JP2010223323A - 油圧緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フリーピストンの背後の空気室をリザーバの空気室に対して遮断する油圧緩衝器において、リザーバからシリンダチューブに侵入した作動油をサブタンク室からリザーバに解放可能にしながら、リザーバからサブタンク室への空気の侵入を防止すること。
【解決手段】 油圧緩衝器10において、シリンダチューブ16の内部におけるフリーピストン60の背後の空気室が、リザーバ30の空気室に対して遮断され、フリーピストン60がダンパ14の伸縮ストロークに起因する通常移動域を超え、シリンダチューブ16にリザーバ30から侵入した作動油の高圧余剰油に起因する最上昇端まで上昇するときに、フリーピストン60とサブピストン52の間のサブタンク室53からシリンダチューブ16の外部のリザーバ30への高圧余剰油の流れを許容し、該リザーバ30から該サブタンク室53への空気の流れを阻止する逆止弁80を設けてなるもの。
【選択図】 図5

Description

本発明は二輪車用フロントフォーク等の油圧緩衝器に関する。
二輪車用フロントフォークに用いられる油圧緩衝器として、特許文献1に記載の如く、車体側チューブに車軸側チューブを摺動自在に挿入し、車体側チューブの内部で該車体側チューブに連結したダンパのシリンダチューブに、車軸側チューブの内部で該車軸側チューブに連結したピストンロッドに設けたメインピストンを摺動自在に挿入し、このメインピストンによりシリンダチューブの内部をピストン側油室とロッド側油室に区画し、シリンダチューブの内部でメインピストンより上部に該メインピストンと相対するサブピストンを設け、このサブピストンによりシリンダチューブの内部のピストン側油室に対する上方にサブタンク室を区画し、サブピストンのピストン側油室とサブタンク室を連絡可能にする流路に圧側減衰バルブを設け、シリンダチューブの内部でサブピストンより上部に、該サブピストンと相対するフリーピストンを摺動自在に設け、フリーピストンをサブピストンの側に向けて付勢する加圧スプリングを有してなるものがある。
この油圧緩衝器では、フリーピストンの背後の空気室を、リザーバの空気室に対して遮断している。これにより、ダンパのシリンダチューブの内部に設けられるフリーピストンは、加圧スプリングのストローク量に比例して大きくなるバネ力と、フリーピストンの背後の空気室の容積変化に比例して大きくなる空気バネ力により付勢される。従って、ダンパのシリンダチューブの内部がフリーピストンによって常に加圧され、ダンパが最伸長状態から圧縮作動を開始する当初から圧側減衰バルブによる所定の減衰力が発生する。
また、この油圧緩衝器では、ダンパの最圧縮側で車両の車重や走行状況等に応じて、リザーバの空気バネ力を上げる必要がある場合にも、リザーバの空気圧力をダンパのシリンダチューブの内部におけるフリーピストンの背後に全く及ぼすことがない。従って、フリーピストンの背後の空気室の空気バネ力を適度に発揮させることにより、加圧スプリングのバネ力を小さくすることができ、乗心地を向上できる。
特開2005-30534
特許文献1に記載の油圧緩衝器では、フリーピストンがダンパの伸縮ストロークに起因する通常上昇端を超え、ダンパのシリンダチューブにリザーバから侵入した作動油の高圧余剰油に起因する最上昇端まで上昇するときに、フリーピストンとサブピストンの間のサブタンク室を、フリーピストンの背後の空気室を介することなく、直接的にリザーバに連通する連通孔をシリンダチューブに設けている。フリーピストンの背後の空気室をリザーバの空気室に対して遮断することを維持しながら、リザーバからシリンダチューブに侵入した高圧余剰油を、サブタンク室から直接的にリザーバに解放し、シリンダチューブ内の高圧化を回避しようとするものである。
そこで、特許文献1に記載の油圧緩衝器は、シリンダチューブに連結したガイドシャフトにサブピストンを設け、環状体からなるフリーピストンをシリンダチューブの内周とガイドシャフトの外周に摺動自在に設け、フリーピストンの環状体の外周側に長尺筒部を立上げ、シリンダチューブの上下の内周を大径部と小径部の2段にし、この大径部の小径部寄り下端部にサブタンク室をリザーバ室に連通する連通孔を設けている。フリーピストンも上下の外周を大径部と小径部の2段にし、この大径部と小径部のそれぞれにシリンダチューブの内周の大径部と小径部に摺接する上下のシール部材を設けるとともに、フリーピストンの内周にガイドシャフトの外周に摺接するシール部材を設けている。フリーピストンが通常移動域にあるときには、フリーピストンの外周に設けてある上下のシール部材の間にシリンダチューブの連通孔を位置付け、フリーピストンが通常移動域の上昇端を超えて更に上昇したときには、フリーピストンの外周に設けてある下シール部材がシリンダチューブの連通孔をサブタンク室に開放して該サブタンク室をシリンダチューブの外部のリザーバに連通するものである。また、フリーピストンの外周の上シール部材と内周のシール部材が、フリーピストンの背後の空気室を常に、サブタンク室に対しても、リザーバの空気室に対しても遮断するものになる。
