JP6443172B2 - 投影装置、投影装置の制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

投影装置、投影装置の制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、被投影画像上に書き込みが可能な投影装置及び投影装置の制御方法に関するものである。
スクリーンなどの投影面に投影された被投影画像上に文字や図形などを書き込むことができる投影装置が、打合せやブレーンストーミングなどの会議において使用されている。
特許文献1には、係る投影装置であって、被投影画像上における位置座標の指定が可能な専用の座標指示手段(描画ペン)を用いて、被投影画像上に図形などの連続的な軌跡を描画するようにしたものが記載されている。
特開2003−099196号公報
しかしながら、特許文献1に記載の投影装置では、会議で説明する際に、紛失などの理由で描画ペンが見当たらなかった場合、被投影画像上への描画ができずに会議の進行が遅れてしまう等の不都合が生じる。
本発明は、以上の背景を鑑みてなされたものであり、専用の描画手段を用いることなく被投影画像上への連続的な軌跡の描画が可能な投影装置、投影装置の制御方法、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、本発明は、投影装置であって、投影画像情報を用いて投影面に画像を投影する投影部と、前記投影面に投影された被投影画像を連続的に撮像する撮像部と、撮像により得た撮像画像情報を記憶する、第一の記憶部および第二の記憶部と、前記第一の記憶部に記憶させた第一の撮像画像情報と前記第二の記憶部に記憶させた第二の撮像画像情報とをそれぞれ最新の前記撮像画像情報にする更新が、前記第一の記憶部と前記第二の記憶部とで連続して実行する撮像画像情報更新部と、予め定められた指示動作をした人間の手の形状の画像パターンに基づいて前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とのいずれにも前記形状が存在しているか否か判断する形状判断部と、前記形状が存在していると判断された場合に、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とから、前記形状が指示する位置の位置座標をそれぞれ検出するようにする位置座標検出部と、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とからそれぞれ検出された前記位置座標に基づいて前記指示する位置が表示されるように前記投影画像情報を更新する投影画像情報更新部とを有する。
また、投影装置の制御方法であって、投影装置の制御方法であって、投影面に投影された被投影画像を撮像し、第一の撮像画像情報として第一の記憶領域に記憶するステップと、第一の撮像画像情報に対応する前記被投影画像を撮像した後に、投影面に投影された被投影画像を撮像し、第二の撮像画像情報として前記第一の記憶領域とは異なる第二の記憶領域に記憶するステップと、予め定められた、指示動作をした人間の手の形状の画像パターンに基づいて、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とのいずれにも前記画像パターンと一致する形状が存在しているか否かについて判断するステップと、前記画像パターンと一致する形状が存在していると判断した場合に、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とにそれぞれ含まれる前記指示動作をした人間の手の形状の、指示する位置の位置座標をそれぞれ検出するようにするステップと、前記位置座標を用いて前記指示する位置が表示されるように投影画像情報を更新するステップとを有する。
さらに、制御プログラムであって、投影画像情報を用いて投影面に投影された被投影画像を撮像し、撮像画像情報として第一の記憶領域と前記第一の記憶領域とは異なる第二の記憶領域とに記憶させ、前記第一の記憶領域に記憶された第一の撮像画像情報と前記第二の記憶領域に記憶された第二の撮像画像情報とをそれぞれ最新のものにする更新が、前記第一の記憶領域と前記第二の記憶領域とで交互に連続してなされるようにする制御と、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報のいずれかが更新されたタイミングで、予め定められた、指示動作をした人間の手の形状の画像パターンに基づいて、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とのいずれにも前記画像パターンと一致する形状が存在しているか否かについて判断する制御と、前記画像パターンと一致する形状が存在していると判断した場合に、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とにそれぞれ含まれる前記指示動作をした人間の手の形状の、指示する位置の位置座標をそれぞれ検出するようにする制御と、前記位置座標を用いて前記投影画像情報を更新するようにする制御とをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、説明者が指示動作をした自身の手により被投影画像上への連続的な軌跡の描画が可能な投影装置、投影装置の制御方法、及び制御プログラムを提供できる。
実施の形態1に係る投影装置の装置構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態2に係る投影装置の装置構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態2に係る投影装置における、記憶画像更新制御部による、第1記憶部に記憶された投影画像情報および第2記憶部に記憶された投影画像情報の、更新タイミングについて説明する図である。 実施の形態12に係る投影装置における、画像パターンの、指示動作をした人間の手の形状の一例を示す図である。 実施の形態2に係る投影装置における、被投影画像上に描画を行う処理フローの一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る投影装置を用いて、説明者が指示動作をした自身の手によって、被投影画像上に連続的な軌跡を描画するイメージを表した図である。 図6において連続的な軌跡が描画された箇所を拡大した図である。 実施の形態2に係る投影装置における、被投影画像上に描画を行う処理フローの別の一例を示すフローチャートである。
[実施の形態1]
以下、本発明に係る投影装置の第一の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る投影装置1の装置構成を示す機能ブロック図である。
投影装置1は、投影部2と、撮像部3と、第一の記憶部としての第1記憶部40aおよび第二の記憶部としての第2記憶部40bとを有する。投影部2は、投影画像情報を投影し得る可視光線に変換して投影面に投影する。撮像部3は、投影部2により投影された被投影画像を連続的に撮像する。第1記憶部40aおよび第2記憶部40bは、撮像部3による撮像画像情報を記憶する。
また、投影装置1は、被投影画像上に描画を行う処理に関する制御を行う、撮像画像情報更新部50と、形状判断部51と、位置座標検出部52と、投影画像情報更新部53とを有する。
撮像画像情報更新部50は、第1記憶部40aに記憶された第一の撮像画像情報と第2記憶部40bに記憶された第二の撮像画像情報とを最新の情報に更新する処理を、第1記憶部40aと第2記憶部40bとで交互に連続して実行する。
形状判断部51は、指示動作をした人間の手の形状が第一の撮像画像情報と第二の撮像画像情報との両方に存在しているか否かについての判断する。形状判断部51は、この判断を第一の撮像画像情報と第二の撮像画像情報のいずれかが更新されたタイミングで実行する。また、形状判断部51は、この判断を行うときに、予め記憶された指示動作をした人間の手の形状である画像パターンPを読み出し、この画像パターンPに基づいて判断する。
位置座標検出部52は、形状判断部51が第一の撮像画像情報と第二の撮像画像情報とのいずれにも指示動作をした人間の手の形状が存在していると判断した場合に、第一の撮像画像情報と第二の撮像画像情報とから、指示動作をした人間の手の形状の指示位置の座標をそれぞれ検出する。
投影画像情報更新部53は、第一の撮像画像情報と第二の撮像画像情報とからそれぞれ検出された位置座標を用いて投影画像情報を更新する。
ここで、第一の撮像画像情報から検出された、指示動作をした人間の手の形状の指示位置の座標を位置座標C1とする。また、第二の撮像画像情報から検出された、指示動作をした人間の手の形状の指示位置の座標を位置座標C2とする。元の投影画像情報に、位置座標C1と位置座標C2とを結んだ線が追加されるようにする場合、指示動作をした自身の手によって説明者が被投影画像上への描画を開始してから、投影画像情報が更新されるたびに、位置座標C1と位置座標C2とを結んだ線が順次連なっていく。これにより、被投影画像上に連続的な軌跡が描画される。
[実施の形態2]
