JP2013170759A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 急速冷凍モードや急速製氷モードにおける電気使用量の節約を行うことができ、省エネルギー化を果たし得る冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 冷蔵庫の急速冷凍を禁止する所定の急速冷凍禁止時間帯を時間帯検知手段で検知した場合であって、かつ外室温検知手段で検知した外室温が所定の温度以上である場合においては、急速冷凍モードを禁止している。
【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫には、新たに冷凍室に投入された肉などの食材を急速に冷凍する急速冷凍モードや、氷を多数、急速に製造する急速製氷モードなどがあるが、昨今における発電電力の不足などから家庭における電気使用量が大きくなる時間帯、すなわち午後1時から午後4時頃までの電力ピーク時間帯での電気使用量の節約が必要となっている。
特開2004−3867号公報
上述したように、昨今における発電電力の不足などから家庭における電気使用量が大きくなる時間帯である電力ピーク時間帯での電気使用量の節約が必要となっているが、冷蔵庫においても、このような家庭における電気使用量の節約に貢献するために、上述した急速冷凍モードや急速製氷モードなどにおける電気使用量の節約を行うことが要望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、急速冷凍モードや急速製氷モードにおける電気使用量の節約を行うことができ、省エネルギー化を果たし得る冷蔵庫を提供することにある。
実施形態の冷蔵庫は、冷蔵庫の急速冷凍を禁止する所定の急速冷凍禁止時間帯を時間帯検知手段で検知した場合であって、かつ外室温検知手段で検知した外室温が所定の温度以上である場合においては、急速冷凍モードを禁止している。
本発明の一実施形態に係わる冷蔵庫を側面から見た示す縦断面図である。 図1に示す冷蔵庫の作用を示すフローチャートである。 図1に示す冷蔵庫の他の作用を示すフローチャートである。 図3に示すフローチャートでの作用を説明するためのタイミングチャートである。 図1に示す冷蔵庫の別の作用を示すフローチャートである。 図1に示す冷蔵庫の更に他の作用を示すフローチャートである。 図6に示すフローチャートでの作用を説明するためのタイミングチャートである。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる冷蔵庫を側面から見た示す縦断面図である。同図に縦断面で示す冷蔵庫1は、同図で左側が扉のある前側であり、右側が背面側であって、一番上から順に冷蔵室3、野菜室5、自動製氷室7、冷凍室9が設けられ、またこれらの冷蔵室3、野菜室5、自動製氷室7、冷凍室9の前側には、それぞれの扉である冷蔵室扉13、野菜室扉15、自動製氷室扉17、冷凍室扉19が設けられている。
更に、冷凍室9の背面側の下方には、機械室11が設けられ、この機械室11内に冷凍サイクルを構成する圧縮機10などが収納されている。また、野菜室5の背面側には、冷蔵室用蒸発器21および冷蔵室用ファン22が設けられ、冷凍室9の背面側には、冷凍室用蒸発器23および冷凍室用ファン24が設けられている。
以上のように構成される冷蔵庫1は、冷凍室9内に収納された肉などの食材を急速に冷凍するために操作される図示しない急速冷凍スイッチを有しており、この急速冷凍スイッチをオン状態になるように操作すると、冷蔵庫1は、急速冷凍モードに設定され、これにより冷凍室9を急速冷凍するようになっている。
また、本実施形態の冷蔵庫1は、例えば一般家庭における夏場の消費電力、すなわち電気使用量が多大となる例えば午後1時から午後4時ごろまでの時間帯を電力ピーク時間帯として当該時間帯を冷蔵庫1の急速冷凍を禁止する所定の急速冷凍禁止時間帯としてメモリなどに設定する時間帯設定手段を有するとともに、この時間帯設定手段で設定された前記急速冷凍禁止時間帯を検知する電波時計等の時刻を検知しうる時計や経過時間を計時するタイマによって構成される時間帯検知手段を有する。