しかしながら、特許文献1に記載の油圧緩衝器では、油圧緩衝器が通常移動域を超え、シリンダチューブの高圧余剰油をサブタンク室からシリンダチューブの連通孔経由でリザーバに解放したとき、シリンダチューブの外部のリザーバの空気がシリンダチューブの連通孔を逆流してサブタンク室に侵入するおそれがある。こうなると、ダンパ内の作動油に空気が混入するものになり、ダンパによる安定した減衰力発生の妨げになる。
本発明の課題は、フリーピストンの背後の空気室をリザーバの空気室に対して遮断する油圧緩衝器において、リザーバからシリンダチューブに侵入した作動油をサブタンク室からリザーバに解放可能にしながら、リザーバからサブタンク室への空気の侵入を防止することにある。
請求項1の発明は、車体側チューブに車軸側チューブを摺動自在に挿入し、車体側チューブの内部で該車体側チューブに連結したダンパのシリンダチューブに、車軸側チューブの内部で該車軸側チューブに連結したピストンロッドに設けたメインピストンを摺動自在に挿入し、このメインピストンによりシリンダチューブの内部をピストン側油室とロッド側油室に区画し、シリンダチューブの内部でメインピストンより上部に該メインピストンと相対するサブピストンを設け、このサブピストンによりシリンダチューブの内部のピストン側油室に対する上方にサブタンク室を区画し、サブピストンのピストン側油室とサブタンク室を連絡可能にする流路に圧側減衰バルブを設け、シリンダチューブの内部でサブピストンより上部に、該サブピストンと相対するフリーピストンを摺動自在に設け、フリーピストンをサブピストンの側に向けて付勢する加圧スプリングを有してなる油圧緩衝器において、シリンダチューブの内部におけるフリーピストンの背後の空気室が、リザーバの空気室に対して遮断され、フリーピストンがダンパの伸縮ストロークに起因する通常移動域を超え、シリンダチューブにリザーバから侵入した作動油の高圧余剰油に起因する最上昇端まで上昇するときに、フリーピストンとサブピストンの間のサブタンク室からシリンダチューブの外部のリザーバへの高圧余剰油の流れを許容し、該リザーバから該サブタンク室への空気の流れを阻止する逆止弁を設けてなるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記逆止弁をフリーピストンに設けるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において更に、前記シリンダチューブの外部のリザーバに開口する連通孔をシリンダチューブに穿設し、フリーピストンの上部外周と下部外周のそれぞれにシリンダチューブの内周に常に摺接する上下のシール部材を設け、フリーピストンの中間部外周に、上下のシール部材に挟まれ、フリーピストンが通常移動域にあるときに、シリンダチューブの内周に摺接する中間シール部材を設け、フリーピストンとサブピストンの間のサブタンク室をフリーピストンの下シール部材と中間シール部材に挟まれる外周に連通するようにフリーピストンに設けた連通路に前記逆止弁を設け、フリーピストンが通常移動域を超えたときに、中間シール部材がシリンダチューブの内周から離れ、上記フリーピストンの連通路が、シリンダチューブの連通孔を介してシリンダチューブの外部のリザーバに連通されるようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1の発明において更に、前記逆止弁をシリンダチューブに設けるようにしたものである。
