JP2013170445A - 推力制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】掘削機構の姿勢を安定させつつ掘削を行うことができる掘削機構の推力制御方法を提供する。
【解決手段】掘削機構1では、本体掘削機3が水平方向に2つ配列されており、それぞれ水平方向に往復揺動するカッタ31を有する。掘削機構1による掘削時、左のジャッキ群41aの推力Pを、左のジャッキ群41aのベース推力Xから、各カッタ31の揺動方向に応じた推力修正値LL→R、LR→Lを増減させることにより定め、右のジャッキ群41bの推力Pを、右のジャッキ群41bのベース推力Xから、各カッタ31の揺動方向に応じた推力修正値RL→R、RR→Lを増減させることにより定め、これにより、カッタ31の揺動に伴い掘削機構1に加わる反力モーメントMを相殺する。
【選択図】図5

Description

本発明は地盤等を掘削する掘削機構の推力制御方法に関する。
トンネルの掘削時には、掘削機を後方から押出しつつ掘削機により断面を掘削する推進工法や、掘削機による掘進を行うとともに掘削機の後方でシールドの形成を行うシールド工法が用いられる。
これらの掘削機には、掘削手段としてカッタを設け、該カッタを水平方向に往復揺動させて前方の地盤を掘削しながら前進するものがある(特許文献1、2、3参照)。
特開2008−303681号公報 特開平7−26889号公報 特許第2510097号
しかしながら、上記のように水平方向に揺動するカッタを掘削手段として用いる場合、掘削中に掘削機の水平方向の姿勢が乱れ、蛇行する問題がある。
これを図15を参照して説明する。図15において、200は掘削機、210はカッタである。
例えば図15(a)に示すように、カッタ210を掘削機200の掘進方向に対して右から左(矢印a)に揺動させて掘削を行うと、掘削機200は地盤からの反力を受け、カッタ210の揺動方向とは逆の、すなわち時計回り方向のモーメントMが加わる。従って、図15(b)に示すように掘削機200の後方の振れが生じる。このような掘削機200の意図しない姿勢の乱れは、掘削機200の蛇行によるトンネル等の品質低下につながるので、極力避けることが望ましい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、掘削機構の姿勢を安定させつつ掘削を行うことができる掘削機構の推力制御方法を提供することにある。
前述した目的を達成するための第1の発明は、水平方向左右に往復揺動するカッタを有する掘削機を前方に備え、推進用の1または複数のジャッキによるジャッキ群を後方の左右に備えた掘削機構の推力制御方法であって、前記カッタによる掘削時、前記カッタが右から左へ揺動する際には、左のジャッキ群による推力を、前記左のジャッキ群のベース推力から、前記左のジャッキ群の推力修正値を減少させて定め、右のジャッキ群による推力を、前記右のジャッキ群のベース推力から、前記右のジャッキ群の推力修正値を増加させて定め、前記カッタが左から右へ揺動する際には、前記左のジャッキ群による推力を、前記左のジャッキ群のベース推力から、前記左のジャッキ群の推力修正値を増加させて定め、前記右のジャッキ群による推力を、前記右のジャッキ群のベース推力から、前記右のジャッキ群の推力修正値を減少させて定めることを特徴とする推力制御方法である。
これにより、掘削機構において左右のジャッキ群の推力を調整することで、地盤から受ける反力モーメントを掘削機構全体で相殺することができる。従って、掘削機構の水平方向の姿勢を安定させることができ、掘削機構を正確に掘進させることができる。
また、前記掘削機が水平方向左右に複数設けられ、前記掘削機のカッタ毎に、当該カッタが右から左へ揺動する際の、前記左のジャッキ群の推力修正値と前記右のジャッキ群の推力修正値、および、当該カッタが左から右へ揺動する際の、前記左のジャッキ群の推力修正値と前記右のジャッキ群の推力修正値とを定め、前記掘削機構による掘削時、前記左のジャッキ群による推力を、前記左のジャッキ群のベース推力から、右から左に揺動するカッタ毎に当該カッタに対して定められる推力修正値を減少させ、左から右に揺動するカッタ毎に当該カッタに対して定められる推力修正値を増加させた推力とし、前記右のジャッキ群による推力を、前記右のジャッキ群のベース推力から、右から左に揺動するカッタ毎に当該カッタに対して定められる推力修正値を増加させ、左から右に揺動するカッタ毎に当該カッタに対して定められる推力修正値を減少させた推力とすることが望ましい。
