JP2013182004A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体を小型化することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、上方に開放した開口2Aを有する装置本体2と、装置本体2内に配置されるベルトと、ベルトの下方で、ベルトに対向して並列配置される複数の感光ドラム41と、複数の感光ドラム41の下方に配置され、複数の感光ドラム41のそれぞれに対応して設けられる複数の現像カートリッジ42と、ベルトと複数の感光ドラム41を一体的に保持し、開口2Aを閉鎖する閉鎖位置と、開口2Aを開放する開放位置との間を、感光ドラム41の配列方向に沿って移動可能に構成されたトップカバー100と、トップカバー100を、閉鎖位置から開放位置へ移動する際に、複数の感光ドラム41を複数の現像カートリッジ42から離すように上方へ移動させる離間手段200と、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ベルトと、ベルトの下方に配置される複数の感光体と、複数の感光体の下方に配置される複数の現像器とを備えた画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置として、装置本体と、ベルトと、ベルトの下方で並列配置される複数のプロセスカートリッジと、保持部材とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的に、プロセスカートリッジは、ベルトの下方に配置される感光体と、感光体の下方に配置される現像器とから構成されている。また、保持部材は、複数のプロセスカートリッジを一体的に保持し、装置本体に対して複数のプロセスカートリッジの配列方向に沿って移動させて、装置本体から引き出すことができるように構成されている。そして、この画像形成装置においては、保持部材を引き出す際、感光体とベルトが干渉しないように、保持部材が一旦下方へ移動することで、感光体がベルトから離間するようになっている。
特開2009−265537号公報
ところで、保持部材が現像器のみを保持し、保持部材を引き出すことで、感光体を装置本体内に残して現像器のみを装置本体から取り出す構成とした場合、やはり、保持部材を引き出す際に、感光体と現像器が干渉しないように、現像器と感光体を離間させる必要がある。
しかしながら、現像器と感光体を離間させる構成として、上述した技術のように、保持部材を下方へ移動させる構成とした場合、装置本体内に、保持部材を下方へ移動するためのスペースを設ける必要があるため、装置本体が大きくなってしまっていた。
そこで、本発明は、装置本体を小型化することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上方に開放した開口を有する装置本体と、装置本体内に配置されるベルトと、ベルトの下方で、ベルトに対向して並列配置される複数の感光体と、複数の感光体の下方に配置され、複数の感光体のそれぞれに対応して設けられる複数の現像器と、保持部材と、離間手段とを備えている。
保持部材は、ベルトと複数の感光体を一体的に保持し、開口を閉鎖する閉鎖位置と、開口を開放する開放位置との間を、感光体の配列方向に沿って移動可能に構成されている。
そして、離間手段は、保持部材を、閉鎖位置から開放位置へ移動する際に、複数の感光体を複数の現像器から離すように上方へ移動させるように構成されている。
このように構成された画像形成装置によれば、保持部材を移動させる際に、開口を開閉する保持部材ごと感光体およびベルトを上方へ移動させて感光体と現像器を離間させるため、その移動するためのスペースを装置本体外とすることができ、装置本体を小型化することができる。
そして、前記した画像形成装置は、複数の感光体のそれぞれに対応して設けられ、感光体を露光する露光部材を備えていてもよい。
この場合、画像形成装置は、露光部材を、保持部材が閉鎖位置から開放位置へ移動するのに連動して、感光体から離れる方向へ移動させる連動機構をさらに備えていることが望ましい。
このように構成された画像形成装置によれば、ユーザが、保持部材を開放位置に移動させて現像器を取り外す際に、露光装置に触れてしまうのを防止することができる。
また、前記した画像形成装置においては、保持部材の上面に排出トレイが設けられていてもよい。
このように構成された画像形成装置によれば、上下に狭い棚などに画像形成装置を設置した場合であっても、保持部材を開放位置へ移動させることで、排出トレイに積載された記録シートを取り出しやすくなる。