請求項5の発明は、請求項4の発明において更に、前記シリンダチューブの外部のリザーバに開口する連通路をシリンダチューブに穿設し、フリーピストンの上部外周にシリンダチューブの内周に常に摺接する上シール部材を設け、フリーピストンの下部外周に、フリーピストンが通常移動域にあるときにシリンダチューブの内周に摺接する下シール部材を設け、シリンダチューブの連通路に前記逆止弁を設け、フリーピストンが通常移動域を超えたときに、下シール部材がシリンダチューブの内周から離れ、フリーピストンとサブピストンの間のサブタンク室がシリンダチューブの連通路及び逆止弁を介してシリンダチューブの外部のリザーバに連通されるようにしたものである。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかの発明において更に、前記フリーピストンの通常移動域を超えてからの該フリーピストンの移動ストロークを規制するストッパを設けてなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)油圧緩衝器が通常移動域を超え、シリンダチューブの高圧余剰油をサブタンク室からリザーバに解放したとき、シリンダチューブの外部のリザーバの空気が上記高圧余剰油の解放経路を逆流してサブタンク室に侵入しようとしても、その空気の逆流を逆止弁が阻止する。ダンパ内の作動油に空気が侵入することがなくなり、ダンパが発生する減衰力の安定を図ることができる。
(請求項2)
(b)上述(a)の逆止弁をフリーピストンに設けることができる。
(請求項3)
(c)フリーピストンが通常移動域を超えたときに、中間シール部材がシリンダチューブの内周から離れ、シリンダチューブの高圧余剰油をサブタンク室からフリーピストンの連通路及び逆止弁経由でリザーバに解放したとき、シリンダチューブの外部のリザーバの空気がフリーピストンの連通路及び逆止弁(高圧余剰油の解放経路)を逆流してサブタンク室に侵入しようとしても、その空気の逆流を逆止弁が阻止する。
(請求項4)
(d)上述(a)の逆止弁をシリンダチューブに設けることができる。
(請求項5)
(e)フリーピストンが通常移動域を超えたときに、下シール部材がシリンダチューブの内周から離れ、シリンダチューブの高圧余剰油をサブタンク室からシリンダチューブの連通路及び逆止弁経由でリザーバに解放したとき、シリンダチューブの外部のリザーバの空気がシリンダチューブの連通路及び逆止弁(高圧余剰油の解放経路)を逆流してサブタンク室に侵入しようとしても、その空気の逆流を逆止弁が阻止する。
(請求項6)
(f)油圧緩衝器が通常移動域を超え、シリンダチューブの高圧余剰油をサブタンク室からリザーバに解放したとき、シリンダチューブの外部のリザーバの空気圧力が、フリーピストンの外周部の軸方向に作用してフリーピストンを上方に押上げようとするとき、ストッパがフリーピストンの移動ストロークを規制し、結果として、フリーピストンの押上げストロークに起因するフリーピストンの移動容積を規制するものになる。従って、フリーピストンの上述の移動容積を0又は微小容積にし、この移動容積に相当してリザーバからサブタンク室に侵入し、ダンパ内の作動油に混入することとなる空気量を0又は微小容積に抑制することができ、ダンパが発生する減衰力の安定を図ることができる。
図1は油圧緩衝器を示す全体断面図である。 図2は図1の下部拡大断面図である。 図3はフリーピストンの下降端状態を示す断面図である。 図4はフリーピストンの通常上昇端状態を示す断面図である。 図5はフリーピストンの最上昇端状態を示す断面図である。 図6はフリーピストンに設けた逆止弁を示す断面図である。 図7は油圧緩衝器の変形例を示す上部拡大断面図である。
フロントフォーク10(油圧緩衝器)は、図1〜図3に示す如く、車体側チューブ(アウタチューブ)11内に車軸側チューブ(インナチューブ)12を摺動自在に挿入し、両チューブ11、12の間に懸架スプリング13を介装するとともに、単筒型ダンパ14を倒立にして内装している。
車体側チューブ11は車体側に支持され、車軸側チューブ12は車軸に結合される。
車体側チューブ11の上端部にはダンパ14のシリンダチューブ16(上シリンダチューブ16A)の上端部がOリングを介して螺着され、シリンダチューブ16の上部開口端はシリンダチューブ16と一体をなすフォークボルト15により閉塞される。フォークボルト15は、Oリングを介して上シリンダチューブ16Aの内周に挿入されて螺着される。
