JP2013181544A - フロントフォーク用スプリング脚 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フロントフォーク用スプリング脚において、空気ばね特性を安定的に維持すること。
【解決手段】 フロントフォーク用スプリング脚10であって、ガイドロッド22のガイド23の外周に、該ガイド23の軸方向に沿って内側空気ばね室50に近い側から遠い側に向けて順に、内向きシール部材51、外向きシール部材61A、61B、ピストンリング24を設けてなり、内向きシール部材51はガイドシリンダ21の内周に摺接するリップLを内側空気ばね室50の側に向け、外向きシール部材61A、61Bはガイドシリンダ21の内周に摺接するリップLを内側空気ばね室50の反対側に向けてなるもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は自動二輪車等に用いて好適なフロントフォーク用スプリング脚に関する。
従来、フロントフォークとして、特許文献1に記載の如く、ダンパを内蔵せず、金属ばねからなる懸架ばねを内蔵し、車両重量を懸架するスプリング脚がある。
出願人は、特許文献2に記載の如く、フロントフォークの軽量化、車両重量の軽量化のために、スプリング脚に内蔵する懸架ばねを空気ばねにしたものを提案している。
特許文献2に記載のスプリング脚は、車体側チューブと車軸側チューブを互いに挿入し、ガイドシリンダを車体側チューブと車軸側チューブの一方の内部の中央に設け、車体側チューブと車軸側チューブの他方の内部の中央に設けたガイドロッドのガイドをガイドシリンダに挿入してなり、ガイドロッドのガイドの外周に、ガイドシリンダの内周に摺接するピストンリングとシール部材を設け、ガイドシリンダの内部にガイドロッドのガイドが区画する内側空気ばね室を形成してなるものである。
実公昭49-1162 特願2010-242783
特許文献2に記載のスプリング脚では、ガイドロッドの外周に、該ガイドの軸方向に沿って内側空気ばね室に近い側から遠い側に向けて順に、内向きシール部材、ピストンリング、外向きシール部材を設けている。
そして、内向きシール部材はガイドシリンダの内周に摺接するリップを内側空気ばね室の側に向け、外向きシール部材はガイドシリンダの内周に摺接するリップを内側空気ばね室の反対側に向けている。これにより、内向きシール部材は内側空気ばね室の空気圧により開いて該空気圧の漏出を防止し、内側空気ばね室の空気ばねのばね力を維持する。また、外向きシール部材はガイドシリンダの下部に存在する潤滑オイルが内側空気ばね室に侵入するのを防止し、内側空気ばね室の空気圧が侵入オイルの増大によって危険圧に上昇するのを防止する。
しかしながら、特許文献2に記載のスプリング脚にあっては、ガイドロッドのガイドの外周で、内向きシール部材と外向きシール部材の間にピストンリングが存在し、ピストンリングの磨耗粉を生ずる。ピストンリングの磨耗粉は、内向きシール部材と外向きシール部材のリップの向きにより、ガイドシリンダの内部の内側空気ばね室と反内側空気ばね室の双方へ移動でき、その移動過程で内向きシール部材と外向きシール部材をキズつける。内向きシール部材がキズつく場合には、内向きシール部材のシール性を損ない、内側空気ばね室の空気ばねのばね力を低下させ、懸架機能を損なう。外向きシール部材がキズつく場合には、外向きシール部材のシール性を損ない、ガイドシリンダの下部の潤滑オイルが内側空気ばね室に侵入し、この侵入オイルの増加によって内側空気ばね室の空気圧が危険圧に上昇する。
本発明の課題は、フロントフォーク用スプリング脚において、空気ばね特性を安定的に維持することにある。