本発明によれば、保持部材を移動させる際に、開口を開閉する保持部材ごと感光体およびベルトを上方へ移動させるので、その移動させるためのスペースを装置本体外とすることができ、装置本体を小型化することができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンタの概略構成を示す図である。 LEDユニットを示す図である。 離間機構と連動機構を示す図である。 ロック機構のロックを解除したときの装置本体に対するトップカバーの位置を示す図である。 トップカバーを開放位置に位置させた状態を示す図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を説明した後、本発明の特徴部分の詳細を説明することとする。
以下の説明において、方向は、カラープリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前側(手前側)」、紙面に向かって左側を「後側(奥側)」とし、紙面に向かって手前側を「左側」、紙面に向かって奥側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
<カラープリンタの全体構成>
図1に示すように、カラープリンタ1は、装置本体2と、用紙Pを供給する給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成部4と、画像が形成された用紙Pを排出する排紙ローラ9とを主に備えている。
装置本体2は、上方に開放した開口2Aと、画像形成部4を挟むように配置された左右一対のサイドパネル2Bとを有している。また、装置本体2は、上部に、開口2Aを開閉可能に設けられた保持部材の一例としてのトップカバー100が設けられている。そして、トップカバー100の上壁110の上面には、装置本体2から排出された用紙Pが蓄積される排出トレイ111が設けられている。なお、トップカバー100の詳細構成については後で説明する。
給紙部3は、装置本体2内の下部に設けられ、装置本体2に着脱可能に装着される給紙トレイ31と、給紙トレイ31から用紙Pを画像形成部4の転写位置(中間転写ベルト63と2次転写ローラ65との間)に搬送する給紙機構32とを備えている。給紙トレイ31内の用紙Pは、給紙機構32によって1枚ずつ分離されて転写位置に搬送される。
画像形成部4は、複数の感光体の一例としての4つの感光ドラム41と、図示しない帯電器と、複数の現像器の一例としての4つの現像カートリッジ42と、露光部材の一例としての4つのLEDユニット50と、転写ユニット60と、定着ユニット70とから主に構成されている。
感光ドラム41は、後述するベルトの一例としての中間転写ベルト63の下方で、中間転写ベルト63に対向して前後方向に並列配置されている。感光ドラム41は、その上部において中間転写ベルト63を介して1次転写ローラ64と接している。
現像カートリッジ42は、現像ローラ42Aと、図示しない供給ローラと、層厚規制ブレードと、トナー収容部とを備えている。4つの現像カートリッジ42は、4つの感光ドラム41の下方に配置され、4つの感光ドラム41のそれぞれに対応して設けられている。具体的に、各現像カートリッジ42は、現像ローラ42Aが、その後斜め上部において対応する感光ドラム41と当接するように配置されている。
4つのLEDユニット50は、複数の感光ドラム41にそれぞれ対応して設けられている。各LEDユニット50は、対応する感光ドラム41の下方に対向して配置され、画像データに基づいて発光部を明滅させることで、感光ドラム41の表面を露光するようになっている。
具体的に、LEDユニット50は、図2に示すように、複数の発光部(LED)が感光ドラム41の軸方向(左右方向)に配列して構成されたLEDヘッド51と、LEDヘッド51を支持するヘッドフレーム52と、ヘッドフレーム52の上部の左右両端部に設けられた回転可能なコロ53と、ヘッドフレーム52を感光ドラム41へ向けて付勢するバネ54とを備えて構成されている。
コロ53は、LEDヘッド51およびヘッドフレーム52よりも上方へ突出している。そして、コロ53は、バネ54からの付勢力により、感光ドラム41の表面に押し付けられて感光ドラム41に従動回転するようになっている。これにより、感光ドラム41とヘッドフレーム52に支持されたLEDヘッド51との間隔がコロ53によって保持されるようになっている。
図1に戻り、転写ユニット60は、4つの感光ドラム41と排出トレイ111との間に設けられ、駆動ローラ61と、従動ローラ62と、駆動ローラ61および従動ローラ62の間に張設された無端状の中間転写ベルト63と、中間転写ベルト63を介して感光ドラム41と対向配置された4つの1次転写ローラ64と、中間転写ベルト63を介して駆動ローラ61と対向配置された2次転写ローラ65と、中間転写ベルト63の前側上方に配置された中間転写ベルト63上のトナーを除去するクリーニング部66とを備えている。
