JP2013181370A - システム型枠の支持機構、システム型枠、及びシステム型枠の支持方法 - Google Patents

システム型枠の支持機構、システム型枠、及びシステム型枠の支持方法 Download PDF

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Yuho Ishihara
雄峰 石原
Atsuhiro Doyama
敦弘 堂山
Nobuhiro Furuyama
信広 古山
Yasuhiro Hasegawa
靖洋 長谷川
Eiichiro Shintome
栄一郎 新留
Shigaku Sakae
志学 栄
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Abstract

【課題】システム型枠の設置作業の作業性を向上させる。
【解決手段】堰板12を支えるフレーム20を備えるコンクリート打設用のシステム型枠10の下部を支持する支持機構30であって、床面に設置される反力部材であるH型鋼36と、フレーム20の下部に設けられた荷重受け部である押圧板28と、H型鋼36との間に設けられ、H型鋼36に反力をとって押圧板28を押圧する長さ調整が可能な支保材であるサポート32とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、システム型枠の支持機構、システム型枠、及びシステム型枠の支持方法に関する。
地下室の鉄筋コンクリート構造の外壁を施工する際に用いるコンクリート打設用の型枠として、堰板を室内側からフレームで支持する構成のシステム型枠が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のシステム型枠は、フレームの上部をアンカーボルトで上側の施工済の躯体の壁に定着させ、フレームの下部をアングルやアンカーボルト等を用いて下側の施工済みの躯体の床に定着させた状態で、外壁の施工位置に設置されている。
特許第3106335号公報
特許文献1に記載のシステム型枠では、堰板を所定の位置に設置するために、アングルの固定位置を微調整する作業を要し、この調整作業は、フレームの下という狭い位置での作業となるので、手間がかかると共に難しい作業となるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、システム型枠の設置作業の作業性を向上させることを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る支持機構は、堰板を支えるフレームを備えるコンクリート打設用のシステム型枠の下部を支持する支持機構であって、床面に設置される反力部材と、前記フレームの下部に設けられた荷重受け部と前記反力部材との間に、前記反力部材に反力をとって前記荷重受け部を押圧するように設置される、長さ調整が可能な支保材と、を備える。
また、本発明に係るシステム型枠は、前記支持機構と、該支持機構により下部を支持された状態で堰板を支えるフレームとを備える。
また、本発明に係るシステム型枠の支持方法は、堰板を支えるフレームを備えるコンクリート打設用のシステム型枠の下部を支持する方法であって、床面に反力部材を設置し、前記フレームの下部に設けられた荷重受け部と前記反力部材との間に、長さ調整が可能な支保材を、前記反力部材に反力をとって前記荷重受け部を押圧するように設置する。
本発明によれば、システム型枠の設置作業の作業性を向上させることができる。
一実施形態に係るシステム型枠の使用状態を示す立面図である。 一実施形態に係るシステム型枠を示す立面図である。 一実施形態に係るシステム型枠を示す平面図である。 支持機構を拡大して示す立面図である。 システム型枠を設置する手順を示す立面図である。 システム型枠を設置する手順を示す立面図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態に係るシステム型枠10の使用状態を示す立面図である。この図に示すように、本実施形態に係るシステム型枠10は、逆打ち工法で地下躯体1の鉄筋コンクリート構造の外壁2を施工するのに使用される。
本実施形態に係る逆打ち工法では、各階の外壁2の上下の躯体3、4を先行して施工した後に、各階の外壁2の施工位置にシステム型枠10を設置し、山留め壁5とシステム型枠10との間にコンクリートを打設して各階の外壁2を構築する。また、システム型枠10は、使用後は、別の外壁2の施工位置に移動させて設置し、当該位置の外壁2の施工に使用する。
図2は、本実施形態に係るシステム型枠10を示す立面図であり、図3は、該システム型枠10を示す平面図である。これらの図に示すように、システム型枠10は、堰板12を支持するフレーム20と、フレーム20の下部を支持する支持機構30とを備えている。堰板12は、下端が床面の高さに上端が外壁2より上側の高さに配される木製の板材である。また、フレーム20の上部は、アンカーボルト14により上側の躯体3に定着される。
フレーム20は、その四隅に配された4本のビーム材22を横方向に延びる複数の横材23で結合した構成である。ここで、ビーム材22は、中央のビーム材22Aと、上下のビーム材22B、22Cとで構成されており、上下のビーム材22B、22Cは中央のビーム材22Aの上下部に長手方向にスライド可能に組合されている。即ち、ビーム材22は、上下のビーム材22B、22Cを中央のビーム材22Aに対してスライドさせることで長手方向に伸縮する。また、中央のビーム材22A及び上下のビーム材22B、22Cには、複数のピン挿入孔が長手方向に所定間隔おきに形成されており、ピン22Dがピン挿入孔に挿入されることで、中央のビーム材22Aと上下のビーム材22B、22Cとが位置決めされ、ビーム材22の長さが決定する。
また、各フレーム20の前面(堰板12側の面)には、横方向に延びる複数の横材24が縦方向に所定間隔おきに配されており、この複数の横材24に堰板12が取り付けられる。また、上側のビーム材22Bの上端には、アンカーボルト14を挿通するための孔が形成されており、この孔を挿通するアンカーボルト14が、堰板12より上側において上側の躯体3に打ち込まれる。