以下、本発明に係る投影装置の第二の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態に係る投影装置1の装置構成を示す機能ブロック図である。
投影装置1は、投影部2と、撮像部3と、記憶部4と、制御部5とを有している。
投影部2は、光学系の投影エンジンを備え、投影画像情報を投影し得る可視光線に変換してスクリーンなどの投影面Sに投影する。撮像部3は、光学系の撮像エンジンを備え、投影画像を連続して動画像として撮像するビデオカメラである。なお、投影部2は、静止画像を一定の間隔で連続的に撮影するカメラであっても良い。
記憶部4は、RAM(Random Access Memory)などの記憶領域で、撮像画像情報記憶部40と投影画像情報記憶部41とを有している。撮像画像情報記憶部40は、撮像部3による撮像画像情報を記憶するもので、第一の記憶部としての第1記憶部40aと第二の記憶部としての第2記憶部40bとを有している。投影画像情報記憶部41は、投影画像情報を記憶する。
制御部5は、撮像画像情報更新部50と、形状判断部51と、位置座標検出部52と、投影画像情報更新部53とを有している。
撮像画像情報更新部50は、第1記憶部40aに記憶された第一の撮像画像情報と第2記憶部40bに記憶された第二の撮像画像情報とを最新の情報に更新する処理を、第1記憶部40aと第2記憶部40bとで交互に連続して実行する。
形状判断部51は、画像パターンPとの比較により、第1記憶部40aに記憶された投影画像情報および第2記憶部40bに記憶された投影画像情報に、指示動作をした人間の手の形状がそれぞれ含まれているか否かを判断する。なお、画像パターンPは、例えば、HDD(Hard Disk Driver)などの外部記憶に格納されている。形状判断部51は、この外部記憶にアクセスすることで画像パターンPを参照する。
位置座標検出部52は、第1記憶部40aに記憶された投影画像情報および第2記憶部40bに記憶された投影画像情報に、指示動作をした人間の手の形状がそれぞれ含まれていた場合に、第1記憶部40aに記憶された投影画像情報と第2記憶部40bに記憶された投影画像情報とのそれぞれにおいて、指示位置の投影画像内における位置座標を検出する。投影画像情報更新部53は、投影画像情報の更新を行う。
なお、制御部5は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路、又は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路である。なお、制御部5の各部について、これらの一部又は全部をソフトウェア(プログラム)によって構成するようにしても良いし、上述したハードウェア回路によって構成するようにしても良い。
次に、撮像画像情報更新部50による、第1記憶部40aに記憶された投影画像情報および第2記憶部40bに記憶された投影画像情報の、更新タイミングについて説明する。
図3は、撮像画像情報更新部50による、第1記憶部40aに記憶された投影画像情報および第2記憶部40bに記憶された投影画像情報の、更新タイミングについて説明する図である。
図3に示すように、撮像画像情報更新部50は、第1記憶部40aに記憶された投影画像情報の更新(以下、「第1の更新」とする)と第2記憶部40bに記憶された投影画像情報の更新(以下、「第2の更新」とする)をそれぞれ一定の時間間隔Tで実行する。そして、第1の更新のタイミングと、第2の更新のタイミングはT/2だけずれている。従って、第1の更新と第2の更新は交互に連続して時間間隔T/2で実行される。なお、時間間隔Tは、使用者が設定を変更できるようにしてもよい。
次に、第1記憶部40aに記憶された撮像画像情報の中および第2記憶部40bに記憶された撮像画像情報の中に、指示動作をした人間の手の形状が含まれているか存在しているか否かの判断について以下で説明する。
この判断には、外部記憶などに予め記憶されている画像パターンPを用いる。画像パターンPは、指示動作をした人間の手の形状として、代表形状を予め記憶させておくようにしても良いし、投影装置1の使用前に、指示動作をした使用者の手を撮像することにより作成しても良い。指示動作をした人間の手の形状とは、例えば、図4に示すようなものである。
第1記憶部40aに記憶された撮像画像情報と第2記憶部40bに記憶された撮像画像情報とのいずれにも指示動作をした人間の手の形状が存在しているか否かについての判断では、第1記憶部40aに記憶された撮像画像情報と第2記憶部40bに撮像画像情報とに、画像パターンPの形状と一致する形状がそれぞれ含まれているか否かにより判断する。第1記憶部40aあるいは第2記憶部40bに記憶された撮像画像情報の中から検出された形状と、画像パターンPの形状とを比較したときに、両者のずれが一定の許容範囲内である場合、検出された形状と前記画像パターンの形状とが一致すると判定するようにするのが好ましい。
