JP2013174329A - 被固定物の固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】被固定物のサイズ変更等に柔軟に適合する。
【解決手段】被固定物Wを両側から挟んで支持した状態で支持部材2に第1の締結具5で固定する一対の挟持固定具3と、1対の挟持固定具3を互いに連結し、被固定物Wを支持部材2との間に挟んだ状態で第2の締結具6で固定する連結固定具4と、を有し、第1の締結具5は、挟持固定具3に形成された第1の締結孔31xと、支持部材2に形成された第1の挿通孔21yと、に挿通した状態で挟持固定具3と支持部材2とを締結し、第2の締結具6は、挟持固定具3に形成された第2の締結孔31zと、連結固定具4に形成された第2の挿通孔41a,42aと、に挿通した状態で連結固定具4と挟持固定具3とを締結し、第1の締結孔31xおよび第1の挿通孔21yのうちの少なくとも一方を長孔とし、第2の締結孔31zおよび第2の挿通孔41a,42aのうちの少なくとも一方を長孔とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、被固定物の固定構造に係り、特に、固定具を使用して被固定物を支持部材の固定面に締結具で固定する被固定物の固定構造に関する。
従来、被固定物を支持部材に固定する場合には、被固定物のサイズが多少異なるときでも簡単な作業で確実に固定できるような固定方法が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載された被固定物の固定金具は、バンドの一端側を支持部材の固定面の貫通孔に挿通して係止部を固定面の裏側で係止させ、バンドの他端部をビス止めするようにしたものである。
特開平6−341574号公報(図1参照)
しかしながら、特許文献1に記載の被固定物の固定金具では、バンドの固定位置を調整できないため、被固定物の想定外に発生する形状変更、寸法誤差、固定位置の変更等が生じた場合に柔軟に適合できないことがあるという問題があった。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、被固定物の想定外に発生する形状変更、寸法誤差、固定位置の変更等が生じた場合であっても柔軟に適合して確実に固定することができる被固定物の固定構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、被固定物の固定構造であって、固定具を使用して被固定物を支持部材の固定面に締結具で固定する被固定物の固定構造であって、前記固定具は、前記被固定物を両側から挟んで支持した状態で前記支持部材に第1の締結具で固定する一対の挟持固定具と、この1対の挟持固定具を互いに連結し、前記被固定物を前記支持部材との間に挟んだ状態で第2の締結具で固定する連結固定具と、を有し、前記第1の締結具は、前記挟持固定具に形成された第1の締結孔と、前記支持部材に形成された第1の挿通孔と、に挿通した状態で前記挟持固定具と前記支持部材とを締結し、前記第2の締結具は、前記挟持固定具に形成された第2の締結孔と、前記連結固定具に形成された第2の挿通孔と、に挿通した状態で前記連結固定具と前記挟持固定具とを締結し、前記第1の締結孔および前記第1の挿通孔のうちの少なくとも一方を長孔とし、前記第2の締結孔および前記第2の挿通孔のうちの少なくとも一方を長孔としたこと、を特徴とする。
かかる構成によれば、本発明に係る被固定物の固定構造は、被固定物を支持部材に締結具で固定することで、被固定物が収納ケースや周辺の他の物に接触することを防止しながら、被固定物を水平方向でも垂直方向でも自在に支持してケース等に収容することが可能となる。
そして、本発明に係る被固定物の固定構造は、被固定物を一対の挟持固定具で両側から挟んで支持し、連結固定具で支持部材との間に挟んで固定することで、被固定物を確実に固定することができる。
また、本発明に係る被固定物の固定構造は、第1の締結具および第2の締結具(以下、「締結具」と総称する。)を固定具や支持部材に形成された長孔に挿通して被固定物を固定することで、長孔の長手方向に沿って挟持固定具および連列固定具を自在に位置調整することができるため、被固定物の想定外に発生する形状変更、寸法誤差、固定位置の変更等が生じた場合であっても柔軟に適合して確実に固定することができる。
