JP2013172804A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】オットマンの使い勝手を向上させる。
【解決手段】シートクッション3の前部に足載せとなるオットマン4が収納展開可能に配設された車両用シート1であって、オットマン4にシートバック2の姿勢変化に伴う動作移動量を伝達する伝達機構Trと、伝達機構Trの動力伝達経路を遮断するキャンセル機構(操作ノブ5Sによりスライドピン5Pをオットマン4の長孔との係合状態から外す機構)と、を有する。伝達機構Trは、シートバック2を通常の使用位置から所定の安楽姿勢位置へと姿勢変化させることにより、オットマン4を収納位置から展開位置へと移動させ、シートバック2の姿勢変化を戻すことにより、オットマン4を収納位置へと戻す構成とされている。キャンセル機構は、伝達機構Trの動力伝達経路を遮断することで、シートバック2の姿勢変化に因らずオットマン4を収納位置の状態に保持できる状態にする。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用シートに関する。詳しくは、シートクッションの前部に足載せとなるオットマンが収納展開可能に配設された車両用シートに関する。
従来、オットマン(足載せ)付きの車両用シートにおいて、オットマンを複数のリンクを用いた回転運動により収納展開動させるようにした構成が知られている(特許文献1)。上記オットマンは、リンク機構を介してシートバックと連結されており、シートバックが後方側に倒し込まれる動きに連動して展開位置まで押し動かされるようになっている。
特開2010−247810号公報
しかし、上記従来技術では、シートバックを後方側に倒し込むことで、オットマンが必ずこれに連動して展開位置まで動かされてしまうため、シートバックだけを後方側に倒し込む使用が行えず、使い勝手が悪かった。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、オットマンの使い勝手を向上させることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートは次の手段をとる。
第1の発明は、シートクッションの前部に足載せとなるオットマンが収納展開可能に配設された車両用シートであって、オットマンにシート本体の姿勢変化に伴う動作移動量を伝達する伝達機構と、伝達機構の動力伝達経路を遮断するキャンセル機構と、を有する。伝達機構は、シート本体を通常の使用位置から所定の安楽姿勢位置へと姿勢変化させることにより、オットマンを収納位置から展開位置へと移動させ、シート本体の姿勢変化を戻すことにより、オットマンを収納位置へと戻す構成とされている。キャンセル機構は、伝達機構の動力伝達経路を遮断することで、シート本体の姿勢変化に因らずオットマンを収納位置の状態に保持できる状態にする。
この第1の発明によれば、キャンセル機構を設けたことにより、オットマンをシート本体の姿勢変化に連動させて便利に収納展開させたり、シート本体を姿勢変化させてもオットマンを収納位置の状態に保持したりするように、オットマンの使用を使い分けることができる。したがって、オットマンを動かさずにシート本体だけを姿勢変化させたり、オットマンをシート本体の動きに連動させて便利に収納展開させられるようにしたりすることができ、オットマンの使い勝手を向上させることができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成となっているものである。伝達機構は、オットマンを吊持してシート本体の姿勢変化に伴う動作移動量をオットマンに伝達する伝達部材と、オットマンを、シート本体を支持するベースに対し、これらのうちの一方に設けられたスライドピンを他方に形成された長孔内にスライド可能に嵌め込むことにより、伝達部材からの動力伝達を受けて収納展開させるようにした構成と、から成る。キャンセル機構は、スライドピンの長孔に対する嵌め込みによる係合を外すことにより、オットマンを伝達部材からの動力伝達に因らず、伝達部材に吊持された収納位置の状態に保持する。
この第2の発明によれば、オットマンを、シート本体の姿勢変化に伴って収納展開させられる構成を簡単な構成により具現化することができると共に、伝達機構の動力伝達経路を遮断する構成を、スライドピンを長孔との係合から外す簡単な構成により具現化することができる。