更に、本実施形態の冷蔵庫1は、当該冷蔵庫の外側周囲の温度、具体的には当該冷蔵庫1が設置される、例えばキッチン等の居室内の温度(以下、この温度を外室温と称する)を検知し、この外室温が例えば30゜C以上になったことを検知する熱電対やサーミスタによって構成される外室温検知手段を有する。
すなわち、この外室温検知手段は、外室温を監視し、この外室温が所定の温度以上である例えば30゜C以上になった場合、この状態を検知することができるようになっている。
そして、前記時間帯検知手段で前記急速冷凍禁止時間帯を検知した場合であって、かつ前記外室温検知手段で検知した外室温が所定の温度以上である場合においては、冷蔵庫1の冷凍室9内の温度を確認し、この冷凍室内温度が所定の温度、例えば−10゜C以下である場合には、冷蔵庫1における前記急速冷凍モードを禁止し、急速冷凍動作を禁止する急速冷凍禁止モードに冷蔵庫1を設定する第1の禁止手段を有する。
そして、この急速冷凍禁止モードに設定されている場合においては、前記急速冷凍スイッチを操作しても、前記急速冷凍禁止時間帯が経過し時間帯外となるか、または前記外室温が所定の温度である、例えば30゜Cよりも低い温度になるまで、急速冷凍禁止モードの設定は継続されるようになっている。
次に、図2に示すフローチャートを参照して、本実施形態の冷蔵庫1の作用について説明する。
図2に示す処理においては、まず冷蔵庫1は、ステップS10において、通常冷却運転モードで、通常の冷却運転を行っている。この通常の冷却運転中においては、前記時間帯検知手段および前記外室温検知手段は、それぞれ時間帯検知手段が検知した現在時刻が電力ピーク時間帯を含む急速冷凍禁止時間帯内にあるか否かを判定すると共に、外室温検知手段が外室温を検知し続け、検知した外室温が所定の温度以上であるか否かを判定している(ステップS11)。
この判定の結果、時間帯検知手段が、検出した現在時刻が急速冷凍禁止時間帯外であると判定したか、または外室温検知手段が検知した外室温が所定の温度以下であるときには、最初のステップS10に戻り、通常の冷却運転を継続する(ステップS11のNO)。
一方、時間帯検知手段が、検出した現在時刻が急速冷凍禁止時間帯内にあると判定し、かつ外室温検知手段が検知した外室温が所定の温度以上であると判定したときには(ステップS11のYES)、ステップS13に進み、冷凍室9内の温度が所定の設定温度以下、例えば−10゜C以下であるか否かを判定する(ステップS13)。
冷凍室9内の温度が所定の設定温度以下では無いときには、最初のステップS10に戻り、通常の冷却運転を継続する(ステップS13のNO)。一方、冷凍室9内の温度が所定の設定温度以下であるとき、例えば−10゜C以下である場合には(ステップS13のYES)、冷蔵庫1における前記急速冷凍モードを禁止させ、急速冷凍動作を禁止する急速冷凍禁止モードに冷蔵庫1を設定する(ステップS15)。
なお、この急速冷凍禁止モードに設定されている場合においては、前記急速冷凍スイッチの操作を無効とし、この急速冷凍スイッチによる急速冷凍モードも停止するようになっている。すなわち、急速冷凍禁止モードにおいて急速冷凍スイッチを操作しても、急速冷凍禁止時間帯が経過するか、または外室温が所定の温度である、例えば30゜Cよりも低い温度になるまで、急速冷凍禁止モードの設定は継続されるようになっている。
具体的には、上記急速冷凍禁止モードにおいては、まずステップS17において、前記外室温検知手段は、外室温が予め任意に設定される所定の温度以下に下がったか、否かを判定し、外室温が所定の温度以下に下回ったときには(ステップS17のYES)、最初のステップS10に戻る。一方、外室温が当該設定値と同一または上回ったままであるときには、ステップS19に進む。
ステップS19では、時間の経過により前記電力ピーク時間帯を含む急速冷凍禁止時間帯から現在時刻が外れるのを待つ。すなわち前記時間帯検知手段が急速冷凍禁止時間帯(ピーク時間帯)にあるときには、ステップS17に戻り、急速冷凍禁止時間帯を外れた時刻となることを待つ。