請求項1に係る発明は、車体側チューブと車軸側チューブを互いに挿入し、ガイドシリンダを車体側チューブと車軸側チューブの一方の内部の中央に設け、車体側チューブと車軸側チューブの他方の内部の中央に設けたガイドロッドのガイドをガイドシリンダに挿入してなり、ガイドロッドのガイドの外周に、ガイドシリンダの内周に摺接するピストンリングとシール部材を設け、ガイドシリンダの内部にガイドロッドのガイドが区画する内側空気ばね室を形成してなるフロントフォーク用スプリング脚であって、ガイドロッドのガイドの外周に、該ガイドの軸方向に沿って内側空気ばね室に近い側から遠い側に向けて順に、内向きシール部材、外向きシール部材、ピストンリングを設けてなり、内向きシール部材はガイドシリンダの内周に摺接するリップを内側空気ばね室の側に向け、外向きシール部材はガイドシリンダの内周に摺接するリップを内側空気ばね室の反対側に向けてなるようにしたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において更に、前記外向きシール部材の複数個がガイドロッドのガイドの外周の軸方向複数位置に設けられてなるようにしたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において更に、前記車体側チューブと車軸側チューブがガイドシリンダにおける少なくとも上記内側空気ばね室の外側に外側空気ばね室を形成し、該外側空気ばね室の下部に潤滑オイルを装填した油室を形成してなるようにしたものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに係る発明において更に、前記ガイドシリンダの内部で、ガイドシリンダに設けられてガイドロッドを挿入かつ支持するロッドガイドと、ガイドシリンダに挿入されたガイドロッドのガイドとに挟まれて区画されるリバウンド空気ばね室を有してなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)ガイドロッドのガイドの外周に、該ガイドの軸方向に沿って内側空気ばね室に近い側から遠い側に向けて順に、内向きシール部材、外向きシール部材、ピストンリングを設けた。
従って、ピストンリングの磨耗粉は、外向きシール部材のリップの向きにより、該リップの外周を通過して内向きシール部材の側に移動することがない。これにより、ピストンリングの磨耗粉により内向きシール部材がキズつくことがなく、内向きシール部材のシール性を確保し、内側空気ばね室の空気圧の漏出を阻止し、内側空気ばね室の空気ばねのばね力を維持し、懸架機能を損なうことがない。
また、ピストンリングの磨耗粉が、外向きシール部材のリップの向きにより、該リップの外周を通過することがない。これにより、ピストンリングの磨耗粉により外向きシール部材がキズつくこともなく、外向きシール部材のシール性を確保し、外部シリンダの下部の潤滑オイルが内側空気ばね室に侵入するのを阻止し、ひいては内側空気ばね室の空気圧が危険圧に上昇するのを防止する。
(請求項2)
(b)上述(a)の外向きシール部材の複数個がガイドロッドのガイドの外周の軸方向複数位置に設けられる。これにより、ピストンリングの磨耗粉が複数個の互いに並置された外向きシール部材のリップの外周を通過することを一層阻止し、ピストンリングの摩耗粉による内向きシール部材のキズつき、外向きシール部材のキズつきを一層確実に回避する。
(請求項3)
(c)前記車体側チューブと車軸側チューブがガイドシリンダにおける少なくとも上記内側空気ばね室の外側に外側空気ばね室を形成し、該外側空気ばね室の下部に潤滑オイルを装填した油室を形成した。外側空気ばね室の下部の大量の潤滑オイルが内側空気ばね室に侵入するのを上述(a)、(b)により阻止できる。
(請求項4)
(d)前記ガイドシリンダの内部で、ガイドシリンダに設けられてガイドロッドを挿入かつ支持するロッドガイドと、ガイドシリンダに挿入されたガイドロッドのガイドとに挟まれて区画されるリバウンド空気ばね室を設けた。伸側行程の伸切側で高圧になるリバウンド空気ばね室の空気圧により、ピストンリングの摩耗粉が外向きシール部材のリップの外周を通過することを上述(a)、(b)により阻止できる。
図1は実施例1のフロントフォーク用スプリング脚を示す全体断面図である。 図2は図1の下部断面図である。 図3は図1の上部断面図である。 図4はガイドロッドのガイドの外周構造を示す模式図である。 図5は実施例2のフロントフォーク用スプリング脚を示す全体断面図である。 図6は図5の下部断面図である。 図7は図5の上部断面図である。 図8はガイドロッドのガイドの外周構造を示す模式図である。
(実施例1)(図1〜図4)
図1〜図3に示した実施例1のスプリング脚10は、自動二輪車等のフロントフォークの左右の脚の少なくとも一方を構成し、ダンパを内蔵せず、空気ばねからなる懸架ばねを内蔵する。このとき、フロントフォークの左右の脚を他方は、ダンパを内蔵し、懸架ばねを内蔵しないダンパ脚からなる。但し、他方の脚は、スプリング脚10と同様のスプリング脚であっても良い。
