依頼者Rとが合意した任意の買い物代行利用料をテンキーにより手動で入力できる機能も有していてもよい。受領用計算手段20はコンピュータープログラムである。
支払い手段14も受領手段12と同様にレジスター又はレジスターに類似した装置であるが、商品の代金の受領とは別に種々の対応をするために設けられたカウンター(以後、「サービスカウンター」と呼ぶ)に設置されている。支払い手段14は、受領証22の受領証識別コードを手動により又は自動的に入力する機能を有する支払い用入力手段26と、買い物代行利用料が記載された支払い証30をプリントする支払い用プリント手段28と、を備え、且つ、受領証識別コードに対応する受領証22に記載されている専用カート利用料等の買い物代行利用を認識可能であるように受領手段12と接続され、支払い用入力手段26によって入力される受領証識別コードにより識別される受領証22の専用カート利用料等の買い物代行利用を買い物代行者Aに支払う支払い金額として支払い証30にプリント(表示)するように構成されている。又、支払い用プリント手段28は後述する専用自動車62の利用のための専用自動車利用券も支払い証30にプリントするように構成されている。図6は支払い証30の一例である。図6に示される支払い証30には店が買い物代行者Aに支払う買い物代行利用料として「お友達宅配謝礼金」が記載されている。又、支払い証30には後述する専用自動車62の利用のためのタクシー利用証明書(専用自動車利用券)がプリントされている。尚、「お友達宅配謝礼金」は買い物代行のために店が買い物代行者Aを介して買い物依頼者Rから一時的に預かった買い物代行利用料を買い物代行の手数料として買い物代行者Aに支払う際の買い物代行利用料の名目の一例であり、店が買い物代行の手数料として買い物代行者Aに支払う際の買い物代行利用料の名目は他の名目であってもよい。支払い手段14は支払い用プリント手段28に加えて、又は支払い用プリント手段28に代えて買い物代行者Aに支払う支払い金額として買い物代行利用料の金額を表示するためのディスプレイ等を備えていてもよい。
支払い用入力手段26はOCR、バーコードリーダー、テンキー又はこれらのうちの2つ或いは3つの組合せである。又、支払い手段14は支払い用入力手段26や受領手段12から入力される情報に基づいて支払い用プリント手段28やディスプレイを制御する支払い用制御手段31を備えている。支払い用制御手段31はコンピュータープログラムである。
又、買い物代行サポートシステム10は、店が買い物代行の利用希望者に対して付与する買い物代行利用会員カード32を更に備えている。買い物代行利用会員カード32は磁気カードやICカードであり、受領用入力手段18は買い物代行利用会員カード32毎に割り当てられた買い物代行利用会員(利用希望者)を特定するための情報を入力する機能を有している。より詳細には受領用入力手段18は例えばカードリーダーによって買い物代行利用会員カード32毎に割り当てられた買い物代行利用会員(利用希望者)を特定するための会員番号等の情報を入力するように構成されている。又、受領用入力手段18は例えばカードリーダーに加えて、又はカードリーダーに代えてテンキーによって買い物代行利用会員(利用希望者)の会員番号を入力するように構成されていてもよい。
又、買い物代行サポートシステム10は、パーソナルデータ登録手段34を更に備えている。パーソナルデータ登録手段34は、買い物客が過去に商品を購入した購入履歴データを記憶する購入履歴データ記憶手段36と、買い物代行の利用希望者の氏名及び住所を入力するための買い物代行利用希望者入力手段38と、利用希望者の氏名及び住所に利用希望者が過去に購入した商品の商品名及び商品識別コードを加えたパーソナルデータを作成するように構成されたパーソナルデータ作成手段40と、パーソナルデータを記憶するパーソナルデータ記憶手段42と、商品識別コードを含むパーソナルデータが記載されたパーソナルデータ記載紙44をプリントするためのパーソナルデータ用プリント手段46と、パーソナルデータが作成された利用希望者毎に買い物代行利用会員カード32を発行するための買い物代行利用会員カード発行手段48と、を備えている。図7はパーソナルデータ記載紙44の一例であり、利用希望者が過去に購入したことがある商品の商品識別コード、商品名、参考価格等が記載されている。尚、パーソナルデータ記載紙44の表紙等には利用希望者の氏名及び住所等も記載されているが図7ではこれらの表示は省略している。
このパーソナルデータ登録手段34は、買い物代行者の候補者の氏名及び住所を入力するための買い物代行候補者入力手段50と、買い物代行者の候補者のリストを記憶する買い物代行候補者記憶手段52と、買い物代行者の候補者のリストから買い物代行の各利用希望者の住所に近い所定の住所の地域に居住する候補者を選択する買い物代行候補者選択手段54と、を更に備えている。買い物代行候補者選択手段54は例えば買い物代行の利用を希望する各利用希望者の住所と区、市、町、丁目、番地等が同じである住所や、これに更に区、市、町、丁目、番地等が隣接する住所等を「近い住所」と認識するように構成されている。