定着ユニット70は、中間転写ベルト63の後側上方に設けられ、加熱ローラ71と、加熱ローラ71と対向配置され加熱ローラ71を押圧する加圧ローラ72とを主に備えている。
このように構成される画像形成部4では、まず、各感光ドラム41の表面が、帯電器により一様に帯電された後、LEDユニット50により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、各感光ドラム41上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部内のトナーは、供給ローラを介して現像ローラ42Aに供給される。
現像ローラ42A上に担持されたトナーは、現像ローラ42Aから感光ドラム41上の静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化されて感光ドラム41上にトナー像が形成される。そして、各感光ドラム41上に形成されたトナー像は、転写バイアスが印加された各1次転写ローラ64の作用により中間転写ベルト63上に順次重ね合わせて転写される。
中間転写ベルト63に転写されたトナー像は、画像形成部4に供給された用紙Pが中間転写ベルト63と2次転写ローラ65の間を通過するときに、転写バイアスが印加された2次転写ローラ65の作用により用紙P上に転写される。トナー像が転写された用紙Pは、定着ユニット70に搬送されて、加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過することでトナー像が熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Pは、排紙ローラ9によって装置本体2の外部に排出されて排出トレイ111に蓄積される。
<トップカバー周辺の詳細構成>
次に、トップカバー100周辺の詳細構成について説明する。
トップカバー100は、図1および図3に示すように、上壁110と、左右一対の側壁120と、前壁130とを有し、その内側に、4つの感光ドラム41と、転写ユニット60とを一体的に保持している。
前壁130は、一対の側壁120の前端部同士を繋ぐように設けられている。前壁130は、一部が切り欠かれ、その内側にユーザが指を挿入することで把持することができる把持部131が形成されている。
そして、トップカバー100は、図3〜図5に示すように、離間手段200により、装置本体2の開口2Aを閉鎖する閉鎖位置(図3で示す位置)と、閉鎖位置から上方へ移動した離間位置(図4で示す位置)と、開口2Aを開放する開放位置(図5で示す位置)との間を移動可能になっている。
また、4つのLEDユニット50は、連動機構300によって、トップカバー100の開閉に連動して上下に移動するようになっている。詳細には、各LEDユニット50は、トップカバー100が閉鎖位置に位置するときには、上端が感光ドラム41に接近して、LEDヘッド51が感光ドラム41の表面と対向している。そして、各LEDユニット50は、トップカバー100が閉鎖位置から開放位置へ移動するのに連動して感光ドラム41から離れるように下方へ移動するようになっている。これにより、ユーザがトップカバー100を開放位置に移動させて現像カートリッジ42を交換する際に、LEDユニット50に触れてしまうのを防止することが可能となっている。
具体的に、離間手段200は、図1および図3に示すように、トップカバー100に設けられている第1ガイドローラ121および第2ガイドローラ122と、装置本体2に設けられているガイドレール210および付勢手段220と、ロック機構140とから構成されている。
第1ガイドローラ121および第2ガイドローラ122は、図3に示すように、トップカバー100の各側壁120の左右方向外側において、側壁120に回転可能に支持されている。そして、第1ガイドローラ121は、側壁120の後端部に配置されており、第2ガイドローラ122は、側壁120の前端部において、第1ガイドローラ121よりも上方に配置されている。
ガイドレール210は、サイドパネル2Bの内側の面に形成されている溝であり、第1傾斜溝211と、第1支持溝212と、第2傾斜溝213と、第2支持溝214とを有している。
第1傾斜溝211は、装置本体2の後端部に配置されており、前方へ向かうほど上方へ向かうように傾斜している。この第1傾斜溝211は、トップカバー100が閉鎖位置に位置するときに、下端部で、第1ガイドローラ121を支持するようになっている。