スプリング脚10は、図1〜図3に示す如く、車体側チューブ(アウタチューブ)11に、車軸側チューブ(インナチューブ)12をブッシュ13A、13B、シール部材13Cを介し密封して摺動自在に挿入する。スプリング脚10は、ガイドシリンダ21を車体側チューブ11の内部の中央に吊下げ、車軸側チューブ12の内部の中央に立設したガイドロッド22の先端ガイド23をガイドシリンダ21に摺動自在に挿入している。ガイドロッド22の先端ガイド23の外周には、ガイドシリンダ21の内周に摺接するピストンリング24が被着されている。
車体側チューブ11は車体側に支持され、車軸側チューブ12は車軸に結合される。車体側チューブ11の上部開口端はキャップ30及びフォークボルト31により閉塞、密封される。キャップ30の下端部にはガイドシリンダ21が連結されて吊下げられる。ガイドシリンダ21の下端側外周部には、車軸側チューブ12の内周と環状間隙を介する振れ止めカラー21Aが取着されている。
車軸側チューブ12の下端部には車軸ブラケット32が螺着、密封され、車軸側チューブ12の下端面は車軸ブラケット32の底面との間にボトムピース33を挟み止めしている。そして、車軸側チューブ12の内部で車軸ブラケット32の中央部にはガイドロッド22の下端部が立設されている。ガイドロッド22の下端部が、車軸ブラケット32の底部に外側から係入、密封されるボトムボルト34に螺着されるとともに、ロックナット35で固定されている。ガイドロッド22はガイドシリンダ21の下部開口端に螺着したロッドガイド36のブッシュ37に摺動自在に支持され、ガイドシリンダ21の内部に挿入されている。ガイドシリンダ21の内部に挿入されたガイドロッド22の先端部にガイド23が螺着されている。
スプリング脚10は、ガイドシリンダ21の内部にガイドロッド22の先端ガイド23が区画する内側空気ばね室50と、車体側チューブ11と車軸側チューブ12がガイドシリンダ21における少なくとも内側空気ばね室50の外側に区画する外側空気ばね室60とを有する。これにより、スプリング脚10は、内側空気ばね室50の空気ばねと外側空気ばね室60の空気ばねにより懸架ばね40を構成するものである。
内側空気ばね室50は、ガイドシリンダ21においてガイドロッド22が存在しない側の内部に、フォークボルト31と、ガイドロッド22の先端ガイド23とに挟まれて区画される。内側空気ばね室50は、先端ガイド23がガイドシリンダ21の内周に対して設けたシール部材51と、フォークボルト31がキャップ30の内周に対して設けたシール部材52により気密に封止される。
内側空気ばね室50の空気圧は内側空気圧調整部53により調整される。内側空気圧調整部53は、フォークボルト31の外界に臨む位置に取着された空気バルブからなり、フォークボルト31に穿設した孔54により内側空気ばね室50に連通し、内側空気ばね室50の封入空気圧を調整する。内側空気圧調整部53は、空気圧注入器の注射針が刺通できるゴム膜からなるものでも良い。
外側空気ばね室60は、車体側チューブ11と車軸側チューブ12がガイドシリンダ21の外側に区画する空間61と、ガイドシリンダ21においてガイドロッド22が存在する側の内部で、ガイドロッド22を挿入かつ支持するロッドガイド36と、ガイドロッド22の先端ガイド23とに挟まれて区画され、ガイドシリンダ21に設けた孔62Aにより空間61に連通される空間62とからなる。空間62は、本実施例では、ガイドロッド22の中空部22Aも含んでいる。車体側チューブ11と車軸側チューブ12はそれらの摺動部に前述のシール部材13Cを介して気密に摺動する。空間61(後述する孔68、69を含む)の上部は、キャップ30が車体側チューブ11の内周に対して設けたシール部材63Aと、フォークボルト31がキャップ30の内周に対して設けたシール部材63Bにより気密に封止される。空間61の下部はボトムピース33が車軸側チューブ12の内周、車軸ブラケット32の底面に対して設けたシール部材64A、64Bと、ボトムボルト34が車軸ブラケット32の内周に対して設けたシール部材65により気密に封止される。また、空間62は先端ガイド23がガイドシリンダ21の内周に対して設けたシール部材66により気密に封止される。
