JP2013181863A - Mems素子及びmems素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】MEMS素子の可動部がキャップ構造に貼り付くことを抑制する。
【解決手段】本発明の一実施形態として、第1の基板に感光性樹脂材料を配設し、前記感光性樹脂材料にパターン露光を行ない、前記第1の基板に前記感光性樹脂材料を含む接合部及び突起部を形成し、可動部を含むMEMS素子本体が形成された第2の基板を準備し、前記突起部と前記可動部とを対向させ、前記第1の基板と前記第2の基板とを前記接合部により接合する、MEMS素子の製造方法を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、MEMS素子及びMEMS素子の製造方法などに関する。特に、MEMS素子の可動部の移動変位が過大とならないようにキャップ構造を用いる場合に、可動部がキャップ構造に貼り付くことを防止するMEMS素子及びMEMS素子の製造方法などに関する。
半導体素子の製造プロセスなどにより作製された、微細な可動部を有するMEMS素子が知られている。このようなMEMS素子としては、外力による可動部の変形や変位などを検出する加速度センサ、チルトセンサーなどのセンサや、電界や磁界の発生により可動部の変形や変位などを発生させる高周波スイッチ、ミラーアレイ、マイクロアクチュエータなどの能動素子が開発されている。
このようなMEMS素子においては、安定的に動作させるため可動部を枠状部材ないしキャップ構造によって囲むことがある。この場合、可動部と、枠状部材ないしキャップ構造との間には可動部の可動範囲に応じて所定の空隙が設けられる。同時に、このような枠状部材ないしキャップ構造は、可動部の過大な変形や変位などを制限し、不具合の発生を防止している。
MEMS素子の製造過程において、可動部がこのような枠状部材ないしキャップ構造に貼り付く現象が知られている。例えば、特許文献1は、錘部を有するMEMS素子の製造過程において、キャップ構造を取り付けるためのガラスの陽極接合を行う際に、錘部が静電引力によってガラスに引き寄せられて貼り付くことを指摘し、ガラス表面にエッチングを行なって突起を形成することを提案している。
特開2008−70284号公報
しかしながら、特許文献1のように、陽極接合によりガラスとシリコンを接合する場合、MEMS素子の可動部を形成するための半導体プロセスとガラスの加工プロセスとを同一の製造ラインで行うと、クロスコンタミネーションにより、半導体基板がアルカリ汚染し、PN接合の接合リークが増大する問題がある。
そこで本発明者らは、キャップ構造とMEMS素子が形成された基板との接合に、陽極接合を用いずに、感光性樹脂を用いた樹脂接合を用いることを検討した。樹脂接合は陽極接合のように接合時には静電引力の発生がないが、キャップ構造と可動部との間の距離が小さくなるので分子間力により貼り付きが発生する場合がある。本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、キャップ構造とMEMS素子が形成された基板とを樹脂接合する際、キャップ構造への可動部の貼り付きを防止することを主目的とする。
本発明の一実施形態として、第1の基板に感光性樹脂材料を配設し、前記感光性樹脂材料にパターン露光を行ない、前記第1の基板に前記感光性樹脂材料を含む接合部及び突起部を形成し、可動部を含むMEMS素子本体が形成された第2の基板を準備し、前記突起部と前記可動部とを対向させ、前記第1の基板と前記第2の基板とを前記接合部により接合する、MEMS素子の製造方法を提供する。
本発明の一実施形態として、可動部を有する基板と、前記可動部を覆うように配置されたキャップ構造と少なくとも含んで構成され、前記キャップ構造の前記可動部と対向する側に樹脂材料を含む接合部および突起部を備え、前記接合部を介して前記基板と前記キャップ構造とが接合され、前記突起部は、前記可動部と対向していることを特徴とするMEMS素子を提供する。
本発明によれば、キャップ構造とMEMS素子が形成された基板とを樹脂接合する際、キャップ構造への可動部の貼り付きを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るMEMS素子の平面図と断面図 本発明の一実施形態に係るMEMS素子本体の製造方法について説明する図 本発明の一実施形態に係るMEMS素子のキャップ構造の製造方法について説明する図 本発明の一実施形態に係るMEMS素子の製造方法について説明する図 本発明の一実施例に係る加速度センサの平面図と断面図 本発明の一実施例に係る加速度センサのキャップ構造における突起部の配置の例を示す図
