JP2013182211A - 携帯端末、手書き支援方法、及びプログラム - Google Patents

携帯端末、手書き支援方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】手本通りに手書きすることをより効果的に支援する。
【解決手段】携帯端末20は、記憶部21、撮影部22、画像処理部23、及び表記部24からなる。記憶部21は、手本となる手本画像を記憶する。撮影部22は、手書き文字または手書き絵を書いているユーザの手元を手書き画像として撮影する。画像処理部23は、手本画像と撮影された手書き画像とを重ねる。表示部18は、画像処理部23によって重ねられた手本画像と手書き画像とを表示する。
【選択図】図5

Description

本発明は、紙などに手書きで文字を書く際に、手本通りに文字を書くことを支援する携帯端末、手書き支援方法、及びプログラムに関する。
手本を見ながら、手本通りに手書きする場合、手本となる文字を印刷したものを見ながら書くという方法がある。しかしながら、文字を書く際に目線を手本から手元へと移動させる必要があるため、手本通りに書くことは難しい。他の方法としては、手本を印刷したものを紙の下に置き、トレースするという方法もあるが、透過性のある素材へ書く場合にしか適用することができない。また、いずれの場合も、手本を印刷しておく手間が生じてしまう。そこで、手本通りに文字を手書きすることを支援する手段が望まれる。
特許文献1には、撮像装置で机上の複数の紙を撮影し、該複数の紙の各々の位置及び姿勢を認識し、該それぞれの紙の位置及び姿勢に基づいて、手書き入力領域及び画像投影領域を特定し、指定された紙において特定された手書き入力領域に含まれる画像を、画像投影装置によって、他の紙における特定された画像投影領域へ投影画する技術が提案されている。
また、特許文献2には、様々な物品を撮影した撮影画像上に、ユーザから入力された実空間上での長さを基準寸法として物品の寸法を撮影画像に重ねて表示する技術が提案されている。
また、特許文献3には、手本となる手書き文字を表示装置に表示するとともに、デジタイザから入力された手書き文字の大きさや位置を、手本文字の大きさや位置に正規化し、手書き文字を手本文字と並べて、あるいは重ね合わせて表示装置に表示する技術が提案されている。
また、特許文献4には、パターン照合装置において、紙面上の文字や図形等のパターンと基準となる記憶パターンとを重ね合わせるように位置合わせを行った後、所定の時間ごとに交互に表示することで双方の相違部分を発見しやすくする技術が提案されている。
特開2006−202016号公報 特開2008−224484号公報 特開昭62−279387号公報 特公昭59−022268号
しかしながら、上述した特許文献1、2、4では、手書き入力された文字や図形を取り込んで表示したり、入力されたデータを撮影画像に重ねて表示したりする技術が開示されているが、コミュニケーションや、計測対象物の寸法表示、文字や図形のパターン照合などであり、手本通りに手書きすることを支援することには適さないという問題がある。
また、上述した特許文献3では、手本となる手書き文字と、デジタイザから入力された手書き文字とを並べて、あるいは重ね合わせて表示装置に表示する点で、手本通りに手書きすることを支援することが可能となっている。しかしながら、特許文献3では、デジタイザで手書き文字を入力するため、筆圧やペンの動きが一般的な「手書き」とは異なる。
また、表示装置には、デジタイザから入力された文字が手書き文字として表示されるが、表示されている手書き文字とデジタイザ上に書いている手書き文字との対応関係(位置、大きさなど)を認識するのが難しい。ゆえに、上述した特許文献3においても、効果的に手書きを支援することができないという問題がある。
そこで本発明は、手本通りに手書きすることをより効果的に支援することができる携帯端末、手書き支援方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、手本となる手本画像を記憶する記憶部と、手書き文字または手書き絵を手書き画像として撮影する撮影部と、前記記憶部に記憶されている前記手本画像と前記撮影部により撮影された前記手書き画像とを重ねる画像処理部と、前記画像処理部により重ねられた、前記手本画像と前記手書き画像とを表示する表示部とを備えることを特徴とする携帯端末である。
本発明の手書き支援方法は、手本となる手本画像を記憶部に記憶するステップと、撮像部により手書き文字または手書き絵を手書き画像として撮影するステップと、前記記憶部に記憶されている前記手本画像と前記撮影部により撮影された前記手書き画像とを重ねるステップと、重ねられた前記手本画像と前記手書き画像とを表示部に表示するステップとを含むことを特徴とする手書き支援方法である。