第1支持溝212は、第1傾斜溝211の上端から前方へ向けて略水平に延びる溝であり、第1傾斜溝211の下端から第1支持溝212の前端までの距離が、第1ガイドローラ121から第2ガイドローラ122までの距離と略同じになっている。この第1支持溝212は、トップカバー100が閉鎖位置に位置するときに、前端部で、第2ガイドローラ122を支持するようになっている。
第2傾斜溝213は、第1支持溝212の前端から前斜め上方へ延びる溝であり、第1傾斜溝211と略平行かつ略同じ長さになっている。
第2支持溝214は、第2傾斜溝213の上端から前方へ向けて略水平に延びる溝であり、サイドパネル2Bの縁まで設けられている。
付勢手段220は、バネ支持部221と、圧縮バネ222とから構成されている。バネ支持部221は、各サイドパネル2Bの内側の面から内側に突出して形成されており、閉鎖位置に位置するトップカバー100の前端部と後端部の下に配置されている。そして圧縮バネ222は、下端がバネ支持部221に固定され、トップカバー100が閉鎖位置に位置するときに、トップカバー100を上方へ向けて付勢するようになっている。
ロック機構140は、トップカバー100を、圧縮バネ222の付勢力に抗して閉鎖位置にロックするための機構である。ロック機構140は、図1に示すように、突起230と、フック141と、レバー142とを主に備えている。なお、ロック機構140は、図を見やすくするために、図1にのみ図示している。
突起230は、装置本体2の各サイドパネル2Bから左右方向内側に突出するように形成されている。突起230は、トップカバー100の下で4つの現像カートリッジ42の前側と後側に設けられている。
フック141は、L字状に屈曲形成されており、その上端がトップカバー100の各側壁120の前端部と後端部に揺動可能に支持されている。このフック141は、トップカバー100が閉鎖位置に位置するとき、下端が突起230に後斜め下側(第1傾斜溝211が延びる方向)から係合するようになっている。これにより、トップカバー100を圧縮バネ222の付勢力に抗して閉鎖位置に位置させることができるようになっている。そして、フック141は、図示しない付勢部材によって、下端が突起230と係合する姿勢になるように付勢されている。
レバー142は、前壁130の把持部131の内側に、下端が前後方向に揺動可能となるように設けられている。このレバー142は、ギヤ等を介してフック141と連結されており、レバー142の下端を手前に引くことで、フック141の下端が後方へ揺動するように構成されている。
連動機構300は、図3に示すように、ガイド溝123と、引張部310と、規制部320と、第1滑車330と、第2滑車340と、ワイヤ350とから構成されている。
ガイド溝123は、トップカバー100の各側壁120の外側の面に形成された溝である。ガイド溝123は、第1ガイドローラ121および第2ガイドローラ122の下で、側壁120の前端部から後端部にわたって前後方向に沿った直線状に形成されている。
引張部310は、トップカバー100の左右両側に設けられており、矩形状の板部311と、板部311から左右方向内側に向けて突出する係合突起312とを有している。この引張部310は、トップカバー100の前端部において、係合突起312がガイド溝123内に入り込むように配置されている。
規制部320は、各サイドパネル2Bに設けられており、引張部310の板部311を前後方向で挟むように配置され、上下方向に延びる規制壁321を有している。これにより、規制部320は、引張部310の前後方向への移動を規制するとともに、引張部310の上下方向への移動を許容するようになっている。
第1滑車330は、各LEDユニット50の左右両端部の下に配置されており(図2参照)、左右2箇所で前後方向に4つ並んで設けられている。この第1滑車330は、装置本体2に回転可能に支持されている。
第2滑車340は、最も前方に配置されている左右の第1滑車330の前方にそれぞれ設けられている。第2滑車340は、装置本体2に回転可能に設けられている。
また、第1滑車330と第2滑車340の周面には、4本のワイヤ350を別々にガイドするための4つの溝が、左右方向に並んで形成されている(図2参照)。
ワイヤ350は、各LEDユニット50の左右両端部に対応して計8本設けられている。各ワイヤ350は、一端が対応するLEDユニット50のヘッドフレーム52の下端部に固定され(図2参照)、他端が引張部310の板部311の下端に固定されており、LEDユニット50と引張部310を連結している。そして、ワイヤ350は、LEDユニット50と引張部310の間で、第1滑車330と第2滑車340に巻掛けられている。