車軸側チューブ12の下端部には車軸ブラケット19が螺着され、車軸側チューブ12と車軸ブラケット19の間にオイルロックカラー17の基端部を挟持している。オイルロックカラー17は車軸側チューブ12の下端部内周にOリングを介して液密に嵌装されるとともに、車軸ブラケット19の内側の底面の上にOリングを介して液密に着座している。また、車軸ブラケット19にはボトムボルト18が外側からOリングを介して液密に螺着されている。このボトムボルト18にはダンパ14のピストンロッド(中空ロッド)20の基端部が螺着されるとともにロックナット18Aでロックされ、このピストンロッド20の先端部をシリンダチューブ16に挿入してある。ピストンロッド20は、シリンダチューブ16(下シリンダチューブ16B)の下端側の開口部に螺着したロッドガイド21のブッシュ21Aで支持され、シール部材21Bを貫通してシリンダチューブ16の内部に挿入されている。シール部材21Bは、シリンダチューブ16の後述する油室43Bを密封し、油室43Bの油がシリンダチューブ16の外に逃げ出すのを阻止する一方向性のシール機能をもつ。尚、ロッドガイド21の外周部にはオイルロックカラー22を設けてある。また、ロッドガイド21の内側端面にはリバウンドスプリング23が支持されている。尚、シリンダチューブ16A、16Bはパイプナット16Cで接続ロックされる。
懸架スプリング13は、オイルロックカラー17の基端部外周段差面と、シリンダチューブ16(下シリンダチューブ16B)に外装して軸方向に係止した孔開きスプリングカラー25(多数の連通孔25Aを備える)の先端部に固定したスプリング受け26との間に介装されている。また、車体側チューブ11と車軸側チューブ12の内部で、ダンパ14の外側にはリザーバ30を構成する油室31と空気室32とが設けられ、油室31と空気室32とは自由界面を介して接触し、空気室32に閉じ込められている空気が空気バネを構成する。これらの懸架スプリング13と空気バネの弾発力が、車両が路面から受ける衝撃力を吸収する。
ダンパ14は、メインバルブ装置(伸側減衰バルブ装置)40と、サブバルブ装置(圧側減衰バルブ装置)50とを有している。ダンパ14は、メインバルブ装置40とサブバルブ装置50の発生する減衰力により、懸架スプリング13と空気バネによる衝撃力の吸収に伴う車体側チューブ11と車軸側チューブ12の伸縮振動を抑制する。
(メインバルブ装置40)
メインバルブ装置40は、ピストンロッド20の先端部にピストンホルダ41を装着し、このピストンホルダ41にメインピストン42を装着している。メインピストン42は、シリンダチューブ16の内部をピストンロッド20が収容されないピストン側油室43Aとピストンロッド20が収容されるロッド側油室43Bとに区画し、該シリンダチューブ16の内部を摺動する。メインピストン42は、伸側減衰バルブ44Aを備えてピストン側油室43Aとロッド側油室43Bとを連絡可能とする伸側流路44と、圧側減衰バルブ(チェックバルブ)45Aを備えてピストン側油室43Aとロッド側油室43Bとを連絡可能とする圧側流路45とを備える。
また、メインバルブ装置40は、車軸ブラケット19に螺着してある前述のボトムボルト18に外部から回転操作できるアジャスタ46を設けている。メインバルブ装置40は、アジャスタ46に結合されている減衰力調整ロッド47をピストンロッド20の中空部に通し、アジャスタ46の回転操作により軸方向に進退する減衰力調整ロッド47の先端のニードル47Aにより、ピストンホルダ41に設けてあるピストン側油室43Aとロッド側油室43Bとのバイパス路48の流路面積を調整可能とする。
(サブバルブ装置50)
サブバルブ装置50は、上シリンダチューブ16Aの上端部に螺着されている前述のフォークボルト15にパイプ状のガイドシャフト51(支持軸)を螺着するとともに、ロックナット15Aでロックし、ガイドシャフト51の先端部にピストンホルダ51Aを螺着し、このピストンホルダ51Aにナット51B等によりサブピストン52を保持している。サブピストン52はシリンダチューブ16の内部でメインピストン42に相対配置され、上シリンダチューブ16Aの内周部に液密に接し、前述のピストン側油室43Aの上方にサブタンク室53を区画形成する。サブピストン52は、圧側減衰バルブ54Aを備えてピストン側油室43Aとサブタンク室53とを連絡可能とする圧側流路54と、伸側減衰バルブ55Aを備えてピストン側油室43Aとサブタンク室53とを連絡可能とする伸側流路55とを備える。また、ピストンホルダ51Aは、圧側流路54と伸側流路55とをバイパスしてピストン側油室43Aとサブタンク室53とを連絡可能とするバイパス路56を備える。バイパス路56のサブタンク室53への開口部にはフロントフォーク10(ダンパ14)の伸長行程では閉じ、圧縮行程では開くチェックバルブ57が設けられている。尚、チェックバルブ57はフロントフォーク10の圧縮行程の所定圧で開く。
フォークボルト15に螺合された減衰力調整ロッド58は、アジャスタ59を備えるとともに、ガイドシャフト51に挿入され、アジャスタ59の回転操作により軸方向に進退する先端のニードル58Aによりバイパス流路56の流路面積を調整可能とする。尚、フォークボルト15は頭部端面の中央部にアジャスタ59とそのホルダを埋込み保持している。
