JP2013180215A - 脱硫装置の除じん塔構造 - Google Patents

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一 大倉
Atsushi Katagawa
篤 片川
Hiroshi Ishizaka
浩 石坂
Takanori Nakamoto
隆則 中本
Hiroyuki Nosaka
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Abstract

【課題】サンプミストエリミネータのミスト除去性能を向上させるとともに、コンパクトでより経済的な脱硫装置の除じん塔構造を提供すること。
【解決手段】導入した排ガスに工業用水あるいは海水を含んだ工業用水を冷却液として噴霧して除じん塔2で煤じんと重金属を除去された排ガス流れを、不純物を含む垂直下降流から水平流にガス流れ方向を転向させて下降流となる冷却液とサンプ部3で分離し、分離排ガス流れを吸収塔8で脱硫処理をする際に、吸収塔8の直前の排ガス流路に配置したミスト除去用のエリミネータ4とサンプ部3を結ぶ排ガス流路である連絡路21を備えた湿式排煙脱硫装置において、サンプ部3のガス流れ方向の幅(W)と同じ幅のサンプホッパ14をサンプ部3の下部に備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、湿式排煙脱硫装置などの脱硫装置の除じん塔に関し、特に除じん塔のサンプ部の構造に関する。
大気汚染防止のため、排ガス中の硫黄酸化物の除去装置として湿式石灰石−石膏法脱硫装置が広く実用化されている。この脱硫装置の主要機器である従来技術のダスト分離方式スプレ式脱硫塔の概略構造を図6に示す。
ダスト分離方式スプレ式脱硫塔は、ボイラ排ガスの冷却及び煤じん並びに水銀などの重金属の除去を行う鉄骨支持型薄板箱形の除じん塔と硫黄酸化物の除去を行う自立円筒型スプレ式吸収塔から構成される。
まず、図6により全体の構造と機能の概要を述べる。火力発電所等から発生した硫黄酸化物及び煤じんを含む未処理排ガスはガス入口1から除じん塔2に導入され、除じん塔2の上部に設置された除じん液スプレ配管7のスプレノズル16から噴霧される除じん液により冷却される。
冷却された未処理ガスは、サンプ部3(除じん塔2と後流のミストエリミネータ4との間にある液溜めを有する流路)において垂直下降流から水平流にガス流れの方向を転向させることにより、ダストや重金属が混入した除じん液は、液、ダスト及び重金属の捕集部であるサンプホッパ14に落とされて除じんされる。
この除じん液は除じん塔循環タンク5に集められ、除じん塔循環ポンプ6により除じん液スプレ配管7へと再循環されて繰り返し使用される。
一方、除じん塔2とサンプ部3でそれぞれ冷却と除じん処理され、さらに重金属を除去された未処理ガスは、サンプミストエリミネータ4で、さらに細かいダスト、ミスト及び重金属等が除去され、スプレ式吸収塔8に導入される。スプレ式吸収塔8内ではスプレノズル10を備えた多段吸収液スプレ配管9が配置され、スプレノズル10から微細な液滴として噴霧される吸収液と未処理排ガスを対向流で気液接触させることで、排ガス中の硫黄酸化物は吸収液滴表面を介して吸収除去される。
排ガス流れに同伴する微小な液滴は、吸収塔8の上部に設置されたミストエリミネータ11で除去され、浄化された処理排ガスは必要により(ここでは、図示していない)吸収塔後流側に設置される再加熱設備により昇温されて、煙突より排出される。
一方、吸収液スプレノズル10から噴霧された液滴は硫黄酸化物を吸収した後、吸収塔下部に設けられた吸収塔循環タンク17に落下する。吸収液に吸収された硫黄酸化物(SO)は、吸収塔循環タンク17に供給される石灰石スラリ(CaCO)と反応し、同時に酸化用撹拌機18から供給される酸化用空気19によって酸化されて石膏(CaSO・2HO)となる。
