JP2013174123A - 目地のシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外壁パネル間の目地にガスケットが所定位置に位置決めして装填され、信頼性の高い、止水性を確保することができる目地のシール構造を提供する。
【解決手段】ガスケット11は頭部15と脚部16よりなり、脚部16はV形の屈折部34を備えた止水リップと、該止水リップを内側から押えて支持する押えリップ27を有する。外壁パネルは面材12aと、下地材12bと断熱材12cを積層して構成され、下地材12bは面材12a及び断熱材12cより引込んで段b、cを形成し、外壁パネル間の目地13は中間部が幅広で、室外側と室内側が幅狭に形成される。ガスケット11は、止水リップの屈折部34が段cに当たるまで押込まれ、段cに当たることで位置決めされる。
【選択図】図3

Description

本発明は、建物用の外壁パネル間の目地のシール構造に関する。なお本明細書において上下とは添付した図における上下方向をいうものとし、縦方向とは建物の上下方向をいい、これと直交する方向を横方向という。
図1は、従来のシール構造の一例を示すもので、外壁パネル1の小口面間の目地2に装填されるガスケット3よりなる一次止水材と、柱4に断熱材5を介して取付けられ、目地2の室内側に被さる二次止水材6とからなり、ガスケット3は柱部3aと、該柱部3aより両側に突設され、外壁パネル1の小口面1aに弾接する止水リップ3bより構成されている。
二次止水材6はベース6aと、該ベース6aの両側より上向きに突設され、目地2両側の外壁パネル側縁に弾接する止水リップ6bよりなっている。
図1に示す止水構造では、目地2は一次止水材と二次止水材で二重にシールされ、信頼性の高い止水性を確保することができるが、一次止水材と二次止水材を施工するのに二回の施工作業が必要である。
ガスケットを目地の室外側の段差部に当て、目地を閉塞するガスケット頭部と、該ガスケット頭部に連結され、側方に突出する止水リップで目地をシールするガスケット脚部よりなるガスケット(特許文献1)、一次止水材と二次止水材を一体化したガスケットや止水リップによる水密性を高めるため、止水リップの弾接部分をスポンジとしたガスケット(特許文献2)、止水リップと押えリップを有し、押えリップで止水リップを内側から押えて止水リップによる水密性を向上させたガスケット(特許文献3)も知られ、また止水リップが屈折部を有するガスケットも知られる(特許文献4)。
特許第4071411号 特許第3505695号 特許第3128769号 特開2009−270392号(図2及び図3のヒレ6)
目地のシール構造は、信頼性の高い止水性を確保することが必要であることはもちろんであるが、そのほか外観上の観点からガスケットの目地への装填位置が深過ぎたり浅過ぎたりしないように所定位置に装填されることが望まれる。
本発明は、これらの要求を満たすことができる目地のシール構造を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、柱部と、該柱部の一ないし複数か所より両側方に向けて突設される止水リップを有するガスケットを外壁パネルの小口面間の目地に押込んで装填してなるシール構造において、外壁パネルの小口面aが段cをなして前記目地は室内側が狭く形成されると共に、前記柱部の1ないし複数か所に設けられる前記止水リップのうち、一か所での止水リップは位置決め手段を備え、前記ガスケットは前記目地に止水リップの前記位置決め手段が前記小口面aに形成される段cに係止して位置決めされた状態で装填されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明のシール構造において、前記位置決め手段を備えた止水リップは、中間部の屈曲ないし屈折点で屈曲ないし屈折して、前記屈曲ないし屈折点より先端側の先端側部分が室内側を向き、先端側部分又は該部分の先端部が前記段cに係止する位置決め手段となり、また前記屈曲ないし屈折点から先端に至るまでの範囲内の任意の箇所より側方に突出して一体形成され、外壁パネルに弾接する分岐リップを備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明のシール構造において、前記外壁パネルは、下地材の表面に面材を、裏面に断熱ボードをそれぞれ下地材より側方に突出して積層した構造をなして下地材の小口面aが面材と断熱ボードの小口面aより引込んで下地材の小口面aと、その上下に面材裏面の段bと断熱ボード表面の段cを備えた樋状の凹溝を形成し、前記分岐リップは先端部が前記凹溝の前記面材裏面の段bに弾接するか、又は外壁パネルの小口面aに弾接することを特徴とし、