このとき、ステップS17において、外室温が所定の温度以下に下がったか、否かを判定すると共に、ステップS19での急速冷凍禁止時間帯の検知処理を並行して行うようにしても良い。このことは後述するステップS39とステップS41、ステップS59とステップS61、ステップS89とステップS83、ステップS81とステップS83においても同様である。
設定時間が経過し急速冷凍禁止時間帯から現在時刻が外れたときには(ステップS19のYES)、ステップS21に進み、通常の冷却運転を再開し、急速冷凍禁止モードの制御開始前の回転数で圧縮機、ファンを運転する。
上述したように、本実施形態では、電力ピーク時間帯の場合であって、かつ外室温が所定の温度以上である場合において、冷凍室内温度が所定の温度以下である場合には、冷蔵庫1における急速冷凍動作を禁止するため、電力ピーク時間帯での電力消費を抑制することができ、省エネルギー化に貢献することができる。
次に、図3に示すフローチャートおよび図4に示すタイミングチャートを参照して、本実施形態の冷蔵庫1の他の作用について説明する。
本実施形態の別の作用においては、冷蔵庫1は、急速冷凍モードに設定されていて、圧縮機10および冷凍室用ファン24も高速回転しながら急速冷凍運転を行っている(ステップS31および図4の時刻t0〜t1)。
この急速冷凍運転中において、時間帯検知手段および外室温検知手段は、それぞれ時間帯検知手段が検知した現在時刻が電力ピーク時間帯を含む急速冷凍禁止時間帯内にあるか否かを判定すると共に、外室温検知手段が外室温を検知し続け、検知した外室温が所定の温度以上であるか否かを判定している(ステップS33)。
これらの判定の結果、時間帯検知手段が、検出した現在時刻が急速冷凍禁止時間帯外であると判定したか、または外室温検知手段が検知した外室温が所定の温度以下であるときには、最初のステップS31に戻り、通常の冷却運転を継続する(ステップS33のNO)。
一方、時間帯検知手段が、検出した現在時刻が急速冷凍禁止時間帯内にあると判定し、かつ外室温検知手段が検知した外室温が所定の温度以上であると判定したときには(ステップS33のYES)、ステップS35に進み、冷凍室9内の温度が所定の設定温度以下、例えば−10゜C以下であるか否かを判定する。
冷凍室9内の温度が所定の設定温度以下ではない場合には、最初のステップS31に戻り、急速冷凍運転を継続する一方(ステップS35のNO)、冷凍室9内の温度が所定の設定温度以下であるときには、ステップS37に進む。
ステップS37では、急速冷凍動作を禁止する急速冷凍禁止モードに冷蔵庫1を設定して、冷蔵庫1における圧縮機10の高速回転(図4に示す一例では、圧縮機回転数69Hz)を通常の回転数(同、圧縮機回転数33Hz)に下げて、急速冷凍運転を中止するとともに、急速冷凍スイッチ(SW)の操作を無効とし、この急速冷凍スイッチによる急速冷凍モードへ移行しないようにする(ステップS37および図4の時刻t1)。なお、急速冷凍運転の中止で圧縮機10の高速回転を通常の回転数に低減するが、冷凍室用ファン24は高速回転のまま継続的に作動させている。
ステップS37で急速冷凍運転が中止されると、処理はステップS39に進む。ステップS39では、外室温検知手段は、外室温が所定の温度以下に下がったか否かを判定する。そして、外室温が所定の温度と同一またはそれ以上である場合には(ステップS39のNO)、最初のステップS31に戻り、ステップS31からステップS39までの処理を繰り返す。また、外室温が所定の温度を下回ったときには、ステップS41に進む(ステップS39のYES)。
ステップS41においては、時間の経過により前記電力ピーク時間帯を含む急速冷凍禁止時間帯から現在時刻が外れるのを待つ。すなわち前記時間帯検知手段が急速冷凍禁止時間帯にあるときには、ステップS39に戻り、急速冷凍禁止時間帯を外れた時刻となることを待ち、急速冷凍禁止時間帯を外れた時刻になったら、急速冷凍運転を再開する(ステップS43および図4の時刻t3)。この急速冷凍運転は、時刻t1の続きとして、時刻t3からt4まで行われる。
