JP2013176615A - 外科容器用外科ホルダ及び外科容器 - Google Patents

外科容器用外科ホルダ及び外科容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013176615A
JP2013176615A JP2013105266A JP2013105266A JP2013176615A JP 2013176615 A JP2013176615 A JP 2013176615A JP 2013105266 A JP2013105266 A JP 2013105266A JP 2013105266 A JP2013105266 A JP 2013105266A JP 2013176615 A JP2013176615 A JP 2013176615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
holding
container
attachment
surgical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013105266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5638659B2 (ja
Inventor
Stefan Thomas
トーマス シュテファン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aesculap AG
Original Assignee
Aesculap AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aesculap AG filed Critical Aesculap AG
Publication of JP2013176615A publication Critical patent/JP2013176615A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5638659B2 publication Critical patent/JP5638659B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/26Accessories or devices or components used for biocidal treatment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B50/00Containers, covers, furniture or holders specially adapted for surgical or diagnostic appliances or instruments, e.g. sterile covers
    • A61B50/20Holders specially adapted for surgical or diagnostic appliances or instruments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B50/00Containers, covers, furniture or holders specially adapted for surgical or diagnostic appliances or instruments, e.g. sterile covers
    • A61B50/30Containers specially adapted for packaging, protecting, dispensing, collecting or disposing of surgical or diagnostic appliances or instruments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B50/00Containers, covers, furniture or holders specially adapted for surgical or diagnostic appliances or instruments, e.g. sterile covers
    • A61B50/30Containers specially adapted for packaging, protecting, dispensing, collecting or disposing of surgical or diagnostic appliances or instruments
    • A61B50/34Baskets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/02Protective casings, e.g. boxes for instruments; Bags
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0087Means for sterile storage or manipulation of dental implants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2202/00Aspects relating to methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects
    • A61L2202/20Targets to be treated
    • A61L2202/24Medical instruments, e.g. endoscopes, catheters, sharps