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれかに係る発明のシール構造において、前記位置決め手段を備えた止水リップと分岐リップには、前記面材裏面の段bと断熱ボード表面の段cのうち、少なくとも一方の段、好ましくは双方に弾接するスポンジ材が設けられることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項2ないし4のいずれかに係る発明のシール構造において、前記分岐リップを内側から押込み、分岐リップの先端部を前記外壁パネルの小口面aに押付ける押えリップを有することを特徴とする。
請求項1に係る発明によると、外壁パネル間の目地にガスケットを装填するときには、止水リップが小口面に当り、窄みながら押込められるが、止水リップの位置決め手段が小口面の段に係止して位置決めされることにより、それ以上の押込みが規制され、段cに当たって位置決めされたときの感触でガスケットが所定位置まで押込まれたことを知得することができ、これによりガスケットを目地の所定位置に装填することができる。
請求項2に係る発明によると、ガスケット装填時、止水リップの先端側部分又は先端部が段cに当たることでガスケットの位置決めが行われ、また止水リップの先端側部分又は先端部が段cに当たると共に、分岐リップが外壁パネルに弾接することによりシールされ、止水性が向上し、下地材や断熱ボードの水濡れを防ぐことができる。
請求項3に係る発明によると、前記外壁パネルは、下地材の表面に面材を、裏面に断熱ボードをそれぞれ下地材より側方に突出して積層した構造をなして下地材の小口面aが面材と断熱ボードの小口面aより引込んで下地材の小口面aと、その上下に面材裏面の段bと断熱ボード表面の段cを備えた樋状の凹溝を形成しており、止水リップは位置決め手段以外に分岐リップの先端部が前記凹溝を形成する面材裏面の段b又は外壁パネルの小口面aに弾接することでシール箇所が増え、止水性を向上させて、下地材や断熱ボードの水濡れを防ぐことができると共に、自立状態を維持し、地震等による外壁パネル相互の移動でガスケットを室外側に押し出そうとするのを防止することができる。また、面材裏面の段bにまで水が浸入した場合でも樋状の凹溝により水を階下方向に流れ落ちて排水することができる。特に分岐リップの先端部を前記面材裏面の段bに弾接させる場合は、下地材の小口面aに当てないで、該小口面aと分岐リップとの間に隙間を形成することが可能で、該隙間が形成されれば、面材裏面の段bと分岐リップ先端部との間より万一水が潜り抜けるようなことがあっても、前記形成された隙間より階下方向に流れ落ちて排水させることができる。
請求項4に係る発明によると、止水リップが弾接する面が粗い面であってもスポンジ材により高い止水性を確保することができる。
請求項5に係る発明によると、押えリップが支え棒的な機能を果たして、分岐リップの先端部を外壁パネルの小口面aに確実に押付けることができるようになり、止水性がより一層向上する。
従来のシール構造の断面図。 本発明の実施形態に係るガスケットの断面図。 図2に示すガスケットを用いた本発明に係るシール構造の断面図。 本発明に係る別の態様のガスケットの断面図。 本発明に係る更に別の態様のガスケットの断面図。 図5に示すガスケットを用いた本発明に係るシール構造の断面図。 本発明に係る他の態様のガスケットの断面図。 図7に示すガスケットを用いたガスケットの断面図。 図7に示すガスケットを用いた別の態様のシール構造の断面図。
以下、本発明の実施形態の目地のシール構造について図面により説明する。
図2は、本実施形態のシール構造に用いるガスケット11を示すものであり、図3は、図2に示すガスケット11を外壁パネル12を取り付けたときに形成される縦方向の小口面間の目地13に装填してなる目地のシール構造を示すもので、ガスケット11は一次止水材15と、二次止水材16よりなり、いずれもEPDM等のゴム又は熱可塑性エラストマー、樹脂等のゴム様弾性体で形成されている。
