JP2013171294A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像に対応したファイルを生成するための操作を容易にする画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置100では、原稿がスキャンされて、スキャンデータ900が生成される。そして、画像処理装置100では、スキャンデータ900について、当該データによって特定される画像の特徴が分析され、分析結果に基づいて、スキャンデータ900を変換する書式(ファイル形式)が選択される。なお、分析の対象は、画像処理装置100が他の装置から受信した画像ファイルであってもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置に関し、特に、画像を取得し、取得した画像に対応したファイルを生成する画像処理装置に関する。
従来から、スキャナー等によって取得した画像を処理するための技術が種々開示されている。たとえば、特許文献1(特開2005−157905号公報)には、画像処理装置において、読み取った画像データをベクトルデータに変換する技術が開示されている。このベクトルデータへの変換の際には、ユーザーによって指定されたファイル形式、例えばワープロ形式、表形式、プレゼンテーション形式などに応じて、変換する。
特開2005−157905号公報
しかしながら、従来の技術によれば、変換の際にユーザーによるファイル形式の指定が必要とされるため、ユーザーが煩雑さを感じる場合があった。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、画像に対応したファイルを生成するための操作を容易にする画像処理装置を提供することである。
本発明に従った画像処理装置は、画像を取得するための取得手段と、取得手段が取得した画像の特徴を分析することにより画像に対応するファイルの形式を選択するための解析手段と、解析手段が選択した形式で、画像の特徴ごとのファイルを生成するための生成手段とを備える。
好ましくは、解析手段は、取得手段が取得した画像の特徴に基づいて、当該画像から図形、罫線、インデント、または、文字を抽出し、それらの数または位置関係に基づいて、当該画像に対応するファイルの形式を選択する。
好ましくは、解析手段は、取得手段が取得した画像において、文字や図形が罫線内に収まっている場合には、当該画像に対応するファイルの形式として表形式を選択し、取得手段が取得した画像において、図形と文字と表が混在している場合であって、さらに、文字部分がインデントによって先頭位置を揃えられているとき、または、文字部分において先頭1文字分スペースがあるときには、当該画像に対応するファイルの形式として文書形式を選択し、取得手段が取得した画像において、すべてのページに同じ図形および同じ文字が含まれる場合には、当該画像に対応するファイルの形式として、プレゼンテーション形式を選択し、取得手段が取得した画像において、図形のみが含まれる場合には、当該画像に対応するファイルの形式として図形生成用の形式を選択する。
好ましくは、解析手段は、取得手段が取得した画像において、全ページの同じ位置に同じ図形または同じ文字があるという第1の条件が成立した場合には、当該画像に対応するファイルの形式として、プレゼンテーション形式を選択し、取得手段が取得した画像において、第1の条件が成立しない場合であって、1箇所でも罫線内に全て文字や図形が収まっているという第2の条件が成立した場合には、当該画像に対応するファイルの形式として、表形式を選択し、取得手段が取得した画像において、第1の条件および第2の条件が成立しない場合であって、画像が文字のみからなりかつインデントされているという第3の条件が成立した場合には、当該画像に対応するファイルの形式として、文書形式を選択し、取得手段が取得した画像において、第1の条件、第2の条件、および、第3の条件のいずれもが成立しない場合には、当該画像に対応するファイルの形式として、予め定められた形式を選択する。
好ましくは、ファイル形式に関する設定内容を記憶するための記憶手段をさらに備え、解析手段は、記憶手段において表形式のファイルを優先して選択する旨の設定内容が記憶されている場合、画像の特徴として数字または文字が罫線で囲まれているという特徴を取得したときには、当該画像に対応するファイルの形式として表形式を選択する。
好ましくは、生成手段は、取得手段が取得した画像について、ページごとに、複数の形式でファイルを生成する。
好ましくは、生成手段は、さらに、解析手段が特徴を取得した画像ごとに当該特徴に対応した形式のファイルを生成する。
好ましくは、解析手段は、取得手段が取得した画像から罫線を抽出し、罫線内もしくは罫線付近に印鑑画像があるか否かを判断し、あると判断した場合は、当該印鑑画像について、罫線内に収まっているか否かの判断対象から除外する。
好ましくは、生成手段は、特徴ごとに生成したファイルのリンク情報を取得した画像に埋め込む。
好ましくは、生成手段は、取得した画像の各ページのサムネイル画像を生成し、取得した画像に関連付ける。
本発明によれば、取得手段によって取得された画像の特徴に対応したファイル形式が選択され、そして、選択された形式で、上記画像に対応するファイルが生成される。
これにより、ユーザーがファイル形式を指定しなくとも、画像に対応するファイルとして、当該画像にとって適切な形式のファイルが生成される。
したがって、画像処理装置において、画像に対応したファイルを生成するための操作を容易にすることができる。