Abstract

【課題】外科容器用、特に、無菌容器又は穴開きバスケット用の外科器具及び/又はインプラント用外科ホルダであって、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための格納装置と、ホルダを容器に取り付けるための取付装置とを含む外科ホルダを、より容易に容器に取り付けることができるように改良する。
【解決手段】取付装置46が、取付位置から当接位置に移動可能となり、ここで取付位置では取付装置が、容器と係合接続でき、当接位置では容器から係合解除できる。また保持部24を容器に取り付けるために、取付装置が、少なくとも2つの取付部材48を含むことができ、少なくとも2つの取付部材は格納装置20により互いに接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、外科容器(特に、無菌容器又は穴開きバスケット)のための、外科器具及び/又はインプラント用外科ホルダであって、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための格納装置と、該ホルダを前記容器に取り付けるための取付装置とを含む外科ホルダに関する。
更に、本発明は、外科器具及び/又はインプラントの格納及び/又は殺菌及び/又は清浄のための外科容器であって、基部及び側壁により規定される受容空間と、外科器具及び/又はインプラントのための少なくとも1つのホルダとを含む外科容器において、前記少なくとも1つのホルダが、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための格納装置と、前記ホルダを該容器に取り付けるための取付装置とを含む外科容器に関する。
冒頭で説明した種類の外科ホルダを用いれば、外科器具及び/又はインプラントを、例えば、外科容器の受容空間内の特定の位置に、規定のやり方で保持及び/又は格納することができる。複数の外科器具及び/又はインプラントをこの容器にきちんと配置することもできる。これらのものは、容器が動かされても各々の位置に保持することができ、従って、損傷(例えば、互いへの任意の衝突)から十分に保護される。
このような外科ホルダの一例が、DE 20 2005 015 415 U1に記載されている。この外科ホルダは、器具を保持および格納するための特殊輪郭形状の要素、並びに取付要素を、個別の部品の形態で含む。このホルダを無菌容器に取り付けるため、取付要素は容器の外壁に当接しており、取付要素上に設けられた保持アームがそれぞれ容器の開口に通して案内され、容器の内壁に当接する特殊輪郭形状の要素と係合する。このようなホルダの欠点は、容器への取付のために、幾つかの個別の部品をとりわけ容器の内外で行う必要がある、ということである。
DE 20 2005 015 415 U1 US 5,599,512 A US 6,244,447 B1
従って、本発明の目的は、冒頭で説明した種類の、外科容器のための外科ホルダ及び外科容器を、前記ホルダがより容易に前記容器に取付可能となるよう改良することである。
この目的は、本発明によれば、次のようにすることで達成される。即ち、前記取付装置が、取付位置であって自らを前記容器と係合接続させることのできる位置から、当接位置であって自らを前記容器から係合解除させることのできる位置へと移送可能であること、及び、前記取付装置が、前記ホルダを前記容器に取り付けるための少なくとも2つの取付部材であって、前記格納装置により互いに接続される取付部材を含むこと、である。
前記取付部材が前記格納装置により互いに接続される結果、前記ホルダを、例えば、容器の前記受容空間内で側壁又は基部の側から前記側壁又は前記基部に近づけて、この側壁又は基部に全体として取り付けることができ、即ち、特に、この側壁上又は基部上で、前記取付装置を前記格納装置と共に保持することができる。例えば、前記取付装置が、前記容器上に設けられる開口を通っていったん係合すれば、前記ホルダの幾つかの個々の部品を、前記容器に取り付けている間に互いに接続する必要はない。前記ホルダを前記容器に取り付ける操作ステップは簡素化されるので、より迅速に実行することができる。
前記格納装置は、1つの部品になるように設計してもよく、幾つかの部品になるように設計してもよい。前記格納装置が一部品の設計である場合、前記ホルダ全体も一部品に設計することができ、適切な場合、一体に機械加工することができる。実施形態が、幾つかの部品になった格納装置を備えている場合、この格納装置は、好ましくは、外科器具を保持するための少なくとも1つの格納要素と、前記少なくとも1つの格納要素を保持するための少なくとも1つの保持部とを含む。このことは、異なるそれぞれの保持部及び格納要素を互いに組み合わせる可能性を提案する。この場合、前記取付部材は、有利には、前記少なくとも1つの保持部により互いに接続される。その際、前記少なくとも1つの格納要素は、例えば、まず初めに前記少なくとも1つの保持部に取り付けることができ、続いて、個々の部品から成る完全なホルダを、前記容器に単純なやり方で取り付けることができる。
前記取付装置を、前記取付位置から前記当接位置に移動できる結果として、前記ホルダの前記容器への取付、及び前記ホルダの前記容器からの除去を、考慮すべき摩耗及び裂傷を生ずることなく何度も反復することが可能である。例えば、格納すべき器具及び/又はインプラントの数及び種類に応じて、前記ホルダの取付に適した複数の位置を有する容器に、様々な形状のホルダを様々な位置にて柔軟なやり方で設けることができる。
前記少なくとも2つの取付部材のうちの少なくとも1つは、有利には、前記格納装置及び/又は別の取付部材に対して移動可能となるように配置される。この場合、前記取付装置を前記取付位置から前記当接位置に移動することは、この取付部材が前記格納装置及び/又は別の取付部材に対して移動することにより行うことができる。
前記取付部材は、好ましくは、前記格納装置から突出する。結果として、前記取付部材を、前記容器の前記基部上又は側壁上で、単純なやり方で案内することができるので、取付手順は、時として嵩張る形状の前記格納装置により滅多に妨害されないことになる。
本発明の好適な実施形態によれば、前記取付装置を前記当接位置から前記取付位置に移動するための復元装置を設けることができる。前記取付装置を前記容器に取り付けている間に前記復元装置が作動すると、前記取付装置は、前記取付位置を占め、従って、安定したやり方で前記容器に固着されて前記容器上に留まることが確実になる。
前記取付装置を前記当接位置から前記取付位置に移動するために、前記復元装置が、前記少なくとも2つの取付部材のうちの1つに関連する少なくとも1つの復元要素を含むと好ましい。この場合、各復元要素を使用して、前記復元要素が関連している前記それぞれの取付部材を、前記取付装置全体が前記取付位置を占める際にこの取付部材が占める位置に移動することができる。
前記少なくとも1つの復元要素は、好ましくは、前記取付部材の、弾性回復区域の形態に設計される。結果として、前記取付位置は、特に、前記取付装置の基本位置を規定することができる。前記当接位置への移動は、例えば、少なくとも1つの取付部材が、その弾性回復区域のばね力に反して屈撓されるという点でもたらすことができる。前記取付装置を前記当接位置に保つには、屈撓力を一時的に加えねばならない。前記当接位置のとき、前記取付装置は、前記容器に当接することができる。前記容器への当接に続いて屈撓力が撤回される際に、前記弾性回復区域のばね力が、前記少なくとも1つの取付部材を前記基本位置へと引き戻し、従って前記取付位置へも引き戻す。前記少なくとも1つの取付部材の任意の新たな屈撓がなければ、前記取付装置を前記容器から解放するのは不可能である。
有利には、前記当接位置のとき、前記少なくとも2つの取付部材間の距離は、前記取付位置のときよりも大きいか、又は小さい。結果として、前記取付装置は、前記取付部材を互いに簡単に移動させることにより、前記当接位置に移動することができる。
前記距離が、前記少なくとも2つの取付部材の自由端の間で規定されると特に有利である。前記取付部材が、例えば、弾性回復区域の形態の復元要素を有し、前記弾性回復区域のばね力に反する前記取付部材の屈撓の結果として前記当接位置に移動できる際に、それらの自由端の間で規定された前記距離の大きさは、このような屈撓により、比較的大きな程度まで増減することができる。
前記少なくとも2つの取付部材のうちの少なくとも1つは、好ましくは、少なくとも1つの連結要素を含み、前記少なくとも1つの連結要素は、第1連結面を有し前記ホルダは、少なくとも1つの第2連結面を有する。ここで第1連結面は、外科容器の対応する取付面に当接するための、前記格納装置の方、又は基本的に前記格納装置の方を向き、少なくとも1つの第2連結面は、外科容器の、少なくとも1つの、好ましくは対応する取付面に当接するための、前記格納装置から離れる方、又は基本的に離れる方を向く。前記取付位置のとき、前記第1連結面及び前記少なくとも1つの第2連結面が各々、好ましくは対応する取付面に当接する場合、前記ホルダは、前記格納装置と前記連結要素との間の接続線の方向に働く圧力又は引張力によって移動することはできない。前記第1連結面及び第2連結面が、例えば容器の基部と平行に延びる場合、前記ホルダは、前記基部に対して直角で働く引張力によって前記容器から除去することはできない。
前記第1連結面が第1連結平面を規定し、前記第2連結面が第2連結平面を規定し、前記第1連結平面と前記第2連結平面とが互いに平行又は略平行であり、前記第1連結平面が、前記格納装置から、前記第2連結平面よりも大きな距離のところにあると、特に有利である。前記連結面のこのような空間配置を備えた連結要素は、例えば、連結要素の前記第1連結面及び前記第2連結面が、ウェブの、互いから離れる方を向く表面に当接するように、前記容器内に設けられた開口間に設置されたウェブと係合させることができる。
本発明の好適な実施形態によれば、前記少なくとも1つの連結要素を、第1側面を備えた凹部の形態に設計し、前記第1側面が前記第1連結面を規定するのを実現することができる。取付部材に凹部を設けることは、連結要素を生成する簡単な方法の一例である。
本発明の、更なる好適な実施形態において、前記少なくとも1つの連結要素を、第1側面を備えた突起の形態に設計し、前記第1側面が、前記第1連結面を規定するのを実現することができる。このような突起も、取付部材上に単純なやり方で形成することができる。
本発明の、更なる好適な実施形態において、前記少なくとも1つの連結要素を、前記少なくとも1つの取付部材の、湾曲する自由端の形態に設計し、前記湾曲する自由端が第1側面を有し、前記第1側面が前記第1連結面を規定するのを実現することができる。この実施形態の前記少なくとも1つの連結要素も、単純なやり方で作製することができる。
前記少なくとも1つの第2連結面は、有利には、前記少なくとも1つの連結要素上に設けることができる。結果として、1つ以上の連結要素は各々、例えば、第1連結面及び第2連結面を有することができる。その際、前記格納装置は、容器の取付面に当接するのに適した任意の付加的な表面を有する必要がない。例えば、前記ホルダは、容器の基部に取付た後に、前記基部から離間したまま留まることができるので、外科器具及び/又はインプラントを、ただし、付加的な物体、例えば、ケーブル、回路基板、又は小型モータ等も、前記格納装置と前記容器の前記基部との間で、格納及び/又は保持し、例えば締め付けることができる。
前記少なくとも1つの連結要素は、有利には、前記少なくとも1つの取付部材の凹部、突起、又は湾曲する自由端の形態に設計され、第2側面を有し、第2側面は前記少なくとも1つの第2連結面を規定する。このような連結要素の作製中、前記ホルダを前記容器に取り付けるのに有利な、前記第1側面及び前記第2側面の共通の位置決めは、単純なやり方でもたらすことができる。
前記少なくとも1つの第2連結面を前記格納装置上に設けるのも有利なことがある。前記格納装置が容器に直接当接する際に、前記ホルダは、特に安定したやり方で前記容器に取り付けることができる。
前記取付装置が、前記第1連結面及び/又は前記第2連結面に対して直角又は略直角で延びる少なくとも1つの当接面を有し、前記取付位置のとき、前記容器の、好ましくは対応する取付面に当接することができると好ましい。このことにより、前記容器に取り付られた前記取付装置を、好ましくは対応するこの取付面の方を向く方向へ移動することは困難になる。前記取付装置上に2つの当接面を設ける結果として、前記ホルダは、前記取付位置のとき、前記2つの取付面間の前記接続線に沿った全ての変位がかなり困難となるような安定したやり方で、例えば前記容器の前記2つの対応する取付面間に装着することができる。ここで前記取付装置は互いから離れる方、又は基本的に離れる方を向く。
