JP2011144873A - 管継手移動防止具及びその方法 - Google Patents

管継手移動防止具及びその方法 Download PDF

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正智 二瓶
Naoki Kaneda
直樹 金田
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Abstract

【課題】作業手間を要することなく、且つ、構成部材を簡素化し、地震等の不測の外力に抗して両口部の管軸方向の相対移動を防止し、既設流体管内のシール状態を維持できる管継手移動防止具及びその方法を提供すること。
【解決手段】両口部1,2の内周面1a,2aに渡って架設された筒状体10から成り、両口部1,2の管軸方向の相対移動を防止する管継手移動防止具であって、両口部1,2の内周面1a,2aそれぞれに、周方向に亘り連続した環状凹溝1b,2bが形成されるとともに、筒状体10の外周面に、それぞれの環状凹溝1b,2bに係合する凸条15,15が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、一方の既設流体管の挿口部と、この挿口部が挿入された他方の既設流体管の受口部と、両口部の間をシールしたシール部と、を備えた管継手において、両口部の内周面に渡って架設された筒状体から成り、両口部の管軸方向の相対移動を防止する管継手移動防止具及びその方法に関する。
従来の管継手移動防止具及び方法は、挿口部及び受口部の内周面にネジ部材を取付けるとともに、このネジ部材が螺挿されるロック部材を配設し、これ等部材を被覆するように両口部の内周面に対向する位置に継ぎ輪を配置することにより、既設流体管に対し地震等の不測の外力が作用する場合に備え、両口部の相対移動を防止している(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−113644号公報(第9頁、第4図)
しかしながら、特許文献1にあっては、ネジ部材を取付けるために、閉塞空間である既設流体管の内部において、両口部の内周面に雌ネジ部を螺設して雌ネジ孔を形成する必要があり、作業手間を伴うものであった。また、ネジ部材が螺挿されるロック部材と、このロック部材とは別体の継ぎ輪を要し、ネジ部材と継ぎ輪とがロック部材を介して係合することになるため、構成部材が多岐に亘り複雑であった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、作業手間を要することなく、且つ、構成部材を簡素化し、地震等の不測の外力に抗して両口部の管軸方向の相対移動を防止し、既設流体管内のシール状態を維持できる管継手移動防止具及びその方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の管継手移動防止具は、
一方の既設流体管の挿口部と、該挿口部が挿入された他方の既設流体管の受口部と、前記両口部の間をシールしたシール部と、を備えた管継手において、
前記両口部の内周面に渡って架設された筒状体から成り、両口部の管軸方向の相対移動を防止する管継手移動防止具であって、
前記両口部の内周面それぞれに、周方向に亘り連続した環状凹溝が形成されるとともに、
前記筒状体の外周面に、それぞれの前記環状凹溝に係合する凸条が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、管継手を構成する挿口部と受口部の内周面に渡って架設された筒状体が、両口部の内周面それぞれに周方向に亘り形成された環状凹溝に係合する凸条を設けた簡素化した構成のみで、両口部の管軸方向の相対移動が防止されるため、地震等の不測の外力に抗して、両口部の間をシールしたシール部に依る既設流体管内のシール状態を維持できるばかりか、両口部の周方向の相対移動を許容できる。
本発明の管継手移動防止具は、
前記筒状体は、周方向にのみ分割された分割構造を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、分割された各部材を閉塞された既設流体管内部まで容易に運搬し、取付箇所にて各部材を互いに組付け筒状体として構成できるばかりか、筒状体が周方向にのみ分割されているに過ぎず、分割された各部材が管軸方向には一体に形成されているため、両口部の管軸方向の相対移動を防止する機能を維持できる。
本発明の管継手移動防止具は、
前記両口部の内周面と筒状体の外周面との間に、密封部材が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、両口部の内周面と筒状体の外周面との間に設けられた密封部材と、両口部の間をシールした既設のシール部とにより、両口部の間を二重にシールできる。
本発明の管継手移動防止具は、