一次止水材15は、柱部17と、柱部上端の室外側端部に両側方に向けて突出して一体形成される表層リップ18と、柱部17の室内側端部である柱部下端の両側より斜め上向きに突出して一体形成される止水リップ19を備えた縦断面が略工字状をなしており、柱部17は室内側の下部に上方に向う溝状の凹部21が形成されると共に、凹部21の周りにU形断面の芯金22がインサートされ、凹部21の開口側には突起23が互いに向き合って突出形成されている。
前記表層リップ18は表面が調色(塗装又は着色材料による被覆)された意匠面をなす表層部18aを備えている。
二次止水材16は、柱部26と、柱部26の中間部両側より側方に突出して一体形成される押えリップ27と、該押えリップ27下の柱部26より両側方に突出して一体形成される止水リップ28と、柱部26下端の室内側端部の両側より側方に突出して一体形成される止水リップ29よりなり、各リップ27、28、29は柱部26と同質又はこれより軟質のゴム又はゴム様弾性体よりなっている。
前記柱部26は、上端の室外側端部が前記一次止水材15を受ける略逆三角形状の受部31となり、該受部31には、前記一時止水材15の柱部17に形成される凹部21に嵌合係止する断面矢印状の凸部32が上向きに突出形成されている。
柱部26の複数か所に設けられる止水リップ28、29のうち、柱部下部の止水リップ28は、山状をなして中間部の頂部の屈折点281より先端側の先端側部分283が室内側に向けて斜めに延び、先端部282または先端側部分283が位置決め手段となり、同じく山状をなす分岐リップ34が前記止水リップ28の先端部282に対し屈曲して一体形成され、やや斜め上向きに延びている。そして分岐リップ34は、前記押えリップ27及び止水リップ29より側方に長く突出しており、止水リップ28及びこれに接続される分岐リップ34は、両側を末広がり状に拡開した略M字状の形態をなしている。
図3に示す外壁パネル12は、下地材12bの裏側の室内側に断熱ボード12cを、表側の室外側に面材12aを積層した構造をなしており、下地材12bの小口面aが断熱ボード12c及び面材12aの小口面aより引込んで、室内側と室外側の中間部に樋状の凹溝12dを形成し、該凹溝12dは、下地材12bより突出する面材12aの突出部分の裏面よりなる室外側の側壁である段bと、下地材12bより突出する断熱ボード12cの突出部分の表面よりなる室内側の側壁である段cを溝底とする小口面aの上下に備えた形状を有している。図中、14はフレームである。
図3に示すように、外壁パネル12を組付けたとき、縦向きに延びる小口面間に形成される目地13は、中間部が前記凹溝12dにより幅広となり、室外側と室内側が同じ幅で狭くなっている。
目地13にガスケット11を装填する際には、一次止水材15の凹部21に二次止水材16の凸部32を押込み、凸部32が突起23に係止することで抜け止めされて連結された状態で、ガスケット11を前記目地13に当てがい、二次止水材16の止水リップ29から目地13に押込む。ガスケット11の押込みは一次止水材15を押えることにより行い、一次止水材15の押込みにより一次止水材15が二次止水材16の受部31に当たった状態となる。
ガスケット11の押込みによって先ず止水リップ29が、続いて分岐リップ34が止水リップ28と共に面材12aの小口面aにより外向き(図2では上向き)に屈曲して窄むようにして撓み、押えリップ27も止水リップ28により押え込まれて外向きに撓む。
リップ27、28、29、34の中でも、止水リップ28に接続されて側方に長く突出する分岐リップ34はとりわけ、目地13の室外側部分(面材12aの小口面a)を通る際に大きく撓むが、目地幅の広い目地中間部に入り込むにつれて拡がり、分岐リップ34先端が面材12aの小口面aを外れると、分岐リップ34が拡開し、該リップ先端部282が目地中間部(下地材12b)の小口面a、すなわち凹溝12dの溝底に弾接する。ガスケット11の押込みにより、位置決め手段としての止水リップ先端部282又は止水リップ先端側部分283が凹溝12dを形成する前記室内側側壁の段cに当たって支えると、そのときの感触で、ガスケット11が所定位置まで押込まれたことが知得される。また分岐リップ34が小口面の段b及び段c間の凹溝12dに入り込むことにより、地震等による外壁パネル12の相互の移動でガスケット11を室外側に押し出そうとするのを抑制することができる。