本発明のプログラムは、携帯端末のコンピュータに、手本となる手本画像を記憶部に記憶する記憶機能、撮像部により手書き文字または手書き絵を手書き画像として撮影する撮影機能、前記記憶部に記憶されている前記手本画像と前記撮影部により撮影された前記手書き画像とを重ねる画像処理機能、前記画像処理機能により重ねられた、前記手本画像と前記手書き画像とを表示部に表示する表示機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
この発明によれば、手本通りに手書きすることをより効果的に支援することができる。
本発明の第1実施形態による携帯端末10の構成を示すブロック図である。 本第1実施形態による携帯端末10でユーザの手書きアシストを行う場合の様子を示す概念図である。 本第1実施形態による携帯端末10の動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態による携帯端末10の動作を説明するためのフローチャートである。 付記1の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態による携帯端末10の構成を示すブロック図である。図1において、携帯端末10は、制御部11、通信部12、撮影部13、記憶部14、データ管理部15、画像処理部16、操作部17、及び表示部18を備えている。制御部11は、各部の動作を制御する。通信部12は、制御部11の制御の下、音声通信やデータ通信を行う。特に、本第1実施形態では、有線、または無線ネットワーク経由で、手本となるガイド表示用の文字画像を受信する。
撮影部13は、ズームレンズやフォーカスレンズ等からなる光学系と該光学系により結像した画像を取り込むCCDなどの撮像素子と光学系や撮像素子を駆動する駆動部とからなる。該撮影部13は、ユーザの手書き支援を行う場合には、文字を書いているユーザの手元(手書きしている文字を含む)を撮影して取り込む。また、撮影部13は、ガイド表示用の文字画像を新規に登録する場合、撮影した画像をガイド表示用の文字画像として取り込む。
記憶部14は、制御部11の動作を制御するためのプログラムや、各種データなどを記憶する。特に、本第1実施形態では、通信部12により受信したガイド表示ようの文字画像や、ガイド表示用の文字画像を新規に登録すべく撮影された画像などを記憶するとともに、手書き支援時には、撮影部13により撮影された文字を書いているユーザの手元の画像(手書きしている文字を含む)を一時的に記憶する。
データ管理部15は、通信部12、撮影部13、記憶部14、画像処理部16、表示部18との間における、ガイド表示用の文字画像や、撮影部13で撮影された画像などの伝達を制御する。特に、本第1実施形態では、データ管理部15は、通信部15により受信されたガイド表示用の文字画像を記憶部14に保存する。また、データ管理部11は、ガイド表示用の文字画像を新規に登録する場合には、撮影部13から取り込まれたガイド表示用の画像を記憶部14に保存する。また、データ管理部15は、ユーザの手書き支援を行う場合には、操作部17を介してユーザから入力された文字と選択された書体とに従って、対応するガイド表示用の文字画像を記憶部14から読み出して画像処理部16に供給する。
画像処理部16は、ユーザの手書き支援を行う場合に、データ管理部15から供給される手本データであるガイド表示用の文字画像と、撮影部13により取り込まれる撮影画像、すなわち手書き画像とを重ねて表示するための画像処理を行う。より具体的には、画像処理部16は、撮影部13から取り込まれた文字画像の上に、データ管理部15から供給されるガイド表示用の文字画像を透過色に変更し、互いの位置を合わせて重ね合わせる。位置合わせは、例えば、予め文字ごとに複数の特徴点を設定しておき、該複数の特徴点を互いに合わせることで位置が合ったとすればよい。
また、ガイド表示用の文字画像は、撮像領域の予め設定された部分に表示してもよい。この場合、ユーザが撮像位置を、実際に文字を書こうとしている位置に合わせればよい。また、ガイド表示用の文字の大きさは、予め設定された大きさでもよい。
このとき、画像処理部16は、ガイド表示用の文字画像と、撮影部13から取り込んだ手書き画像とを画像解析(パターンマッチングなどを用いた画像処理)し、撮影された手書き画像と、ガイド表示用の文字画像とのずれが所定の閾値より小さくなるように、ガイド表示用の文字画像の画面上の位置、大きさ、歪みの調整を行う。