前記少なくとも1つの当接面が、少なくとも1つの取付部材上に設けられると有利である。前記取付装置が、前記容器に前記取付部材を用いて取り付られることから、ここで前記少なくとも1つの当接面も設ける場合、そのことは構成を簡潔にするのに役立つ。前記少なくとも1つの取付部材上に、例えば凹部の形態の連結要素が設けられる際に、前記凹部の基部表面は、前記当接面を規定することができる。
本発明の好適な実施形態では、前記格納装置が、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための少なくとも1つの格納要素と、前記少なくとも1つの格納要素を保持するための少なくとも1つの保持部とを含み、前記取付装置が、前記少なくとも1つの保持部により互いに接続される少なくとも2つの取付部材を含むのを実現することができる。結果として、例えば、前記少なくとも1つの格納要素の交換が可能になる。格納要素は例えば、特定の外科器具及び/又はインプラントの保持に一層良好に適合するように、様々な形状とすることができる。その際、1つ以上のホルダの1つ以上の保持部に、保持すべき前記器具及び/又はインプラントに応じた、対応する1つ以上の格納要素を設けることができる。前記少なくとも1つの保持部、又は前記少なくとも1つの格納要素が損傷した場合、前記ホルダ全体ではなく、実際に関係する個々の部品のみを交換すればよい。前記格納装置が幾つかの個々の部品を含む結果として、前記部品の各々を、前記それぞれの部品の機能に適した材料から作製することが更に可能である。例えば、前記少なくとも1つの格納要素は、プラスチックから製造することができ、これによって、前記格納要素内で格納される前記外科器具及び/又はインプラント上で生じる擦傷及び摺動マークの数が少なくなる。他方で、前記少なくとも1つの保持部は、例えば金属から製造することができる。
前記少なくとも1つの保持部が、前記少なくとも2つの取付部材間に配置されると好ましい。各々を容器に取付できる2つの取付部材間に配置された保持部は、その位置において特に安定したやり方で保持することができる。
前記少なくとも2つの取付部材のうちの少なくとも1つが、前記少なくとも1つの保持部から離れる方へ或る部材角度にて有角となると有利である。結果として、前記取付部材を容器の基部又は側壁に持ち込むのがより簡単になる。
前記部材角度が約20°〜約160°である際、前記ホルダは、容器の基部又は側壁まで容易に持ち込むことができる。前記部材角度が約80°〜約150°であると特に好ましい。
本発明の好適な実施形態において、前記少なくとも1つの保持部は、平坦なウェブ又は略平坦なウェブの形態に設計される。結果として、例えば、2つの取付部材と一体に加工された保持部を簡単に作製することができる。この点において、前記条片の長手方向で、中間区域と隣り合う、平坦な条片の2つの外側区域は、例えば、弾性の金属材料から成る前記平坦な条片の前記中間区域から離れる方へ有角となる。前記中間区域は、本発明によるホルダの前記保持部を規定し、前記外側区域は、2つの取付部材を規定する。
前記少なくとも1つの格納要素上に少なくとも1つの保持部受け器が設けられ、前記少なくとも1つの保持部が、前記少なくとも1つの保持部受け器と係合できると好ましい。例えば、保持部は、都度、保持部受け器と形状ロック式及び/又は力ロック式に係合させることができるので、前記少なくとも1つの格納要素は、前記少なくとも1つの保持部上に安定したやり方で保持される。
本発明の好適な実施形態において、前記少なくとも1つの保持部受け器は、前記格納要素内で保持部開口の形態に設計され、前記少なくとも1つの保持部は、前記少なくとも1つの保持部開口に通して案内することができる。保持部開口は、前記格納要素内に、特に単純なやり方で形成することができる。前記保持部開口が、例えば前記格納要素の両側間を延びており、前記保持部開口に通して案内された保持部が、前記格納要素の前記両側の各々上で少なくとも1つの取付部材に接続されている場合、前記格納要素及び前記保持部は、前記ホルダが前記取付部材により前記容器に取付られている限りにおいて互いから分離することができない。従って、前記格納要素は、前記保持部上で安定したやり方で保持される。例えば、平坦なウェブ又は略平坦なウェブの形態に設計された保持部は、前記格納要素内に設けられた保持部開口に通して、単純なやり方で案内することができる。
前記ホルダの安定性を増すために、少なくとも2つの保持部を、少なくとも1つの安定化要素により互いに接続するのを実現することができる。前記安定化要素が前記保持部に接続される位置に応じて、同様のウェブ様の安定化要素により2つのウェブ様の保持部を接続する結果として、例えば、様々な形状の構成要素、例えばH形又はU形の構造体を備えた構成要素を得ることができる。
更に、異なる保持部に接続される少なくとも2つの取付部材を、少なくとも1つの安定化要素により互いに接続するという点でも、前記ホルダの安定性を増すことができる。結果として、これらの保持部の、互いに対する相対位置を、前記保持部を互いに直接接続せずに決定することができる。例えば、前記保持部は、格納要素の様々な保持部受け器と係合させることができる。幾つかの保持部受け器を備えた格納要素を、互いから分離して、保持部と、前記それぞれの保持部に接続される取付部材とを各々が含む幾つかの構成要素上で、又は、1つのみの構成要素上でのいずれかで、柔軟なやり方で保持することができる。1つのみの構成要素上では少なくとも1つの安定化要素が、取付部材を互いに接続させ、取付部材は様々な保持部に接続されている。
本発明の好適な実施形態において、前記格納装置が、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための少なくとも1つの格納要素と、前記少なくとも1つの格納要素を保持するための少なくとも1つの保持部とを含み、前記少なくとも1つの保持部が、保持位置から除去位置へと移動可能となるのを実現することができる。ここで保持位置では、前記少なくとも1つの格納要素が前記少なくとも1つの保持部上で保持され、除去位置では前記少なくとも1つの格納要素及び前記少なくとも1つの保持部とを互いから取外しできる。このことにより、様々な格納要素及び保持部間に複数の可能な組み合わせが考えられる。例えば、保持すべき前記器具及び/又はインプラントに応じて、保持部に、これらの器具及び/又はインプラントを保持するのに適した格納要素を意図的に設けることができる。前記少なくとも1つの格納要素は、前記保持位置のとき、前記少なくとも1つの保持部上で安定したやり方で保持することができるのに対して、前記少なくとも1つの保持部の、前記除去位置への移動性は、前記少なくとも1つの格納要素と、前記少なくとも1つの保持部とを、考慮すべき摩耗及び裂傷が生じることなく何度も接続し解放する手順を反復する可能性を提案している。
冒頭で説明した種類のホルダの場合、任意で、前記格納装置が、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための少なくとも1つの格納要素と、前記少なくとも1つの格納要素を保持するための少なくとも1つの保持部とを含むのを実現することもでき、前記少なくとも1つの保持部が、保持位置から除去位置に移動可能になるのを実現することもできる。ここで保持位置では、前記少なくとも1つの格納要素が前記少なくとも1つの保持部上で保持され、除去位置では、前記少なくとも1つの格納要素と前記少なくとも1つの保持部とを互いから取外しできる。
前記取付装置は、好ましくは、取付位置から当接位置に移動することができる。
ここで取付位置では、前記容器と係合接続でき、当接位置では前記容器から係合解除できる。結果として、前記取付装置は、前記容器に単純なやり方で取り付けることができる。
前記取付装置は、好ましくは、特に、前記格納装置の前記少なくとも1つの保持部により互いに接続される少なくとも2つの取付部材を含む。その際、前記少なくとも1つの保持部は、前記取付部材と共に、適切な際には、前記少なくとも1つの格納要素と共に、容器の前記受容空間内の前記基部又は側壁まで持ち込みこれに取り付けることができるので、前記ホルダの幾つかの個々の部品を互いに任意で接続する必要はない。
前記少なくとも1つの保持部は、好ましくは、前記保持位置において前記少なくとも1つの格納要素を保持するための少なくとも1つの保持部材を含む。このような保持部材は、例えば、前記保持部が前記保持位置において前記少なくとも1つの格納要素が前記保持部材と係合できるように設計することができる。
前記少なくとも1つの保持部は、好ましくは、特に、少なくとも2つの保持部材を含む。格納要素は、例えば保持部の2つ又は3つの保持部材上で保持される際に、前記保持部上で、より安定したやり方で保持することができる。前記保持位置において、格納要素は、2つ又は3つの保持部材間で締め付けることもできる。
前記少なくとも2つの保持部材は、互いに移動可能となるように配置されると好ましい。保持部が、前記保持位置から前記除去位置に移動することは、例えば、前記保持部の少なくとも2つの保持部材が互いに移動することにより行うことができる。例えば、前記除去位置のとき、格納要素は、保持部の2つの保持部材間に挿入することができる。前記保持部が前記除去位置から前記保持位置に引き続き移動している間、前記保持部材の、互いに対する距離が低減する。前記保持位置のとき、前記保持部材は最終的に、前記格納要素と係合状態になるか、又は前記格納要素を締め付けることができる。
前記少なくとも2つの保持部材は、有利には、互いに枢動可能となるように配置される。また、保持部材が互いに堅く接続している場合、前記保持部材の、互いに対する移動可能性は、枢動性によって単純なやり方で確保することができる。
前記少なくとも2つの保持部材が各々、第1端部及び第2端部を有し、それらの第1端部にてヒンジ接続により互いに接続していると好ましい。結果として、前記保持部材は、それらの第1端部とそれらの第2端部との間の延在部全体に渡って互いに枢動することができる。前記除去位置において、格納要素は、この保持部材の前記第1端部から前記第2端部まで延びる保持部材の表面に近接され、その表面上で前記保持位置に保持することができる。
前記ヒンジ接続は、好ましくは、単なるヒンジ、フィルムヒンジ、又はばねヒンジの形態に設計される。この種類のヒンジは、技術的にも包括的にも最適化されたヒンジ接続の例である。
本発明の好適な実施形態において、1つの取付部材が、前記ヒンジ接続を含むことができる。結果として、前記ホルダの構成は相当に簡素化される。例えば、弾性的に曲げることのできる板金から取付部材が作製され2つの保持部材に接続する際、前記保持部材は、前記取付部材の前記板金を同時に曲げつつ、互いに移動することができる。更に、前記保持部材の前記第1端部にて取付部材にこの構成を設け、従って、有利には、取付部材は前記格納装置から突き出させて容器に取り付けることができる。
取付部材は、有利には、少なくとも1つの保持部材の前記第2端部にて配置される。取付部材は、この位置にて、剥き出しのやり方で配置することもできる。保持部材が、例えばその第1端部及び第2端部の各々にて取付部材に接続される場合、前記2つの取付部材の各々は、前記ホルダを前記容器に取り付ける間、前記格納装置が、時として嵩張る形状であることにかかわりなく、片手で容易に容器に案内し、容器に取り付けることができる。
前記少なくとも1つの保持部材は、好ましくは、前記保持位置において、前記少なくとも1つの格納要素を形状ロック式及び/又は力ロック式に保持するための少なくとも1つの保持要素を有する。結果として、前記少なくとも1つの格納要素の、前記保持部上での支持の安定性が増す。
少なくとも1つの保持部材の少なくとも1つの保持要素は、好ましくは、別の保持部材の方、又は基本的に別の保持部材の方を向いている。このことにより、少なくとも2つの保持部材により保持される格納要素の、より安定した支持が可能になり、特に、前記保持位置において、幾つかの保持部材と係合状態にある、又は幾つかの保持部材間で締め付けられる格納要素の、より安定した支持が可能になる。
本発明の好適な実施形態において、前記少なくとも1つの保持要素は、突起の形態に設計することができる。保持部材上に、1つ以上の突起を単純なやり方で形成することができる。
本発明の更なる好適な実施形態によれば、前記少なくとも1つの保持要素は、凹部の形態に設計することができる。凹部も、保持部材上に単純なやり方で設けることができる。
