JP2013182383A - 表示データ生成装置及び表示データ生成方法 - Google Patents

表示データ生成装置及び表示データ生成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013182383A
JP2013182383A JP2012045335A JP2012045335A JP2013182383A JP 2013182383 A JP2013182383 A JP 2013182383A JP 2012045335 A JP2012045335 A JP 2012045335A JP 2012045335 A JP2012045335 A JP 2012045335A JP 2013182383 A JP2013182383 A JP 2013182383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
enlargement
symbol
area
unit
reduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012045335A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5865735B2 (ja
Inventor
Yuko Suganuma
優子 菅沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012045335A priority Critical patent/JP5865735B2/ja
Publication of JP2013182383A publication Critical patent/JP2013182383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5865735B2 publication Critical patent/JP5865735B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)

Abstract

【課題】任意の領域を拡大・縮小した場合でも表示されているシンボルの視認性を損なうことのない表示データ生成装置を得る。
【解決手段】拡大領域設定部104は、オブジェクトの状況が変化した場合に、対応したシンボルが表示される領域を拡大領域として設定する。シンボルグルーピング部105は、その分布状態に基づいて複数のシンボルのグルーピングを行う。拡大縮小部106は、拡大領域の拡大率を決定すると共に、拡大領域以外の領域に対し、グルーピングされた単位に基づいて縮小率を決定して表示画面データの変形を行う。シンボル描画最適化部107は、特定のシンボルと他のシンボルとが重なり合う場合は、予め決められた規則に基づき、特定のシンボルを前面とするよう描画を最適化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示画面データにおけるシンボルの分布状態に基づいて、特定の領域を拡大表示し、それ以外の領域を縮小表示するようにした表示データ生成装置及び表示データ生成方法に関する。
近年、地図等の利用においては、広域を把握しつつ、特定の領域を拡大して詳細を見たいという要求がある。このような要求に対して、従来、周囲の表示内容を覆い隠すことなく注目する領域を拡大し、一画面で広域と部分の拡大詳細表示を実現する技術があった(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1では、フォーカスエリア、コンテキストエリア、グルーエリアと呼ばれる3種類の領域に基づき、広域を表示しつつ特定の領域の詳細を表示する技術が開示されている。フォーカスエリアとは、大きな一定値のスケールで詳細に表示する領域であり、コンテキストエリアとは、小さな一定値のスケールで表示する領域である。グルーエリアとは、フォーカスエリアとコンテキストエリアの間にある領域である。
特許文献2では、画像等の表示対象に対してレイヤ情報やオブジェクト情報(基点座標やシンボル、テキスト等)が定義されている場合において、注目領域の拡大に伴い、レイヤ情報やオブジェクト情報を座標変換する技術が開示されている。領域の拡大縮小では、オブジェクト情報の視認性を考慮し、例えば、シンボルのサイズを領域の拡大/縮小に応じて拡大/縮小させるといった点が示されている。また、縮小される領域について、文字のフォントをはっきりと見やすいフォントに変更するといった点が示されている。
特開2008−225465号公報 特開2009−80573号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような表示方法では、画面上の位置に応じてスケールを変化させることで歪を少なくし、道路の判読性の向上を図る手法が開示されているが、地図上にオブジェクトを表すシンボルを表示する場合のシンボルの視認性については考慮されていないという問題点があった。
また、特許文献2に記載されたような表示方法では、縮小後の領域に合わせてシンボルサイズが縮小された場合に、非常に小さなサイズに縮小される可能性があり、例えば、最小サイズの限界を規定したとしても、シンボルが密集している場合には付近のシンボル同士が重なってしまう、といった問題があり、シンボルの視認性向上については課題が残されていた。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、任意の領域を拡大・縮小した場合でも表示されているシンボルの視認性を損なうことのない表示データ生成装置及び表示データ生成方法を得ることを目的とする。
この発明に係る表示データ生成装置は、それぞれがオブジェクトを表す複数のシンボルを含む表示画面データに対して、拡大領域を指定する拡大領域設定部と、複数のシンボルの分布状態に基づいて複数のシンボルのグルーピングを行うシンボルグルーピング部と、拡大領域設定部で指定された拡大領域の拡大率を決定すると共に、拡大領域以外の領域に対し、シンボルグルーピング部でグルーピングされた単位に基づいて縮小率を決定して表示画面データの変形を行う拡大縮小部と、特定のシンボルと他のシンボルとが重なり合う場合は、予め決められた規則に基づき、特定のシンボルを前面とするよう描画を最適化するシンボル描画最適部とを備えたものである。
この発明の表示データ生成装置は、複数のシンボルの分布状態に基づいてグルーピングを行い、拡大領域以外の領域に対し、グルーピングされた単位に基づいて縮小率を決定して表示画面データの変形を行うようにしたので、任意の領域を拡大・縮小した場合でも表示されているシンボルの視認性を損なうことのない表示を実現することができる。
この発明の実施の形態1による表示データ生成装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置の表示画像を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置の拡大領域の設定を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置の拡大領域の他の設定例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置のグルーピング(その1)を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置のグルーピング(その2)を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置のグルーピング(その3)を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置の拡大縮小率の設定(その1)を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置の拡大縮小率の設定(その2)を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置の拡大縮小率の調整を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置の変形結果を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置のシンボル描画最適化部の動作を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による表示データ生成装置の変形例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による表示データ生成装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2による表示データ生成装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による表示データ生成装置の拡大領域設定を示す説明図である。
実施の形態1.
