JP2013168459A - 基板基準孔の加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピンを挿入して基板の位置決めをする基板基準孔と基板表面の配線パターン間の位置精度が高い基板基準孔の加工方法を提供する。
【解決手段】第1導体パターン6a側から第1導体層6をマスクとして第1開口パターン8より露出する充填剤層5にレーザー光Lを当該第1開口パターン8のエッジ部8aに沿って走査させて照射することにより除去し、第2導体層7を底部とする有底溝11を形成し、有底溝11で囲まれた充填剤層5及び第2導体層7が積層された基板不要部分12を押圧して除去し基板基準孔13を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばプリント配線基板に設けられ部品実装時や加工時に基板を位置決めするための基板基準孔の加工方法に関する。
近年、半導体パッケージ用のプリント配線板には、一般に非スルーホールといわれる孔壁面にめっきを施していない導通用ではない貫通孔が設けられる。この貫通孔は、プリント配線板の製造工程において基板を切断したりザグリ加工したりする場合に基板の位置を決めるための位置決めピンの挿入孔であり、各種加工の基準として用いられる。また、基板に電子部品を実装する場合の、基板位置をセットする位置決めピンの挿入孔として用いられる。
従来、基準となる非スルーホールの加工はNC制御されたメカニカルドリルで行われることが一般的であるが、非スルーホールと配線パターンのズレは50μm以上ある。基板の外形あるいはザグリ加工と配線パターンのズレを更に小さくできれば、配線パターンと加工部の距離を小さくすることができ、基板の外形にパターンを近づけたり製品サイズを小さくしたりすることができる。また、電子部品の実装工程においても、基板をセットした時のパターン位置が安定するために、実装機の画像認識が安定しアライメントがしやすくなる。そのため、加工の基準となる基板基準孔と配線パターン間のズレを小さくすることが要求されている。
一例として、配線基板にレーザー加工で貫通孔を開ける方法としては、配線パターンによる開口を設けたコンフォーマルマスクと該開口と重なる開口を設けたコンタクトマスクを重ね合わせてレーザー光を走査して孔開けする方法が提案されている(特許文献1)。
特開2001−127397号公報
パッケージ用のプリント基板は、部品実装時の反りや歪み或いは寸法変化を可能な限り小さくするため、剛性を高める傾向にある。このため、基板材料にフィラーと言われる無機物の微粒子を高濃度に混ぜ込んだり膨張係数が小さな結晶性の高いガラス繊維を使用したりする。その結果、ピン挿入孔を基板にレーザーを照射して加工する場合、ガラスクロスと樹脂の加工性の違いによりレーザー照射部、特に孔壁面は樹脂がえぐられた状態になるため非常に荒れた状態になり孔の寸法がばらついてしまう。また、プレス金型によりパンチング加工をする場合は、パンチが欠けたり磨耗したりしやすいという問題がある。
また、パッケージ用基板に電子部品を実装する際に基板を金型等に位置決めピンで固定するが、基板の伸縮に対応するためにピンの挿入孔を長孔にすることがある。基板への長孔の加工もメカニカルドリルで行われている。その場合、ドリルの加工位置をずらして穴明けをするが、すでにあけた孔の近傍に孔あけをするためドリルの位置がぶれて精度の良い加工ができない。金型でパンチング加工をする方法もあるが高価な金型を作成する必要がある。位置精度の高い長孔を低コストで作成することが要求されている。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、パッケージ用基板に要求される剛性を維持しながらレーザー光による穴開け加工性が向上し、基板の位置決めをする基板基準孔と基板表面の配線パターン間の位置精度が高い基板基準孔の加工方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る基板基準孔の加工方法は以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、絶縁樹脂基材の両面に導電層を有する基板に貫通孔を穿孔する孔開け工程と、前記貫通孔を埋める充填剤を充填して当該貫通孔を閉塞する工程と、前記充填剤を研磨して前記基板両面に形成された導電層と面一に平坦化する工程と、前記基板両面に無電解金属めっき及び電界金属めっきを連続して行い前記充填剤を覆う第1,第2導体層を形成する工程と、前記充填剤層に積層する前記第1導体層をエッチングにより除去することで第1導体パターンの形成と同時に第1開口パターンを形成して下地の前記充填剤層を露出させる工程と、前記第2導体層をエッチングにより除去することで下地の前記充填剤層を露出させた第2開口パターンを形成して前記第1開口パターンと対向する第2導体パターンを形成する工程と、前記第1導体層側から当該第1導体層をマスクとして前記第1開口パターンより露出する前記充填剤層にレーザー光を当該第1開口パターンのエッジ部に沿って走査させて照射することにより除去し、前記第2導体層を底部とする有底溝を形成する工程と、前記有底溝で囲まれた少なくとも前記充填剤層及び前記第2導体層が積層された基板不要部分を押圧して除去し基板基準孔を形成する工程と、を含み、前記基板基準孔の寸法と位置は前記充填剤層を除去した前記有底溝の前記第1開口パターンが形成された前記第1導体層の孔の寸法と位置で決まることを特徴とする。