上述したように、本実施形態では、急速冷凍運転中において、急速冷凍禁止時間帯になり、かつ外室温が所定の温度以上になった場合であって、冷凍室9の温度が所定の温度以下である場合には、急速冷凍運転を一旦中止するが、急速冷凍禁止時間帯が経過するか、または外室温が所定の温度以下でなった場合には、急速冷凍運転を再開し、電力ピーク時間帯での電力消費を抑制し得るようにしている。
図4について更に詳しく説明すると、図4の縦軸は、圧縮機10の回転数(Hz)を示し、横軸は、時間(分)を示す。図4において、横軸で示す時刻t0からt1の間においては、図3のステップS31におけるように、圧縮機10は高速回転69Hzで作動し、冷凍室用ファン24も高速回転して、冷蔵庫1は急速冷凍運転を行っている。そして、時刻t1において、急速冷凍禁止時間帯になりかつ外室温が所定の温度以上になるとともに、冷凍室9の温度が所定温度以下になるという急速冷凍禁止条件に至ると、急速冷凍運転は、中止され、圧縮機10は、実線で示すように低い回転数33Hzで作動する。
なお、時刻t1からt2において、点線101は、急速冷凍運転が中止されなかったと仮定した場合に、急速冷凍運転が継続されていた場合の圧縮機10の動作を示すものである。すなわち、急速冷凍運転が時刻t1で中止されなかった場合には、急速冷凍運転は、時刻t2まで継続し、この時刻t1からt2の間、圧縮機10は高い回転数69Hzで作動していたことを示すものである。
上述した時刻t1以降の急速冷凍運転の中止は、急速冷凍禁止条件が解除される時刻t3まで継続する。そして、この急速冷凍禁止条件が解除される時刻t3に続いて、符号103で示すように、急速冷凍運転が再開されるが、この急速冷凍運転の再開は、上述した点線101で示した動作に対応するものである。すなわち、急速冷凍運転中に電力ピーク時間帯になった場合には、急速冷凍運転を一旦中止するも、電力ピーク時間帯がなくなって、急速冷凍禁止条件が解除されると、一旦中止した急速冷凍運転の残りを継続的に再開し、これにより電力ピーク時間帯での電力消費を抑制しているものである。なお、この再開にあっては、前記残りの急速冷凍運転時間は、中断前の予定運転時間を継承してもよく、あるいは庫内温度に基づいて、急速冷凍運転を行うようにしてもよい。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、本実施形態の別の作用について説明する。
本実施形態の別の作用では、冷蔵庫1は、冷凍サイクルを構成する圧縮機10および冷凍室用ファン24を高速回転させて、氷を急速製造する急速製氷モードを設定する急速製氷モード設定手段である急速製氷スイッチを有している場合について説明する。
この急速製氷スイッチが操作されて、急速製氷モードが設定されている場合にあっては、前記時間帯検知手段で急速冷凍禁止時間帯を検知し、かつ外室温検知手段で検知した外室温が所定の温度以上である場合である電力ピーク時間帯になったときに、冷凍室9の温度が所定の温度である設定温度以下である場合には、高速回転動作停止手段で圧縮機10の高速回転動作を停止して、圧縮機を高速回転動作での回転数よりも低い回転数で動作させ、これにより電力ピーク時間帯における電力消費を抑制している。なお、冷凍室用ファン24は高速回転のまま動作させている。
図5においては、冷蔵庫1は、急速製氷スイッチにより急速製氷モードに設定され、急速製氷運転を行っている(ステップS51)。この急速製氷運転中において、前記時間帯検知手段および外室温検知手段は、上述してきた各作用とほぼ同様に、それぞれ急速冷凍禁止時間帯および外室温を検知し続け、時間帯検知手段が急速冷凍禁止時間帯にあるか否かを判定すると共に、外室温検知手段が検知した外室温が所定の温度以上であるか否かを判定する(ステップS53)。
これらの判定の結果、時間帯検知手段が検知した時刻が急速冷凍禁止時間帯内に無く、外室温検知手段が検知した外室温が所定の設定温度以下のとき、あるいはいずれか一方が該当するときには、最初のステップS51に戻り、急速製氷運転を継続する(ステップS53のNO)。
さらに時間帯検知手段によって検知された時刻が、急速冷凍禁止時間帯内にあり、かつ外室温検知手段によって検知された外室温が所定の温度以上であるときには(ステップS53のYES)、ステップS55に進み、冷凍室9内の温度が所定の設定温度以下であるか否かを判定する。