少なくとも1つの保持部材が、有利には、特殊輪郭形状のレールの形態に設計される。この場合、前記保持位置において、格納要素は、前記レールの構造化された表面上に、安定したやり方で保持することができる。ここで前記レールの構造化された表面上では前記レールの長手方向延在部全体に渡って延びる。
前記少なくとも1つの格納要素が少なくとも1つの接続要素を有し、この接続要素が、前記保持位置において前記少なくとも1つの保持部上で、形状ロック式及び/又は力ロック式に保持されていると好ましい。このようにして、前記少なくとも1つの格納要素は、前記保持位置において前記少なくとも1つの保持部上で、特に安定したやり方で保持されるように設計することができる。
特に、前記少なくとも1つの接続要素が、前記保持部の保持要素に対応するように設計されると好ましい。結果として、前記保持位置において、接続要素と保持要素とを、都度、形状ロック式及び/又は力ロック式に互いに接続することができる。
前記少なくとも1つの接続要素は、好ましくは、突起又は凹部の形態に設計される。突起の形態に設計された格納要素の接続要素は、例えば、凹部の形態に設計された保持部材の保持要素に対応するように設計することができる。
前記少なくとも1つの接続要素は、有利には、溝の形態に設計される。溝は単純なやり方で作製して、或る細長い突起に、又は複数の突起にも係合させることができる。
前記少なくとも1つの格納要素は、特に有利には、特殊輪郭形状の棒の形態に設計される。特殊輪郭形状の棒は複数の表面を有する。複数の表面は、異なる様々な形状の外科器具及び/又はインプラントを保持できる。
本発明の好適な実施形態において、前記少なくとも1つの保持部と、前記少なくとも2つの取付部材とは、解放不能に接続することができる。結果として、本発明による外科ホルダを組み立てるのに必要な個々の部品の数が低減される。
前記少なくとも1つの保持部と前記少なくとも2つの取付部材とが一体に加工されると特に好ましい。この場合、これらは共に、例えば射出成形ステップ又は成形ステップにおいて作製することができる。
本発明の好適な実施形態において、前記ホルダは、少なくとも部分的に金属から作製することができる。例えば、少なくとも1つの保持部と前記取付装置とは、穿孔ステップにおいて平坦な金属板からモデルが穿孔され、後続の成形ステップにおいて、前記モデルが所望の形状へと曲げられ、又は折り畳まれるという点で、単純なやり方で一体に作製することができる。前記板金が弾性の金属材料から成る場合、取付部材の、弾性回復区域の形態に設計された前記ホルダの復元要素を、前記板金から作製することもできる。
本発明の更なる有利な実施形態において、前記ホルダは、少なくとも部分的にプラスチックから作製することができる。例えば、格納要素がプラスチック材料から作製される場合、外科器具及び/又はインプラントが、前記格納要素に取付られる際に、損傷する、例えば擦傷を受けるというリスクは低減する。
冒頭で特定された目的は、本発明によれば、更に、冒頭で説明した種類の外科容器であって、前記少なくとも1つのホルダが、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための格納装置と、前記ホルダを前記容器に取り付けるための取付装置を含む外科容器において、前記取付装置が、取付位置から当接位置に移動でき、前記取付装置が、前記格納装置により互いに接続される少なくとも2つの取付部材を含むことを特徴とするという点で達成される。ここで、取付位置では前記取付装置が、前記容器と係合接続でき、当接位置では前記容器から係合解除できる。この場合、前記ホルダは、例えば、全体として、前記容器の前記受容空間内の側壁又は前記基部に近接させ、この側壁又は前記基部に単純なやり方で取り付けることができる。適切な場合様々な形状である1つ以上のホルダの取付及び除去は、何度も反復することもできる。
前記少なくとも1つのホルダは、好ましくは、上で説明した前記ホルダのうちの1つである。これらのホルダは、前記様々な実施形態と合わせて、上で既に説明した利点を有する。
前記容器が、前記少なくとも1つのホルダの前記取付装置を前記容器に取り付けるための少なくとも1つの取付面を有する際に有利である。取付面は、例えば、前記ホルダ上にれた連結面に対応するように設計することができ、これによって、前記ホルダの、前記容器への取付の安定性が増す。
本発明の好適な実施形態において、前記容器が、少なくとも1つのウェブにより互いから分離される複数の開口を有し、前記少なくとも1つの取付面が、ウェブの表面の少なくとも一部により規定されるのを実現することができる。開口を備えた外科容器は、開口のない容器と比較して、作製及び材料の節約が容易である。前記開口により殺菌液状媒質が流れ出ることもできる。ここで殺菌液状媒質は殺菌手順の後に前記容器内に存在する。
前記少なくとも1つのウェブは、好ましくは、前記少なくとも1つのホルダの第1連結平面と第2連結平面との間の距離に対応する幅を有する。ホルダを前記容器に取付ている間、前記ホルダの取付部材上に提供された連結要素は、例えば、互いから離れる方を向く前記ウェブの2つの取付面が各々、前記連結要素の連結面に当接するように、ウェブと係合することができる。その際、前記連結要素は移動するのが困難になり、特に、前記連結面に対して直角又は略直角に延びる方向に働く圧力又は引張力によって前記ウェブから除去することはできない。
前記開口が、矩形の断面を有すると好ましい。結果として、更なるウェブの方を向く前記ウェブの表面が平坦な形状を有するので、これらの表面の様々な部分は、取付面として適している。取付面では、前記取付装置上に設けられるホルダの当接面が安定したやり方で当接することができる。
ホルダを前記容器に取付できる位置の、数の多さと妨害のない配置とを達成するために、前記開口が規則的に配置される際に有利である。
本発明の好適な実施形態において、前記外科容器は、無菌容器として設計することができる。無菌容器に取付られた外科ホルダは、殺菌手順を受けることの意図された器具及び/又はインプラント、及び/又は、前記無菌容器内に無菌のやり方で格納されることの意図された器具及び/又はインプラントを支持するのに役立つ。
本発明の、更なる好適な実施形態において、前記外科容器は、穴開きバスケットとして設計される。穴開きバスケットに取付られたホルダ上で保持される外科器具及び/又はインプラントは、例えば、前記穴開きバスケット内で清浄手順を受けることができる。
本発明の好適な実施形態の以下の説明は、本発明を、図面と合わせてより詳細に説明するのに役立つ。
各々が、本発明による外科容器の基部に取付可能である、本発明による2つの外科ホルダの第1実施形態の斜視図。 図1のホルダのうちの1つの斜視図。 取付装置、及び取付装置に接続された、図1のホルダのうちの1つの格納装置の保持部の斜視図。 基部に取付ている間の図1のホルダの斜視図。 基部に引き続き固着されている間の、図1のホルダのうちの1つの斜視図。 基部に取付られた、図1のそれぞれのホルダの第1取付部材の、下からの斜視図。 基部に取付られた、図1のホルダのうちの1つの第2取付部材の、下からの斜視図。 基部から除去する間の図1のホルダの斜視図。 格納要素が保持部から分離されている状態にある、図1のホルダのうちの1つの斜視図。 格納要素と保持部とを接続する間の、図1のホルダのうちの1つの斜視図。 格納要素を保持部に取り付ける間の、図1のホルダのうちの1つの斜視図。 本発明による外科容器の基部に取付られた、本発明による外科ホルダの第2実施形態の斜視図。 ホルダが基部から分離されている状態にある、図12に示すホルダの端面の図。 基部に取付ている間の、図12に示すホルダの端面の図。 基部に取付ている間の、図12に示すホルダの斜視図。 基部に取付られた、図12のホルダの側面図。 本発明による外科容器の基部に取付られた、本発明による外科ホルダの第3実施形態の斜視図。
参照符号10で全体が設けられる、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための本発明による外科ホルダの1実施形態を、図1〜図11と合わせて、より詳細に説明する。ホルダ10は、本発明による外科容器の基部又は側壁に取り付けることができる。図1、図4、図6、図7、及び図8では、本発明による外科容器の基部の2つの基部区域12、14を例示によって示し、これらの基部区域に、矩形の断面を有して規則的に配置される開口16、18を提供する。基部区域14の開口18の矩形の断面は、基部区域12の開口16の矩形の断面よりも大きい。ホルダ10は、基部区域12と14の両方に取り付けることができる。
ホルダ10の格納装置20は、外科器具及び/又はインプラントを格納するための格納要素22と、格納要素22を保持するための保持部24とを含む。格納要素22は、プラスチック材料から作製され、特殊輪郭形状の棒として設計されており、この棒は、基本的に、平坦な平行六面体の形状を有する。格納要素22には、第1エッジ表面26上に複数の凹部28が提供されており、凹部は各々、互いから離れる方を向く格納要素22の側面30間を延び、側面30と平行な、特殊輪郭形状の断面を有する。外科器具及び/又はインプラントは、凹部28内に保持及び/又は格納することができる。
更に、格納要素22には開口32が提供され、開口の各々は、凹部28と同様に、側面30間を延びている。凹部28は、格納要素22の長手方向に弾性的に拡げ、同時に開口32は狭めることができる。格納要素22の弾性により生じる逆圧に起因して、器具及び/又はインプラントを、凹部を拡げている間に凹部28内へ導入し、そこで安定したやり方で保持することができる。
保持部24は、互いから或る距離のところで平行に延び、各々が細長く平坦な平行六面体の形状の条片として設計されており、保持部24が保持位置のとき、これらの条片間で、格納要素22を保持することができる、2つのレール36の平坦な区域の形態の2つの保持部材34を含む。他の保持部材34の方をそれぞれ向く、各保持部材34のエッジ表面38は、互いに、及びそれらの間を走る鏡面に対して平行に延びていて、ここでホルダ10は全体として、この鏡面に関して鏡像対称になっている。エッジ表面38は、鏡面内に設置されたホルダ10の長手方向軸40を規定する。エッジ表面38から離れる方を向く保持部材34の側面42は各々、それらの延在部全体に渡って、基本的に、その自由端が平坦化された矩形の形状を有する翼板44を支持している。翼板44は、保持部材34から離れるように互いに向き合う方向に曲げられ、鏡面とほぼ平行になる。
ホルダ10を容器に取り付けるために、ホルダは、第1取付部材48及び2つの第2取付部材50を含む取付装置46を有する。第1取付部材48は、軸40に対して略直角に延びているほぼ正方形の平坦な基部板52と、各レール36のそれぞれの第1端部区域54とを含む。レール36の第1端部区域54は、鏡面に対して、直角に延びる横軸55の周りで保持部材34から離れるように、保持部材34の翼板44に向かう方向に曲げられ、端面にある基部板52の上側56に、各々、互いから偏移して接続される。結果として、2つの保持部材34は、第1取付部材48により互いに接続される。従って、第1取付部材48は、保持部24から離れる方へ約90°の部材角度にて角度付けられる。
更に、第1取付部材48は、ほぼ矩形の各々、上側56に対して直角に延びる基部板52の両側60のうちの1つに取付られ、基部板52から離れるようにレール36に向かう方向に曲げられ、鏡面とほぼ平行に設置されている、2つの翼板58を含む。第1取付部材48の翼板58は、レール36から離れる方を向く方向で、その基部板52を超えて突き出している。基部板52を超えて突き出している翼板の区域には、基部板52に接する側に、都度、凹部の形態の連結要素62が設けられる。各凹部は、レール36の方を向く第1側面64と、レール36から離れる方を向く第2側面66と、基部表面68とを有する。第2側面66は、同様にレール36から離れる方を向く基部板52の下側70を備えた面内に設置されている。第1側面64は第1連結面を形成し、第2側面66は第2連結面を形成し、基部表面68は連結要素62の当接面を形成する。
第1取付部材48の翼板58の隅部は平坦化されているので、その隅部、保持部材34の翼板44の隅部が互いに妨害し合うことはない。ここで第1取付部材48の翼板58の隅部はレール36の方を向き、保持部材34の翼板44の隅部は、その隅部に隣り合い同様に平坦化されている。レール36及び基部板52から離れる方を向く翼板58の隅部も平坦化されているので、第1取付部材48を容器へ取り付けるのが、より簡単になる。