ここで、撮影された手書き画像とガイド表示用の文字画像との「ずれ」を数量化する必要があるが、上述したように、互いの位置合わせを行った状態で、文字全体に対する、他の部分の一致しない面積比率を算出し、該一致しない面積比率を「ずれ量」としてもよい。あるいは、上述したように、互いの位置合わせを行った状態で、どうしても一致しない特徴点があった場合に、該一致しない特徴点間の距離を「ずれ量」としてもよい。
なお、ガイド表示用の文字画像、及び撮影された手書き画像は、各々、操作部17を通じてユーザ操作によりその位置、大きさ、歪みなどを調整可能としてもよい。
操作部17は、文字入力や、書体の設定、書体取り込み等の指示操作をユーザに行わせるためのインタフェースである。表示部18は、画像処理部16から供給される画像、すなわち、撮影部13で撮影された手書き画像と透過色に変更したガイド表示用の文字画像とが重ねられた合成画像を表示する。
図2は、本第1実施形態による携帯端末10でユーザの手書き支援を行う場合の様子を示す概念図である。携帯端末10では、撮影部13により紙に文字を書いているユーザの手元を撮影し、手書き画像として表示部18にリアルタイムで表示する。表示部18には、予め操作部16から入力された文字と書体との情報から特定されたガイド表示用の文字画像を透過色に変更し、撮影部13より取り込んだ手書き画像の上に重ねて表示される。
このとき、携帯端末10では、撮影された手書き画像とガイド表示用の文字画像とを画像解析し、双方の位置、大きさ、歪みが合致するように、ガイド表示用の文字画像の位置、大きさ、歪みを随時調整するようになっている。これにより、ユーザは、表示部18の画面上に表示されたガイド表示用の文字画像を見ながらトレースすることで、目線を大きく移動させることなく、より容易に手本通りに文字を書くことが可能となる。
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。
図3は、本第1実施形態による携帯端末10の動作を説明するためのフローチャートである。まず、ユーザは、操作部17から書きたい文字と書体を入力する。データ管理部15は、操作部17を介してユーザにより入力された文字と書体とに基づいて、通信部15によってダウンロードして記憶部14に保存しておいたガイド表示用の文字画像を読み出し(ステップSa10)、ガイド表示用の文字画像を透過色に変更するなど、ガイド表示の準備を行う(ステップSa12)。なお、ユーザにより入力された文字と書体とに対応するガイド表示用の文字画像が記憶部14に記憶されていない場合には、その都度、通信部15によってダウンロードするようにしてもよい。
次に、撮影部13を起動させ(ステップSa14)、該撮影部13によってユーザの手元(手書き画像)を撮影する(ステップSa16)。次に、画像処理部16にてステップSa12で準備したガイド表示用の文字画像を、撮影部13で撮影された手書き画像の上に重ねて表示部18に表示させる(ステップSa18)。このとき、撮影された手書き画像、またはガイド表示用の文字画像の位置や大きさ、色などを、操作部17を操作することによりユーザが調整するようにしてもよい。あるいは、例えば、まず、ユーザの手書き画像の位置、大きさ、歪みなどを、表示部18の画面に入るように光学系の調整、またはデジタル処理によって調整し、その後、調整した手書き画像に合わせるように、ガイド表示用の文字画像の大きさ、位置、歪みを調整するようにしてもよい。
次に、画像処理部16は、撮影された手書き画像とガイド表示用の文字画像との大きさや、位置、歪みなどを画像解析し(ステップSa20)、該画像解析の結果に従って、撮影された手書き画像とガイド表示用の文字画像との間で、大きさや、位置、歪みに所定の閾値以上のずれがあるか否かを判定する(ステップSa22)。
そして、撮影された手書き画像とガイド表示用の文字画像との間で大きさや、位置、歪みに所定の閾値以上のずれがある場合には(ステップSa22のYES)、撮影された手書き画像に合わせるように(ずれが所定の閾値より小となるように)、ガイド表示用の文字画像の位置や、大きさ、歪みを更新(調整)する(ステップSa24)。これにより、例えば、ユーザが文字を書いている途中で携帯端末10の位置が多少移動した場合などでも、ガイド表示用の文字画像を画面上で手書き画像に自動追従させることが可能となる。一方、双方に所定の閾値以上のずれがない場合には(ステップSa22のNO)、ガイド表示用の文字画像の更新を行わない。