実施の形態1は、静止している複数の対象の監視を行う際に、全ての監視対象のシンボルの視認性を保持した拡大詳細表示を行う例を示す実施の形態である。
図1は、この発明の実施の形態1による表示データ生成装置を示す構成図であり、監視用地図表示装置100を示している。監視用地図表示装置100は、記憶部101、表示部102、シンボル状況監視部103、拡大領域設定部104、シンボルグルーピング部105、拡大縮小部106、シンボル描画最適化部107を備えている。
記憶部101は、表示対象のデータ(座標等)やオブジェクトを表すシンボルの基準座標や画像データ、拡大縮小の変形途中の中間データ、拡大縮小後のデータ、パラメータ等を記憶する記憶装置である。なお、オブジェクトを表すシンボルとしては、画像データの他、文字列といったテキストデータも含むものとする。表示部102は、表示対象のデータやシンボルを表示するための表示装置である。シンボル状況監視部103は、シンボルが表す対象の現在の状況を監視する機能を有し、シンボル状況取得手段103aとシンボル状況蓄積手段103bとを有している。シンボル状況取得手段103aは、各シンボルが表す対象について、現在の状況を取得する手段であり、シンボル状況蓄積手段103bは、シンボル状況取得手段103aから各シンボルの現在状況を取得すると、現在の状況を時系列で記録し蓄積する手段である。拡大領域設定部104は、表示対象全体のうち、特に注目する部分として拡大する領域を設定する処理部である。シンボルグルーピング部105は、シンボルの分布に基づき複数のシンボルをグルーピングする処理部である。
拡大縮小部106は、表示対象全体のうち、一部分を拡大または縮小して表示対象を変形する座標変換を行うもので、拡大縮小率設定手段106aと拡大縮小率調整手段106bと変形手段106cとを備えている。拡大縮小率設定手段106aは、拡大領域に対して拡大率を設定すると共に、シンボルのグルーピング結果や領域の重要性に基づき、拡大領域の外側を縮小させる比率(縮小率)を設定する手段である。拡大縮小率調整手段106bは、拡大領域に対する拡大率と拡大領域外側の領域に設定された縮小率に対して、拡大率及び縮小率を調整する手段である。変形手段106cは、拡大縮小率調整手段106bで設定された拡大率に基づき拡大領域内の要素(表示対象データ、オブジェクト)について移動先座標を算出し、拡大縮小率調整手段106bで設定された縮小率に基づき、拡大領域外側の要素(表示対象データ、オブジェクト)について移動先座標を算出し、シンボルの最新状況に基づき変形結果を確定する手段である。シンボル描画最適化部107は、シンボルの状態を把握しやすくなるようにシンボルの描画順序を最適化する処理部である。
なお、監視用地図表示装置100はコンピュータを用いて実現され、シンボル状況監視部103〜シンボル描画最適化部107は、それぞれの機能に対応したソフトウェアとこれらソフトウェアを実行するためのハードウェアから構成されている。或いは、いずれかの処理部を専用のハードウェアで構成してもよい。
次に、実施の形態1の動作について説明する。
記憶部101は、表示対象のデータ(座標等)やオブジェクトを表すシンボルの基準座標や画像データ、拡大縮小途中の中間データ、拡大縮小後のデータ、パラメータ等を記憶する。表示対象のデータ(以下、表示対象データと表記する)は、電子地図データ、独自に作成したデータ、画像を変換したデータ等、表示対象として使用したいベクトルデータである。ポイント(点)やポリライン、ポリゴン等の図形の座標を有している。
オブジェクトの基準座標とは、画像やマーク等で表されるシンボルを表示対象データの上に配置する際に基準とする座標である。シンボルとしてテキスト情報の場合、例えば、文字列の外接矩形領域の左下座標を基準座標とすることが出来る。
以下の説明では、表示対象データとして地図データを用いる場合について説明する。また、オブジェクトは監視対象とする。以下、図2のフローチャートに沿って各処理部の動作を説明する。
シンボル状況監視部103では、シンボルが表す対象の現在の状況を監視する。シンボルは、監視したい対象やその対象に関連付けられている情報に基づいて配置されている。シンボル状況監視部103のシンボル状況取得手段103aでは、各シンボルについて、現在の状況を取得する(ステップST1)。例えば、シンボルによって「平常」、「異常」、「警告」の3つの状態を監視している場合、現在どの状態であるかを取得する。状態の個数は、監視する対象や情報に応じて任意である。シンボル状況取得手段103aは、地図上に配置されている各シンボルについて現在状況を取得すると、取得した状況をシンボル状況蓄積手段103b、シンボル描画最適化部107、拡大縮小部106、表示部102に渡す。
シンボル状況監視部103のシンボル状況蓄積手段103bでは、シンボル状況取得手段103aから各シンボルに関する現在の状況を取得すると、現在の状況を記憶部101に時系列に記録し蓄積する(ステップST2)。記憶部101に蓄積した結果は、拡大縮小部106から参照される。
表示部102では、表示対象の地図やオブジェクトのシンボルを表示する。地図やオブジェクトがレイヤ構造になっている場合は、レイヤ毎に表示・非表示の切替を行うことができる。また、レイヤによって描画順序を定めることができる。また、シンボル状況取得手段103aから各シンボルについて現在状況を取得すると、状況に応じてシンボルの表示状態を変える。例えば、シンボルとして画像を用いる場合は、シンボルの状況に応じて画像の色を変化させる。
拡大領域設定部104では、地図全体のうち、拡大する領域を設定する。領域の設定は、ユーザがマウス等を用いて矩形領域や基準座標を入力する方法の他、シンボル状況取得手段103aにおいて取得したシンボルの状況に基づき、変化したシンボルの位置を基準として領域を自動設定する方法を備える。以下、領域を自動設定する方法について、図3〜図5を用いて説明する。
図3において、丸いマークはシンボルの画像であり、その他のポリラインは道路である。シンボルの各画像は、シンボルが配置されている地点における監視対象の状態に応じて色が変化する。例えば、平常時は水色、警告時は黄色、異常時は赤色となる。今、シンボルAが表す対象が異常状態になったとすると、シンボル状況取得手段103aはシンボルAの状況として異常状態であることを取得し、表示部102に渡す。これにより、表示部102は、シンボルAの表示を、異常状態を示す赤色の画像(図4〜図13において黒丸で示す)とする。
拡大領域設定部104は、シンボルの状況をシンボル状況取得手段103aから受け取ると、状況が変化したシンボルとして、シンボルAの地図上の座標(基準座標)を取得する。取得した基準座標に基づき、シンボルAに対して拡大する領域(以下、拡大領域と表記)の矩形を設定する(図2におけるステップST2、ST3)。矩形を設定した様子が図4に示す状態である。矩形PQRSが拡大領域であり、例えば、右上と左下座標、或いは、左下の座標と矩形の縦横サイズを拡大領域情報として設定する。拡大領域の設定では、シンボルが群をなして配置されている部分を拡大領域の境界線で分断しないように領域の大きさを調整する。シンボルが群をなして配置されている部分を拡大領域の境界線で分断してしまうと、拡大領域内側に対する拡大率と拡大領域外側に対する縮小率が異なるために、拡大領域内を拡大し拡大領域外を縮小した際にシンボル群(塊全体の形状)が歪み、各シンボルに対するシンボル群の中での位置関係が把握しづらくなるためである。
例えば、図5のように拡大領域P’Q’R’S’を設定した場合、領域の右側縦線S’R’によって、S’R’の左右にシンボルの配置が分かれてしまうため、このような領域設定は行わない。拡大領域の境界線でシンボル群が分断されないように領域を調整し、図4に示すような拡大領域を設定する。
なお、拡大領域は矩形に限らず、円等、任意の形状が可能である。円の場合、拡大領域情報は円の中心や半径となる。設定した拡大領域情報は、シンボルグルーピング部105に渡す。