このため、本発明に係る被固定物の固定構造は、例えば、被固定物が、バリエーションが豊富で形状が凹凸をなして複雑であり特別仕様等による規格サイズの変更があり、しかも取り扱いに注意を要する電子機器のような精密機器を確実に固定するのに特に好適である。
また、本発明は、第1の長孔と第2の長孔が直交する方向に沿って挟持固定具が固定されていることで、支持部材の固定面における二次元平面上で自在に位置合わせをすることができるため、例えば被固定物における幅および長さ方向の形状やサイズの変更に柔軟に適合することができる。
また、本発明は、前記第2の締結孔および前記第2の挿通孔のうちの少なくとも一方に形成された長孔を前記支持部材の固定面に直交する方向に沿って配置することで、例えば被固定物における高さ方向の形状やサイズの変更に柔軟に適合することができる。
また、本発明は、前記連結固定具をブラケットと連結板に分離可能にしたことで、ブラケットを共通化しながら連結板を多様化することができる。
また、本発明は、前記第3の締結孔および前記第3の挿通孔のうちの少なくとも一方を長孔としたことで、被固定物における形状やサイズの変更に柔軟に適合することができる。
また、本発明は、前記長孔を間隔をあけて並行するように複数形成することで、複数の長孔のいずれかを適宜選定して挟持固定具を固定することができるため、挟持固定具の数や調整範囲の自由度が向上し被固定物における形状やサイズの変更に柔軟に適合することができる。
また、本発明は、ねじ部材で固定具を固定することで、被固定物を着脱自在に強固に固定することができる。
本発明に係る被固定物の固定構造は、被固定物の多様な形状や特別仕様等による規格サイズの変更があっても柔軟に適合して確実に固定することができる。このため、被固定物が、バリエーションが豊富で形状が凹凸をなして複雑であり特別仕様等による規格サイズの変更があり、しかも取り扱いに注意を要する電子機器のような精密機器を固定するのに特に好適である。
本発明の第1の実施形態に係る被固定物の固定構造の構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る被固定物の固定構造の構成を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る挟持固定具の構成とX軸方向の調整の様子を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る挟持固定具のY軸方向の調整の様子を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る連結固定具の構成とZ軸方向の調整の様子を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る被固定物の固定構造の構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る被固定物の固定構造の構成を示す分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る連結固定具のY軸方向の調整の様子を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る挟持固定具のY軸方向の調整の様子を示す斜視図である。
本発明の第1の実施形態に係る被固定物の固定構造1について、適宜図1から図5を参照しながら詳細に説明する。
被固定物Wは、例えば電子機器等が想定される。電子機器等の精密機器は、バリエーションが豊富で形状が凹凸をなして複雑であり、特別仕様等による規格サイズ(例えば、被固定物WのZ軸方向の高さ)の変更が生じる場合があるが、被固定物の固定構造1を好適に適用することができる。
なお、以下の説明において、図1に示すように、説明の便宜上、被固定物Wの長さ方向をX軸方向、X軸方向に直交する幅方向をY軸方向、並びにX軸方向およびY軸方向に直交する高さ方向をZ軸方向と表示して位置や方向を説明するが、被固定物Wの長さ、幅、および高さはどの方向に設定してもよく、重力方向との関係も特に限定されるものではない。