次に、以上のように構成されたカラープリンタ1におけるトップカバー100の開閉動作について説明する。
閉鎖位置に位置するトップカバー100を開く場合に、ユーザが把持部131を掴んでレバー142を手前に引くと、フック141が突起230から外れる。これにより、トップカバー100が圧縮バネ222の付勢力によって上方へ移動する。このとき、第1ガイドローラ121と第2ガイドローラ122が、ガイドレール210の第1傾斜溝211と第2傾斜溝213に沿って第1傾斜溝211と第2傾斜溝213の途中まで移動するため、トップカバー100は前斜め上方へ移動する。
そして、圧縮バネ222によって浮き上がったトップカバー100をユーザが手前に引っ張ることで、図4に示すように、第1ガイドローラ121と第2ガイドローラ122が、第1傾斜溝211と第2傾斜溝213の上端まで移動して第1支持溝212と第2支持溝214に乗り上げる。これにより、トップカバー100が前斜め上方に移動して、離間位置に位置し、各感光ドラム41が現像カートリッジ42の現像ローラ42Aから離間する。
一方、このトップカバー100が前斜め上方へ移動するのにともない、引張部310がガイド溝123の下面に押し上げられて、規制部320の規制壁321に沿って上方へ移動する。これにより、ワイヤ350がLEDユニット50のバネ54の付勢力に抗してLEDユニット50を下方へ引っ張るので、LEDユニット50が感光ドラム41から離れるように下方へ移動する。
そして、ユーザがさらにトップカバー100を手前に引くと、第1ガイドローラ121と第2ガイドローラ122が第1支持溝212と第2支持溝214に沿って手前側に向かって移動し、図5に示すように、トップカバー100が前後方向に沿って装置本体2から引き出され、開放位置に移動する。これにより、開口2Aが開放され、この開放された開口2Aを通して、現像カートリッジ42を交換することができる。
なお、トップカバー100が離間位置から開放位置へ移動するときには、ガイド溝123が引張部310に対して前方へ移動する。つまり、ワイヤ350の引張部310に固定されている方の端部の位置は前後に動かないので、引張部310やガイド溝123を設けずに、ワイヤ350を直接トップカバー100に固定する構成に比べて、ワイヤ350を短くすることができる。
また、引張部310は、規制壁321によって前後方向への移動が規制されているので、引張部310の動作、つまり、LEDユニット50の上下動が安定する。そして、ガイド溝123は、前後方向に沿って直線状に形成されているので、引張部310の位置が保たれ、トップカバー100を引き出している最中において、LEDユニット50を下側に退避した一定の位置に保つことができる。
トップカバー100を閉鎖位置に戻す場合には、ユーザがトップカバー100を後方へ押すと、第1ガイドローラ121と第2ガイドローラ122が第1支持溝212と第2支持溝214から第1傾斜溝211と第2傾斜溝213へ落ちてトップカバー100が圧縮バネ222の上に載った状態になる。この状態から、ユーザがトップカバー100を上から押し込むことで、図3に示すように、フック141が突起230に係止し、トップカバー100が閉鎖位置に戻る。
一方、トップカバー100が離間位置から閉鎖位置へ移動するとき、引張部310がガイド溝123の上面に押し下げられてワイヤ350が弛緩するので、LEDユニット50は、バネ54の付勢力により上方へ移動し、上端が感光ドラム41の表面に対向する位置に戻る。
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
感光ドラム41および転写ユニット60を保持するトップカバー100を閉鎖位置から開放位置へ移動するときに、感光ドラム41と現像カートリッジ42を離間させるために、装置本体2の開口2Aを開閉するトップカバー100ごと感光ドラム41および転写ユニット60を上へ移動させるようにしたため、現像カートリッジ42を装置本体2内で移動させる構成と比べて、装置本体2を小型化することができる。
また、トップカバー100を前後方向にスライド可能に設けたので、上下に揺動可能する構成に比べて、カラープリンタ1の上下方向に広い空間がなくてもトップカバー100の開閉ができる。