第2取付部材50は各々、軸40及びレール36の第2端部区域74に対して直角に延びる矩形の基部板72を含み、それぞれの第2端部区域74は、鏡面に対して直角に延びる横軸75の周りで保持部材34から離れるように、保持部材34の翼板44に向かう方向に曲げられ、端面にあるそれぞれの基部板72の狭い上側76に接続される。結果として、第2取付部材50は、都度、約90°の部材角度にて保持部24から離れるように曲げられる。格納装置20が保持位置において、2つの取付部材50の2つの基部板72の長手方向の辺78が、互いに接触する。ここで2つの取付部材50の2つの基部板72の長手方向の辺78は相互の方を向く。2つのレール36間の自由空間は、基部板72内の凹部により続進する。
各第2取付部材50の基部板72の裏面は、平坦な突起80を担持しており、この突起は、第2取付部材50の狭い下側82を超える区域に突き出しており、その自由端は、第1取付部材48から離れる方を向く方向にほぼ直角で有角となる。ここで、第2取付部材50の狭い下側82は、狭い上側76の反対側に設置されている。平坦な突起80の自由端は、レール36と平行に延びている。
各第2取付部材50の基部板72の長手方向の辺84は、それぞれ他の第2取付部材50から離れる方を向き、基部板72から離れる方へ第1取付部材に向かう方向に有角となる翼板86の第1カテトス辺を成し、鏡面とほぼ平行となって、直角三角形の形状を有し、その直角三角形の斜辺は、隣のレール36の方を向く。翼板86の第2カテトス辺88は、基部板72の狭い下側82を備えた面内を延び、その自由端に、レール36から離れる方を向く突起90を有する。
平坦な突起80と、基部板72の、狭い下側82を含む区域と、翼板86の、第2カテトス辺88を含む区域とは、第2取付部材50の連結要素92を形成する。この点において、平坦な突起80の自由端の表面94は第1連結面を形成し、基部板72の狭い下側82と、翼板86の第2カテトス辺88とは、第2連結面を形成し、基部板72を超えて突き出す平坦な突起80の区域の表面96は、第1取付部材48から離れる方を向いて、連結要素92の当接面を形成する。ここで、平坦な突起80の自由端の表面94はレール36の方を向く。
結果として、取付部材48、50と保持部材34とは、互いにしっかりと接続される。これらの部材は、例えば、平坦な金属板から1つの穿孔ステップで生成できる平坦なモデルから変形することにより、一体に加工して作製することができる。
ホルダ10を外科容器の基部区域12、14に取り付けるには、まず初めに、図4に示すように、第2取付部材50の2つの平坦な突起80を、それぞれの壁区域12、14の開口16、18に通して案内することができる。大きい方の開口18を備えた壁区域14に取り付ける場合、2つの平坦な突起80を、隣りの開口18に通して案内し、小さい方の開口16を備えた壁区域12に取り付ける場合、間に付加的な開口16が設置されている2つの開口16を使用する。
第1取付部材48の基部板52に、第2取付部材50へ向かう長手方向軸40と平行な方向98に圧力が働くという点で、取付装置46は、取付位置から当接位置に移動することができる。レール36の端部区域54、74は、それぞれの取付部材48、50の基部板52、72を、弾性回復のやり方で、保持部材34に接続している。従って、取付部材48、50は、保持部材34に対して方向98への圧力により屈撓することができ、第1取付部材48の自由端と第2取付部材50の自由端との間の距離は低減する。距離が低減する結果として、基部板52を超えて突き出ている第1取付部材48の翼板58の区域も、それぞれの開口16、18に通して案内することが可能である。レール36及び基部板52から離れる方を向く翼板58の隅部が平坦化され、従って、開口16に通して案内すべき翼板58の区域が狭くなるという点で、特に、壁区域12の小さい方の開口16の1つに通して案内することがより簡単になる。
続いて、レール36の、弾性回復端部区域54、74を、復元要素として使用することができる。これらの復元要素は共に、ホルダ10の復元装置99を規定する。第1取付部材48の基部板52から圧力が取り除かれるとすぐに、ばね力により、取付部材48、50が取付位置へと逆行する。この点において、存在する連結要素は全て、2つの開口16、18間で各々が延びているウェブ100と係合する。
復元要素の弾性は、取付部材48、50と保持部材34とを、一枚のばね鋼から穿孔し、続いて変形することにより一体に形成するという点で、特に単純なやり方で確保することができる。
取付装置46を、当接位置から取付位置に移動することは、図5に概略的に示すような付加的な保証により、支援することができる。第1取付部材48には、第2取付部材50から離れるような、長手方向軸40と平行な方向102に向けられる引張力が働き、第2取付部材50には、第1取付部材48から離れるような、長手方向軸と平行な方向104に向けられる引張力が働く。
図6に、基部区域14に取付られたホルダ10の例示によって示すように、第1取付部材48の各連結要素62は、ウェブ100と係合状態にある。この点において、第1連結面を規定するその第1側面64は、レール36から離れる方を向くウェブ100の下側にあり、その第2側面66は、レール34の方を向くウェブ100の上側にあり、その第2側面66は、第2連結面を規定する。基部板52の下側72も付加的なウェブ100上の区域内に置かれているという点で、付加的な安定性が得られる。
図7に示すように、ホルダ10が容器に取付られると、第2取付部材50の平坦な突起80の自由端の表面94は各々、レール34から離れる方を向くウェブ100の表面に更に当接する。ここで、第2取付部材50の平坦な突起80の自由端の表面94は、第1連結面を規定する。基部板72の狭い下側82と、第2取付部材50の翼板86の第2カテトス辺88とは、レール34の方を向くウェブ100の表面に当接する。ここで、基部板72の狭い下側82と、第2取付部材50の翼板86の第2カテトス辺88は、第2連結面を共に規定する。ホルダ10の連結要素がウェブ100へこのように取付られる結果として、ホルダ10上でそれぞれの基部区域12、14に対して直角に延びる方向へ任意で引っ張る結果、ホルダ10をそれぞれの基部区域12、14から任意に除去することは、不可能となる。
取付装置46が取付位置のとき、取付部材48、50が各々、隣りのウェブ100の方を向きウェブ100の表面に当接する当接面を有するという点で、ホルダ10の、容器への取付の安定性を更に増すことができる。当接面は、第1取付部材48の場合、連結要素62の基部表面68であり、第2取付部材50の場合、第1取付部材48から離れる方を向く平坦な突起80の表面96である。各当接面は、当接するそれぞれのウェブ表面の方を向く方向への任意の滑動又は摺動に対してホルダ10を固着する。第1取付部材48の当接面、及び第2取付部材50の当接面が反対方向を向くことから、軸40に沿って働く引張力又は圧力に起因するホルダ10の任意の移動は、取付装置が取付位置に留まる限りにおいて、より困難になる。
ホルダ10を容器から除去できるようにするには、まず初めに、図8に示すように、第1取付部材48の基部板52に、方向98で圧力が働くという点で、取付装置46を、取付位置から当接位置に再度移動せねばならない。取付装置が当接位置にある間、まず初めに第1取付部材48を、続いて第2取付部材50を、それぞれの壁区域12、14から離れる方を向く方向106へのホルダ10への引張力によって、容器から除去することができる。
特に、小さい方の開口16を備えた基部区域12への取付の場合、ホルダ10は、第2取付部材50の翼板86上に設けられる突起90により、第1取付部材48に向かう方向への第2取付部材50への圧力によって当接位置に移動することが防止され、従って、容器から除去可能となることが防止される。例えば図6に示すように、突起90は各々、開口16内で係合する。第2取付部材50は、平坦な突起80を開口16を通して外に案内できるような程度まで第1取付部材48の方向へ屈撓することができない。というのも、その前に突起90がウェブ100を押すからである。結果として、まず初めに、基部区域12から第1取付部材48を除去しなければならない。
図9〜図11は、格納要素22を、まず初めに保持位置に設置された格納装置20に取り付けるための手順を示す。格納要素22は、そのそれぞれの側面30の各々の上に、溝108の形態の、側面30の長さ部分全体に渡って延びる接続要素を有する。両方の溝108は、格納要素22の第1エッジ表面26から離れる方を向く第2エッジ表面110と平行に、同じ距離のところで延びている。
2つの第2取付部材50が、互いから離れるような方向112に移動して、第1取付部材48の基部板52を通って延びるホルダ10の鏡面内にある曲げ軸113の周りで枢動するという点で、格納装置20は保持位置から除去位置にされる。結果として、2つのレール36間の距離が増加し、従って、2つの保持部材34間の距離も増加する。第1取付部材48の基部板52は、曲げ軸113に沿って僅かに曲げられる。
今度は、格納要素22を2つの保持部材34間で、軸40と平行な方向114に案内することができる。この点において、エッジ表面38が提供され保持要素として設計された保持部材34のエッジ区域116の正面に各溝108が案内されることになる。溝108と第2エッジ表面110との間に設置された格納要素22の側面30の区域は、2つの取付部材50の2つの基部板72間の自由空間に通して案内されることになる。
格納装置20がまだ除去位置にある間は、格納要素22は、保持部材34と遊動係合することができる。結果として、格納要素は、方向114へは単純なやり方で移動できるが、他の方向へは、困難を伴って屈撓することしかできない。
格納要素22が、その長さの延在部全体に渡って保持部材34間で位置決めされると、エッジ区域116のエッジ表面38は各々、格納要素22の側面30の方を向く。第2取付部材50が各々、相互へ向かう方向118へ枢動移動することに起因して、今度は、格納装置20を保持位置に逆移動することができる。その際、エッジ区域116は、形状ロック式及び力ロック式に溝108内で係合し、格納要素22は、格納装置20内で固着される。
格納要素22を保持部24から除去するには、格納要素は、まず初めに除去位置に逆移動しなければならない。このことは、ホルダ10が容器に取付られている場合、困難にされているか、または可能である。この場合、取付部材48、50が容器のウェブ100と係合状態にあることから、2つの取付部材50が互いに任意で移動することは、第2取付部材50の基部板72の任意の曲げと同じように、より困難となり、又は、防止されることになる。結果として、ホルダ10が容器に取付られると、格納要素22は保持部24内でしっかりと保持される。
例えば、ホルダを容器に取付ている間に、取付要素が容器の外側から容器の基部に近接され、特殊輪郭形状の要素が容器の内側から近接されて、その時初めて相互接続される、DE 20 2005 015 415 U1に記載のホルダとは対照的に、ホルダ10は、図4に示すように、即ち、例えば容器の受容空間内で、基部区域12又は14の一方の側から、基部区域12又は14に近接させて、全体として容器に取付、即ち、格納要素22を保持部24に接続することができる。この点において、好ましくはプラスチック材料から作製された格納要素は、取付部材48、50にしっかりと接続されており、好ましくはばねステンレス鋼のシートから取付部材48、50と一体に作製されている保持部材34に取付られる。通常、ホルダ10を取り付ける間、第2取付部材50は片手で、第1取付部材48はもう一方の手でそれぞれの基部区域12又は14の方へ案内し、それらの基部区域に固着する。ホルダ10の取付中、付加的な処理は不要であり、特に、ホルダ10の幾つかの部品を互いに接続することは不要である。これらの利点は、特に、取付部材48、50が格納装置20により互いに接続されていることから生じる。
図12〜図16では、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための本発明による外科ホルダの第2実施形態を、参照符号210を用いて示し提供する。更に、ホルダ210を取り付けることのできる、本発明による外科容器の基部の基部区域212を、図12〜図16に示す。基部区域212には、規則的に配置されて矩形の断面を有する開口214が設けられる。