前記実施形態では、面材12aの小口面間に形成される室外側の目地13の幅と、断熱ボード12cの小口面間に形成される室内側の目地13の幅は、前述するように同一とされているが、ガスケット11を押込む際には、面材12aの小口面aを分岐リップ34が通過せねばならず、したがって押込み作業性からすると、面材12aの小口面aの幅は断熱ボード12cの小口面aの幅よりも広くてもよい。しかし広すぎると、シール性を低下させる懸念を生ずる。なお、図3では面材12aの小口面aには、ガスケット11を押込み易いように、室外側に拡開したテーパ面が形成されている。
止水リップ先端部282或いは図3に示すように、止水リップ先端側部分283が段cに当たるまで押込まれた状態で、分岐リップ34は押えリップ27で内側から突張られた状態となり、分岐リップ34先端部341を下地材12bの小口面a、すなわち前記凹溝12dの溝底に押し付ける。このように止水リップ29の分岐リップ34を内側から押込み、前記小口面aに押付ける押えリップ27を有すると、押えリップ27により分岐リップ34が小口面aに押付けられることで、止水性がより一層向上する。このとき止水リップ29は断熱ボード12cの小口面aに弾接し、また一次止水材15の止水リップ19も面材12aの小口面aに弾接し、高いシール性を確保する。
以上のようにして本実施形態のシール構造はガスケット11により、面材12aの小口面aに弾接する止水リップ19、室内側の段cに弾接する止水リップ28の先端側部分283及び下地材12bの小口面a、すなわち前記凹溝12dの溝底に弾接する分岐リップ34の先端部341、そして断熱ボード12cの小口面aに弾接する止水リップ29の先端部の4か所でシールされ、更には一次止水材15も目地13に納まることでリップ状をなす表層リップ18の先端部が面材12aの小口面aに弾接することを含めれば、計5か所の多点でシールされるようになり、シールラインを多く取ることで高い止水性を確保し、また目地13は凹溝12dにより中間部が拡げられることで排水空間が広くなり、止水リップ19を潜り抜けた水の排水性を向上させている。
ガスケット11はまた、止水リップ28の先端側部分283が前記室内側の段cに当たると共に、分岐リップ先端部341が下地材12bの小口面aに弾接し、かつ押えリップ27で分岐リップ34が内側から押えられることで、地震等による外壁パネル12相互の移動によりガスケット51を室外側に押し出そうとするのを抑制することができる。
図4に示すガスケット41は、前述のガスケット11における一次止水材15と二次止水材16を一体形成した基本構成を有している。図中、図2に示すガスケット11と同一構造部分には同一符号を付してある。
本実施形態で用いるガスケット41は、ガスケット11の一次止水材に相当する室外側の上端部に芯金43をインサートした柱部42と、表面を意匠面とした表層部18aを備えた柱部上端の表層リップ18と、止水リップ19を備え、かつ二次止水材に相当する柱部42に押えリップ27と、分岐リップ34を有する止水リップ28と、柱部下端の止水リップ29を順に備えた構成を有し、止水リップ28裏側の室内側及び下地材12bの小口面aに接触する分岐リップ先端部341にはスポンジ材44が設けられ、止水リップ28が当たる前記段cや下地材12bの小口面aが粗くても高いシール性を確保できるようにしている。
本実施形態で用いるガスケット41は、一次止水材と二次止水材が一体で、一次止水材に芯金43をインサートし、かつリップ27、29及びリップ28は、分岐リップ34と共に柱部26と同質の材質で、しかも止水リップ28裏側の室内側や分岐リップ先端部341にスポンジ材44を設けた以外は、図2に示すガスケット11と基本構造を同じくしている。
本実施形態で用いるガスケット41は、リップ27、28、29、34が柱部42と同材質のゴム又はゴム様弾性体で形成されているが、前記実施形態のガスケット11と同様、柱部42より軟質の材料で形成してもよい。
前記実施形態のガスケット11及び41における止水リップ19には、シール性を高めるため、面材12aの小口面aに弾接する箇所にスポンジ材を設けてもよい。
図5は、別の形態のガスケット51を示すものであり、図6は図5に示すガスケット51を外壁パネル12の縦方向の小口面間の目地13に装填してなる目地のシール構造を示すもので、図中、図3に示すシール構造及び図4に示すガスケット41と同一構造部分には同一符号を付してある。