これにより、複数カッタを設ける場合に、各カッタについて推力修正値を定め、これをベース推力に対し加算もしくは減算することで、掘削時に掘削機構の水平方向の姿勢を安定させることができる。
また、前記カッタが右から左へ揺動する際の、前記左のジャッキ群の推力修正値と、前記右のジャッキ群の推力修正値が等しく、前記カッタが左から右へ揺動する際の、前記左のジャッキ群の推力修正値と、前記右のジャッキ群の推力修正値が等しいことが望ましい。
これにより、掘削時の掘削機構の姿勢をより確実に安定させることができる。
また、前記掘削機は水平方向に偶数配列され、同数の前記掘削機のカッタ同士を互いに左右対称となる方向に動作させることが望ましい。
これにより、カッタによって前記の推力修正値が異なる場合等に、ジャッキの推力値の調整幅が少なくて済み、推力の制御が容易になる。
また、前記掘削機構において、前記掘削機が上下に配置され、前記左のジャッキ群による推力および前記右のジャッキ群による推力が、上段の前記掘削機のカッタと下段の前記掘削機のカッタの少なくともいずれかに対して、第1の発明の推力制御方法を用いて定められることが望ましい。
このように、上下に掘削機を配置した掘削機構では、推進ジャッキによる推力を、上下段の少なくともいずれかの掘削機のカッタに対して、前記の方法により定めた推力とすれば、掘削時の掘削機構の姿勢を安定させることが可能になる。
本発明によれば、掘削機構の姿勢を安定させつつ掘削を行うことができる掘削機構の推力制御方法を提供することができる。
掘削機構1の垂直方向の構成を示す図 本体掘削機3の水平方向の構成を示す図 推進ジャッキ41について説明する図 掘削機構1による掘削について説明する図 ジャッキ群41a、41bの制御について説明する図 ジャッキ群41a、41bの制御について説明する図 掘削機構1’を説明する図 ジャッキ群41a、41bの制御について説明する図 掘削機構1”を説明する図 ジャッキ群41a、41bの制御について説明する図 掘削機構10の垂直方向の構成を示す図 矩形ルーフ掘削機2の水平方向の構成を示す図 掘削機構10の後面を示す図 掘削機構10による掘削について説明する図 掘削機200による掘削時のモーメントを示す図
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
まず、図1〜図3を参照して、第1の実施形態について説明する。図1は、掘削機構1の垂直方向の構成を示す図である。図2は掘削機構1の本体掘削機3の水平方向の構成を示す図である。図3は、掘削機構1の後面を示す図である。
図1、図2に示すように、掘削機構1は、前胴部1aと後胴部1bからなり、前胴部1aでは、掘削機である本体掘削機3がスペーサ310を挟んで水平方向左右に2つ並べて配列される。
本体掘削機3では、本体内部がバルクヘッド33により前後に区画されており、バルクヘッド33の前方の本体前面にカッタ31が設けられる。
カッタ31は、接続材312で接続された円柱状の一対のカッタスポーク313の上下方向に沿って、細かな鋸歯状の(ラック状の)カッタビット311を設け、これら一対のカッタスポーク313を、上下の支持杆315を介して回転軸317に接続したものである。鋸歯状のカッタビット311とすることで、効率よく地盤を掘削し、掘り残しを減らすことができる。
この回転軸317には、上下にリンク材318の一端が取り付けられる。これらリンク材318の他端に、平面上交差して配置される2つの油圧ジャッキ319の一端がそれぞれ接続される。一方の油圧ジャッキ319を伸長させるとともに他方の油圧ジャッキ319を収縮させる動作を油圧ジャッキ319間で交互に行うことにより、カッタ31が水平方向を円弧状の軌跡で往復揺動する。例えば、カッタ31は60°の揺動角度を1.5°/minの揺動速度で往復揺動する。
