JP2013170539A - 排ガス再循環システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ミスト分離器における捕集効率を向上させて、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストを低減させること。
【解決手段】舶用内燃機関2から排出された排気ガスの一部を、再循環管22を介して前記舶用内燃機関2の上流側に配置されて、前記舶用内燃機関2に燃焼用空気を圧送するコンプレッサ7の吸込口側に戻し、前記燃焼用空気とともに燃焼させる排ガス再循環システム21であって、前記再循環管22の途中には、上流側から下流側に向かって、EGRバルブ23、スクラバー24、蒸気供給部25、第1のミスト分離器26が接続されており、前記蒸気供給部25では、前記再循環管22を介して前記スクラバー24から導かれた排気ガスに、蒸気供給管27を介して導かれた蒸気が吹き付けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、排ガス再循環システム(排ガス再循環装置)に関するものである。
一般に、ディーゼルエンジンの排気ガスには、NOx、SOxおよび煤塵等の有害物質や環境に負荷を与える物質が含まれている。特に、低質な燃料が使用される船舶用のディーゼルエンジンにあっては、排出される有害物質の含有量も多い。そのため、このような有害物質を排出しない種々の方式が提案されている。
有害物質を低減させる代表的な方法としてNOxを低減できる排ガス再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)方式(例えば、特許文献1参照)がある。これは、燃焼により発生した排気ガスの一部を燃焼用空気に混入して燃焼させ、燃焼温度を低下させることによりNOxの減少を図るものである。排気ガスで薄められた空気は通常の空気に比べて酸素濃度が低い。従って、燃料と酸素との反応である燃焼の速度を遅らせることができる。それに伴い、火炎の最高温度が低下するので、NOx生成(Thermal NOx)を抑制することができる。
特開2002−332919号公報
さて、上記特許文献1に開示された排ガス再循環システムでは、粒径が数μmよりも大きいミスト(SOxや煤塵等を含んだミスト)は、デミスター32で捕集することができるため、問題にはならない。
しかしながら、デミスター32には捕集限界があり、粒径が数μm以下のミスト(SOxや煤塵等を含んだミスト)は、デミスター32で捕集することができない。そのため、デミスター32で捕集することができなかったミストが、デミスター32から過給機コンプレッサ部107に至る循環管路11−2,11−3内に進入し、循環管路11−2,11−3内を通過する間に冷やされて成長し、粒径の大きくなったミストが、過給機コンプレッサ部107に進入して、コンプレッサ翼107Aの表面にエロージョンを発生させたり、ミストに含まれる煤塵が過給機コンプレッサ部107の内周面に堆積して、過給機コンプレッサ部107の内周面と、コンプレッサ翼107Aの翼端とのクリアランスがなくなり、コンプレッサ翼107Aの翼端を損傷させてしまうおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ミスト分離器(例えば、デミスター)における捕集効率を向上させて、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストを低減させることができる排ガス再循環システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係る排ガス再循環システムは、舶用内燃機関から排出された排気ガスの一部を、再循環管を介して前記舶用内燃機関の上流舶用内燃機関から排出された排気ガスの一部を、再循環管を介して前記舶用内燃機関の上流側に配置されて、前記舶用内燃機関に燃焼用空気を圧送するコンプレッサの吸込口側に戻し、前記燃焼用空気とともに燃焼させる排ガス再循環システムであって、前記再循環管の途中には、上流側から下流側に向かって、EGRバルブ、スクラバー、蒸気供給部、第1のミスト分離器が接続されており、前記蒸気供給部では、前記再循環管を介して前記スクラバーから導かれた排気ガスに、蒸気供給管を介して導かれた蒸気が吹き付けられる。