冷凍室9内の温度が所定の設定温度以下では無いときには、最初のステップS51に戻り、急速製氷運転を継続する(ステップS55のNO)。一方、冷凍室9内の温度が所定の設定温度以下であるときには(ステップS55のYES)、圧縮機10の回転数を低下させ(down)、すなわち圧縮機10の回転数を通常の回転数まで低減し、冷凍室用ファン24は高速回転のまま運転継続する(ステップS57)。
圧縮機10の回転数を低減した後、続いて、ステップS59において前記急速製氷モードが急速冷凍禁止時間帯内で終了したか否かを判定する。ここで、急速冷凍禁止時間帯内に急速製氷モードが終了していない場合には(ステップS59のNO)、ステップS63に進み、急速冷凍禁止時間帯を外れた後、通常の冷却運転を再開する(ステップS65)。
一方、急速製氷モードが急速冷凍禁止時間帯内に終了している場合には、ステップS61に進み、前記急速冷凍禁時間帯である電力ピーク時間帯内であって、かつ急速製氷運転の終了後に、急速製氷スイッチが再度操作されたか否かを判定する。急速製氷スイッチが再度操作された場合には、最初のステップS51に戻り、同じ動作を繰り返すが、急速製氷スイッチが再度操作されていない場合には、ステップS63に進み、急速冷凍禁止時間帯が経過した後に、通常の冷却運転を再開する(ステップS65)。
上述したように本実施形態では、急速製氷運転中において、急速冷凍禁止時間帯となって、かつ外室温が所定の温度以上であるといる急速冷凍禁止条件になった場合であって、かつ冷凍室9の温度が所定の設定温度以下である場合には、圧縮機10を高速回転動作での回転数よりも低い回転数で動作させ、これにより電力ピーク時間帯での電力消費を抑制することができる。
次に、図6に示すフローチャートおよび図7に示すタイミングチャートを参照して、本実施形態の更に他の作用について説明する。
本実施形態の更に他の作用では、急速冷凍モードで動作中でおいて、電力ピーク時間帯である急速冷凍禁止時間帯を検知し、かつ外室温が所定の温度以上であって、更に冷凍室の温度が所定の温度以下である場合について説明する。
ここでは圧縮機回転駆動手段によって圧縮機10を通常回転数よりも高いが、急速冷凍モードでの回転数よりも低い中間の回転数で回転駆動し、電力ピーク時の電力消費を平滑化して抑制しているものとする。
冷蔵庫1は、急速冷凍モードに設定され、圧縮機10および冷凍室用ファン24を高速回転して、急速冷凍運転を行っている(図6のステップS71および図7の時刻t0〜t1)。なお、この急速冷凍運転中には、圧縮機10は、図7に示す例では、回転数69Hzで高速回転動作している。この急速冷凍運転中において、設定された電力ピーク時間帯である急速冷凍禁止時間帯(図7の時刻t1〜t4)を検知し、かつ外室温が所定の温度以上であるか否かを判定する(ステップS73)。
この判定の結果、急速冷凍禁止時間帯を検知しないかまたは外室温が所定の温度以上でない場合には、最初のステップS71に戻り、急速冷凍運転を継続する(ステップS73のNO)。一方、急速冷凍禁止時間帯を検知し、かつ外室温が所定の温度以上である場合には(ステップS73のYES)、ステップS75に進み、冷凍室9内の温度が所定の設定温度以下であるか否かを判定する。
冷凍室9内の温度が所定の設定温度以下に達していない場合には、最初のステップS71に戻り、急速冷凍運転を継続する(ステップS75のNO)。一方、冷凍室9内の温度が所定の設定温度以下であるときには(ステップS75のYESおよび時刻t1)、ステップS77に進む。
ステップS77では、図7に示すように、圧縮機10を急速冷凍モードでの高速回転数である69Hzよりも低く、通常回転数である33Hzよりも高い中間の回転数(周波数)である49Hzで回転駆動するとともに、冷凍室用ファン24の回転数を低減(down)し、急速冷凍時間を時刻t2からt3まで延長する(ステップS77および図7の時刻t2→t3)。