また、トップカバー100の上面には排出トレイ111が設けられているため、例えば、複合機などのカラープリンタ1の上に画像読取装置が載っており、排出トレイ111上の空間が狭い場合であっても、トップカバー100を引き出すことで、排出トレイ111上の用紙Pを取りやすくすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、離間手段200は、第1ガイドローラ121と、第2ガイドローラ122と、ガイドレール210と、付勢手段220と、ロック機構140とから構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、離間手段200は、付勢手段220およびロック機構140を有さず、第1ガイドローラ121と、第2ガイドローラ122と、ガイドレール210とから構成されていてもよい。このように構成されていても、ユーザが把持部131を手前側に引っ張ることで、第1ガイドローラ121と第2ガイドローラ122が第1傾斜溝211と第2傾斜溝213に沿って移動するので、トップカバー100を上方へ移動させることができる。
前記実施形態では、連動機構300は、トップカバー100が閉鎖位置から離間位置へ移動するのに連動して、LEDユニット50が感光ドラム41から離間する方向に移動するように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、連動機構は、トップカバー100が離間位置から開放位置へ移動するのに連動して、LEDユニット50が感光ドラム41から離間する方向に移動するように構成してもよい。
そして、前記実施形態では、露光部材として、各感光ドラム41に対応して設けられるLEDユニット50を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、露光部材として、4つの現像カートリッジ42の下方に設けられ、各感光ドラム41の表面上にレーザ光を高速走査にて照射するスキャナユニットを採用してもよい。また、露光部材としてスキャナユニットを採用する場合は、連動機構を設けず、スキャナユニットを装置本体2に固定してもよい。
また、前記実施形態では、ベルトとして、中間転写ベルト63を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ベルトは、各感光ドラム41との間で用紙Pを挟んで当該用紙Pを搬送する搬送ベルトであってもよい。
そして、前記した実施形態では、感光体として感光ドラム41を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばベルト状の感光体を採用してもよい。
前記実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
1 カラープリンタ
2 装置本体
2A 開口
41 感光ドラム
42 現像カートリッジ
50 LEDユニット
63 中間転写ベルト
100 トップカバー
111 排出トレイ
121 第1ガイドローラ
122 第2ガイドローラ
123 ガイド溝
140 ロック機構
200 離間手段
210 ガイドレール
220 付勢手段
300 連動機構
310 引張部
321 規制壁
330 第1滑車
340 第2滑車
350 ワイヤ
P 用紙

Claims (3)

  1. 上方に開放した開口を有する装置本体と、
    前記装置本体内に配置されるベルトと、
    前記ベルトの下方で、前記ベルトに対向して並列配置される複数の感光体と、
    前記複数の感光体の下方に配置され、前記複数の感光体のそれぞれに対応して設けられる複数の現像器と、を備えた画像形成装置であって、
    前記ベルトと前記複数の感光体を一体的に保持し、前記開口を閉鎖する閉鎖位置と、前記開口を開放する開放位置との間を、前記感光体の配列方向に沿って移動可能に構成された保持部材と、
    前記保持部材を、前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動する際に、前記複数の感光体を前記複数の現像器から離すように上方へ移動させる離間手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の感光体のそれぞれに対応して設けられ、前記感光体を露光する露光部材と、
    前記露光部材を、前記保持部材が前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動するのに連動して、前記感光体から離れる方向へ移動させる連動機構と、をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記保持部材の上面に排出トレイが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008977A (ja) * 2014-06-20 2016-01-18 キヤノン株式会社 画像形成装置および現像ユニット

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