ホルダ210の格納装置216は、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための格納要素218と、格納要素218を保持するための保持部220とを含む。格納要素218は、プラスチック材料、例えばシリコーンから作製され、基本的に、平坦な平行六面体の形状を有する。円形の断面を備えた開口224が、互いから離れる方を向く格納要素218の2つの側面222間を延びている。例えば、格納の目的で、開口224内にインプラントを収容することができる。
更に、格納要素218は2つの保持部開口226を有し、これらの保持部開口は、側面222間で同様に延び、平坦な矩形の形態の断面を有し、格納要素218のエッジ表面228から同じ距離のところに離間している。
ホルダ210の各保持部220は、ウェブの形態に設計されており、好ましくは、金属、特にばね鋼から作製された条片230の平坦な中央区域により規定される。格納要素218が保持部220にて保持されるように、都度、1つの保持部220が格納要素218の保持部開口226を通して案内される。
ホルダ210は、取付装置232によって容器に取り付けることができる。取付装置232は4つの取付部材234を含み、都度、2つの取付部材234が保持部220により互いに接続されている。各取付部材234は、条片230の外側区域により規定されており、保持部220にそれにより接続される弾性回復接続区域236を有する。2つの取付部材234が、格納要素218の側面222の各々の正面に位置決めされている。
条片230の平坦な保持部220は、保持部の面237を規定する。保持部220に接続される2つの取付部材234は、保持部220から離れるように保持部の面237から相互の方へと曲げられる。保持部220と、保持部に接続される取付部材234との間の部材角度238は、都度、約135°となる。
各取付部材234は、条片230の自由端を含む。この自由端は、保持部の面237から離れるように、同じ保持部220に接続される第2取付部材234へ向かう方向に、約180°曲げられており、取付部材234の連結要素240、242を規定する。従って、各取付部材234はフックの形状を有し、この形状は、同じ保持部220に接続される第2取付部材234の方へと開いている。
相互の方を向く、各連結要素240、242の2つの側面は、2つの連結面244、246を規定しており、第1連結面244は基本的に格納装置216の方を向き、第2連結面246は基本的に格納装置216から離れる方を向く。
各連結要素240、242の表面は、当接面248を規定する。ここで各連結要素240、242の表面は、第1連結面244と第2連結面246との間に配置されて第1連結面244及び第2連結面246に対して略直角に延びている。
保持部220、及び、連結要素240、242を含むこの保持部に接続される取付部材234は、一体に加工され、例えば平坦な金属条片から複数の曲げによって、単純なやり方で生成することができる。
ホルダ210を外科容器の基部区域212に取り付けるには、フック様の2つの取付部材234の第1連結要素240を各々、図14及び図15に示すように、まず初めに、基部区域212内の開口214に通して案内することができる。ここでフック様の2つの取付部材234の第1連結要素240は格納要素218の2つの側面222のうちの1つの正面に配置されている。開口214に通して案内された第1連結要素240は各々、第1連結面240が、格納装置216から離れる方を向くウェブ250の下側に当接し、第2連結面242が、格納装置216の方を向くウェブ250の上側に当接するように、2つの開口214間に延在するウェブ250と係合する。連結要素240の当接面248は、隣りのウェブ250の方を向いているウェブ250の表面に当接する。第1連結要素240を含むフック様の取付部材234は各々、ウェブ250に引っ掛けられる。
格納要素218のもう一方の側面222の正面に配置された2つの取付部材234の第2連結要素242は、取付装置232が取付位置に留まる限りにおいて、同様に開口214に通して案内することはできない。というのも、第2連結要素が各々、ウェブ250の正面に位置決めされており、そこを通過して案内することができないからである。
取付装置232は、今度は、基部区域212へ向かう方向254での、取付部材234及び/又は格納要素218への圧力の結果として、当接位置に移動することができる。開口214に通して既に案内された、ウェブ250に当接する第1連結要素240が、これらのウェブ250との係合状態に留まる一方で、第2連結要素243の外側表面252は、この外側表面が正面に各々配置されているウェブ250の表面上を滑走する。この点において、部材角度238が増し、保持部220により互いに接続されるそれぞれの2つの取付部材234間の距離が増加する。この工程の結果として、取付装置232は、当接位置に移動する。当接位置では第2連結要素242の各々をも最終的に開口214に通して案内できる。
取付部材234の、2つの弾性回復接続区域236は各々、ホルダ210の復元要素を規定し、従って、共に、ホルダ210の復元装置258を規定する。2つの連結要素242がいったん開口214に通して案内されると、部材角度238は、ばね力により再度低減され、2つの連結要素242と第1連結要素240との間の距離は小さくなることになる。第2連結要素242の各々も、はめ込みにより、上でその外側表面252が取付中に摺動したウェブ250と係合する。フック様の取付部材234の各々も、今度はウェブ250に引っ掛けられる。ここでフック様の取付部材234の各々は2つの連結要素242を含む。
ホルダ210の、フック様の取付部材234は、容器のウェブ250に、説明したやり方で、単に復元装置258を用いて、施錠することができる。ホルダ210の各取付部材234のフックは、同じ保持部220に接続される第2取付部材234の方へと開いているが、付加的な実施形態において、同じ保持部に接続される第2取付部材から各々が離れる方を向いて開いているフック様の取付部材も提供することができる。ホルダの、このような実施形態は、当接位置での部材角度の大きさが、取付位置での大きさと比較して低減されているという点で、例えば容器に取り付けることができる。
ホルダ210の、容器への取付の安定性は、更に、格納要素218のエッジ表面228も複数のウェブ250の表面に当接するという点で、増加する。
図16に示すように、基部区域212に取付られたホルダ210は、連結要素240、242の第1連結面がウェブ250の下側に当接しているという理由で、基部区域212から離れる方を向く方向260での、格納要素218又は取付部材234への引張力によって容器から除去することはできない。連結要素240、242の当接面248が、ウェブ250の対応する取付面に当接しているため、ホルダ210も、それぞれの取付面の方を向く方向に任意で滑動又は摺動することが防止される。
ホルダ210を基部区域212から除去するには、取付装置232を取付位置から当接位置に移動させることが必要である。この目的で、例えば、ウェブ250の下側に当接する第2連結要素242の複数部分を、第1連結要素240から離れる方を向く方向262に移動することができる。第1連結要素240の位置は不変のままであり、部材角度238は大きさが増す。いったん当接位置に達すると、第2連結要素242は開口214に通して案内することができる。続いて、取付装置232を、復元装置258により取付位置に逆移動すると、第1連結要素240もそれぞれのウェブ250から除去され、第1連結要素240が開口214に通して案内される結果として、ホルダ210を基部区域212から除去することができる。
格納要素218は、保持部220に解放可能に接続することができる。その際、この格納要素は、保持部220が保持部開口226から外へ案内されるという点で、保持部220から除去することができる。この点において、取付部材234も、都度、連結要素240、242が取付部材に提供された状態で、保持部開口226に通して案内される。
格納要素218を保持部220に接続する間、まず初めに、取付部材234が保持部開口226に通して案内され、続いて、保持部220が保持部開口226内に案内される。
格納要素218も、保持部220にしっかりと接続することができる。この場合、ホルダ210全体は、例えば、格納要素218のプラスチックで条片230を覆うことにより得ることのできる単一の構成要素から成る。
図12〜図16に示すようなホルダ210内の保持部220及び取付装置232をその様々な区域が規定する条片230自体が、本発明による完全なホルダを規定することもできる。その条片の中央区域はこの場合、ホルダ210とは対照的に、格納要素を保持するための保持部220を規定するのではなく、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための格納装置として役立つ。この一体形のホルダは、付加的な構成要素、例えば格納要素等と任意に相互作用することなく、外科容器の基部又は側壁に取り付けることができる。ホルダ210の場合と同様の機構を、このホルダの、容器への取付及び除去に使用することができる。例えば、外科器具、インプラント、ケーブル、回路基板、又は小型モータを、このホルダのウェブ様の格納装置と、このホルダが取付られる基部区域との間で、保持及び/又は格納し、例えば締め付けることができる。結果として、好ましくはばね鋼から製造された条片230は、多方面の用途を有する。
本発明によるホルダの更なる実施形態において、条片230の中央区域を、例えばプラスチック材料で変形し又は覆うことにより更に処理する結果として、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するのに適した格納装置を得ることができる。
ホルダ210は、全体として、即ち、格納要素218を簡単な操作により保持部220に接続して、容器の基部区域212に取り付けることができる。取付部材234は、その1つの側から基部区域21の方へもたらして、基部区域に取り付けることができる。ここで取付部材234は格納装置216により互いに接続されている。この点において、まず初めに第1連結要素240が、続いて第2連結要素242が各々、ウェブ250と係合する。これらのステップは、片手で次々と迅速に実行することができる。
図17に、外科容器の外科器具及び/又はインプラントのための、本発明による外科ホルダの第3実施形態を示す。ホルダ310が含む様々な要素は、図12〜図16で説明したホルダ210の要素と同じである。しかし、ホルダ310の場合、更に、安定化要素312が設けられる。この安定化要素は、2つの取付部材316を互いに接続し、接続される取付部材316は、保持部上で保持されている格納要素320の同じ側面318の正面に配置される。ここで2つの取付部材316は異なる保持部に接続されている。安定化要素312は、接続区域322と連結要素324との間に配置された、2つの取付部材316のそれぞれの区域326の、両側間を延びていて、両側間は相互の方を向いている。ホルダ210では2つの条片230が互いから分離されていた代わりに、ホルダ310は、一体に加工された構成要素328を含む。この構成要素は、2つの保持部と、各保持部に接続されるそれぞれ2つの取付部材316、329と、安定化要素312とを含む。構成要素328は、金属板から平坦なモデルを穿孔し、続いてモデルを曲げることにより作製することができる。このモデルは、好ましくはばねステンレス鋼から作製される。
格納要素320は、構成要素328に解放可能に接続することができる。その場合、格納要素320は、安定化要素312により互いに接続していない2つの取付部材329が、続いて、取付部材に接続される保持部が各々、格納要素320の保持部開口330に通して案内されるという点で、保持部に装着することができる。格納要素320の、保持部314からの除去は、まず初めに保持部314を、続いて、安定化要素312により互いに接続していない取付部材329を、保持部開口330から外へ案内することにより実行される。
構成要素328の使用は、格納要素320を保持部に取り付けるのに、わずか2つの個々の部品を使用すればよく、特に、両方の保持部が格納要素320に一度で接続できるという利点を提案する。更に、ホルダ310の、容器への取付の安定性が大きくなる。
この別法として、ホルダ310の場合、格納要素320も構成要素328にしっかりと接続することができる。
構成要素328は、格納要素320と合わせてホルダ310を形成するだけでなく、上で説明した条片230のように、本発明によるホルダを独自に規定することもできる。この点において、ホルダ310の場合、保持部を規定する構成要素328の区域は、格納装置として使用される。