本実施形態に係るガスケット51は、室外側の上端部に芯金43をインサートした柱部52と、表面を意匠面とした表層部18aを備えた柱部上端の表層リップ18と、その下側の止水リップ19と、柱部下部の山状をなす止水リップ53と、柱部下端の止水リップ29よりなり、柱部52の複数か所に側方に突出して設けられるリップ19、29、53のうち、柱部下部の止水リップ53は、中間部の頂部の屈折点531で屈折して、柱部52より室外側に向かって斜めに延出する根元側部分と、前記屈折点531より室内側に向かって斜めに延出する先端側部分532よりなり、前記屈折点531より側方に延び、止水リップ53の根元側部分の延長方向に一体形成される分岐リップ54を備えている。この分岐リップ54は止水リップ19、29、53よりも側方に長く延出し、また止水リップ53の先端部533又は前記先端側部分532は位置決め手段となっている。そして先端側部分532の中間部より先端にかけての柱部52を向く内側部分と、根元側部分の裏側である室内側及び分岐リップ先端部541にはスポンジ材44が取付けられている。
本実施形態に係るガスケット51も前記実施形態のガスケット41と同様、各リップ18、19、29及び53が柱部52と一体で共にEPDM等のゴム又は熱可塑性エラストマーや柔軟性のある樹脂等のゴム様弾性体で形成されているが、各リップ18、19、29、53は柱部52より軟質の材料で形成してもよい。
本実施形態のガスケット51を目地13に装填する際には、柱部下端の止水リップ29から目地13に押込む。この押込みにより先ず止水リップ29が、続いて止水リップ53が分岐リップ54と共に面材12aの小口面aにより押込まれ、窄むようにして撓む。ガスケット51の目地13への押込みに伴い、止水リップ29は目地13の凹溝12dに入り込んで一旦拡開したのち、断熱ボード12cの小口面aで再度窄められ、また止水リップ53は押込みに伴って先端側のスポンジ材44が凹溝12dを構成する室内側の段cに当たる。押込みがなおも続けられると、止水リップ先端側部分532が段cにより起こされて横向きとなると共に、分岐リップ先端部541のスポンジ材44が面材12aの小口面aより外れて分岐リップ54及び止水リップ53が凹溝12d内で拡開する。
止水リップ53先端側部分532が横向きとなり、スポンジ材44を介して段cに当たって支えた状態となると、そのときの感触でガスケット51が所定位置まで押込まれたことが知得される。また分岐リップ先端部541のスポンジ材44は面材12aの小口面aより外れると、そのまま室外側の段bをずれ動きながら凹溝12d内の奥側に向かって拡開する。
この拡開は、止水リップ根元側部分のスポンジ材44が断熱ボード12cの小口面aに押し付けられて、それ以上の拡がりが抑制されるまで行われる。
止水リップ29が凹溝12dを経て断熱ボード12cに達するのに伴ってまた、止水リップ19、続いて表層リップ18が目地13に押し込まれ、面材12aの小口面aに弾接する。
図6は以上のようにして目地13に装填されたガスケット51によるシール構造を示している。
本実施形態のシール構造によると、図6に示されるようにガスケット51の表層リップ18と止水リップ19が面材12aの小口面aに弾接すると共に、止水リップ29が断熱ボード12cの小口面aに弾接し、また分岐リップ先端部541のスポンジ材44及び止水リップ53先端側のスポンジ材44が上下の段b、cに、止水リップ根本側部分のスポンジ材44が断熱ボード12cの小口面aにそれぞれ弾接することにより、計6箇所でシールされるようになり、高いシール性を確保し、下地材12bや断熱ボード12cが水濡れするのを防ぐことができる。また分岐リップ54は、先端部541のスポンジ材44と止水リップ53先端側のスポンジ材44が段b、cに当たって支えた状態となり、更には止水リップ根元側のスポンジ材44が断熱ボード12cの小口面aに弾接することにより、分岐リップ先端部541のスポンジ材44が下地材12bの小口面aに当たらなくても、自立状態を維持することができるうえ、地震等による外壁パネル12相互の移動でガスケット51を室外側に押し出そうとするのを抑制することができる。
本実施形態の止水リップ53はまた、分岐リップ54が下地材の小口面aに当たらず、該小口面aと分岐リップ53の間に隙間を形成したことにより、目地13に侵入した水が万一、分岐リップ先端部541のスポンジ材44と面材裏面の段bとの間を潜り抜けるようなことがあったとしても、前記隙間から階下方向に流出し、排水することができる。
前記実施形態のガスケット11、41、51では、分岐リップ34、54は止水リップ28、53の屈折点281或いは先端部282に接続された形態をなしているが、屈折点281と先端との間の中間部、すなわち先端側部分283、532の任意の箇所より側方に突出形成してもよい。