尚、買い物代行利用希望者入力手段38、買い物代行候補者入力手段50は例えばサービスカウンターに設置されているパーソナルコンピューターのキーボードであり、別々のパーソナルコンピューターがそれぞれの機能を担っていてもよいし、1つの共通のパーソナルコンピューターが両者の機能を兼ねていてもよい。パーソナルデータ作成手段40、買い物代行候補者選択手段54はコンピュータープログラムである。又、パーソナルデータ用プリント手段50は例えばレーザープリンタやインクジェットプリンタでありサービスカウンターに設置されている。買い物代行利用会員カード発行手段48は同様にサービスカウンターに設置されており、パーソナルデータが登録された会員の氏名等の情報を磁気等によって買い物代行利用会員カード32に記録するようになっている。尚、購入履歴データ記憶手段36、パーソナルデータ作成手段40、パーソナルデータ記憶手段42、買い物代行候補者記憶手段52、買い物代行候補者選択手段54のいずれか又は全部は、サービスカウンターに設置されているパーソナルコンピューター内に備えられていてもよいが、これらのいずれか又は全部はサービスカウンターに設置されているパーソナルコンピューターとは別の箇所に備えられていてサービスカウンターに設置されているパーソナルコンピューターと有線又は無線で接続されていてもよい。例えば、購入履歴データ記憶手段36、パーソナルデータ記憶手段42、買い物代行候補者記憶手段52、買い物代行候補者選択手段54は、受領手段12の受領用記憶手段16と同様に、同じ系列の複数の店舗と接続された本部のホストコンピューターや店舗S内のサーバーに備えられていてもよい。
又、買い物代行サポートシステム10は、店が買い物客に貸与する携帯端末56を更に備えている。携帯端末56は例えばタブレット端末と称される携帯用のコンピューターであり例えばサービスカウンターに複数用意されている。携帯端末56は買い物客の購入予定商品の商品名に対応する商品識別コード又は商品名が入力されることにより店舗Sにおける購入予定商品の売場の位置を表示する機能を有している。又、携帯端末56は店舗Sの商品に付されているバーコードを読み取るためのバーコードリーダー56Aを備えており買い物客は店舗Sにおいて購入のために集める商品の商品名及び個数をバーコードリーダー56Aによって携帯端末56に入力可能であり、且つ、携帯端末56はバーコードリーダー56Aによって入力される商品の商品名及び個数を受領手段12に有線又は無線により送信する機能を有している。更に、携帯端末56は購入予定商品に含まれる商品に付されているバーコードがバーコードリーダー56Aによって読み取られたことを買い物客に音及び画面表示の少なくとも一方によって知らせる機能を有している。例えば携帯端末56は購入予定商品として入力されている商品のバーコードがバーコードリーダー56Aによって読み取られた場合に、店舗Sにおけるその購入予定商品の売場の位置を色の変更やマークで画面に示したり、及び/又は「ピー」というような音を発することによって、その購入予定商品が集められたことを示すようになっている。又、携帯端末56は購入予定商品としては入力されていない商品のバーコードがバーコードリーダー56Aによって読み取られた場合に、前記の音と異なる音を発することによって、購入予定商品としては入力されていない商品のバーコードがバーコードリーダー56Aによって読み取られた(購入予定商品ではない商品が購入されようとしている)ことを示すようになっていてもよい。
又、買い物代行サポートシステム10は、買い物依頼者Rが買い物代行者Aに購入予定商品の商品名及び個数を伝達するための所定の形式の買い物メモ用紙58と、買い物メモ用紙58の記載内容を自動的に読み取るための買い物メモ用紙読み取り装置60と、を更に備えている。
買い物メモ用紙58は購入予定商品の商品名に対応する商品識別コードが数字又はバーコードのいずれかの形態で記載され、且つ、購入予定商品の個数も数字で記載されるようになっている。図8は買い物メモ用紙34の一例であり、商品識別コードが数字で記載されるようになっている。尚、図8中の「短縮品番」の欄が商品識別コードを記入する欄である。
買い物メモ用紙読み取り装置60はOCR、バーコードリーダー又はこれらの組合せであり、サービスカウンター又はその周辺等に設置されている。買い物メモ用紙読み取り装置60は買い物メモ用紙58から購入予定商品の商品名及び個数を読み取り可能であり、且つ、購入予定商品の商品名及び個数を携帯端末56に有線又は無線により送信する機能を有している。
又、買い物代行サポートシステム10には、買い物代行者Aが買い物依頼者Rに購入商品を届けるための複数の専用自動車62が用意されている。専用自動車62は例えば軽自動車である。これら専用自動車62は店舗Sに待機するようになっている。又、専用自動車62の運転は専用の運転手が担当するようになっており、買い物代行者A自身は運転することなく買い物依頼者Rに購入商品を届けることができるようになっている。専用自動車62の利用範囲は例えば店舗Sから3km程度の一定の範囲であり、この一定の範囲に居住する買い物依頼者Rへの購入商品の配送のために利用されることが想定されている。尚、タクシーが専用自動車62の役割を担うようにしてもよい。
又、店舗Sには通常の買い物用のカート68と買い物代行用の専用カート70とが用意されている。更に、店舗Sには通常の買い物用のかご72と買い物代行用の専用かご74とが用意されている。専用かご74は例えば全体的な形状、大きさは通常の買い物用のかご72と同じであり色、文字又は部分的な形状の違い等によって買物客が通常のかご72と識別できるようになっている。図1、2に模式的に示されるように専用カート70は2つのかごを搭載できるようになっている。尚、図1、2では専用カート70は2つのかごを前後方向に並べて搭載するようになっているが、2つのかごを左右方向に並べて搭載する構成や2つのかごを上下方向に並べて搭載する構成であってもよい。又、例えば上段に2つのかごを前後方向又は左右方向に並べて搭載し、下段にも2つのかごを前後方向又は左右方向に並べて搭載する(合計4つのかごを搭載できる)構成であってもよい。又、専用カート70は携帯端末56を着脱自在である携帯端末設置部を備えており、買い物客は専用カート70に装着された携帯端末56を参照しながら店舗S内を移動できるようになっている。
次に、図9のフローチャートに沿って買い物代行サポートシステム10による買い物代行サポート方法について説明する。