また、下側のビーム材22Cの下端には、フレーム20を押して移動させるための前後のキャスター26A、26Bと、各フレーム20の高さ及び姿勢を調整するための前後の昇降ピン27A、27Bと、支持機構30の荷重を受けるための押圧板28とが備えられている。堰板12が鉛直な状態で、前側(堰板12側)のキャスター26Aは床面に接し後側のキャスター26Bは床面から離れる。また、後側の昇降ピンを上げるとフレーム20の後側が下がって後側のキャスター26Bが床面に着地する。
押圧板28は、三角形状の板材であり、前側のビーム材22の下端に壁幅方向と平行な軸周りに回動可能に取り付けられている。この押圧板28は、図2に示す反時計周り方向に回動させることでフレーム20内に収まった格納状態となり、該格納状態から時計周り方向に回動させることでフレーム20の下側に位置する下降状態となる。下降状態の押圧板28は、上辺が水平に後側の辺が鉛直になる。
図4は、支持機構30を拡大して示す立面図である。この図に示すように、支持機構30は、長さ調整が可能である左右一対のサポート(強力サポート)32と、左右一対のサポート32の一端に取り付けられたH型鋼34と、左右一対のサポート32の他端に取り付けられたH型鋼36とを備えている。サポート32は、一端側の外管32Aと、他端側の内管32Bとを備える。内管32Bは外管32Aに抜き差し可能に挿入されている。また、サポート32は、大まかな長さ調整のためのピン32Cと、長さの微調整のためのネジ32Dとを備えている。
H型鋼34は、一方のフランジ34Aが外管32Aの端面に固定されており、他方のフランジ34Bが押圧板28に当接するように配される。一方、H型鋼36は、一方のフランジ36Aが内管32Bの端面に固定され、他方のフランジ36Bにはアングル38が固定され、該アングル38がアンカーボルト39により床面に定着されている。即ち、H型鋼36は、サポート32の反力部材として機能できるように、床面に設置されている。このため、サポート32が、H型鋼36に反力をとって、打設されたコンクリートから堰板12を介して伝わる力を支えることができる。なお、H型鋼36は、サポート32から受ける力で動かないほどの重量を有する場合は、床面に固定されることは必須ではない。
図5〜図6は、システム型枠10を設置する手順を示す立面図である。まず、図5に示すように、システム型枠10を外壁2の施工位置に移動させ、後側の昇降ピン27Bを下ろして堰板12を鉛直な状態にすると共に、押圧板28を下降位置に配置する。また、H型鋼36をフレーム20の後方の床面上の所定位置に置き、アンカーボルト39で床面に定着させる。ここで、H型鋼36の位置の微調整は不要であり、H型鋼36の位置決めは大まかなものでよい。
次に、図6に示すように、外管32AにH型鋼34を取り付けたサポート32を、押圧板28とH型鋼36との間に設置する。そして、サポート32の長さをネジ32Dで調節してH型鋼34を押圧板28に当接させ、内管32Bの端部をH型鋼36に当接させる。その後、内管32Bの端部をH型鋼36にボルトで取り付ける。なお、はじめに内管32Bの端部をH型鋼36にボルトで取り付けてから、サポート32の長さ調整をして外管32Aの端部をH型鋼34にボルトで取り付けてもよい。
以上説明したように本実施形態では、ネジ32Dによる長さ調整が可能な軸状の支保材であるサポート32を、反力部材としてのH型鋼36と、フレーム20の下部の荷重受け部としての押圧板28との間に、押圧板28を押圧するように設置した。このため、H型鋼34、36等は大まかに設置して、サポート32の長さをネジ32Dにより調整することで、堰板12を所定の位置に設置することができる。従って、システム型枠10の設置作業を容易化でき、作業性を向上させることができる。
なお、上述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。例えば、上述の実施形態では、伸縮する支保材として、ネジでの調整により伸縮するサポート32を例に挙げたが、油圧の調整により伸縮する油圧シリンダ等の他の支保材も適用できる。また、反力部材をH型鋼36としたが、サポート32等の支保工が反力を取れる部材であれば他のものでもよく、コンクリートブロック等であってもよい。
さらに、上述の実施形態では、逆打ち工法における後打ち躯体である外壁2を施工する例を挙げたが、上下に先打ち躯体が存在する壁や柱の施工であれば、本発明のシステム型枠を使用することができる。
1 地下躯体、2 外壁、3、4 躯体、5 山留め壁、10 システム型枠、12 堰板、14 アンカーボルト、20 フレーム、22、22A、22B、22C ビーム材、22D ピン、23、24 横材、26A、26B キャスター、27A、27B 昇降ピン、28 押圧板、30 支持機構、32 サポート(支保材)、32A 外管、32B 内管、32C ピン、32D ネジ、34 H型鋼、34A、34B フランジ、36 H型鋼(反力部材)、36A、36B フランジ、38 アングル、39 アンカーボルト

Claims (3)

  1. 堰板を支えるフレームを備えるコンクリート打設用のシステム型枠の下部を支持する支持機構であって、
    床面に設置される反力部材と、
    前記フレームの下部に設けられた荷重受け部と前記反力部材との間に、前記反力部材に反力をとって前記荷重受け部を押圧するように設置される、長さ調整が可能な支保材と、
    を備える支持機構。
  2. 請求項1に記載の支持機構と、該支持機構により下部を支持された状態で堰板を支えるフレームとを備えるシステム型枠。
  3. 堰板を支えるフレームを備えるコンクリート打設用のシステム型枠の下部を支持する方法であって、
    床面に反力部材を設置し、
    前記フレームの下部に設けられた荷重受け部と前記反力部材との間に、長さ調整が可能な支保材を、前記反力部材に反力をとって前記荷重受け部を押圧するように設置するシステム型枠の支持方法。
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