本発明に係る排ガス再循環システムによれば、蒸気供給部において吹き付けられた蒸気がコア(核)となり、そのまわりに排気ガス中のミスト(SOxや煤塵等を含んだミスト)が付着して、ミストの粒径が大きくなり、蒸気供給部の下流側に位置するミスト分離器で捕集される確率が高くなる。
これにより、ミスト分離器における捕集効率を向上させて、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストを低減させることができる。
上記排ガス再循環システムにおいて、前記蒸気供給管は、前記EGRバルブよりも上流側に位置する前記再循環管の途中に接続された排ガスエコノマイザーで発生した蒸気を、前記蒸気供給部に導くものであるとさらに好適である。
このような排ガス再循環システムによれば、EGRバルブの上流側に排ガスエコノマイザーが配置されているため、EGRバルブが抵抗体(圧力損失体)となり、排ガスエコノマイザー内における排気ガスの圧力が高くなって、排ガスエコノマイザーにおける蒸気発生効率を向上させることができる。
上記排ガス再循環システムにおいて、前記蒸気供給管は、前記EGRバルブと前記スクラバーとの間に位置する前記再循環管の途中に接続された排ガスエコノマイザーで発生した蒸気を、前記蒸気供給部に導くものであるとさらに好適である。
このような排ガス再循環システムによれば、EGRバルブの下流側に排ガスエコノマイザーが配置されているため、EGRバルブを全閉にすると排ガスエコノマイザーに排気ガスが流れなくなり(供給されなくなり)、排ガスエコノマイザーにおける蒸気の発生を停止させることができ、かつ、排気ガスの熱による排ガスエコノマイザーの焼損を回避することができる。
上記排ガス再循環システムにおいて、前記蒸気供給部と第1のミスト分離器との間に位置する前記再循環管の途中に、ベンチュリ管が設けられているとさらに好適である。
このような排ガス再循環システムによれば、ベンチュリ管のスロート部(絞り部)を通過する際に、排気ガス中のミストが衝突して、ミストの粒径が大きくなり、蒸気供給部の下流側に位置するミスト分離器で捕集される確率がさらに高くなる。
これにより、ミスト分離器における捕集効率をさらに向上させて、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストをさらに低減させることができる。
上記排ガス再循環システムにおいて、前記第1のミスト分離器の下流側に位置する前記再循環管の途中には、上流側から下流側に向かって、エアクーラー、第2のミスト分離器が設けられているとさらに好適である。
このような排ガス再循環システムによれば、エアクーラーを通過する際に、排気ガスが冷やされて、ミストの粒径が大きくなり、エアクーラーの下流側に位置するミスト分離器で捕集される確率がさらに高くなる。
これにより、ミスト分離器における捕集効率をさらに向上させて、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストをさらに低減させることができる。
上記排ガス再循環システムにおいて、前記第1のミスト分離器の下流側に位置する前記再循環管の途中には、加熱器が設けられているとさらに好適である。
このような排ガス再循環システムによれば、加熱器を通過する際に、排気ガス中のミスト(水分)が蒸発し、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストをさらに低減させることができる。
上記排ガス再循環システムにおいて、前記蒸気供給部と第1のミスト分離器との間に位置する前記再循環管の途中に、ベンチュリ管が設けられており、前記第1のミスト分離器の下流側に位置する前記再循環管の途中に、上流側から下流側に向かって、エアクーラー、第2のミスト分離器が設けられているとさらに好適である。
このような排ガス再循環システムによれば、ベンチュリ管のスロート部(絞り部)を通過する際に、排気ガス中のミストが衝突して、ミストの粒径が大きくなり、蒸気供給部の下流側に位置するミスト分離器で捕集される確率がさらに高くなる。
これにより、ミスト分離器における捕集効率をさらに向上させて、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストをさらに低減させることができる。
また、このような排ガス再循環システムによれば、エアクーラーを通過する際に、排気ガスが冷やされて、ミストの粒径が大きくなり、エアクーラーの下流側に位置するミスト分離器で捕集される確率がさらに高くなる。