シンボルグルーピング部105は、拡大領域設定部104から拡大領域情報を受け取ると、地図上に配置されているシンボルの分布に基づき複数のシンボルをまとめる(図2におけるステップST5)。拡大領域として図4の矩形PQRSが設定されている場合を例として、シンボルをグルーピングする動作について説明する。グルーピングは、水平方向、垂直方向の2方向に対して行う。図6を用いて、水平方向のグルーピングについて説明する。矩形領域PQRSの左側の領域と右側の領域を規定する直線L1−L2,L3−L4を定め、各直線に最も近いシンボルを取得後、付近に存在するシンボルをグルーピングする。図6において、矩形領域の左側の領域の場合は、直線L1−L2に最も近いシンボルとしてシンボル2を取得し、シンボル2の付近のシンボルとしてシンボル3とまとめてグループaとする。同様にして矩形領域PQRSの右側の領域に関してもグルーピングを行うと、水平方向に関しては、図7に示す以下のグループが作成される。
グループa (シンボル2、シンボル3)
グループb (シンボル1)
グループc (シンボル10、シンボル11)
グループd (シンボル5、シンボル6、シンボル7、シンボル8、シンボル9)
このようにして、付近に存在するシンボル同士をグルーピングした後、更に、付近に存在するグループ同士をまとめる。例えば、各グループに含まれるシンボルの基準座標の平均値をグループの重心座標とし、グループの重心座標の近いグループ同士をまとめる。この結果、図8に示すように、グループaとグループbが統合されたグループG1、グループcとグループdが統合されたグループG2が生成される。
同様にして、垂直方向に関しても、拡大領域の外側に配置しているシンボルについて互いに近くに配置しているシンボル同士をまとめ、グルーピングする。シンボルのグルーピング結果として、各グループに含まれるシンボルをすべて内包する最小矩形領域を、グループの矩形領域として定める。
生成したグルーピングの結果は、拡大縮小部106、シンボル描画最適化部107に渡す。
拡大縮小部106は、表示対象全体のうち、一部分を拡大または縮小して表示対象を変形する座標変換を行う。拡大縮小部106の拡大縮小率設定手段106aでは、拡大領域に対して拡大率を設定すると共に、シンボルのグルーピング結果や領域の重要性に基づき、拡大領域の外側を縮小させる比率(縮小率)を算出する(図2におけるステップST6)。拡大領域に対する拡大率は任意の値とし、記憶部101に予め記憶しておいた値を使用することができる。例えば、図8において、拡大領域に拡大率2.0を設定した場合、拡大領域左側の領域が、拡大前に比べて水平方向に1/2に縮小されることとなる。拡大領域の右側、上側、下側に対して異なる値の縮小率を設定することができる。
拡大領域の左側及び右側の領域に対して、縮小率を算出する具体的な動作について図9及び図10を用いて説明する。シンボルグルーピング部105から、シンボルをグルーピングした結果を受け取ると、シンボルがグルーピングされている領域として、図9に示すようにgr1、gr2を取得する。また、シンボルがグルーピングされていない領域として、図10に示すように領域r1、r2、r3、r4を取得する。拡大縮小率設定手段106aでは、シンボルがグルーピングされている領域には小さい縮小率(大きく縮小させないようにする)を設定し、シンボルがグルーピングされていない領域には高い縮小率(大きく縮小させる)を設定する。縮小率とは、その縮小率が適用される領域の縮小前の長さに対して縮小後にどのくらいの長さになるかを示す比率である。水平方向の縮小率が0.2とは、縮小率0.2が適用される領域の横幅が、縮小後は縮小前の1/5に縮小されることを意味する。縮小率1.0とはまったく縮小させないことを意味する(すなわち、縮小率の数字が大きいほど、縮小されない)。
ここでは、縮小率の設定例として、シンボルがグルーピングされている領域gr1、gr2に対する縮小率を0.9とし、シンボルがグルーピングされていない領域r1、r2、r3、r4に対する縮小率を0.2に設定する。
拡大領域の上側と下側に対しても、同様に上側と下側に対するシンボルのグルーピング結果を受け取り、シンボルがグルーピングされていない領域は大きく縮小されるように値の小さい縮小率を設定し、シンボルがグルーピングされている領域は大きく縮小されないように値の大きい縮小率を設定する。
また、シンボルがグルーピングされていない領域に対する縮小率の算出では、領域や特定の地物等に対して予め重要性が定義されている場合には、定義されている重要性を考慮して縮小率を算出する。例えば、図10において、領域r1〜r4はいずれもシンボルがグルーピングされていない領域であるが、領域r3内の道路1が重要道路として定義されている場合には、領域r3に設定する縮小率を領域r1、r2、r4に設定する縮小率0.2よりも大きな値(例えば0.4)とし、領域r1、r2、r4に比べて大きく縮小させないようにする。
なお、シンボルがグルーピングされている領域と、シンボルがグルーピングされていない領域に設定する縮小率は、記憶部101にパラメータとして格納しておくことができる。このようにして設定した縮小率は、拡大縮小率調整手段106bに渡す。
拡大縮小部106において、拡大縮小率調整手段106bでは、拡大縮小率設定手段106aから拡大領域に対する拡大率と、シンボルがグルーピングされている領域及びシンボルがグルーピングされていない各領域に対する縮小率を受け取ると、拡大率と個々の領域に設定された縮小率を総合的に判断し、領域に設定された重要度やシンボルの状況変化情報、シンボルの視認性に基づき、拡大率及び縮小率を調整する(図2におけるステップST7)。
図11を用いて、水平方向に対する拡大率及び縮小率を調整する動作を具体的に説明する。図11において、d1〜d6は、各々、領域r1、gr1、r2、r3、gr2、r4に対する水平方向の長さである。今、拡大縮小率設定手段106aにて、拡大率と縮小率が以下のように設定されているとする。
拡大率(拡大領域の左右上下すべて):2.0
領域r1に対する縮小率:0.2
領域r2に対する縮小率:0.2
領域r3に対する縮小率:0.4
領域r4に対する縮小率:0.2
領域gr1に対する縮小率:0.9
領域gr2に対する縮小率:0.9
拡大領域の左側の領域について拡大率と縮小率を調整する方法を以下に示す。
拡大・縮小後の左側領域の水平方向の長さについて、拡大率に基づき算出した場合と縮小率に基づき算出した場合とを比較し、(縮小率に基づき算出した水平方向の長さ)>(拡大率に基づき算出した水平方向の長さ)となる場合には、拡大率から定まる長さに対して縮小可能な長さの許容値を超えて縮小させていることから、拡大率と縮小率の調整を行う。
具体的には、拡大率が2.0であることから、拡大率に基づき拡大後の左側領域の水平方向の長さを算出すると、0.5*(d1+d2+d3)となる。一方、領域r1、r2、gr1に設定されている縮小率に基づき、縮小後の左側領域の水平方向の長さを算出すると、0.2*d1+0.9*d2+0.2*d3となる。
図11では、0.2*d1+0.9*d2+0.2*d3>0.5*(d1+d2+d3)となり、縮小の許容長を超えて縮小させようとしていることになるため、拡大率や縮小率の調整を行う。拡大率や縮小率を調整する手順の例を以下に示す。
(1)シンボルがグルーピングされていない領域について、縮小率の値を更に小さくする(更に大きく縮小させる値とする)。更に値を小さくする際、重要性が設定されている領域がある場合は、重要性が設定されていない領域を優先して値を小さくする。
(2)拡大領域に対する拡大率の値を小さくする(調整前よりも、拡大の程度を小さくする)
(3)シンボルがグルーピングされている領域において、以下に該当する領域に対して優先的にシンボルサイズを小さく設定するとともに、該当する領域の縮小率の値を更に小さくする(調整前よりも大きく縮小させるようにする)。
・シンボルの状況変化が少ない領域
・シンボルの個数や密集度合が小さい領域
(1)から(2)、(2)から(3)に移行する前に、縮小率に基づき算出した拡大領域左側の水平方向の長さと、拡大率に基づき算出した拡大領域左側の水平方向の長さを比較し、縮小の許容長の範囲で縮小率が設定できた場合にはその時点で次の処理に移行せずに処理を終了する。