吸収塔循環タンク17内の吸収液は吸収塔循環ポンプ13により昇圧され、吸収液スプレ配管9を通り、再び吸収液スプレノズル10から噴霧されて繰り返し使用される。
以上、スプレ式脱硫装置の除じん塔2及び吸収塔8の構造、機能について述べたが、以下、本発明に関係する除じん塔2のサンプ部3の構造について述べる。
除じん塔2のサンプ部3は、排ガス中のダストや水銀などの重金属等の不純物が混入した除じん液の捕集及びサンプミストエリミネータ4等の下流側の機器との連絡用ダクトの役目をしている。このサンプ部3の形状及び構造寸法は、特公平8-29218号公報に記載されている方法で決めていた。つまり、除じん塔2から落下する液が直接サンプミストエリミネータ4に流入しないように流れ方向が転向する角度(転向角度)θを基にサンプ部3の前後方向の幅(W)より長い、前後方向の幅Lを有するサンプホッパ14をミストエリミネータ4の前に設置していた。なお、サンプ部3とサンプホッパ14は左右方向の長さLを有している。
特公平8-29218号公報
上記従来技術は、除じん塔2(サンプ部3を含む)が大形化しても、コンパクトにまとめようとする配慮がなされず、排ガス及び除じん液の前記転向角θは35〜40度で一定のため、以下のような問題があった。
(a)サンプホッパ14を形成するサンプ部3の前後方向の幅Lが増加し、外部補強類が巨大化する。
(b)除じん塔2の全体を支持する鉄骨架構の設置面積が増大し、鉄骨部材が巨大化する。
(c)サンプホッパ14の底部の除じん液衝突による内部ライニング摩耗防止のための保有スラリ容量が増加し、除じん塔循環タンク容量が増加する。
(d)大きなサンプホッパ14がサンプミストエリミネータ4の前流にあるため、ミストエリミネータ4の入口でサンプ部3の天井と下部領域で偏流率が増大する。
以上(a)〜(d)などの要因により、ミストエリミネータ4のミスト除去性能が低下する。
そこで、本発明の課題は、サンプミストエリミネータのミスト除去性能を向上させるとともに、コンパクトでより経済的な脱硫装置の除じん塔構造を提供することにある。
上記本発明の課題は次の解決手段により解決される。
請求項1記載の発明は、導入した排ガスに工業用水あるいは海水を含んだ工業用水を冷却液として噴霧して排ガス中の煤じんと重金属を除去する除じん塔(2)と、除じん塔(2)で除じんされた排ガス流れを不純物を含む垂直下降流から水平流にガス流れ方向を転向させて下降流となる冷却液と分離させるサンプ部(3)と、サンプ部(3)で冷却液と分離された排ガス流れを導入して噴霧吸収液により硫黄酸化物を除去する吸収塔(8)と、吸収塔(8)の直前の排ガス流路に配置したサンプミストエリミネータ(4)と、サンプ部(3)とサンプミストエリミネータ(4)とを結ぶ排ガス流路である連絡路(21)を備えた湿式排煙脱硫装置の除じん塔構造であって、サンプ部(3)のガス流れ方向(=除じん塔サンプ部の概略構造の前後方向)の幅(W)と同じ幅のサンプホッパ(14)をサンプ部(3)の下部に有することを特徴とする除じん塔構造である。
請求項2記載の発明は、サンプ部(3)とサンプミストエリミネータ(4)とを結ぶ連絡路(21)の天井に、サンプミストエリミネータ(4)に向かって上り勾配を設け、
連絡路(21)の底板に、サンプミストエリミネータ(4)に向かって連絡路(21)の天井の勾配よりも大きな上り勾配を設けたことを特徴とする請求項1に記載の除じん塔構造である。
請求項3記載の発明は、サンプ部(3)とサンプミストエリミネータ(4)とを結ぶ連絡路(21)のガス流れ方向(=除じん塔サンプ部の概略構造の前後方向)の長さ(L)をサンプ部(3)の前記幅(W)以上とすることを特徴とする請求項1記載の除じん塔構造である。