これにより、ミスト分離器における捕集効率をさらに向上させて、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストをさらに低減させることができる。
上記排ガス再循環システムにおいて、前記蒸気供給部と第1のミスト分離器との間に位置する前記再循環管の途中に、ベンチュリ管が設けられており、前記第1のミスト分離器の下流側に位置する前記再循環管の途中に、加熱器が設けられているとさらに好適である。
このような排ガス再循環システムによれば、ベンチュリ管のスロート部(絞り部)を通過する際に、排気ガス中のミストが衝突して、ミストの粒径が大きくなり、蒸気供給部の下流側に位置するミスト分離器で捕集される確率がさらに高くなる。
これにより、ミスト分離器における捕集効率をさらに向上させて、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストをさらに低減させることができる。
また、このような排ガス再循環システムによれば、加熱器を通過する際に、排気ガス中のミスト(水分)が蒸発し、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストをさらに低減させることができる。
上記排ガス再循環システムにおいて、前記第1のミスト分離器の下流側に位置する前記再循環管の途中には、上流側から下流側に向かって、エアクーラー、第2のミスト分離器、加熱器が設けられているとさらに好適である。
このような排ガス再循環システムによれば、エアクーラーを通過する際に、排気ガスが冷やされて、ミストの粒径が大きくなり、エアクーラーの下流側に位置するミスト分離器で捕集される確率がさらに高くなる。
これにより、ミスト分離器における捕集効率をさらに向上させて、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストをさらに低減させることができる。
また、このような排ガス再循環システムによれば、加熱器を通過する際に、排気ガス中のミスト(水分)が蒸発し、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストをさらに低減させることができる。
上記排ガス再循環システムにおいて、前記蒸気供給部と第1のミスト分離器との間に位置する前記再循環管の途中には、ベンチュリ管が設けられており、前記第1のミスト分離器の下流側に位置する前記再循環管の途中には、上流側から下流側に向かって、エアクーラー、第2のミスト分離器、加熱器が設けられているとさらに好適である。
このような排ガス再循環システムによれば、ベンチュリ管のスロート部(絞り部)を通過する際に、排気ガス中のミストが衝突して、ミストの粒径が大きくなり、蒸気供給部の下流側に位置するミスト分離器で捕集される確率がさらに高くなる。
これにより、ミスト分離器における捕集効率をさらに向上させて、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストをさらに低減させることができる。
また、このような排ガス再循環システムによれば、エアクーラーを通過する際に、排気ガスが冷やされて、ミストの粒径が大きくなり、エアクーラーの下流側に位置するミスト分離器で捕集される確率がさらに高くなる。
これにより、ミスト分離器における捕集効率をさらに向上させて、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストをさらに低減させることができる。
さらに、このような排ガス再循環システムによれば、加熱器を通過する際に、排気ガス中のミスト(水分)が蒸発し、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストをさらに低減させることができる。
上記排ガス再循環システムにおいて、前記排ガスエコノマイザーで発生した蒸気が、はじめに前記加熱器に導かれ、その後、前記蒸気供給部に導かれるように、前記蒸気供給管が配置されているとさらに好適である。
このような排ガス再循環システムによれば、湿り度の高い蒸気をスクラバーからベンチュリ管に向かう排気ガスに吹き付けることができ、蒸気供給部からミスト分離器に向かうミストの粒径を大きくすることができて、ミスト分離器における捕集効率をさらに向上させることができる。
上記排ガス再循環システムにおいて、前記第1のミスト分離器および前記第2のミスト分離器が、デミスターとされているとさらに好適である。