次に、ユーザによる終了指示があるか否かを判定し(ステップSa26)、終了指示がない場合には(ステップSa26のNO)、終了指示があるまで、上述したステップSa16〜Sa24までを繰り返す。一方、終了指示があった場合には(ステップSa26のYES)、ガイド表示用の文字画像、及び手書き画像の表示を停止し(ステップSa28)、撮影部13の動作を停止する(ステップSa30)。
上述した第1実施形態によれば、手本となるガイド表示用の文字画像と撮影された手書き画像とが同一画面上に重なって表示されるので、画面上に表示されたガイド表示用の文字画像を、ユーザが目線を移動させることなくトレースできるため、手本通りに文字を書くことができるようになる。
また、本第1実施形態によれば、ガイド表示用の文字画像の位置、大きさ、歪みを手動調整、または画像解析による自動調整を行うようにしたので、ガイド表示用の文字画像を撮影された手書き画像に自動追従させることができ、トレースの正確性を向上させることができる。
また、本第1実施形態によれば、通信部15によってガイド表示用の文字画像を取り込むようにしたので、様々な種類の書体を容易に取り扱うことができ(新たな書体などを容易に利用可能に登録することができ)、所望する書体を手本とすることができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、携帯端末10の構成は、図1と同様であるので説明を省略する。本第2実施形態は、手本であるガイド表示用の文字画像の代わりに、例えば、他人(教師、指導者、師範など)の手書き書体や、絵画、イラストなどの画像データを手本(以下、ガイド表示用の画像という)として扱うという点で異なる。
図4は、本第2実施形態による携帯端末10の動作を説明するためのフローチャートである。ユーザは、操作部17から手本とするガイド表示用の画像を選択する。手本とするガイド表示用の画像の選択は、画像のサムネイル一覧から選択したり、画像を識別する識別番号を入力したりするなどの方法がある。データ管理部15は、操作部17を介してユーザにより選択されたガイド表示用の画像を記憶部14から読み出し(ステップSb40)、ガイド表示用の画像を透過色に変更するなど、ガイド表示の準備を行う(ステップSb42)。
次に、撮影部13を起動させ(ステップSb44)、該撮影部13によって撮影された手書き画像を撮影する(ステップSb46)。次に、画像処理部13にてステップSb42で準備したガイド表示用の画像を、撮影部13で撮影した、ユーザが書いた手書き画像の上に重ねて表示部18に表示させる(ステップSb48)。このとき、ユーザが書いた手書き画像、またはガイド表示用の画像の位置や、大きさ、色などは、操作部17を操作することによりユーザが調整するようにしてもよい。あるいは、例えば、まず、撮影された手書き画像の位置、大きさ、歪みなどを、表示部18の画面に入るように光学系の調整、またはデジタル処理によって調整し、その後、調整した手書き画像に合わせるように、ガイド表示用の画像の大きさ、位置、歪みを調整するようにしてもよい。
次に、画像処理部16は、撮影された手書き画像とガイド表示用の画像との大きさや、位置、歪みなどを画像解析し(ステップSb50)、上記画像解析の結果に従って、撮影された手書き画像とガイド表示用の画像との間で、大きさや、位置、歪みに所定の閾値以上のずれがあるか否かを判定する(ステップSb52)。
そして、撮影された手書き画像とガイド表示用の画像との間で大きさや、位置、歪みに所定の閾値以上のずれがある場合には(ステップSb52のYES)、撮影された手書き画像に合わせるように(ずれが所定の閾値より小となるように)、ガイド表示用の画像の位置、大きさ、歪みを更新(調整)する(ステップSb54)。これにより、例えば、ユーザが文字や絵画、イラストなどを書いている途中で携帯端末10の位置が多少移動した場合などでも、ガイド表示用の画像を画面上で手書き画像に自動追従させることが可能となる。一方、双方に所定の閾値以上のずれがない場合には(ステップSb52のNO)、ガイド表示用の画像の更新を行わない。
次に、ユーザによる終了指示があるか否かを判定し(ステップSb56)、終了指示がない場合には(ステップSb56のNO)、終了指示があるまで、ステップSb46〜Sb54までを繰り返す。一方、終了指示があった場合には(ステップSb56のYES)、ガイド表示用の画像、及び手書き画像の表示を停止し(ステップSb58)、撮影部13の動作を停止する(ステップSb60)。
上述した第2実施形態によれば、予め用意された書体の文字だけでなく、撮影部12で撮影した画像を手本データとして扱えるため、他人(教師、指導者、師範など)の手書き書体や、絵画、イラストなどを手本とすることができる。