次に、被投影画像上に描画を行う処理フローについて以下で説明する。
図5は、被投影画像上に描画を行う処理フローの一例を示すフローチャートである。
投影装置1の電源がオンされ、撮像部3による撮像が開始されると、第1記憶部40aに記憶された撮像画像情報と第2記憶部40bに記憶された撮像画像情報のいずれかが更新されたか否かを判断する(ステップS1)。
ステップS1で更新がされた場合には、第1記憶部40aに記憶された撮像画像情報と第2記憶部40bに記憶された撮像画像情報とのいずれにも、画像パターンPの形状と一致する形状が含まれているか否かを判断する(ステップS2)。ステップS2で一致する形状が含まれていない場合、処理をステップS1に戻す。
ステップS2で一致する形状が含まれている場合、第1記憶部40aに記憶された撮像画像情報と第2記憶部40bに記憶された撮像画像情報とにそれぞれ含まれる、指示動作をした人間の手の形状の指示位置の位置座標C1、C2を検出する(ステップS3)。ここで、指示位置とは、図4に示すように指示動作をした人間の手の形状における人差し指の先端である。
ステップS3に続いて、投影画像情報更新部53が、位置座標C1と位置座標C2とを結んだ線を元の投影画像情報に追加して新たな投影画像情報を作成し、投影画像情報記憶部41に格納された元の投影画像情報を上述した新たな投影画像情報に更新する(ステップS4)。そして、処理をステップS1に戻す。以上で説明した処理フローは、例えば、投影装置1の電源がオフされるまで繰り返す。
以上で説明した処理フローにより、説明者が指示動作をした自身の手によって被投影画像上への描画を開始してから、投影画像情報が更新されるたびに位置座標C1と位置座標C2とを結んだ線が順次連なっていき、被投影画像上に連続的な軌跡が描画される。
図6は、説明者が指示動作をした自身の手によって、被投影画像上に連続的な軌跡を描画するイメージを表した図である。
図7は、図6に示す連続的な軌跡が描画された箇所を拡大した図である。第1記憶部40aが更新された時刻tに描画された線R1、第2記憶部40bが更新された時刻t+T/2に描画された線R2、第1記憶部40aが更新された時刻t+Tにおいて描画された線R3、第2記憶部40bが更新された時刻t+(3T)/2に描画された線R4、第1記憶部40aが更新された時刻t+2Tに描画された線R5、第2記憶部40bが更新された時刻t+(5T)/2に描画された線R6、第1記憶部40aが更新された時刻t+3Tに描画された線R7、と複数の短い線が連なることで、被投影画像上に連続的な軌跡が描画される。
更新の時間間隔T(図3参照)を短くすると、それに伴って、位置座標C1と位置座標C2とを結んだ線の長さも短くなるので、被投影画像上に描画した連続的な軌跡をより滑らかにすることができる。
[変形例]
本変形例では、被投影画像上に描画した連続的な軌跡の消去を可能にしている。以下、被投影画像上に描画を行う処理フローの変形例について説明する。
図8は、被投影画像上に描画を行う処理フローの別の一例を示すフローチャートである。
投影装置1の電源がオンされ、撮像部3による撮像が開始すると、第1記憶部40aに記憶された撮像画像情報と第2記憶部40bに記憶された撮像画像情報のいずれかが更新されたか否かを判断する(ステップS11)。
ステップS11で更新がされた場合には、第1記憶部40aに記憶された撮像画像情報と第2記憶部40bに記憶された撮像画像情報とのいずれにも、画像パターンPの形状と一致する形状が含まれているか否かを判断する(ステップS12)。ステップS12で一致する形状が含まれていない場合、処理をステップS11に戻す。
ステップS12で一致する形状が含まれている場合、第1記憶部40aに記憶された撮像画像情報と第2記憶部40bに記憶された撮像画像情報とにそれぞれ含まれる、指示動作をした人間の手の形状の指示位置の位置座標C1、C2を検出する(ステップS13)。ここで、指示位置とは、図4に示すように指示動作をした人間の手の形状における人差し指の先端である。
ステップS13に続いて、消去モードであるか否かを判断する(ステップS14)。ここで、消去モードとは、被投影画像上に描画された線図の一部または全部を消去するためのモードである。ステップS14で消去モードではない場合、投影画像情報更新部53が、位置座標C1と位置座標C2とを結んだ線を元の投影画像情報に追加して新たな投影画像情報を作成し、投影画像情報記憶部41に格納された元の投影画像情報を上述した新たな投影画像情報に更新する(ステップS15)。そして、処理をステップS11に戻す。