尚、外側空気ばね室60は空間61のみからなるものでも良い。このとき、空間62は空間61と連通せず、ガイドロッド22の中空部22Aを介して外部に大気解放することができる。
外側空気ばね室60の空気圧は外側空気圧調整部67により調整される。外側空気圧調整部67は、フォークボルト31の外界に臨む位置に取着された空気バルブからなり、フォークボルト31に設けた孔68と、キャップ30とフォークボルト31の間の環状間隙と、キャップ30に設けた孔69により空間61、ひいては空間62に連通し、外側空気ばね室60(空間61、62)の封入空気圧を調整する。外側空気圧調整部67は、空気圧注入器の注射針が刺通できるゴム膜からなるものでも良い。
スプリング脚10は、圧側行程で圧縮される内側空気ばね室50と外側空気ばね室60のそれぞれにより、空気ばねを形成する。内側空気ばね室50の空気ばねのばね力F1と外側空気ばね室60の空気ばねのばね力F2は車体側チューブ11と車軸側チューブ12を伸長させる方向に付勢する。
スプリング脚10は、外側空気ばね室60の下部に潤滑オイルを装填した油室を形成できる。車体側チューブ11と車軸側チューブ12の摺動部、ガイドシリンダ21とガイドロッド22の摺動部を潤滑する。
スプリング脚10は、ガイドシリンダ21の外部で、ガイドシリンダ21の外周に設けたばね受71と、ガイドロッド22を立設した車軸側チューブ12の上端開口部に設けたばね受72との間にバランススプリング70を介装している。バランススプリング70は金属コイルばねからなる。バランススプリング70の金属ばねのばね力Fbは、車体側チューブ11と車軸側チューブ12が内側空気ばね室50と外側空気ばね室60の空気ばねのばね力F1、F2により付勢される伸切側で圧縮され、内側空気ばね室50の空気ばねのばね力F1と、外側空気ばね室60の空気ばねのばね力F2に抗して車体側チューブ111と車軸側チューブ12を収縮させる方向に付勢する。
スプリング脚10は、ガイドシリンダ21の内部で、ガイドシリンダ21に設けられてガイドロッド22を挿入かつ支持するロッドガイド36の内側端面に設けたばね受81と、ガイドシリンダ21に挿入されたガイドロッド22の先端ガイド23に衝接するばね受82との間(前述の空間62)にリバウンドスプリング80を介装している。リバウンドスプリング80は金属コイルばねからなる。リバウンドスプリング80の金属ばねのばね力Frは、車体側チューブ11と車軸側チューブ12が内側空気ばね室50と外側空気ばね室60の空気ばねのばね力F1、F2により付勢される伸切側で圧縮され、内側空気ばね室50の空気ばねのばね力F1と、外側空気ばね室60の空気ばねのばね力F2に抗して車体側チューブ11と車軸側チューブ12を収縮させる方向に付勢する。
従って、フロントフォークにあっては、スプリング脚10の伸縮ストロークに対し、車体側チューブ11と車軸側チューブ12を伸長させる方向に付勢する内側空気ばね室50の空気ばねのばね力F1及び外側空気ばね室60の空気ばねのばね力F2と、車体側チューブ11と車軸側チューブ12を伸切側で収縮させる方向に付勢するバランススプリング70の金属ばねのばね力Fb及びリバウンドスプリング80の金属ばねのばね力Frが、それらの総和となる合成ばね力Fを生ずる。合成ばね力Fは、伸縮ストロークの伸切側の初期〜中間域のばね力を上げずに、圧縮側の後半のばね力を大きくするものになる。
そして、フロントフォークにあっては、スプリング脚10の上述の合成ばね力Fによる衝撃力の吸収に伴う車体側チューブ11と車体側チューブ12の伸縮振動を、ダンパ脚のダンパにおける伸側減衰力発生装置と圧側減衰力発生装置が発生する減衰力により制振する。
しかるに、スプリング脚10にあっては、空気ばね特性を安定的に維持するため、以下の構成を具備する。
スプリング脚10は、前述の通り、ガイドロッド22の外周に、ガイドシリンダ21の内周に摺接するピストンリング24とシール部材51、66を設け、ガイドシリンダ21の内部にガイドロッド22の先端ガイド23が区画する内側空気ばね室50を形成している。
このとき、スプリング脚10は、ガイドロッド22の先端ガイド23の外周に、図4に示す如く、該ガイド23の軸方向に沿って内側空気ばね室50に近い側から遠い側に向けて順に、内向きシール部材51、外向きシール部材66、ピストンリング24を設けている。