また、本体掘削機3では、本体内部にスクリューコンベア32が設けられる。スクリューコンベア32は本体前面で開口しており、カッタ31で掘削した土砂を搬送して掘削機構1の後方へ排出する。
一方、後胴部1bには、複数の推進ジャッキ41(油圧ジャッキ)が配置される。この推進ジャッキ41は、掘削機構1の掘進に用いられるとともに、本発明の推力制御方法による掘削機構1の姿勢安定化に利用される。ここで、図3(a)に示すように、中央より左側に配置された1または複数の推進ジャッキ41が左のジャッキ群41aを構成し、中央より右側に配置された1または複数の推進ジャッキ41が右のジャッキ群41bを構成する。各推進ジャッキ41は、左右のジャッキ群41a、41bで左右対称の位置となるように配置される。
各推進ジャッキ41の推力(推進方向への圧力)の制御は、図3(b)に示すように、CPU(Central Processing Unit)や記憶部等を備えた制御部42により、推進ジャッキ41の伸縮を行う油圧回路43を制御することで行われる。本実施形態では、前記のカッタ31の揺動方向に合わせてジャッキ群41a、41bによる推力を制御して、掘削時の掘削機構1の姿勢を安定させるが、その方法については後述する。
次に、この掘削機構1による地盤の掘削方法について図4を用いて述べる。
この掘削機構1を用いて地盤を掘削するには、まず、図4(a)に示すように、地盤に発進側の立坑100を掘削し、立坑100内に受台130を配置し、受台130上に掘削機構1を設置する。また、立坑100の掘進方向後方の壁面に反力架台110を固定し、推進ジャッキ41の後端部を当接させる。
その後、推進ジャッキ41を伸長させて掘削機構1を前進させた後、推進ジャッキ41を収縮させ、図4(b)に示すように、推進ジャッキ41と反力架台110の間でセグメントを組み立てて鋼殻140を形成し、推進ジャッキ41の後端部を鋼殻140に当接させる。この後、再び推進ジャッキ41を伸長させて掘削機構1を前進させる。
このようにして掘削機構1を前進させ、図4(c)に示すように、掘削機構1の前端が立坑100の掘進方向前方の壁面に接する時点で鏡切りを行って坑口を形成し、掘削機構1の前部を地山に挿入する。以降、前記のように推進ジャッキ41の伸縮と鋼殻140の形成を交互に行い、図4(d)に示すように、掘削機構1を地盤中で前進させる。地盤の掘削は、推進ジャッキ41の伸長と同時に左右の本体掘削機3のカッタ31を往復揺動させることにより行われる。
本実施形態では、この掘削機構1による地盤の掘削時に、水平方向に2つ配列された本体掘削機3のカッタ31の揺動に合わせて各ジャッキ群41a、41bによる推力を調整し、姿勢の乱れを防ぐ。これについて、図5を参照して説明する。
本実施形態では、ジャッキ群41a、41bによる推力が以下示すように定められる。ここでは、ジャッキ群による推力を、当該ジャッキ群を構成する各推進ジャッキ41の推力の合計とし、制御部42は、ジャッキ群41a、41bによる推力が以下定めた値になるように各推進ジャッキ41の推力を制御する。この方法は適宜定めることができ、例えば、ジャッキ群による推力を当該ジャッキ群を構成する各推進ジャッキ41に等分に割り振ることなどが可能である。
(1)掘削機構1の目標とする掘進方向等に応じて、左のジャッキ群41aのベース推力Xと、右のジャッキ群41bのベース推力Xを予め定めるとともに、
(2)カッタ31毎に、当該カッタ31が掘削機構1の掘進方向に対して右から左へ揺動する際の、左のジャッキ群41aの推力修正値LR→Lと右のジャッキ群41bの推力修正値RR→L、および、当該カッタ31が左から右へ揺動する際の、左のジャッキ群41aの推力修正値LL→Rと右のジャッキ群の推力修正値RL→Rとを予め定め、
(3)掘削時、各カッタ31の揺動方向に応じて、
(3−1)左のジャッキ群41aによる推力を、前記のベース推力Xから、右から左に揺動するカッタ31毎に、対応する推力修正値LR→Lを減少させ、左から右に揺動するカッタ31毎に、対応する推力修正値LL→Rを増加させた推力Pとし、