一方、ステップS14で消去モードである場合、投影画像情報更新部53が、元の投影画像情報において位置座標C1と位置座標C2とを結んだ線上に存在する線図情報を、元の投影画像情報から消去した新たな投影画像情報を作成し、投影画像情報記憶部41に格納された元の投影画像情報を上述した新たな投影画像情報に更新する(ステップS16)。そして、処理をステップS11に戻す。
以上で説明した処理フローにより、説明者が指示動作をした自身の手によって、被投影画像上に連続的な軌跡を描画すること、および描画した軌跡を消去することが可能になる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、撮像画像情報を記憶する記憶部として、第一の記憶部としての第1記憶部40aと第二の記憶部としての第2記憶部40bの2つ設けているがが、これに限るものではない。撮像画像情報を記憶する記憶部を2つ以上設けてもよい。
また、第1記憶部40aに記憶された第一の撮像画像情報と第2記憶部40bに記憶された第二の撮像画像情報とを最新の情報に更新する処理を、第1記憶部40aと第2記憶部40bとで交互に連続して実行するようにしているが、これに限るものではない。例えば、撮像画像情報を記憶する記憶部を3つにした場合、第一の記憶部と、第二の記憶部と、第三の記憶部の更新する処理を、順次連続して実行する。
(付記1)
投影画像情報を用いて投影面に画像を投影する投影部と、
前記投影面に投影された被投影画像を連続的に撮像する撮像部と、
撮像により得た撮像画像情報を記憶する、第一の記憶部および第二の記憶部と、
前記第一の記憶部に記憶させた第一の撮像画像情報と前記第二の記憶部に記憶させた第二の撮像画像情報とをそれぞれ最新の前記撮像画像情報にする更新が、前記第一の記憶部と前記第二の記憶部とで連続して実行する撮像画像情報更新部と、
予め定められた指示動作をした人間の手の形状の画像パターンに基づいて前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とのいずれにも前記形状が存在しているか否か判断する形状判断部と、
前記形状が存在していると判断された場合に、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とから、前記形状が指示する位置の位置座標をそれぞれ検出するようにする位置座標検出部と、
前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とからそれぞれ検出された前記位置座標に基づいて前記指示する位置が表示されるように前記投影画像情報を更新する投影画像情報更新部とを有する投影装置。
(付記2)
前記投影画像情報更新部が、前記投影画像情報に対し、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とから検出されたそれぞれの前記位置座標を結んだ線を追加したものを更新後の前記投影画像情報とする付記1に記載の投影装置。
(付記3)
前記投影画像情報更新部が、前記投影画像情報に対し、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とから検出されたそれぞれの前記位置座標を結んだ線上に存在する線図を消去したものを更新後の前記投影画像情報とする、消去モードを備えた付記2に記載の投影装置。
(付記4)
前記画像パターンは、指示動作をした使用者の手を予め撮像した画像を元に作成される付記1乃至3のいずれか一に記載の投影装置。
(付記5)
前記撮像画像情報更新部が、前記第一の撮像画像情報の更新と前記第二の撮像画像情報の更新とが、一定の時間間隔で交互に連続してなされるようにする付記1乃至4のいずれか一に記載の投影装置。
(付記6)
前記時間間隔は、変更可能である付記5に記載の投影装置。
(付記7)
投影装置の制御方法であって、
投影面に投影された被投影画像を撮像し、第一の撮像画像情報として第一の記憶領域に記憶するステップと、
第一の撮像画像情報に対応する前記被投影画像を撮像した後に、投影面に投影された被投影画像を撮像し、第二の撮像画像情報として前記第一の記憶領域とは異なる第二の記憶領域に記憶するステップと、
前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報のいずれかが更新されたタイミングで、予め定められた、指示動作をした人間の手の形状の画像パターンに基づいて、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とのいずれにも前記画像パターンと一致する形状が存在しているか否かについて判断するステップと、