それぞれの前記凸条は、前記筒状体とは別体の部材であり、該筒状体に、前記凸条を前記環状凹溝に向けて押圧する押圧部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、筒状体に設けられた押圧部により、筒状体とは別体の凸条を環状凹溝に向けて押圧することで、凸条を確実に係合させることができる。
本発明の管継手移動防止方法は、
一方の既設流体管の挿口部と、該挿口部が挿入された他方の既設流体管の受口部と、前記両口部の間をシールしたシール部と、を備えた管継手において、
前記両口部の内周面に渡って架設し、両口部の管軸方向の相対移動を防止する管継手移動防止方法であって、
前記両口部の内周面それぞれに、周方向に亘り連続した環状凹溝を形成する環状凹溝形成工程と、
前記環状凹溝形成工程の後に、外周面に凸条が設けられた筒状体を、前記両口部の内周面において該凸条が前記環状凹溝に係合する箇所に配置する筒状体配置工程と、から構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、環状凹溝形成工程において周方向に亘り連続した環状凹溝を作業手間を要することなく容易に形成できるばかりか、筒状体配置工程において凸条が環状凹溝に係合する箇所に筒状体を配置するだけで、地震等の不測の外力に抗して、両口部の間をシールしたシール部に依る既設流体管内のシール状態を維持できるばかりか、両口部の周方向の相対移動を許容できる。
実施例1における挿口部及び受口部の接続状態を示す拡大断面図であり、(b)は、同じく環状凹溝を形成した状態を示す拡大断面図である。 (a)は、実施例1における分割された筒状体の正面図であり、(b)は、同じく左側面図であり、(c)は、(a)のA−A断面図である。 (a)は、実施例1における両口部内に筒状体を配置した状態を示す断面図であり、(b)は、(a)のB−B断面図である。 実施例1における管継手移動防止具を組付けた状態を示す断面図である。 実施例2における管継手移動防止具を組付けた状態を示す断面図である。 実施例3における管継手移動防止具を組付けた状態を示す断面図である。
本発明に係る管継手移動防止具を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る管継手移動防止具につき、図1から図4を参照して説明する。図1(a)に示されるように、本実施例における既設流体管の管継手は、一方の既設流体管の挿口部1と、この挿口部1が挿入された他方の既設流体管の受口部2と、両口部1,2の対向面間をシールした既設のシール部3とを主に備え、両方の既設流体管は、管軸を同じくして略直線状に接続されている。
また、挿口部1の外周面に配置された押輪4が、この押輪4に軸方向に形成された挿通孔4aと受口部2の端部外面に形成された挿通孔2cとに挿通されたボルトナット5により、シール部3を両口部1,2の対向する周面間に押圧保持している。
尚、本実施例の既設流体管は、金属製の上水管であって、金属素地の内周面に亘ってモルタル層6,7が設けられている。また管路には、上述した管継手が管軸方向の所定間隔に設けられており、後述のように管内部において作業員が作業できる程度の比較的大径の流体管であるものとする。
次に、管継手移動防止具及び方法について工程順に説明する。
先ず環状凹溝形成工程について説明すると、図1(b)に示されるように、挿口部1におけるモルタル層6及び受口部2におけるモルタル層7を周方向に沿ってそれぞれ剥がし、両口部1,2の金属素地である内周面1a,2aを露出させ、更に挿口部1の内周面1aと受口部2の内周面2aのそれぞれに、周方向に亘り連続した環状凹溝1b,2bを形成する。各環状凹溝1b,2bは、内周面1a,2aを図示しない例えばバイトやエンドミル等の周知の切削手段により切削することで形成される。金属素地の内周面1a,2a及び環状凹溝1b,2bに、防錆用の塗料を塗布した後、後述のように管継手移動防止具を配設する。
図2(a)〜(c)に示されるように、管継手移動防止具は、周方向にのみ2分割された分割構造、すなわちそれぞれ略半円弧状の形状を有し、両口部1,2の内周面1a,2aの径よりも若干小径の外径を備えた筒状体10を備えている。筒状体10の外周面に、周方向に亘り連続した2条の溝部10b,10bが、軸方向に所定距離互いに離間して形成されている。また、筒状体10の外周面における両溝部10b,10bの間に、凹部10aが周方向に沿って形成されている。更に筒状体10に、径方向に穿設され各溝部10b,10bの内底面に連通する雌ネジ部11が、周方向に沿って所定間隔おきに複数箇所形成されており、各雌ネジ部11に後述する押圧部としての押圧ネジが螺合するようになっている(図4参照)。尚、筒状体の分割構造は、必ずしも周方向に2分割された分割構造に限られず、例えば、周方向に3分割以上の構造であってもよい。