図11の場合では、まず、領域r1と領域r2が重要領域でないため、領域r1と領域r2に対する縮小率0.2の値を更に小さくし、0.1とする(手順(1))。それでもなお、縮小率に基づき算出した拡大領域左側の水平方向の長さが、拡大率に基づき算出した拡大領域左側の水平方向の長さよりも大きい場合は、拡大領域に対する拡大率2.0の値を小さくし、1.5とする(手順(2))。それでもなお正当な縮小率でない場合は、(3)に移行する。図11において領域gr1は、シンボルの密集度合が小さい領域とみなすことができる(領域gr2がシンボルの密集度合が大きい領域である)。そこで、領域gr1に対する縮小率0.9の値を更に小さくし、0.7とする。ここで、シンボルがグルーピングされている領域の縮小率の値を更に小さくする場合は、シンボルが見えやすい最小サイズを規定しておき、既定サイズよりもシンボルサイズが小さくならないようにする。
以上の手順により、縮小率と拡大率の値のバランスをとり、調整する。拡大領域の上側及び下側の領域に対する垂直方向の拡大率・縮小率に関しても同様である。なお、調整において値を小さくする程度は、記憶部101にパラメータとして記憶しておく方法や、ユーザが値を入力する方法を用いることができる。
また、拡大率や縮小率を調整する手順は、上記の(1)、(2)、(3)の手順に限定しない。別の手順を用いることもできる。例えば、拡大率や縮小率を調整する場合、縮小によってシンボル同士が重ならないように拡大率や縮小率を決定するようにしてもよい。
このようにして調整した拡大率及び縮小率を変形手段106cに渡す。
拡大縮小部106において変形手段106cでは、拡大縮小率調整手段106bで設定された拡大率に基づき拡大領域内の地物・オブジェクトに関して移動先の座標を算出し、拡大縮小率調整手段106bで設定された縮小率に基づき、拡大領域外側に存在する地物・オブジェクトに関して移動先の座標を算出する。算出後、シンボル状況取得手段103aが取得した、シンボルAの最新状況を取得し、シンボルAの状況が拡大領域を算出した時の状況(異常状態)と同じであるかどうか確認する。シンボルAの最新状況が異常状態の場合、移動先座標に更新して変形した結果を確定し、表示部102に通知する(図2におけるステップST8)。
表示部102では、変形後の結果を表示する。シンボルAの最新状況が正常状態の場合、変形結果の確定と表示部102への通知は行わず、変形結果は画面に表示されない。シンボルAの異常に伴い、変形した結果の例を図12に示す。図12において、破線で示されるポリラインは、拡大領域の拡大に伴い、追加表示された細道路である。このように、拡大した領域内には、拡大前に非表示であった情報を新たに表示し、詳細な表示にすることができる。また、拡大した領域内を際立たせるために、拡大した領域内のデータに影をつけたり、明度や彩度を変更したりする等の強調表示を行うことができる。
確定した変形結果は記憶部101に格納すると共に、シンボル描画最適化部107に渡す。
シンボル描画最適化部107では、シンボル状況取得手段103aからシンボルの状況を受け取り、シンボル状況蓄積手段103bからシンボルの時系列情報を取得し、シンボルグルーピング部105からシンボルのグルーピング結果を受け取り、変形手段106cから変形後の地物やオブジェクトデータを受け取ると、シンボルの状況を把握しやすくなるようにシンボルの描画順序を最適化する(図2におけるステップST9)。
まず、シンボルのグルーピング結果から、シンボルが密集している部分を抽出し、シンボルが重なって配置しているかどうか調べる。シンボルが重なっている場合、異常状況のシンボルが最も上に描画されるようにシンボルの描画順序を変更する。例えば、図13(a)のように、異常状態であるシンボルbが付近のシンボルa、シンボルcよりも下に描画されている場合には、図13(b)に示すようにシンボルbが最も上になるように描画順序を変更し、表示部102はシンボルbを最上位として描画する。また、シンボルの一部が重なっている場合において、付近のシンボルが互いに同じ状態である場合は、シンボル状況蓄積手段103bから取得した時系列情報に基づき、現在時刻に最も近い異常状況(または警告状況)を有するシンボルが最も上となるように描画順序を変更する。
なお、シンボルの種類が複数種類存在し、レイヤ設定で非表示となっているシンボルが存在する場合は、レイヤ設定で表示となっているシンボルのみを対象として、描画順序を最適化する。
実施の形態1では、シンボルの表現として画像を用い、シンボルの状況(正常/異常/警告等)に応じてシンボル画像の色を変える例を説明したが、シンボルの表現は画像に限らない。円など、任意形状のマークを用いてもよく、シンボルの状況に応じてマークの色や形状を変えても良い。また、シンボルの状況に応じて画像やマークをブリンク表示させてもよい。
実施の形態1では、シンボルグルーピング部105においてシンボルをグルーピングする際に、一度グルーピングした結果に対して再度グループ同士を統合する例を示したが、一度にグループを生成するようにしてもよい。
実施の形態1では、シンボルグルーピング部105においてシンボルをグルーピングする際に、矩形で設定された拡大領域に基づき、拡大領域左側・右側の水平方向と、拡大領域上側・下側の垂直方向の2つの方向に対してシンボルをグルーピングする例を示したが、矩形が配置されている方向に応じて、水平・垂直方向とは異なる方向に対してシンボルをグルーピングしても良い。
実施の形態1では、拡大縮小部106において、水平方向、及び垂直方向の拡大率・縮小率を設定し、水平方向、及び垂直方向に拡大・縮小する例を示したが、シンボルがグルーピングされている方向に応じた任意の方向で、拡大率・縮小率を設定するようにしてもよい。例えば、図14に示すように拡大領域の矩形abcdが斜め方向に配置されている場合には、図14の矢印で示す方向に拡大率・縮小率を設定し、矢印で示す方向に拡大・縮小するようにしても良い。
また、拡大・縮小する方向は4方向に限らず、拡大領域の形状に応じて変えても良い。
実施の形態1では、拡大領域設定部104においてシンボルAに基づき、拡大領域を一つ設定する例を示したが、拡大領域の数は一つに限定されるものではなく、複数設定することもできる。すなわち、シンボル状況取得手段103aにおいて、複数のシンボルについて異常状態を取得した場合、拡大領域設定部104は、取得した複数のシンボルについて、個々の基準座標に基づき複数の拡大領域を設定することもできる。
また、シンボル状況取得手段103aにおいて複数のシンボルについて異常状態を取得した場合においても、異常発生時刻が最新のシンボルのみを一つ取得し、一つの拡大領域を設定するようにしても良く、或いは、拡大領域を設定する上限個数を定めておき、上限個数分、拡大領域を設定するようにしても良い。
このように、実施の形態1の監視用地図表示装置100では、一画面で全域を表示しつつ特定領域を拡大して詳細表示を行う際に、シンボルの密集が少ない領域や重要性の低い領域を優先的に縮小するように拡大縮小率を調整できるため、縮小領域にシンボルが密集している場合でも縮小によってシンボル同士が重なることを回避し、全域についてシンボルの視認性を保持できる。また、拡大する領域と縮小する領域の境界でシンボルの配置が歪まず、全シンボルについて視認性の高い表示を実現することができる。また、監視対象の動的な変化(対象の状態や位置等)に追従して自動的に拡大詳細表示を行うことができる。
以上説明したように、実施の形態1の表示データ生成装置によれば、それぞれがオブジェクトを表す複数のシンボルを含む表示画面データに対して、拡大領域を指定する拡大領域設定部と、複数のシンボルの分布状態に基づいて複数のシンボルのグルーピングを行うシンボルグルーピング部と、拡大領域設定部で指定された拡大領域の拡大率を決定すると共に、拡大領域以外の領域に対し、シンボルグルーピング部でグルーピングされた単位に基づいて縮小率を決定して表示画面データの変形を行う拡大縮小部と、特定のシンボルと他のシンボルとが重なり合う場合は、予め決められた規則に基づき、特定のシンボルを前面とするよう描画を最適化するシンボル描画最適部とを備えたので、任意の領域を拡大・縮小した場合でも表示されているシンボルの視認性を損なうことのない表示を実現することができる。