本発明の第1の実施形態に係る被固定物の固定構造1は、図2に示すように、被固定物Wを載置して支持する支持部材2と、被固定物Wを両側から挟んで支持する一対の挟持固定具3(31,32)と、挟持固定具3と支持部材2とを締結して固定する第1の締結具5と、一対の挟持固定具31,32を互いに連結し、被固定物Wを支持部材2との間に挟んだ状態で支持する連結固定具4と、連結固定具4と挟持固定具31,32とを締結する第2の締結具5(51,52)と、を備えている。
支持部材2は、固定面2aに被固定物Wを載置して支持するための部材であり、挟持固定具31,32等の他の必要な部材を配設し得るサイズに設定された矩形形状をなすプレートである。
なお、本実施形態においては、図1に示すように、支持部材2の固定面2aを水平方向にして固定面2aの上に被固定物Wを載置して支持しているが、これに限定されるものではなく、固定面2aを垂直方向にして被固定物Wを支持することも可能であり、図示しない収納ケースに支持部材2を垂直方向に立てた状態で、被固定物Wを支持することも可能である。また、支持部材2の形状は、プレートに限定されるものではなく、収納ケースの底板であってもよく、底板に直接被固定物Wを固定することもできる。
支持部材2には、図2に示すように、挟持固定具31を締結するための第1の挿通孔21y,21yと、挟持固定具32を締結するための第1の挿通孔22y,22yと、が互いに被固定物Wを挟んで対向するように形成されている。
第1の挿通孔21y,21yと第1の挿通孔22y,22yとは、Y軸方向において被固定物Wを挟んで対峙する位置に配設されているが、同様の構成であるので第1の挿通孔21y,21yについて詳細に説明し、第1の挿通孔22y,22yについては説明を省略する。
第1の挿通孔21y,21yは、短辺と長辺からなる細長い矩形の角孔でありY軸方向に沿って長辺が配設された長孔形状をなしている。かかる構成により、長孔の長さを適宜必要な調整代に適合するように設定することで、挟持固定具31をY軸方向に沿って位置を自在に調整することができる(図4参照)。
挟持固定具3は、挟持固定具31と挟持固定具32の一対で構成され、被固定物WをY軸方向の両側から挟持して被固定物Wを支持する部材である。挟持固定具31と挟持固定具32は、それぞれ左右対称の部材であり同様の構成であるので、挟持固定具31について説明し、挟持固定具32については説明を省略する。
挟持固定具31は、図3に示すように、L字形状をなし、被固定物W(図1参照)に当接させる挟持部31aと、挟持部31aに直交し支持部材2の固定面2aに配設する座部31bと、を備えている。
挟持固定具31の座部31bには、支持部材2に挟持固定具31を締結するための第1の締結孔31x,31xが形成されている。
挟持固定具31の挟持部31aには、連結部材4(図2参照)と挟持固定具31を締結するための第2の締結孔31z,31zが形成されている。
第1の締結孔31x,31xは、短辺と長辺からなる細長い矩形の角孔でありX軸方向に沿って長辺が配設された長孔形状をなしている。第1の締結孔31x,31xは、挟持固定具31がZ軸まわりに回らないように、それぞれ長手方向が一致するように所定の間隔を設けて2箇所で締結している。
かかる構成により、被固定物の固定構造1は、長孔の長さを適宜必要な調整代に適合するように設定することで、挟持固定具31をX軸方向に沿って位置を自在に調整することができる。
第2の締結孔31z,31zは、短辺と長辺からなる角孔でありZ軸方向に沿って長辺が配設された長孔形状をなしている。第2の挿通孔31z,31zは、連結固定具4がY軸まわりに回らないように、それぞれ長手方向が互いに平行になるように所定の間隔を設けて2箇所で締結している。
かかる構成により、被固定物の固定構造1は、長孔の長さを適宜必要な調整代に適合するように設定することで、挟持固定具31をZ軸方向に沿って位置を自在に調整することができる(図5参照)。