サブバルブ装置50は、上シリンダチューブ16Aの内部であって、上シリンダチューブ16Aとガイドシャフト51の間の環状空間にて、フリーピストン60を移動可能に設けるとともに、フリーピストン60とフォークボルト15との間に介装される加圧スプリング70を有する。フリーピストン60は、上シリンダチューブ16Aの内部のサブピストン52より上部で、サブピストン52と相対する。加圧スプリング70は、圧縮コイルバネからなり、フリーピストン60をサブピストン52の側に向けて付勢する。
このとき、フリーピストン60は、有底筒状体をなし、フリーピストン60の底部61をサブピストン52寄りに配置するとともに、フリーピストン60の底部61〜筒部62の下部の小外径部外周に下ピストンリング63L及びオイルシール等の下シール部材64Lを設け、フリーピストン60の筒部62の上部の大外径部外周に上ピストンリング63U及びオイルシール等の上シール部材64Uを設ける。また、フリーピストン60は、フリーピストン60の筒部62の下部の小外径部外周と同一径をなす中間部の小外径部外周に、上下のシール部材64U、64Lに挟まれるオイルシール等の中間シール部材64Mを設ける。また、フリーピストン60は、フリーピストン60の底部61の内周凹部にオイルシール等の内周シール部材65を設ける。上下のシール部材64U、64Lはシリンダチューブ16の内周に常に摺接し、中間シール部材64Mはフリーピストン60が通常移動域にあるときにシリンダチューブ16の内周に摺接し、内周シール部材65はガイドシャフト51の外周に常に摺接する。
即ち、フリーピストン60がダンパ14の伸縮ストロークに伴なってシリンダチューブ16に進入、退出するピストンロッド20の容積を補償するために上シリンダチューブ16Aとガイドシャフト51の間の環状空間を図3に示す下降端〜図4に示す通常上昇端の間で移動する通常移動域で、下ピストンリング63Lと下シール部材64Lと中間シール部材64Mは上シリンダチューブ16Aの下側の小内径部71を摺動し、上ピストンリング63Uと上シール部材64Uは上シリンダチューブ16Aの上側の大内径部72(拡径部)を摺動し、内周シール部材65はガイドシャフト51のストレートな外周を摺動する。フリーピストン60は、上述の通常移動域で、シール部材64L、64M、64Uが上シリンダチューブ16Aの小内径部71、大内径部72を液密に摺動し、内周シール部材65がガイドシャフト51の外周を液密に摺動することにより、サブピストン52の側でピストン側油室43Aに連通しているサブタンク室53と、フリーピストン60の背後の空気室(体積補償室)73とを区画する。
しかるに、サブバルブ装置50は、シリンダチューブ16の内部におけるフリーピストン60の背後の空気室73がリザーバ30の空気室32に対して遮断される。これにより、ダンパ14の圧縮ストロークで、リザーバ30の空気室32の空気バネ力は、フリーピストン60の背後の空気室73に導入されず、該空気室73の空気バネ力を適度に発揮させることにより、加圧スプリング70のバネ力を小さくすることができ、乗心地を向上できる。
また、サブバルブ装置50は、フロントフォーク10のピストンロッド20がストロークする度に、該ピストンロッド20の外周面に付着した油室31の油をロッドガイド部21のシール部材21Bからシリンダチューブ16の内部に持ち込む。これにより、シリンダチューブ16の内部の油室43A、43B、53の作動油が徐々に増加して高圧余剰油になり、それらの油室43A、43B、53の油圧が高圧化され、フリーピストン60が前述の通常移動域の通常上昇端を超え、更に上方の所定位置たる図5に示す最上昇端まで上昇するときに、フリーピストン60とサブピストン52の間のサブタンク室53からシリンダチューブ16の外部のリザーバ30への高圧余剰油の流れを許容し、該リザーバ30から該サブタンク室53への空気の流れを阻止する逆止弁80を設ける。これにより、ダンパ14の余剰油及び高圧が、サブタンク室53からシリンダチューブ16の外部のリザーバ30に排出され、解放される。