第3の発明は、上述した第2の発明において、次の構成となっているものである。伝達部材は、シートバックとオットマンとを連結し、シートクッションの骨格を成す骨格部材として構成されている。シートバックの背凭れ角度を通常の使用位置となる起立寄りの位置から所定の安楽姿勢位置となる後方側へ傾倒させた位置へと倒し込むことにより、シートクッションが前方側へスライドすると共に、オットマンが展開位置へと展開されるようになっている。
この第3の発明によれば、シートバックを後傾させて安楽姿勢に切り替える動作に合わせて、シートクッションも上記安楽姿勢に対応した前方側の位置へスライドさせることができ、より合理的な構成で、オットマンを含めた車両用シートの姿勢全体を、通常姿勢と安楽姿勢とに切り替えることができる。
第4の発明は、上述した第2又は第3の発明において、次の構成となっているものである。ベースは、シート本体を側方側から支持する構成とされている。ベースにスライドピンが設けられ、オットマンに長孔が形成されている。スライドピンは、側方側へ引き抜かれることにより、長孔との係合状態から外される構成となっている。
この第4の発明によれば、シート本体の側部に設定されるベースに、スライドピンを引き抜く構成を設定することで、キャンセル操作が簡便なキャンセル機構を、より簡単な構成により具現化することができる。
実施例1の車両用シートの外観を示した斜視図である。 車両用シートを安楽姿勢に切り替えた状態を示した斜視図である。 オットマンの連動を解除した状態で車両用シートを安楽姿勢に切り替えた状態を示した斜視図である。 オットマンとシートクッションフレームとの連結部の分解斜視図である。 図1のV-V線断面図である。 車両用シートの側面図である。 車両用シートを安楽姿勢に切り替えていく途中の状態を示した側面図である。 車両用シートを安楽姿勢に切り替えた状態を示した側面図である。 オットマンの連動を解除した状態で車両用シートを安楽姿勢に切り替えた状態を示した側面図である。 実施例2の車両用シートの構成を示した側面図である。 シートクッションを安楽姿勢に切り替えた状態を示した側面図である。 オットマンの連動を解除した状態で車両用シートを安楽姿勢に切り替えた状態を示した側面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用シート1の構成について、図1〜図9を用いて説明する。本実施例の車両用シート1は、図1に示すように、3列シートを備える車両の2列目に配設された、いわゆる1人掛け用のキャプテンシートの構成となっており、着座乗員の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を備える。上記シートクッション3の前部には、着座乗員が足載せとして使用することのできるオットマン4が配設されている。
このオットマン4は、シートバック2が通常、背凭れとして使用される起立寄りの背凭れ角度位置の状態にある時には、シートクッション3の前下部に畳み込まれた収納位置の状態に保持された状態となっている。上記オットマン4は、図2に示すように、シートバック2を上記通常使用位置から安楽姿勢となる後傾位置まで倒し込むことにより、この動作に連動して、足載せとして使用可能となる上向きに起こし上げられた展開位置の状態に切り替えられるようになっている。また、オットマン4は、上記シートバック2を上記後傾位置から通常の起立寄りの位置まで起し上げることにより、上記とは逆方向に動かされて、再び、シートクッション3の前下部に畳み込まれた収納位置に戻されるようになっている。
また、オットマン4は、図3に示すように、車両用シート1の図示向かって右側の側部に設けられた操作ノブ5Sを解除操作方向に回転操作することにより、上記シートバック2の倒し込みに伴う動作移動量をオットマン4に伝達する伝達機構Trの動力伝達経路が遮断され、シートバック2を上記安楽姿勢位置まで倒し込んでも展開動作しないように切り替えられるようになっている。この切り替えにより、オットマン4を上記シートバック2(シート本体)の姿勢変化に連動させて便利に収納展開させたり、シートバック2(シート本体)を姿勢変化させてもオットマン4を連動させずに収納位置の状態に保持したりするように、オットマン4の使用を使い分けることができるようになっている。以下、上記車両用シート1の各部の構成について詳しく説明する。