前記画像パターンと一致する形状が存在していると判断した場合に、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とにそれぞれ含まれる前記指示動作をした人間の手の形状の、指示する位置の位置座標をそれぞれ検出するようにするステップと、
前記位置座標を用いて前記指示する位置が表示されるように投影画像情報を更新するステップとを有する投影装置の制御方法。
(付記8)
前記投影画像情報に対し、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とから検出されたそれぞれの前記位置座標を結んだ線を追加したものを更新後の前記投影画像情報とする付記7に記載の投影装置の制御方法。
(付記9)
前記第一の撮像画像情報の更新と前記第二の撮像画像情報の更新とが、一定の時間間隔で交互に連続してなされるようにする付記7または8のいずれか一に記載の投影装置の制御方法。
(付記10)
前記時間間隔は、変更可能である付記9に記載の投影装置の制御方法。
(付記11)
制御プログラムであって、
投影画像情報を用いて投影面に投影された被投影画像を撮像し、撮像画像情報として第一の記憶領域と前記第一の記憶領域とは異なる第二の記憶領域とに記憶させ、前記第一の記憶領域に記憶された第一の撮像画像情報と前記第二の記憶領域に記憶された第二の撮像画像情報とをそれぞれ最新のものにする更新が、前記第一の記憶領域と前記第二の記憶領域とで交互に連続してなされるようにする制御と、
予め定められた、指示動作をした人間の手の形状の画像パターンに基づいて、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とのいずれにも前記画像パターンと一致する形状が存在しているか否かについて判断する制御と、
前記画像パターンと一致する形状が存在していると判断した場合に、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とにそれぞれ含まれる前記指示動作をした人間の手の形状の、指示する位置の位置座標をそれぞれ検出するようにする制御と、
前記位置座標を用いて前記投影画像情報を更新するようにする制御とをコンピュータに実行させる制御プログラム。
(付記12)
前記投影画像情報に対し、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とから検出されたそれぞれの前記位置座標を結んだ線を追加したものが更新後の前記投影画像情報になるようにコンピュータに実行させる付記11に記載の制御プログラム。
(付記13)
前記第一の撮像画像情報の更新と前記第二の撮像画像情報の更新とが、一定の時間間隔で交互に連続してなされるようにコンピュータに実行させる付記11または12のいずれか一に記載の制御プログラム。
1 投影装置
2 投影部
3 撮像部
4 記憶部
5 制御部
40 撮像画像情報記憶部
40a 第1記憶部
40b 第2記憶部
41 投影画像情報記憶部
50 撮像画像情報更新部
51 形状判断部
52 位置座標検出部
53 投影画像情報更新部
P 画像パターン

Claims (10)

  1. 投影画像情報を用いて投影面に画像を投影する投影部と、
    前記投影面に投影された被投影画像を連続的に撮像する撮像部と、
    撮像により得た撮像画像情報を記憶する、第一の記憶部および第二の記憶部と、
    前記第一の記憶部に記憶させた第一の撮像画像情報と前記第二の記憶部に記憶させた第二の撮像画像情報とをそれぞれ最新の前記撮像画像情報にする更新が、前記第一の記憶部と前記第二の記憶部とで連続して実行する撮像画像情報更新部と、
    予め定められた指示動作をした人間の手の形状の画像パターンに基づいて前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とのいずれにも前記形状が存在しているか否か判断する形状判断部と、
    前記形状が存在していると判断された場合に、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とから、前記形状が指示する位置の位置座標をそれぞれ検出するようにする位置座標検出部と、
    前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とからそれぞれ検出された前記位置座標に基づいて前記指示する位置が表示されるように前記投影画像情報を更新する投影画像情報更新部とを有する投影装置。
