JP2013181462A - 鞍乗型車両の燃料供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料タンク33に貯留された燃料を圧送する燃料ポンプ89を収容し、燃料タンク33の開口39から燃料タンク33内に挿入して取り付けられるポンプモジュール83と、燃料タンク33の外部で燃料ポンプ89の燃料吐出口89bよりも下流側に設けられ、フィルタエレメント113を収容するフィルタユニット84と、を備え、フィルタユニット84は、スナップフィットによりポンプモジュール83に設けられたフィルタケース固定部98に着脱自在に取り付けられる。
【選択図】図3
Description
フィルタエレメントを収容し、前記燃料タンクの外部で前記燃料ポンプの燃料吐出口よりも下流側に設けられる燃料フィルタケースと、
を備える鞍乗型車両の燃料供給装置であって、
前記フランジ部は、前記燃料フィルタケースと係合可能なフィルタケース固定部を備え、
前記燃料フィルタケースは、前記フィルタケース固定部により前記燃料ポンプケースに着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
前記フランジ部を構成する部材は、前記燃料ポンプの前記燃料吐出口と連通する連通路を備え、
前記燃料入口部と前記連通路とが直接接続されることを特徴とする。
前記燃料フィルタケースが前記フィルタケース固定部にスナップフィットにより取り付けられることを特徴とする。
前記燃料出口部には、プレッシャレギュレータが直接接続されることを特徴とする。
前記プレッシャレギュレータは、前記燃料戻し通路に直接接続されることを特徴とする。
前記プレッシャレギュレータは、前記ガイド壁と前記燃料フィルタケースの前記凹部とにより囲まれることを特徴とする。
前記鍔部は、前記プレッシャレギュレータが前記フィルタケース固定部の突設方向へ動くのを規制すべく、前記プレッシャレギュレータの下面に当接して前記プレッシャレギュレータを支持することを特徴とする。
図1は本発明に係る第1実施形態の燃料供給装置を備えた車両の側面図、図2は燃料供給装置の要部側面図である。車両10は、車体フレーム11の中央部にエンジン12が配置され、車体フレーム11の前端にフロントフォーク13が操舵可能に支持され、車体フレーム11の後部下部に上下スイング可能にリヤフォーク14が支持された自動二輪車であり、主燃料としてエタノール、ガソリン、又はガソリンとエタノールとの混合油を用い、エンジン始動時、例えば、気温が低くてエンジン始動性が良くない時にのみ副燃料としてガソリン、又はガソリンとエタノールとの混合油(但し、主燃料よりもガソリンの混合比が高い)を用いる。
次に、本発明に係る燃料供給装置の第2実施形態について図5を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分には、同一符号又は相当符号を付して説明を省略する。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
また、図6の破線で示すように、プレッシャレギュレータ85´をポンプモジュール83、及びフィルタユニット84の双方から独立させて設けるようにしてもよい。なお、図中、123´は、燃料戻し接続部を示し、128´は、燃料ホース105に接続される第2の燃料ホースを示す。
33b、33d 取付け部(縁部外面)
39 開口
80,80A 燃料供給装置
82 インジェクタ
83 ポンプモジュール
84 フィルタユニット
85 プレッシャレギュレータ
85a プレッシャレギュレータの下面
87 天板(フランジ部を構成する部材)
88 燃料ポンプケース
89 燃料ポンプ
89b 燃料吐出口
94 フランジ部
95 フランジ側連通路
96 燃料戻し通路
98 フィルタケース固定部
99 ガイド壁
111 燃料フィルタケース
112 フィルタエレメント室
113 フィルタエレメント
114 プレッシャレギュレータ収容部(凹部)
115 鍔部
116 燃料入口部
117 燃料出口部
119 Oリング(シール部材)
Claims (9)
- 燃料タンク(33)に貯留された燃料をインジェクタ(82)に向けて圧送する燃料ポンプ(89)を収容するとともに、フランジ部(94)が前記燃料タンク(33)の開口(39)の縁部外面(33b、33d)に対向させて取り付けられることで前記開口(39)から前記燃料タンク(33)内に挿入された状態で固定される燃料ポンプケース(88)と、
フィルタエレメント(113)を収容し、前記燃料タンク(33)の外部で前記燃料ポンプ(89)の燃料吐出口(89b)よりも下流側に設けられる燃料フィルタケース(111)と、
を備える鞍乗型車両の燃料供給装置(80、80A)であって、
前記フランジ部(94)は、前記燃料フィルタケース(111)と係合可能なフィルタケース固定部(98)を備え、
前記燃料フィルタケース(111)は、前記フィルタケース固定部(98)により前記燃料ポンプケース(88)に着脱自在に取り付けられることを特徴とする鞍乗型車両の燃料供給装置(80、80A)。 - 前記燃料フィルタケース(111)は、前記フィルタエレメント(113)を収容するフィルタエレメント室(112)に連通する燃料入口部(116)を備え、
前記フランジ部(94)を構成する部材(87)は、前記燃料ポンプ(89)の前記燃料吐出口(89b)と連通する連通路(95)を備え、
前記燃料入口部(116)と前記連通路(95)とが直接接続されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の燃料供給装置(80、80A)。 - 前記燃料入口部(116)は、シール部材(119)を介して前記連通路(95)に接続されることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両の燃料供給装置(80、80A)。
- 前記フィルタケース固定部(98)は、前記フランジ部(94)から前記燃料タンク(33)外方に向けて突設形成され、
前記燃料フィルタケース(111)が前記フィルタケース固定部(98)にスナップフィットにより取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の燃料供給装置(80、80A)。 - 前記燃料フィルタケース(111)は、前記フィルタエレメント(113)より下流側に形成された燃料出口部(117)を備え、
前記燃料出口部(117)には、プレッシャレギュレータ(85)が直接接続されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の燃料供給装置(80、80A)。 - 前記フランジ部(94)を構成する部材(87)は、前記燃料タンク(33)内に連通する燃料戻し通路(96)を備え、
前記プレッシャレギュレータ(85)は、前記燃料戻し通路(96)に直接接続されることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両の燃料供給装置(80、80A)。 - 前記燃料フィルタケース(111)には、前記プレッシャレギュレータ(85)を収容可能な凹部(114)が形成されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の鞍乗型車両の燃料供給装置(80、80A)。
- 前記フランジ部(94)を構成する部材(87)は、前記フィルタケース固定部(98)の突設方向に沿って突設されるとともに、前記凹部(114)に挿入されるガイド壁(99)を備え、
前記プレッシャレギュレータ(85)は、前記ガイド壁(99)と前記燃料フィルタケース(111)の前記凹部(114)とにより囲まれることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗型車両の燃料供給装置(80、80A)。 - 前記燃料フィルタケース(111)の前記凹部(114)は、前記フランジ部(94)と平行に設けられた鍔部(115)を備え、
前記鍔部(115)は、前記プレッシャレギュレータ(85)が前記フィルタケース固定部(98)の突設方向へ動くのを規制すべく、前記プレッシャレギュレータ(85)の下面(85a)に当接して前記プレッシャレギュレータ(85)を支持することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の鞍乗型車両の燃料供給装置(80、80A)。
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