図1に示すように、上記車両用シート1の左右両側部には、フロア上から立壁状に起立する横壁5が設けられており、車両用シート1は、これら横壁5に連結されて支持されている。詳しくは、各横壁5は、図4に示すように、その内部のベース板5Bの下部が、スライド装置7を介してフロア上に連結された構成となっており、フロアに対する設置位置を前後方向に調節することができるようになっている。ここで、ベース板5Bが、本発明の「ベース」に相当する。なお、各スライド装置7の基本構造は、特開2010−221935号公報等の文献に開示された公知のものと同じ構成となっているため、これらの具体的な構成についての説明は省略することとする。上述した各横壁5は、それらの上面部が、着座乗員が肘掛けとして使用することのできるアームレスト5Aとして設定されている。
上記車両用シート1は、上述した各横壁5に対して、図1で前述した通常使用位置の状態と、図2で前述した安楽姿勢位置の状態と、に切り替えられるように連結された状態となっている。具体的に説明すると、シートバック2は、図6に示すように、その左右両側部の骨格を成す縦長状の各サイドフレーム2Aが、それらの両外側に位置する各横壁5(ベース板5B)に対して、それぞれ、回転止め可能な回転軸装置として機能するリクライニング装置6を間に介して連結されている。これにより、シートバック2が、各リクライニング装置6の作動により、各横壁5に対して背凭れ角度の調節が行える状態に連結された状態とされている。
上記各リクライニング装置6は、常時は、シートバック2の背凭れ角度(回転角度)をロックした状態に保持されており、車両外側の横壁5等の箇所に設定された図示しない解除レバーを引き上げる操作により、それらのロック状態が一斉に解除されるようになっている。各リクライニング装置6のロックの解除により、シートバック2は、図6〜図8に示すように、各リクライニング装置6の同軸上の位置に設定された中心点6Aのまわりに前後方向に回転(傾動)することができる状態となる。各リクライニング装置6は、上記解除レバーの操作を解除することにより、再び、シートバック2の背凭れ角度をロックした状態に戻される。なお、各リクライニング装置6の基本構造は、特開2011−116303号公報等の文献に開示されたものと同じものとなっているため、その具体的な説明は省略することとする。
シートクッション3は、その左右両側部の骨格を成す前後方向に長尺な各サイドフレーム3Aが、それらの中間部において、それらの両外側に位置する各横壁5(ベース板5B)に連結され、それらの後端部において、上述したシートバック2の各サイドフレーム2Aの下端部に連結された状態として設けられている。詳しくは、シートクッション3の各サイドフレーム3Aは、それらの中間部が、各横壁5(ベース板5B)に対して、前上がり方向に斜めにスライドすることができる状態に連結されている。具体的には、図4に示すように、シートクッション3の各サイドフレーム3Aの中間部には、それぞれ外方向に突出するスライドピン3P2が設けられており、これらスライドピン3P2が、各横壁5(ベース板5B)に形成された前上がり方向に湾曲する形状の各長孔5C内に嵌め込まれることで、これらの孔形状に沿ってスライドすることができるように連結された構成となっている。
また、図6〜図8に示すように、シートクッション3の各サイドフレーム3Aは、それらの後端部が、シートバック2の各サイドフレーム2Aの下端部に対して、それぞれ前後方向に揺動回転可能な状態となるように軸連結されている。具体的には、シートクッション3の各サイドフレーム3Aの後端部には、シートクッション3の外形形状よりも後方側に延出する延出部3Bが形成されており、これら延出部3Bが、シートバック2の各サイドフレーム2Aの下端部に形成された、シートバック2の外形形状よりも下方側に延出する各延出部2Bに対し、それぞれ連結ピン3P1により回転可能に軸連結された構成となっている。
上記シートクッション3は、図6に示すように、シートバック2の背凭れ角度が、通常使用位置となる起立寄りの角度位置にある状態では、各サイドフレーム3Aの中間部に設けられた各スライドピン3P2が、各横壁5(ベース板5B)の長孔5Cの後ろ下側の端部に位置した状態として、シートバック2の背凭れ角度位置に対する適切な着座位置となる後方寄りの通常使用位置の状態に保持された状態とされている。しかし、シートクッション3は、図7〜図8に示すように、シートバック2の背凭れ角度が、上記通常使用位置から安楽姿勢となる後方側に向けて倒し込まれることにより、上記連結ピン3P1を介して前方側に押し動かされる。これにより、シートクッション3は、上述した各スライドピン3P2が各長孔5Cの形状に沿ってスライドすることで、その姿勢を前斜め上向きに変えながら、前部3Fが前方斜め上方側に押し動かされていくようになっている。