上記構成によれば、貫通孔に充填された充填剤層に積層する第1導体層を第1導体パターンの形成と同時に除去することで所望する形状の基板基準孔を加工するための第1開口パターンを形成するので、配線パターンとの位置精度が非常に高い(±15μm以下)基板基準孔(非スルーホール)の加工をすることができる。特に、基板基準孔の位置は、充填剤層を除去した有底溝の第1開口パターンが形成された第1導体層の寸法と位置で決まるので、基板基準孔と第1導体パターンとの位置精度を高くすることができる。
また、第1導体層側から当該第1導体層をマスクとして第1開口パターンより露出する充填剤層にレーザー光を第1開口パターンのエッジ部に沿って走査させて照射することにより除去するだけで有底溝を形成し、該有底溝で囲まれた少なくとも充填剤層及び第2導体層が積層された基板不要部分を押圧して除去して基板に所望の形状の孔を形成することができるので、レーザー光のスポット径よりも大きな丸孔、長孔等を効率良く形成することができる。
また、第1開口パターンが形成された第1導体層をマスクとしてレーザー光を照射して有底溝を形成し、該有底溝で囲まれた基板不要部分を押圧して除去し基板基準孔を形成することで、加工形状が設計値とほとんど同じ孔開け加工を、金型を使わずに簡単に行うことができる。また、レーザー加工しやすい充填剤層を形成することで基板基準孔の孔壁面が荒れたりすることがなく、配線パターンの形成と共に位置精度及び仕上がりの良い基板基準孔を形成することができる。
また、第2導体パターンを有底溝の底部とすることにより、レーザー加工を行っても有底溝で囲まれた充填剤層が基板から脱落しないので、脱落した充填剤層がゴミとなって次にレーザー加工する基板の加工位置へのセットに悪影響を及ぼすことがない。
前記充填剤はフィラー入りの熱硬化型穴埋めインキがスクリーン印刷により塗布され、加熱硬化して充填剤層を形成するのが好ましい。熱硬化型穴埋めインクは、穴埋めするスルーホール内の銅めっきの接続信頼性を高めるため、シリカなどの無機物の粒子(フィラー)を含有させることで熱膨張係数をガラスクロスを使用した絶縁樹脂基材に近づけている。インクに充填されるフィラーは一般にはシリカなどの無機物であるため、フィラーと樹脂とのレーザーによる加工性は大きく異なる。しかしながら、フィラーの大きさが小さく(例えば50μm以下)レーザー加工性に差がある領域が非常に小さいために、ガラスクロスと樹脂からなる基板に比べてレーザー加工後の加工面の荒れが小さく良好な加工性を示す。
前記基板基準孔は、前記第1開口パターンが形成された前記第1導体層の孔寸法が最小寸法となるように形成されるのが好ましい。
即ち、レーザーの加工条件を調整して第1開口パターンが形成された第1導体層の孔の寸法を基板基準孔の最小寸法として形成することにより、基板基準孔にピンを挿入する際に最小寸法である第1開口パターンの開口部が基準となるので、基板を固定するピンに対して基板に形成された第1導体パターンを高精度に位置決めすることができる。
前記有底溝の底部を形成する前記第2導体パターンの外形寸法は対向する前記第1開口パターンの外形寸法より大きく形成されることが望ましい。
これにより、第2導体パターンと充填剤層又は充填剤層及び絶縁樹脂基材の接着を剥がすだけで有底溝に囲まれた基板不要部分を容易に除去することができる。ここで外形寸法は、導体パターン若しくは開口パターンの外側の輪郭線で囲まれた形状の対比する部分の長さをいう。
前記基板不要部分は、押圧部材による押圧、エアー圧の印加、或いは振動を含むいずれかの外力を加えることにより前記第2導体パターンと前記充填剤層又は前記充填剤層及び絶縁樹脂基材とが剥離して除去されるようにしてもよい。これにより、基板不要部分を容易に除去することできる。
前記第1開口パターン及び第2導体パターンを形成した後、少なくとも前記第1導体層にニッケルめっき層及び金めっき層を各々積層形成してから前記第1開口パターンを形成された前記第1導体層をマスクとして前記充填剤層にレーザー光を照射するようにしてもよい。
これにより、第1開口パターンの周囲の導体層の反射率が向上するため、レーザー光照射部の第1導体層およびその下の充填剤層のダメージが小さくなり第1導体層を薄くすることができる。
上述した本発明によれば、パッケージ用基板に要求される剛性を維持しながらレーザー光による穴開け加工性が向上し、基板の位置決めをする基板基準穴と基板表面の配線パターン間の位置精度が高い基板基準孔の加工方法を提供することができる。