なお、上述した第1、第2実施形態においては、ガイド表示用の文字画像(または画像)を透過色に変更するようにしたが、例えば、絵画や、イラスト等の場合には、手本の色使いまでも模写すべく、手本の色をそのまま表示したり、同系色の薄い色などに変更して表示したりするようにしてもよい。あるいは、見やすさなどを考慮し、ユーザの指示操作に応じて、任意色に変更するようにしてもよい。
また、上述した第1、第2実施形態において、書き始めは、ユーザが手書きした線などがない、もしくは少ないため、ガイド表示用の文字画像(または画像)に一致する部分が少なく、パターンマッチングなどの画像解析では、ガイド表示用の文字画像(または画像)の表示位置を特定できない場合もある。このような場合には、例えば、漢字などのように筆順があるような場合、手書きの最初の線と漢字の画とを対応付けて判定することで、ガイド表示用の文字画像の表示位置や、大きさ、歪みを特定するようにしてもよい。また、絵画などの場合には、ガイド表示用の画像を適当に分割して特徴情報を求め、手書き画像の特徴と近いところが一致するようにガイド表示用の画像の表示位置や、大きさ
歪みを特定するようにしてもよい。
また、上述した第1、第2実施形態において、画像の歪みについては、例えば、撮影画像の画面上の位置や距離(距離はカメラの焦点合わせや画像処理から求める)に基づいて変形状態を検出し(遠いほうが小さくなるなど)、その変形状態に合わせてガイド表示用の文字画像(または画像)を変形するようにしてもよい。特に、携帯端末10の傾きによる画像の歪みに対しては、撮影部13の焦点検出機能を用いて(最低3点のフォーカス位置を検出すれば、傾きは算出できる)、撮影部13の光軸に対する、ユーザが手書きを行おうとしている面の傾きを検出し、ガイド表示用の文字画像(または画像)を補正して表示するようにしてもよい。
あるいは、加速度センサなどの検出結果に基づいて携帯端末10の傾きを検出し、該傾きに基づく撮影画像の変形状態を求め、ガイド表示用の文字画像(または画像)を撮影画像の変形状態に合わせて変形するようにしてもよい。より具体的には、携帯端末10(撮影部13)の撮像方向を検知するための、姿勢センサ(傾斜計として使える)、例えば、重力加速度を検知する加速度センサを備え、ユーザが手書きを行おうとしている面が地面に水平として、携帯端末10の姿勢とユーザが手書きを行う面との傾きに基づいて、ガイド表示用の文字画像(または画像)を補正して表示するようにしてもよい。もちろん、ユーザが手書きを行おうとしている面の傾きが予め分かっている場合には、この傾きと携帯端末10の姿勢との差に基づいて、ガイド表示用の文字画像(または画像)を補正して表示すればよい。
なお、本発明の第1、第2実施形態は、携帯端末10として、携帯電話・スマートフォンに限らず、デジタルカメラや、カメラと表示装置とが一体になった他の装置(例えば、ゲーム機、タブレットPC、ノートPC)には、特別な装置を追加することなく、幅広く適用できる。このように、本発明によれば、ペン習字、レタリングデザインといった、文字を書く用途に適用可能である。また、絵画、イラストの模写といった用途にも適用可能である。
以下、本発明の特徴を付記する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
図5は、付記1の構成図である。この図に示すように、付記1記載の発明は、
手本となる手本画像を記憶する記憶部21と、
手書き文字または手書き絵を手書き画像として撮影する撮影部22と、
前記記憶部21に記憶されている前記手本画像と前記撮影部22により撮影された前記手書き画像とを重ねる画像処理部23と、
前記画像処理部23により重ねられた、前記手本画像と前記手書き画像とを表示する表示部24と
を備えることを特徴とする携帯端末20である。
(付記2)
前記画像処理部は、
前記手書き画像を前記手本画像に重ねる際に、双方のずれが所定の閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により双方のずれが所定の閾値以上であると判定された場合に、双方のずれが所定の閾値より小さくなるように、前記手本画像または/及び前記手書き画像の位置、大きさ、歪みを補正する補正部と
を備えることを特徴とする付記1に記載の端末装置である。
(付記3)
前記画像処理部は、
前記手本画像を透過色に変更する色変更部を更に備えることを特徴とする付記1または2に記載の端末装置である。
(付記4)
前記手本の画像をネットワーク上から受信し、前記記憶部に保存する通信部を更に備えることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の携帯端末である。