請求項4記載の発明は、サンプミストエリミネータ(4)の入口深さ(L)は、連絡路(21)の前記水平方向長さ(L)以上とすることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の除じん塔構造である。
(作用)
本発明で、除じん塔サンプ部(3)において、除じん塔(2)の連絡路(21)の分岐部前流側の除じん塔幅と同じ幅のサンプホッパをサンプ部(3)の下部に備え、前記連絡路(21)の天井及び底部に、ミストエリミネータ(4)に向かって、上り勾配を設け、好ましくは、その上り勾配を、0度を超え5度以下(天井)及び5〜15度(底部)とし、前記連絡路(21)の前後方向の水平長さ(L)は除じん塔(2)の前後方向の幅(W)以上、好ましくは、除じん塔(2)の幅(W)の1.7〜2.1倍の水平長さを備えれば、除じん液はミストエリミネータ(4)に直接流入することがなく、かつミストエリミネータ(4)の入口のガス偏流率が0.9〜1.1の間に維持でき、ミストエリミネータ(4)のミスト除去性能をガス偏流率が0.9未満と1.1を超えた場合と比べて向上させるように動作する。
ミストエリミネータ(4)の入口でのガス偏流率が0.9〜1.1の間に維持できるので、ガス偏流が出なく、エリミネータ4の全体にまんべんなくかつ適正な流速で排ガスが当たるように流入するためミスト除去性能が良い。
さらに、ミストエリミネータ(4)の入口深さ(L)は、除じん塔(2)の幅(W)以上で、除じん塔(2)とサンプミストエリミネータ(4)の連絡路(21)の水平長さ(L)以上、好ましくは、除じん塔幅(W)の2.9〜3.2倍の深さを備えるように決めれば、ガス量に応じたコンパクトなサンプ構造を提供できる。またサンプ部(3)の圧力損失も低くするように動作する。上記により、本発明のサンプ形状、寸法は、サンプミストエリミネータ(4)に除じん液が直接流入せず、サンプミストエリミネータ(4)の入口のガス偏流率や平均流速が低く、圧力損失も低くできるので、よりコンパクトなサンプや高効率エリミネータ(4)、さらにはランニングコストが低廉化された脱硫装置を提供できる。
請求項1記載の発明によれば、サンプ部(3)のガス流れ方向の前後方向の幅(W)と同じ幅のサンプホッパ(14)をサンプ部(3)の下部に備えることにより煤じんや重金属を含んだ除じん液を効率よく回収する効果がある。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、サンプ部3とサンプミストエリミネータ4とを結ぶ連絡路21の天井と底部も上り勾配θ、θを形成したことで、該連絡路21でのガス偏流率が適正なミスト除去が達成できる値となる。
また、連絡路21の天井と底部も上り勾配を形成したので、平均流速がミストエリミネータ4でミストを除去するのに好ましい周知の流速となった。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、「連絡路21の水平方向長さ(L)≧サンプ部(3)の幅(W)」とすることで除じん液がミストエリミネータ4に直接流入しない作用効果がある。
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、サンプミストエリミネータ4の入口深さ(L)を連絡路21の水平方向長さ(L)以上とすることで、ガス量に応じたコンパクトなサンプ構造を提供でき、またサンプ部3の圧力損失も低くするように動作する効果がある。
こうして本発明によれば、図6に示す従来技術のサンプの底全面に大きなサンプホッパ14を有する構造より、さらにコンパクトで軽量化した除じん塔サンプ構造を提供することができる。