このような排ガス再循環システムによれば、排気ガスの圧力およびコンプレッサの吸引力により排気ガスがデミスターを通過することになるので、ミスト分離器を駆動させるための動力を不要とすることができる。
本発明に係る船舶は、上記いずれかの排ガス再循環システムを具備している。
本発明に係る船舶によれば、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストが低減し、コンプレッサを構成するコンプレッサ翼の表面にエロージョンを発生させたり、ミストに含まれる煤塵がコンプレッサの内周面に堆積して、コンプレッサの内周面と、コンプレッサ翼の翼端とのクリアランスがなくなり、コンプレッサ翼の翼端を損傷させてしまうといった懸念をなくすことができ、排気タービン過給機の信頼性を向上させることができる。
本発明によれば、ミスト分離器における捕集効率を向上させて、排気タービン過給機のコンプレッサに進入するミストを低減させることができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る排ガス再循環システムを、船舶に適用した場合の概略の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る排ガス再循環システムを、船舶に適用した場合の概略の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る排ガス再循環システムを、船舶に適用した場合の概略の構成を示す図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態に係る排ガス再循環システムについて、図1を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る排ガス再循環システムを、船舶に適用した場合の概略の構成を示す図である。
図1に示すように、船舶1は、舶用内燃機関(舶用ディーゼルエンジン)2と、排気タービン過給機3と、(第1の)エアクーラー(空気冷却器)4と、排ガス再循環システム21と、を備えている。
舶用内燃機関2は、図示しないプロペラ軸および推進用プロペラを駆動(回転)させる推進用の機関、いわゆる「主機」と呼ばれるものである。
排気タービン過給機3は、ローター軸(回転軸)5の両端にそれぞれ取付けられたタービン6およびコンプレッサ7を備え、(第1の)排気管8を介して舶用内燃機関2の排気静圧管9からタービン6に排気ガスが供給されて駆動(回転)されるようになっている。また、タービン6を通過してローター軸5およびコンプレッサ7を駆動(回転)させた排気ガスは、(第2の)排気管10を通って図示しない煙突(ファンネル)に導かれ、船外に排出されるようになっている。
一方、コンプレッサ7には、(第1の)給気管11を介して空気(外気)が導かれる(供給される)とともに、排ガス再循環システム21を介して給気管11の途中に設けられたミキサー12に戻された排気ガスが、ミキサー12の下流側に位置する給気管11を介して導かれ(供給され)、コンプレッサ7に導かれた空気および排気ガスは、コンプレッサ7で圧縮された後、(第2の)給気管13を介してエアクーラー4に導かれるようになっている。エアクーラー4に導かれた空気および排気ガスは、エアクーラー4で冷却された後、(第3の)給気管14および掃気トランク15を介して舶用内燃機関2のシリンダ(筒)16内に導かれ、図示しない燃料噴射弁から噴射された燃料とともにシリンダ16内で燃焼させられる。
さて、本実施形態に係る排ガス再循環システム21は、再循環管22と、EGRバルブ(流量制御弁)23と、スクラバー(洗浄集じん装置)24と、蒸気供給部25と、(第1の)ミスト分離器(例えば、デミスター)26と、ミキサー12と、を備えている。
再循環管22は、一端(上流端)が排気管10の途中に接続され、他端(下流端)がミキサー12に接続された配管であり、再循環管22の途中には、上流側から下流側に向かって、EGRバルブ23、スクラバー24、蒸気供給部25、ミスト分離器26が接続されている。
EGRバルブ23は、図示しない制御装置から送られてきた制御信号(指令信号)に基づいて開閉(操作)され、舶用内燃機関2の出力(負荷)に対応した排気ガス量が舶用内燃機関2に戻されるよう、EGRバルブ23を通過する排気ガスの流量が制御(調整)されるようになっている。