本実施例では、外向きシール部材66として相隣る2個(3個以上でも可)の外向きシール部材66A、66Bを設け、それらの外向きシール部材66A、66Bが先端ガイド23の外周の軸方向2位置に設けられている。それらの内向きシール部材51、外向きシール部材66A、66Bは、先端ガイド23の外周の軸方向4位置のそれぞれに設けた環状溝に装填されている。尚、内向きシール部材51として相隣る2個(3個以上でも可)の内向きシール部材51A、51B(不図示)を設けても良い。
そして、内向きシール部材51はガイドシリンダ21の内周に摺接するリップLを内側空気ばね室50の側に向けている。また、外向きシール部材66A、66Bはガイドシリンダ21の内周に摺接するリップLを内側空気ばね室50の反対側(空間62の側)に向けている。
従って、本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)ガイドロッド22のガイド23の外周に、該ガイド23の軸方向に沿って内側空気ばね室50に近い側から遠い側に向けて順に、内向きシール部材51、外向きシール部材66(66A、66B)、ピストンリング24を設けた。
従って、ピストンリング24の磨耗粉は、外向きシール部材66(66A、66B)のリップLの向きにより、該リップLの外周を通過して内向きシール部材51の側に移動することがない。これにより、ピストンリング24の磨耗粉により内向きシール部材51がキズつくことがなく、内向きシール部材51のシール性を確保し、内側空気ばね室50の空気圧の漏出を阻止し、内側空気ばね室50の空気ばねのばね力を維持し、懸架機能を損なうことがない。
また、ピストンリング24の磨耗粉が、外向きシール部材66(66A、66B)のリップLの向きにより、該リップLの外周を通過することがない。これにより、ピストンリング24の磨耗粉により外向きシール部材66(66A、66B)がキズつくこともなく、外向きシール部材66(66A、66B)のシール性を確保し、外部シリンダの下部の潤滑オイルが内側空気ばね室50に侵入するのを阻止し、ひいては内側空気ばね室50の空気圧が危険圧に上昇するのを防止する。
(b)上述(a)の外向きシール部材66(66A、66B)の複数個がガイドロッド22のガイド23の外周の軸方向複数位置に設けられる。これにより、ピストンリング24の磨耗粉が複数個の互いに並置された外向きシール部材66(66A、66B)のリップLの外周を通過することを一層阻止し、ピストンリング24の摩耗粉による内向きシール部材51のキズつき、外向きシール部材66(66A、66B)のキズつきを一層確実に回避する。
(c)前記車体側チューブ11と車軸側チューブ12がガイドシリンダ21における少なくとも上記内側空気ばね室50の外側に外側空気ばね室60を形成し、該外側空気ばね室60の下部に潤滑オイルを装填した油室を形成した。外側空気ばね室60の下部の大量の潤滑オイルが内側空気ばね室50に侵入するのを上述(a)、(b)により阻止できる。
(実施例2)(図5〜図8)
実施例2のスプリング脚110は、実施例1のスプリング脚10と概ね同一であり、ダンパを内蔵せず、空気ばね(内側空気ばね室130の空気ばねと外側空気ばね室140の空気ばねとリバウンド空気ばね室150の空気ばね)からなる懸架ばね120を内蔵するものである。
スプリング脚110は、図5〜図7に示す如く、懸架ばね120以外については、実施例1におけるスプリング脚10と同一であるから、同一の部分に同一の符号を付して説明を省略する。スプリング脚110は、懸架ばね120を以下の如くに構成する。
スプリング脚110は、ガイドシリンダ21の内部にガイドロッド22の先端ガイド23が区画する内側空気ばね室130と、車体側チューブ11と車軸側チューブ12がガイドシリンダ21における内側空気ばね室130の外側に区画する外側空気ばね室140とを有する。また、スプリング脚110は、ガイドシリンダ21の内部で、ガイドシリンダ21に設けられてガイドロッド22を挿入かつ支持するロッドガイド36と、ガイドシリンダ21に挿入されたガイドロッド22の先端ガイド23とに挟まれて区画されるリバウンド空気ばね室150を有する。これにより、スプリング脚110は、内側空気ばね室130の空気ばねと外側空気ばね室140の空気ばねとリバウンド空気ばね室150の空気ばねにより懸架ばね120を構成するものになる。
