JP2005083675A - 冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コアの目の粗さが相互に異なる2つ以上のクーラ体が並設されていても、目の細かいクーラ体の方にも十分な量の冷却風を通過させて冷却することができる冷却装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 冷却風Fの流路上に、相互に目の粗さが異なるコア2a,2bを有する2つ以上のクーラ体1a,1bが並設される。そして、下流側3には、2つ以上のクーラ体1a,1bを通過した冷却風Fが当たる下流側クーラ体10が配設される。
さらに、2つ以上のクーラ体1a,1bのうち相対的にコアの目の粗い粗目側クーラ体1aと、下流側クーラ体10との間に、2つのコア2a,2bを通過する冷却風Fの偏りを防ぐ整流板体4を配設した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オイルクーラ,インタークーラ,ラジエータ等の冷却装置に関するものである。
従来の冷却装置として、複数個のオイルクーラ,インタークーラ,エアコンコンデンサ等のクーラ体が配設され、冷却風がそれらのクーラ体のコアを通過して、冷却するものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2002−371844号公報
この従来の冷却装置に於て、並設されたクーラ体のコアの目の粗さが相互に異なる場合、冷却風が目の粗い方のクーラ体に偏って流れ易く、目の細かいクーラ体を通過する風量が少なくなってしまう。
すると、コアの目の細かい方のクーラ体は冷却不良になったり、目詰まりを起こす虞れがある。
そこで、本発明は、コアの目の粗さが相互に異なる複数個のクーラ体が並設されていても、目の細かいクーラ体の方にも十分な量の冷却風を通過させて冷却することができる冷却装置を提供することを目的とする。
相互に目の粗さが異なるコアを有する2つ以上並設されたクーラ体のうち、相対的にコアの目の粗い粗目側クーラ体の流路上に、上記コアを通過する冷却風の偏りを防ぐ整流板体を配設した。
また、冷却風の流路上に、相互に目の粗さが異なるコアを有する2つ以上のクーラ体が並設されると共に、下流側には、2つ以上のクーラ体を通過した冷却風が当たる下流側クーラ体が配設された冷却装置に於て、2つ以上のクーラ体のうち相対的にコアの目の粗い粗目側クーラ体と、下流側クーラ体との間に、上記コアを通過する冷却風の偏りを防ぐ整流板体を配設した。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
粗目側クーラ体を通過する冷却風に抵抗が付与され、粗目側クーラ体への風量が制限されて、細目側クーラ体に供給される冷却風の風量が増加して、細目側クーラ体の熱交換を十分に行い得る。
よって、簡素な構造の整流板体を配設するだけで、2つ以上のクーラ体は、夫々、冷却不良や目詰まりを起こす虞れがなくなる。
さらに、上流側の2つ以上のクーラ体から下流側クーラ体のコアに供給される冷却風は、位置による風量差が少なくなるので、コアは、全面にわたって整流されて万遍なく冷却され、下流側クーラ体の熱効率改善にも役立つ。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1,図2に於て、本発明に係る冷却装置Rは、建設車両や建設機械等に搭載されるものであって、コア2を有する複数のクーラ体1を備え、エンジン11を内蔵するエンジンフード12等の内部に設置されている。
即ち、上記冷却装置Rは、相互に目の粗さが異なるコア2a,2bを有し並設された2つ以上のクーラ体1a,1bを有する。
1aは、目が粗いコア2aを有する粗目側クーラ体で、例えば、インタークーラである。
また、1bは、(クーラ体1aに比べ)相対的に目が細かいコア2bを有する細目側クーラ体であって、例えば、オイルクーラである。
また、冷却装置Rは、並設されたクーラ体1a,1bの上流側に配設されクーラ体1a,1bへ1次側の冷却風Fを供給するファン7と、上記クーラ体1a,1bの下流側3に配設されクーラ体1a,1bのコア2a,2bを通過した冷却風F1 ,F2 が当たる下流側クーラ体10と、を有し、下流側クーラ体10は、例えばラジエータである。
なお、図例では、クーラ体1a,1bは上下に並設されているが、左右に並設されてもよい。
また、エンジンフード12内には、冷却風Fを逃さずにコアに当てるシュラウド16が、ファン7とクーラ体の上下左右(全周)を包囲して、配設されており、16aは上壁部で、16bは下壁部である。
そして、粗目側クーラ体1aの流路上に、上記両コア2a,2bを通過する冷却風Fの偏りを防ぐ整流板体4が、両側に配設された一対の固定フレーム13,13にボルトナット等にて固定して、配設される。
具体的には、整流板体4は、粗目側クーラ体1aと略同一横幅を有し粗目側クーラ体1aよりも短い縦方向長さを有する略長方形状である。
そして、整流板体4は、一辺側4aをクーラ体1a,1bの境界部8附近に沿うように、粗目側クーラ体1aと下流側クーラ体10との間に配設されると共に、他辺側4bを下流側へ傾斜状となるように配設される。