Claims (61)

  1. 外科容器、特に無菌容器又は穴開きバスケットのための、外科器具及び/又はインプラント用外科ホルダ(10;210;310)であって、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための格納装置(20;216)と、該ホルダ(10;210;310)を前記容器に取り付けるための取付装置(46;232)とを含む外科ホルダにおいて、
    前記格納装置(20)が、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための少なくとも1つの格納要素(22)と、前記少なくとも1つの格納要素(22)を保持するための少なくとも1つの保持部(24)とを含むこと、及び、
    前記少なくとも1つの保持部(24)が保持位置から除去位置へと移送可能であって、該保持位置では前記少なくとも1つの格納要素(22)が該少なくとも1つの保持部(24)の上に保持され、かつ、該除去位置では前記少なくとも1つの格納要素(22)及び該少なくとも1つの保持部(24)が互いから取り外し可能であること、
    を特徴とする外科ホルダ。
  2. 請求項1に記載のホルダにおいて、
    前記取付装置(46;232)が取付位置から当接位置へと移送可能であって、該取付位置では該取付装置が前記容器と係合接続されるよう適合され、かつ、該当接位置では前記取付装置が前記容器から係合解除されるよう適合されていること、及び、
    前記取付装置(46;232)が、前記ホルダ(10;210;310)を前記容器に取り付けるための少なくとも2つの取付部材(48;50;234;316;329)を含み、該取付部材が前記格納装置(20;216)により互いに接続されること、
    を特徴とするホルダ。
  3. 請求項2に記載のホルダにおいて、前記少なくとも2つの取付部材(48;50;234;316;329)のうちの少なくとも1つが、前記格納装置(20;216)及び/又は別の取付部材(48;50;234;316;329)に対して移動可能となるよう配置されることを特徴とするホルダ。
  4. 請求項2又は3に記載のホルダにおいて、前記取付部材(48;50;234;316;329)が前記格納装置(20;216)から突出することを特徴とするホルダ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記取付装置(46;232)を前記当接位置から前記取付位置に移送するための復元装置(99;258)が設けられることを特徴とするホルダ。
  6. 請求項5に記載のホルダにおいて、前記復元装置(99;258)が、前記取付装置(46;232)を前記当接位置から前記取付位置に移送するための少なくとも1つの復元要素(54;74;236)を含み、該要素が、前記少なくとも2つの取付部材(48;50;234;316;329)のうちの1つと関連することを特徴とするホルダ。
  7. 請求項6に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの復元要素(54;74;236)が、前記取付部材(48;50;234;316;329)の弾性回復区域の形態に設計されることを特徴とするホルダ。
  8. 請求項2〜7のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記少なくとも2つの取付部材(48;50;234;316;329)の間の距離が、前記取付位置よりも前記当接位置の方で、大きい又は小さいことを特徴とするホルダ。
  9. 請求項8に記載のホルダにおいて、前記距離が、前記少なくとも2つの取付部材(48;50;234;316;329)の自由端の間で規定されることを特徴とするホルダ。
  10. 請求項2〜9のいずれか1項に記載のホルダにおいて、
    前記少なくとも2つの取付部材(48;50;234;316;329)の少なくとも1つが、少なくとも1つの連結要素(62;92;240;242)を含み、かつ、
    前記少なくとも1つの連結要素(62;92;240;242)が、外科容器の対応する取付面に当接する第1連結面(64;244)を有し、該第1連結面が、前記格納装置(20;216)の方を又は基本的に前記格納装置(20;216)の方を向くこと、及び
    該ホルダが、外科容器の少なくとも1つの対応する取付面に当接する少なくとも1つの第2連結面(66;246)を有し、該第2連結面が、前記格納装置(20;216)から離れる方を又は基本的に前記格納装置(20;216)から離れる方を向くこと、
    を特徴とするホルダ。
  11. 請求項10に記載のホルダにおいて、
    前記第1連結面(64;244)が第1連結平面を規定すると共に、前記第2連結面(66;246)が第2連結平面を規定し、かつ、
    前記第1及び第2連結平面が互いに平行又は略平行であること、及び、
    前記格納装置(20;216)からの距離が、前記第2連結平面よりも前記第1連結平面の方で大きいこと、
    を特徴とするホルダ。
  12. 請求項10又は11に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの連結要素(62)が、第1側面を備えた凹部の形態に設計され、前記第1側面が、前記第1連結面(64)を規定することを特徴とするホルダ。
  13. 請求項10又は11に記載のホルダにおいて、
    前記少なくとも1つの連結要素が、第1側面を備えた突起の形態に設計されること、及び、
    前記第1側面が前記第1連結面を規定すること、
    を特徴とするホルダ。
  14. 請求項10又は11に記載のホルダにおいて、
    前記少なくとも1つの連結要素(240;242)が、前記少なくとも1つの取付部材(234)の湾曲する自由端の形態に設計され、かつ、
    前記湾曲自由端が第1側面を有すると共に、前記第1側面が前記第1連結面(244)を規定すること、
    を特徴とするホルダ。
  15. 請求項10〜14のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの第2連結面(66;246)が、前記少なくとも1つの連結要素(62;92;240;242)上に設けられることを特徴とするホルダ。
  16. 請求項15に記載のホルダにおいて、
    前記少なくとも1つの連結要素(62;92;240;242)が、前記少なくとも1つの取付部材(48;50;234;316;329)の凹部、突起、又は湾曲する自由端の形態に設計されると共に第2側面を有し、かつ、
    前記第2側面が前記少なくとも1つの第2連結面(66;246)を規定すること、
    を特徴とするホルダ。
  17. 請求項10〜14のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの第2連結面が前記格納装置の上に設けられることを特徴とするホルダ。
  18. 請求項10〜17のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記取付装置(46;232)が、前記第1及び/又は第2連結面(64;66;244;246)に対して直角又は略直角に延びる少なくとも1つの当接面(68;96;248)を有すると共に、前記取付位置にて前記容器の対応する取付面に当接するよう適合されていることを特徴とするホルダ。
  19. 請求項18に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの当接面(68;96;248)が少なくとも1つの取付部材(48;50;234;316;329)の上に設けられることを特徴とするホルダ。
  20. 請求項1〜19のいずれか1項に記載のホルダにおいて、
    前記格納装置(20;216)が、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための少なくとも1つの格納要素(22;218)と、前記少なくとも1つの格納要素(22;218)を保持するための少なくとも1つの保持部(24;220)とを含むこと、及び、
    前記取付装置(46;232)が、前記少なくとも1つの保持部(24;220)により互いに接続される少なくとも2つの取付部材(48;50;234;316;329)を含むこと、
    を特徴とするホルダ。
  21. 請求項20に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの保持部(24;220)が、前記少なくとも2つの取付部材(48;50;234;316;329)の間に配置されることを特徴とするホルダ。
  22. 請求項20又は21に記載のホルダにおいて、前記少なくとも2つの取付部材(48;50;234;316;329)のうちの少なくとも1つが、前記少なくとも1つの保持部(24;220)から離れる方に部材角(238)にて角度付けられることを特徴とするホルダ。
  23. 請求項22に記載のホルダにおいて、前記部材角度(238)が20°〜160°であることを特徴とするホルダ。
  24. 請求項20〜23のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの保持部(220)が、平坦又は略平坦なウェブの形態に設計されることを特徴とするホルダ。
  25. 請求項20〜24のいずれか1項に記載のホルダにおいて、
    少なくとも1つの保持部受け器が前記少なくとも1つの格納要素(218)の上に設けられること、及び、
    前記少なくとも1つの保持部(220)が、前記少なくとも1つの保持部受け器と係合するよう適合されていること、
    を特徴とするホルダ。
  26. 請求項25に記載のホルダにおいて、
    前記少なくとも1つの保持部受け器が、前記格納要素(218)にて保持部開口(226)の形態に設計されること、及び、
    前記少なくとも1つの保持部(220)が、前記少なくとも1つの保持部開口(226)を通って案内されるよう適合されていることを特徴とするホルダ。
  27. 請求項20〜26のいずれか1項に記載のホルダにおいて、少なくとも2つの保持部が、少なくとも1つの安定化要素により互いに接続されることを特徴とするホルダ。
  28. 請求項20〜27のいずれか1項に記載のホルダにおいて、異なる保持部に接続される少なくとも2つの取付部材(316)が、少なくとも1つの安定化要素(312)により互いに接続されることを特徴とするホルダ。
  29. 請求項1〜28のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記取付装置(46)が取付位置から当接位置へと移送可能であって、該取付位置では該取付装置が前記容器と係合接続するよう適合されかつ、該当接位置では該取付装置が前記容器から係合解除されるよう適合されていることを特徴とするホルダ。
  30. 請求項1〜29のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記取付装置(46)が、前記格納装置(20)の前記少なくとも1つの保持部(24)により互いに接続される少なくとも2つの取付部材(48;50)を含むことを特徴とするホルダ。
  31. 請求項1〜30のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの保持部(24)が、前記保持位置にて前記少なくとも1つの格納要素(22)を保持するための少なくとも1つの保持部材(34)を含むことを特徴とするホルダ。
  32. 請求項31に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの保持部(24)が少なくとも2つの保持部材(34)を含むことを特徴とするホルダ。
  33. 請求項32に記載のホルダにおいて、前記少なくとも2つの保持部材(34)が、互いに移動可能となるよう配置されることを特徴とするホルダ。
  34. 請求項33に記載のホルダにおいて、前記少なくとも2つの保持部材(34)が、互いに枢動可能となるよう配置されることを特徴とするホルダ。
  35. 請求項33又は34に記載のホルダにおいて、前記少なくとも2つの保持部材(34)が、それぞれ第1端部及び第2端部を有すると共に、ヒンジ接続により前記第1端部にて互いに接続されることを特徴とするホルダ。
  36. 請求項35に記載のホルダにおいて、前記ヒンジ接続が、簡単なヒンジ、フィルムヒンジ、又はばねヒンジの形態に設計されることを特徴とするホルダ。
  37. 請求項35又は36に記載のホルダにおいて、1つの取付部材(48)が前記ヒンジ接続を含むことを特徴とするホルダ。
  38. 請求項35〜37のいずれか1項に記載のホルダにおいて、取付部材(50)が少なくとも1つの保持部材(34)の前記第2端部に配置されることを特徴とするホルダ。
  39. 請求項31〜38のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの保持部材(34)が、前記少なくとも1つの格納要素(22)を前記保持位置にて形状ロック式及び/又は力ロック式に保持するための少なくとも1つの保持要素(116)を有することを特徴とするホルダ。
  40. 請求項39に記載のホルダにおいて、少なくとも1つの保持部材(34)の少なくとも1つの保持要素(116)が、別の保持部材(34)の方又は基本的に別の保持部材(34)の方を向くことを特徴とするホルダ。
  41. 請求項39又は40に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの保持要素が、突起の形態に設計されることを特徴とするホルダ。
  42. 請求項39又は40に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの保持要素が、凹部の形態に設計されることを特徴とするホルダ。
  43. 請求項39〜42のいずれか1項に記載のホルダにおいて、少なくとも1つの保持部材が、特殊輪郭形状のレールの形態に設計されることを特徴とするホルダ。
  44. 請求項1〜43のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの格納要素(22)が、前記保持位置において前記少なくとも1つの保持部(24)の上に形状ロック式及び/又は力ロック式にて保持される少なくとも1つの接続要素(108)を有することを特徴とするホルダ。
  45. 請求項44に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの接続要素(108)が、保持要素(116)に対応するよう設計されることを特徴とするホルダ。
  46. 請求項44又は45に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの接続要素(108)が、突起又は凹部の形態に設計されることを特徴とするホルダ。
  47. 請求項46に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの接続要素(108)が、溝の形態に設計されることを特徴とするホルダ。
  48. 請求項20〜47のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの格納要素(22)が、特殊輪郭形状の棒の形態に設計されることを特徴とするホルダ。
  49. 請求項20〜48のいずれか1項に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの保持部(24;220)と、前記少なくとも2つの取付部材(48;50;234;316;329)とが、解放不能に接続されることを特徴とするホルダ。
  50. 請求項49に記載のホルダにおいて、前記少なくとも1つの保持部(24;220)と、前記少なくとも2つの取付部材(48;50;234;316;329)とが、一体に加工されることを特徴とするホルダ。
  51. 請求項1〜50のいずれか1項に記載のホルダにおいて、該ホルダが少なくとも部分的に金属から作製されることを特徴とするホルダ。
  52. 請求項1〜51のいずれか1項に記載のホルダにおいて、該ホルダが少なくとも部分的にプラスチック材料から作製されることを特徴とするホルダ。
  53. 外科器具及び/又はインプラントの格納及び/又は殺菌及び/又は清浄のための外科容器であって、
    基部及び側壁により規定される受容空間と、外科器具及び/又はインプラントのための少なくとも1つのホルダ(10;210;310)とを含み、かつ、
    前記少なくとも1つのホルダ(10;210;310)が、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための格納装置(20;216)と、前記ホルダ(10;210;310)を前記容器に取り付けるための取付装置(46;232)とを含む外科容器において、
    前記格納装置(20)が、外科器具及び/又はインプラントを保持及び/又は格納するための少なくとも1つの格納要素(22)と、前記少なくとも1つの格納要素(22)を保持するための少なくとも1つの保持部(24)とを含むこと、及び、
    前記少なくとも1つの保持部(24)が保持位置から除去位置へと移送可能であって、該保持位置では前記少なくとも1つの格納要素(22)が該少なくとも1つの保持部(24)の上に保持され、かつ、該除去位置では前記少なくとも1つの格納要素(22)及び該少なくとも1つの保持部(24)が互いから取り外し可能であること、
    を特徴とする外科容器。
  54. 請求項53に記載の外科容器において、前記少なくとも1つのホルダ(10;210;310)が、請求項2〜52のいずれか1項に記載のホルダ(10;210;310)であることを特徴とする外科容器。
  55. 請求項53又は54に記載の外科容器において、該外科容器が、前記少なくとも1つのホルダ(10;210;310)の前記取付装置(46;232)を前記容器に取り付けるための少なくとも1つの取付面を有することを特徴とする外科容器。
  56. 請求項53〜55のいずれか1項に記載の外科容器において、
    該外科容器が、少なくとも1つのウェブ(100;250)により互いから分離される複数の開口(16;18;214)を有すること、及び、
    前記少なくとも1つの取付面が、ウェブ(100;250)の表面の少なくとも一部により規定されること、
    を特徴とする外科容器。
  57. 請求項56に記載の外科容器において、前記少なくとも1つのウェブ(100;250)が、前記少なくとも1つのホルダ(10;210;310)の第1連結平面と第2連結平面との間の距離に対応する幅を有することを特徴とする外科容器。
  58. 請求項56又は57に記載の外科容器において、前記開口(16;18;214)が矩形の断面を有することを特徴とする外科容器。
  59. 請求項56〜58のいずれか1項に記載の容器において、前記開口(16;18;214)が規則的に配置されることを特徴とする容器。
  60. 請求項53〜59のいずれか1項に記載の外科容器において、該外科容器が無菌容器として設計されることを特徴とする外科容器。
  61. 請求項53〜59のいずれか1項に記載の外科容器において、該外科容器が穴開きバスケットとして設計されることを特徴とする外科容器。
JP2013105266A 2007-06-25 2013-05-17 外科容器用外科ホルダ及び外科容器 Active JP5638659B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102007030863.0 2007-06-25
DE102007030863A DE102007030863A1 (de) 2007-06-25 2007-06-25 Chirurgische Halterung für einen chirurgischen Behälter und chirurgischer Behälter