第1の締結具5は、図2に示すように、挟持固定具31を支持部材に締結するねじ部材であるビス51と、ビス51が螺入されるねじ座51aと、挟持固定具32を支持部材に締結するねじ部材であるビス52と、ビス52が螺入されるねじ座52aと、を備えている。
ビス51,51は、2本が横並びに配設され、それぞれ挟持固定具31に形成された第1の締結孔31x,31x、および支持部材2に形成された第1の挿通孔21y,21yに挿通した状態で、支持部材2の固定面2aの裏側からねじ座51aに螺入して締結し、挟持固定具31を支持部材2に固定している。
ねじ座51aは、ビス51,51が螺入されるねじ孔が横並びに2箇所形成されている。かかる構成により、ねじ座51aにビス51,51を挿入した状態で、一方のビス51を締め込むときに他方のビス51が回り止めになるので、容易にビス51,51を締め込むことができる。
ビス52,52は、2本が横並びに配設され、それぞれ挟持固定具32に形成された第1の締結孔32x,32x、および支持部材2に形成された第1の挿通孔22y,22yに挿通した状態で、支持部材2の固定面2aの裏側からねじ座52aに螺入して締結し、挟持固定具32を支持部材2に固定している。
連結固定具4は、図5に示すように、被固定物Wの上面Waに当接させて支持する支持部40と、支持部40の一端に形成され挟持固定具31の挟持部31aに当接させるフランジ部41と、支持部40の他端に形成され挟持固定具32の挟持部32aに当接させるフランジ部42と、を備えている。
連結固定具4のフランジ部41には、X軸方向に横並びにねじ孔からなる第2の挿通孔41a,41aが形成され、フランジ部42には、X軸方向に横並びにねじ孔からなる第2の挿通孔42a,42aが形成されている。
第2の締結具6は、挟持固定具31とフランジ部41とを締結するねじ部材であるビス61,61と、挟持固定具32とフランジ部42とを締結するねじ部材であるビス62、62と、を備えている。
ビス61,61は、それぞれ挟持固定具31に形成された第1の締結孔31z,31zに挿通した状態で、連結部材4の第2の挿通孔41a,41aに螺入して締結し、連結部材4のフランジ部41と挟持固定具31とを一体として固定している。
ビス62,62は、それぞれ挟持固定具32に形成された第1の締結孔32z,32zに挿通した状態で、連結部材4の第2の挿通孔42a,42aに螺入して締結し、連結部材4のフランジ部41と挟持固定具31とを一体として固定している。
以上のように構成した本発明の第1の実施形態に係る被固定物の固定構造1における被固定物の固定方法について主として図2を参照しながら説明する。
<挟持固定具を仮留め>
被固定物の固定構造1における被固定物の固定方法は、被固定物Wを支持部材2に対して所定の位置に位置合わせして、挟持固定具31,32を支持部材2に仮留めする。
具体的には、第1の締結具51を挟持固定具31の座部31bに形成された第1の締結孔31x、および支持部材2に形成された第1の挿通孔21yを通し、支持部材2の裏側からねじ座52aをあてがった状態で第1の締結具51をねじ座52aに螺入して、挟持固定具31を支持部材2に仮留めする。同様にして、第2の締結具52も支持部材2に仮留めする。
このとき、一方の挟持固定具31は、支持部材2に形成された第1の挿通孔21yに沿ってY軸方向に移動自在に位置を調整することができ、挟持固定具31に形成された第1の締結孔31xに沿ってX軸方向に移動自在に位置を調整することができる。他方の挟持固定具32も同様に第1の締結孔32xに沿ってX軸方向、および第1の挿通孔22yに沿ってY軸方向に移動自在に位置を調整することができる。
なお、本実施形態においては、被固定物Wを支持部材2に位置合わせした状態で挟持固定具31,32を仮留めしたが、これに限定されるものではなく、予め挟持固定具31,32を支持部材に仮留めしておき、被固定物Wを装着してもよい。
<挟持固定具を位置合わせして連結固定具を装着>
一方の挟持固定具31の挟持部31aを被固定物Wの一方の側面に位置合わせし、第2の締結具6であるビス61,61をそれぞれ挟持固定具31に形成された第2の締結孔31z,31zに挿通した状態で、連結部材4の第2の挿通孔41a,41aに螺入して締結し、連結部材4のフランジ部41と挟持固定具31とを仮留めする。
