JP5790846B2 - シールドマシンおよびシールドマシンの姿勢制御方法 - Google Patents
シールドマシンおよびシールドマシンの姿勢制御方法 Download PDFInfo
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Description
前記片持ち梁の上に、前記片持ち梁の延長方向に複数の区画が並ぶように内部が複数に区画されたタンクを設置し、前記区画の間で液体を移動させることを特徴とする。
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態におけるシールドマシン10の適用例1を示す図である。シールドマシン10は、掘削対象となる地盤5から作用する応力や地下水等に抗して装置内部を保護するスキンプレート11、マシン前端において切羽面6の掘削を行うカッターヘッド12、スキンプレート11の先端にてカッターチャンバーを構成するフード部13、スキンプレート11の中間部にあってシールド全体の構造を保持し、カッター駆動モータ21等のシールド内部の装置群14を収容するガーダー部15、スキンプレート11の後部にあってセグメント25を設置するエレクタ16やテールシール等を備えるテール部17、および、フード部13のカッターチャンバーからの排土を後方に搬送するスクリューコンベア20を具備する装置である。
続いて、上述した片持ち梁30を補強する適用例について説明する。図2は、本実施形態におけるシールドマシン10の適用例2を示す図である。片持ち梁30には錘40として重量物が載置されることから、シールドマシン10との固定点が複数存在して、片持ち時の応力を分散させると、片持ち梁30とシールドマシン10との固定がより強固なものとなり好適である。
続いて、錘40を片持ち梁30にて移動させる場合について説明する。図3は、本実施形態におけるシールドマシン10の適用例3を示す図である。この場合、シールドマシン10において、錘40を片持ち梁30に対し移動可能に設置することとなる。そのためには、例えば、片持ち梁自体をレール材で構成するか、或いは片持ち梁上にレール35を敷設し、このレール35を軌道として移動する台車36に錘40を載置する構成を採用する(図3の上段:台車の場合の側断面図)。台車36は錘40を載せてレール35すなわち片持ち梁30上を移動できることになる。 台車36は、例えば、レール35に噛合する車輪や当該車輪を軸支する車軸などの回転機構37、回転機構37を駆動するモータなどの駆動機構38、モータ回転数を制御する電子回路といった制御装置39等を備えている。台車36は、移動距離や移動速度等を指定する管理者からの稼働指示をボタンやスイッチ等の入力インターフェイス34で受け、これを受けた制御装置39が回転機構37での必要な回転量等を演算し、駆動機構38を介して回転機構37の回転量を制御して、所定位置まで移動することになる。
6 切羽面
8 トンネル底部
10 シールドマシン
11 スキンプレート
12 カッターヘッド
13 フード部
14 シールド内部の装置群
15 ガーダー部
16 エレクタ
17 テール部
18 シールドジャッキ
20 スクリューコンベア
21 カッター駆動モータ
22 泥水の送排機構
23 変圧器
24 形状保持装置
25 セグメント
30 片持ち梁
31 片持ち梁の一端
32 片持ち梁の他端
34 入力インターフェイス
35 レール
36 台車
37 回転機構
38 駆動機構
39 制御装置
40 錘
55 枠体(中間材)
56 補強材
60 タンク
61 液体
62 ポンプ機構
70 センサ
Claims (5)
- シールドマシンの構造体に対し、片持ち梁の一端を、該片持ち梁がシールドマシン後方に伸びるよう固定したシールドマシンであって、
前記片持ち梁の上に、前記片持ち梁の延長方向に並ぶように設置された複数のタンクと、
前記複数のタンクのそれぞれに対して、液体の注入及び抜き取りを行う手段と、を備えることを特徴とするシールドマシン。 - シールドマシンの構造体に対し、片持ち梁の一端を、該片持ち梁がシールドマシン後方に伸びるよう固定したシールドマシンであって、
前記片持ち梁の上に設置され、前記片持ち梁の延長方向に複数の区画が並ぶように内部が複数に区画されたタンクと、
前記区画の間で液体を移動させる手段と、を備えることを特徴とするシールドマシン。 - 前記タンクとシールドマシンの構造体との間に、前記片持ち梁を支持する中間材を立設し、該中間材と前記構造体との間に複数の補強材を取り付け、前記中間材は、セグメントの形状保持機能を有する枠体であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシールドマシン。
- シールドマシンの構造体に対し、片持ち梁の一端を、該片持ち梁がシールドマシン後方に伸びるよう固定したシールドマシンの姿勢制御方法であって、
前記片持ち梁の上に、前記片持ち梁の延長方向に並ぶように複数のタンクを設置し、前記複数のタンクのそれぞれに対して、液体の注入及び抜き取りを行うことを特徴とするシールドマシンの姿勢制御方法。 - シールドマシンの構造体に対し、片持ち梁の一端を、該片持ち梁がシールドマシン後方に伸びるよう固定したシールドマシンの姿勢制御方法であって、
前記片持ち梁の上に、前記片持ち梁の延長方向に複数の区画が並ぶように内部が複数に区画されたタンクを設置し、前記区画の間で液体を移動させることを特徴とするシールドマシンの姿勢制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2014142981A JP5790846B2 (ja) | 2014-07-11 | 2014-07-11 | シールドマシンおよびシールドマシンの姿勢制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014142981A JP5790846B2 (ja) | 2014-07-11 | 2014-07-11 | シールドマシンおよびシールドマシンの姿勢制御方法 |
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JP2010201253A Division JP5605103B2 (ja) | 2010-09-08 | 2010-09-08 | シールドマシンおよびシールドマシンの姿勢制御方法 |
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2014
- 2014-07-11 JP JP2014142981A patent/JP5790846B2/ja active Active
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