本実施の形態に係る画像処理装置を含む、画像処理システムの構成を模式的に示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の一例を模式的に示す図である。 画像処理装置の機能構成の一例を模式的に示す図である。 画像処理装置において取得された画像の一例を模式的に示す図である。 図4の各ページの画像が分割された結果の一例を示す図である。 画像処理装置において、画像のスキャンにより生成されるファイルの一例を示す図である。 スキャンデータについて、特徴ごとに生成されたファイルの一例を示す図である。 スキャンデータにおいて埋め込まれるリンク情報のデータの内容を説明するための図である。 画像処理装置において実行されるファイル生成処理のフローチャートである。 図9の一部の処理のサブルーチンのフローチャートである。 スキャンデータの一例を示す図である。 図11に示された分析結果に対する別の分析結果の例を示す図である。 図11に示された分析結果に対するさらに別の分析結果の例を示す図である。 画像処理装置における処理内容を説明するための図である。 各特徴に対応した書式について、優先的に利用するアプリケーションを選択するために表示部に表示される画面の一例を示す図である。 画像処理装置における処理内容を説明するための図である。 画像処理装置における処理内容を説明するための図である。 画像処理装置の表示部に表示される、画像を編集する情報の入力を受付ける画面の一例を示す図である。 画像処理装置において生成されるデータの内容を説明するための図である。 図1の画像処理装置の変形例において実行される処理のフローチャートである。 図1の画像処理装置の変形例において実行される処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係る画像処理装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、各図において、同じ機能を奏する要素については、同一の参照符号を付し、その説明は繰返さない。
[画像処理システムの構成]
図1は、本実施の形態に係る画像処理装置を含む、画像処理システムの構成を模式的に示す図である。
画像処理システムにおいて、画像処理装置100は、原稿をスキャンすることにより、スキャンデータ900を生成する。スキャンデータ900とは、PDF(Portable Document Format)データ等の、原稿をそのまま画像にしたデータである。また、画像処理装置100は、当該原稿における画像の特徴に基づいてファイルの形式を選択し、当該画像について、選択した形式のファイル(電子データ910)を生成する。電子データ910は、スキャンデータ900のファイル形式を変換されたデータに相当する。
そして、画像処理装置100は、スキャンデータ900とともに電子データ910を、ユーザーに提供する。
[画像処理装置のハードウェア構成]
図2は、画像処理装置100のハードウェア構成の一例を模式的に示す図である。
図2を参照して、画像処理装置100は、当該装置を全体的に制御するための演算装置であるCPU(Central Processing Unit)20と、CPU20で実行されるプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)21と、CPU20でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM(Random Access Memory)22と、画像データ等の種々のデータを記憶する不揮発性メモリー26および記憶部42と、外部の端末に公衆回線を利用して画像データを送信するためのファクシミリ制御部29と、情報の入力のための操作を受付ける操作パネル25と、情報を表示するための表示部41と、外部装置との間での通信のインターフェースであるネットワークカード等によって構成されるネットワーク接続部28とを含む。
CPU20によって実行されるプログラムは、記憶部42に記憶されていても良い。記憶部42は、画像処理装置100の本体に対して着脱可能な記憶媒体によって構成され得る。記憶媒体としては、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
CPU20は、その機能として、判別部31、削除部32、制御部33、および、通報部34を含む。
判別部31は、後述するように、画像において、その部分ごとの特徴を分類する。
削除部32は、後述するように、画像において、印鑑の図形が罫線からはみ出ている場合、当該図形の部分を所定の判断の対象から除外する。
制御部33は、画像読取部23や画像形成部24等の動作の制御を実行する。
通報部34は、画像読取部23において生成されたスキャンデータの格納場所として外部の記憶装置が指定されている場合、スキャンデータおよびそれに対応するファイルの生成が完了した場合に、当該記憶装置に対して、それらのデータの送信を報知する。
画像処理装置100は、また、画像に対する圧縮や解析等を実行するための画像処理部40と、用紙に画像を印刷する画像形成動作を実行するための画像形成部24と、原稿を読取って画像データを生成するための原稿読取部23と、画像処理部40において生成した画像データを外部装置へ送信するための画像出力部27とを備える。
画像処理装置100において処理される画像は、原稿読取部23においてデータを生成された画像であっても良いし、ファクシミリ制御部29の受信部においてデータを受信された画像であっても良いし、ネットワーク接続部28においてデータを受信された画像であっても良い。
[画像処理装置の機能構成]
図3は、画像処理装置100の機能構成の一例を模式的に示す図である。
画像処理装置100は、その機能として、ユーザーからの情報の入力操作を受付けるための操作部50を含む。操作部50は、たとえば、操作パネル25を構成する操作ボタン等によって実現される。
また、画像処理装置100は、データ格納部51、画像読取部52、画像解析部53、データ変換部54、データ保存部55、データ送信部56、および、データ受信部57を含む。
データ格納部51は、上記した画像データ(画像ファイル)を記憶する。また、データ格納部51では、画像ファイル等のファイルデータ以外に、ファイル変換を行なったページ数をカウントするカウンター値と、ファイル変換によって生成されたファイルの送信先として指定される宛先を示す宛先データと、ボックス(記憶部42において定義された複数の記憶領域)単位で変換優先順位を示すデータも格納される。カウンター51Aは、上記カウンター値を格納する。宛先格納部51Bは、上記宛先データを格納する。変換優先順位格納部51Cは、上記優先順位を示すデータを格納する。データ格納部51は、記憶部42によって実現される。
