JP2013220194A - 滅菌ケース用トレイ - Google Patents

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裕之 堀
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Abstract

【課題】器具類を支持する部材の脱着が容易であり、なおかつ、当該部材のレイアウトの自由度が高い滅菌ケース用トレイ及び滅菌ケースを提供する。
【解決手段】器具類を収容した状態で滅菌処理に供される滅菌ケースに使用されるトレイであって、(1)複数の貫通孔を有する底面板及び器具類を保持するための保持部材を含み、(2)前記貫通孔の少なくとも1つに、前記保持部材を固定するための脱着可能型連結部材が設置されており、(3)前記保持部材は、脱着可能な状態で前記連結部材を介して底面板に固定されている、ことを特徴とする滅菌ケース用トレイに係る。
【選択図】図9

Description

本発明は、特に医療器具、食器等の器具類を収容した状態で滅菌処理に供することができる滅菌ケースに用いられるトレイ(トレー)に関する。
滅菌ケースは、例えば医療器具(メス、鉗子、内視鏡等)をはじめとして種々の滅菌処理に欠かせないものである。具体的には、滅菌ケースのトレイの底面部に器具類を収納し、必要に応じて固定した上で、蓋をした後、オートクレーブ等の滅菌装置中に滅菌ケースごと装填し、所定の滅菌処理を実施する。この場合、滅菌ケース(トレイ)及び蓋にはケース内部と外気とをつなぐ複数の貫通孔が形成されているので、収容されている器具類は貫通孔を介して滅菌処理されることになる。
このような滅菌ケースとしては、例えば、医療器具を収容し、挿通孔を有する滅菌トレー(トレイ)と、前記医療器具を保持する保持部及び前記挿通孔に挿通され前記滅菌トレーに固定される固定部を有する保持部材と、前記滅菌トレーと前記固定部との間に形成され、前記滅菌トレーの外部と内部とを連通する連通部と、を具備することを特徴とする滅菌ケース(特許文献1)等が知られている。このトレイの保持部材では、保持部材と挿通孔を特定の形状とすることによって保持部材の取り外しが可能な構成となっている。
特開2008−253567
しかしながら、上記のトレイのように、保持部材と挿通孔とを直結する構成となっているため、保持部材の脱着が容易ではない。しかも、挿通孔を特定の形状としなければならない関係上、挿通孔のレイアウトが制約される結果、トレイ内において医療器具を配置するレイアウトの自由度も制限されてしまう。
従って、本発明の主な目的は、器具類を支持する部材の脱着が容易であり、なおかつ、当該部材のレイアウトの自由度が高い滅菌ケース用トレイ及び滅菌ケースを提供することにある。
本発明者は、従来技術の問題点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、保持部材と貫通孔とを特定の構造を有する部材を介して連結するという構成を採用することにより上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記の滅菌ケース用トレイ及び滅菌ケースに係る。
1. 器具類を収容した状態で滅菌処理に供される滅菌ケースに使用されるトレイであって、
(1)複数の貫通孔を有する底面板及び器具類を保持するための保持部材を含み、
(2)前記貫通孔の少なくとも1つに、前記保持部材を固定するための脱着可能型連結部材が設置されており、
(3)前記保持部材は、脱着可能な状態で前記連結部材を介して底面板に固定されている、
ことを特徴とする滅菌ケース用トレイ。
2. 脱着可能型連結部材が、a)保持部材を固定するための保持部、b)脱着可能型連結部材の回転を可能とするためのくびれ部及びc)底面板の貫通孔に嵌合する嵌合部を有する、前記項1に記載の滅菌ケース用トレイ。
3. 嵌合部及び貫通孔の形状が多角形であり、かつ、互いに嵌合することができる、前記項1に記載の滅菌ケース用トレイ。