筒状体配置工程について説明すると、図3(a)、(b)に示されるように、両口部1,2の内周面1a,2aに形成された各環状凹溝1b,2bに、筒状体10とは別体部材である凸条15,15の外周側を嵌合するとともに、筒状体10を、凸条15,15の内周側に筒状体10の各溝部10b,10bを嵌合させる組付位置に配置し組付ける。凸条15は、断面視略矩形状であって(図4参照)円弧状に延びる部材であり(図3(b)点線囲い部参照)、凸条15を周方向に亘り連続配置することで、全体として環状に形成される。
また、環状に形成された弾性材から成る密封部材16が、筒状体10の凹部10aに嵌合されており、両口部1,2の内周面と筒状体10の外周面との間で水密に介在している。
尚、凸条は、必ずしも環状に連続して形成されるものに限られず、例えば周方向に所定長さの円弧状などに形成された凸条が、環状凹溝1b,2bの周方向の一部箇所に嵌合していても構わない。
筒状体10の組み付けについて詳述すると、筒状体10を構成する略半円弧状の各部材を閉塞空間である既設流体管内に運搬する。次に、前記した組付位置において、筒状体10の凹部10aに密封部材16をあてがった状態で、一方の略半円弧状の部材を下半周部分に配置し、この部材の上に他方の略半円弧状の部材を配置して、図3(b)に示されるように、略半円弧状の各部材の端部同士に渡ってボルト18で接続した連結部材13を介して環状に連結する。
また、特に図示しないが、連結部材13の外周面に、筒状体10の溝部10b,10bに周方向に連続する溝部と、筒状体10の凹部10aに周方向に連続する凹部とが形成され、凸条15が連結部材13の前記溝部に嵌合するとともに、密封部材16が連結部材13の前記凹部に嵌合している。
連結部材13は、周方向の両側面が外径側に向けて漸次先細りのテーパ面13aに形成されるとともに、筒状体10の周方向の端面が、このテーパ面13aに傾斜に沿う傾斜面10cに形成されている。このような構成によれば、連結部材13を両口部1,2の内周面1a,2aに向けて拡径方向に押圧することで、テーパ面13aが筒状体10の傾斜面10cを拡径方向且つ周方向に押圧することになり、筒状体10と連結部材13とを、周方向に亘り内周面1a,2aに隙間無く当接する環状に連結できる。
更に、ボルト18を挿通する連結部材13の挿通孔13bが、ボルト18の首下径よりも大径に形成されているため、連結部材13が筒状体10を押圧した適宜の押圧位置で、挿通孔13bに挿通したボルト18により筒状体10と連結部材13とを連結できる。
図4に示されるように、両口部1,2の内周面と筒状体10の外周面との間に、密封部材16が設けられていることで、この密封部材16と、両口部1,2の間をシールした既設のシール部3とにより、両口部1,2の間を二重にシールできる。尚、この密封部材16に替えて、若しくは加えて、両凸条15,15を管軸方向に両側から挟む箇所に、別の密封部材(図示略)が設けられてもよい。
次に、各押圧ネジ17を外径方向に螺入することで、凸条15,15を環状凹溝1b,2bの内底面に向けて押圧する。このように、筒状体10に設けられた押圧部としての押圧ネジ17により、筒状体10とは別体の凸条15を環状凹溝1b,2bに向けて押圧することで、凸条15,15を確実に係合させることができる。
このように、既設流体管の管継手を構成する挿口部1と受口部2の内周面1a,2aに渡って架設された筒状体10が、両口部1,2の内周面1a,2aそれぞれに周方向に亘り形成された環状凹溝1b,2bに係合する凸条15,15を設けた簡素化した構成のみで、両口部1,2の管軸方向の相対移動が防止されるため、地震等の不測の外力に抗して、両口部1,2の間をシールしたシール部3に依る既設流体管内のシール状態を維持できるばかりか、外力に順応して両口部1,2の周方向の相対移動を許容できる。
また、環状凹溝形成工程において周方向に亘り連続した環状凹溝1b,2bを作業手間を要することなく容易に形成できるばかりか、筒状体配置工程において凸条15,15が環状凹溝1b,2bに係合する箇所に筒状体10を配置するだけで、地震等の不測の外力に抗して、両口部1,2の間をシールしたシール部3に依る既設流体管内のシール状態を維持できるばかりか、両口部1,2の周方向の相対移動を許容できる。特に、閉塞空間である既設流体管の内部において、環状凹溝1b,2bを周方向に亘り連続して形成するため、例えば周方向に沿って複数の凹溝を個別に形成する場合の位置決めの作業手間を要さず、環状凹溝1b,2bを容易に形成できる。
また、筒状体10が分割構造を有していることで、分割された筒状体10を既設流体管内部まで容易に運搬し、取付箇所にて分割された各部材を互いに組み付け筒状体10として構成できるばかりか、筒状体10が周方向にのみ分割されているに過ぎず、分割された各部材が管軸方向には一体に形成されているため、両口部1,2の管軸方向の相対移動を防止する機能を維持できる。