画像読取部52は、画像読取部23に対応し、たとえばスキャナーによって実現される。
画像解析部53は、たとえばCPU20が適切なプログラムを実行することによって実現され、図9等を参照して後述する画像の特徴の分析を実行する。また、画像解析部53は、印鑑の画像についての判断を実行する印鑑画像判断部53Aと、画像におけるグラフの有無を判断するグラフ有無判断部53Bとを含む。
データ変換部54は、画像読取部52(画像読取部23)等において取得された画像から所定の形式のファイルを生成する書式変換部54Aと、当該画像のサムネイル画像を生成するためのサムネイル生成部54Bとを含む。
[ファイル生成処理の概要]
図4は、画像処理装置100において取得された画像の一例を模式的に示す図である。ここで、「取得された画像」とは、図1のスキャンデータ900に相当する。
図4を参照して、本実施の形態では、スキャンデータ900は、ページ901〜904で示されるように複数のページを含む。なお、スキャンデータ900は、1ページからなる場合も有り得る。
画像解析部53は、ページ901〜904のそれぞれの画像の特徴を解析することにより、各ページの画像を、その特徴ごとに分割する。図5は、図4の各ページの画像が分割された結果の一例を示す図である。
画像解析部53は、画像を、1)文字、2)表、3)図形、4)テンプレートの4種類の特徴に基づいて分類する。図5では、図4のページ901〜904のそれぞれが、特徴ごとに分割されて、示されている。
ページ901は、テンプレート801と、文字802を含む。
ページ902は、テンプレート811と、文字812,814と、表813とを含む。
ページ903は、テンプレート821と、表822,824と、文字823,825とを含む。
ページ904は、テンプレート831と、図形832と、文字833,834とを含む。
テンプレートとは、スキャンデータ900の全ページにおいて同じ位置に配置されている文字や図形(または、このような文字や図形のみを含むページ)をいう。テンプレート811、テンプレート821、および、テンプレート831は、いずれもテンプレート801と共通する文字と画像からなる。
なお、画像(スキャンデータ900)に対する各特徴の分析の方法については、後述する。
上記のように、画像処理装置100は、画像の各ページを特徴に基づいて分割した後、当該画像の特徴に基づいてファイル形式を選択し、画像を当該形式に変換することによって新たなファイルを生成する。このように生成されたファイルが、後述する変換データ750である。
さらに、画像処理装置100は、画像の各ページのサムネイル画像を生成する。
つまり、画像処理装置100は、画像のスキャンデータ900を生成した後、スキャンデータ900全体が所定の形式に変換されたファイルを生成し、さらに、スキャンデータ900の各ページのサムネイル画像を生成する。図6は、画像処理装置100において、画像のスキャンにより生成されるファイルの一例を示す図である。画像処理装置100では、画像のスキャンにより、図6(A)のスキャンデータ900と、図6(B)の変換データ750と、図6(C)のサムネイルデータ700とが、生成される。
なお、画像処理装置100は、スキャンデータ900において特徴を検出した部分ごとに、ファイルを生成する場合も有り得る。
画像処理装置100は、上記したように、スキャンデータ900の画像を、1)文字、2)表、3)図形、4)テンプレートの4種類の特徴に基づいて分類する。その後、画像処理装置100は、スキャンデータ900について、変換データ750とは別に、特徴ごとにファイルを生成する。図7は、スキャンデータ900について、特徴ごとに生成されたファイルの一例を示す図である。
図7には、ファイル710,720,730,740が示されている。
ファイル710は、特徴として「文字」が検出された部分に対応したファイルであり、図5の文字802,812,814,823,825,833,834を含む。なお、図7では、ファイル710として、作図の都合上文字802部分のみが示されている。
ファイル720は、特徴として「表」が検出された部分に対応したファイルであり、図5の表813,822,824を含む。
ファイル730は、特徴として「図形」が検出された部分に対応したファイルであり、図5の図形832を含む。
ファイル740は、特徴として「テンプレート」が検出された部分に対応したファイルであり、図5のテンプレート801に対応する画像を含む。テンプレート801,811,821,831は、共通の文字と図形の組合せからなるため、これらのうち1つのみについて、ファイルとして作成される。
ファイル710,720,730,740は、それぞれ、その特徴に対応した形式のファイルである。つまり、ファイル710の形式は、「文字」という特徴に対応した、たとえばマイクロソフト社のMicrosoft Word(登録商標)などの文書作成形式である。ファイル720の形式は、「表」という特徴に対応した、たとえばマイクロソフト社のMicrosoft Excel(登録商標)などの表作成形式である。ファイル730の形式は、「図形」という特徴に対応した、たとえばマイクロソフト社のMicrosoft Visio(登録商標)などの描画作成形式である。ファイル740の形式は、「テンプレート」という特徴に対応した、たとえばマイクロソフト社のMicrosoft PowerPoint(登録商標)などのプレゼンテーション形式である。
つまり、画像処理装置100では、画像がスキャンされることによって、当該画像のスキャンデータ900の他に、図7に示されるように、変換データ750と、サムネイルデータ700と、そして、上記したファイル710,720,730,740とが生成される場合が有り得る。
ファイル710,720,730,740では、それぞれを構成する部分が、スキャンデータ900におけるページ順に配列されていることが好ましい。つまり、たとえば「表」という特徴について、図5に示したようにスキャンデータ900においてページ901,902,903,904の順にページが配列されている場合、表813,822,824の順に出現することになる。したがって、ファイル720においても、表813,822,824の順に各部分が配列されていることが好ましい。