同様に、他方の挟持固定具32の挟持部32aを被固定物Wの他方の側面に位置合わせし、第2の締結具6であるビス62,62をそれぞれ挟持固定具31に形成された第2の締結孔32z,32zに挿通した状態で、連結部材4の第2の挿通孔42a,42aに螺入して締結し、連結部材4のフランジ部42と挟持固定具32とを仮留めする。
このとき、連結固定具4は、挟持固定具31に形成された第2の締結孔31z、および挟持固定具32に形成された第2の締結孔32zに沿ってに沿ってZ軸方向に移動自在に高さを調整することができる。
<挟持固定具の固定>
1対の挟持固定具31,32で被固定物Wを両側から挟持した状態で第1の締結部材51,52をさらに増し締めして挟持固定具31,32を支持部材2に固定する。
連結固定具4で被固定物Wを支持部材2との間に挟んで支持した状態で第2の締結部材61,62をさらに増し締めして、連結固定具4を挟持固定具31,32に固定する。
第1の実施形態に係る被固定物の固定構造1は、以下のような作用効果を奏する。
すなわち、第1の実施形態に係る被固定物の固定構造1は、第1の締結具5を挟持固定具3に形成された長孔31xに挿通して被固定物Wを固定することで、長孔31xの長手方向に沿って、X軸方向に挟持固定具3を被固定物Wに対して自在に位置調整することができる。
また、第1の締結具5を支持部材2に形成された長孔21yに挿通して被固定物Wを固定することで、長孔21yの長手方向に沿って、Y軸方向に被固定物Wを支持部材2に対して自在に位置調整することができる。
また、第2の締結具6を挟持固定具3に形成された長孔31zに挿通して挟持固定具3に連結固定具4を固定することで、長孔31zの長手方向に沿って、Z軸方向に連結固定具4を挟持固定具3に対して自在に位置調整することができる。
例えば、図1に示すように、被固定物Wの上面WaまでのZ軸方向の高さが仕様変更等により改変された場合には、挟持固定具31、32にそれぞれ形成された第2の締結孔31z,32zの長手方向(Z軸方向)に沿って連結固定具4の高さを調整して対応することができる。
また、連結固定具4による被固定物Wの固定位置をずらして、被固定物Wの上面Waから高さが高くなった凸部Wbや高さが低くなった凹部Wcを支持して固定したいような場合にも同様に、第2の締結孔31z,32Zの長手方向(Z軸方向)に沿って連結固定具4の高さを調整して対応することができる。
支持部材2に対する被固定物WのY軸方向の固定位置をずらして変更したいような場合には、支持部材2に形成された第1の挿通孔21y,22yの長手方向(Y軸方向)に沿って挟持固定具31,32の位置を調整して対応することができる。
このようにして、第1の実施形態に係る被固定物の固定構造1は、被固定物Wの想定外に発生する形状変更、寸法誤差、固定位置の変更等が生じた場合であっても柔軟に適合して確実に固定することができるため、例えば、バリエーションが豊富で形状が凹凸をなして複雑であり特別仕様等による規格サイズの変更があり、しかも取り扱いに注意を要する電子機器等のような精密機器を確実に固定するのに特に好適である。
続いて、本発明の第2の実施形態に係る被固定物の固定構造1′について、適宜図6から図9を参照しながら詳細に説明する。
第2の実施形態に係る被固定物の固定構造1′は、第1の実施形態に対して、挟持固定具3′、連結固定具4′、および支持部材2′の構成が相違し、特にY軸方向の調整範囲の自由度を向上させた点で相違する。したがって、以下の説明ではこれらの主要な相違点について説明し、第1の実施形態と同様の構成については第1の実施形態と同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
支持部材2′には、図7に示すように、挟持固定具31′を締結するための複数の第1の挿通孔21y′と、挟持固定具32′を締結するための複数の第1の挿通孔22y′と、が形成されている。
第1の挿通孔21y′は、それぞれY軸方向に沿って長辺が配設された長孔形状をなし、長孔がそれぞれ平行するように間隔をあけて複数が形成されている。同様に、第1の挿通孔22y′は、それぞれY軸方向に沿って長辺が配設された長孔形状をなし、長孔がそれぞれ平行するように間隔をあけて複数が形成されている。