また、実施の形態1の表示データ生成装置によれば、シンボルが示すオブジェクトの現在の状況を取得するシンボル状況取得手段と、シンボル状況取得手段が取得した状況を時系列に蓄積するシンボル状況蓄積手段とを有するシンボル状況監視部を備えると共に、拡大領域設定部は、オブジェクトの状況が変化した場合にオブジェクトに対応したシンボルが表示される領域を拡大領域として設定し、拡大縮小部は、拡大領域設定部で設定された拡大領域に対する拡大率を設定すると共に、拡大領域以外の領域について、グルーピングされた単位と領域の重要度に基づいて縮小率を設定する拡大縮小率設定手段と、拡大縮小率設定手段で設定された拡大率と縮小率との関係に基づいて、縮小対象となる領域における少なくともグルーピングの有無と重要度とを含む所定の規則に従って拡大率と縮小率を調整する拡大縮小率調整手段と、拡大縮小率調整手段で調整された拡大率と縮小率とに基づき、各シンボルの変換先座標を算出して変形後の表示画面データを決定する変形手段とを有するようにしたので、視認性の向上に加えて、オブジェクトの状態の変化に対応した表示を行うことができる。
また、実施の形態1の表示データ生成装置によれば、拡大縮小部は、シンボルがないか、シンボルの密集度合が少ない領域、または重要性の低い領域を大きく縮小し、シンボルが密集している領域または重要性の高い領域を大きく縮小させないように拡大縮小率を領域に応じて調整するようにしたので、例えば、小さいサイズに縮小されたためにシンボルが重なってしまい視認性が低下してしまう、といったことを防ぐことができ、更に視認性の向上を図ることができる。
また、実施の形態1の表示データ生成装置によれば、拡大領域設定部は、動的に変化するオブジェクトの事象に基づき拡大領域を設定し、かつ、時間の経過と共に変化させるようにしたので、オブジェクトが変化した場合でも、これに対応して表示画面を変化させていくことができる。
また、実施の形態1の表示データ生成装置によれば、拡大領域設定部は、シンボルが群をなして配置されている場合に、拡大領域の境界線でシンボル群を分断しないように拡大領域を設定するようにしたので、拡大領域の境界線でシンボル群を分断することがなく、視認性の低下を防止することができる。
また、実施の形態1の表示データ生成装置によれば、拡大縮小部は、縮小によってシンボル同士が重ならないように縮小を行うようにしたので、縮小された領域内のシンボルの視認性を低下させることなく、表示範囲内の全シンボルの視認性を保持した拡大表示を実現することができる。
また、実施の形態1の表示データ生成方法によれば、それぞれがオブジェクトを表す複数のシンボルを含む表示画面データに対して、拡大領域設定部が拡大領域を指定する拡大領域設定ステップと、複数のシンボルの分布状態に基づいて、シンボルグルーピング部が複数のシンボルのグルーピングを行うシンボルグルーピングステップと、拡大縮小部が、拡大領域設定ステップで指定された拡大領域の拡大率を決定すると共に、拡大領域以外の領域に対し、シンボルグルーピングステップでグルーピングされた単位に基づいて縮小率を決定して表示画面データの変形を行う拡大縮小ステップと、特定のシンボルと他のシンボルとが重なり合う場合は、シンボル描画最適化部が、予め決められた規則に基づき、特定のシンボルを前面とするよう描画を最適化するシンボル描画最適ステップとを備えたので、任意の領域を拡大・縮小した場合でも表示されているシンボルの視認性を損なうことのない表示を実現することができる。
また、実施の形態1の表示データ生成方法によれば、シンボルが示すオブジェクトの現在の状況を取得するシンボル状況取得ステップと、シンボル状況取得ステップで取得した状況を時系列に蓄積するシンボル状況蓄積ステップとを有するシンボル状況監視ステップを備え、かつ、拡大領域設定ステップは、シンボル状況が変化した場合にシンボルが表示される領域を拡大領域として設定し、拡大縮小ステップは、拡大領域設定ステップで設定された拡大領域に対する拡大率を設定すると共に、拡大領域以外の領域について、グルーピングされた単位と領域の重要度に基づいて縮小率を設定する拡大縮小率設定ステップと、拡大縮小率設定ステップで設定された拡大率と縮小率との関係に基づいて、縮小対象となる領域における少なくともグルーピングの有無と重要度とを含む所定の規則に従って拡大率と縮小率を調整する拡大縮小率調整ステップと、拡大縮小率調整ステップで調整された拡大率と縮小率とに基づき、各シンボルの変換先座標を算出して変形後の表示画面データを決定する変形ステップとを有するようにしたので、視認性の向上に加えて、オブジェクトの状態の変化に対応した表示を行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、移動する全対象の位置を把握しつつ、特定の移動対象の周辺が見やすくなるように拡大詳細表示する例を示す実施の形態である。
図15は、この発明の実施の形態2の表示データ生成装置である監視用地図生成表示装置100aを示す構成図である。実施の形態2の監視用地図表示装置100aは、記憶部101、表示部102、動的シンボル配置部108、移動情報取得部109、拡大領域設定部104a、シンボルグルーピング部105、拡大縮小部106を備えている。動的シンボル配置部108は、シンボルが表す監視対象の現在位置を取得し、表示対象データの座標系におけるシンボルの基準座標を算出し、シンボルを配置する処理部である。移動情報取得部109は、移動する監視対象について、移動変位量や移動方向等、移動に関する情報を取得する処理部である。拡大領域設定部104aは、移動情報取得部109で取得された動的シンボルの移動情報に基づいて拡大領域を指定するよう構成されている。その他の構成は、図1に示した実施の形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
次に、実施の形態2の動作について図16のフローチャートに沿って説明する。実施の形態2においても、表示対象データを地図データ、オブジェクトを監視対象とした例について説明する。
記憶部101は、地図データ(座標等)やオブジェクトを表すシンボルの基準座標データや画像データ、拡大縮小途中の中間データ、拡大縮小後のデータ、パラメータ等を記憶する。具体的な動作は、実施の形態1と同様である。
動的シンボル配置部108では、指定された時間間隔毎に、移動する対象の現在位置を取得し、表示対象の地図の座標系でシンボルを配置する際の基準座標を算出する(ステップST11)。移動する対象とは、例えば人や車両等であり、対象を予め定めておき、固有のIDを割り当てて区別しておく。シンボルの基準座標は、対象を表す固有のIDと関連付けて記憶部101に格納すると共に表示部102に渡す。なお、対象の現在位置を取得する時間間隔は任意である。
表示部102では、記憶部101に格納されている座標に基づき、表示対象の地図を表示する。また、一定時間間隔で動的シンボル配置部108から監視対象のIDとシンボルの基準座標を受け取ると、監視対象の現在位置に対応した地図上の位置にシンボルを配置して表示する。シンボルは、画像や任意形状のマーク等である。移動するシンボルについて、基準座標を取得する時間間隔は任意であり、記憶部101に格納しておくことができる。
移動情報取得部109では、移動する全監視対象のうち、特に注目したい監視対象について、移動方向と前回検知した位置からの変位量を移動情報として算出し、記憶部101にログを記録する(ステップST12)。移動方向としては、例えば、或る時刻に地点Aで検知され、前回に地点A’で検知されたとすると、地点A’から地点Aに向かう方向ベクトルとする。算出した移動情報のログは過去数回分のデータとし、何回分のデータを蓄積するのかは任意とする。
全監視対象の中で特に注目したい監視対象は一つに限らず、複数とすることができる。注目したい監視対象のIDを予め記憶部101に格納しておき、取得することができる。移動情報取得部109で算出した移動情報は、移動対象のID及び時刻と関連付けて記憶部101に格納すると共に、拡大領域設定部104aに渡す。
拡大領域設定部104aは、移動情報取得部109から、注目したい対象について移動方向や前回からの変位量等の移動情報を受け取ると、注目したい対象の周囲を拡大する領域を設定する(ステップST13)。具体的な動作を図17(a)〜(c)を用いて説明する。図17(a)は、現在時刻における、監視対象の配置位置を示している。表示対象の地図上に、移動する対象が丸いマークで配置されている。A〜Hのうち、Aは、特に注目したい対象であるとする。動的シンボル配置部108により、前時刻ではAは図17(b)のA’の位置として算出されているとする。拡大領域設定部104aでは、A’からAへの移動情報を移動情報取得部109から受け取り、Aに対して拡大領域を設定する。Aに対する拡大領域は、図17(c)に示すように、前回の位置A’と現在の位置Aの中点oを中心とし、縦h、横wの矩形領域として作成することができる。設定した拡大領域情報は、シンボルグルーピング部105に渡す。