また、図8は、スキャンデータ900において埋め込まれるリンク情報のデータの内容を説明するための図である。
図8を参照して、スキャンデータ900の各ページには、サムネイルデータ700の各ページに対応するサムネイルデータが関連付けられていることが好ましい。図8に示された例では、サムネイルデータ700のページごとに、「Thumb-1.jpeg」「Thumb-2.jpeg」「Thumb-3.jpeg」「Thumb-4.jpeg」というファイル名が付されている。そして、図8では、スキャンデータ900の各ページに、対応するサムネールデータ700のページのファイル名が関連付けられている状態が示されている。なお、関連付けられるとは、たとえば、スキャンデータ900の各ページのデータに、タグ情報として、または、印刷された場合にも見えないような色で記述されるように、組み込まれる。もちろん、スキャンデータ900に組み込まれるのではなく、別途、スキャンデータ900とサムネイルデータ700を関連付ける情報が作成されて、記憶部42に記憶されても良い。
また、ここで関連付けられるデータは、ファイル名のみでなく、各サムネイル画像が保存される保存場所を含む場合も有り得る。
スキャンデータ900の各ページが印刷される際、上記のようにスキャンデータ900とサムネイルデータ700を関連付ける情報(リンク情報)も合わせて印刷されても良い。この場合、リンク情報は、スキャンデータ900の各ページの画像とともに、印刷用紙と同系色または印刷用紙に近い色で目立たないように印刷されても良いし、または、スキャンデータ900の各ページの画像が印刷される面とは異なる面(裏面)に印刷されてもよい。
上記のように、ファイル710,720,730,740は、スキャンデータ900を特徴ごとに分割することによって生成されたファイルである。スキャンデータ900の各ページには、さらに、ファイル710,720,730,740のそれぞれについてのリンク情報が関連付けられることが好ましい。図8では、スキャンデータ900の各ページにおいて、特徴が検出された各領域に、「Word1.doc」「Table2.xls」等のファイル名がリンク情報として関連付けられている状態が示されている。
なお、本実施の形態では、スキャンデータ900において特徴ごとに検出された部分(図5の文字802、表813、図形832等)について、部分ごとに、ファイルが生成されても良い。つまり、たとえば、文字802,812,814,823,825,833,834のそれぞれについて、1つずつ文字作成形式でファイルが生成されても良い。また、図5の表813,822,824のそれぞれについて1つずつ表形成形式の形式でファイルが生成されても良い。このような場合、図8では、「Table2.xls」「Table3-1.xls」「Table3-2.xls」は、これらがまとめて1つのファイルを示すように記載がなされているが、互いに独立したファイルを意味するようになる。そして、スキャンデータ900では、各ファイルについて、スキャンデータ900において対応する部分に関連付けられたリンク情報が記憶されている。
[ファイル生成処理の内容]
図9は、CPU20が実行するファイル生成処理のフローチャートである。CPU20は、たとえば、操作パネル25におけるファイル変換ボタン等の所定の操作部が操作されたこと、予め定められた時刻が到来したこと、もしくは、ネットワーク接続部28を介して外部装置からファイル生成処理を開始する指示を受信したこと等に応じて、開始される。
図9を参照して、CPU20は、まずステップS10で、画像読取部23(画像読取部52、つまり、スキャナー)にスキャンデータ900を生成させた後、領域判別を実行して、ステップS20へ処理を進める。領域判別とは、予め定められた条件に従って、図5に示したようにスキャンデータ900の各ページの画像を、特徴が含まれると考えられる領域ごとに分割する処理をいう。
ステップS20では、CPU20は、ステップS10で分割した各領域について、特徴を分析して、ステップS30へ処理を進める。これにより、各領域が、文字、表、図形のいずれかに分類される。画像から、文字、表、図形、テンプレートのそれぞれの部分を抽出して分類する方法については、公知の技術を採用することができるため、ここでは詳細な説明は繰り返さない。
ステップS30では、CPU20は、スキャンデータ900の書式を変換して、ステップS40へ処理を進める。ここで、書式の変換とは、ファイル形式の異なるデータを生成することであり、上記した変換データ750のデータの生成に相当する。
図10は、ステップS30のサブルーチンのフローチャートである。以下、図10を参照して、ステップS30の処理の内容を説明する。
図10を参照して、まず、ステップS301では、CPU20は、スキャンデータ900とステップS20における分析結果を読み込んで、ステップS302へ処理を進める。
ステップS302では、CPU20は、複数のページの同じ位置に、同じ図形または同じ文字が存在するか否かを判断し、存在すると判断するとステップS303へ処理を進め、存在しないと判断するとステップS304へ処理を進める。
たとえば、図5に示したページ901〜904では、各ページの右上に、「ABC」という文字を楕円で囲んだ図形が配置されている。また、各ページの右上に、「ABC」という文字が配置されている。このような場合、ステップS302からステップS303へ処理が進められる。
ステップS303では、CPU20は、スキャンデータ900を変換する書式(ファイル形式)をプレゼンテーション(図10では「プレゼン」と略記)形式に決定し、変換データ750として当該形式のファイルを生成して、処理を図9へリターンさせる。
ステップS304では、CPU20は、スキャンデータ900に含まれる文字がすべて罫線で囲まれているか否かを判断し、そうであると判断するとステップS305へ処理を進め、そうではないと判断するとステップS306へ処理を進める。
たとえば、スキャンデータが図5の表813のような表のみを含む場合には、ステップS304からステップS305へ処理が進められる。