上記の移動により、シートクッション3は、シートバック2が図8に示す安楽姿勢の位置まで倒し込まれることにより、その前部3Fが前方側に移動して、着座乗員の大腿部を高い位置で支えることができるように持ち上げられた状態となる。これにより、シートクッション3は、上記倒し込まれたシートバック2に凭れ掛かる着座乗員の姿勢を、骨盤に対する大腿部の角度(ヒップ角)が広くなり過ぎないように、大腿部を前部3Fによって持ち上げた安楽な姿勢で支えられる状態(安楽姿勢状態)となる。上記シートクッション3は、シートバック2の背凭れ角度が上述した各リクライニング装置6のロックによって固定されることにより、その位置も固定されるようになっている。
オットマン4は、図4に示すように、足載せ台となる板状のオットマン本体4Aと、オットマン本体4Aの左右両側部に結合されたサイドフレーム4Bと、オットマン本体4Aの板面上に面方向にスライドさせられる状態に組み付けられたスライド板4Dと、を有する。オットマン本体4Aは、その左右両側部に結合された各サイドフレーム4Bの上端部が、それぞれ、連結ピン3P3により、シートクッション3の各サイドフレーム3Aの前端部に回転可能な状態に軸連結されて設けられている。ここで、シートクッション3の各サイドフレーム3Aが、本発明の「伝達部材」に相当する。上記シートクッション3の各サイドフレーム3Aの前端部同士は、これらの間にシートクッション3の前部3Fの骨格を成すフロントフレーム3Faが架け渡されて剛結合されていて、互いに強固に一体的に結合された状態とされている。
上記オットマン本体4Aは、上述した連結により、車両用シート1が図6に示す通常使用位置の状態にあるときには、シートクッション3の前側部に重なるようにコンパクトに畳み込まれた収納状態に保持される。ここで、上記オットマン本体4Aの図4の紙面手前側に示される一方側のサイドフレーム4Bには、その上端部に、後方側に向かって延出するアーム部4Cが形成されている。このアーム部4Cは、図6に示すオットマン本体4Aが収納状態にある時には、上側に凹となる形で後ろ上がり方向に湾曲状に延出する形状となっている。上記アーム部4Cは、その後方側へ延びる形状の立ち上がりが僅かであり、ほぼ水平に近い状態であるため、シートクッション3の外形形状から上方側に張り出すことなく、シートクッション3の形状内にコンパクトに収まった状態とされている。上記アーム部4Cには、アーム部4Cの形状と同じ、上側に凹となる僅かに湾曲した形状の長孔4C1が軸方向(シート幅方向)に貫通されて形成されている。
図4に示すように、上述したアーム部4Cは、その長孔4C1内に、その図示向かって右側の横壁5のベース板5Bから張り出す操作ノブ5Sのスライドピン5Pが嵌め込まれて係合されていることにより、その長孔4C1の形状によって、各横壁5(ベース板5B)に対する回転姿勢が定められた状態とされている。すなわち、図6に示すように、上述したアーム部4Cに形成された長孔4C1は、オットマン本体4Aの回転中心(連結ピン3P3)まわりの円弧形状とはなっておらず、アーム部4C(オットマン本体4A)の回転姿勢は、上記スライドピン5Pと係合している長孔4C1の形状によって拘束されるようになっている。したがって、上記長孔4C1とスライドピン5Pとの係合構造により、通常時のオットマン本体4Aの回転姿勢が、上記シートクッション3の前側部に重なるようにコンパクトに畳み込まれた収納位置に規制された状態として保持されている。
ここで、上記長孔4C1が、本発明の「長孔」に相当し、スライドピン5Pが、本発明の「スライドピン」に相当する。上記長孔4C1内には、スライドピン5Pを受け入れて一体的に係合するピン受け5Paがスライド可能に嵌め込まれており、このピン受け5Pa内にスライドピン5Pが差し込まれることで、スライドピン5Pとピン受け5Paとが一体的となって長孔4C1内をスライドする構成となっている(図5参照)。
上記オットマン本体4Aは、図7に示すように、前述したシートバック2(の各サイドフレーム2A)が後方側に倒し込まれる動作によってシートクッション3(の各サイドフレーム3A)が前斜め上向きに押し動かされると、各サイドフレーム4Bの上端部がそれぞれ連結ピン3P3を介してシートクッション3の各サイドフレーム3Aにより押される態様で、前方斜め上方側に押し動かされる。このとき、オットマン本体4Aは、その押し動かされる動作によって、図示手前側のアーム部4Cの長孔4C1が、同側の横壁5(ベース板5B)に対して固定されているスライドピン5Pに対して前方側へ滑るように移動する。これにより、オットマン本体4A(アーム部4C)の姿勢が、上記押し動かされる動作に伴って、長孔4C1の形状により案内されながら前方側へと起し上げられていく。