スクラバー24は、水等の液体を洗浄液として、排気ガス中の粒子(SOxや煤塵等)を洗浄液の液滴や液膜中で捕集して分離する装置であり、スクラバー24としては、例えば、特開2002−332919号公報に開示された、ガス洗浄部である充填層部31を一具体例として挙げることができる。
蒸気供給部25には、その一端(上流端)が、図示しない煙突内に設置された(第1の)排ガスエコノマイザーや、機関室内に設置されたボイラー等に接続され、その他端(下流端)が、蒸気供給部25に接続された(第1の)蒸気供給管27を介して、排ガスエコノマイザーやボイラー等で発生した蒸気が導かれ(供給され)、蒸気供給部25では、再循環管22を介してスクラバー24から導かれた排気ガスに、蒸気供給管27を介して導かれた(供給された)蒸気が吹き付けられる。
ミスト分離器26は、再循環管22を介して蒸気供給部25から導かれた排気ガスに飛沫同伴されたミスト(SOxや煤塵等を含んだミスト)を捕集分離除去するものであり、ミスト分離器26によりミストが除去された排気ガスのみが、再循環管22を介してミキサー12に導かれ、ミキサー12で給気管11を介して導かれた空気と混ぜ合わされた(合流した)後、ミキサー12の下流側に位置する給気管11を介してコンプレッサ7に導かれ、コンプレッサ7で圧縮される。
一方、ミスト分離器26で捕集分離除去されたミストは、ミスト分離器26の内部を底部に向かって落下していく際に、しだいに大きな液滴となり、底部に溜まった液は、排出管28を介して、図示しないスクラバー水処理装置へ輸送される。
本実施形態に係る排ガス再循環システム21によれば、蒸気供給部25において吹き付けられた蒸気がコア(核)となり、そのまわりにスクラバー24より随伴してきた排気ガス中のミスト(SOxや煤塵等を含んだミスト)が付着して、ミストの粒径が大きくなり、蒸気供給部25の下流側に位置するミスト分離器26で捕集される確率が高くなる。
これにより、ミスト分離器26における捕集効率を向上させて、排気タービン過給機3のコンプレッサ7に進入するミストを低減させることができる。
そして、本実施形態に係る排ガス再循環システム21を具備した船舶1によれば、排気タービン過給機3のコンプレッサ7に進入するミストが低減し、コンプレッサ7を構成するコンプレッサ翼の表面にエロージョンを発生させたり、ミストに含まれる煤塵がコンプレッサ7の内周面に堆積して、コンプレッサ7の内周面と、コンプレッサ翼の翼端とのクリアランスがなくなり、コンプレッサ翼の翼端を損傷させてしまうといった懸念をなくすことができ、排気タービン過給機3の信頼性を向上させることができる。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態に係る排ガス再循環システムについて、図2を参照しながら説明する。
図2は本実施形態に係る排ガス再循環システムを、船舶に適用した場合の概略の構成を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係る排ガス再循環システム31は、再循環管22、EGRバルブ(流量制御弁)23、スクラバー(洗浄集じん装置)24、蒸気供給部25、ミスト分離器(例えば、デミスター)26、ミキサー12の他に、(第2の)排ガスエコノマイザー32を備えており、蒸気供給部25には、その一端(上流端)が、煙突内あるいは機関室内に設置された排ガスエコノマイザー32に接続され、その他端(下流端)が、蒸気供給部25に接続された(第2の)蒸気供給管33を介して、排ガスエコノマイザー32で発生した蒸気が導かれる(供給される)ようになっているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
排ガスエコノマイザー32は、EGRバルブ23よりも上流側に位置する再循環管22の途中に接続されている。すなわち、循環管22の途中には、上流側から下流側に向かって、排ガスエコノマイザー32、EGRバルブ23、スクラバー24、蒸気供給部25、ミスト分離器26が接続されている。
本実施形態に係る排ガス再循環システム31によれば、蒸気供給部25において吹き付けられた蒸気がコア(核)となり、そのまわりにスクラバー24より随伴してきた排気ガス中のミスト(SOxや煤塵等を含んだミスト)が付着して、ミストの粒径が大きくなり、蒸気供給部25の下流側に位置するミスト分離器26で捕集される確率が高くなる。
これにより、ミスト分離器26における捕集効率を向上させて、排気タービン過給機3のコンプレッサ7に進入するミストを低減させることができる。