ステップS305では、CPU20は、スキャンデータ900を変換する書式(ファイル形式)を表作成形式に決定し、変換データ750として当該形式のファイルを生成して、処理を図9へリターンさせる。
ステップS306では、CPU20は、スキャンデータ900が図形のみから構成されているか否かを判断し、そうであると判断するとステップS307へ処理を進め、そうではないと判断するとステップS308へ処理を進める。
たとえば、スキャンデータが図5の図形832のような図形のみを含む場合には、ステップS306からステップS307へ処理が進められる。
ステップS307では、CPU20は、スキャンデータ900を変換する書式(ファイル形式)を描画作成形式に決定し、変換データ750として当該形式のファイルを生成して、処理を図9へリターンさせる。
ステップS308では、CPU20は、スキャンデータ900において、複数の文字領域の先頭位置が同じ位置にあるか否かを判断し、そうであると判断するとステップS309へ処理を進め、そうではないと判断するとステップS310へ処理を進める。
図11は、スキャンデータの一例を示す。図11のスキャンデータ510は、9つの文字領域(文字領域511〜519)と表505とを含む。
位置501は、文字領域513と文字領域514の先頭位置を示す。つまり、これらの文字領域の先頭位置(スキャンデータにおいて文字が正立する状態での、各文字領域の左端の左右方向の位置)は共通する。したがって、このような場合、ステップS308からステップS309へ処理が進められる。なお、図11では、位置502は、文字領域512と文字領域516の先頭位置を示す。つまり、これらの文字領域の先頭位置も同じである。また、位置503は、文字領域517と文字領域518と文字領域519の先頭位置を示す。つまり、これらの文字領域の先頭位置も同じである。
図10に戻って、ステップS309では、CPU20は、スキャンデータ900を変換する書式(ファイル形式)を文書作成形式に決定し、変換データ750として当該形式のファイルを生成して、処理を図9へリターンさせる。
ステップS310では、CPU20は、スキャンデータ900を変換する書式(ファイル形式)を予め定められた(ユーザーデフォルトの)形式に決定し、変換データ750として当該形式のファイルを生成して、処理を図9へリターンさせる。
図9に戻って、CPU20は、ステップS30でスキャンデータの書式変換を行なった後、ステップS40で、スキャンデータについての領域ごとのファイルを生成して、ステップS50へ処理を進める。ステップS40では、具体的には、CPU20は、ステップS10において検出された各領域を、各領域の特徴に対応した形式のファイルに分けて、保存する。これにより、図7を参照して説明したようなファイル710,720,730,740が生成される。
ステップS50では、CPU20は、スキャンデータ900の各ページのサムネイル画像を生成して、ステップS60へ処理を進める。
ステップS60では、CPU20は、ステップS40で生成したようなファイルについて、図8を参照して説明したような、リンク情報を生成し、スキャンデータ900の各部分に関連付けるように保存して、ステップS70へ処理を進める。
ステップS70では、CPU20は、ステップS50で生成したサムネイル画像のファイルについて、図8を参照して説明したような、リンク情報を生成し、スキャンデータ900の各部分に関連付けるように保存して、ステップS80へ処理を進める。
ステップS80では、CPU20は、スキャンデータ900と、ステップS30で生成した変換データ750と、ステップS40で生成した特徴ごとに生成されたファイル(たとえば、ファイル710,720,730,740)と、ステップS50で生成したサムネイルデータ700とを、統合させて、図9に示した処理を終了させる。
以上説明した本実施の形態では、スキャンデータ900について、当該データによって特定される画像の特徴の分析結果に基づいて、スキャンデータ900を変換する書式(ファイル形式)が選択される。なお、分析の対象は、画像読取部23によって生成されたデータに限定されず、他の装置から受信した画像ファイルであってもよい。
また、本実施の形態では、ファイル形式の選択の基準の例として、図10を参照して説明されたように、図形や罫線やインデント(文字領域の行頭位置)についての、数(それのみを含むか、等)または位置関係が挙げられた。
図9を参照して説明された処理では、スキャンデータ900等の処理対象の画像に対して分析がなされ、その結果に基づいて、当該画像が分割されたり、変換する書式が選択されたりする。
なお、ステップS20では、領域の分類に加えて、処理対象の画像に対する一定の項目についての分析結果が検出されても良い。ここで、このような分析の結果の例を示す。
図11に示されたスキャンデータ510については、その分析結果として、行の先頭が同じである箇所が3箇所あることが示されている。また、段落の最初の行が他の行に対して行頭の1文字を下げて示されていると仮定して分析された場合の結果として、行の先頭が同じ箇所は2箇所が示されている。
また、さらなる分析結果としては、文字について、行間が同じと判断された行が8行有り、文字と判定された行が8行あり、表と判定された箇所が1箇所であり、図またはグラフと判定された箇所が0箇所であり、画像に含まれる複数のページ間で同じ位置に図形(または文字)があるか否かについては「なし」という結果が挙げられている。
図12は、別の分析結果の例を示す図である。
図12には、スキャンデータ550が示されている。そして、図12では、ステップS10における領域判別の結果、スキャンデータ550において、表551、文字552、表553、および、文字554が検出された状態が示されている。
そして、スキャンデータ550に対する検出結果では、行の先頭が同じである箇所は0箇所ある。また、段落の最初の行が他の行に対して行頭の1文字を下げて示されていると仮定して分析された場合の結果として、行の先頭が同じ箇所は2箇所が示されている。さらに、文字について、行間が同じと判断された行は0行であり、文字と判定された行が2行あり、表と判定された箇所が0箇所であり、図またはグラフと判定された箇所が2箇所であり、画像に含まれる複数のページ間で同じ位置に図形(または文字)があるか否かについては「なし」という結果が挙げられている。