上記オットマン本体4Aが前方側に起し上げられる移動は、シートクッション3の前部3Fが上側に持ち上げられる移動を伴うことにより、長孔4C1の形状が初期時に水平に近い状態となっているにも拘らず、上方側に効率的に持ち上げられるように移動案内されるようになっている。また、長孔4C1がストレートな形状ではなく、僅かに上側に凹となる湾曲した形状となっていることにより、上記移動時にスライドピン5Pが長孔4C1の内周面に押圧される力が軽減されて、スライド移動がつっかえることなくスムーズに行えるようになっている。したがって、上記シートバック2が図8に示すように安楽姿勢の位置まで倒し込まれることにより、オットマン本体4Aは、それ自体の位置が前方斜め上方側に移動されると共に、上向きに角度が変えられて、着座乗員の下腿部を載置することができる展開位置の状態となる。
上記オットマン本体4Aは、上記展開位置の状態では、その上に着座乗員の下腿部が置かれても、上記長孔4C1とスライドピン5Pとの係合構造により、その回転姿勢が規制された状態に保たれる。したがって、オットマン本体4Aは、その回転中心(連結ピン3P3)から後方下側に離間した遠い位置で、上記長孔4C1とスライドピン5Pとの係合構造により支えられた状態として、着座乗員の下腿部の荷重を強い力で支えられる状態となる。なお、オットマン本体4Aの回転姿勢の固定は、シートバック2の背凭れ角度が上述した各リクライニング装置6のロックによって固定されることにより行われるようになっている。上記オットマン本体4Aは、シートバック2を上記後傾位置から通常の起立寄りの位置まで起し上げることにより、上記とは逆方向に動かされて、再び、シートクッション3の前下部に畳み込まれた収納位置に戻されるようになっている(図6参照)。
ところで、図8に示すように、上述したようにオットマン本体4Aを展開位置へと起し上げることにより、その上面部に配設されているクッションパッド3Cも前側に起こし上げられる。このクッションパッド3Cは、シートクッション3の着座面部に設定されたクッションパッド3Cの一部が前側に延長されて形成されたものであり、上記のようにオットマン本体4Aが展開されて持ち上げられることにより、その厚みによるオットマン本体4Aとの回転中心の高さの違いにより、その先端部(下端部)がオットマン本体4Aよりも前側に迫り出すように相対移動するようになっている。そこで、このクッションパッド3Cの前側に迫り出した部分の支持も行えるように、オットマン本体4Aには、クッションパッド3Cの動きに追従して移動するスライド板4Dが取り付けられている。
上記スライド板4Dは、図4に示すように、オットマン本体4Aの足載せ面(前面)上に面方向にスライドすることができる状態に取り付けられている。具体的には、スライド板4Dの裏面部には、その左右2箇所の位置にスライダ4D1が取り付けられており、これらスライダ4D1が、オットマン本体4Aの脚載せ面上に取り付けられた各スライドレール4A1に対してスライド可能に組み付けられた状態となっている。これにより、スライド板4Dが、オットマン本体4Aに対して前後スライド自在にガイドされた状態として取り付けられた状態となっている。上記スライド板4Dは、図6〜図8に示すように、クッションパッド3Cの裏面部に一体的に取り付けられており、オットマン本体4Aが展開収納される動きに合わせてクッションパッド3Cと一緒にオットマン本体4Aに対してスライドすることにより、図8に示すようにクッションパッド3Cのオットマン本体4Aから前側に迫り出した部分を下方側からあてがえて支持した状態をとれるようになっている。
なお、上述したクッションパッド3Cの表面部には、表皮材3Dが張設されている。この表皮材3Dも、シートクッション3の着座面上に張設された表皮材3Dの一部が前側に延長されて形成されたものであり、シートクッション3からオットマン4までをひと続きに覆った状態となって設けられている。
以上の構成により、シートバック2を通常使用位置と安楽姿勢位置との間で姿勢変化させる動きに連動させて、オットマン4を収納位置と展開位置とに収納展開動作させられるようになっている。しかし、上述した連動構造は、図3に示すように、操作ノブ5Sを回転操作して、上述したスライドピン5P(図4参照)を長孔4C1(ピン受け5Pa)との係合状態から外すことにより、連動が解除されるようになっている。