即ち、サブバルブ装置50にあっては、フリーピストン60とサブピストン52の間のサブタンク室53をフリーピストン60の下シール部材64Lと中間シール部材64Mに挟まれる外周に連通する連通路81をフリーピストン60に設け、この連通路81に逆止弁80を設ける。逆止弁80は、図6に示す如く、中空弁座部材80Aに連通路81の一部を構成する中空部を設け、この中空弁座部材80Aをフリーピストン60の底部61の下端面に開口する弁孔61AにOリング80Bを介して液密に挿着するとともに、底部61に係着した止め輪80Cにより固定し、弁孔61Aの奥に装填してある圧縮ばね80Dにより付勢されるボール弁80Eを連通路81の中間部で中空弁座部材80Aの弁座に着座させる。他方、シリンダチューブ16(上シリンダチューブ16A)のチューブ壁を内外に貫通する連通孔82を大内径部72の下端寄りに穿設する。そして、フリーピストン60が通常移動域にあるときには、中間シール部材64Mがシリンダチューブ16の小内径部71を液密に摺動し、フリーピストン60の連通路81をシリンダチューブ16の外部のリザーバ30に対して閉鎖する。また、フリーピストン60が通常移動域から更に最上昇端まで上昇したときに、図5、図6に示す如く、中間シール部材64Mがシリンダチューブ16の大内径部72の下端寄り(大内径部72の範囲内で小内径部71につながるテーパ部)に到達すると、中間シール部材64Mが大内径部72の内周から離れ、フリーピストン60の連通路81がフリーピストン60の外周とシリンダチューブ16の内周の摺動隙間83、シリンダチューブ16の連通孔82を介してシリンダチューブ16の外部のリザーバ30に連通する。逆止弁80が設けられている連通路81のリザーバ30寄りの開口が開放されることにより、サブタンク室53の高圧余剰油は、図5、図6に矢印で示す経路で、逆止弁80のボール弁80Eを押し開いて連通路81、摺動隙間83、連通孔82経由でリザーバ30に排出され、解放される。
このとき、サブバルブ装置50において、リザーバ30の空気は、シリンダチューブ16の連通孔82から摺動隙間83に侵入しても、下シール部材64L及び逆止弁80の存在によりフリーピストン60の下部のサブタンク室53に侵入することがない。
また、サブバルブ装置50にあっては、フリーピストン60の外周の上シール部材64Uと内周のシール部材65が、フリーピストン60の背後の空気室73を、常に、サブタンク室53に対しても、リザーバ30の空気室32に対しても遮断する。
尚、フロントフォーク10にあっては、リザーバ30の空気室32が、シリンダチューブ16、本実施例ではフォークボルト15に設けたプラグボルト33を用いて大気圧に調整される。また、フリーピストン60の背後の空気室73が、シリンダチューブ16、本実施例ではフォークボルト15に設けたプラグボルト34を用いて大気圧に調整される。フロントフォーク10の伸縮によって車体側チューブ11と車軸側チューブ12の摺動部からリザーバ30の空気室32、フリーピストン60の背後の空気室73のそれぞれに侵入した空気をプラグボルト33、34から外部へ排気できる。
更に、サブバルブ装置50は、フリーピストン60の通常移動域の通常上昇端を超えてから最上昇端に至るまでの該フリーピストン60の移動ストロークを規制するストッパ90を設ける。本実施例のストッパ90は、フォークボルト15に設けられ、フォークボルト15の上シリンダチューブ16Aの内周に挿入される円筒部の先端部により構成される。フリーピストン60の筒部62の上端面が上シリンダチューブ16Aの内周に挿入されているフォークボルト15の先端面たるストッパ90に衝合し、その移動ストロークを規制される。ストッパ90は直径34mm程度の通常サイズのフリーピストン60が、通常移動域を超えてから許容される該フリーピストン60の移動ストロークを0〜5mmにし、サブタンク室53に侵入する空気量を0〜4cc程度に制限する。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)フリーピストン60が通常移動域を超え、シリンダチューブ16の高圧余剰油をサブタンク室53からリザーバ30に解放したとき、シリンダチューブ16の外部のリザーバ30の空気が上記高圧余剰油の解放経路を逆流してサブタンク室53に侵入しようとしても、その空気の逆流を逆止弁80が阻止する。ダンパ14内の作動油に空気が侵入することがなくなり、ダンパ14が発生する減衰力の安定を図ることができる。
(b)上述(a)の逆止弁80をフリーピストン60に設けることができる。
(c)フリーピストン60が通常移動域を超えたときに、中間シール部材64Mがシリンダチューブ16の内周から離れ、シリンダチューブ16の高圧余剰油をサブタンク室53からフリーピストン60の連通路81及び逆止弁80経由でリザーバ30に解放したとき、シリンダチューブ16の外部のリザーバ30の空気がフリーピストン60の連通路81及び逆止弁80(高圧余剰油の解放経路)を逆流してサブタンク室53に侵入しようとしても、その空気の逆流を逆止弁80が阻止する。