まず買い物依頼者Rはパーソナルデータの登録を行う(S102:パーソナルデータ登録ステップ)。具体的には、買い物依頼者Rは買い物代行利用会員の登録手続きのために店舗Sのサービスカウンターにおいて店員C2に書面又は口頭によって、氏名、住所等の買い物依頼者Rを特定するための情報を伝える。店員C2は買い物代行利用希望者入力手段38によってこれらの情報を入力する。又、買い物依頼者Rは、店が割引やポイント付与等のサービスのために発行し、買い物依頼者Rが既に所持していたカード(買い物代行利用会員カード32とは別のカード)を店員C2に手渡す。このカードを店員C2が所定のカードリーダーに読み取らせることによって購入履歴データ記憶手段36に記憶されている、買い物依頼者Rが過去に購入した商品の商品名をパーソナルデータ作成手段40が認識することができる。尚、このカードによって買い物依頼者Rの氏名や住所もパーソナルデータ作成手段40が認識することができる場合は店員C2への買い物依頼者Rの氏名や住所の伝達は省略してもよい。パーソナルデータ作成手段40は利用希望者の氏名及び住所に利用希望者が過去に購入した商品の商品名及び商品識別コードを加えたパーソナルデータを作成する。買い物依頼者Rのパーソナルデータはパーソナルデータ記憶手段42に記憶される。店員C2は商品識別コードを含むパーソナルデータが記載されたパーソナルデータ記載紙44をパーソナルデータ用プリント手段46によってプリントする。尚、パーソナルデータ記載紙44には買い物依頼者Rの買い物代行のための会員番号もプリントされる。又、店員C2は買い物代行利用会員カード32を買い物代行利用会員カード発行手段48によって発行する。買い物依頼者Rは店員C2から買い物代行利用会員カード32、パーソナルデータ記載紙44及び買い物メモ用紙58を受取る。
尚、例えば買い物依頼者Rがこれまで店舗Sや系列店で買い物をした実績がなく、割引やポイント付与等のサービスのために店が発行するカードを所持していない場合は、買い物依頼者Rはまずこのカード(買い物代行利用会員カード32とは別のカード)の発行を受けて店舗Sにおいて買い物をし、その購入履歴を購入履歴データ記憶手段36に記憶させてからパーソナルデータの登録を行うことが好ましい。このようにすることで購入した商品の商品識別コードがパーソナルデータ記載紙44に記載されるので、購入実績がある商品の買い物代行を依頼する際に買い物メモ用紙58に商品識別コードを容易に記入できる。一方、パーソナルデータ記載紙44には買い物依頼者Rが過去に購入した商品の商品名及び商品識別コードが記載されているが、買い物依頼者Rが過去に購入した商品以外の商品の購入のため、買い物依頼者Rは店員C2から店舗Sで売られている商品の商品名に対応する商品識別コードが記載された商品リストや商品カタログを受取っておくとよい。
次に、買い物依頼者Rは買い物代行者Aに店舗Sにおける買い物の代行を依頼する(S104:買い物代行依頼ステップ)。具体的には買い物依頼者Rは自宅等においてパーソナルデータ記載紙44や商品リスト、商品カタログ等を参照して買い物メモ用紙58に購入を希望する商品の商品識別コード、個数を手書きで記入する。又、念のため商品名も併記する。尚、買い物依頼者Rは店のホームページ等を参照して商品識別コードを記入してもよい。店のホームページ等を参照するためにはパーソナルコンピューター等の操作は必要であるが商品の注文等よりも操作は容易である。又、商品識別コードがバーコードである場合には商品リスト、商品カタログ等に用意されているバーコードのシール等を買い物メモ用紙58に貼り付ける。尚、商品識別コードが不明である購入希望商品については商品名及び個数のみを記入しておけばよい。又、買い物依頼者Rはパーソナルデータ記載紙44に記載されている自身の会員番号を記入する。買い物依頼者Rは、購入を希望する商品の商品識別コード、個数、商品名、会員番号を記載した買い物メモ用紙58及び会員代行利用会員カード32を自宅等において例えば友達である買い物代行者Aに手渡す。尚、買い物依頼者Rは買い物代行者Aに買い物メモ用紙58への商品識別コード、個数、商品名、会員番号の記入の代行も依頼してもよい。又、この際、買い物依頼者Rは商品の代金も買い物代行者Aに手渡してもよいが代金は後で支払うようにしてもよい。又、買い物依頼者Rは電話によって買い物代行者Aに買い物の代行を依頼してもよい。この場合、買い物代行者Aが未記入の買い物メモ用紙58を所持していれば、買い物依頼者Rは電話によって買い物代行者Aに買い物メモ用紙58への商品識別コード、個数、商品名、会員番号の記入の代行を依頼してもよい。又、買い物依頼者Rやその家族がインターネットの店のサイトにおいて商品識別コード、個数、商品名、会員番号等を入力し、電話によって買い物代行者Aにはこれを告げて買い物の代行を依頼してもよい。尚、買い物依頼者Rが買い物の代行を依頼できるような友人を自身で見つけることが困難な場合は、予め店舗S等において買い物代行候補者選択手段54によって選択される買い物代行候補者の紹介を受けておいて、その中のいずれかの人に買い物の代行を依頼すればよい。