なお、矩形の中心は、上述のように前回の位置と現在置の中点に限らず、AやA’の位置、或いはA’からAに向かう方向ベクトル上の位置等、任意の位置に設定することができる。また、矩形領域の縦横サイズも任意である。また、拡大領域は矩形に限らず、円等、任意の形状を用いることができる。
シンボルグルーピング部105、拡大縮小部106の拡大縮小率設定手段106aの各処理内容と具体的な動作(図16におけるステップST14、ST15)は、実施の形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
拡大縮小部106において、拡大縮小率調整手段106bでは、拡大縮小率設定手段106aから拡大領域に対する拡大率と、シンボルがグルーピングされている領域及びシンボルがグルーピングされていない各領域に対する縮小率を受け取ると、拡大率と個々の領域に設定された縮小率を総合的に判断し、領域に設定された重要度や監視対象の移動情報、シンボルの視認性に基づき、拡大率及び縮小率を調整する(図16におけるステップST16)。具体的な動作は実施の形態1と同様である。シンボルがグルーピングされている領域に関してシンボルサイズを小さく設定すると共に該当する領域の縮小率の値を更に小さく設定する際には、シンボルの個数や密集度合いが小さい領域や、シンボルが表す対象の時間的変位(過去、一定の時間にどれくらい移動したか)が少ない領域について優先的に行う。なお、個々の対象に対する時間的変位は、移動情報取得部109において取得した結果を記憶部101から取得できる。
拡大縮小部106において、変形手段106cでは、拡大縮小率調整手段106bで設定された拡大率に基づき拡大領域内の要素(表示対象データ、オブジェクトデータ)に対して移動先の座標を算出し、拡大縮小率調整手段106bで設定された縮小率に基づき、拡大領域外側の要素(表示対象データ、オブジェクトデータ)に対して移動先の座標を算出する(図16におけるステップST17)。算出結果を記憶部101に格納し、表示部102で表示する。
実施の形態2では、移動情報として移動方向と前回検知した位置からの変位量を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば、或る一定時間内の移動軌跡や或る一定時間内の移動量等、他の情報を利用しても良い。
実施の形態1、2では、表示対象データとして地図を用いる例を示したが、表示対象データは地図データに限らない。また、シンボルが示すオブジェクトとして監視対象としたが、表示対象データから区別される表示データであればどのようなものであっても対象とすることができる。
以上説明したように、実施の形態2の表示データ生成装置によれば、それぞれがオブジェクトを表す複数のシンボルを含む表示画面データに対して、動的に位置が変化するオブジェクトに対応したシンボルを配置する動的シンボル配置部と、動的シンボル配置部で配置された動的シンボルの移動情報を取得する移動情報取得部と、移動情報取得部で取得された動的シンボルの移動情報に基づいて拡大領域を指定する拡大領域設定部と、複数のシンボルの分布状態に基づいて複数のシンボルのグルーピングを行うシンボルグルーピング部と、拡大領域設定部で指定された拡大領域の拡大率を決定すると共に、拡大領域以外の領域に対し、シンボルグルーピング部でグルーピングされた単位に基づいて縮小率を決定して表示画面データの変形を行う拡大縮小部とを備えたので、動的に位置が変化するオブジェクトに対しても視認性の向上を図ることができる。
また、実施の形態2の表示データ生成装置によれば、拡大縮小部は、拡大領域設定部で設定された拡大領域に対する拡大率を設定すると共に、拡大領域以外の領域について、グルーピングされた単位と領域の重要度に基づいて縮小率を設定する拡大縮小率設定手段と、拡大縮小率設定手段で設定された拡大率と縮小率との関係に基づいて、縮小対象となる領域における少なくともグルーピングの有無と重要度とを含む所定の規則に従って拡大率と縮小率を調整する拡大縮小率調整手段と、拡大縮小率調整手段で調整された拡大率と縮小率とに基づき、各シンボルの変換先座標を算出して変形後の表示画面データを決定する変形手段とを有するようにしたので、オブジェクトの重要度を考慮した視認性の高い表示を実現することができる。
また、実施の形態2の表示データ生成方法によれば、それぞれがオブジェクトを表す複数のシンボルを含む表示画面データに対して、動的シンボル配置部が、動的に位置が変化するオブジェクトに対応したシンボルを配置する動的シンボル配置ステップと、動的シンボル配置ステップで配置された動的シンボルの移動情報を移動情報取得部が取得する移動情報取得ステップと、移動情報取得ステップで取得された動的シンボルの移動情報に基づいて拡大領域設定部が拡大領域を指定する拡大領域設定ステップと、複数のシンボルの分布状態に基づいて、シンボルグルーピング部が複数のシンボルのグルーピングを行うシンボルグルーピングステップと、拡大縮小部が、拡大領域設定ステップで指定された拡大領域の拡大率を決定すると共に、拡大領域以外の領域に対し、シンボルグルーピングステップでグルーピングされた単位に基づいて縮小率を決定して表示画面データの変形を行う拡大縮小ステップとを備えたので、動的に位置が変化するオブジェクトに対しても視認性の向上を図ることができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、或いは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
100,100a 監視用地図表示装置、101 記憶部、102 表示部、103 シンボル状況監視部、103a シンボル状況取得手段、103b シンボル状況蓄積手段、104 拡大領域設定部、105 シンボルグルーピング部、106 拡大縮小部、106a 拡大縮小率設定手段、106b 拡大縮小率調整手段、106c 変形手段、107 シンボル描画最適化部、108 動的シンボル配置部、109 移動情報取得部。

Claims (11)

  1. それぞれがオブジェクトを表す複数のシンボルを含む表示画面データに対して、拡大領域を指定する拡大領域設定部と、
    前記複数のシンボルの分布状態に基づいて当該複数のシンボルのグルーピングを行うシンボルグルーピング部と、
    前記拡大領域設定部で指定された拡大領域の拡大率を決定すると共に、拡大領域以外の領域に対し、前記シンボルグルーピング部でグルーピングされた単位に基づいて縮小率を決定して前記表示画面データの変形を行う拡大縮小部と、
    特定のシンボルと他のシンボルとが重なり合う場合は、予め決められた規則に基づき、前記特定のシンボルを前面とするよう描画を最適化するシンボル描画最適部とを備えた表示データ生成装置。
  2. それぞれがオブジェクトを表す複数のシンボルを含む表示画面データに対して、動的に位置が変化するオブジェクトに対応したシンボルを配置する動的シンボル配置部と、
    前記動的シンボル配置部で配置された動的シンボルの移動情報を取得する移動情報取得部と、
    前記移動情報取得部で取得された動的シンボルの移動情報に基づいて拡大領域を指定する拡大領域設定部と、
    前記複数のシンボルの分布状態に基づいて当該複数のシンボルのグルーピングを行うシンボルグルーピング部と、
    前記拡大領域設定部で指定された拡大領域の拡大率を決定すると共に、拡大領域以外の領域に対し、前記シンボルグルーピング部でグルーピングされた単位に基づいて縮小率を決定して前記表示画面データの変形を行う拡大縮小部とを備えた表示データ生成装置。
  3. シンボルが示すオブジェクトの現在の状況を取得するシンボル状況取得手段と、当該シンボル状況取得手段が取得した状況を時系列に蓄積するシンボル状況蓄積手段とを有するシンボル状況監視部を備えると共に、
    拡大領域設定部は、前記オブジェクトの状況が変化した場合に当該オブジェクトに対応したシンボルが表示される領域を拡大領域として設定し、
    拡大縮小部は、