具体的には、図5に示すように、上述した操作ノブ5Sには、外周面に雄ねじが切られたスライドピン5Pが一体的となっており、スライドピン5Pをベース板5Bに取り付けられたナット5Nに螺合させることにより、スライドピン5Pの先端部がアーム部4Cの長孔4C1内に嵌め込まれたピン受け5Paに係合された状態として、ベース板5Bに一体的に連結された状態とされている。上記スライドピン5Pとピン受け5Pa(長孔4C1)との係合状態は、操作ノブ5Sを上記螺合方向とは逆方向に回すことにより外される。これにより、図9に示すように、オットマン4は、シートバック2が後方側に倒し込まれてシートクッション3の各サイドフレーム3Aが前側に押し出されても、この動きに連動して展開動作されることなく、シートクッション3の各サイドフレーム3Aの前端部に吊持された状態(収納状態)のまま保持されることとなる。
このとき、シートバック2の倒し込み動作に伴って、オットマン4の長孔4C1(ピン受け5Pa)とスライドピン5Pとの相対的な位置関係はずらされるが、シートバック2を通常の姿勢位置に戻すことによって、再び、上記長孔4C1(ピン受け5Pa)とスライドピン5Pとの相対的な位置関係は合わされた状態に戻されるようになっている。したがって、これらの位置合わせを適切に行えるようにするために、ピン受け5Paを長孔4C1内の初期位置(収納状態時に位置する箇所:長孔4C1の端部)に向けて附勢するバネの附勢構造や、シートバック2が通常の姿勢位置にあるときのオットマン4の初期位置を規制するバネの附勢構造を設けるなどして、シートバック2が通常使用位置に戻されているときには操作ノブ5Sを回すことで、スライドピン5Pを長孔4C1内のピン受け5Paに係合させられるようにするとより好ましい。
このように、本実施例の車両用シート1の構成によれば、オットマン4を横壁5(ベース板5B)に対して長孔4C1とスライドピン5Pの連結構造により連結し、このオットマン4にシートバック2の姿勢変化に伴う動作移動量を伝達する伝達部材(本実施例ではシートクッション3の各サイドフレーム3Aが伝達部材の役割を果たしている。)を設定した簡素な構成により、シートクッション3を通常使用位置(図6の状態)から所定の安楽姿勢位置(図8の状態)へと姿勢変化させたりその逆の動作をさせたりすることで、オットマン4を連動させて展開収納させられる構成を得ることができる。このように、オットマン4を収納展開させる構成を少ない部品点数で合理的に構成することができる。
また、上記したように、伝達部材が、シートバック2とオットマン4とを連結しシートクッション3の骨格を成す骨格部材(サイドフレーム3A)により構成されていることにより、シートバック2の背凭れ角度を通常使用位置から安楽姿勢位置へと倒し込むことにより、シートクッション3を前方側へスライドさせると共に、オットマン4を所定の展開位置へと展開させることができるようになっている。これにより、シートバック2を安楽姿勢に切り替える動作に合わせて、シートクッション3も上記安楽姿勢に対応した前方側の位置へスライドさせることができ、より合理的な構成で、オットマン4を含めた車両用シート1の姿勢全体を、通常姿勢と安楽姿勢とに切り替えることができる。
また、伝達部材(シートクッション3の各サイドフレーム3A)が、シートバック2を安楽姿勢に切り替える動作により、その前部(3F)が前方斜め上方側に移動するように横壁5(ベース板5B)に対して支持されていることにより、伝達部材(各サイドフレーム3A)が前側に押し動かされる動作によって、伝達部材(各サイドフレーム3A)とオットマン4との連結部が前方斜め上方側に効率的に押し動かされるようになる。したがって、長孔4C1の形状を立ち上げる形状にしなくても、上記伝達部材(シートクッション3の各サイドフレーム3A)の動きによって、オットマン4を効率的に前方斜め上方側(足載せ位置を上げる方向)に動かしながら上向きに回転させられるようにすることができる。
また、スライドピン5Pの長孔4C1に対する係合を外すキャンセル機構を設けたことにより、オットマン4をシート本体の姿勢変化に連動させて便利に収納展開させたり、シート本体を姿勢変化させてもオットマン4を収納位置の状態に保持したりするように、オットマン4の使用を使い分けることができる。したがって、オットマン4を動かさずにシート本体だけを姿勢変化させたり、オットマン4をシート本体の動きに連動させて便利に収納展開させられるようにしたりすることができ、オットマン4の使い勝手を向上させることができる。また、ベース板5Bにスライドピン5Pを設定し、オットマン4に長孔4C1を設定したことにより、操作ノブ5Sを車両用シート1の側部に設定して、その回転操作によりスライドピン5Pを長孔4C1との係合状態から引き抜く構成を簡素な構成により具現化することができ、キャンセル操作を簡便に行えるキャンセル機構を、簡単な構成によって具現化することができる。