また、本実施形態に係る排ガス再循環システム31によれば、EGRバルブ23の上流側に排ガスエコノマイザー32が配置されているため、EGRバルブ23が抵抗体(圧力損失体)となり、排ガスエコノマイザー32内における排気ガスの圧力が高くなって、排ガスエコノマイザー32における蒸気発生効率を向上させることができる。
そして、本実施形態に係る排ガス再循環システム31を具備した船舶1によれば、排気タービン過給機3のコンプレッサ7に進入するミストが低減し、コンプレッサ7を構成するコンプレッサ翼の表面にエロージョンを発生させたり、ミストに含まれる煤塵がコンプレッサ7の内周面に堆積して、コンプレッサ7の内周面と、コンプレッサ翼の翼端とのクリアランスがなくなり、コンプレッサ翼の翼端を損傷させてしまうといった懸念をなくすことができ、排気タービン過給機3の信頼性を向上させることができる。
〔第3実施形態〕
本発明の第3実施形態に係る排ガス再循環システムについて、図3を参照しながら説明する。
図3は本実施形態に係る排ガス再循環システムを、船舶に適用した場合の概略の構成を示す図である。
図3に示すように、本実施形態に係る排ガス再循環システム41は、再循環管22、EGRバルブ(流量制御弁)23、スクラバー(洗浄集じん装置)24、蒸気供給部25、(第1の)ミスト分離器(例えば、デミスター)26、ミキサー12、(第2の)排ガスエコノマイザー32、(第2の)蒸気供給管33の他に、ベンチュリ管42、(第2の)エアクーラー(空気冷却器)43、(第2の)ミスト分離器(例えば、デミスター)44を備えているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
ベンチュリ管42は、蒸気供給部25とミスト分離器26との間に位置する再循環管22の途中に接続され、エアクーラー43およびミスト分離器44は、ミスト分離器26とミキサー12との間に位置する再循環管22の途中に接続されている。すなわち、循環管22の途中には、上流側から下流側に向かって、排ガスエコノマイザー32、EGRバルブ23、スクラバー24、蒸気供給部25、ベンチュリ管42、ミスト分離器26、エアクーラー43、ミスト分離器44が接続されている。
ミスト分離器44は、再循環管22を介してエアクーラー43から導かれた排気ガスに飛沫同伴されたミスト(SOxや煤塵等を含んだミスト)を捕集分離除去するものであり、ミスト分離器44によりミストが除去された排気ガスのみが、再循環管22を介してミキサー12に導かれ、ミキサー12で給気管11を介して導かれた空気と混ぜ合わされた(合流した)後、ミキサー12の下流側に位置する給気管11を介してコンプレッサ7に導かれ、コンプレッサ7で圧縮される。
一方、ミスト分離器44で捕集分離除去されたミストは、ミスト分離器44の内部を底部に向かって落下していく際に、しだいに大きな液滴となり、底部に溜まった液は、ミスト分離器26と同様、排出管28を介して、図示しないスクラバー水処理装置へ輸送される。
本実施形態に係る排ガス再循環システム41によれば、蒸気供給部25において吹き付けられた蒸気がコア(核)となり、そのまわりにスクラバー24より随伴してきた排気ガス中のミスト(SOxや煤塵等を含んだミスト)が付着して、ミストの粒径が大きくなり、蒸気供給部25の下流側に位置するミスト分離器26,44で捕集される確率が高くなる。
これにより、ミスト分離器26,44における捕集効率を向上させて、排気タービン過給機3のコンプレッサ7に進入するミストを低減させることができる。
また、本実施形態に係る排ガス再循環システム41によれば、EGRバルブ23の上流側に排ガスエコノマイザー32が配置されているため、EGRバルブ23が抵抗体(圧力損失体)となり、排ガスエコノマイザー32内における排気ガスの圧力が高くなって、排ガスエコノマイザー32における蒸気発生効率を向上させることができる。
さらに、本実施形態に係る排ガス再循環システム41によれば、ベンチュリ管42のスロート部(絞り部)を通過する際に、排気ガス中のミストが衝突して、ミストの粒径が大きくなり、蒸気供給部25の下流側に位置するミスト分離器26,44で捕集される確率がさらに高くなる。
これにより、ミスト分離器26,44における捕集効率をさらに向上させて、排気タービン過給機3のコンプレッサ7に進入するミストをさらに低減させることができる。
さらにまた、本実施形態に係る排ガス再循環システム41によれば、エアクーラー43を通過する際に、排気ガスが冷やされて、ミストの粒径が大きくなり、エアクーラー43の下流側に位置するミスト分離器44で捕集される確率がさらに高くなる。