    前記拡大領域設定部で設定された拡大領域に対する拡大率を設定すると共に、当該拡大領域以外の領域について、グルーピングされた単位と前記領域の重要度に基づいて縮小率を設定する拡大縮小率設定手段と、
    前記拡大縮小率設定手段で設定された拡大率と縮小率との関係に基づいて、縮小対象となる領域における少なくともグルーピングの有無と重要度とを含む所定の規則に従って前記拡大率と縮小率を調整する拡大縮小率調整手段と、
    前記拡大縮小率調整手段で調整された拡大率と縮小率とに基づき、各シンボルの変換先座標を算出して変形後の表示画面データを決定する変形手段とを有することを特徴とする請求項1記載の表示データ生成装置。
  4. 拡大縮小部は、
    前記拡大領域設定部で設定された拡大領域に対する拡大率を設定すると共に、当該拡大領域以外の領域について、グルーピングされた単位と前記領域の重要度に基づいて縮小率を設定する拡大縮小率設定手段と、
    前記拡大縮小率設定手段で設定された拡大率と縮小率との関係に基づいて、縮小対象となる領域における少なくともグルーピングの有無と重要度とを含む所定の規則に従って前記拡大率と縮小率を調整する拡大縮小率調整手段と、
    前記拡大縮小率調整手段で調整された拡大率と縮小率とに基づき、各シンボルの変換先座標を算出して変形後の表示画面データを決定する変形手段とを有することを特徴とする請求項2記載の表示データ生成装置。
  5. 拡大縮小部は、シンボルがないか、当該シンボルの密集度合が少ない領域、または重要性の低い領域を大きく縮小し、前記シンボルが密集している領域または重要性の高い領域を大きく縮小させないように拡大率と縮小率とを領域に応じて調整することを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示データ生成装置。
  6. 拡大領域設定部は、動的に変化するオブジェクトの事象に基づき拡大領域を設定し、かつ、時間の経過と共に変化させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示データ生成装置。
  7. 拡大領域設定部は、シンボルが群をなして配置されている場合に、拡大領域の境界線で当該シンボル群を分断しないように前記拡大領域を設定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示データ生成装置。
  8. 拡大縮小部は、縮小によってシンボル同士が重ならないように縮小を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示データ生成装置。
  9. 請求項1の表示データ生成装置を用いた表示データ生成方法であって、
    それぞれがオブジェクトを表す複数のシンボルを含む表示画面データに対して、拡大領域設定部が拡大領域を指定する拡大領域設定ステップと、
    前記複数のシンボルの分布状態に基づいて、シンボルグルーピング部が前記複数のシンボルのグルーピングを行うシンボルグルーピングステップと、
    拡大縮小部が、前記拡大領域設定ステップで指定された拡大領域の拡大率を決定すると共に、拡大領域以外の領域に対し、前記シンボルグルーピングステップでグルーピングされた単位に基づいて縮小率を決定して前記表示画面データの変形を行う拡大縮小ステップと、
    特定のシンボルと他のシンボルとが重なり合う場合は、シンボル描画最適化部が、予め決められた規則に基づき、前記特定のシンボルを前面とするよう描画を最適化するシンボル描画最適ステップとを備えた表示データ生成方法。
  10. 請求項2の表示データ生成装置を用いた表示データ生成方法であって、
    それぞれがオブジェクトを表す複数のシンボルを含む表示画面データに対して、動的シンボル配置部が、動的に位置が変化するオブジェクトに対応したシンボルを配置する動的シンボル配置ステップと、
    前記動的シンボル配置ステップで配置された動的シンボルの移動情報を移動情報取得部が取得する移動情報取得ステップと、
    前記移動情報取得ステップで取得された動的シンボルの移動情報に基づいて拡大領域設定部が拡大領域を指定する拡大領域設定ステップと、
    前記複数のシンボルの分布状態に基づいて、シンボルグルーピング部が前記複数のシンボルのグルーピングを行うシンボルグルーピングステップと、
    拡大縮小部が、前記拡大領域設定ステップで指定された拡大領域の拡大率を決定すると共に、拡大領域以外の領域に対し、前記シンボルグルーピングステップでグルーピングされた単位に基づいて縮小率を決定して前記表示画面データの変形を行う拡大縮小ステップとを備えた表示データ生成方法。
  11. シンボルが示すオブジェクトの現在の状況を取得するシンボル状況取得ステップと、当該シンボル状況取得ステップで取得した状況を時系列に蓄積するシンボル状況蓄積ステップとを有するシンボル状況監視ステップを備え、
    かつ、
    拡大領域設定ステップは、前記シンボル状況が変化した場合に当該シンボルが表示される領域を拡大領域として設定し、
    拡大縮小ステップは、
    前記拡大領域設定ステップで設定された拡大領域に対する拡大率を設定すると共に、当該拡大領域以外の領域について、グルーピングされた単位と前記領域の重要度に基づいて縮小率を設定する拡大縮小率設定ステップと、
    前記拡大縮小率設定ステップで設定された拡大率と縮小率との関係に基づいて、縮小対象となる領域における少なくともグルーピングの有無と重要度とを含む所定の規則に従って前記拡大率と縮小率を調整する拡大縮小率調整ステップと、
    前記拡大縮小率調整ステップで調整された拡大率と縮小率とに基づき、各シンボルの変換先座標を算出して変形後の表示画面データを決定する変形ステップとを有することを特徴とする請求項9記載の表示データ生成方法。
JP2012045335A 2012-03-01 2012-03-01 表示データ生成装置及び表示データ生成方法 Expired - Fee Related JP5865735B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012045335A JP5865735B2 (ja) 2012-03-01 2012-03-01 表示データ生成装置及び表示データ生成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012045335A JP5865735B2 (ja) 2012-03-01 2012-03-01 表示データ生成装置及び表示データ生成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013182383A true JP2013182383A (ja) 2013-09-12
JP5865735B2 JP5865735B2 (ja) 2016-02-17

Family

ID=49272991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012045335A Expired - Fee Related JP5865735B2 (ja) 2012-03-01 2012-03-01 表示データ生成装置及び表示データ生成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5865735B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016129043A1 (ja) * 2015-02-09 2016-08-18 三菱電機株式会社 地図描画装置および地図描画プログラム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628438A (ja) * 1992-07-10 1994-02-04 Hitachi Ltd 図面処理システム
JP2002324227A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 図面表示装置および図面表示方法ならびに図面表示プログラムを記録した記録媒体