すなわち、本来、急速冷凍運転を時刻t1から継続して行っていた場合には、時刻t2で急速冷凍運転は完了するものであるが、上述したように、圧縮機10を中間の回転数49Hzで作動させると、急速冷凍運転は時刻t3まで延長しないと、急速冷凍運転は完了しないためである。これにより、図7において符号201で示す点線で囲んだ急速冷凍運転用の残りの電力を、実質的に符号203の実線で示すように時刻t2からt3に移動することで、電力消費のピーク値を低減したことになる。
それから電力ピーク時間帯を含む急速冷凍禁止時間帯(図7の時刻t1〜t4)以内に急速冷凍モードが終了したか否かを判定する(ステップS79)。電力ピーク時間帯以内に急速冷凍モードが終了していない場合には(ステップS79のNO)、ステップS81に進み、電力ピーク時間帯以内に外室温が所定の設定温度以下に下がったか否かを判定する。外室温が所定の設定温度以下に下がっていない場合には、時間が経過し、急速冷凍禁止時間帯を外れた後(ステップS83および図7の時刻t4)、通常の冷却運転を再開する(ステップS85)。
また、ステップS79の判定において、急速冷凍禁止時間帯内に急速冷凍モードが終了している場合には、ステップS87に進み、急速冷凍スイッチの作動を無効とした後、ステップS89において、急速冷凍禁止時間帯内に外室温が所定の設定温度以下に下がったか否かを判定する。外室温が所定の設定温度以下に下がっていない場合には(ステップS89のNO)、急速冷凍禁止時間帯から外れた後(ステップS83および図7の時刻t4)、通常の冷却運転を再開する(ステップS85)が、外室温が所定の設定温度以下に下がっている場合には(ステップS89のYES)、通常の冷却運転を再開する(ステップS85)。
更に、ステップS81の判定において、外室温が所定の設定温度以下に下がっている場合には、ステップS91に進み、上述したように、圧縮機10を中間の回転数49Hzで回転駆動しながら行う急速冷凍運転を当該急速冷凍運転の終了まで(図7の時刻t3)継続する。それから、急速冷凍運転の終了後、通常の冷却運転を再開する(ステップS85)。
以上説明したように、本実施形態では、急速冷凍運転中において、急速冷凍禁止時間帯である電力ピーク時間帯になって、かつ外室温が所定の温度以上である急速冷凍禁止条件になった場合においても、急速冷凍運転を完全に中止するのでなく、急速冷凍運転を弱めて、かつその作動時間を延長するように圧縮機10を中間の回転数で作動させているので、電力消費を全体的に平滑化することができ、電力消費のピーク値を抑制することができる。
なお、上記実施形態において、外室温検知手段で検知する冷蔵庫1の外側周囲の温度である外室温は、冷蔵庫1の圧縮機10、冷冷蔵室用蒸発器21、冷凍室用蒸発器23のように熱を発生する構成要素などの熱の影響のない場所の冷蔵庫1の外部周囲の温度である。
また、本実施形態において、前記急速冷凍禁止時間帯を設定する前記時間帯設定手段は、本冷蔵庫1の使用者が操作して所望の急速冷凍禁止時間帯を設定するように構成されてもよいし、またはネットワークを介して自動的に送信されてくる急速冷凍禁止時間帯を受信する自動受信手段を有するように構成されてもよいし、またはネットワークを介して急速冷凍禁止時間帯を取得する取得手段を有して構成されてもよいものである。更に、前記時間帯設定手段は、季節によって前記急速冷凍禁止時間帯を可変し得るように構成されてもよい。この場合、季節情報として、メモリにカレンダ情報を記憶しておくことが望ましい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 冷蔵庫
3 冷蔵室
5 野菜室
7 自動製氷室
9 冷凍室
10 圧縮機
21 冷蔵室用蒸発器
22 冷蔵室用ファン
23 冷凍室用蒸発器
24 冷凍室用ファン

Claims (11)

  1. 冷凍室を急速冷凍する急速冷凍モードを設定することができる冷蔵庫であって、
    予め所定の時間帯を設定する時間帯設定手段と、
    該時間帯設定手段で設定された時間帯を検知する時間帯検知手段と、
    冷蔵庫の外側周囲の外室温を検知する外室温検知手段と、
    前記時間帯検知手段で前記時間帯を検知したときに、前記外室温検知手段で検知した外室温が所定の温度以上であるときには、前記急速冷凍モードを禁止させる第1の禁止手段と
