JP2013180636A - 船舶のエアパイプ構造およびその製作方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バラストタンク102のエア開口部104で、上甲板101に接合される、下部スリーブパイプフランジ2を有する下部スリーブパイプ103と、当該下部スリーブパイプフランジ2にボルトナット4で接合される上部スリーブパイプフランジ3を有する上部スリーブパイプ107とからなる。
【選択図】図1
Description
図3は、当該特開平11−49083号公報の図2として開示される開示発明の積み荷流出防止装置を設けたタンカーの一部の断面図であり、図3において、符号202は、隔壁、203は、ハッチ、204は、オイルパイプ、205は、エア抜きパイプ、206は、天井板、207は、開閉弁、208は、送油パイプ、209は、カップリング、210は、開閉弁、211は、エアパイプ、212は、真空ポンプ、213は、空間である(図3において、先行技術であることを明らかにするため符号は二百番台に替えて付した。)。
また、本願請求項2に係る発明は、前記請求項1に係る船舶のエアパイプ構造において、前記エア開口及び前記上部スリーブパイプ、前記下部スリーブパイプの口径は、前記上甲板までの前記エアパイプの全長を通じたバラストタンク内の空気が抜ける瞬間的な変動割合から導かれる十分なエア量を考慮した内径である前記上部スリーブパイプと、前記エア開口において、前記下部スリーブパイプが接合される前記内側溶接部を除いた内径が略等しい前記エア開口の内径からなり、さらに、前記上部スリーブパイプの外径が前記下部スリーブパイプに内接する内径を有する前記下部スリーブパイプ口径であることを特徴とする。
さらに、本願請求項3に係る発明は、船舶のエアパイプ製作方法であって、バラストタンクの天板に前記上甲板までの前記エアパイプの全長を通じたバラストタンク内の空気が抜ける瞬間的な変動割合から導かれる十分なエア量を考慮した内径を有するエア開口を設ける工程と、エアパイプの上部を構成するパイプであって、前記バラストタンクの天板のエア開口よりは大きな内径を有する上部スリーブパイプ端に所定形状の上部スリーブパイプフランジを溶接する工程と、エアパイプの下部を構成するパイプであって、前記上部スリーブパイプの外径に内接する内径を有する下部スリーブパイプ端に所定形状の下部スリーブパイプフランジを溶接する工程と、前記上部スリーブパイプフランジと前記下部スリーブパイプフランジとをボルトナットにより接合する工程と、からなることを特徴とする。
(1)エアパイプ内部に未溶接部分が無くなったため、錆の発生原因を取除くことが可能となった。
(2)また、強度不足という問題を取除くことが可能となった。
図1において、符号1は、本実施例1に係る船舶のエアパイプ構造、2は、下部スリーブパイプフランジ、3は、上部スリーブパイプフランジ、4は、前記下部スリーブパイプフランジ2及び前記上部スリーブフランジ3を接合するボルトナット、5は、前記下部スリーブパイプ103と前記下部スリーブパイプフランジ2との溶接部、6は、前記上部スリーブパイプ107と前記上部スリーブパイプフランジ3との溶接部であり、矢印は、空気の流れを示す。その余の部材は図2に示した部材と同一の符号で示す。
本実施例1に係る船舶のエアパイプ構造1の製作は、前記下部スリーブパイプ103に前記下部スリーブパイプフランジ2を溶接にて取り付けた後、前記上甲板101上に該フランジ2付きの下部スリーブパイプ103を溶接にて接合し、該フランジ2付き下部スリーブパイプ103上に、前記上部スリーブパイプフランジ3付き上部スリーブパイプ107を置いて、各フランジ2、3間を前記ボルトナット4により螺合することによりエアパイプを製作する。
2 下部スリーブパイプフランジ
3 上部スリーブパイプフランジ
4 ボルトナット
5、6 溶接部
100 エアパイプ
101 上甲板
102 バラストタンク
103 下部スリーブパイプ
104 エア開口
105 外側溶接部
106 内側溶接部
107 上部スリーブパイプ
108 溶接部
109 カバー
110 フロート
111 溶接未施工部
202 隔壁
203 ハッチ
204 オイルパイプ
205 エア抜きパイプ
206 天井板
207 開閉弁
208 送油パイプ