かかる構成により、第2の実施形態に係る被固定物の固定構造1′は、複数形成された第1の挿通孔21y′のいずれかを適宜選定して挟持固定具31′を固定し、複数形成された第1の挿通孔22y′のいずれかを適宜選定して挟持固定具32′を固定することができるため、挟持固定具31′,32′の数や調整範囲の自由度が向上し被固定物における形状やサイズの変更に柔軟に適合することができる(図9参照)。
また、一方の挟持固定具31′は、支持部材2′に形成された第1の挿通孔21y′に沿ってY軸方向に移動自在に位置を調整することができ、他方の挟持固定具32′は、第1の挿通孔21y′に沿ってY軸方向に移動自在に位置を調整することができる。
連結固定具4′は、図8に示すように、1対の挟持固定具31′,32′にそれぞれ締結される1対のブラケット41′,42′と、この1対のブラケット41′,42′を連結する連結板40′と、この連結板40′とブラケット41′,42′とを締結する第3の締結具と、を備えている。
ブラケット41′,42′は、左右対称の構成をなしているため、ブラケット41′について説明し、ブラケット42′についての詳細な説明は省略する。
ブラケット41′は、L形形状をなし、連結板40′と結合される座部41d′と、座部41d′から立設して挟持固定具31′に当接させるフランジ部41e′と、を備えている。
ブラケット41′の座部41d′には、X軸方向に横並びにねじ孔からなる第3の挿通孔41c′,41c′が形成され、フランジ部41e′には、X軸方向に横並びにねじ孔からなる第2の挿通孔42a′,42a′が形成されている。
連結板40′は、中央部が被固定物Wの方に突出する形状をなした支持部40a′と、支持部40a′の一端に形成されブラケット41′の座部41d′と結合させる連結部40b′と、支持部40a′の他端に形成されブラケット42′の座部42d′と結合させる連結部40c′と、を備えている。
支持部40a′は、被固定物Wの上面Waに当接させて被固定物Wを支持部材2′との間に挟んだ状態で支持する部分である。連結部40b′には、X軸方向に横並びに第3の締結孔401y′,401y′が形成され、連結部40c′には、X軸方向に横並びに第3の締結孔402y′,402y′が形成されている。
第3の締結具7は、連結板40′の連結部40b′とブラケット41′の座部41d′とを締結するねじ部材であるビス71,71と、連結板40′の連結部40c′とブラケット42′の座部42d′とを締結するねじ部材であるビス72,72と、を備えている。
ビス71,71は、それぞれ連結部40b′に形成された第3の締結孔401y′,401y′に挿通した状態で、ブラケット41′の座部41d′に形成された第3の挿通孔41c′,41c′に螺入して締結し、連結板40′とブラケット41′とを締結している。
ビス72,72は、それぞれ連結部40c′に形成された第3の締結孔402y′,402y′に挿通した状態で、ブラケット42′の座部42d′に形成された第3の挿通孔42c′,42c′に螺入して締結し、連結板40′とブラケット42′とを締結している。
かかる構成により、一方のブラケット41′は、連結板40′の連結部40b′に形成された第3の締結孔401y′に沿ってY軸方向に移動自在に位置を調整することができ、他方のブラケット42′は、連結板40′の連結部40c′に形成された第3の締結孔402y′に沿ってY軸方向に移動自在に位置を調整することができる。このため、連結固定具4′のY軸方向の長さ(幅方向の調整)を自在に調整することができる(図8参照)。
したがって、第2の実施形態に係る被固定物の固定構造1′は、連結固定具4′のY軸方向の長さを調整し(図8参照)、および挟持固定具31′と挟持固定具32′とのスパン(Y軸方向の間隔)を調整することで(図9参照)、被固定物WのY軸方向の幅の想定外に発生する形状変更、寸法誤差等が生じた場合であっても柔軟に適合して確実に固定することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されず、適宜変更して実施することが可能である。例えば、前記した実施形態においては、支持部材2に1つの被固定物Wを固定する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、複数の被固定物を固定することもできる。