パッケージ用基板に基板基準孔の加工工程を示す断面図である。 基準孔の断面写真図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1(A)〜(J)を参照してパッケージ用基板に基準孔を形成する加工方法についてその製造工程と共に説明する。
図1(A)に示すように絶縁樹脂基材1(例えばエポキシ樹脂基板)の両面に導電層(銅箔層)2を有する両面銅張基板3を準備する。この両面銅張基板3に、図1(B)に示すようにドリル等の機械加工により貫通孔4を穿孔する(孔開け工程)。
次に、図1(C)に示すように貫通孔4を埋める充填剤を充填して当該貫通孔4を閉塞する。充填剤5はフィラー入りの熱硬化型穴埋めインキがスクリーン印刷により塗布され、加熱硬化して充填剤層5を形成する。次いで図1(D)に示すように、充填剤層5を研磨して基板両面に形成された導電層2と面一に平坦化する。充填剤としては貫通孔充填性と研磨性に優れた粒径の細かい(例えば50μm以下)フィラーが高充填された穴埋めインキが好適に用いられる。
次に図1(E)に示すように、基板両面に無電解銅めっき及び電界銅めっきを連続して行い、充填剤層5及びこれに隣接する導電層2の両面を覆う第1,第2導体層6,7を各々形成する(ふためっき)。導体層2に厚付された第1,第2導体層6,7には以下に説明するように第1開口パターンと第2導体パターンが形成される。
次に図1(F)において、第1,第2導体層6,7を形成した後、エッチングを行って、基板両面に配線パターンと第1開口パターン8及び第2導体パターン7bを同時に形成する。具体的には、第1,第2導体層6,7にエッチング用のマスク(ドライフィルム等)を積層してから配線パターンと第1開口パターン8(例えば円形)を同時に露光し、次に第2導体パターン7b(例えば円形)を露光した後現像によりエッチング用マスクのパターンを形成する。その後、エッチングを行って第1開口パターン8と第2導体パターン7b及び第1,2導体パターン6a,7aを形成する。即ち、貫通孔4に充填された充填剤層5に積層する第1導体層6を除去することで基準孔10を加工するための第1開口パターン8を形成して下地の充填剤層5を露出させ、第2導体層7を除去することでそれより大径の第2導体パターン7bを形成する。これにより、基板両面に配線パターンの形成と同時に第1開口パターン8および第2導体パターン7bを形成することができる。
尚、第1,2導体パターン6a,7aを形成した後、更に第1導体層6にニッケルめっき層及び金めっき層を積層形成してもよい。これにより、第1開口パターン8の周囲の第1導体層6の反射率が向上するため後述する充填剤層5にレーザー光を照射して穴開け加工をするとき、レーザー照射部である第1導体層6およびその下の充填剤層5のダメージが小さくなり第1導体層6を薄く形成することができる。その結果、配線パターンを形成する銅の厚さが薄くなり、より細かい配線パターンのエッチングができるようになる。尚、ニッケルめっき層及び金めっき層は、少なくともレーザー加工を行う第1導体層6側に積層形成すればよいが、めっき加工上第2導体層7側にも積層形成されていてもよい。
次に、図1(G)において、第1導体層6側から第1開口パターン8より露出する充填剤層5に当該第1導体層6をマスクとして当該第1開口パターン8のエッジ部8a(図1(F)参照)に沿ってレーザー光Lを走査させて照射することにより除去し、第2導体パターン7b(導電層2を含む)を底部とする有底溝11を形成する。レーザー加工には、エキシマレーザー、YAGレーザー、炭酸ガスレーザー等が用いられる。
次に、図1(H)において、レーザー加工後の基板断面を示す。有底溝11の底部である第2導体パターン7b側の外径は、第1開口パターン8の外形寸法(内径)より大きく第2導体パターン7bの外形寸法(直径)より小さく形成される。このように基板基準孔10の孔の寸法は、第1開口パターン8が形成された第1導体層6の孔の寸法(外形寸法)が最小径となる。その結果、基板基準孔10に位置決め用のピンを挿入する際に最小径である第1開口パターン8が形成された第1導体層6の開口部を基準として第1導体パターン6aとの高精度な位置決めを行うことができる。
次に、図1(I)に示すように、有底溝11で囲まれて積層された充填剤層5、第2導体層7が積層された基板不要部分(孔中央部)12を押圧して除去し基板基準孔10を形成する。基板不要部分12は、押圧部材15(押圧ピン)による押圧のほか、エアー圧の印加、或いは振動を含むいずれかの外力を加えることにより第2導体層7と充填剤層5とが剥離して除去される。このとき、図1(H)に示すように、第2導体パターン7bは充填剤層5とわずかな重なり領域で積層(接着)された状態にある。これにより、基板不要部分12を容易に除去することできる。尚、レーザーの加工条件や第2導体パターン7bの配置によって第2導体パターン7bが充填剤層5及び絶縁樹脂基材1と積層される場合がある。