図13は、さらに別の分析結果の例を示す図である。
図13に例示された画像は、ページ520,530,540の3つのページからなる。
領域判別の結果、ページ520は、文字521と、図形522とを含む。ページ530は、文字531と、図形532とを含む。ページ540は、文字541と、図形542とを含む。
図13に示された画像(ページ520,530,540の)に対する検出結果では、行の先頭が同じである箇所は2箇所ある。これらの行頭位置は、文字531における位置533と、文字541における位置543として示されている。また、段落の最初の行が他の行に対して行頭の1文字を下げて示されていると仮定して分析された場合の結果として、行の先頭が同じ箇所は2箇所が示されている。これは、文字531において2行目(文字531のうち最上段より1段下の部分)が1行目(文字531のうち最上段の部分)より1文字分程度下げられて(右側に位置して)いること、および、文字541において2行目(文字541のうち最上段より1段下の部分)が1行目(文字541のうち最上段の部分)より1文字分程度下げられて(右側に位置して)いることに基づく。
また、図13では、文字について、行間が同じと判断された行は3行とされている。これは、ページ540において領域544に含まれる文字の行間(上下方向で文字が配列される間隔)が等しいことに基づく。また、図13では、文字と判定された行が8行あり、表と判定された箇所が0箇所であり、図またはグラフと判定された箇所が3箇所とされている。さらに、図13では、画像に含まれる複数のページ間で同じ位置に図形(または文字)があるか否かについては「あり」という結果が挙げられている。これは、ページ520,530,540のそれぞれにおいて、形状が共通する図形522,532,542が含まれることに基づく。つまり、図形522,532,542はテンプレートである。
さらに、本実施の形態では、処理対象の画像(スキャンデータ)においてグラフが検出された場合、当該グラフは、その図形だけではなく、データ化されて保存されても良い。
たとえば、グラフとして円グラフや棒グラフが検出された場合、円グラフや棒グラフにおける各領域について、領域内に記載された文字列を項目とし、各領域の面積の割合に応じた数値を値としたテーブルを生成し、グラフの画像と関連付けられて保存されても良い。これに従えば、図14(A)に示されるような円グラフの画像に基づいて、図14(B)に示されるようなテーブルが生成される。
図14(B)に示されたテーブルでは、図14(A)に示された円グラフの各領域に記載された「A」「B」「C」「D」「E」という文字が、それぞれ項目として挙げられている。そして、各項目には、全体を100とした場合の角度に応じた値が関連付けられている。なお、グラフの各領域に数値が記載されている場合(文字認識により数値が認識された場合)、当該数値が、生成されるテーブルでは、各項目に関連付けられる値とされても良い。
なお、CPU20は、画像が円グラフを含むか否かを、たとえば、画像中に円が検出され、さらに、当該円内に、円の中心から外周に延びる1本以上の直線が検出されたことに基づいて、判断する。
また、各特徴に対応した書式について、ユーザーが設定することもできる。
図15は、各特徴に対応した書式について、優先的に利用するアプリケーションを選択するために表示部41に表示される画面の一例を示す図である。
図15に示された画面には、文書作成についてのアプリケーションとして、「文書作成1」「文書作成2」「文書作成3」という3つのアプリケーションの名称が示されている。また、当該画面には、表作成についてのアプリケーションとして、「表作成1」「表作成2」「表作成3」という3つのアプリケーションの名称が示されている。また、当該画面には、図作成(描画)についてのアプリケーションとして、「図作成1」「図作成2」「図作成3」という3つのアプリケーションの名称が示されている。
そして、CPU20は、当該画面において、文書作成、表作成、図作成のそれぞれについてのアプリケーションの選択を受付ける。そして、ステップS209、ステップS205、ステップS207では、それぞれ、選択されたアプリケーションのファイルが生成される。
また、上記した説明において、文字がすべて罫線に囲まれているか否かを判断する場合において、特定の種類の図形については、罫線からはみ出していても罫線内に収まっているものとして取り扱う、または、このような判断から除外する、という例外的な処理がなされても良い。
たとえば、図形として、図16(A)に示されたような印鑑(判子の印で押した形)が検出された場合には、上記の例外的な処理がなされる。なお、図形が印鑑か否かは、赤い色の閉ループの図形の有無を判断し、そのような閉ループの図形が検出された場合には、当該図形は、印鑑の図形として扱われる。
印鑑の図形は、図16(A)に示されるように罫線560内に収まっている場合には、上記した判断の対象とされるが、図16(B)に示されるように罫線560からはみ出しだ状態にある場合には、上記した判断の対象から除外される。
以上説明した本実施の形態では、画像の特徴に従って、変換データ750が生成される書式が選択される。書式の選択の態様は、たとえば図17に示されるような表として表すことができる。
図17を参照して、ページ共通の図形や文字があれば、書式としてプレゼン(プレゼンテーション)形式が選択される。
ページ共通の図形や文字がない場合、罫線内にのみ文字があれば、書式として表形式が選択される。
ページ共通の図形や文字がなく、罫線がなかったり罫線内以外にも文字がある場合、図形のみが含まれれば、書式として図形(描画)形式が選択される。
ページ共通の図形や文字がなく、罫線がないまたは罫線内以外にも文字があり、図形以外の要素も含まれる場合、文字の先頭位置が揃った部分を含めば、書式として文書形式が選択される。
[第1の変形例]
画像処理装置100は、上記したように書式ごとにファイルが生成された場合、スキャン等された画像を編集する情報の入力を受付けることができる。