買い物依頼者Rから買い物の代行を依頼された買い物代行者Aは徒歩、自転車、自家用車、或いはバスやタクシー、電車等の公共交通手段によって店舗Sに来店し買い物代行の準備を行う(S106:買い物代行準備ステップ)。具体的には、買い物代行者Aは店舗Sのサービスカウンターにおいて店員C2に買い物代行利用カード32や買い物メモ用紙58を提示して携帯端末56の貸与を受ける。尚、買い物メモ用紙58に商品識別コードが記載されていない商品の商品名が記載されている場合、買い物代行者A又は店員C2は、サービスカウンター等に備えられている商品リストや商品カタログ、店のホームページ等を参照して商品識別コードを記載する。更に、買い物代行者A又は店員C2は買い物メモ用紙58の内容を買い物メモ用紙読み取り装置60によって読み取らせ、携帯端末56に有線又は無線により送信させる。又、買い物依頼者Rやその家族がインターネットの店のサイトにおいて商品識別コード、個数、商品名、会員番号等を入力していた場合は、サービスカウンターに設置されたパーソナルコンピューター等を介してこの入力されたデータを携帯端末56に有線又は無線により送信してもよい。これにより携帯端末56には図10に例示されるような、買い物メモ用紙58に記載された購入希望商品の店舗Sにおける売場の位置や売場の位置への経路等が表示される。この携帯端末56を買い物代行者A又は店員C2は専用カート70に装着する。更に、買い物代行者Aは専用カート70に専用かご74を載せる。又、買い物代行者Aが自身のための買い物も行う場合には専用カート70に通常のかご72も載せる。
次に、買い物代行者Aは携帯端末56を参照しつつ店舗Sにおいて買い物を行う(S108:買い物実行ステップ)。具体的には、買い物代行者Aは携帯端末56に表示された買い物依頼者Rの購入希望商品の売場の位置を参照しながら店舗Sにおいて買い物依頼者Rの購入希望商品を集めて専用かご74に入れていく。又、買い物代行者Aが自身のための買い物もする場合は、自身のための購入商品は通常のかご72に入れる。尚、かご72や専用かご74に入らない大型の商品はかご72や専用かご74には入れずに専用カート70に載せればよい。又、買い物代行者Aは携帯端末56のバーコードリーダー56Aによって店舗Sにおいて集める商品に付されているバーコードを読みとり商品の商品名及び個数を携帯端末56に入力する。尚、買い物代行者Aが自身のための買い物もする場合は、携帯端末56を操作して自身のための商品と買い物依頼者Rのための商品とを区別して携帯端末56に商品名及び個数を入力する。図10に示されるように携帯端末56の画面にはバーコードリーダー56Aによってバーコードを読みとった商品の個数が表示される。図10において「No.1」の売り場の商品は既にバーコードが読みとられており、「No.2」、「No.3」の売り場の商品はまだバーコードが読みとられていない。尚、携帯端末56の画面には買い物依頼者Rのための(バーコードを読みとった)商品の個数と買い物代行者A自身のための(バーコードを読みとった)商品の個数は識別のために異なる色等で表示されるようになっている。又、携帯端末56は購入予定商品として入力されている商品のバーコードがバーコードリーダー56Aによって買い物依頼者Rのための商品として読み取られた場合に、その購入予定商品の売場の位置を色の変化やマークで画面に示したり、及び/又は「ピー」というような音を発することによって、その購入予定商品が集められたことを示す。又、携帯端末56は購入予定商品としては入力されていない商品のバーコードがバーコードリーダー56Aによって買い物依頼者Rのための商品として読み取られた場合に、前記の音と異なる音を発したり画面に所定の表示をすることによって、購入予定商品としては入力されていない商品のバーコードがバーコードリーダー56Aによって読み取られたことを示す。尚、買い物代行者Aは、買い物依頼者Rのための商品のみの商品名及び個数をバーコードリーダー56Aによって携帯端末56に入力するようにしてもよい。
買い物代行者Aは、買い物依頼者Rの購入希望商品や自身の購入希望商品を総て集めたらレジスターへ行き、店は買い物代行者Aから商品の代金及び専用カート利用料(買い物代行利用料)を受領する(S110:受領ステップ)。具体的には、まず買い物代行者A又は店員C1は携帯端末56を操作して携帯端末56に入力された購入商品の商品名及び個数を受領手段12に有線又は無線により送信する。又、買い物代行者Aは店員C1に買い物依頼者Rの会員代行利用会員カード32を手渡し、店員C1は受領用入力手段18によって会員代行利用会員カード32に記憶された情報(買い物依頼者Rの会員番号等の買い物依頼者Rを特定する情報等)を受領手段12に入力する。これにより買い物代行が利用されたことが受領手段12に入力される。尚、携帯端末56に入力された購入商品の商品名及び個数を受領手段12に送信する際に、買い物代行が利用されたことを携帯端末56から受領手段12に送信して受領手段12に入力するようにしてもよい。又、買い物代行者Aは買い物代行利用カード32や買い物メモ用紙58等を見ながら口頭で店員C1に買い物依頼者Rの会員番号を伝え、店員C1がテンキーによって買い物依頼者Rの会員番号を受領手段12に入力するようにしてもよい。又、店員C1は専用カート70等を目視で確認して買い物代行が利用されたことを受領用入力手段18のボタン等によって受領手段12に入力してもよい。これにより受領手段12の受領用計算手段20は買い物代行者Aが買い物依頼者Rのために集めた商品の商品名及び個数を認識すると共に買い物代行が利用されたことを認識する。受領用計算手段20は受領用記憶手段16に記憶されている商品の価格及び専用カート利用料(買い物代行利用料)に基づいて購入商品の代金に専用カート利用料を加えた金額を計算する。更に、受領用計算手段20は消費税や店が設定した所定の割引額等も加味した、買い物代行者Aから受領すべき金額を計算し、受領手段12はこの金額ディスプレイ等に表示する。
尚、受領用記憶手段16が、買い物代行用の専用カート利用料だけでなくこれよりも金額が低い又は高い1種類又は2種類以上の買い物代行利用料を記憶しており、買い物代行者Aと買い物依頼者Rとがお友達宅配謝礼金よりも金額が低い又は高い買い物代行利用料で買い物の代行をすることに合意している場合、買い物依頼者Aはこれを申し出て店員C2は専用カート利用料よりも金額が低い又は高い買い物代行利用料を選択して入力するように受領用入力手段18のボタンやテンキーを操作する。