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008162784A Division JP5333894B2 (ja) 2007-06-25 2008-06-23 外科容器用外科ホルダ及び外科容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013176615A true JP2013176615A (ja) 2013-09-09
JP5638659B2 JP5638659B2 (ja) 2014-12-10

Family

ID=39855333

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008162784A Active JP5333894B2 (ja) 2007-06-25 2008-06-23 外科容器用外科ホルダ及び外科容器
JP2013105266A Active JP5638659B2 (ja) 2007-06-25 2013-05-17 外科容器用外科ホルダ及び外科容器

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008162784A Active JP5333894B2 (ja) 2007-06-25 2008-06-23 外科容器用外科ホルダ及び外科容器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8069998B2 (ja)
EP (2) EP2377485B1 (ja)
JP (2) JP5333894B2 (ja)
DE (1) DE102007030863A1 (ja)
ES (2) ES2659404T3 (ja)

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8579123B2 (en) * 2006-02-16 2013-11-12 Fasteners For Retail, Inc. Merchandising system
JP5256119B2 (ja) 2008-05-27 2013-08-07 パナソニック株式会社 補聴器並びに補聴器に用いられる補聴処理方法及び集積回路
US8511468B2 (en) 2009-02-20 2013-08-20 Nichols-Reeves Enterprises, Llc Surgical instrument holder
NL1037253C2 (nl) * 2009-09-04 2011-03-08 Swan Medical B V Inrichting voor het positioneren van gereedschappen.
DE202009012909U1 (de) * 2009-09-25 2011-02-10 Specker, Dieter Haltevorrichtung, Siebschale und Siebkorb
US8505748B2 (en) * 2010-03-31 2013-08-13 Sylvia Jones Apparatus configured to support surgical instruments
US8272508B2 (en) * 2010-10-08 2012-09-25 Containmed, Inc. Modular container for medical instruments and implants with flexible edge holders
US8827088B1 (en) * 2010-11-19 2014-09-09 Greatbatch Ltd. Wedge-lock bracket fixation
JP5585473B2 (ja) * 2011-01-31 2014-09-10 ウシオ電機株式会社 インプラント用紫外線照射装置
DE102011056821A1 (de) * 2011-12-21 2013-06-27 Aesculap Ag Medizinische Clipträgervorrichtung
JP2013220194A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Fuji Flex Co Ltd 滅菌ケース用トレイ
USD704855S1 (en) 2012-06-16 2014-05-13 Hu-Friedy Mfg. Co., Llc Sterilization cassette
US9259273B2 (en) 2012-10-16 2016-02-16 Symmetry Medical Manufacturing, Inc. Movable holder for medical instruments and associated methods
US10260545B2 (en) 2013-04-08 2019-04-16 Fasteners For Retail, Inc. Latch assembly for securing tracks and dividers to a front rail
US9357841B2 (en) 2013-04-08 2016-06-07 Fasteners For Retail, Inc. Latch assembly for securing tracks and dividers to a front rail
USD705442S1 (en) 2013-04-15 2014-05-20 Hu-Friedy Mfg. Co., Llc Latch for a sterilization cassette
US9414893B2 (en) * 2013-05-24 2016-08-16 Daniel R. Jacobson Protective box for surgery
US9636429B2 (en) * 2013-11-12 2017-05-02 Symmetry Medical Manufacturing, Inc. Tray and bracket system and related methods
DE102014001104A1 (de) 2014-01-29 2015-07-30 Robert Simmoteit Lagerungsleiste und Lagerungsvorrichtung
JP6418709B2 (ja) * 2014-03-27 2018-11-07 株式会社フジフレックス 滅菌ケース用器具固定部材
US9782231B2 (en) * 2014-11-06 2017-10-10 Jeffrey Freerks Surgical instrument organizer
WO2016140290A1 (ja) * 2015-03-02 2016-09-09 諭 粟津 内視鏡保持部材および内視鏡保持方法ならびにそれを有するカート、洗浄シンク、洗浄消毒装置、スタンドおよび内視鏡保管庫
ES2875598T3 (es) * 2015-03-09 2021-11-10 Straumann Holding Ag Estuche para almacenamiento de instrumental médico
JP6098663B2 (ja) * 2015-05-07 2017-03-22 ウシオ電機株式会社 インプラント用紫外線照射装置
AT14852U1 (de) * 2015-07-30 2016-07-15 Fries Planungs- Und Marketinggesellschaft M B H Trägeranordnung
ITUB20154087A1 (it) * 2015-10-02 2017-04-02 Renzo Ferigo Contenitore per impianti dentali
NL2016373B1 (en) * 2016-03-07 2017-09-19 Wassenburg Medical B V Device for suspending one or more medical instruments, such as a drying cabinet for endoscopes and holding system for suspending one or more medical instruments.
US10945804B2 (en) * 2016-10-31 2021-03-16 Epix Orthopaedics, Inc. Sterilization tray for holding implant insertion device for attachment to implantable device and related devices
DE102017206780A1 (de) * 2017-04-21 2018-10-25 Aesculap Ag Flexibles Trennelement für Siebkörbe
DE102017004233A1 (de) * 2017-05-02 2018-11-08 Seidenader Maschinenbau Gmbh Zentriervorrichtung
DE102017109869A1 (de) * 2017-05-08 2018-11-08 Aesculap Ag Elastische Montageklemme
EP3415115A1 (de) * 2017-06-13 2018-12-19 W & H Dentalwerk Bürmoos GmbH Trägervorrichtung für ein aufzubereitendes, dentales instrument
CA3009395C (en) * 2017-06-26 2023-11-28 Seville Medical Inc. Surgical instrument and accessory organizer
US10478262B2 (en) * 2017-12-04 2019-11-19 Depuy Ireland Unlimited Company Orthopaedic instrument system including an instrument caddy and method for assembling a surgical instrument
US10507072B1 (en) * 2018-02-19 2019-12-17 Gayle MISLE Sterile stand for supporting surgical instruments
US10391190B1 (en) * 2018-02-21 2019-08-27 K1 Medical Technologies, LLC Modular tray and bracket assembly for equipment sterilization
DE102018104663A1 (de) * 2018-03-01 2019-09-05 Steffen Siemens Haltevorrichtung zum Halten eines portablen Medizingeräts
EP3829479A4 (en) * 2018-07-27 2022-04-20 K1 Medical Technologies, LLC MODULAR POST AND BLOCK ASSEMBLY FOR EQUIPMENT STERILIZATION
WO2020028233A1 (en) 2018-07-30 2020-02-06 EPIC Neuro, Inc. Transcranial current loop stimulation device
US11850116B2 (en) 2018-10-08 2023-12-26 Biomet 3I, Llc Surgical systems and trays
US10987205B2 (en) * 2018-10-08 2021-04-27 Biomet 3I, Llc Surgical systems and trays
WO2021050768A1 (en) * 2019-09-11 2021-03-18 Contech Medical, Inc. Systems and methods for securing medical devices
US11076942B2 (en) * 2020-04-05 2021-08-03 Christian Perlee Vertical holder for oral appliances
EP3919405B1 (de) * 2020-06-04 2024-03-20 ALWA GmbH & Co. KG Konstruktion & Formenbau Vorrichtung zur halterung von gegenständen
US11191603B1 (en) * 2021-03-09 2021-12-07 Cynthia Schor Surgical tool support system
DE102021123943A1 (de) * 2021-09-16 2023-03-16 Miele & Cie. Kg Aufnahmevorrichtung zum Aufnehmen mindestens eines Schlauchs für ein Reinigungsgerät und Reinigungsgerät
US11712317B2 (en) 2021-11-08 2023-08-01 Nichols-Reeves Enterprises, Llc Surgical instrument holder

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2812712A1 (de) * 1978-03-23 1979-09-27 Aesculap Werke Ag Vorrichtung zum lagern laenglicher handinstrumente oder -werkzeuge, insbesondere medizinischer instrumente
JPH07505798A (ja) * 1992-04-17 1995-06-29 ジァンスン、アンド、ジァンスン、メディカル、インコーパレイティド 医療器具を保持する保持装置及び保持方法
DE202005015415U1 (de) * 2005-09-26 2005-12-15 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgisches Befestigungselement für ein chirurgisches Profilelement eines chirurgischen Behälters
DE202007000931U1 (de) * 2007-01-15 2007-03-22 Aesculap Ag & Co. Kg Behälter zur Aufbewahrung chirurgischer Instrumente
DE102005047187A1 (de) * 2005-09-26 2007-04-05 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgisches Befestigungselement für ein chirurgisches Profilelement eines chirurgischen Behälters

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3751575A (en) * 1972-02-24 1973-08-07 Gen Cable Corp Ground level terminal housing
US4135868A (en) * 1977-04-05 1979-01-23 Herbert Schainholz Supports for instrument sterilization
US4762688A (en) * 1988-10-26 1988-08-09 Berry Jr Bernie B Autoclave tray for surgical apparatus
US5098676B2 (en) 1991-01-04 1997-11-25 Poly Vac Inc Sterilization and storage container tray
US5384103A (en) * 1992-03-17 1995-01-24 Micromedics, Inc. Instrument tray
US5681539A (en) * 1994-03-15 1997-10-28 Riley Medical, Inc. Surgical instrument retention bracket
US5533618A (en) * 1994-10-11 1996-07-09 Pickels, Jr.; Robert F. Surgical holster
US5492671A (en) * 1994-12-20 1996-02-20 Zimmer, Inc. Sterilization case and method of sterilization
US5599512A (en) * 1995-05-10 1997-02-04 Poly Vac, Incorporated Sterilization support and storage container system
US5759502A (en) * 1997-01-31 1998-06-02 Sterilization Cassette Systems, Inc. Instrument cassette having a mechanism to prevent lateral movement of an instrument support relative to an instrument support holder
US6244447B1 (en) * 1997-04-22 2001-06-12 Marcia A Frieze Instrument bracket with resilient locking means for use with a sterilizable tray
DE59804375D1 (en) 1998-03-06 2002-07-11 Harald Oberdorfer Tray
US6331280B1 (en) * 1999-05-14 2001-12-18 Poly Vac, Inc. Medical instrument sterilization system
US6629615B2 (en) * 1999-12-22 2003-10-07 Andrew Kim Organizer apparatus for medical instruments
US20020023890A1 (en) * 2000-05-22 2002-02-28 Gary Jensen Hinge member product display system
US6382575B1 (en) * 2000-07-28 2002-05-07 Paragon Medical, Inc. Instrument holder for use in conjunction with a mounting plate
US6969498B1 (en) * 2004-05-07 2005-11-29 Riley Medical, Inc. Surgical instrument bracket assembly
US8349271B2 (en) * 2006-03-07 2013-01-08 Symmetry Medical Manufacturing, Inc. Medical instrument container system

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2812712A1 (de) * 1978-03-23 1979-09-27 Aesculap Werke Ag Vorrichtung zum lagern laenglicher handinstrumente oder -werkzeuge, insbesondere medizinischer instrumente
JPH07505798A (ja) * 1992-04-17 1995-06-29 ジァンスン、アンド、ジァンスン、メディカル、インコーパレイティド 医療器具を保持する保持装置及び保持方法
DE202005015415U1 (de) * 2005-09-26 2005-12-15 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgisches Befestigungselement für ein chirurgisches Profilelement eines chirurgischen Behälters
DE102005047187A1 (de) * 2005-09-26 2007-04-05 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgisches Befestigungselement für ein chirurgisches Profilelement eines chirurgischen Behälters
DE202007000931U1 (de) * 2007-01-15 2007-03-22 Aesculap Ag & Co. Kg Behälter zur Aufbewahrung chirurgischer Instrumente

Also Published As

Publication number Publication date
ES2694502T3 (es) 2018-12-21
EP2377485A3 (de) 2013-05-22
EP2008608A1 (de) 2008-12-31
JP5638659B2 (ja) 2014-12-10
ES2659404T3 (es) 2018-03-15
US8069998B2 (en) 2011-12-06
EP2377485B1 (de) 2017-12-20
EP2377485A2 (de) 2011-10-19
JP2009006143A (ja) 2009-01-15
DE102007030863A1 (de) 2009-01-02
EP2008608B1 (de) 2018-08-15
US20080314789A1 (en) 2008-12-25
JP5333894B2 (ja) 2013-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5638659B2 (ja) 外科容器用外科ホルダ及び外科容器
US7900781B2 (en) Storage system
US8839954B2 (en) Medical clip carrier device
JP3949052B2 (ja) クリップの保持および装着用のカートリッジおよびシステム
US10940224B2 (en) Interface for fastening attachment parts to sterile containers
US20080116095A1 (en) Medical Instrument Container System
JP6863899B2 (ja) 医療器具の保管のためのカセット
US4730729A (en) Container for endoscopes and spare parts
US20160052682A1 (en) Spring-based Container Latch and Related Systems and Methods
JP3923536B2 (ja) 止血クリップ支持具
US20120311990A1 (en) Systems and methods for tool-less retractable storage of lengths of cable chain
US20070144926A1 (en) Modular container for the storage, organization, protection, sterilization and delivery of medical instruments and implants
CN108078493B (zh) 真空吸尘器灰尘容器的装置
RU2005135737A (ru) Система для закрепления вспомогательного оборудования на полке
US20100176016A1 (en) Instrument tray assembly and brackets for inserting into an instrument tray
EP3338971A1 (en) Shaving assembly dispenser
US20210380311A1 (en) Device for holding objects
CN109561940B (zh) 用于医疗对象的无菌容器
KR20180054233A (ko) 클립 애플라이어용 슬립 방지 구조의 조 유닛 및 이를 가진 클립 애플라이어
US6634127B2 (en) Picture frame
FI120168B (fi) Kiinnitysjärjestelmä levyn kiinnittämiseksi kotelon sisään
JP2004267764A (ja) 作業台付架台
JP2008073568A (ja) フィルタ装置
EP1053755A2 (en) Medical instrument sterilization system
JP5735007B2 (ja) 家具本体に機能ユニットを固定するための装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140318

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140616

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141022

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5638659

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250