続いて、実施例2の車両用シート1の構成について、図10〜図12を用いて説明する。なお、本実施例では、実施例1で示した車両用シート1と実質的な構成及び作用が同じとなる箇所については、これらと同一の符号を付して説明を省略し、異なる箇所について詳しく説明することとする。本実施例では、図10〜図11に示すように、オットマン4の展開収納動作が、シートバック2の動きには関係なく、シートクッション3の着座位置を前後させる動作に連動して行われるようになっている。すなわち、本実施例では、シートバック2を通常使用位置から安楽姿勢位置まで傾倒させる動作と、シートクッション3を通常使用位置から安楽姿勢位置まで移動させる動作と、が別で行われるようになっており、シートクッション3が上記安楽姿勢位置まで動かされる動作に連動してオットマン4が展開される構成となっている。
具体的には、シートクッション3の前後移動は、シートクッション3の車両外側(内側でもよい。)のサイドフレーム3Aと同側の横壁5(ベース板5B)との間に設けられた電動モータ8による駆動によって行われるようになっている。上記電動モータ8は、上記横壁5(ベース板5B)に連結ピン8P1によって回転可能に軸連結された状態として設けられており、電動モータ8の駆動により回転する送りネジ8Aに螺合された送りナット8Bが、上記シートクッション3のサイドフレーム3Aの後部に連結ピン8P2によって回転可能に軸連結された状態とされている。上記構成により、電動モータ8が駆動して送りネジ8Aが回転すると、送りナット8Bが前後に送られて、シートクッション3のサイドフレーム3Aが実施例1で説明した動きと同じ態様で前後移動する。なお、上記駆動とは別で行われるシートバック2の傾倒動作を、他の駆動装置を用いて、上記シートクッション3の動作と一緒に合わせて行うようにしてもよい。
また、図12に示すように、実施例1で示した構成と同様に、操作ノブ5Sを回転操作してスライドピン5Pを長孔4C1(ピン受け5Pa)との係合から外すことにより、シートクッション3の姿勢変化に因らず、オットマン4を収納位置の状態に保持することができる。
以上、本発明の実施形態を2つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、実施例1では、シートバック2の動きをオットマン4に伝達する伝達部材を、シートクッション3の骨格(サイドフレーム3A)としたものを例示したが、シートクッションの骨格ではない別設定の部材を伝達部材として設定しても良い。ただし、この場合には、シートクッションを安楽姿勢に切り替える操作が、シートバックの動きには連動しないものとなる。また、伝達部材は、シートクッションの動きをオットマンに伝達する部材として、シートクッションの骨格とは別に設定された部材から成るものであってもよい。
また、オットマンとベースとの連結構造である長孔とスライドピンの係合構造は、上記実施例では、オットマン4に長孔4C1が形成され、ベース板5B(ベース)にスライドピン5Pが設けられた構成を例示したが、オットマンにスライドピンを設定し、ベースに長孔を設定したものであってもよい。なお、上記実施例で示したピン受け5Paは、必ずしも必要ではなく、スライドピンを直接長孔にスライド可能に嵌合させるようにしてもよい。
また、上記実施例では、伝達部材(シートクッション3のサイドフレーム3A)が、シートバック2を後傾させる動作に連動して、その前部(3F)が前方斜め上方側に移動するように構成されたものを示したが、伝達部材は、単に、真っ直ぐ前方側に動かされる構成であってもよい。但し、この場合には、上記の動きに連動してオットマンを上向きに回転させられるように、スライドピンをスライドさせる長孔の形状を、上方側に大きく立ち上げる形状にしなければならず、初期時の高さ方向のスペースが嵩張る構成となってしまうことに留意が必要である。
また、オットマンを、ベースに対して、伝達部材との連結点とは異なる位置(例えば高い位置)でヒンジ連結して設けてもよい。こうした場合でも、伝達部材が前方側に押し動かされることで、オットマンをベースとの連結点を起点に前に起こし上げられる構成とすることができる。また、伝達機構の動力伝達経路を遮断するキャンセル機構は、シートバック又はシートクッションの姿勢変化に伴う動作移動量をオットマンに伝達する動力伝達経路におけるどこの経路箇所に設定されていても良い。