以下、本発明を実施するための形態について説明する。なお、本発明は、種々の変形を行って実施することが可能であり、以下の形態に何ら限定されることはない。また、図面においては、幅、厚み、高さなどを誇張して表現する場合があり、実際のものとは異なる場合がある。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態1に係るMEMS素子の平面図および断面図の一例を示す。すなわち、図1(A)はMEMS素子100を上面からみた場合の平面図を示しており、図1(B)および図1(C)はMEMS素子100のI−I断面線における断面図を示す。図1(B)と図1(C)とは異なる実施形態に係るMEMS素子100の断面図である。
上方から見ると、図1(A)においては、MEMS素子100は略正方形または略矩形をしている。その略正方形または略矩形の一つの辺に沿う部分に、基板102上に配置された電極パッド103が複数並んでいる。また、電極パッド103の並んでいない領域にはキャップ構造101が配置されている。なお、一般的に、MEMS素子100を上方から見た場合の形状は必要に応じて略正方形および略矩形以外の形状とすることが可能であり、また電極パッドの配置も上記に限定されない。
また、図1(A)においては図示されていないが、基板102上に配線が形成され、電極パッド103と電気的に接続される。この配線により、キャップ構造101で覆われている可動部への電気信号入力、可動部からの電気信号出力を、電極パッド103を介して行うことができる。
図1(A)においては、電極パッド103は、MEMS素子100の上面に配置されているが、電極パッド103は任意の箇所に配置することが可能である。例えば、図1(A)においてMEMS素子100の側面や底面などの任意の場所に配置することも可能である。また、電極パッド103は、任意の個数を配置することができる。
図1(B)及び図1(C)を参照すると、MEMS素子100は、可動部105を有する基板102と、可動部105を覆い基板102に接合されたキャップ構造101とを備える。キャップ構造101と基板102とは樹脂により接合されている。基板102の材質に制限はないが、典型的にはシリコンを用いることができる。また、キャップ構造の材質に制限はないが、典型的にはシリコン、ガラス、樹脂、セラミックスを用いることができる。キャップ構造101、基板102の厚みは、製品仕様などに応じて適宜設定すればよく、例えば、100μm〜1mmの範囲で設定することができる。
図1(B)を参照すると、基板102の内側に凹部を有し、該凹部に可動部105が収納されている。可動部105は、図示されていない接続部により基板102に接続されている。図1(B)では、可動部105が基板102の内側に1つ配置された例を示しているが、可動部105は基板102の内側に複数配置されていてもよい。また、図1(B)において可動部105の下方には凹部の底部が位置している。図1(B)において、この底部は基板102の一部となっているが、可動部105を下方から加工などするために、一の基板の底部に開口が設けられ、この一の基板に別の基板が接合されて凹部の底部を形成していてもよい。
図1(B)においては、可動部105を覆うようにキャップ構造101が配置されている。キャップ構造101は、板状の部分である板部と、この板部の可動部105と対向する側には接合部106と、突起部107とを有する。接合部106、突起部107は、樹脂を含む。キャップ構造101の板部は、MEMS素子100を上方から見た場合、図1(A)に示すようにMEMS素子100の大部分を占める。接合部106は、板部と基板102とを接合するための層である。接合部106は、感光性のポリイミド(PI)、ベンゾシクロロブテン(BCB)などの樹脂を用いて、キャップ構造101の周縁に沿って枠状に形成することができる。
突起部107は、キャップ構造101の板部の可動部105と対向する側に形成され、平面視において突起部107と可動部105が一部又は全部が重畳するように形成されている。突起部107は、感光性のポリイミド(PI)、ベンゾシクロロブテン(BCB)などの樹脂を用いて形成することができる。突起部107により、可動部105がキャップ構造101の板部に貼り付くことを防止することができる。可動部105の上方への可動範囲を確保するために、突起部107は、接合部106よりも高さが小さく設定される。より具体的には、突起部107の高さと接合部106の高さの差が、1μm〜10μmの範囲で設定されるとよい。突起部107をテーパー形状として可動部105との接触面積を極力小さくし、点接触に近づけることが好ましい。尚、「テーパー形状」とは、突起部107の先端が、突起部107のキャップ構造101に接する裾幅よりも小さいものを指す。
突起部107と接合部106とは別々に材料形成をしてもよいが、より好ましくは後述するような同一の材料形成工程を経たフォトリソグラフィプロセスにおいて形成するとよい。この場合には、突起部107の材料と接合部106の材料とは同じになる。
なお、接合部106の高さと突起部107の高さが同じか後者の方が大きくなる場合などには、図1(C)に示すように板部に凹部を形成し、凹部の周囲に接合部106を配置し、凹部に突起部107を配置してもよい。
図2から図4を参照し、MEMS素子100の製造プロセスについて説明する。