    を有することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記時間帯設定手段は、季節毎の冷蔵庫の急速冷凍を禁止する所定の急速冷凍禁止時間帯を変更し得るようになっていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 冷凍室を急速冷凍する急速冷凍モードを禁止する禁止スイッチと、
    この禁止スイッチがオン状態に設定されているときに前記急速冷凍モードを禁止する第2の禁止手段と
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 前記急速冷凍モードで動作中であっても、前記時間帯検知手段で前記急速冷凍禁止時間帯を検知したときであって、かつ前記外室温検知手段で検知した外室温が所定の温度以上であるときには、急速冷凍モードを停止する停止手段と、
    この停止手段によって急速冷凍モードを停止している状態において、前記時間帯検知手段で前記急速冷凍禁止時間帯を検知しなくなったとき、または前記外室温検知手段で検知した外室温が所定の温度より低くなったときに、前記急速冷凍モードを再開する再開手段と
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記急速冷凍モードを禁止している場合において、前記外室温検知手段で検知した外室温が所定の温度より低くなった場合、前記急速冷凍モードの禁止を解除する解除手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 冷蔵庫の冷凍サイクルを構成する圧縮機および冷凍室用ファンを高速回転させて、氷を急速製造する急速製氷モードを設定する急速製氷モード設定手段と、
    該急速製氷モード設定手段により急速製氷モードが設定されている場合おいて、前記時間帯検知手段で前記急速冷凍禁止時間帯を検知し、かつ前記外室温検知手段で検知した外室温が所定の温度以上である場合にであって、冷凍室の温度が所定の温度以下である場合においては、前記冷凍室用ファンを高速回転させたまま、前記圧縮機の高速回転動作を停止して、圧縮機を高速回転動作での回転数よりも低い通常の回転数で動作させる高速回転動作停止手段と
    を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記時間帯検知手段で前記急速冷凍禁止時間帯を検知した場合であって、かつ前記外室温検知手段で検知した外室温が所定の温度以上である場合においては、冷凍室の温度が所定の温度以下でない場合、急速冷凍モードの禁止を阻止する阻止手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記急速冷凍モードで動作中であっても、前記時間帯検知手段で前記急速冷凍禁止時間帯を検知し、かつ前記外室温検知手段で検知した外室温が所定の温度以上である場合であって、冷凍室の温度が所定の温度以下である場合においては、冷蔵庫の冷凍サイクルを構成する圧縮機を通常の回転数よりも高いが、急速冷凍モードでの回転数よりも低い中間の回転数で回転駆動する圧縮機回転駆動手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記急速冷凍禁止時間帯を設定する前記時間帯設定手段は、使用者が操作して所望の急速冷凍禁止時間帯を設定することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記急速冷凍禁止時間帯を設定する前記時間帯設定手段は、ネットワークを介して自動的に送信されてくる急速冷凍禁止時間帯を受信する自動受信手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記急速冷凍禁止時間帯を設定する前記時間帯設定手段は、ネットワークを介して急速冷凍禁止時間帯を取得する取得手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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