209 カップリング
210 開閉弁
211 エアパイプ
212 真空ポンプ
213 空間
また、本願請求項2に係る発明は、船舶のエアパイプ製作方法であって、バラストタンクの天板に前記上甲板までの前記エアパイプの全長を通じたバラストタンク内の空気が抜ける瞬間的な変動割合から導かれる十分なエア量を考慮した内径を有するエア開口を設ける工程と、エアパイプの上部を構成するパイプであって、前記バラストタンクの天板のエア開口よりは大きな内径を有する上部スリーブパイプ端に所定形状の上部スリーブパイプフランジを溶接する工程と、エアパイプの下部を構成するパイプであって、前記上部スリーブパイプの外径に内接する内径を有する下部スリーブパイプ端に所定形状の下部スリーブパイプフランジを溶接する工程と、前記上部スリーブパイプフランジと前記下部スリーブパイプフランジとをボルトナットにより接合する工程と、からなることを特徴とする。
Claims (3)
- バラストタンクのエア開口に接合される下部スリーブパイプフランジを有する下部スリーブパイプと、
当該下部スリーブパイプフランジにボルトナットで接合される上部スリーブパイプフランジを有する上部スリーブパイプとからなる船舶のエアパイプ構造。 - 前記エア開口及び前記上部スリーブパイプ、前記下部スリーブパイプの口径は、前記上甲板までの前記エアパイプの全長を通じたバラストタンク内の空気が抜ける瞬間的な変動割合から導かれる十分なエア量を考慮した内径である前記上部スリーブパイプと、前記エア開口において、前記下部スリーブパイプが接合される前記内側溶接部を除いた内径が略等しい前記エア開口の内径からなり、さらに、前記上部スリーブパイプの外径が前記下部スリーブパイプに内接する内径を有する前記下部スリーブパイプ口径であることを特徴とする請求項1に記載の船舶のエアパイプ構造。
- バラストタンクの天板に前記上甲板までの前記エアパイプの全長を通じたバラストタンク内の空気が抜ける瞬間的な変動割合から導かれる十分なエア量を考慮した内径を有するエア開口を設ける工程と、
エアパイプの上部を構成するパイプであって、前記バラストタンクの天板のエア開口よりは大きな内径を有する上部スリーブパイプ端に所定形状の上部スリーブパイプフランジを溶接する工程と、
エアパイプの下部を構成するパイプであって、前記上部スリーブパイプの外径に内接する内径を有する下部スリーブパイプ端に所定形状の下部スリーブパイプフランジを溶接する工程と、
前記上部スリーブパイプフランジと前記下部スリーブパイプフランジとをボルトナットにより接合する工程と、
からなることを特徴とする船舶のエアパイプ製作方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104691734A (zh) * | 2015-02-06 | 2015-06-10 | 宁波市鄞州顺达船舶机械有限公司 | 一种用于船舱的通风盒 |
CN104709458A (zh) * | 2015-02-06 | 2015-06-17 | 宁波市鄞州顺达船舶机械有限公司 | 一种防水通风装置 |
CN104709457A (zh) * | 2015-02-06 | 2015-06-17 | 宁波市鄞州顺达船舶机械有限公司 | 一种改良结构的防水通风装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002178982A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Shin Kurushima Dockyard Co Ltd | バラスト管頭金具 |
JP2012020697A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Daiko Sangyo:Kk | 通風筒 |
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2012
- 2012-03-01 JP JP2012045116A patent/JP5389206B2/ja not_active Expired - Fee Related
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