(d)フリーピストン60が通常移動域を超え、シリンダチューブ16の高圧余剰油をサブタンク室53からリザーバ30に解放したとき、シリンダチューブ16の外部のリザーバ30の空気圧力が、フリーピストン60の外周部の軸方向に作用してフリーピストン60を上方に押上げようとするとき、ストッパ90がフリーピストン60の移動ストロークを規制し、結果として、フリーピストン60の押上げストロークに起因するフリーピストン60の移動容積を規制するものになる。従って、フリーピストン60の上述の移動容積を0又は微小容積にし、この移動容積に相当してリザーバ30からサブタンク室53に侵入し、ダンパ14内の作動油に混入することとなる空気量を0又は微小容積に抑制することができ、ダンパ14が発生する減衰力の安定を図ることができる。
図7に示すフロントフォーク10が図1〜図6に示したフロントフォーク10と異なる点は、フリーピストン60から下シール部材64Lを撤去し、フリーピストン60に設けられる上シール部材64Uを上シー部材66U(上シール部材66Uはフリーピストン60の上部の大外径部外周に設けられてシリンダチューブ16の内周に常に摺接する)とし、フリーピストン60に設けられる中間シール部材64Mを下シール部材66L(下シール部材66Lはフリーピストン60の下部の小外径部外周に設けられ、フリーピストン60が通常移動域にあるときにシリンダチューブ16の内周に摺接する)とし、逆止弁80をフリーピストン60に設けずにシリンダチューブ16(上シリンダチューブ16A)に設けたことにある。
即ち、図7のサブバルブ装置50にあっては、シリンダチューブ16(上シリンダチューブ16A)の肉厚内に穿設した連通路84の一端をシリンダチューブ16の大内径部72の内周に開口し、その他端をシリンダチューブ16のリザーバ30に臨む外周に開口し、この連通路84に逆止弁80を設ける。そして、フリーピストン60が通常移動域にあるときには、フリーピストン60の外周に設けてある上シール部材66Uと下シール部材66Lの間に、シリンダチューブ16に設けてある連通路84の一端開口を位置付け、シリンダチューブ16の連通路84をフリーピストン60の下部のサブタンク室53に対して閉鎖する。また、フリーピストン60が通常移動域から更に最上昇端まで上昇したときに、図7に示す如く、下シール部材66Lがシリンダチューブ16の大内径部72の下端寄り(大内径部72の範囲内で小内径部71につながるテーパ部)に到達すると、下シール部材66Lが大内径部72の内周から離れ、シリンダチューブ16の連通路84がフリーピストン60の外周とシリンダチューブ16の内周の摺動隙間85を介してフリーピストン60の下部のサブタンク室53に連通する。逆止弁80が設けられている連通路84のサブタンク室53寄りの開口が開放されることにより、サブタンク室53の高圧余剰油は図7に矢印で示す経路で摺動隙間85を通り、逆止弁80を押し開いてリザーバ30に排出され、解放される。
このとき、サブバルブ装置50において、リザーバ30の空気は、逆止弁80の存在によりシリンダチューブ16の内部に侵入せず、ひいてはフリーピストン60の下部のサブタンク室53に侵入することがない。
また、サブバルブ装置50にあっては、フリーピストン60の外周の上シール部材66Uと内周のシール部材65が、フリーピストン60の背後の空気室73を、常に、サブタンク室53に対しても、リザーバ30の空気室32に対しても遮断する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。尚、本発明のシール部材は、オイルシール、Oリング等のいずれであっても良い。
本発明は、シリンダチューブの内部におけるフリーピストンの背後の空気室が、リザーバの空気室に対して遮断され、フリーピストンがダンパの伸縮ストロークに起因する通常移動域を超え、シリンダチューブにリザーバから侵入した作動油の高圧余剰油に起因する最上昇端まで上昇するときに、フリーピストンとサブピストンの間のサブタンク室からシリンダチューブの外部のリザーバへの高圧余剰油の流れを許容し、該リザーバから該サブタンク室への空気の流れを阻止する逆止弁を設けてなることにより、フリーピストンの背後の空気室をリザーバの空気室に対して遮断する油圧緩衝器において、リザーバからシリンダチューブに侵入した作動油をサブタンク室からリザーバに解放可能にしながら、リザーバからサブタンク室への空気の侵入を防止することができる。
10 フロントフォーク(油圧緩衝器)
11 車体側チューブ
12 車軸側チューブ
14 ダンパ
16、16A、16B シリンダチューブ
20 ピストンロッド
30 リザーバ