内側空気ばね室130は、ガイドシリンダ21においてガイドロッド22が存在しない側の内部に、フォークボルト31と、ガイドロッド22の先端ガイド23とに挟まれて区画される。内側空気ばね室130は、先端ガイド23がガイドシリンダ21の内周に対して設けたシール部材131と、フォークボルト31がキャップ30の内周に対して設けたシール部材132により気密に封止される。
内側空気ばね室130の空気圧は内側空気圧調整部133により調整される。内側空気圧調整部133は、フォークボルト31の外界に臨む位置に取着されて内側空気ばね室130に連通する空気バルブからなり、内側空気ばね室130の封入空気圧を調整する。内側空気圧調整部133は、空気圧注入器の注射針が刺通できるゴム膜からなるものでも良い。
外側空気ばね室140は、車体側チューブ11と車軸側チューブ12がガイドシリンダ21の外側に区画する空間とする。車体側チューブ11と車軸側チューブ12はそれらの摺動部に前述のシール部材13Cを介して気密に摺動する。外側空気ばね室140(後述する孔148、149を含む)の上部は、キャップ30が車体側チューブ11の内周に対して設けたシール部材141Aと、フォークボルト31がキャップ30の内周に対して設けたシール部材141Bにより気密に封止される。外側空気ばね室140の下部はボトムピース33が車軸側チューブ12の内周、車軸ブラケット32の底面に対して設けたシール部材143A、143Bと、ボトムボルト34が車軸ブラケット32の内周に対して設けたシール部材144により気密に封止される。尚、外側空気ばね室140はロッドガイド36がガイドロッド22の外周に対して設けたシール部材145によっても気密に封止される。
外側空気ばね室140の空気圧は外側空気圧調整部147により調整される。外側空気圧調整部147は、フォークボルト31の外界に臨む位置に取着された空気バルブからなり、フォークボルト31に設けた孔148と、キャップ30とフォークボルト31の間の環状間隙と、キャップ30に設けた孔149により外側空気ばね室140に連通し、外側空気ばね室140の封入空気圧を調整する。外側空気圧調整部147は、空気圧注入器の注射針が刺通できるゴム膜からなるものでも良い。
スプリング脚110は、圧側行程で圧縮される内側空気ばね室130と外側空気ばね室140のそれぞれにより、空気ばねを形成する。内側空気ばね室130の空気ばねのばね力F1と外側空気ばね室140の空気ばねのばね力F2は車体側チューブ11と車軸側チューブ12を伸長させる方向に付勢する。
スプリング脚110は、外側空気ばね室140の下部に潤滑オイルを装填した油室を形成できる。車体側チューブ11と車軸側チューブ12の摺動部、ガイドシリンダ21とガイドロッド22の摺動部を潤滑する。
スプリング脚110は、前述した如く、ガイドシリンダ21の内部で、ガイドシリンダ21に設けられてガイドロッド22を挿入かつ支持するロッドガイド36と、ガイドシリンダ21に挿入されたガイドロッド22の先端ガイド23とに挟まれて区画されるリバウンド空気ばね室150を有する。リバウンド空気ばね室150は、先端ガイド23がガイドシリンダ21の内周に対して設けたシール部材151と、ロッドガイド36がガイドロッド22の外周に対して設けたシール部材152により気密に封止される。152Aはシール押えである。
リバウンド空気ばね室150の空気圧はリバウンド空気圧調整部153により調整される。リバウンド空気圧調整部153は、ボトムボルト34の外界に臨む位置に取着された空気バルブからなり、ガイドロッド22の中空部22A、先端ガイド23に設けた孔154を介してリバウンド空気ばね室150に連通し、リバウンド空気ばね室150の封入空気圧を調整する。リバウンド空気圧調整部153は、空気圧注入器の注射針が刺通できるゴム膜からなるものでも良い。
スプリング脚110は、伸側行程の伸切側で圧縮されるリバウンド空気ばね室150により、空気ばねを形成する。リバウンド空気ばね室150の空気ばねのばね力F3は、車体側チューブ11と車軸側チューブ12が内側空気ばね室130と外側空気ばね室140の空気ばねのばね力F1、F2により付勢される伸切側で圧縮され、内側空気ばね室130の空気ばねのばね力F1と、外側空気ばね室140の空気ばねのばね力F2に抗して車体側チューブ11と車軸側チューブ12を収縮させる方向に付勢する。