即ち、側面から見て整流板体4が、粗目側クーラ体1aの下流側鉛直面から、他辺側(上辺側)4bが次第に離れる方向に傾斜している。
このとき、他辺側4bが、下流側クーラ体10のコア20に接触しないようにする。
次に、上述のような冷却装置Rの機能(作用)について説明する。
図1,図2に於て、ファン7から冷却風Fが供給され、粗目側クーラ体1aのコア2aと、細目側クーラ体1bのコア2bを通過する。
ここで、冷却風Fは、目の細かいコア2bよりも、目の粗いコア2aの方を通過し易いので、粗目側クーラ体1aのコア2aを通過する冷却風F1 は、細目側クーラ体1bのコア2bを通過する冷却風F2 よりも多くなろうとするが、整流板体4の存在によって、細目側クーラ体1bに対応する下流側クーラ体10の面積が増加することで、細目側クーラ体1bの下流側の抵抗が減少し、冷却風F2 が増加する。
さらには、上記冷却風F1 と冷却風F2 との差が小さくなることで、冷却風Fが、下流側クーラ体10のコア20の全面にわたって、整流されて万遍なく供給されるようになる。
以上のように、本発明に係る冷却装置Rは、相互に目の粗さが異なるコア2a,2bを有する2つ以上並設されたクーラ体1a,1bのうち、相対的にコアの目の粗い粗目側クーラ体1aの流路上に、両コア2a,2bを通過する冷却風Fの偏りを防ぐ整流板体4を配設しているので、粗目側クーラ体1aを通過する冷却風F1 に抵抗を付与して、細目側クーラ体1bに供給される冷却風Fを、細目側クーラ体1bに偏向させて(導いて)、そのコア2bにも十分な量の冷却風F2 を通過させることができる。
よって、簡素な構造の整流板体4を配設するだけで、並設された2つ以上のクーラ体は、夫々、冷却不良や目詰まりを起こす虞れがなくなる。
また、冷却風Fの流路上に、相互に目の粗さが異なるコア2a,2bを有する2つ以上のクーラ体1a,1bが並設されると共に、下流側3には、2つ以上のクーラ体1a,1bを通過した冷却風Fが当たる下流側クーラ体10が配設された冷却装置に於て、2つ以上のクーラ体1a,1bのうち相対的にコアの目の粗い粗目側クーラ体1aと、下流側クーラ体10との間に、粗目側クーラ体1aを通過する冷却風Fが多くなろうとする偏りを防ぐ整流板体4を配設しているので、細目側クーラ体1bに供給される冷却風Fを、増加させて、細目側クーラ体1bに偏向させて十分な量の冷却風F2 を通過させることができる。 よって、簡素な構造の整流板体4を配設するだけで、2つ以上のクーラ体は、夫々、冷却不良や目詰まりを起こす虞れがなくなる。
さらに、上流側のクーラ体から下流側クーラ体10に供給される冷却風は、位置による風量差が少なくなるので、コア20は、全面にわたって整流されて万遍なく冷却され好都合である。
なお、本発明の冷却装置Rは、上述のような実施に限定されず設計変更可能である。
即ち、ファン7と上流側クーラ体1a,1bとの間のスペースに余裕があれば、整流板体4を粗目側クーラ体1aの上流側に配設しても良い。そして、粗目側クーラ体1aと略同一横幅を有する略長方形状の整流板体4を、一辺側4aをクーラ体1a,1bの境界部8附近に沿うように、粗目側クーラ体1aの上流側に配設すると共に、他辺側4bを上流側へ傾斜状となるように配設する。
この構成でも、図1,図2に於て詳説した冷却装置Rと、同様の効果を得られる。
さらに、粗目側クーラ体1aの上流側又は下流側に、複数の帯板を、間隔を置いて配設してもよい。
なお、整流板体4は、上下中間付近に形成された折れ曲り部14にて、上板部41を下板部42に対して下流側へさらに傾斜状として、形成されている。これにより、整流板体4は剛性がアップし、冷却風Fの風圧による振動が防がれ、騒音を発生しない。また、整流板体4は、固定箇所への風圧の応力集中を防ぐことができ、たわみが防がれ、耐久性がアップする。
本発明に係る冷却装置の実施の一形態を示す要部側面図である。 分解斜視図である。
符号の説明
1,1a,1b クーラ体
2,2a,2b コア
3 下流側
4 整流板体
10 下流側クーラ体
F 冷却風
R 冷却装置

Claims (2)

  1. 相互に目の粗さが異なるコア(2a)(2b)を有する2つ以上並設されたクーラ体(1a)(1b)のうち、相対的にコアの目の粗い粗目側クーラ体(1a)の流路上に、上記コア(2a)(2b)を通過する冷却風(F)の偏りを防ぐ整流板体(4)を配設したことを特徴とする冷却装置。
  2. 冷却風(F)の流路上に、相互に目の粗さが異なるコア(2a)(2b)を有する2つ以上のクーラ体(1a)(1b)が並設されると共に、下流側(3)には、該2つ以上のクーラ体(1a)(1b)を通過した冷却風(F)が当たる下流側クーラ体(10)が配設された冷却装置に於て、
    上記2つ以上のクーラ体(1a)(1b)のうち相対的にコアの目の粗い粗目側クーラ体(1a)と、上記下流側クーラ体(10)との間に、上記コア(2a)(2b)を通過する冷却風(F)の偏りを防ぐ整流板体(4)を配設したことを特徴とする冷却装置。
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