図7は、分岐リップを止水リップの先端側部分の中間部に設けたガスケットの一例を示すもので、図示するガスケット61は柱部62と、柱部上端の受部63と、柱部下部より側方に突出形成される止水リップ64と、柱部下端に側方に突出して形成される止水リップ65よりなり、柱部62の複数か所より両側方に突出して形成される止水リップ64、65のうち、柱部下部の止水リップ64は中間部で屈折して柱部62より屈折点643まで横向きに延びる根本側部分641と、屈折点643より室内側に向けて斜めに延びる先端側部分642とで構成され、先端側部分642は中間部において更に屈曲し、先端側部分642の中間部である屈折点644より分岐リップ67が室外側に向けて斜め側方に突出して一体形成されている。そして先端側部分642の先端部645が位置決め手段となっている。また屈折点643と644の間の先端側部分642の裏面である室内側には、スポンジ材44が取付けられている。
分岐リップ67には図示するように、目地13への押込み時に折れ曲がって撓み易くなるようにするため、窪み68が形成されている。図中、70は芯材である。
本実施形態のガスケット61も前記ガスケット41及び51と同様の材質で形成される。
図8は、図7に示すガスケット61を外壁パネル72の小口面間の目地73に装填してなるシール構造を示すもので、外壁パネル72は前記実施形態の外壁パネル12と同様、面材72aと下地材72bと断熱ボード72cで構成されているが、前記実施形態の外壁パネル12と比べ、面材72aの厚みが厚くなっている以外は、前記実施形態の外壁パネル12と変わりはない。
目地73にガスケット61を装填する際には、受部63を押えて目地内に押込むが、位置決め手段としての止水リップ先端部645が凹溝72dを形成する室内側の段cに当たって支えたときの感触で、ガスケット61が所定位置まで押込まれたことが知得される。前記先端部645が室内側の段cに当たった段階においてはまた、スポンジ材44が段cに弾接してシールする。この状態においてはまた、分岐リップ67の先端側は窪み68で屈曲して先端部671が凹溝72dの室外側の段bに弾接してシールすると共に、止水リップ65は先端部が屈曲して断熱ボード72cの小口面aに弾接してシールする。
目地73にガスケット61を装填後、バックアップ材75が面材間の目地73に前記受部63に当たるまで押込んで充填され、ついでシーリング材76がバックアップ材75に当たるまで押込んで充填される。
本実施形態のシール構造においては、シーリング材76が面材72aの小口面aに当たり、またガスケット61は、分岐リップ67の先端部671が凹溝72dの室外側の段bに、止水リップ先端部645とスポンジ材44が室内側の段cにそれぞれ弾接し、かつ止水リップ65が断熱ボード72cの小口面aに当たることにより、目地73は計5か所でシールされるようになる。また止水リップ64は、分岐リップ先端部671と止水リップ先端部645及びスポンジ材44が上下の段b、cに当たって支えた状態となり、更には止水リップ64の先端側部分642のスポンジ材44が断熱ボード72cの室外側段cに弾接することにより、下地材72bの小口面aに当たらなくても、前記ガスケット51の止水リップ53と同様、自立状態を維持することができるうえ、地震等による外壁パネル72相互の移動でガスケット61を室外側に押し出そうとするのを防止することができる。
分岐リップ67はまた、下地材12bの小口面aに当たらないで、該小口面aとの間に隙間を形成したことにより、前記実施形態と同様、シーリング材76及びバックアップ材75を通り、目地73に侵入した水が万一、分岐リップ先端部と面材裏面の段bとの間を潜り抜けるようなことがあっても、前記隙間から階下方向に流出し、排水することができる。
図9は、図7に示すガスケット61を外壁パネル72の小口面aと、面材72aに代えて窓枠のサッシ76を取付けた構造をなす外壁パネル77の小口面間の目地78に装填してなるシール構造を示すもので、図8に示すシール構造と異なる点は、目地73を形成する外壁パネル12のうちの一方をサッシ76を備えた外壁パネル77とし、シーリング材76がサッシ76より突出しないようにバックアップ材75の厚みを薄くしたことである。
本実施形態のシール構造においても前述した図8に示すシール構造と同様の効果を奏する。
