JP2013167329A - 離脱防止装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流体管1の外周面に外嵌され、かつ内周面に円周方向に延びる凹部4を有する離脱防止本体5と、凹部4内にそれぞれ収容され、内周側の先端部に流体管1の外周面に食込み可能な刃部6Ab,6Bbを有する複数の弓形爪6A,6Bと、弓形爪6A,6Bの外周端を押圧することにより、刃部6Ab,6Bbを流体管1の外周面に食込ませる押圧手段7と、を備える流体管1の離脱防止装置において、それぞれの弓形爪6A,6Bの刃部6Ab,6Bbは、流体管1の管軸方向に離間して複数条設けられており、弓形爪6A,6Bを流体管1の軸方向に複数配置し、且つ互いに周方向にずらして配置した。
【選択図】図1
Description
流体管の外周面に外嵌され、かつ内周面に円周方向に延びる凹部を有する離脱防止本体と、前記凹部内にそれぞれ収容され、内周側の先端部に流体管の外周面に食込み可能な刃部を有する複数の弓形爪と、該弓形爪の外周端を押圧することにより、前記刃部を流体管の外周面に食込ませる押圧手段と、を備える流体管の離脱防止装置において、
それぞれの前記弓形爪の刃部は、流体管の管軸方向に離間して複数条設けられており、前記弓形爪を流体管の軸方向に複数配置し、且つ互いに周方向にずらして配置したことを特徴としている。
この特徴によれば、刃部を流体管の軸方向に多数条配置してあり、また弓形爪を流体管の軸方向に複数配置し、且つ互いに周方向にずらして配置してあるので、流体管の離脱防止力が倍増するばかりでなく、弓形爪の刃部が食込む際の食込み力が流体管の外周面方向の広い範囲に亘って加わり、多数の刃部に分散されるため、流体管の外周面や内周面に形成した防食層に割れや剥離が発生するのを抑制することができる。また、流体管が屈曲変形していても弓形爪を流体管の軸方向に複数配置してあるので、流体管の屈曲変形に沿って弓形爪の刃部が流体管の外周面に食込むことができ、確実に離脱防止を行うことができる。更に、軸方向に複数の弓形爪が周方向にずらして配置されることで、流体管の略全周に亘り刃部が係止した状態で、弓形爪1つ当たりの周長を短く抑えることができるため、押圧手段によりこの弓形爪の全体に亘り強力且つ均等に押圧力を与えることができる。
前記複数の弓形爪の少なくとも一つの弓形爪には他の弓形爪の外周面に係合する舌片を形成したことを特徴としている。
この特徴によれば、複数の弓形爪のうちの一つの弓形爪を押圧手段により押圧すると、その押圧力は舌片を介して他の弓形爪の外周面に伝わり刃部を流体管の外周面に食込ませるので、押しボルトなどの押圧手段の数を減少でき、又離脱防止本体の構成を簡素にできる。また離脱防止装置を流体管に組付け装着する際の工数を削減することができる。
前記離脱防止本体の内周面に形成された前記凹部には、前記凹部内を流体管の軸方向に分離するための円周方向に延びる内壁が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、凹部が内壁により分離されているため、凹部内での各弓形爪の配置位置を正確に規制することができ、弓形爪のズレを防止して刃部の食込み力を発揮することができる。
前記複数の弓形爪の少なくとも一つの弓形爪には他の弓形爪の外周面に係合する舌片を形成し、前記内壁の所定箇所には、前記弓形爪の前記舌片が貫通する開口部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、弓形爪を凹部に配置する際、弓形爪の舌片を内壁の開口部を貫通して配置できるので、弓形爪の位置決めが正確で且つ容易に行うことができる。
前記弓形爪の前記舌片が貫通する前記内壁の前記開口部には、落下防止体が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、舌片を備えた弓形爪を内周壁の開口部に装着する際、該舌片が開口部に設けた落下防止体に挟まって係止するので、弓形爪の配置位置を規制することができ、また弓形爪を凹部への取り付け作業を容易にすることができる。
前記一つの弓形爪の前記舌片が係合する前記他の弓形爪には、該舌片に係止するための落下防止構造部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、他の弓形爪が舌片を備えた一つの弓形爪に対し落下防止構造部により係止するので、両弓形爪を一体にして凹部に組み込むことができ、組み込み作業を容易にすることができる。
前記弓形爪の刃部の表面に防食部材を設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、弓形爪の刃部の表面が防食部材により覆われているので、刃部及び流体管の外面の腐食を防止することができ、長期に亘り離脱防止効果を維持することができる。
2 受口管(流体管)
3 離脱防止装置
4 凹部
5 押輪(離脱防止本体)
6A、6B 弓形爪
6Ab、6Bb 刃部
6Ac、6Bc テーパ面(外周端)
6Ad 舌片
7、7’、70、71 押圧ボルト(押圧手段)
12 防食部材
13 落下防止構造部
14 落下防止体
15、25 支持輪(離脱防止本体)
60A、60B 弓形爪
60Ab、60Bb 刃部
Claims (7)
- 流体管の外周面に外嵌され、かつ内周面に円周方向に延びる凹部を有する離脱防止本体と、前記凹部内にそれぞれ収容され、内周側の先端部に流体管の外周面に食込み可能な刃部を有する複数の弓形爪と、該弓形爪の外周端を押圧することにより、前記刃部を流体管の外周面に食込ませる押圧手段と、を備える流体管の離脱防止装置において、
それぞれの前記弓形爪の刃部は、流体管の管軸方向に離間して複数条設けられており、前記弓形爪を流体管の軸方向に複数配置し、且つ互いに周方向にずらして配置したことを特徴とする流体管の離脱防止装置。 - 前記複数の弓形爪の少なくとも一つの弓形爪には他の弓形爪の外周面に係合する舌片を形成したことを特徴とする請求項1に記載の流体管の離脱防止装置。
- 前記離脱防止本体の内周面に形成された前記凹部には、前記凹部内を流体管の軸方向に分離するための円周方向に延びる内壁が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の流体管の離脱防止装置。
- 前記複数の弓形爪の少なくとも一つの弓形爪には他の弓形爪の外周面に係合する舌片を形成し、前記内壁の所定箇所には、前記弓形爪の前記舌片が貫通する開口部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の流体管の離脱防止装置。
- 前記弓形爪の前記舌片が貫通する前記内壁の前記開口部には、落下防止体が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の流体管の離脱防止装置。
- 前記一つの弓形爪の前記舌片が係合する前記他の弓形爪には、該舌片に係止するための落下防止構造部が形成されていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の流体管の離脱防止装置。
- 前記弓形爪の刃部の表面に防食部材を設けたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の流体管の離脱防止装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018132108A (ja) * | 2017-02-14 | 2018-08-23 | 株式会社水道技術開発機構 | 流体管の離脱防止装置 |
JP2019074143A (ja) * | 2017-10-17 | 2019-05-16 | 株式会社水道技術開発機構 | 離脱防止管継手、及び、管継手の離脱防止方法 |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JP2007292269A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Cosmo Koki Co Ltd | 流体管の移動防止手段 |
JP2010261480A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Waterworks Technology Development Organization Co Ltd | 補強金具 |
JP2011007204A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Kubota Corp | 離脱防止管継手およびこの管継手に用いられる押圧爪 |
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2012
- 2012-02-16 JP JP2012031930A patent/JP5914029B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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