図18は、表示部41に表示される、画像を編集する情報の入力を受付ける画面の一例を示す図である。
図18を参照して、画面400は、画像に含まれる各ページのサムネイル画像を表示する表示欄420と、編集対象のページを表示するための表示欄410とを含む。表示欄410には、編集対象のページ450が表示されている。
ユーザーは、表示欄420に表示されているサムネイル画像から1のページを選択する。これにより、スキャンデータ900のうち選択されたページが表示欄410に表示される。
表示欄410には、ボタン411〜414が表示されている。ボタン411〜414は特徴を選択するためのボタンである。本実施の形態では、1)文字、2)表、3)図形、4)テンプレートの4種類の特徴で、画像(スキャンデータ)に含まれる要素が分類される。ボタン411,412,413,414は、文字,表,図形,テンプレートの各々に対応する。
図8を参照して説明したように、スキャンデータ900では、領域ごとに、特徴が関連付けられている。
画面400において、ボタン411〜414のうち1のボタンが選択される等して特徴が選択されると、CPU20は、表示欄410に表示させるページのうち、選択された特徴に関連付けられた部分を、それ以外の部分に対して目立つように、表示させる。
図18では、ボタン412が操作されることにより、表形式が選択され、これにより、ページ450のうち表と判定された部分が、他の部分に対して目立つように表示されている。具体的には、図18では、ページ450において、表以外の部分がグレイアウトされて表示されている。
[第2の変形例]
以上説明した本実施の形態では、検出された特徴ごとに、スキャンデータから当該特徴に対応する部分が抽出されて、ファイル710,720,730,740に示されるようなファイルが生成されていた。
なお、各形式のファイルが、スキャンデータ全体を対象として生成されてもよい。つまり、たとえば、図19に示されるように、スキャンデータ全頁についてのプレゼン形式の変換データ750が生成された場合、他の形式(文書作成形式、表形式、および、描画形式)についても、スキャンデータの全頁に対応したファイル711,721,731が生成される。この場合、スキャンデータ900と、変換データ750と、ファイル711,721,731と、サムネイルデータ700とは、それぞれ、関連付けられて記憶部42等に保存される。
[第3の変形例]
画像処理装置100では、スキャナー(画像読取部23)による画像読取によってスキャンデータが生成されたとき、当該スキャンデータの格納場所として指定された内容に応じて、生成されるファイルの形式が決定されても良い。図20および図21は、本変形例の画像処理装置100において実行される処理のフローチャートである。
図20を参照して、本変形例では、CPU20は、図9を参照して説明した処理と同様にステップS10〜ステップS80を実行した後、さらに、ステップS90で、強制的な書式(ファイル形式)の変換を行なう。図21には、ステップS90のサブルーチンが示されている。
図21を参照して、CPU20は、ステップS901で、スキャンデータの格納場所として、ボックス(記憶部42において定義された記憶領域)が指定されたか否かを判断し、そのように指定されたと判断するとステップS902へ処理を進め、それ以外(たとえば、画像処理装置100以外の記憶装置)を格納場所として指定された場合には、ステップS906へ処理を進める。
ステップS906では、CPU20は、当該指定された格納場所について、スキャンデータに対応して生成するファイルの形式が指定されているか否かを判断し、そのような形式の指定があると判断するとステップS907へ処理を進め、指定がないと判断すると図20へ処理を戻す。画像処理装置100では、たとえば記憶部42に、外部の記憶装置とファイルの形式とを関連付ける、テーブル等の情報が格納されている。ステップS906では、CPU20は、当該情報を検索することにより、上記指定された格納場所がファイルの形式に関連付けられているか否かを判断する。
ステップS907では、CPU20は、スキャンデータの全ページについて、上記情報において指定されている形式のファイルを生成して、図20へ処理を戻す。
ステップS902では、CPU20は、指定されたボックスについて、スキャンデータに対応して生成するファイルの形式が指定されているか否かを判断し、そのような形式の指定があると判断するとステップS904へ処理を進め、指定がないと判断するとステップS903へ処理を進める。画像処理装置100では、たとえば記憶部42に、画像処理装置100内の複数のボックスの少なくとも一部とファイルの形式とを関連付ける、テーブル等の情報が格納されている。ステップS902では、CPU20は、当該情報を検索することにより、スキャンデータの格納場所として指定されたボックスがファイルの形式に関連付けられているか否かを判断する。
ステップS904では、CPU20は、スキャンデータの全ページについて、ステップS902で指定されていると判断した形式のファイルを生成して、図20へ処理を戻す。
ステップS903では、CPU20は、指定されたボックスについて、当該ボックス固有のファイル形式の保持設定がなされているか否かを判断する。具体的には、たとえば、指定されたボックスが、複数のユーザーに対してファイルの保存や削除等を許容する、いわゆる共有フォルダである場合、ボックス固有のファイル形式の保持設定としては、画像処理装置100において生成可能なすべての形式のファイルを保持する設定が考えられる。そして、上記したような設定がなされていると判断するとステップS905へ処理を進め、指定がないと判断すると、そのまま図20へ処理を戻す。
ステップS905では、CPU20は、スキャンデータの全ページについて、画像処理装置100において可能なすべての形式のファイルを生成して、図20へ処理を戻す。この場合、たとえば、スキャンデータについて、図19を参照して説明したように、スキャンデータの全ページに対応したファイルであって、プレゼンテーション形式、文書形式、表作成形式、および、描画形式のファイルが生成される。
[実施の形態のまとめ]