(3−2)右のジャッキ群41bによる推力を、前記のベース推力Xから、右から左に揺動するカッタ31毎に、対応する推力修正値RR→Lを増加させ、左から右に揺動するカッタ31毎に、対応する推力修正値RL→Rを減少させた推力Pとする。
前記の(1)において、ベース推力X、Xは、掘削機構1の機長・幅・高さやカッタの形状等の掘削機構固有の特性と、掘進時に目標とする掘進方向、掘進速度により定まる各ジャッキ群の推力である。掘進時に目標とする掘進方向・掘進速度が変更しない場合、ジャッキ群の推力制御においてベース推力も一定の値を設定する。
前記の(2)では、各カッタ31について、当該カッタ31が右から左へ揺動する場合に、掘削機構1に加わる時計回りの反力モーメントMを相殺できるように、右のジャッキ群41bで増加させる推力修正値RR→Lと、左のジャッキ群41aで減少させる推力修正値LR→Lを定める。揺動方向が逆の場合についても、掘削機構1に加わる反時計回りの反力モーメントMを相殺できるように、右のジャッキ群41bで減少させる推力修正値RL→Rと、左のジャッキ群41aで増加させる推力修正値LL→Rを定める。
以上のようにして、左右のジャッキ群41a、41bによる推力が定められる。例えば、図5(a)に示す実施例は、掘削機構1の目標とする掘進方向を直進方向としている。この場合、地山の土質に大きな偏りがないとすると前記のベース推力をX=Xと設定する。そして、図に示すように、左右のカッタ31−1、31−2が右→左、左→右への揺動を繰り返す場合、左のジャッキ群41aの推力P、右のジャッキ群41bの推力Pは、左右のカッタ31−1、31−2が右→左に揺動する場合に
=X−L1R→L−L2R→L
=X+R1R→L+R2R→L
として時計回りの反力モーメントMを相殺し、左→右に揺動する場合、
=X+L1L→R+L2L→R
=X−R1L→R−R2L→R
として反時計回りの反力モーメントMを相殺し、各カッタ31の往復揺動に合わせて、上記のジャッキの推力制御を繰り返す。ここで、L1、R1は、それぞれ、左のカッタ31−1の揺動に合わせた左右のジャッキ群41a、41bの推力修正値を表し、L2、R2は、それぞれ、右のカッタ31−2の揺動に合わせた左右のジャッキ群41a、41bの推力修正値を表す。
図5(a)の例では、
=X=6.0(MN)
L1R→L=L2R→L=R1R→L=R2R→L=0.4(MN)
L1R→L=L1L→R、R1R→L=R1L→R、L2R→L=L2L→R、R2R→L=R2L→R
であり、各カッタ31が右→左へと移動する際には(P、P)=(5.2、6.8)となり、各カッタ31が左→右へと移動する際には(P、P)=(6.8、5.2)となる。
なお、X、Xの値はこれに限らず、前記のように掘削機構1の掘進方向や掘進速度を考慮して定めることができ、L1、R1等の値は各カッタ31の揺動速度や揺動角度、掘削機構1の中心とカッタ31の位置関係、地盤の物性等に合わせて定めればよい。各値は予め定めて制御部42の記憶部等に記憶させてもよいし、上記の値から制御部42が演算して算出してもよい。
また、図5(b)に示す実施例は、掘削機構1の目標とする掘進方向を左斜め方向とし、各カッタ31の揺動を、右→左、左→右と繰り返す例である。この場合、目標とする掘進方向に合わせて前記のベース推力X=5.0(MN)、X=7.0(MN)と右側のベース推力を左側のベース推力に比べて大きくする必要がある。それ以外は、図5(a)と同様の制御になる。このように、X、Xの大小関係は、移動する方向に応じて定まる。例えば、右斜め方向に移動する場合であればX>Xとする。
なお、図5(c)は掘削機構1の目標とする掘進方向を直進方向とするとともに、左のカッタ31−1を右→左に、右のカッタ31−2を左→右にまず揺動させ、その後、左のカッタ31−1を左→右に、右のカッタ31−2を右→左に揺動させ、これを繰り返す例である。この場合、X=Xとするとともに、カッタ31−1が右→左へと移動し、カッタ31−2が左→右へ移動する際に、
=X−L1R→L+L2L→R
=X+R1R→L−R2L→R
とし、カッタ31−1が左→右へと移動し、カッタ31−2が右→左へ移動する際に、
=X+L1L→R−L2R→L
=X−R1L→R+R2R→L
とし、これを繰り返す。