これにより、ミスト分離器44における捕集効率をさらに向上させて、排気タービン過給機3のコンプレッサ7に進入するミストをさらに低減させることができる。
そして、本実施形態に係る排ガス再循環システム41を具備した船舶1によれば、排気タービン過給機3のコンプレッサ7に進入するミストが低減し、コンプレッサ7を構成するコンプレッサ翼の表面にエロージョンを発生させたり、ミストに含まれる煤塵がコンプレッサ7の内周面に堆積して、コンプレッサ7の内周面と、コンプレッサ翼の翼端とのクリアランスがなくなり、コンプレッサ翼の翼端を損傷させてしまうといった懸念をなくすことができ、排気タービン過給機3の信頼性を向上させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜必要に応じて変形・変更実施可能である。
例えば、上述した第3実施形態において、ミスト分離器44とミキサー12との間に位置する再循環管22の途中に加熱器(熱交換器)を接続し、当該加熱器において再循環管22を介してミスト分離器44から導かれた排気ガスを間接的に温めるようにしてもよい。
これにより、ミスト分離器44からミキサー12に向かう排気ガス中のミスト(水分)をさらに低減させることができて、排気タービン過給機3のコンプレッサ7に進入するミストをさらに低減させることができる。
なお、加熱器の熱源としては、蒸気供給管33を介して導かれた蒸気や、電気を使用することができる。
また、ミスト分離器44とミキサー12との間に位置する再循環管22の途中に温度センサーを設け、ミスト分離器44からミキサー12に向かう排気ガスの温度をモニタリングして、ミスト分離器44からミキサー12に向かう排気ガスの温度が所定の範囲内に収まるように、ミスト分離器44からミキサー12に向かう排気ガスの温度をフィードバックし、蒸気供給管33を介して導かれる蒸気量や、電気量を自動的に制御してもよい。
さらに、排ガスエコノマイザー32で発生した蒸気が、はじめに加熱器に導かれ、その後、蒸気供給部25に導かれるように、蒸気供給管33が配置されている(取り回されている)とさらに好適である。すなわち、排ガスエコノマイザー32で発生した蒸気が、はじめに加熱器に導かれ、ミスト分離器44からミキサー12に向かう排気ガスを温めた後、蒸気供給部25に導かれて、スクラバー24からベンチュリ管42に向かう排気ガスに吹き付けられるように、蒸気供給管33が配置されているとさらに好適である。
これにより、湿り度の高い蒸気をスクラバー24からベンチュリ管42に向かう排気ガスに吹き付けることができ、蒸気供給部25からミスト分離器26に向かうミストの粒径を大きくすることができて、ミスト分離器における捕集効率をさらに向上させることができる。
さらにまた、上述した第2,3実施形態におけるEGRバルブ23と排ガスエコノマイザー32とを、入れ換えて配置することもできる。
このような排ガス再循環システムによれば、EGRバルブ23の下流側に排ガスエコノマイザー32が配置されことになるため、EGRバルブ23を全閉にすると排ガスエコノマイザー32に排気ガスが流れなくなり(供給されなくなり)、排ガスエコノマイザー32における蒸気の発生を停止させることができ、かつ、排気ガスの熱による排ガスエコノマイザー32の焼損を回避することができる。
ここで、上述した加熱器、第3実施形態のところで説明したベンチュリ管42、エアクーラー43およびミスト分離器44は、加熱器、ベンチュリ管42、エアクーラー43およびミスト分離器44の少なくともいずれか一つが設けられていればよい。すなわち、第2実施形態のものに加熱器のみが設けられたもの、第2実施形態のものにベンチュリ管42のみが設けられたもの、第2実施形態のものにエアクーラー43およびミスト分離器44が設けられたものとすることができる。
また、蒸気供給管27,33を介して蒸気供給部25に供給される蒸気量は、EGRバルブ23の開度および/または舶用内燃機関2の負荷に応じて(を指標として)増減(制御)される。
1 船舶
2 舶用内燃機関
3 排気タービン過給機
7 コンプレッサ
21 排ガス再循環システム
22 再循環管
23 EGRバルブ
24 スクラバー
25 蒸気供給部
26 (第1の)ミスト分離器
27 蒸気供給管
31 排ガス再循環システム
32 (第2の)排ガスエコノマイザー
33 蒸気供給管
41 排ガス再循環システム