従って、フロントフォークにあっては、スプリング脚110の伸縮ストロークに対し、車体側チューブ11と車軸側チューブ12を伸長させる方向に付勢する内側空気ばね室130の空気ばねのばね力F1及び外側空気ばね室140の空気ばねのばね力F2と、車体側チューブ11と車軸側チューブ12を伸切側で収縮させる方向に付勢するリバウンド空気ばね室150の空気ばねのばね力F3が、それらの総和となる合成ばね力Fを生ずる。合成ばね力Fは、伸縮ストロークの伸切側の初期〜中間域のばね力を上げずに、圧縮側の後半のばね力を大きくするものになる。
しかるに、スプリング脚110にあっては、空気ばね特性を安定的に維持するため、以下の構成を具備する。
スプリング脚110は、前述の通り、ガイドロッド22の外周に、ガイドシリンダ21の内周に摺接するピストンリング24とシール部材131、151を設け、ガイドシリンダ21の内部にガイドロッド22の先端ガイド23が区画する内側空気ばね室130を形成している。
このとき、スプリング脚110は、ガイドロッド22の先端ガイド23の外周に、図8に示す如く、該ガイド23の軸方向に沿って内側空気ばね室130に近い側から遠い側に向けて順に、内向きシール部材131、外向きシール部材151、ピストンリング24を設けている。本実施例では、外向きシール部材151として相隣る2個(3個以上でも可)の外向きシール部材151A、151Bを設け、それらの外向きシール部材151A、151Bが先端ガイド23の外周の軸方向2位置に設けられている。それらの内向きシール部材131、外向きシール部材151A、151B、ピストンリング24は、先端ガイド23の外周の軸方向4位置のそれぞれに設けた環状溝に装填されている。尚、内向きシール部材131として相隣る2個(3個以上でも可)の内向きシール部材131A、131B(不図示)を設けても良い。
そして、内向きシール部材131はガイドシリンダ21の内周に摺接するリップLを内側空気ばね室130の側に向けている。また、外向きシール部材151A、151Bはガイドシリンダ21の内周に摺接するリップLを内側空気ばね室130の反対側(空間150の側)に向けている。
従って、本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)ガイドロッド22のガイド23の外周に、該ガイド23の軸方向に沿って内側空気ばね室130に近い側から遠い側に向けて順に、内向きシール部材131、外向きシール部材151(151A、151B)、ピストンリング24を設けた。
従って、ピストンリング24の磨耗粉は、外向きシール部材151(151A、151B)のリップLの向きにより、該リップLの外周を通過して内向きシール部材131の側に移動することがない。これにより、ピストンリング24の磨耗粉により内向きシール部材131がキズつくことがなく、内向きシール部材131のシール性を確保し、内側空気ばね室130の空気圧の漏出を阻止し、内側空気ばね室130の空気ばねのばね力を維持し、懸架機能を損なうことがない。
また、ピストンリング24の磨耗粉が、外向きシール部材151(151A、151B)のリップLの向きにより、該リップLの外周を通過することがない。これにより、ピストンリング24の磨耗粉により外向きシール部材151(151A、151B)がキズつくこともなく、外向きシール部材151(151A、151B)のシール性を確保し、外部シリンダの下部の潤滑オイルが内側空気ばね室130に侵入するのを阻止し、ひいては内側空気ばね室130の空気圧が危険圧に上昇するのを防止する。
(b)上述(a)の外向きシール部材151(151A、151B)の複数個がガイドロッド22のガイド23の外周の軸方向複数位置に設けられる。これにより、ピストンリング24の磨耗粉が複数個の互いに並置された外向きシール部材151(151A、151B)のリップLの外周を通過することを一層阻止し、ピストンリング24の摩耗粉による内向きシール部材131のキズつき、外向きシール部材151(151A、151B)のキズつきを一層確実に回避する。