また、上記実施例では、シートバック2又はシートクッション3の姿勢変化に伴う動作移動量をオットマン4に伝達する伝達機構Trと、その伝達経路を遮断するキャンセル機構(操作ノブ5Sによりスライドピン5Pを長孔4C1との係合状態から外す構造)とを、それぞれ片側の側部においてのみ設定した構成を例示したが、両側部に設定しても良い。この場合、キャンセル機構による伝達経路の遮断を、各側部で個別に行うようにしても良いし、ケーブルなどを用いて両側で一斉に行えるようにしても良い。また、伝達経路の遮断操作は、上記実施例で示したような操作ノブの回転操作によるもの以外であってもよく、例えば、押ボタン式、又は押引式の操作によるものや、スライド式の操作によるものであってもよい。また、ソレノイドや電気モーターなどを用いて、電動操作により伝達経路の遮断操作を行うものであってもよい。
1 車両用シート
2 シートバック
2A サイドフレーム
2B 延出部
3 シートクッション
3F 前部
3Fa フロントフレーム
3A サイドフレーム(伝達部材)
3B 延出部
3C クッションパッド
3D 表皮材
3P1 連結ピン
3P2 スライドピン
3P3 連結ピン
4 オットマン
4A オットマン本体
4A1 スライドレール
4B サイドフレーム
4C アーム部
4C1 長孔(長孔)
4D スライド板
4D1 スライダ
5 横壁
5A アームレスト
5B ベース板(ベース)
5C 長孔
5N ナット
5S 操作ノブ
5P スライドピン(スライドピン)
5Pa ピン受け
6 リクライニング装置
6A 中心点
7 スライド装置
8 電動モータ
8A 送りネジ
8B 送りナット
8P1 連結ピン
8P2 連結ピン
Tr 伝達機構

Claims (4)

  1. シートクッションの前部に足載せとなるオットマンが収納展開可能に配設された車両用シートであって、
    前記オットマンにシート本体の姿勢変化に伴う動作移動量を伝達する伝達機構と、
    該伝達機構の動力伝達経路を遮断するキャンセル機構と、を有し、
    前記伝達機構は、前記シート本体を通常の使用位置から所定の安楽姿勢位置へと姿勢変化させることにより前記オットマンを収納位置から展開位置へと移動させ、前記シート本体の姿勢変化を戻すことにより前記オットマンを前記収納位置へと戻す構成とされ、
    前記キャンセル機構は、前記伝達機構の動力伝達経路を遮断することで、前記シート本体の姿勢変化に因らず前記オットマンを前記収納位置の状態に保持することを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    前記伝達機構は、
    前記オットマンを吊持し、前記シート本体の姿勢変化に伴う動作移動量を前記オットマンに伝達する伝達部材と、
    前記オットマンを、前記シート本体を支持するベースに対し、これらのうちの一方に設けられたスライドピンを他方に形成された長孔内にスライド可能に嵌め込むことにより、前記伝達部材からの動力伝達を受けて収納展開させるようにした構成と、から成り、
    前記キャンセル機構は、前記スライドピンの前記長孔に対する嵌め込みによる係合を外すことにより、前記オットマンを前記伝達部材からの動力伝達に因らず該伝達部材に吊持された前記収納位置の状態に保持することを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項2に記載の車両用シートであって、
    前記伝達部材は、シートバックと前記オットマンとを連結し前記シートクッションの骨格を成す骨格部材として構成され、前記シートバックの背凭れ角度を前記通常の使用位置となる起立寄りの位置から前記所定の安楽姿勢位置となる後方側へ傾倒させた位置へと倒し込むことにより、前記シートクッションが前方側へスライドすると共に、前記オットマンが前記展開位置へと展開されるようになっていることを特徴とする車両用シート。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の車両用シートであって、
    前記ベースは前記シート本体を側方側から支持する構成とされ、該ベースに前記スライドピンが設けられ、前記オットマンに前記長孔が形成され、前記スライドピンが側方側へ引き抜かれることにより前記長孔との係合状態から外される構成となっていることを特徴とする車両用シート。
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