また、本実施形態においては、締結具としてねじ部材5,6,7を使用したが、これに限定されるものではなく、締結孔に押し込んで固定するクリップ等を使用することもできる。
1,1′ 被固定物の固定構造
2,2′ 支持部材
3,3′ 挟持固定具
4′,4′ 連結固定具
5 第1の締結具
6 第2の締結具
7 第3の締結具
21y,22y,21y′,22y′ 第1の挿通穴
31,31′ 挟持固定具
31a 挟持部
31b 座部
31x,32x 第1の締結穴
31z,32z 第2の締結穴
32,32′ 挟持固定具
40 支持部
41 フランジ部
41′ ブラケット
41a,42a 第2の挿通穴
41a′,42a′ 第2の挿通穴
41c′,42c′ 第3の挿通穴
51,52 ビス(第1の締結具)
61,62 ビス(第2の締結具)
71,72 ビス(第3の締結具)
401y′,402y′ 第3の締結穴
W 被固定物

Claims (6)

  1. 固定具を使用して被固定物を支持部材の固定面に締結具で固定する被固定物の固定構造であって、
    前記固定具は、前記被固定物を両側から挟んで支持した状態で前記支持部材に第1の締結具で固定する一対の挟持固定具と、
    この1対の挟持固定具を互いに連結し、前記被固定物を前記支持部材との間に挟んだ状態で第2の締結具で固定する連結固定具と、を有し、
    前記第1の締結具は、前記挟持固定具に形成された第1の締結孔と、前記支持部材に形成された第1の挿通孔と、に挿通した状態で前記挟持固定具と前記支持部材とを締結し、
    前記第2の締結具は、前記挟持固定具に形成された第2の締結孔と、前記連結固定具に形成された第2の挿通孔と、に挿通した状態で前記連結固定具と前記挟持固定具とを締結し、
    前記第1の締結孔および前記第1の挿通孔のうちの少なくとも一方を長孔とし、
    前記第2の締結孔および前記第2の挿通孔のうちの少なくとも一方を長孔としたこと、
    を特徴とする被固定物の固定構造。
  2. 前記第1の締結孔を第1の長孔とし、前記第1の挿通孔を第2の長孔とし、
    前記挟持固定具は、前記第1の長孔が前記第2の長孔に対して、当該長孔の長手方向が前記支持部材の固定面上において直交する方向に沿って前記支持部材に固定されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の被固定物の固定構造。
  3. 前記第2の締結孔および前記第2の挿通孔のうちの少なくとも一方に形成された長孔は、前記支持部材の固定面に直交する方向に沿って配置されていること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の被固定物の固定構造。
  4. 前記連結固定具は、
    前記1対の挟持固定具にそれぞれ締結される1対のブラケットと、
    この1対のブラケット同士を連結する連結板と、
    この連結板に形成された第3の締結孔と、前記ブラケットに形成された第3の挿通孔と、前記第3の締結孔と前記第3の挿通孔に挿通した状態で前記ブラケットと前記連結板とを締結する第3の締結具と、を備え、
    前記第3の締結孔および前記第3の挿通孔のうちの少なくとも一方を長孔としたこと、
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の被固定物の固定構造。
  5. 前記第1の挿通孔を長孔として、この長孔は間隔をあけて並行するように複数が形成されていること、
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の被固定物の固定構造。
  6. 前記締結具は、ねじ部材からなることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の被固定物の固定構造。
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