4. 前記保持部材の材質がゴム類である、前記項1に記載の滅菌ケース用トレイ。
5. 脱着可能型連結部材が、a)保持部材を固定するための保持部、b)脱着可能型連結部材の回転を可能とするためのくびれ部及びc)底面板の貫通孔に嵌合する嵌合部が一体的に形成された成形体である、前記項2に記載の滅菌ケース用トレイ。
6. 格子状となるように複数の貫通孔が底面板に設けられている、前記項1に記載の滅菌ケース用トレイ。
7. 前記項1〜6のいずれかに記載のトレイを含む滅菌ケース。
8. 前記項1〜6のいずれかに記載の滅菌ケース用トレイのために使用される脱着可能型連結部材。
9. 脱着可能型連結部材が、a)保持部材を固定するための保持部、b)脱着可能型連結部材の回転を可能とするためのくびれ部及びc)底面板の貫通孔に嵌合する嵌合部を有する、前記項8に記載の脱着可能型連結部材。
本発明の滅菌ケース用トレイは、保持部材を固定するための脱着可能型連結部材を含む特定の構成を有することから、保持部材の脱着が容易であり、しかも保持部材のレイアウトの自由度が高い滅菌ケース用トレイ及び滅菌ケースを提供することができる。このため、例えば形状・大きさの異なる保持部材を自由に組み合わせて任意のレイアウトで配置できる結果、滅菌トレイに収納・固定する器具の種類を選ぶことなく、実質的にどのような形状・サイズの器具も収容することが可能となる。
本発明の滅菌ケース用トレイにおいて、底面板に脱着可能型連結部材及び保持部材を取り付けた状態を示す概略図である。 脱着可能型連結部材の一例を示す概略図である。 貫通孔を有する底面板の概略図(平面図)である。 レール状保持部を有する脱着可能型連結部材と、保持部材との組み合わせの一例を示す図である。 底面板の貫通孔に、脱着可能型連結部材の嵌合部を取り付ける際の概略図である。 実施例1で用いたステンレス鋼製バスケットの概略図である。図6(a)は正面図、図6(b)は長尺方向の側面図、図6(c)は短尺方向の側面図、図6(d)は斜視図である。 実施例1で使用した脱着可能型連結部材の概略図である。図7(a)は図7(b)をA方向から見た図、図7(b)は正面図、図7(c)は側面図、図7(d)は図7(b)をB方向から見た図、図7(e)及び図7(f)は斜視図である。 実施例1で使用した保持部材の概略図である。図8(a)は側面図、図8(b)は正面図、図8(c)及び図8(d)は斜視図である。 実施例1で作製した滅菌ケース用トレイにおいて、保持部材が取り付けられた領域の拡大図である。図9(a)は図9(b)をa方向からみた図、図9(b)は上方(図9(f)におけるA方向)からみた図、図9(c)は図9(b)をc方向からみた図、図9(d)は図9(b)をd方向からみた図、図9(e)は下方(図9(f)におけるB方向)からみた図、図9(f)は前記領域の斜視図である。 実施例1で作製した滅菌ケース用トレイの概略図である。図10(a)は正面図、図10(b)は長尺方向の側面図、図10(c)は短尺方向の側面図である。
本発明の滅菌ケース用トレイ(本発明トレイ)は、器具類を収容した状態で滅菌処理に供される滅菌ケースに使用されるトレイであって、
(1)複数の貫通孔を有する底面板及び器具類を保持するための保持部材を含み、
(2)前記貫通孔の少なくとも1つに、前記保持部材を固定するための脱着可能型連結部材が設置されており、
(3)前記保持部材は、脱着可能な状態で前記連結部材を介して底面板に固定されている、
ことを特徴とする。
本発明の滅菌ケース用トレイ(本発明トレイ)において適用できる器具類は限定的でなく、医療器具(メス、鉗子、内視鏡、腹腔鏡等)のほか、食器類等が挙げられる。また、滅菌処理も特に限定されず、例えばオートクレーブ、ガス(エチレンオキサイド等)、ガンマ線、プラズマ等の公知の方法のいずれの滅菌方法にも適用することができる。
以下において、本発明の滅菌ケース用トレイについて図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の滅菌ケース用トレイにおいて、脱着可能型連結部材が取り付けられた状態の概略図を示す。図1に示すように、底面板11と保持部材12は、底面板11の貫通孔14に嵌合している脱着可能型連結部材13を介して固定されている。ここで使用される脱着可能型連結部材13は、例えば図2に示すように、a)保持部材を固定するための保持部21、b)脱着可能型連結部材の回転を可能とするためのくびれ部22及びc)底面板の貫通孔に嵌合する嵌合部23を有している。
底面板
本発明トレイにおいては、例えば図3に示すように、底面板11は複数の貫通孔14を有する。貫通孔14は、1)貫通孔を通じて器具類を滅菌雰囲気に晒すこと、2)器具類を保持するための保持部を脱着可能型連結部材を介して固定することを主な目的として設けられる。貫通孔の形状、設置数、レイアウト等は特に限定されず、例えば収納する器具類の種類、数等に応じて適宜設定することができる。例えば、図3に示すように、正方形の貫通孔14であって、それがn(縦)×m(横)の格子状(碁盤目状、メッシュ状)に配置された構成を好適に採用することができる。図3においては、縦(m=8)×横(n=6)の合計48個の貫通孔が形成されている。貫通孔14の設置数を多くすればそれだけレイアウトの自由度を高めることができる。
底面板11の形状は、特に限定されず、通常は矩形型(長方形、正方形)とすれば良い。底面板の材質も制限されないが、通常はステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属のほか、ポリフェニレンサルフォン等の樹脂類を好適に採用することができる。底面板の大きさは、例えば収容する器具類の数等に応じて適宜変更することができる。底面板の厚みは、通常は0.5〜5mm程度とすれば良い。底面板の大きさは、例えば収容する器具類のサイズ、数等に応じて適宜変更することができる。
本発明では、底面板にはその周囲を囲むように側壁部が配置されていても良い。この場合、側壁部は、底面板と一体的に形成されていても良い。すなわち、本発明は、底面板と側壁部から構成される容器(バスケット)である場合も、本発明トレイに包含される。側壁部を含むときは、側壁部に貫通孔を形成することもできる。これにより、保持部材を脱着可能な状態で前記連結部材を介して側壁部に固定することもできる。側壁部の形状は、特に限定されず、通常は矩形型(長方形、正方形)とすれば良い。
側壁部の材質も制限されないが、通常はステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属のほか、ポリフェニレンサルフォン等の樹脂類を好適に採用することができる。側壁部の厚みは、通常は0.5〜5mm程度とすれば良い。また、側壁部の大きさは、例えば収容する器具類のサイズ、数等に応じて適宜変更することができる。
保持部材
保持部材は、器具類を保持するために使用されるものである。その保持形式(保持部材の形状及び大きさ)は従来の滅菌ケース又はトレイで採用されているものと同様のものを使用することができる。また、材質も公知のものを使用することができ、例えばシリコンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、フッ素ゴム等のゴム類を好適に用いることができる。
本発明において、保持部材は、脱着可能な状態で脱着可能型連結部材を介して底面板に固定される。より具体的には、保持部材と脱着可能型連結部材とは手指で取り外し・取り付けが可能な状態で連結されている。脱着可能な形態としては、例えば図4に示すように、脱着可能型連結部材13の保持部21をレール状部(溝状部、カーテンレール状部)とし、保持部材12(図4では、器具受け部の表記は省略している。)が脱着可能型連結部材13により支持される取付け部分33が前記レール状部に挿通できるような形状とすれば良い。
脱着可能型連結部材
脱着可能型連結部材は、前記貫通孔の少なくとも1つに設置される。脱着可能型連結部材は、保持部材と底面板とを連結するために用いる部材であって、その機能を発揮できる限りは形状等の限定はないが、特にa)保持部材を固定するための保持部、b)脱着可能型連結部材の回転を可能とするためのくびれ部及びc)底面板の貫通孔に嵌合する嵌合部を有することが好ましい。図4に示すように、a)保持部材12を取付け部33で保持する保持部21、b)脱着可能型連結部材の回転を可能とするためのくびれ部22、さらにc)底面板の貫通孔に嵌合する嵌合部23を有する構成が好適に採用することができる。
保持部21は、上述のように保持部材12の取付け部33と互いに嵌合するような形状とすることによって効果的に保持部材の固定を行うことができる。かかる形状は、前記のようなレール状とすることが好ましいが、この形状に限定されるものではない。
くびれ部22は、それが貫通孔に入った状態で回転できる限り、その形状、大きさ等は特に限定されない。また、その長さは、通常は底面板の厚みと同等又はそれ以上とすれば良いが、長すぎると脱着可能型連結部材が外れやすくなる場合があるため、通常はくびれ部の長さtは、底面板の厚みtとするとt≦t≦1.1tの範囲内に設定することが好ましい。
嵌合部23は、底面板の貫通孔に嵌合させる。このため、その形状は貫通孔と実質的に同じ形状・大きさであることが好ましい。嵌合部を貫通孔に押し込むことによって、図1に示すようにくびれ部に底面板が当接するようにすれば良い。この場合、嵌合部のすべてが底面板から出るようにすることが好ましい。
嵌合部及び貫通孔の形状は特に限定的ではないが、例えば三角形、四角形、五角形、六角形等の多角形とすることが好ましい。図5には、底面板に脱着可能型連結部材を取り付ける場合において、下方(図1の矢印方向)から見た状態を示す(但し、図5では貫通孔は1つのみ示し、他の貫通孔の表示は省略する。)。図5(a)において、まず正方形の貫通孔14とほぼ同じ大きさの正方形の底面形状をもつ嵌合部23をはめ込む。この状態でも脱着可能型連結部材を固定することは可能であるが、図5(b)に示すように嵌合部(脱着可能型連結部材)を回転(この場合は右又は左に45度回転)させることによって、嵌合部(脱着可能型連結部材)の貫通孔からの抜け落ちをより確実に防止することができる。従って、このような場合は、嵌合時において嵌合部が底面板を貫通させることによって、嵌合部のすべてが底面板から出るようにすることが好ましい。
また、本発明では、1つの脱着可能型連結部材に対して1つの保持部材が適用用される場合のほか、2つ又はそれ以上の個数の脱着可能型連結部材に対して1つの保持部材が適用される場合等の態様も包含される。これらは、保持部材の大きさ、形状等に応じて適宜設定することができる。
本発明トレイにおいて、脱着可能型連結部材は、保持部、くびれ部及び嵌合部は別々の部材を用いて組み立てられたものでも良いが、これらが一体的に成形された成形品を使用することもできる。例えば、合成樹脂、金属、ゴム等の成形品を用いることができる。
以下に実施例を示し、本発明の特徴をより具体的に説明する。ただし、本発明の範囲は、実施例に限定されない。
実施例1
まず、図6(d)に示すように、取手付きのステンレス鋼製バスケット61を用意した。このバスケットは、底面板11の四方が側壁部で囲まれた状態となっている。底面板11の大きさは約540mm×約250mmであり、厚みは約1mmである。底面板の各辺に側壁部が形成されており、高さ約100mmのバスケットである。また、底面板及び側壁部には、約6mm×約6mmの正方形の貫通孔がメッシュ状(格子状)に形成されている。
一方、図7に示すような脱着可能型連結部材を作製した。この部材は、ポリフェニレンサルフォン樹脂により一体的に成形された成形体であり、a)保持部材を固定するための保持部21、b)脱着可能型連結部材の回転を可能とするためのくびれ部22及びc)底面板の貫通孔に嵌合する嵌合部23を有する。保持部21は、レール状に成形されており、その中を保持部材が通るようになっている。くびれ部22は、その長さが底面板の厚みとほぼ同じに設計されており、手指で回転できるようになっている。嵌合部23は、底面板の貫通孔14(図9(e)参照)とほぼ同じ大きさの略正方形であって、より容易に手指ではめ込むことができるようにその角部が削られている。
また、保持部材として、図8に示すようなシリコンゴム製成形体を作製した。この成形体は、図8に示すように、器具受け部34を有するとともに、脱着可能型連結部材のレール状保持部21に挿通できるように取付け部33が形成されている。
次に、これらの部材を用いて滅菌トレイを組み立てた。まず、ステンレス鋼製バスケット61の底面板において互いに隣り合う2つの貫通孔に脱着可能型連結部材2つをそれぞれ嵌合部からはめ込んだ後、脱着可能型連結部材が貫通孔から抜けないように前記連結部材を右に約45度回転させてそれぞれ固定した。これら2つの脱着可能型連結部材のレール状保持部に1つの保持部材を挿通することによって、保持部材が底面板に脱着可能型連結部材を介して固定することができた。同様にして、さらに2つの保持部材を固定した。このようにして、合計3つの保持部材が脱着可能型連結部材を介して底面板に固定されたトレイを作製した。その保持部材が固定された領域の拡大図を図9に示す。また、全体図を図10に示す。図9及び図10に示すように、保持部材12を縦方向、横方向又は斜め方向に自由に配置することができた。
さらに、このようにして組み立てられたトレイに、医療器具(メス、インプラント用器具)を配置し、シリコンゴム製保持部材によって一時的に固定(仮固定)した後、トレイの上からステンレス鋼製蓋(図示せず)を載せた。その後、市販のオートクレーブ装置に滅菌ケースごと入れて通常の滅菌処理を実施した。滅菌処理された滅菌ケースの前記アルミニウム製蓋を取り外した後、脱着可能型連結部材及び保持部材の取り外しを試みたところ、両者を容易に手指で分離することができるとともに、脱着可能型連結部材を左に約45度回転させることによって底面板から容易に取り外すことができた。

Claims (9)

  1. 器具類を収容した状態で滅菌処理に供される滅菌ケースに使用されるトレイであって、
    (1)複数の貫通孔を有する底面板及び器具類を保持するための保持部材を含み、
    (2)前記貫通孔の少なくとも1つに、前記保持部材を固定するための脱着可能型連結部材が設置されており、
    (3)前記保持部材は、脱着可能な状態で前記連結部材を介して底面板に固定されている、
    ことを特徴とする滅菌ケース用トレイ。
  2. 脱着可能型連結部材が、a)保持部材を固定するための保持部、b)脱着可能型連結部材の回転を可能とするためのくびれ部及びc)底面板の貫通孔に嵌合する嵌合部を有する、請求項1に記載の滅菌ケース用トレイ。
  3. 嵌合部及び貫通孔の形状が多角形であり、かつ、互いに嵌合することができる、請求項1に記載の滅菌ケース用トレイ。
  4. 前記保持部材の材質がゴム類である、請求項1に記載の滅菌ケース用トレイ。
  5. 脱着可能型連結部材が、a)保持部材を固定するための保持部、b)脱着可能型連結部材の回転を可能とするためのくびれ部及びc)底面板の貫通孔に嵌合する嵌合部が一体的に形成された成形体である、請求項2に記載の滅菌ケース用トレイ。
  6. 格子状となるように複数の貫通孔が底面板に設けられている、請求項1に記載の滅菌ケース用トレイ。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の滅菌ケース用トレイを含む滅菌ケース。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の滅菌ケース用トレイのために使用される脱着可能型連結部材。
  9. 脱着可能型連結部材が、a)保持部材を固定するための保持部、b)脱着可能型連結部材の回転を可能とするためのくびれ部及びc)底面板の貫通孔に嵌合する嵌合部を有する、請求項8に記載の脱着可能型連結部材。
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