買い物代行者Aは受領手段12のディスプレイに表示された金額を目視することにより、及び/又は店員C1が受領手段12のディスプレイに表示された金額を買い物代行者Aに口頭で伝えることにより、買い物代行者Aは自身が店に支払うべき金額を認識し、これと同じ金額又はこれを上回る金額の金銭を店員C1に支払う。買い物代行者Aが支払った金銭の金額を店員C1が受領手段12に入力すると、受領用計算手段20は購入商品の代金及び専用カート利用料等の買い物代行利用料を買い物代行者Aが支払った金銭の金額から差し引く計算や消費税、割引き等の計算を行って釣り銭を算出し、受領手段12はこの金額をディスプレイに表示する。又、受領用プリント手段24は受領金額として購入商品の代金等と共に専用カート利用料等の買い物代行利用料が記載された受領証22をプリントする。尚、受領証22には受領証識別コード、購入商品の商品名及び個数もプリントされる。店員C1は例えば受領証22に記載された購入商品の合計の個数と、実際に買い物代行者Aが集めた合計の個数とが一致することを確認することによって精算が正しく行われたことを確認する。この精算確認作業が容易であるように受領証22には購入商品の合計の個数をプリントするようにしてもよい。店員C1は受領手段12に表示された金額の釣り銭及び受領証22を買い物代行者Aに手渡す。これにより買い物依頼者Rのための購入商品の精算が完了する。尚、受領証識別コード、店が買い物代行者Aから受領した専用カート利用料等の買い物代行利用料、買い物依頼者Rの会員番号等は受領用記憶手段16等に記憶される。
買い物代行者Aが自身のための買い物も行っていた場合は、買い物依頼者Rのための購入商品の精算が完了した後に、買い物代行者Aのための購入商品の精算を行う。買い物代行者Aが自身のための商品の商品名及び個数もバーコードリーダー56Aによって携帯端末56に入力した場合は、受領手段12の受領用計算手段20は携帯端末56からの送信によって買い物代行者Aが自身のために集めた商品の商品名及び個数を認識する。一方、買い物代行者Aが買い物依頼者Rのための商品の商品名及び個数だけをバーコードリーダー56Aによって携帯端末56に入力した場合は、買い物代行者Aのための商品の商品名及び個数は店員C1が受領用入力手段18のバーコードリーダーやテンキーによって受領手段12に入力する。尚、買い物代行者Aのための受領証22には、買い物依頼者Rのための受領証22の受領証識別コードと共通の受領証識別コードがプリントされる。買い物依頼者Rのための購入商品や買い物代行者A自身のための購入商品の精算が完了したら買い物代行者Aは必要に応じてサッカー台等において購入した商品をかご72や専用かご74から買い物袋等に移し替える。
次に買い物代行者Aは手数料として店から買い物代行利用料の支払いを受ける(S112:支払いステップ)。具体的には買い物代行者Aはサービスカウンターにおいて店員C2に買い物依頼者Rのための受領証22を手渡す。又、買い物代行者Aは貸与を受けた携帯端末56を店員C2に返却する。店員C2は支払い用入力手段26によって受領証22に記載されている受領証識別コードを支払い手段14に入力する。支払い手段14は、受領手段12との接続(通信)により受領証識別コードに対応する受領証22に記載されている専用カード利用料等の買い物代行利用料を認識し、受領証識別コードによって識別される受領証22の買い物代行利用料に相当する「お友達宅配謝礼金」をディスプレイや支払い証30に表示する。又、支払い用プリント手段28はお友達宅配謝礼金(買い物代行手利用料)及び専用自動車62を利用するためのタクシー利用証明書(専用自動車利用券)が記載された支払い証30をプリントする。店員C2は買い物代行者Aに支払い証30を手渡すと共にお友達宅配謝礼金(買い物代行利用料)を支払う。尚、店が買い物代行者Aに支払ったお友達宅配謝礼金等の買い物代行利用料やこれに対応する受領証識別コードは図示しない支払用記憶手段や受領用記憶手段16等に記憶される。又、店員C2はパーソナルデータ登録手段34を操作して買い物依頼者Rの新たなパーソナルデータ記載紙44をプリントする。パーソナルデータ記載紙44には今回の買い物で買い物依頼者Rが店舗S又はその系列店で初めて購入した商品の商品識別コードが反映(追加)されている。店員C2はプリントされた新たなパーソナルデータ記載紙44や新しい買い物メモ用紙58を買い物代行者Aに手渡す。
次に、買い物代行者Aは買い物依頼者Rのために購入した商品を買い物依頼者Rに配送する(S114:配送ステップ)。買い物代行者Aは徒歩、自転車、自家用車、或いはバスやタクシー、電車等の公共交通手段によって買い物依頼者Rの自宅等に向かい、買い物依頼者Rは自宅等において買い物代行者Aが(買い物依頼者Rのために)購入した商品、受領証22、新たなパーソナルデータ記載紙44、新しい買い物メモ用紙58、買い物代行利用会員カード32等を買い物代行者Aから受け取る。又、買い物代行者Aは買い物依頼者Rに釣り銭を手渡す。尚、買い物代行依頼ステップ(S104)において買い物代行者Aが買い物依頼者Rから購入希望商品の代金を受け取っていなかった場合は、ここで買い物依頼者Rから購入商品の代金を受け取る。これにより買い物依頼者Rが買い物代行者Aに依頼した買い物の代行が完了する。
又、買い物代行者Aが専用自動車62を利用する場合は、買い物代行者Aは店舗Sのサービスカウンターにおいて店が予め定めた所定の専用自動車利用料を店員C2に支払う。その後、買い物代行者Aは専用自動車利用券が記載された支払い証30を専用の運転手に提示し、専用の運転手が運転する専用自動車62に同乗して買い物依頼者Rの自宅等へ向かい、買い物依頼者Rのために購入した商品等を買い物依頼者Rに手渡す。尚、買い物代行者Aは、店が予め定めた所定の専用自動車利用料を専用の運転手に支払うようにしてもよい。その後、専用自動車62は専用の運転手の運転によって店舗Sへ戻る。