(c)前記車体側チューブ11と車軸側チューブ12がガイドシリンダ21における少なくとも上記内側空気ばね室130の外側に外側空気ばね室140を形成し、該外側空気ばね室140の下部に潤滑オイルを装填した油室を形成した。外側空気ばね室140の下部の大量の潤滑オイルが内側空気ばね室130に侵入するのを上述(a)、(b)により阻止できる。
(d)前記ガイドシリンダ21の内部で、ガイドシリンダ21に設けられてガイドロッド22を挿入かつ支持するロッドガイド36と、ガイドシリンダ21に挿入されたガイドロッド22のガイド23とに挟まれて区画されるリバウンド空気ばね室150を設けた。伸側行程の伸切側で高圧になるリバウンド空気ばね室150の空気圧により、ピストンリング24の摩耗粉が外向きシール部材151(151A、151B)のリップLの外周を通過することを上述(a)、(b)により阻止できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
本発明は、車体側チューブと車軸側チューブを互いに挿入し、ガイドシリンダを車体側チューブと車軸側チューブの一方の内部の中央に設け、車体側チューブと車軸側チューブの他方の内部の中央に設けたガイドロッドのガイドをガイドシリンダに挿入してなり、ガイドロッドのガイドの外周に、ガイドシリンダの内周に摺接するピストンリングとシール部材を設け、ガイドシリンダの内部にガイドロッドのガイドが区画する内側空気ばね室を形成してなるフロントフォーク用スプリング脚であって、ガイドロッドのガイドの外周に、該ガイドの軸方向に沿って内側空気ばね室に近い側から遠い側に向けて順に、内向きシール部材、外向きシール部材、ピストンリングを設けてなり、内向きシール部材はガイドシリンダの内周に摺接するリップを内側空気ばね室の側に向け、外向きシール部材はガイドシリンダの内周に摺接するリップを内側空気ばね室の反対側に向けた。これにより、フロントフォーク用スプリング脚において、空気ばね特性を安定的に維持することができる。
10 スプリング脚
11 車体側チューブ
12 車軸側チューブ
21 ガイドシリンダ
22 ガイドロッド
23 ガイド
24 ピストンリング
36 ロッドガイド
40 懸架ばね
50 内側空気ばね室
51 内向きシール部材
60 外側空気ばね室
66(66A、66B) 外向きシール部材
110 スプリング脚
120 懸架ばね
130 内側空気ばね室
131 内向きシール部材
140 内側空気ばね室
150 リバウンド空気ばね室
150(151A、151B) 外向きシール部材

Claims (4)

  1. 車体側チューブと車軸側チューブを互いに挿入し、ガイドシリンダを車体側チューブと車軸側チューブの一方の内部の中央に設け、車体側チューブと車軸側チューブの他方の内部の中央に設けたガイドロッドのガイドをガイドシリンダに挿入してなり、
    ガイドロッドのガイドの外周に、ガイドシリンダの内周に摺接するピストンリングとシール部材を設け、ガイドシリンダの内部にガイドロッドのガイドが区画する内側空気ばね室を形成してなるフロントフォーク用スプリング脚であって、
    ガイドロッドのガイドの外周に、該ガイドの軸方向に沿って内側空気ばね室に近い側から遠い側に向けて順に、内向きシール部材、外向きシール部材、ピストンリングを設けてなり、
    内向きシール部材はガイドシリンダの内周に摺接するリップを内側空気ばね室の側に向け、外向きシール部材はガイドシリンダの内周に摺接するリップを内側空気ばね室の反対側に向けてなるフロントフォーク用スプリング脚。
  2. 前記外向きシール部材の複数個がガイドロッドのガイドの外周の軸方向複数位置に設けられてなる請求項1に記載のフロントフォーク用スプリング脚。
  3. 前記車体側チューブと車軸側チューブがガイドシリンダにおける少なくとも上記内側空気ばね室の外側に外側空気ばね室を形成し、該外側空気ばね室の下部に潤滑オイルを装填した油室を形成してなる請求項1又は2に記載のフロントフォーク用スプリング脚。
  4. 前記ガイドシリンダの内部で、ガイドシリンダに設けられてガイドロッドを挿入かつ支持するロッドガイドと、ガイドシリンダに挿入されたガイドロッドのガイドとに挟まれて区画されるリバウンド空気ばね室を有してなる請求項1〜3のいずれかに記載のフロントフォーク用スプリング脚。
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