図7に示すガスケット61の分岐リップ67の先端部671及び止水リップ先端部645に図6に示すガスケット51と同様、スポンジ材44を取付け、凹溝72dの室外側の段bに弾接させると共に、断熱ボード72cの小口面aに弾接させるようにしてもよい。
なお前記各実施形態の止水リップ19、押えリップ27及び止水リップ29、65はある方が望ましいが、必須ではなく、いずれか1つ以上を省くこともできる。また、図5のガスケット51及び図7のガスケット61では、表層リップ18又は受部63のある柱部上端の部位と、これよりも下側にある柱部下部が一体形成されている例のみを示したが、図2のガスケット11のように柱部上端の部位と、これよりも下側の柱部下部が別体に形成され、目地へ装填する際に連結する構造となっていてもよい。
11、41、51、61・・ガスケット
12、72、77・・外壁パネル
13、73、78・・目地
15・・頭部
16・・脚部
17、26、42、52、62・・柱部
18・・表層リップ
19、28、29、53、64、65・・止水リップ
21・・凹部
22、43、70・・芯材
24、44・・スポンジ材
27・・押えリップ
31、63・・受部
32・・凸部
34、54、67・・分岐リップ
54・・突部
66・・屈折部
75・・バックアップ材
76・・シーリング材

Claims (5)

  1. 柱部17、26、42、52、62と、該柱部17、26、42、52、62の一ないし複数か所より両側方に向けて突設される止水リップ19、28、29、53、64、65を有するガスケット11、41、51、61を外壁パネル12、72、77の小口面間の目地13、73、78に押込んで装填してなるシール構造において、外壁パネル12、72、77の小口面aが段cをなして前記目地13、73、78は室内側が狭く形成されると共に、前記柱部17、26、42、52、62の1ないし複数か所に設けられる前記止水リップ19、28、29、53、64、65のうち、一か所での止水リップ34、53、64は位置決め手段を備え、前記ガスケット11、41、51、61は前記目地13、73、78に止水リップ34、53、64の前記位置決め手段が前記小口面aに形成される段cに係止して位置決めされた状態で装填されることを特徴とする目地のシール構造。
  2. 前記位置決め手段を備えた止水リップ34、53、64は、中間部の屈曲ないし屈折点281、531、643で屈曲ないし屈折して、前記屈曲ないし屈折点281、531、643より先端側の先端側部分283、532、642が室内側を向き、先端側部分283、532、642又は該部分283、532、642の先端部282、533、645が前記cに係止する位置決め手段となり、また前記屈曲ないし屈折点281、531、643から先端に至るまでの範囲内の任意の箇所より側方に突出して一体形成され、外壁パネル12、72、77に弾接する分岐リップ34、54、67を備えることを特徴とする請求項1記載の目地のシール構造。
  3. 前記外壁パネル12、72、77は、下地材12b、72bの表面に面材12a、72aを、裏面に断熱ボード12c、72cをそれぞれ下地材12b、72bより側方に突出して積層した構造を有して下地材12b、72bの小口面aが面材12a、72aと断熱ボード12c、72cの小口面aより引込んで下地材12b、72bの小口面aと、その上下に面材裏面の段bと断熱ボード表面の段cを備えた樋状の凹溝12d、72dを形成し、前記分岐リップ34、54、67は先端部341、541、671が前記凹溝12d、72dの前記面材裏面の段bに弾接するか、又は外壁パネル12、72、77の小口面aに弾接することを特徴とする請求項2記載の目地のシール構造。
  4. 前記位置決め手段を備えた止水リップ28、53、64と分岐リップ34、54、67には、前記面材12a、72a裏面の段bと断熱ボード12c、72c表面の段cのうち、少なくとも一方の段に弾接するスポンジ材44が設けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの請求項に記載の目地のシール構造。
  5. 前記分岐リップ34を内側から押込み、分岐リップ34の先端部341を前記外壁パネル12の小口面aに押付ける押えリップ27を有することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかの請求項に記載の目地のシール構造。
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