そして、本発明のサンプ構造はサンプミストエリミネータ(4)の入口のガス偏流率が小さく、平均流速がより低いことから、ミストエリミネータ(4)のミストの除去性能が向上し、かつサンプ部(3)の圧力損失も低くなることから、システムの信頼性の向上が図れ、除じん塔(2)のサンプ部(3)がコンパクトで軽量化されるため、周囲の鉄骨も低廉化でき、全体として経済性の向上も図れる。
本発明の一実施例の脱硫装置の除じん塔サンプ部の概略構造図(正面図)である。 図1と図6の除じん塔サンプ部構造のサンプミストエリミネータ入口でのガス偏流率を示すグラフである。 図1と図6の除じん塔サンプ部構造のサンプミストエリミネータ入口でのガス平均流速を示す図である。 図1と図6の除じん塔サンプ部構造のサンプ部での圧力損失を示す図である。 図1の除じん塔サンプ部構造を適用した海水脱硫システムの構成図である。 従来技術のダスト分離方式脱硫塔の除じん塔サンプ部構造(除じん塔と吸収塔)図である。
以下図面と共に本発明の好ましい実施の形態について説明する。
本発明の一実施例を図1から図4に示す。図1は本実施例の除じん塔サンプ部の概略構造図(正面図)である。脱硫装置全体のシステム構成は図6に示す従来技術で説明したとおりであり、ここでは詳述しないが、除じん塔2とサンプ部3でそれぞれ冷却と除じん処理され、さらに重金属を除去された未処理ガスは、サンプミストエリミネータ4でさらに細かいダスト、ミスト及び重金属等が除去され、図示しないスプレ式吸収塔に導入され、スプレ吸収液が未処理排ガスと対向流で気液接触して、排ガス中の硫黄酸化物は吸収液滴表面を介して吸収除去される。
また、図2は実ガスパイロットを使用して測定したサンプミストエリミネータ4の入口のサンプ部3(図1のI−I線断面)でのガス偏流率(ガス流れに従って、上部(図2−1)、中央(図2−2)、下部(図2−3)と除じん塔2とサンプミストエリミネータ4の連絡路21の天井傾斜角度θ及び底部傾斜角度θの関係を示すグラフで、定格流量と定格流量の約1.3倍流量を測定した)を示す。
さらに、図3はサンプミストエリミネータ4の入口の定格流量でのサンプ部3におけるガス平均流速と除じん塔2と、サンプミストエリミネータ4の連絡路21の天井傾斜角度θ及び底部傾斜角度θの関係を示すグラフを示す。
そして図4は、除じん塔2の出口からサンプミストエリミネータ4の入口、つまりサンプ部3の定格流量での圧力損失と、除じん塔2とサンプミストエリミネータ4の連絡路21の天井傾斜角度θ及び底部傾斜角度θの関係を示すグラフを示す。
本実施例では、除じん塔サンプ部3において、除じん塔2の連絡路21の分岐部前流側の除じん塔2のガス出口幅Wと同じ幅のサンプホッパ14をサンプ部3の下部に備え、サンプホッパ14の上端21Aと下端21Bを基点として、これらの基点とサンプミストエリミネータ4の上端21Cと下端21Dをそれぞれ結ぶ連絡路21を設けた。
従って、連絡路21の天井及び底部にはエリミネータ4に向かってそれぞれθ=0度を超えて5度以下(天井)及びθ=5〜15度(底部)の上り勾配が形成される。
また、前記連絡路21の前記水平長さLを除じん塔2のガス出口幅Wの1.7〜2.1倍とし、サンプミストエリミネータ4の入口の深さLを除じん塔2の幅Wの2.9〜3.2倍とすることにより、除じん液がミストエリミネータ4に直接流入することがなく、かつミストエリミネータ4の入口のガス偏流率が0.9〜1.1の間に維持でき、ミストエリミネータ4のミスト除去性能をガス偏流率が0.9〜1.1以外の場合より向上させることができる。
なお、サンプ部3とサンプホッパ14は左右方向の長さL2を有している。
図2に示すように、ガス偏流率に関して図6に示す従来のサンプ構造(特公平8−29218号公報参照)では、ミストエリミネータ4の入口でサンプ部3の上部と下部でガス偏流率が0.9〜1.1の間に維持できず、その結果、サンプミストエリミネータ4の入口において、図3のサンプミストエリミネータ4の入口でのガス平均流速も6.27m/sとなり、また図4に示すサンプ部3における圧力損失も14.5mmAqと上昇した。