32 空気室
34 プラグボルト
42 メインピストン
43A ピストン側油室
43B ロッド側油室
44 伸側流路
44A 伸側減衰バルブ
51 ガイドシャフト
52 サブピストン
53 サブタンク室
54 圧側流路
54A 圧側減衰バルブ
58 減衰力調整ロッド
60 フリーピストン
64L、64U、65、66L、66U シール部材
70 加圧スプリング
73 空気室
80 逆止弁
81 連通路
82 連通孔
83 摺動隙間
84 連通路
85 摺動隙間
90 ストッパ

Claims (6)

  1. 車体側チューブに車軸側チューブを摺動自在に挿入し、
    車体側チューブの内部で該車体側チューブに連結したダンパのシリンダチューブに、車側チューブの内部で該車軸側チューブに連結したピストンロッドに設けたメインピストンを摺動自在に挿入し、このメインピストンによりシリンダチューブの内部をピストン側油室とロッド側油室に区画し、
    シリンダチューブの内部でメインピストンより上部に該メインピストンと相対するサブピストンを設け、このサブピストンによりシリンダチューブの内部のピストン側油室に対する上方にサブタンク室を区画し、サブピストンのピストン側油室とサブタンク室を連絡可能にする流路に圧側減衰バルブを設け、
    シリンダチューブの内部でサブピストンより上部に、該サブピストンと相対するフリーピストンを摺動自在に設け、
    フリーピストンをサブピストンの側に向けて付勢する加圧スプリングを有してなる油圧緩衝器において、
    シリンダチューブの内部におけるフリーピストンの背後の空気室が、リザーバの空気室に対して遮断され、
    フリーピストンがダンパの伸縮ストロークに起因する通常移動域を超え、シリンダチューブにリザーバから侵入した作動油の高圧余剰油に起因する最上昇端まで上昇するときに、フリーピストンとサブピストンの間のサブタンク室からシリンダチューブの外部のリザーバへの高圧余剰油の流れを許容し、該リザーバから該サブタンク室への空気の流れを阻止する逆止弁を設けてなることを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 前記逆止弁をフリーピストンに設ける請求項1に記載の油圧緩衝器。
  3. 前記シリンダチューブの外部のリザーバに開口する連通孔をシリンダチューブに穿設し、
    フリーピストンの上部外周と下部外周のそれぞれにシリンダチューブの内周に常に摺接する上下のシール部材を設け、
    フリーピストンの中間部外周に、上下のシール部材に挟まれ、フリーピストンが通常移動域にあるときに、シリンダチューブの内周に摺接する中間シール部材を設け、
    フリーピストンとサブピストンの間のサブタンク室をフリーピストンの下シール部材と中間シール部材に挟まれる外周に連通するようにフリーピストンに設けた連通路に前記逆止弁を設け、
    フリーピストンが通常移動域を超えたときに、中間シール部材がシリンダチューブの内周から離れ、上記フリーピストンの連通路が、シリンダチューブの連通孔を介してシリンダチューブの外部のリザーバに連通される請求項2に記載の油圧緩衝器。
  4. 前記逆止弁をシリンダチューブに設ける請求項1に記載の油圧緩衝器。
  5. 前記シリンダチューブの外部のリザーバに開口する連通路をシリンダチューブに穿設し、
    フリーピストンの上部外周にシリンダチューブの内周に常に摺接する上シール部材を設け、
    フリーピストンの下部外周に、フリーピストンが通常移動域にあるときにシリンダチューブの内周に摺接する下シール部材を設け、
    シリンダチューブの連通路に前記逆止弁を設け、
    フリーピストンが通常移動域を超えたときに、下シール部材がシリンダチューブの内周から離れ、フリーピストンとサブピストンの間のサブタンク室がシリンダチューブの連通路及び逆止弁を介してシリンダチューブの外部のリザーバに連通される請求項4に記載の油圧緩衝器。
  6. 前記フリーピストンの通常移動域を超えてからの該フリーピストンの移動ストロークを規制するストッパを設けてなる請求項1〜5のいずれかに記載の油圧緩衝器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013181544A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Showa Corp フロントフォーク用スプリング脚

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