以後、同様に高齢者等である買い物依頼者Rは必要に応じて例えば高齢者の友達等である買い物代行者Aや他の買い物代行者に買い物の代行を依頼する。
以上のように買い物代行サポートシステム10及びこれを利用した買い物代行サポート方法は、買い物依頼者Rが買い物代行者Aに店舗Sでの買い物を依頼するためのものであり、買い物依頼者Rはパーソナルコンピューター等の操作を必ずしも行う必要がないのでパーソナルコンピューター等の操作が不得手であっても容易に利用することができる。
又、買い物依頼者Rは買い物代行依頼ステップ(S104)や配送ステップ(S114)において買い物代行者Aと会話をしたり顔を合わせることになるので買い物依頼者Rと買い物代行者Aとの間に人と人とのつながりが生まれやすい。更に、買い物は日常生活において繰り返し行われるものであり、買い物依頼者Rが例えばその友達等の特定の買い物代行者Aに繰り返し買い物代行を依頼することで人と人とのつながりが深まることが期待できる。
又、買い物代行サポートシステム10及びこれを利用した買い物代行サポート方法は、買い物依頼者Rが(買い物代行者Aを介して)店に対して店が予め定めた専用カート利用料等の買い物代行利用料を支払うようになっているので買い物依頼者Rは気兼ねなく買い物代行者Aに買い物代行を依頼することができる。一方、買い物代行者Aも買い物代行の手数料として買い物代行利用料に相当するお友達宅配謝礼金等の名目の金銭を店から気兼ねなく受け取ることができる。従って、買い物代行サポートシステム10及びこれを利用した買い物代行サポート方法は多くの人に利用されることが期待され、このような買い物代行サポートシステム10及びこれを利用した買い物代行サポート方法を介して人と人とのつながりが広がることも期待される。
又、高齢者の中には元気で時間にもゆとりがある人も少なくないと考えられる。このような人たちが買い物代行者となり買い物代行の手数料としてお友達宅配謝礼金等の名目の買い物代行利用料を得ることで高齢者等が収入を得る新たな機会が得られることが期待され、又、高齢者等と社会とのつながりが強まることも期待される。
又、買い物代行サポートシステム10及びこれを利用した買い物代行サポート方法では、買い物依頼者Rと買い物代行者Aとの間で購入商品やその代金の受け渡しが行われるので、店の配送担当者や宅配業者による配送で必要とされるような配送用のコンテナ等は不要である。又、店の配送担当者や宅配業者による代金回収の煩雑な手続きや、配送時に購入依頼者が不在である場合の持参した商品の扱い等の問題も生じない。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。前記第1実施形態では受領手段12と支払い手段14は別体の装置として備えられているのに対し、図11に示されるように本第2実施形態では受領手段12と支払い手段14は一体の装置として備えられており、この一体の装置内において受領証22に記載されている買い物代行利用料を認識可能であるように支払い手段14が受領手段12と接続されている。支払い手段14は支払い用入力手段を備えていない。又、受領用プリント手段24は、店が買い物代行者Aに支払うお友達謝礼金等の買い物代行利用料が記載された支払い証をプリントする支払い用プリント手段を兼ねている。尚、受領用計算手段20と支払い用制御手段31は、共通のコンピュータープログラムの一部と他の一部として備えられていてもよい。他の構成は前記第1実施形態と同じであるので同じ構成については図1〜10と同じ符号を用いることとして説明を省略する。
本第2実施形態では支払い用プリント手段を兼ねる受領用プリント手段24が、図4に示されるような買い物依頼者Rのための受領証22をプリントすると共に図6に示されるような買い物代行者Aのための支払い証30もプリントする。又、買い物代行者Aが自身のための買い物もする場合には、受領用プリント手段24は図5に示されるような買い物代行者Aのための受領証22に代えて、図12に示されるような支払い証30を兼ねる買い物代行者Aのための受領証22をプリントする。尚、図12の例では買い物代行の手数料として店が買い物代行者Aに支払う買い物代行利用料は前記第1実施形態と同様に受領証22(支払い証30)に「お友達宅配謝礼金」と記載されているが、図13の例のように買い物代行の手数料として店が買い物代行者Aに支払う買い物代行利用料は「お友達宅配謝礼割引」として記載されていてもよい。即ち、買い物代行者Aのための購入商品の代金から買い物代行利用料の金額を割り引く方式で、店が買い物代行者Aに買い物代行の手数料として買い物代行利用料を支払うようにしてもよい。
本第2実施形態では受領手段12と支払い手段14が一体の装置として備えられているので買い物代行者Aは購入商品の代金や専用カート利用料等の買い物代行利用料を支払った後、同じ場所で買い物代行の手数料として店からお友達宅配謝礼金等の買い物代行利用料の支払いを受けることができ便利である。又、支払い手段14は受領手段12との接続によって受領証22に記載されている専用カート利用料等の買い物代行利用料を認識でき、受領証22の受領証識別コードを店員が入力する操作が不要であり効率がよい。
尚、前記第1及び第2実施形態では買い物依頼者Rとして高齢者を例示しているが、高齢者でなくても例えば身障者等の店舗での買い物が困難な人や、店舗まで買い物に行く時間的なゆとりがない人等が買い物の代行を依頼する場合にも本発明は有用である。
又、前記第1及び第2実施形態では買い物依頼者Rが友達等の買い物代行者や店で紹介された買い物代行者に買い物代行を依頼する例を示しているが、例えば店が買い物代行担当者を店舗等に常駐させておいて、買い物代行者が見つからない買い物依頼者に対して店が買い物代行担当者を紹介するようにしてもよい。