(付記5)
前記撮影部により撮影された手書き画像を前記手本の画像として前記記憶部に保存する手本登録部を更に備えることを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の携帯端末である。
(付記6)
前記記憶部に保存されている複数の手本画像の中からいずれか1つの手本画像を選択する選択部を更に備えることを特徴とする付記1から5のいずれかにに記載の端末装置である。
(付記7)
手本となる手本画像を記憶部に記憶するステップと、
撮像部により手書き文字または手書き絵を手書き画像として撮影するステップと、
前記記憶部に記憶されている前記手本画像と前記撮影部により撮影された前記手書き画像とを重ねるステップと、
重ねられた前記手本画像と前記手書き画像とを表示部に表示するステップと
を含むことを特徴とする手書き支援方法である。
(付記8)
携帯端末のコンピュータに、
手本となる手本画像を記憶部に記憶する記憶機能、
撮像部により手書き文字または手書き絵を手書き画像として撮影する撮影機能、
前記記憶部に記憶されている前記手本画像と前記撮影部により撮影された前記手書き画像とを重ねる画像処理機能、
前記画像処理機能により重ねられた、前記手本画像と前記手書き画像とを表示部に表示する表示機能
を実行させることを特徴とするプログラムである。
10、20 携帯端末
11 制御部
12 通信部
13、22 撮影部
14、21 記憶部
15 データ管理部
16、23 画像処理部
17 操作部
18、24 表示部

Claims (8)

  1. 手本となる手本画像を記憶する記憶部と、
    手書き文字または手書き絵を手書き画像として撮影する撮影部と、
    前記記憶部に記憶されている前記手本画像と前記撮影部により撮影された前記手書き画像とを重ねる画像処理部と、
    前記画像処理部により重ねられた、前記手本画像と前記手書き画像とを表示する表示部と
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記画像処理部は、
    前記手書き画像を前記手本画像に重ねる際に、双方のずれが所定の閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により双方のずれが所定の閾値以上であると判定された場合に、双方のずれが所定の閾値より小さくなるように、前記手本画像または/及び前記手書き画像の位置、大きさ、歪みを補正する補正部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記画像処理部は、
    前記手本画像を透過色に変更する色変更部を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。
  4. 前記手本の画像をネットワーク上から受信し、前記記憶部に保存する通信部を更に備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の携帯端末。
  5. 前記撮影部により撮影された手書き画像を前記手本の画像として前記記憶部に保存する手本登録部を更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の携帯端末。
  6. 前記記憶部に保存されている複数の手本画像の中からいずれか1つの手本画像を選択する選択部を更に備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかにに記載の端末装置。
  7. 手本となる手本画像を記憶部に記憶するステップと、
    撮像部により手書き文字または手書き絵を手書き画像として撮影するステップと、
    前記記憶部に記憶されている前記手本画像と前記撮影部により撮影された前記手書き画像とを重ねるステップと、
    重ねられた前記手本画像と前記手書き画像とを表示部に表示するステップと
    を含むことを特徴とする手書き支援方法。
  8. 携帯端末のコンピュータに、
    手本となる手本画像を記憶部に記憶する記憶機能、
    撮像部により手書き文字または手書き絵を手書き画像として撮影する撮影機能、
    前記記憶部に記憶されている前記手本画像と前記撮影部により撮影された前記手書き画像とを重ねる画像処理機能、
    前記画像処理機能により重ねられた、前記手本画像と前記手書き画像とを表示部に表示する表示機能
    を実行させることを特徴とするプログラム。

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