42 ベンチュリ管
43 エアクーラー
44 (第2の)ミスト分離器

Claims (13)

  1. 舶用内燃機関から排出された排気ガスの一部を、再循環管を介して前記舶用内燃機関の上流側に配置されて、前記舶用内燃機関に燃焼用空気を圧送するコンプレッサの吸込口側に戻し、前記燃焼用空気とともに燃焼させる排ガス再循環システムであって、
    前記再循環管の途中には、上流側から下流側に向かって、EGRバルブ、スクラバー、蒸気供給部、第1のミスト分離器が接続されており、
    前記蒸気供給部では、前記再循環管を介して前記スクラバーから導かれた排気ガスに、蒸気供給管を介して導かれた蒸気が吹き付けられることを特徴とする排ガス再循環システム。
  2. 前記蒸気供給管は、前記EGRバルブよりも上流側に位置する前記再循環管の途中に接続された排ガスエコノマイザーで発生した蒸気を、前記蒸気供給部に導くものであることを特徴とする請求項1に記載の排ガス再循環システム。
  3. 前記蒸気供給管は、前記EGRバルブと前記スクラバーとの間に位置する前記再循環管の途中に接続された排ガスエコノマイザーで発生した蒸気を、前記蒸気供給部に導くものであることを特徴とする請求項1に記載の排ガス再循環システム。
  4. 前記蒸気供給部と第1のミスト分離器との間に位置する前記再循環管の途中には、ベンチュリ管が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の排ガス再循環システム。
  5. 前記第1のミスト分離器の下流側に位置する前記再循環管の途中には、上流側から下流側に向かって、エアクーラー、第2のミスト分離器が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の排ガス再循環システム。
  6. 前記第1のミスト分離器の下流側に位置する前記再循環管の途中には、加熱器が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の排ガス再循環システム。
  7. 前記蒸気供給部と第1のミスト分離器との間に位置する前記再循環管の途中には、ベンチュリ管が設けられており、
    前記第1のミスト分離器の下流側に位置する前記再循環管の途中には、上流側から下流側に向かって、エアクーラー、第2のミスト分離器が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の排ガス再循環システム。
  8. 前記蒸気供給部と第1のミスト分離器との間に位置する前記再循環管の途中には、ベンチュリ管が設けられており、
    前記第1のミスト分離器の下流側に位置する前記再循環管の途中には、加熱器が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の排ガス再循環システム。
  9. 前記第1のミスト分離器の下流側に位置する前記再循環管の途中には、上流側から下流側に向かって、エアクーラー、第2のミスト分離器、加熱器が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の排ガス再循環システム。
  10. 前記蒸気供給部と第1のミスト分離器との間に位置する前記再循環管の途中には、ベンチュリ管が設けられており、
    前記第1のミスト分離器の下流側に位置する前記再循環管の途中には、上流側から下流側に向かって、エアクーラー、第2のミスト分離器、加熱器が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の排ガス再循環システム。
  11. 前記排ガスエコノマイザーで発生した蒸気が、はじめに前記加熱器に導かれ、その後、前記蒸気供給部に導かれるように、前記蒸気供給管が配置されていることを特徴とする請求項6,8,9,10のいずれか一項に記載の排ガス再循環システム。
  12. 前記第1のミスト分離器および前記第2のミスト分離器は、デミスターであることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の排ガス再循環システム。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の排ガス再循環システムを備えていることを特徴とする船舶。
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