又、前記第1及び第2実施形態において、受領手段12によって購入商品の代金と共に専用カート利用料等の買い物代行利用料を受領する例が示されているが、例えば買い物依頼者Rが買い物代行者Aに買い物の代行を依頼した購入予定商品が総て品切れであり買い物代行者Rが買い物依頼者Aのための商品を全く購入しなかった場合でも、買い物代行者Rと買い物依頼者Aとが合意していれば店は買い物代行者Aの申し出により買い物代行者Aから専用カート利用料等の買い物代行利用料を受領するようにしてもよい。この場合も受領証22には専用カート利用料等の買い物代行利用料が記載され、買い物代行者Aは支払い手段14によって店から買い物代行の手数料としてお友達宅配謝礼金等の買い物代行利用料の支払いを受けることができる。
又、前記第1及び第2実施形態において、携帯端末56は買い物代行者Aによって利用されているが、携帯端末56は買い物の代行は行わない(自身のための買い物だけをする)買い物客にも利用可能である。この場合も、買物客が自身のために購入しようとする商品の売り場の位置を携帯端末56によって確認することができ便利である。又、買物客が自身のために店舗において集める商品のバーコードをバーコードリーダー56Aで読み取って受領用入力手段18に送信することにより、購入商品の代金の支払いを迅速に済ませることができ便利である。
本発明は、例えばスーパーマーケット等の小売店で利用することができる。
10…買い物代行サポートシステム
12…受領手段
14…支払い手段
16…受領用記憶手段
18…受領用入力手段
20…受領用計算手段
22…受領証
24…受領用プリント手段
26…支払い用入力手段
28…支払い用プリント手段
30…支払い証
31…支払い用制御手段
32…買い物代行利用会員カード
34…パーソナルデータ登録手段
36…購入履歴データ記憶手段
38…買い物代行利用希望者入力手段
40…パーソナルデータ作成手段
42…パーソナルデータ記憶手段
44…パーソナルデータ記載紙
46…パーソナルデータ用プリント手段
48…買い物代行利用会員カード発行手段
50…買い物代行候補者入力手段
52…買い物代行候補者記憶手段
54…買い物代行候補者選択手段
56…携帯端末
56A…バーコードリーダー
58…買い物メモ用紙
60…買い物メモ用紙読み取り装置
62…専用自動車
64…支払い用記憶手段
66…支払い用計算手段
68…カート
70…専用カート
72…かご
74…専用かご
A…買い物代行者
C1、C2…店員
R…買い物依頼者
S…店舗
S102…パーソナルデータ登録ステップ
S104…買い物代行依頼ステップ
S106…買い物代行準備ステップ
S108…買い物実行ステップ
S110…受領ステップ
S112…支払いステップ
S114…配送ステップ

Claims (12)

  1. 買い物依頼者が買い物代行者に店舗での買い物を依頼する買い物代行を店がサポートする買い物代行サポートシステムであって、
    前記買い物代行のために前記買い物依頼者が支払う利用料として前記店が予め定めた所定の買い物代行利用料を前記店が前記買い物代行者から受領するための受領手段と、
    前記買い物代行のために前記買い物代行者が受け取る手数料として前記買い物代行利用料を前記店が前記買い物代行者に支払うための支払い手段と、を備え、
    前記受領手段は、前記店舗で売られる商品の価格と共に前記買物代行利用料を記憶する受領用記憶手段と、買い物客が前記店舗において集めた購入商品の商品名及び個数を手動により又は自動的に入力する機能及び前記買い物客が前記店に支払う預かり金の金額を手動により又は自動的に入力する機能に加えて前記買い物代行が利用されたことを手動により又は自動的に入力する機能を有する受領用入力手段と、受領金額として前記購入商品の代金を計算すると共に前記買い物代行が利用されたことが入力された場合に受領金額として前記購入商品の代金に更に前記買い物代行利用料も加えた金額を計算し前記預かり金から前記購入商品の代金及び前記買い物代行利用料を差し引いて釣り銭を計算するように構成された受領用計算手段と、受領金額として前記購入商品の代金が記載された受領証をプリントすると共に前記買い物代行の利用が入力された場合に受領金額として前記購入商品の代金と共に前記買い物代行利用料が記載された受領証をプリントする受領用プリント手段と、を備え、
    前記支払い手段は、前記受領証に記載されている前記買い物代行利用料を認識可能であるように前記受領手段と接続され、支払い金額として前記受領証の前記買い物代行利用料を表示するように構成されたことを特徴とする買い物代行サポートシステム。
  2. 請求項1において、
    前記受領手段と前記支払い手段は別体の装置として備えられており、
    前記受領用プリント手段は各受領証毎に各受領証の識別のための受領証識別コードをプリントするように構成され、
    前記支払い手段は、前記受領証の受領証識別コードを手動により又は自動的に入力する機能を有する支払い用入力手段と、前記買い物代行利用料が記載された支払い証をプリントする支払い用プリント手段と、を備え、且つ、前記受領証識別コードに対応する受領証に記載されている前記買い物代行利用料を認識可能であるように前記受領手段と接続され、前記受領証識別コードにより識別される前記受領証の前記買い物代行利用料を前記支払い証にプリントして表示するように構成されたことを特徴とする買い物代行サポートシステム。
  3. 請求項1において、
    前記受領手段と前記支払い手段は一体の装置として備えられており、前記一体の装置内において前記受領証に記載されている前記買い物代行利用料を認識可能であるように前記支払い手段が前記受領手段と接続され、前記受領用プリント手段は前記店が前記買い物代行者に支払う前記買い物代行利用料が記載された支払い証をプリントする支払い用プリント手段を兼ねていることを特徴とする買い物代行サポートシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記店が前記買い物代行の利用希望者に対して付与する買い物代行利用会員カードを更に備え、前記受領用入力手段は前記買い物代行利用会員カード毎に割り当てられた前記利用希望者を特定するための情報を入力する機能を有することを特徴とする買い物代行サポートシステム。