このように、本実施形態では、掘削機構1の2つの本体掘削機3のカッタ31−1、31−2ごとに定められる推力調整値を、ベース推力から該カッタの揺動方向に合わせて増減し左右のジャッキ群41a、41bによる推力を定めることで、掘削時に地盤から受ける反力モーメントMが掘削機構1全体で相殺される。このため、掘削時に掘削機構1の水平方向の姿勢を安定させることができる。
なお、本実施形態では、L1R→L=L2R→L、R1R→L=R2R→L、…としているが、これに限らず、例えばL1R→LとL2R→Lの値は各カッタ31−1、31−2の揺動角度や揺動速度、あるいは掘削機構1における位置関係などにより異なる場合もある。特にこのような場合では、図6(a)に示すように、各カッタ31−1、31−2を同一の方向に揺動させるより、図6(b)に示すように各カッタ31−1、31−2を互いに左右対称となる方向に移動させる方が、推力の調整幅が小さくなるので制御に都合がよい。すなわち、図6(a)の例では、カッタ31の揺動に応じて左あるいは右のジャッキ群による推力が5.1、6.9(MN)の間で変化するが、図6(b)の例では、左あるいは右のジャッキ群による推力は5.9、6.1(MN)の間で変化するので、調整幅がより小さくなる。このように、同数のカッタ同士を互いに左右対称となる方向に動かすことで、推力の調整幅を小さくできる。
また、本実施形態では、L1R→L=R1R→L、L1L→R=R1L→R、…としており、これにより確実に掘削機構1の姿勢を安定させることができるが、これに限らず、例えば左右の地盤の性状の違い等によりL1R→LとR1R→Lの値が異なる場合も考えられる。
さらに、本実施形態では、本体掘削機3を2つ配列した掘削機構1における推力制御について例示したが、本発明の推力制御方法はこれに適用されるものに限らない。以下、推力制御の別の例について説明する。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。
図7(a)は掘削機構1’の本体掘削機3の水平方向の構成を示す図である。図7(b)は、掘削機構1’の後面を示す図である。各図に示すように、第2の実施形態は、掘削機構1’において本体掘削機3を水平方向左右に3つ並べた点で第1の実施形態と異なる。それ以外の点は第1の実施形態と同様である。
この場合の制御も第1の実施形態と同様に行うことできる。
すなわち、図8(a)は、掘削機構1’の目標とする掘進方向を直進方向とするとともに、各カッタ31が、右→左、左→右への揺動を繰り返す場合であるが、この時、X=Xとするとともに、左のジャッキ群41aによる推力P、右のジャッキ群41bによる推力Pは、それぞれ、各カッタ31が右→左へ揺動する場合に、
=X−L1R→L−L2R→L−L3R→L
=X+R1R→L+R2R→L+R3R→L
として時計回りの反力モーメントMを相殺し、各カッタ31が左→右へ揺動する場合に、
=X+L1L→R+L2L→R+L3L→R
=X−R1L→R−R2L→R−R3L→R
として反時計回りの反力モーメントMを相殺するように定められ、各カッタ31の往復揺動に合わせて、上記のジャッキの推力制御が繰り返される。L1、R1は、それぞれ、左のカッタ31−1の揺動に合わせた左右のジャッキ群41a、41bの推力修正値、L2、R2は、それぞれ、中のカッタ31−2の揺動に合わせた左右のジャッキ群41a、41bの推力修正値、L3、R3は、それぞれ、右のカッタ31−3の揺動に合わせた左右のジャッキ群41a、41bの推力修正値を表す。
図8(a)の例では、
=X=6.0(MN)
L1R→L=L3R→L=R1R→L=R3R→L=0.4(MN)
L2R→L=R2R→L=0.3(MN)
L1R→L=L1L→R、R1R→L=R1L→R、L2R→L=L2L→R、R2R→L=R2L→R、L3R→L=L3L→R、R3R→L=R3L→R
であり、各カッタ31が右→左へと移動する際には(P、P)=(4.9、7.1)となり、各カッタ31が左→右へと移動する際には(P、P)=(7.1、4.9)となる。
なお、L2、R2についてのみ推力修正値が小さい(0.3)が、前記したとおり、これらの値はカッタ31の掘削機構1’の中心とカッタ31の位置関係等により定まるので、カッタ31間で同じであるとは限らない。