  2. 前記投影画像情報更新部が、前記投影画像情報に対し、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とから検出されたそれぞれの前記位置座標を結んだ線を追加したものを更新後の前記投影画像情報とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記投影画像情報更新部が、前記投影画像情報に対し、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とから検出されたそれぞれの前記位置座標を結んだ線上に存在する線図を消去したものを更新後の前記投影画像情報とする、消去モードを備えた請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記画像パターンは、指示動作をした使用者の手を予め撮像した画像を元に作成される請求項1乃至3のいずれか一に記載の投影装置。
  5. 前記撮像画像情報更新部が、前記第一の撮像画像情報の更新と前記第二の撮像画像情報の更新とが、一定の時間間隔で交互に連続してなされるようにする請求項1乃至4のいずれか一に記載の投影装置。
  6. 前記時間間隔が変更可能である請求項5に記載の投影装置。
  7. 投影装置の制御方法であって、
    投影面に投影された被投影画像を撮像し、第一の撮像画像情報として第一の記憶領域に記憶するステップと、
    第一の撮像画像情報に対応する前記被投影画像を撮像した後に、投影面に投影された被投影画像を撮像し、第二の撮像画像情報として前記第一の記憶領域とは異なる第二の記憶領域に記憶するステップと、
    予め定められた、指示動作をした人間の手の形状の画像パターンに基づいて、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とのいずれにも前記画像パターンと一致する形状が存在しているか否かについて判断するステップと、
    前記画像パターンと一致する形状が存在していると判断した場合に、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とにそれぞれ含まれる前記指示動作をした人間の手の形状の、指示する位置の位置座標をそれぞれ検出するようにするステップと、
    前記位置座標を用いて前記指示する位置が表示されるように投影画像情報を更新するステップとを有する投影装置の制御方法。
  8. 前記投影画像情報に対し、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とから検出されたそれぞれの前記位置座標を結んだ線を追加したものを更新後の前記投影画像情報とする請求項7に記載の投影装置の制御方法。
  9. 制御プログラムであって、
    投影画像情報を用いて投影面に投影された被投影画像を撮像し、撮像画像情報として第一の記憶領域と前記第一の記憶領域とは異なる第二の記憶領域とに記憶させ、前記第一の記憶領域に記憶された第一の撮像画像情報と前記第二の記憶領域に記憶された第二の撮像画像情報とをそれぞれ最新のものにする更新が、前記第一の記憶領域と前記第二の記憶領域とで交互に連続してなされるようにする制御と、
    前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報のいずれかが更新されたタイミングで、予め定められた、指示動作をした人間の手の形状の画像パターンに基づいて、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とのいずれにも前記画像パターンと一致する形状が存在しているか否かについて判断する制御と、
    前記画像パターンと一致する形状が存在していると判断した場合に、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とにそれぞれ含まれる前記指示動作をした人間の手の形状の、指示する位置の位置座標をそれぞれ検出するようにする制御と、
    前記位置座標を用いて前記投影画像情報を更新するようにする制御とをコンピュータに実行させる制御プログラム。
  10. 前記投影画像情報に対し、前記第一の撮像画像情報と前記第二の撮像画像情報とから検出されたそれぞれの前記位置座標を結んだ線を追加したものが更新後の前記投影画像情報になるようにする制御をコンピュータに実行させる請求項9に記載の制御プログラム。
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