本実施例では、略直線状に接続されている挿口部1と受口部2とに、管継手移動防止具を取付ける工程について説明したが、本発明の変形例として、一方の既設流体管の挿口部と、他方の既設流体管の受口部とが、互いの管軸を所定角度傾斜して接続され、このように傾斜して接続した前記両口部に、上述と同様に管継手移動防止具を取付けてもよい。このようにすることで、上述したように、地震等の不測の外力に抗して、既設流体管内のシール性能を維持できるばかりか、前記両口部が接続されている所定角度の傾斜を保持することもできる。
次に、実施例2に係る管継手移動防止具につき、図5を参照して説明する。尚、前記実施例と重複する構成については説明を省略する。
図5に示されるように、本実施例の筒状体20の外周面に、周方向に亘り連続して膨出した2条の凸条25,25が、軸方向に所定距離互いに離間して形成されている。すなわち本実勢例の凸条25,25は、筒状体20と一体に形成されている。また、筒状体20の外周面における両凸条25,25の間に、凹部20aが周方向に沿って形成されており、この凹部20aに密封部材16が嵌合されている。
このように、各凸条25,25が、筒状体20と一体に形成されていることで、両凸条25,25を環状凹溝1b,2bに嵌合すると同時に筒状体20の組付箇所への組付けができることになり、筒状体設置工程が更に容易となる。
次に、実施例3に係る管継手移動防止具につき、図6を参照して説明する。尚、前記実施例と重複する構成については説明を省略する。
図6に示されるように、本実施例の筒状体30の外周面に、周方向に亘り連続して膨出した2条の凸条35,35が、軸方向に所定距離互いに離間して形成されている。すなわち本実勢例の凸条35,35は、筒状体30と一体に形成されている。また、筒状体30の外周面における両凸条35,35を管軸方向に挟む箇所に、凹部30a,30aが周方向に沿って形成されており、各凹部30a,30aにそれぞれ密封部材36が嵌合されている。
このように、各凸条35,35が、筒状体30と一体に形成されていることで、両凸条35,35を環状凹溝1b,2bに嵌合すると同時に筒状体30の組付箇所への組付けができることになり、筒状体設置工程が更に容易となる。また、両凸条35,35を管軸方向に挟む箇所の凹部30a,30aに嵌合された両密封部材36,36により、凸条35,35と環状凹溝1b,2bとの嵌合箇所を水密に密封できるため、凸条35,35と環状凹溝1b,2bとの嵌合による防錆用塗料の剥離に起因する腐食を防止できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、既設流体管は、金属製の上水管であって、金属素地の内周面に亘ってモルタル層が設けられているが、既設流体管の材質や内部流体、若しくは内部層の材質や有無については、必ずしも本実施例に限られない。
1 挿口部
2 受口部
1a,2a 内周面
1b,2b 環状凹溝
3 シール部
10 筒状体
15 凸条
16 密封部材
17 押圧ネジ(押圧部)
20 筒状体
25 凸条
30 筒状体
35 凸条
36 密封部材

Claims (5)

  1. 一方の既設流体管の挿口部と、該挿口部が挿入された他方の既設流体管の受口部と、前記両口部の間をシールしたシール部と、を備えた管継手において、
    前記両口部の内周面に渡って架設された筒状体から成り、両口部の管軸方向の相対移動を防止する管継手移動防止具であって、
    前記両口部の内周面それぞれに、周方向に亘り連続した環状凹溝が形成されるとともに、
    前記筒状体の外周面に、それぞれの前記環状凹溝に係合する凸条が設けられていることを特徴とする管継手移動防止具。
  2. 前記筒状体は、周方向にのみ分割された分割構造を有していることを特徴とする請求項1に記載の管継手移動防止具。
  3. 前記両口部の内周面と筒状体の外周面との間に、密封部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の管継手移動防止具。
  4. それぞれの前記凸条は、前記筒状体とは別体の部材であり、該筒状体に、前記凸条を前記環状凹溝に向けて押圧する押圧部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の管継手移動防止具。
  5. 一方の既設流体管の挿口部と、該挿口部が挿入された他方の既設流体管の受口部と、前記両口部の間をシールしたシール部と、を備えた管継手において、
    前記両口部の内周面に渡って架設し、両口部の管軸方向の相対移動を防止する管継手移動防止方法であって、
    前記両口部の内周面それぞれに、周方向に亘り連続した環状凹溝を形成する環状凹溝形成工程と、
    前記環状凹溝形成工程の後に、外周面に凸条が設けられた筒状体を、前記両口部の内周面において該凸条が前記環状凹溝に係合する箇所に配置する筒状体配置工程と、から構成されていることを特徴とする管継手移動防止方法。
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