以上説明本実施の形態によれば、ユーザーは、画像処理装置100に原稿を読み込ませるだけで、当該原稿のデータ、編集(図18参照)のような再利用可能なファイル形式に変換することが可能となる。また、ユーザーは、他の装置から画像処理装置100にデータを送信した画像についても、同様に、上記ファイル形式の変換が可能となる。
さらに、図19等を参照して説明したように、上記画像について、同時に複数のファイル形式のデータを持つこともできる。これにより、ユーザーが必要とするファイル形式とそれ以外とを容易に切り分けし、必要なファイル形式のデータを容易に編集するが可能となる。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態およびその変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
20 CPU、23,52 画像読取部、24 画像形成部、25 操作パネル、26 不揮発性メモリー、27 画像出力部、28 ネットワーク接続部、29 ファクシミリ制御部、31 判別部、32 削除部、33 制御部、34 通報部、40 画像処理部、41 表示部、42 記憶部、50 操作部、51 データ格納部、51A カウンター、51B 宛先格納部、51C 変換優先順位格納部、53 画像解析部、53A 印鑑画像判断部、53B グラフ有無判断部、54 データ変換部、54A 書式変換部、54B サムネイル生成部、55 データ保存部、56 データ送信部、57 データ受信部、100 画像処理装置。

Claims (10)

  1. 画像を取得するための取得手段と、
    前記取得手段が取得した画像の特徴を分析することにより前記画像に対応するファイルの形式を選択するための解析手段と、
    前記解析手段が選択した形式で、前記画像の特徴ごとのファイルを生成するための生成手段とを備える、画像処理装置。
  2. 前記解析手段は、前記取得手段が取得した画像の特徴に基づいて、当該画像から図形、罫線、インデント、または、文字を抽出し、それらの数または位置関係に基づいて、当該画像に対応するファイルの形式を選択する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記解析手段は、
    前記取得手段が取得した画像において、文字や図形が罫線内に収まっている場合には、当該画像に対応するファイルの形式として表形式を選択し、
    前記取得手段が取得した画像において、図形と文字と表が混在している場合であって、さらに、文字部分がインデントによって先頭位置を揃えられているとき、または、文字部分において先頭1文字分スペースがあるときには、当該画像に対応するファイルの形式として文書形式を選択し、
    前記取得手段が取得した画像において、すべてのページに同じ図形および同じ文字が含まれる場合には、当該画像に対応するファイルの形式として、プレゼンテーション形式を選択し、
    前記取得手段が取得した画像において、図形のみが含まれる場合には、当該画像に対応するファイルの形式として図形生成用の形式を選択する、請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記解析手段は、
    前記取得手段が取得した画像において、全ページの同じ位置に同じ図形または同じ文字があるという第1の条件が成立した場合には、当該画像に対応するファイルの形式として、プレゼンテーション形式を選択し、
    前記取得手段が取得した画像において、前記第1の条件が成立しない場合であって、1箇所でも罫線内に全て文字や図形が収まっているという第2の条件が成立した場合には、当該画像に対応するファイルの形式として、表形式を選択し、
    前記取得手段が取得した画像において、前記第1の条件および前記第2の条件が成立しない場合であって、前記画像が文字のみからなりかつインデントされているという第3の条件が成立した場合には、当該画像に対応するファイルの形式として、文書形式を選択し、
    前記取得手段が取得した画像において、前記第1の条件、前記第2の条件、および、前記第3の条件のいずれもが成立しない場合には、当該画像に対応するファイルの形式として、予め定められた形式を選択する、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. ファイル形式に関する設定内容を記憶するための記憶手段をさらに備え、
    前記生成手段によって生成されたファイルが前記記憶手段に記憶される場合には、前記解析手段によって選択されたファイルの形式ではなく、前記記憶手段に記憶された設定内容に対応するファイルの形式が選択される、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記生成手段は、前記取得手段が取得した画像について、ページごとに、複数の形式でファイルを生成する、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記生成手段は、さらに、前記解析手段が特徴を取得した画像ごとに当該特徴に対応した形式のファイルを生成する、請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記解析手段は、前記取得手段が取得した画像から罫線を抽出し、罫線内もしくは罫線付近に印鑑画像があるか否かを判断し、あると判断した場合は、当該印鑑画像について、罫線内に収まっているか否かの判断対象から除外する、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記生成手段は、前記特徴ごとに生成したファイルのリンク情報を取得した画像に埋め込む、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 前記生成手段は、前記取得した画像の各ページのサムネイル画像を生成し、取得した画像に関連付ける、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像処理装置。
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