まず、基板にキャップ構造101を除くMEMS素子100を形成する(以下において、「キャップ構造を除くMEMS素子100」を「MEMS素子本体」という。)。基板としては、例えばシリコンなどを用いた半導体ウェハや、SOI(Silicon on Insulator)基板などを用いることができる。MEMS素子本体は、例えば公知のプロセス技術を用いて可動部を含むように形成される。また、MEMS素子本体の形成において、可動部105の形成と基板の表面などに配線を形成して配線と接続される複数の電極パッド103が基板に形成される。
また、MEMS素子本体の形状が略正方形または略矩形であれば、マトリクス状にMEMS素子本体を基板に配置し、複数のMEMS素子本体を形成することができる。このようにマトリクス状に配置することにより、ダイシングによる個片化が容易となる。
図2(A)は、マトリクス状に配置された複数の略正方形または略矩形の領域に基板201を分割し、領域それぞれに、可動部105を含むMEMS素子本体を形成した様子を示す。また、図2(B)は、図2(A)におけるII−II断面線での断面を示している。
MEMS素子本体の形成と同時にまたはそれと前後して、キャップ構造101の形成を行う。キャップ構造101は、MEMS素子本体が形成される基板と同じ平面形状の基板であり、対向させた場合において同じ大きさとなる基板に形成するのが好ましい。後にキャップ構造101が形成された基板とMEMS素子本体が形成された基板とを接合する際の位置合わせが容易となるためである。キャップ構造101が形成される基板の材料は、必要に応じて種々の材料から選択することができる。例えば、ガラス基板、樹脂基板、セラミックス基板やシリコンを材料とするシリコンウェハなどを選択することができるが、なかでも装置共有化のクロスコンタミネーションを防ぐ観点からシリコンウェハが好ましい。また、キャップ構造101が形成される基板の少なくとも片面は平面であるものが選択されるのが好ましい。
図3(A)に示す基板301にキャップ構造101が形成される場合には、基板301に感光性樹脂を基板301の上面にスピンコート法、ラミネート法などにより配設する。感光性樹脂として、例えば、ポリイミド、ベンゾシクロロブテンを用いることができる。なお、以下の説明では、感光性樹脂がネガ型である場合について説明を行う。図3(B)は、感光性樹脂が基板301の上面に塗布された際における、図3(A)のIII−III断面線における基板301の断面図を示す。基板301の上面に感光性樹脂302が略一様の厚さで塗布されている。
次に、基板301に塗布された感光性樹脂302に露光を行う。露光は、例えば、フォトマスクを用いて接合部106と突起部107との光学的パターンを照射することにより行う。接合部106と突起部107を略同一の高さで形成する場合には、フォトマスクを介して接合部106と突起部107を形成しうるように一括露光を行うとよい。
突起部107の高さを接合部106の高さよりも小さく設定する場合には、次のように露光する。すなわち、接合部106については、露光面である感光性樹脂302の層に光学的パターンが合焦するように露光装置のフォーカスを調整する。一方で、突起部107については、合焦する状態からずれた状態にして露光を行うことで、露光の光が広がりテーパー形状(裾広がり形状)の感光性樹脂のパターンを形成することができる。また、パターンの幅を小さくすることで、テーパー形状の影響により高さを小さくすることが可能となる。
露光及び現像を行なった後は、必要に応じて、接合部と突起部とが形成された基板301に加熱処理を行い、接合部と突起部とをさらに硬化させてもよい。
そして、図4に示すように、MEMS素子本体が形成された基板201と、接合部および突起部が形成された基板301とを、MEMS素子本体と接合部および突起部が配置された面とを対向させて接合する。このとき、基板201および基板301の両方又はいずれか一方を加圧および/または加熱を行ない、接合部により基板201と基板301とを接合する。その後、必要に応じて、ダイシングを行ない、MEMS素子を個片化する。
以上のように、本発明の一実施形態においては、MEMS素子部分のキャップ構造の製造において、接合部と突起部とを同一のプロセスにおいて形成することが可能となる。また突起部は、側壁が斜めとなるテーパー形状であり、突起部の先端に可動部が接触したときの接触面積を小さくすることができ、可動部の突起部への貼り付きを抑制することができる。また、テーパー形状であるので、可動部が斜め方向に変位して突起部に接触した場合でも、突起部が破損することを抑制することが可能となる。
また、ガラスに対するエッチングを回避できるので、クロスコンタミネーションの発生を抑制することができる。また、樹脂により接合を行うので、陽極接合時のように電圧を印加することにより、可動部がキャップ構造に貼り付くことを防止することもできる。
本発明の一実施形態を、加速度センサに応用した例について以下に説明する。