また、図8(b)は掘削機構1’の目標とする掘進方向は直進方向としつつ、左右のカッタ31−1、31−3の移動方向を、右→左とし、中のカッタ31−2を左→右とする場合と、各カッタ31−1〜31−3の移動方向をその逆とする場合とを繰り返す例である。
この場合も、X=Xとするほか、各カッタ31の揺動方向に合わせて反力モーメントMを相殺するように左のジャッキ群41aによる推力P、右のジャッキ群41bによる推力Pの値を定め、前者のケースでは、
=X−L1R→L+L2L→R−L3R→L
=X+R1R→L−R2L→R+R3R→L
とし、後者のケースでは、
=X+L1L→R−L2R→L+L3L→R
=X−R1L→R+R2R→L−R3L→R
とし、これを繰り返す。
また、図8(c)、図8(d)は、それぞれ、図8(a)、図8(b)の場合において、掘削機構1’の目標とする掘進方向を左斜め方向とする例である。この場合、進行方向に合わせて前記のベース推力X=5.0(MN)、X=7.0(MN)としてX<Xとする以外は、図8(a)、図8(b)と同様の制御になる。
なお、水平方向左右に複数設けられるカッタは、揺動角度と揺動速度とが同じであることが最適である。掘削幅の制約から同じ揺動角度のカッタを水平方向に設けることができない場合は、揺動周期(=揺動角度/揺動速度)が同じであることが好ましい。
例えば図7に示した第2の実施形態の掘削機構1’において、中央のカッタ31(図8のカッタ31−2)の揺動角度が40°であり、左右のカッタ31(図8のカッタ31−1、31−3)の揺動角度が60°である場合、中央のカッタ31の揺動速度を1.0°/min、左右のカッタ31の揺動速度を1.5°/minと設定すれば、揺動周期を同じにすることができる。
カッタの揺動運動を同期することで、左右のジャッキ群の推力の変更時点を一定間隔にできるのでジャッキ群の推力調整が容易となる。ただし、揺動周期が同じでなくて、カッタの揺動運動が同期できない場合であっても、各時点でのカッタの揺動方向に合わせたジャッキ群の推力調整が複雑になるだけで、掘削機構の姿勢を安定させることができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について説明する。
図9(a)は掘削機構1”の本体掘削機3の水平方向の構成を示す図である。図9(b)は、掘削機構1”の後面を示す図である。各図に示すように、第3の実施形態は、掘削機構1”において本体掘削機3を水平方向に1つのみ配置する点で第1の実施形態と異なる。それ以外の点は第1の実施形態と同様である。
この場合の制御も第1の実施形態と同様にして行うことができる。
すなわち、図10(a)は、掘削機構1”の目標とする掘進方向を直進方向としつつ、カッタ31が、右→左、左→右への揺動を繰り返す場合であるが、この場合は、X=Xとするとともに、左のジャッキ群41aによる推力P、右のジャッキ群41bによる推力Pを、カッタ31が右→左へ揺動する場合に、
=X−L1R→L
=X+R1R→L
として時計回りの反力モーメントMを相殺し、カッタ31が左→右へ揺動する場合に、
=X+L1L→R
=X−R1L→R
として反時計回りの反力モーメントMを相殺する。L1、R1は、それぞれ、カッタ31の揺動に合わせた左右のジャッキ群41a、41bの推力修正値を表す。
図10(a)の例では、
=X=6.0(MN)
L1R→L=R1R→L=0.5(MN)
L1R→L=L1L→R、R1R→L=R1L→R
であり、カッタ31が右→左へと移動する際には(P、P)=(5.5、6.5)となり、カッタ31が左→右へと移動する際には(P、P)=(6.5、5.5)となる。
図10(b)は、図10(a)の場合において、掘削機構1”の目標とする掘進方向を左斜め方向とする例である。この場合、進行方向に合わせて前記のベース推力X<Xとする以外は、上記と同様の制御になる。
以上のようにして、第2、第3の実施形態についても、左右のジャッキ群41a、41bによる推力の制御により掘削機構による掘削時の姿勢を安定させることができる。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態について説明する。