好適には、図1に示す本実施例の連絡路21の天井部の傾斜角度θ=0度を超え5度以下及び連絡路21の底部の傾斜角度θ=5〜15度の範囲では図2に示すように、ガス偏流率が0.9〜1.1の間に維持でき、図3に示すようにサンプミストエリミネータ4の入口でのガス平均流速も5.76〜5.99m/sとなり、ミストエリミネータ4でミストを除去するためにより好ましい流速が確保できた。
また、図4に示すように、サンプ部3での圧力損失も9.5〜11.7mmAqと図6に示す従来のサンプ構造より低くすることができる。
従って、本実施例の構成は、従来のサンプ構造より、よりコンパクトなサンプ形状、寸法となり、また高効率のエリミネータ4を提供できることが分かった。
図5は、図1に示す除じん塔サンプ構造を海水脱硫に適用した事例である。新興国向け脱硫システムとして、沿岸部の用水不足地域で海水脱硫のニーズが高まり、海水脱硫に図1に示す除じん塔サンプ構造を組み込むことで、煤じんや水銀等の重金属を除去することができ、海水脱硫システムの海洋汚染問題を解消することができる。
1 ガス入口 2 除じん塔
3 サンプ部 4 サンプミストエリミネータ
5 除じん塔循環タンク 6 除じん塔循環ポンプ
7 除じん液スプレ配管 8 スプレ式吸収塔
9 多段吸収液スプレ配管 10 スプレノズル
11 ミストエリミネータ 13 吸収塔循環ポンプ
14 サンプホッパ 16 スプレノズル
17 吸収塔循環タンク 18 酸化用撹拌機
19 酸化用空気 21 連絡路

Claims (4)

  1. 導入した排ガスに工業用水あるいは海水を含んだ工業用水を冷却液として噴霧して排ガス中の煤じんと重金属を除去する除じん塔(2)と、
    除じん塔(2)で除じんされた排ガス流れを不純物を含む垂直下降流から水平流にガス流れ方向を転向させて下降流となる冷却液と分離させるサンプ部(3)と、
    サンプ部(3)で冷却液と分離された排ガス流れを導入して噴霧吸収液により硫黄酸化物を除去する吸収塔(8)と、
    吸収塔(8)の直前の排ガス流路に配置したサンプミストエリミネータ(4)と、
    サンプ部(3)とサンプミストエリミネータ(4)とを結ぶ排ガス流路である連絡路(21)を備えた湿式排煙脱硫装置の除じん塔構造であって、
    サンプ部(3)のガス流れ方向の幅(W)と同じ幅のサンプホッパ(14)をサンプ部(3)の下部に有することを特徴とする除じん塔構造。
  2. サンプ部(3)とサンプミストエリミネータ(4)とを結ぶ連絡路(21)の天井に、サンプミストエリミネータ(4)に向かって上り勾配を設け、
    連絡路(21)の底板に、サンプミストエリミネータ(4)に向かって連絡路(21)の天井の勾配よりも大きな上り勾配を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の除じん塔構造。
  3. サンプ部(3)とサンプミストエリミネータ(4)とを結ぶ連絡路(21)のガス流れ方向の長さ(L)をサンプ部(3)の前記幅(W)以上とすることを特徴とする請求項1記載の除じん塔構造。
  4. サンプミストエリミネータ(4)の入口深さ(L)は、連絡路(21)の前記水平方向長さ(L)以上とすることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の除じん塔構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113082919A (zh) * 2021-03-29 2021-07-09 北京中航天业科技有限公司 一种钢渣处理车间高效湿法除尘装置

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