JP2003329461A (ja) * 2002-05-13 2003-11-19 Sony Corp ナビゲーション装置、地図表示装置、地図表示方法、プログラム
JP2007025993A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Sharp Corp データ変換装置、地図表示装置、データ変換方法、データ変換プログラム及びこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2008008839A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置、その制御方法及びその制御プログラム
JP2008225465A (ja) * 2007-02-16 2008-09-25 Nagoya Institute Of Technology デジタルマップ作成システム
WO2008139717A1 (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Panasonic Corporation 表示装置、表示方法、表示プログラム
US20100045702A1 (en) * 2003-11-17 2010-02-25 Noregin Assets N.V., L.L.C. Navigating Digital Images using Detail-in-context Lenses
JP2010175871A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Nagoya Institute Of Technology 地図表示装置、地図表示方法及び地図検索サーバ
JP2010243605A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Denso Corp 地図表示装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628438A (ja) * 1992-07-10 1994-02-04 Hitachi Ltd 図面処理システム
JP2002324227A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 図面表示装置および図面表示方法ならびに図面表示プログラムを記録した記録媒体
JP2003329461A (ja) * 2002-05-13 2003-11-19 Sony Corp ナビゲーション装置、地図表示装置、地図表示方法、プログラム
US20100045702A1 (en) * 2003-11-17 2010-02-25 Noregin Assets N.V., L.L.C. Navigating Digital Images using Detail-in-context Lenses
JP2007025993A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Sharp Corp データ変換装置、地図表示装置、データ変換方法、データ変換プログラム及びこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2008008839A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置、その制御方法及びその制御プログラム
JP2008225465A (ja) * 2007-02-16 2008-09-25 Nagoya Institute Of Technology デジタルマップ作成システム
WO2008139717A1 (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Panasonic Corporation 表示装置、表示方法、表示プログラム
JP2010175871A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Nagoya Institute Of Technology 地図表示装置、地図表示方法及び地図検索サーバ
JP2010243605A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Denso Corp 地図表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016129043A1 (ja) * 2015-02-09 2016-08-18 三菱電機株式会社 地図描画装置および地図描画プログラム
JPWO2016129043A1 (ja) * 2015-02-09 2017-07-20 三菱電機株式会社 地図描画装置および地図描画プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5865735B2 (ja) 2016-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6419421B2 (ja) 画像表示装置、画像表示方法およびプログラム
US20070109302A1 (en) Link relationship display apparatus, and control method and program for the link relationship display apparatus
CN106648511A (zh) 一种显示分辨率的自适应显示方法及装置
US20140306961A1 (en) Medical image processing system, recording medium having recorded thereon a medical image processing program and medical image processing method
US8411999B2 (en) Calibrating apparatus
WO2018223724A1 (zh) 基于资源分布的地图缩放方法及系统、存储器和控制设备
JP5865735B2 (ja) 表示データ生成装置及び表示データ生成方法
JP7360379B2 (ja) 遠近法に対応したイメージ補正方法および装置
JP2009217115A (ja) カメラ映像シミュレータプログラム
JP2013210793A (ja) Ar表示最適化のためのシステム、方法、およびプログラム
CN102262785B (zh) 点阵字型的边缘平滑方法、缩放方法
JP2021157404A (ja) 学習データ生成方法、学習データ生成装置、及び、プログラム
JP2009109643A (ja) デフォルメ地図生成装置
JP2007233866A (ja) 変更指示図面作成システムと方法、およびプログラム
US7714861B1 (en) Method of producing electronically readable documents with updatable pie charts
CN108257110B (zh) 一种红外全景监控中目标的跟踪显示方法
JP4760550B2 (ja) 画像変換装置及び画像変換プログラム
JP2019121061A (ja) 画像拡大装置
CN113033394B (zh) 图像签名的生成方法、装置、电子设备和存储介质
US6529642B1 (en) Method for enlarging/reducing digital images
JP2006163608A (ja) 分類装置及び分類方法
JP2012198310A (ja) 地図要素配置装置および地図要素配置方法
CN108597439B (zh) 基于微间距led显示屏的虚拟现实图像显示方法及终端
US20220130135A1 (en) Data generation method, data generation device, and program
CN111506280A (zh) 用于指示屏幕外兴趣点的图形用户界面

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5865735

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees