JP2013176412A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】個装による折り皺や折り癖をなくし、装着感を高めるとともに漏れを防止する。
【解決手段】透液性表面シート3と裏面シート2との間に吸収体4が介在されるとともに、個装に際して幅方向の折り線X1、X2にて長手方向に折り畳まれる生理用ナプキン1において、前記生理用ナプキン1の幅方向中央部であって前記折り線X1、X2上及び/又はその近傍に、生理用ナプキン1の幅方向に長い線状の形状保持部材20をナプキン幅方向に沿って配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、経血やおりものなどを吸収するための生理用ナプキン、パンティーライナー、失禁パッド等の吸収性物品、詳しくは個装時の折り畳み位置に形状保持部材を配置した吸収性物品に関する。
従来より、生理用ナプキン、パンティライナー、おりものシート、失禁パッドなどの吸収性物品として、ポリエチレンシートまたはポリエチレンラミネート不織布などからなる不透液性裏面シートと、不織布または透孔性プラスチックシートなどからなる透液性表面シートとの間に綿状パルプなどからなる吸収体を介在させたものが知られている。
この種の吸収性物品を個装するに際しては、前記不透液性裏面シート側の面(外面)に設けられた粘着剤層を紙又はフィルムからなる剥離シートによって被覆するとともに、吸収性物品の外面側に包装シートを配置し、これら吸収性物品、剥離シート及び包装シートを共に長手方向に三つ折り又は四つ折りとしていた。
ところが、個装された吸収性物品を開封して展開したとき、個装時の折り線に沿って折り皺や折り癖が残ることなどが問題となっていた。この問題を解決するため、下記特許文献1、2に開示されるように、折り線位置にエンボスを施したものが提案されている
特開2010−115368号公報 特開2010−178932号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に示されるように折り線位置にエンボスを施しても折り跡が残る場合があり、十分な効果が得られにくかった。また、前述の折り皺や折り癖によって装着時の違和感や、肌に密着しないことによる漏れが発生する場合があった。また、エンボスを施すことによってエンボス部分やその近傍の剛性が高くなり、肌当たりが悪化する原因になる場合があった。
そこで本発明の主たる課題は、個装による折り皺や折り癖をなくし、装着感を高めるとともに漏れを防止した吸収性物品を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、個装に際して幅方向の折り線にて長手方向に折り畳まれる吸収性物品において、
前記吸収性物品の幅方向中央部であって前記折り線上及び/又はその近傍に、吸収性物品の幅方向に長い線状の形状保持部材を吸収性物品の幅方向に沿って配設してあることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の発明では、吸収性物品の幅方向中央部であって個装の際の折り線上及び/又はその近傍に、吸収性物品の幅方向に長い線状の形状保持部材を吸収性物品の幅方向に沿って配設してあるため、開封の際に吸収性物品の三つ折りや四つ折りの折り畳み状態を展開した後、形状保持部材を部材長手方向の中央部が吸収性物品の表面側に隆起するように湾曲させ、吸収体を幅方向中央部が表面側に凸となるような湾曲状態に維持することによって、吸収体の長手方向に対する曲げ剛性を増して、個装による折り皺や折り癖をなくすようにしている。これに伴い、吸収性物品の装着感が改善し、漏れが防止できるようになる。なお、前記形状保持部材とは、曲げ荷重を作用させたときに容易に変形する可撓性を有し、この変形状態を維持して復元しにくい素材からなる線状の部材のことである。
請求項2に係る本発明として、前記吸収性物品は、前記透液性表面シートの面側に左右一対のエンボスが施され、
前記形状保持部材の部材長手寸法は、吸収性物品の長手方向中心線から両側にそれぞれ30mm以下の範囲に配設可能な長さで形成され、且つ少なくとも前記左右一対のエンボス同士の離間幅以上の長さで形成されている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項2記載の発明では、個装の折り線が吸収性物品の脚周りに当接する領域に形成される場合について規定している。この場合、形状保持部材の端部が脚の内側に当たると違和感や擦れの原因となるため、吸収性物品の長手方向中心線から両側にそれぞれ30mm以下の範囲に配設可能な部材長手方向長さで形成するとともに、この領域には通常左右一対のエンボスが施されるため、このエンボス間の剛性が高いことと、このエンボス間を肌側に隆起させてフィット性を向上させることが好ましいことを考慮して、エンボス間の変形性を高めるため、少なくとも左右のエンボス同士の離間幅以上の部材長手方向長さで形成することとしている。
請求項3に係る本発明として、前記形状保持部材は、吸収性物品の幅方向に間隔を空けて複数配設されている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項3記載の発明は、形状保持部材の配設パターンとして、吸収性物品の幅方向に間隔を空けて複数配設するパターンとすることによって、形状保持部材の剛性を低下させ、吸収性物品をより柔軟に変形させやすくしている。
請求項4に係る本発明として、前記形状保持部材は、吸収性物品の長手方向に間隔を空けて複数配設されている請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項4記載の発明では、形状保持部材の配設パターンとして、吸収性物品の長手方向に間隔を空けて複数配設するパターンとすることによって、これらの配設範囲全体に1つの形状保持部材を配置したときより剛性を低く抑えることができ、吸収性物品を変形させやすくなる。また、吸収性物品の長手方向の広い範囲に形状保持部材を配置できるため、折り皺や折り癖を広範囲に亘って確実になくすことができるようになる。
請求項5に係る本発明として、前記形状保持部材の部材幅寸法は、前記折り線より離れるに従って漸次太く形成されている請求項4記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項5記載の発明では、形状保持部材を吸収性物品の長手方向に間隔を空けて複数配設する場合、個装の折り線近傍の部材幅寸法を小さくすることによって、折り線近傍の剛性を低く抑えて吸収性物品を変形させやすくしている。
請求項6に係る本発明として、前記形状保持部材同士の間隔は、前記折り線より離れるに従って漸次広くなるように配設されている請求項4、5いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項6記載の発明では、形状保持部材を吸収性物品の長手方向に間隔を空けて複数配設する場合、個装の折り線近傍の配置間隔を密にすることによって、折り皺や折り癖を効果的になくすようにしている。
請求項7に係る本発明として、前記吸収性物品の表面側の両側部にはそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーが形成され、
前記立体ギャザーの起立範囲に前記折り線が形成される場合、前記立体ギャザーの起立範囲に形成される折り線を跨ぐとともに前記立体ギャザーの起立範囲と重なる領域に、吸収性物品の長手方向に沿う第2の形状保持部材が配設されている請求項1〜6いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項7記載の発明では、立体ギャザーの起立範囲に個装の折り線が形成される場合について規定している。立体ギャザーの起立範囲に折り線が形成されると立体ギャザーに折り癖がついて立体ギャザーが十分に起立しないことがあるため、立体ギャザーの起立範囲に形成される折り線を跨ぐとともに立体ギャザーの起立範囲と重なる領域に、吸収性物品の長手方向に沿う第2の形状保持部材を配設することによって、装着時に、個装により折り曲げられた第2の形状保持部材を、直線状又は中央部を肌側に隆起させた湾曲状に変形させることによって、立体ギャザーの折り癖をなくし、ギャザーの起立を確保するようにしている。
以上詳説のとおり本発明によれば、個装による折り皺や折り癖をなくし、装着感を高めるとともに漏れを防止した吸収性物品が提供できるようになる。
本発明に係る生理用ナプキン1の一部破断展開図である。 そのII−II線矢視図である。 生理用ナプキン1の開封要領(その1)を示す縦断面図である。 生理用ナプキン1の開封要領(その2)を示す斜視図である。 図4のV−V線矢視図である。 形状保持部材20の寸法を示す生理用ナプキン1の展開図である。 形状保持部材20の寸法を示す他の形態例に係る生理用ナプキン1の展開図である。 形状保持部材20の配置パターンを示す生理用ナプキン1の裏面図である。 形状保持部材20の配置パターンを示す生理用ナプキン1の裏面図である。 形状保持部材20の配置パターンを示す生理用ナプキン1の裏面図である。 形状保持部材20の配置パターンを示す生理用ナプキン1の裏面図である。 第2の形状保持部材21を示す生理用ナプキン1の展開図である。 図12のXIII−XIII線矢視図でる。 第2の形状保持部材21の拡大図である。 形状保持部材20の固定要領を示す生理用ナプキン1の裏面図である。 形状保持部材20の平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔生理用ナプキン1の基本構成〕
本発明に係る生理用ナプキン1は、図1に示されるように、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシートなどからなる不透液性裏面シート2と、経血やおりものなどを速やかに透過させる透液性表面シート3と、これら両シート2,3間に介在された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、この吸収体4の形状保持および拡散性向上のために前記吸収体4を囲繞するクレープ紙5と、前記透液性表面シート3の下層側に積層され、前記透液性表面シート3とクレープ紙5との間に介在された親水性不織布からなるセカンドシート6と、表面両側部にそれぞれ長手方向に沿って配設されたサイド不織布7,7とから構成されている。前記吸収体4の周囲において、そのナプキン長手方向の前後端縁部では、前記不透液性裏面シート2と透液性表面シート3との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、またその両側縁部では吸収体4の端縁よりも側方に延出している前記不透液性裏面シート2と前記サイド不織布7とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、外周に吸収体4の存在しない外周フラップ部Fが形成されている。
以下、さらに前記生理用ナプキン1の構造について詳述すると、
前記不透液性裏面シート2は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シートなどの少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他にポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートである。
次いで、前記透液性表面シート3は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、スパンボンド法はドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法及びエアスルー法は嵩高でソフトである点で優れている。
前記不透液性裏面シート2と透液性表面シート3との間に介在される吸収体4は、たとえばフラッフ状パルプと吸水性ポリマーとにより構成されている。前記吸水性ポリマーは吸収体を構成するパルプ中に、例えば粒状粉として混入されている。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。吸収体4の製造方法は、柔軟性に富むように積繊パルプ、エアレイド吸収体とすることが好ましい。
また、前記吸収体4には合成繊維を混合しても良い。前記合成繊維は、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、及びこれらの共重合体などを使用することができるし、これら2種を混合したものであってもよい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイドバイサイド型繊維、分割型繊維などの複合繊維も用いることができる。前記合成繊維は、体液に対する親和性を有するように、疎水性繊維の場合には親水化剤によって表面処理したものを用いるのが望ましい。
本例のように、吸収体4を囲繞するクレープ紙5を設ける場合には、結果的に透液性表面シート3と吸収体4との間にクレープ紙5が介在することになり、吸収性に優れる前記クレープ紙5によって体液を速やかに拡散させるとともに、これら経血等の逆戻りを防止するようになる。吸収体4としてエアレイド吸収体を使用した場合、吸収体自体の吸収性能が優れるため、クレープ紙5を使用していなくてもよい。
前記透液性表面シート3の下層側に積層される親水性不織布からなるセカンドシート6は、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。親水性を付与するには、合成繊維の製造過程で親水基を持つ化合物、例えばポリエチレングリコールの酸化生成物などを共存させて重合させる方法や、塩化第2スズのような金属塩で処理し、表面を部分溶解し多孔性とし金属の水酸化物を沈着させる方法等により合成繊維を膨潤または多孔性とし、毛細管現象を応用して親水性を与えることができる。
前記透液性表面シート3、セカンドシート6及び吸収体4の積層部分には、少なくとも体液排出部Hを含む領域に、透液性表面シート3の表面側からほぼナプキン長手方向に沿うとともに、ナプキン長手方向中心線側に曲率中心を有する弧状曲線によって左右一対の中央部エンボス9、9が施されている。
一方、本生理用ナプキン1の表面がわ両側部にはそれぞれ、長手方向に沿ってかつナプキン1のほぼ全長に亘ってサイド不織布7,7が設けられ、このサイド不織布7,7の一部が側方に延在されるとともに、同じく側方に延在された不透液性裏面シート2の一部とによってウイング状フラップW、Wが形成されている。
前記サイド不織布7としては、重要視する機能の点から撥水処理不織布または親水処理不織布を使用することができる。たとえば、体液が浸透するのを防止する、あるいは肌触り感を高めるなどの機能を重視するならば、シリコン系、パラフィン系、アルキルクロミッククロリド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いることが望ましい。また、前記ウイング状フラップW、Wにおける体液の吸収性を重視するならば、合成繊維の製造過程で親水基を持つ化合物、例えばポリエチレングリコールの酸化生成物などを共存させて重合させる方法や、塩化第2スズのような金属塩で処理し、表面を部分溶解し多孔性とし金属の水酸化物を沈着させる方法等により合成繊維を膨潤または多孔性とし、毛細管現象を応用して親水性を与えた親水処理不織布を用いるようにすることが望ましい。
上述の生理用ナプキン1を個装するに際しては、ウイング状フラップW、Wを折り線RLにて非使用面側(裏面側)又は使用面側(表面側)に折り畳んだ状態で、生理用ナプキン1の外面側に包装シートを配置し、生理用ナプキン1及び包装シートを共に長手方向に幅方向の折り線X1、X2にて内側に折り畳む三つ折りとし、側縁部分をヒートシールするとともに、開封部をタグテープにより止着するようにする。折り畳みは、折り線X1〜X3にて折り畳む四つ折りであってもよいし(図7参照)、それ以上の複数折りでもよい。
〔形状保持部材20について〕
個装状態の前記生理用ナプキン1を開封するには、タグテープを手で摘んで側縁部分のヒートシールを引き剥がした後、包装シートを取り除いて生理用ナプキン1を取り出す。取り出した生理用ナプキン1は、長期の折り畳みによって、図3に示されるように、生理用ナプキン1の表面側に前記折り線X1、X2に沿って折り皺が形成されるとともに、生理用ナプキン1の前側及び後側が内側に折り返る折り癖がついている。
かかる折り皺や折り癖をなくすため、本生理用ナプキン1では、図1に示されるように、幅方向中央部であって前記折り線X1、X2上にそれぞれ、ナプキン幅方向に長い線状の形状保持部材20がナプキン幅方向に沿って配設されている。このため、開封の際に、図3に示されるように、三つ折りの折り畳み状態を展開した後、図4及び図5に示されるように、形状保持部材20、20をそれぞれ部材長手方向の中央部がナプキン表面側に隆起するように湾曲させ、吸収体4を幅方向中央部が表面側に凸となるような湾曲状態に維持することによって、吸収体4の長手方向に対する曲げ剛性を増して、前述の個装による折り皺や折り癖をなくすようにしている。このようにして前述の折り皺や折り癖がなくなった生理用ナプキン1を通常の場合と同様に身体に装着することによって、違和感なく装着できるとともに、ナプキン表面の折り皺や折り癖がなくなるのでナプキン表面が肌に密着して漏れが防止できるようになる。
更に、形状保持部材20が股間部に位置する場合には、ナプキン幅方向中央部を肌側に隆起させた状態で維持できるので、ナプキン表面と肌との密着性が向上し、経血等を確実に吸収することができるようになる。
また、ナプキン後側の折り線X2に配設された形状保持部材20は、臀部の溝の形状に合わせて部材長手方向中央部を強く折り曲げることによって、ナプキン後側が臀部の溝に沿って変形しやすくなり、肌との密着性がより一層向上するようになる。
ここで、「形状保持部材」とは、曲げ荷重を作用させたときに容易に変形する可撓性を有するとともに、この変形状態を維持して復元しにくいポリプロピレン樹脂等の素材からなる線状の部材のことである。
前記形状保持部材20は、図2に示されるように、不透液性裏面シート2の外面側(下着当接面側)に固定することが好ましく、これによって肌に対する違和感が生じなくなるとともに、形状保持部材20を設けてあることが直接着用者に認識させることができるようになる。一方、裏面シート2よりも肌側に介在させることも可能であるが、肌への違和感を軽減するため、吸収体4より外面側に配置することが望ましい。
形状保持部材20の寸法は、図6に示されるように、部材幅寸法aが1mm≦a≦30mm、好ましくは3mm≦a≦10mmである。この範囲の幅寸法とすることによって、吸収体4を確実に変形させることができ折り皺や折り癖をなくすことができるとともに、装着時の違和感を感じさせず、更に個装時の折り畳みを邪魔しないものとなる。
また、部材長手方向の寸法は、同図6に示されるように、個装の折り線が生理用ナプキン1の脚周りに当接する領域に形成される場合、すなわち図示例では前側の折り線X1及び後側の折り線X2に配設される形状保持部材20の場合、生理用ナプキン1の長手方向中心線CLから両側にそれぞれ長手寸法b1、b2が30mm以下の範囲に配設可能な長さで形成されている。さらに、図7に示されるように、この領域には通常左右一対でエンボス10が施されることが多いため、このエンボス10、10間の剛性が高いことと、このエンボス10、10間を肌側に隆起させてフィット性を向上させることが好ましいことなどを考慮して、エンボス10、10間の変形性を高めるため、少なくとも左右のエンボス10、10同士の離間幅以上の部材長手寸法b1、b2で形成されている。つまり、長手方向中心線CLからの部材長手寸法b1、b2は、30mm以下で且つエンボス10、10間の離間幅の1/2以上で形成されている。なお、通常の生理用ナプキン1では、エンボス10、10間の離間幅は60mm未満となっている。
脚周りに当接する領域に設けられる形状保持部材20は、排尿口部Hの前後にそれぞれ排尿口部Hからの距離が同じような位置に折り線X1、X2が設けられる場合、前側の折り線X1に配設されるものと後側の折り線X2に配設されるものとが同じ部材長手方向長さであってもよいが、図6及び図7に示されるように、歩行時や座位のときなどに脚が前側に移動しやすいことを考慮して、前側の折り線X1に配設される形状保持部材20の部材長手方向長さを後側の折り線X2に配設される形状保持部材20の部材長手方向長さより相対的に短く形成することが好ましい(b1<b2)。
一方、個装の折り線が生理用ナプキン1の脚周りに当接する領域以外に形成される場合、すなわち、図7の最も後側の折り線X3に配設される形状保持部材20の場合、長手方向中心線CLからの部材長手寸法b3は、少なくともエンボス10、10同士の離間幅の1/2以上で形成すればよく、吸収体4の幅寸法以上且つ外形線の幅寸法以下で形成することが好ましい。
形状保持部材20の配設パターンとしては、図1などに示されるように、折り線に沿ってナプキン幅方向に連続する1本の形状保持部材20を設けるもの以外に、図8に示されるように、ナプキン幅方向に間隔を空けて複数、図示例では3つの形状保持部材20、20…を配設することもできる。このような部材長手方向に分断したパターンで設けることによって、形状保持部材20の曲げ剛性が低下し、生理用ナプキン1をより柔軟に変形させやすくすることができる。
また、図9に示されるように、形状保持部材20は、ナプキン幅方向に連続する形状保持部材20をナプキン長手方向に間隔を空けて、個装の折り線X1に対して線対称に複数配設することができる。図示例では、折り線X1上に1本とその前後にそれぞれ2本づつの合計5本配設してある。このようなパターンで配設することによって、これらの配設範囲全体に亘る1つの形状保持部材を配設した場合に比べて剛性が低く抑えられ、生理用ナプキン1の変形がしやすくなる。また、生理用ナプキン1の長手方向の広い範囲に形状保持部材20を配設できるため、折り皺や折り癖を確実になくすことができるようになる。なお、図10に示されるように、折り線X1上には配置せず、折り線X1の両側にそれぞれ2本ずつの合計4本とする配設パターンでもよい。
形状保持部材20をナプキン長手方向に間隔を空けて複数配設する場合、形状保持部材20は、図9に示されるように、個装の折り線X1より離れるに従って漸次太く形成することが好ましい。すなわち図示例では、a1≦a2≦a3の関係で形成してある。折り線近傍の部材幅寸法を相対的に小さくすることによって、折り線近傍の剛性を低く抑えて、個装時に折り線にて生理用ナプキン1を折り畳む際の折り畳みをしやすくしている。なお、図10に示されるように、それぞれの形状保持部材20を同じ幅寸法aで形成することもできる。
また、同図9に示されるように、形状保持部材20、20同士の間隔は、折り線X1より離れるに従って漸次広くなるように配設することが好ましい。すなわち図示例では、c1≦c2の関係で配設してある。折り線近傍の間隔を密にすることによって、生理用ナプキン1の幅方向中央部を肌側に隆起させる湾曲状態がしっかりと形成でき、折り皺や折り癖が効果的になくすことができるようになる。なお、図10に示されるように、同じ間隔cで配設することも可能である。
図11は、別の配設パターンを示したものであり、形状保持部材20をナプキン幅方向に間隔を空けて複数配設するとともに、ナプキン長手方向に間隔を空けて複数配設したものである。図示例では、ナプキン幅方向の離間部がナプキン長手方向に重ならないような千鳥状に配置している。これによって、広範囲に亘ってより剛性を低く抑えることができ、変形させやすくなる。
次に、図12に示されるように、生理用ナプキン1の表面側の両側部にそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーBS、BSが形成される生理用ナプキン1において、立体ギャザーBSの起立範囲に折り線X1が位置する場合について説明する。まず、立体ギャザーBSの構造について詳述すると、図12及び図13に示されるように、サイド不織布7の内方側部分をほぼ二重に折り返すとともに、この二重シート内部に、その高さ方向中間部に両端又は長手方向の適宜の位置が固定された糸状弾性伸縮部材11を配設するとともに、前記糸状弾性伸縮部材11の上側部位に複数本の、図示例では2本の糸状弾性伸縮部材12、12を両端または長手方向の適宜の位置が固定された状態で配設している。この二重シート部分は前後端部では、断面Z上に折り畳んで積層された状態で吸収体4側に接着されることによって、断面く字状に内側に開口を向けたポケットP、Pを形成しながら表面側に起立する立体ギャザーBS、BSを形成している。
このような立体ギャザーBSの起立範囲に個装の折り線が位置する場合、立体ギャザーBSに折り癖がついて、立体ギャザーBSが十分に起立しないことがある。このため、図12に示されるように、折り線X1に沿う形状保持部材20の他に、立体ギャザーBSの起立範囲に位置する折り線X1を跨ぐように、立体ギャザーBSと重なる領域に、ナプキン長手方向に沿う第2の形状保持部材21を配設することが好ましい。これによって、装着時に、個装により折り曲げられた第2の形状保持部材21を、直線状に戻したり、又はナプキン長手方向中央部を肌側に隆起させた湾曲状に変形させたりすることによって、立体ギャザーBSの折り癖をなくし、立体ギャザーBSの十分な起立を確保するようにしている。
前記第2の形状保持部材21は、詳細には図14に示されるように、ナプキン長手方向に長い略長方形状の部材である。部材の全長に亘って同一の曲げ剛性としてもよいが、部材長手方向の両端部21aの曲げ剛性を中央部21bの曲げ剛性に比べて低くすることが好ましい。これによって、個装時の折り畳みの邪魔にならず、容易に折り癖を直すことができるようになる。両端部21aの曲げ剛性を相対的に低くするには、両端部21aを中央部21bに比べて、厚みを小さくしたり、幅を狭くしたりすればよい。
ところで、形状保持部材20の剛性は、吸収体4の剛性に合わせて変化させることが好ましい。すなわち、エアレイド吸収体のようにコシのない吸収体では、個装の折り畳み時に折り皺や折り癖が付きやすいため、相対的に剛性の高い形状保持部材20を使用し、折り皺や折り癖を強力に直すようにすることが好ましく、逆にコシのある吸収体の場合には、折り畳み時の折り皺や折り癖が付きにくいため、相対的に剛性の低い形状保持部材20を使用することが好ましい。
前記形状保持部材20の固定に当たっては、図15に示されるように、下着に貼着して生理用ナプキン1のズレ止めを図るためのズレ止め粘着剤層13、13…に対し接着させる方法や、不透液性裏面シート2の外面側に部材長手方向に沿って少なくとも両端部と中央部とを含む部位に間欠的又は連続的にヒートシールやホットメルトなどの接着剤によって接合する方法を採用することができる。
形状保持部材20は、上記図示例ではナプキン幅方向に長い直線状のものを用いたが、図16に示されるように、種々の形態のものを用いることができる。例えば、(A)は、端部が身体に当たっても違和感を感じさせないようにするため、端部を半円弧状に丸みを持たせたものであり、(B)は、剛性を低減してナプキン幅方向に湾曲変形させやすくするため、波状線としたものであり、(C)は、部材長手方向両側の剛性を低減してナプキン幅方向に湾曲変形させやすくするため、部材長手方向中央部から両端部に向けて漸次幅狭になるように形成したものである。
1…生理用ナプキン、2…不透液性裏面シート、3…透液性表面シート、4…吸収体、5…クレープ紙、6…セカンドシート、7…サイド不織布、9・10…エンボス、20…形状保持部材、21…第2の形状保持部材、F…外周フラップ部、W…ウイング状フラップ、X1・X2・X3…折り線

Claims (7)

  1. 透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、個装に際して幅方向の折り線にて長手方向に折り畳まれる吸収性物品において、
    前記吸収性物品の幅方向中央部であって前記折り線上及び/又はその近傍に、吸収性物品の幅方向に長い線状の形状保持部材を吸収性物品の幅方向に沿って配設してあることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記吸収性物品は、前記透液性表面シートの面側に左右一対のエンボスが施され、
    前記形状保持部材の部材長手寸法は、吸収性物品の長手方向中心線から両側にそれぞれ30mm以下の範囲に配設可能な長さで形成され、且つ少なくとも前記左右一対のエンボス同士の離間幅以上の長さで形成されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記形状保持部材は、吸収性物品の幅方向に間隔を空けて複数配設されている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品。
  4. 前記形状保持部材は、吸収性物品の長手方向に間隔を空けて複数配設されている請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記形状保持部材の部材幅寸法は、前記折り線より離れるに従って漸次太く形成されている請求項4記載の吸収性物品。
  6. 前記形状保持部材同士の間隔は、前記折り線より離れるに従って漸次広くなるように配設されている請求項4、5いずれかに記載の吸収性物品。
  7. 前記吸収性物品の表面側の両側部にはそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーが形成され、
    前記立体ギャザーの起立範囲に前記折り線が形成される場合、前記立体ギャザーの起立範囲に形成される折り線を跨ぐとともに前記立体ギャザーの起立範囲と重なる領域に、吸収性物品の長手方向に沿う第2の形状保持部材が配設されている請求項1〜6いずれかに記載の吸収性物品。
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