まず、図11〜図13を参照して、第4の実施形態の掘削機構10の概略について説明する。図11は、掘削機構10の垂直方向の構成を示す図である。図12は掘削機構10の矩形ルーフ掘削機2の水平方向の構成を示す図である。図13は、掘削機構10の後面を示す図である。
第4の実施形態の掘削機構10は、前胴部1aにおいて本体掘削機3の上に矩形ルーフ掘削機2を重ねて配置する点で第1の実施形態の掘削機構1と異なる。この矩形ルーフ掘削機2は、本体掘削機3と同様、スペーサ210を挟んで水平方向左右に2つ並べて配列される。なお、図13に示すように推進ジャッキ41は第1の実施形態と同様に配置され、左右のジャッキ群41a、41bを構成する。
この矩形ルーフ掘削機2では、カッタ24やスクリューコンベア26等がルーフマシンボックス25の内側に配置される。ルーフマシンボックス25は前部25aと後部25bにより構成され、後部25bが、ルーフマシンボックス25の後方に設けたルーフ推進ボックス23の内部に収容される。また、後部25bの内部はバルクヘッド251により前後に区画される。
カッタ24は、ルーフマシンボックス25の前面に配置される。
このカッタ24は、接続材242で接続した円柱状の一対のカッタスポーク243の上下方向に沿って、前記と同様細かな鋸歯状のカッタビット241を設け、これら一対のカッタスポーク243を、支持杆245を介して回転軸247に接続したものである。
回転軸247には、さらにリンク材248の一端が接続され、該リンク材248の他端と、油圧ジャッキ249の一端が接続される。この油圧ジャッキ249を伸縮することにより、カッタ24が水平方向を円弧状の軌跡で往復揺動する。また、油圧ジャッキ249の他端は、ルーフ推進ボックス23等を貫通し、後胴部1bに設置した中折れジャッキ27に接続される。中折れジャッキ27は、カッタ24の上下方向等の姿勢制御を行うためのものである。
スクリューコンベア26は、ルーフマシンボックス25の前面で開口しており、カッタ24で掘削した土砂を搬送し、土砂圧送管を介して掘削機構10の後方へ排出する。
また、ルーフマシンボックス25の前部25aの後端には、カバープレート21が取り付けられる。カバープレート21は、ルーフ推進ボックス23の上面および外側の側面を覆うように設けられる。
ルーフ推進ボックス23には、ルーフ推進ジャッキ22の端部が取り付けられる。ルーフ推進ジャッキ22を伸長させることにより、矩形ルーフ掘削機2のルーフマシンボックス25が本体掘削機3とは独立して前進する。
次に、この掘削機構10による地盤の掘削方法について図14を用いて述べる。
掘削機構10を用いて地盤を掘削する場合も、図14(a)に示すように掘削機構10の前部を地山に挿入するまでは第1の実施形態と同様である。
掘削機構10では、次いで、図14(b)に示すように、ルーフ推進ジャッキ22を伸長させ、矩形ルーフ掘削機2を本体掘削機3に対して先行させる。このように、矩形ルーフ掘削機2を本体掘削機3に対して先行させることで、以降の掘削時に矩形ルーフ掘削機2で地盤の先受けを行い、掘削機構10での掘削による前方の地盤沈下を抑制することができる。
この時、矩形ルーフ掘削機2は、カッタ24を往復揺動させて地山を掘削しつつ前進する。この際、左右の矩形ルーフ掘削機2のカッタ24の揺動方向に合わせて、第1の実施形態と同様にジャッキ群41a、41bの制御を行うことにより、掘削機構10の姿勢を保つことができる。前記と同様にして左右のカッタ24についての推力修正値を定め、前記と同様の制御を行えばよい。
その後、図14(c)に示すように、矩形ルーフ掘削機2を本体掘削機3に対し先行した状態で、前記のように推進ジャッキ41の伸縮と鋼殻140の形成を交互に行い掘削機構10を前進させてゆく。地盤の掘削は、推進ジャッキ41の伸長と同時に左右の本体掘削機3のカッタ31、および左右の矩形ルーフ掘削機2のカッタ24を往復揺動させることにより行われる。