以上の工程を経て、第1開口パターン8より露出する充填剤層5にレーザー光を照射して除去し、第2導体パターン7bを底部とする有底溝11を形成し、有底溝11で囲まれた充填剤層5、第2導体層7が積層された基板不要部分12を除去する。これにより、図1(J)に示すように基板基準孔10及び配線パターン13が共に形成されたパッケージ用基板14が製造される。
また、エッチングにより形成された導体パターンをマスクにして有底溝11を加工し、該有底溝11で囲まれて積層された充填剤層5及び第2導体層7が積層された基板不要部分12を押圧して除去することで基板基準孔10が形成されるので、丸孔のみならず長孔その他所望する形状の孔加工を、高価な金型を作成せずに簡単に行うことができる。
図2(a)はパッケージ用基板14の基板基準孔10のレーザー光入射面側の平面写真図、図2(b)(c)は基板基準孔10を含む半断面写真図、図2(d)は基板基準孔10のレーザー光入射面側の平面写真図である。
図2(b)(C)に示すように、レーザー加工しやすい充填剤層5を形成することで基板基準孔10の孔壁面が荒れたりすることがなく、基準孔10と配線パターン14の位置精度が良く仕上がりの良い基準孔10を形成することができた。
尚、充填剤としては、熱硬化型穴埋めインキを用いたが、粒径の細かいフィラーが高充填された貫通孔充填性、研磨性及びレーザー加工性が良い絶縁樹脂材であれば、他の部材であってもよい。
1 絶縁樹脂基材 2 導電層(銅箔層) 3 両面銅張基板 4 貫通孔 5 充填剤 6 第1導体層 6a 第1導体パターン 7 第2導体層 7a,7b 第2導体パターン 8 第1開口パターン 8a エッジ部 9 第2開口パターン 10 基準孔 11 有底切断穴 12 基板不要部分 13 配線パターン 14 パッケージ用基板 15 押圧部材

Claims (6)

  1. 絶縁樹脂基材の両面に導電層を有する基板に貫通孔を穿孔する孔開け工程と、
    前記貫通孔を埋める充填剤を充填して当該貫通孔を閉塞する工程と、
    前記充填剤を研磨して前記基板両面に形成された導電層と面一に平坦化する工程と、
    前記基板両面に無電解金属めっき及び電界金属めっきを連続して行い前記充填剤を覆う第1,第2導体層を形成する工程と、
    前記充填剤層に積層する前記第1導体層をエッチングにより除去することで第1導体パターンの形成と同時に第1開口パターンを形成して下地の前記充填剤層を露出させる工程と、
    前記第2導体層をエッチングにより除去することで下地の前記充填剤層を露出させた第2開口パターンを形成して前記第1開口パターンと対向する第2導体パターンを形成する工程と、
    前記第1導体層側から当該第1導体層をマスクとして前記第1開口パターンより露出する前記充填剤層にレーザー光を当該第1開口パターンのエッジ部に沿って走査させて照射することにより除去し、前記第2導体層を底部とする有底溝を形成する工程と、
    前記有底溝で囲まれた少なくとも前記充填剤層及び前記第2導体層が積層された基板不要部分を押圧して除去し基板基準孔を形成する工程と、を含み、
    前記基板基準孔の寸法と位置は前記充填剤層を除去した前記有底溝の前記第1開口パターンが形成された前記第1導体層の孔の寸法と位置で決まることを特徴とする基板基準孔の加工方法。
  2. 前記充填剤はフィラー入りの熱硬化型穴埋めインキがスクリーン印刷により塗布され、加熱硬化して充填剤層を形成する請求項1記載の基板基準孔の加工方法。
  3. 前記基板基準孔は、前記第1開口パターンが形成された前記第1導体層の孔の寸法が最小寸法となるように形成される請求項1又は請求項2記載の基板基準孔の加工方法。
  4. 前記有底溝の底部を形成する前記第2導体パターンの外形寸法は対向する前記第1開口パターンの外形寸法より大きく形成される請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の基板基準孔の加工方法。
  5. 前記基板不要部分は、押圧部材による押圧、エアー圧の印加、或いは振動を含むいずれかの外力を加えることにより前記第2導体パターンと前記充填剤層又は前記充填材層及び絶縁樹脂基材とが剥離して除去される請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の基板基準孔の加工方法。
  6. 前記第1開口パターンおよび第2導体パターンを形成した後、少なくとも前記第1導体層にニッケルめっき層及び金めっき層を各々積層形成してから前記第1開口パターンを通じて前記充填剤層にレーザー光を照射する請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の基板基準孔の加工方法。
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