JP2013166489A - グリルシャッター装置 - Google Patents

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JP2013166489A
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radiator
grill
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shutter
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JP2012031417A
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Kuniaki Hasegawa
邦明 長谷川
Katsuhisa Hirano
勝久 平野
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Kojima Industries Corp
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Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】車両の空力性能を損なうことなく、ラジエータの冷却性能を満足させることができるグリルシャッター装置を提供すること。
【解決手段】グリルシャッター装置2は、エアを取り込み可能な有するラジエータグリル30とラジエータ40との間に設けられたラジエータダクト50と、ラジエータグリル30から取り込んだエアをラジエータダクト50に送り込むことを遮蔽可能なシャッター60とを備えている。シャッター60は、ラジエータダクト50の幅方向に沿って折れ曲がりを成す略く字状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、グリルシャッター装置に関する。
従来、車両のフロント部には、車両の前面に設けられたラジエータグリルから取り込んだエアをラジエータへ送り込むラジエータダクトが設けられている。ここで、下記特許文献1には、ラジエータの過冷却を防止するために、ラジエータダクト内の流路を遮蔽可能なシャッターが設けられているグリルシャッター装置が開示されている。これにより、ラジエータへのエアの送り込みを遮蔽できるため、ラジエータの過冷却を防止できる。
特開2010−163075号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、例えば、図2に示すように、フロントバンパー120のバンパーリーンフォース122の後方に熱の滞留部Hが存在するため、ラジエータ140の冷却にムラができ、結果として、ラジエータ140の冷却性能を満足させることができないという問題が発生していた。この問題を解決するために、ラジエータグリル130の開口高さを大きく確保することが考えられたが、この考えでは、車両101の空力性能を損なうこととなっていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、車両の空力性能を損なうことなく、ラジエータの冷却性能を満足させることができるグリルシャッター装置を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、エアを取り込み可能な有するラジエータグリルとラジエータとの間に設けられたラジエータダクトと、ラジエータグリルから取り込んだエアをラジエータダクトに送り込むことを遮蔽可能なシャッターと、を備えたグリルシャッター装置であって、シャッターは、ラジエータダクトの幅方向に沿って折れ曲がりを成す略く字状に形成されていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、例えば、ラジエータグリルから取り込んだエアの一部を斜め上向きだけでなく、斜め下向きにもできるため、ラジエータグリルから取り込んだエアをラジエータの前面の全てに送り込むことができる。そのため、従来技術のように、フロントバンパーのバンパーリーンフォースの後方に熱の滞留部が存在しても、この存在する熱の滞留部を排除できる。したがって、ラジエータグリルの開口高さを大きく確保することなく、すなわち、車両の空力性能を損なうことなく、ラジエータの冷却性能を満足させることができる。
図1は、本発明の実施例に係るグリルシャッター装置を適用した車両フロント部の概略断面図である。 図2は、従来技術に係るグリルシャッター装置を適用した車両フロント部の概略断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両1を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、本発明のグリルシャッター装置2を適用した車両1のフロント部を説明する。車両1のフロント部は、主として、車両ボデー10とエンジンフード12とから構成されている。この車両ボデー10の前面には、開口1aが形成されている。そして、この車両ボデー10には、フロントバンパー20を有するバンパーリーンフォース22と、エアを取り込み可能なラジエータグリル30とが開口1aを塞ぐように上下に組み付けられている。
また、この車両ボデー10には、エンジン(図示しない)の冷却水を冷却するためのラジエータ40が組み付けられている。そして、この車両ボデー10には、ラジエータグリル30とラジエータ40との間に設けられるようにラジエータダクト50が組み付けられている。これにより、ラジエータグリル30から取り込んだエアをラジエータ40に送り込むことができるため、ラジエータ40を冷却できる。
また、ラジエータグリル30の開口部には、その開口を開閉可能な2枚のシャッター60、60が上下に組み付けられている。これにより、ラジエータグリル30から取り込んだエアをラジエータダクト50に送り込むことを遮蔽できる。したがって、ラジエータ40の過冷却を防止できる。なお、これらのシャッター60、60は、ラジエータダクト50の幅方向に沿って折れ曲がりを成す略く字状に形成されている。
また、これらのシャッター60、60のうち、上側のシャッター60は、ラジエータグリル30から取り込んだエアがラジエータダクト50内を斜め上方向に向けて送り込まれるように折れ曲がりを成している。これにより、ラジエータグリル30から取り込んだエアの一部を斜め上向きにできる。
これとは逆に、上側のシャッター60は、ラジエータグリル30から取り込んだエアがラジエータダクト50内を斜め下方向に向けて送り込まれるように折れ曲がりを成している。これにより、ラジエータグリル30から取り込んだエアの一部を斜め下向きにできる。
このように、ラジエータグリル30から取り込んだエアの一部を斜め上向きだけでなく、斜め下向きにもできるため、ラジエータグリル30から取り込んだエアをラジエータ40の前面の全てに送り込むことができる。なお、これらラジエータダクト50とシャッター60とが、上述したグリルシャッター装置2に相当する。
本発明の実施例に係るグリルシャッター装置2は、上述したように構成されている。この構成によれば、シャッター60、60は、ラジエータダクト50の幅方向に沿って折れ曲がりを成す略く字状に形成されている。これにより、ラジエータグリル30から取り込んだエアの一部を斜め上向きだけでなく、斜め下向きにもできるため、ラジエータグリル30から取り込んだエアをラジエータ40の前面の全てに送り込むことができる。そのため、従来技術のように、フロントバンパー120のバンパーリーンフォース122の後方に熱の滞留部Hが存在しても、この存在する熱の滞留部Hを排除できる。したがって、ラジエータグリル30の開口高さを大きく確保することなく、すなわち、車両の空力性能を損なうことなく、ラジエータ40の冷却性能を満足させることができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、シャッター60が2枚である例を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、シャッター60は何枚であっても構わない。
2 グリルシャッター装置
30 ラジエータグリル
40 ラジエータ
50 ラジエータダクト
60 シャッター


Claims (1)

  1. エアを取り込み可能な有するラジエータグリルとラジエータとの間に設けられたラジエータダクトと、
    ラジエータグリルから取り込んだエアをラジエータダクトに送り込むことを遮蔽可能なシャッターと、を備えたグリルシャッター装置であって、
    シャッターは、ラジエータダクトの幅方向に沿って折れ曲がりを成す略く字状に形成されていることを特徴とするグリルシャッター装置。





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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037343A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 建設機械のラジエータグリル装置
US20090266312A1 (en) * 2008-04-24 2009-10-29 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Cooling Device
JP2010163075A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Toyota Motor Corp 車両用グリルシャッター制御方法

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