  5. 請求項4において、
    パーソナルデータ登録手段を更に備え、前記パーソナルデータ登録手段は、買い物客が過去に商品を購入した購入履歴データを記憶する購入履歴データ記憶手段と、前記買い物代行の利用希望者の氏名及び住所を入力するための買い物代行利用希望者入力手段と、前記利用希望者の氏名及び住所に前記利用希望者が過去に購入した商品の商品名及び前記商品識別コードを加えたパーソナルデータを作成するように構成されたパーソナルデータ作成手段と、前記パーソナルデータを記憶するパーソナルデータ記憶手段と、前記商品識別コードを含む前記パーソナルデータが記載されたパーソナルデータ記載紙をプリントするためのパーソナルデータプリント手段と、前記パーソナルデータが作成された前記利用希望者毎に前記買い物代行利用会員カードを発行するための買い物代行利用会員カード発行手段と、を備えることを特徴とする買い物代行サポートシステム。
  6. 請求項5において、
    前記パーソナルデータ登録手段は、前記買い物代行者の候補者の氏名及び住所を入力するための買い物代行候補者入力手段と、前記買い物代行者の候補者のリストを記憶する買い物代行候補者記憶手段と、前記買い物代行者の候補者のリストから前記買い物代行の各利用希望者の住所に近い所定の住所の候補者を選択する買い物代行候補者選択手段と、を更に備えることを特徴とする買い物代行サポートシステム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記店が買い物客に貸与する携帯端末を更に備え、前記携帯端末は前記買い物客の購入予定商品の商品名に対応する商品識別コード又は商品名が入力されることにより前記店舗における前記購入予定商品の売場の位置を表示する機能を有することを特徴とする買い物代行サポートシステム。
  8. 請求項7において、
    前記携帯端末は前記店舗の商品に付されているバーコードを読み取るためのバーコードリーダーを備えており前記買い物客は前記店舗において購入のために集める商品の商品名及び個数を前記バーコードリーダーによって前記携帯端末に入力可能であり、且つ、前記携帯端末は前記バーコードリーダーによって入力される前記商品の商品名及び個数を前記受領手段に有線又は無線により送信する機能を有することを特徴とする買い物代行サポートシステム。
  9. 請求項8において、
    前記携帯端末は前記購入予定商品に含まれる商品に付されているバーコードが前記バーコードリーダーによって読み取られたことを前記買い物客に音及び画面表示の少なくとも一方によって知らせる機能を有することを特徴とする買い物代行サポートシステム。
  10. 請求項7乃至9のいずれかにおいて、
    前記買い物依頼者が前記買い物代行者に前記購入予定商品の商品名及び個数を伝達するための所定の形式の買い物メモ用紙と、前記買い物メモ用紙の記載内容を読み取るための買い物メモ用紙読み取り装置と、を更に備え、
    前記買い物メモ用紙は前記購入予定商品の商品名に対応する商品識別コードが数字及びバーコードのいずれかの形態で記載され、且つ、前記購入商品の個数が数字で記載されるようになっており、
    前記買い物メモ用紙読み取り装置は前記買い物メモ用紙から前記購入予定商品の商品識別コード及び個数を自動的に読み取り可能であり、且つ、前記購入予定商品の商品名及び個数を前記携帯端末に有線又は無線により送信する機能を有することを特徴とする買い物代行サポートシステム。
  11. 請求項2又は3において、
    前記買い物代行者が前記買い物依頼者に前記購入商品を届けるための専用自動車が用意され、前記支払い用プリント手段は支払い金額として前記買い物代行利用料が記載されていると共に前記専用自動車の利用のための専用自動車利用券が記載された支払い証をプリントすることを特徴とする買い物代行サポートシステム。
  12. 買い物依頼者が買い物代行者に店舗での買い物を依頼する買い物代行を店がサポートする買い物代行サポート方法であって、
    前記買い物代行のために前記買い物依頼者が支払う利用料として前記店が予め定めた所定の買い物代行利用料を前記店が受領手段によって前記買い物代行者から受領する受領ステップと、
    前記買い物代行のために前記買い物代行者が受け取る手数料として前記買い物代行利用料を前記店が支払い手段によって前記買い物代行者に支払う支払いステップと、を備え、
    前記受領ステップは、買い物客が前記店舗において集めた購入商品の商品名及び個数及び前記買い物客が前記店に支払う預かり金の金額を手動により又は自動的に前記受領手段に入力すると共に前記買い物代行利用料を手動により又は自動的に前記受領手段に入力する受領用入力ステップと、受領金額として前記購入商品の代金に更に前記買い物代行利用料も加えた金額を計算し前記預かり金から前記購入商品の代金及び前記買い物代行利用料を差し引いて釣り銭を計算する受領用計算ステップと、受領金額として前記購入商品の代金と共に前記買い物代行利用料が記載された受領証を受領用プリント手段によってプリントする受領用プリントステップと、を備え、
    前記支払いステップは、前記受領証の前記買い物代行利用料を認識可能であるように前記受領手段と接続された支払い手段によって支払い金額として前記買い物代行利用料を表示することを特徴とする買い物代行サポート方法。
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