この場合も、カッタ24およびカッタ31の揺動方向に合わせて、上記と同様にして左右のジャッキ群41a、41bによる推力の制御を行えばよい。例えば、各カッタ24、31について、前記と同様にしてカッタの揺動に合わせた推力修正値を定め、その値をカッタ24、31の揺動方向に合わせて前記のベース推力X、Xから増減すればよい。この他、必要に応じてカッタ24やカッタ31のいずれかのみに対して前記と同様の制御を行ってもよく、この場合も掘削機構10の姿勢の乱れを抑制することができる。
これにより、本実施形態でも、第1の実施形態と同様、掘削機構10の矩形ルーフ掘削機2のカッタ24や本体掘削機3のカッタ31の揺動方向に合わせて、左右のジャッキ群41a、41bの推力を調整することにより、掘削機構10の水平方向の姿勢を安定させることが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1’、1”、10………掘削機構
1a………前胴部
1b………後胴部
2………矩形ルーフ掘削機
3………本体掘削機
24、31………カッタ
41………推進ジャッキ
41a、41b………ジャッキ群

Claims (5)

  1. 水平方向左右に往復揺動するカッタを有する掘削機を前方に備え、推進用の1または複数のジャッキによるジャッキ群を後方の左右に備えた掘削機構の推力制御方法であって、
    前記カッタによる掘削時、
    前記カッタが右から左へ揺動する際には、
    左のジャッキ群による推力を、前記左のジャッキ群のベース推力から、前記左のジャッキ群の推力修正値を減少させて定め、
    右のジャッキ群による推力を、前記右のジャッキ群のベース推力から、前記右のジャッキ群の推力修正値を増加させて定め、
    前記カッタが左から右へ揺動する際には、
    前記左のジャッキ群による推力を、前記左のジャッキ群のベース推力から、前記左のジャッキ群の推力修正値を増加させて定め、
    前記右のジャッキ群による推力を、前記右のジャッキ群のベース推力から、前記右のジャッキ群の推力修正値を減少させて定めることを特徴とする推力制御方法。
  2. 前記掘削機が水平方向左右に複数設けられ、
    前記掘削機のカッタ毎に、
    当該カッタが右から左へ揺動する際の、前記左のジャッキ群の推力修正値と前記右のジャッキ群の推力修正値、および、当該カッタが左から右へ揺動する際の、前記左のジャッキ群の推力修正値と前記右のジャッキ群の推力修正値とを定め、
    前記掘削機構による掘削時、
    前記左のジャッキ群による推力を、前記左のジャッキ群のベース推力から、右から左に揺動するカッタ毎に当該カッタに対して定められる推力修正値を減少させ、左から右に揺動するカッタ毎に当該カッタに対して定められる推力修正値を増加させた推力とし、
    前記右のジャッキ群による推力を、前記右のジャッキ群のベース推力から、右から左に揺動するカッタ毎に当該カッタに対して定められる推力修正値を増加させ、左から右に揺動するカッタ毎に当該カッタに対して定められる推力修正値を減少させた推力とすることを特徴とする請求項1記載の推力制御方法。
  3. 前記カッタが右から左へ揺動する際の、前記左のジャッキ群の推力修正値と、前記右のジャッキ群の推力修正値が等しく、
    前記カッタが左から右へ揺動する際の、前記左のジャッキ群の推力修正値と、前記右のジャッキ群の推力修正値が等しいことを特徴とする請求項1または請求項2記載の推力制御方法。
  4. 前記掘削機は水平方向に偶数配列され、
    同数の前記掘削機のカッタ同士を互いに左右対称となる方向に動作させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の推力制御方法。
  5. 前記掘削機構において、前記掘削機が上下に配置され、
    前記左のジャッキ群による推力および前記右のジャッキ群による推力が、
    上段の前記掘削機のカッタと下段の前記掘削機のカッタの少なくともいずれかに対して、請求項1から請求項4のいずれかの推力制御方法を用いて定められることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の推力制御方法。
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