図5は、本発明の一実施例に係る加速度センサの平面図および断面図を示す。図5(A)は、加速度センサの平面投影図であり、図5(B)は、X−X断面線における断面図であり、図5(C)は、Y−Y断面線における断面図である。
図5(A)においては、加速度センサの内部構造のうち、キャップ構造521により隠される部分を点線により示している。図5(B)、図5(C)に示されるように、加速度センサのキャップ構造(符号570、551、553により形成される構造部分)を除く部分(以下、「加速度センサ本体」という。)は、SOI基板に形成されている。SOI基板は、支持層561、BOX層563および活性層564により構成され、BOX層563が支持層561と活性層564との間に位置する。また、支持層561の厚さは活性層564の厚さよりも大きい。そこで、支持層561を、活性層564とは反対の側からエッチングを行うことにより、錘部542を形成する。図5(A)、図5(B)および図5(C)においては、錘部542は、上面から見た場合に4つの立方体または直方体を「田」の字形に並べ、「田」の字の中央部分で接続した形状をしている。錘部542の上には、図5(C)などに示されるように、BOX層563の一部である部分5631と活性層564とがある。したがって、錘部542は、BOX層の部分5631を介して、活性層564に形成されている可撓部523に接続されている。
可撓部523は、図5(A)においては活性層564に「田」の字形に開口を設けることにより形成されている。「田」の字形の開口の中央部分は、錘部542とBOX層563の一部である部分5631および活性層564を介して接続されている。これにより、錘部の変位に応じて可撓部523が撓むことになる。可撓部523の撓み量を検出するために、可撓部523に図5(A)において矩形により示したピエゾ抵抗(例えば符号Ry1)が形成されている。
加速度センサ本体の活性層564側にキャップ構造が配置される。キャップ構造は、板部570と、板部570に形成された接合部571と、板部570に形成された突起部(551、552、553)を有する。接合部571は、突起部(551、552、553)のそれぞれよりも幅が小さく、また、板部570から頂点(板部570から最も離れる表面上の位置)の高さが小さくなっている。また、接合部571の側面は、板部570の表面に対して斜めとなっている。
図5(A)、図5(B)及び図5(C)において、突起部は、錘部542の上に、符号551−553に対応する突起部が形成されている。
このように突起部(551−553など)を配置することにより、錘部542が板部570側に変位した場合に、錘部542の上面の活性層564が板部570に貼り付くことを防止することができる。
突起部の配置には様々なものがあり得る。図6は、錘部542の上における突起部の配置の例を5つ示す。図6(A)は、錘部542のそれぞれの立方体の「田」の字の中央から最も遠い位置に突起部を配置した例である。図6(B)は、錘部542のそれぞれの立方体の上面の四隅に突起を一つずつ配置した例である。図6(C)は、錘部542の外周に沿って突起部を配置した例である。図6(D)は、錘部542のそれぞれの立方体の上面の外周に沿って突起部を配置した例である。図6(E)は、錘部542のそれぞれの立方体の上面にマトリクス状に突起部を配置した例である。突起部は、錘部に対向するように複数個が分散して配置されていてもよい。
100 素子
101 キャップ構造
102 基板
103 電極パッド
105 可動部
106 接合部
107 突起部

Claims (5)

  1. 第1の基板に感光性樹脂材料を配設し、
    前記感光性樹脂材料にパターン露光を行ない、前記第1の基板に前記感光性樹脂材料を含む接合部及び突起部を形成し、
    可動部を含むMEMS素子本体が形成された第2の基板を準備し、
    前記突起部と前記可動部とを対向させ、前記第1の基板と前記第2の基板とを前記接合部により接合することを含む、MEMS素子の製造方法。
  2. 前記突起部となる部位の前記感光性材料に対して、露光光の合焦位置を前記第1の基板に垂直な方向にずらして、パターン露光を行うことを特徴とする請求項1に記載の、MEMS素子の製造方法。
  3. 前記突起部は、前記第1の基板側に向かうにつれ裾が拡がったテーパー形状に形成されることを特徴とする請求項2に記載の、MEMS素子の製造方法。
  4. 前記接合部の高さは、前記突起部の高さより大きいことを特徴とする請求項2または3に記載の、MEMS素子の製造方法。
  5. 可動部を有する基板と、前記可動部を覆うように配置されたキャップ構造とを少なくとも含んで構成され、
    前記キャップ構造の前記可動部と対向する側に樹脂材料を含む接合部及び突起部を備え、前記接合部により前記基板と前記キャップ構造とが接合され、前記突起部は前記可動部と対向していることを特徴とするMEMS素子。
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