JP2013165301A - コンデンサアレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】デバイスの小型化を図ることができ、信頼性を向上させる。
【解決手段】複数の可変コンデンサC1〜C4が内蔵されるコンデンサアレイは、各可変コンデンサは正負の電極が交互に複数積層されている。ある可変コンデンサの各層の電極と隣接する他の可変コンデンサの同一平面上の各層の電極とを直列接続となるように、又はブリッジ構成するように接続する。これにより、総端子数m1が可変コンデンサ数nに対してm1<2nの関係となるように構成される。また、同一端面での端子数m2が可変コンデンサ数nに対してm2<nの関係となるように構成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器における電圧又は電流を制御するのに適用して好適なコンデンサアレイ、特にその端子構造に関するものである。
従来、トランスレス電源として、以下のようなものがあった。例えば交流(AC)100Vの商用電源の一端をコンデンサを介して、ダイオードブッリジより成る整流回路の一方の入力端子に接続する。そして、この商用電源の他端をこの整流回路の他方の入力端子に接続し、この整流回路の一方及び他方の出力端子間に定電圧用のツェナーダイオード及び平滑用コンデンサを並列に接続する。
斯かるトランスレス電源では、商用電源を直接整流し、その後レギュレータを構成するツェナーダイオードを介することで、出力端子間に安定な直流電圧(DC)を得るようにしている。
このとき、コンデンサにより、予め電圧を下げレギュレータを構成するツェナーダイオードの負担を軽くすることが行われている。
小電力の場合はコンデンサが利用されることが多い。これはコンデンサによる電圧降下は電流の位相が電圧とずれるために電力損失が発生しないためであり、例えば待機電力用電源等に利用されている。しかしながらこの回路では負荷変動等により整流出力が変動することから通常は最大負荷に合わせて回路を構成して軽負荷の時はレギュレータで電力を損失させることで安定電圧を作り出している。
また、コンデンサ両端の電圧降下は周波数や負荷電流の変動により大きく変化してしまう。このため、負荷電流が大きく、負荷変動の大きい機器では使用することができない。従って現状では待機電力等数十mW程度の極小電力用途に限定されている。
また、このトランスレス電源において、リレー等により消費電力の大きい動作時はコンデンサに所定の他のコンデンサを並列接続することで供給電力を増やすことも可能である。しかし、広い負荷範囲に対応するためには複数のコンデンサを切り換える必要がある。リレー等で複数のコンデンサを切り替えることは原理的に可能である。
しかし、スペースやコスト面以外に応答が遅く、切り換え時のノイズが発生する。さらに、連続的に容量を変化できず、耐久性に難があるなど実用的ではない。従って負荷の変動に合わせて容量値を連続的に可変できるデバイスが必要となる。
高周波回路の用途には電気的に容量制御可能なコンデンサとしてダイオードの端子間容量を利用したバリキャップなどが存在するが、電力制御としては、容量値が小さく、耐圧が低いため単品では使用できない。
また、近年ではMEMS(micro electro mechanical system)を利用した可変コンデンサも複数提案されているが高周波信号での使用を前提としている。
一般に、コンデンサの容量は、誘電率、電極面積、電極間距離で決まる。従ってこのうちどれか1つ以上を制御すればいいことが分かる。実際にMEMSで提案されているのは、電極を変位させることによる電極間距離や対向電極面積を可変する方式である。
図13は、従来の内部接続アレイを示す図であり、図13Aは内部接続ダイオードアレイ、図13Bは内部接続バリキャップアレイである。図13Aに示す内部接続ダイオードアレイでは、ダイオードD1〜D4がアレイ状に配置されている。
ダイオードD1とダイオードD3のアノード間とダイオードD2とダイオードD4のアノード間とが内部接続されている。ダイオードD1〜D4のカソードは端子T1、T3、T5、T4に接続され、ダイオードD1〜D4のアノード間の内部接続部が端子T2に接続される。
図13Bに示す内部接続バリキャップアレイでは、バリキャップD13、D23がアレイ状に配置されている。バリキャップD13、D23のカソード間が内部接続されている。バリキャップD13、D23のアノードは端子T1、T1に接続され、バリキャップD13、D23のカソード間の内部接続部は端子T3に接続される。
図14は、従来の共通端子アレイを示す図であり、図14AはGND共通端子コンデンサアレイの概観図、図14Bは内部回路構成図である。図14Aに示すGND共通端子コンデンサアレイの概観図では、基板141上に保護膜142が施され、対向する一方の端面に複数の外部電極145が設けられ、対向する他方の端面にグランド外部電極143,144が設けられている。
図14Bに示す内部回路構成図では、外部電極の入力端子T2〜T5と、外部電極の出力端子T7〜T10とが設けられ、共通端子として外部電極のグランド端子T6、T11が設けられている。
また、本発明者は種々研究を重ねた結果、ブリッジ接続された可変コンデンサにおいて制御入力端子及び制御出力端子間に加える制御信号を絶対値が同じでかつ逆極性とする差動方式とすることにより、入出力端子に生じる制御電圧成分は常にゼロ電位となり被制御信号への影響をほぼ完全になくすことができる可変コンデンサを提案している(特願2007−96608号)。
上述したように複数の可変コンデンサを組み合わせることにより制御装置を構成するようにした場合においては、複数のコンデンサをアレイとして内蔵することで、部品点数の削減が可能である。
しかし、近年の部品の超小型化の流れを考えた場合に、アレイ内の端子数が増加することは、単一の端子に使えるスペースが制限されることになる。このため、信頼性の高い電極端子を製造するのが困難となる。
従って、この端子スペースが制限されることにより、部品の小型化が制限される可能性があるという不都合が生じる。
そこで、本発明は、斯かる点に鑑み、デバイスの小型化を図ることができ、信頼性を向上させることができるコンデンサアレイを提供することを目的とするものである。
本発明のコンデンサアレイは、上記目的を達成するために、複数の可変コンデンサが内蔵されるコンデンサアレイにおいて、各可変コンデンサは正負の電極が交互に複数積層されていて、ある可変コンデンサの各層の電極と隣接する他の可変コンデンサの同一平面上の各層の電極とを直列接続となるように、又はブリッジ構成するように接続することにより、総端子数m1が可変コンデンサ数nに対してm1<2nの関係となるように構成されると共に、同一端面での端子数m2が可変コンデンサ数nに対してm2<nの関係となるように構成され、端面の数は2であるものである。
本発明のコンデンサアレイでは、コンデンサ素子の電極を内部又は外部によりあらかじめ接続しておくことで共通端子化する。これにより、端子数の削減を図っている。
また、コンデンサ素子の配置と電極接続を工夫することで端子間距離を等しくすることが出来る。このため、各端子とも最大限のスペースを確保することができる。
特に、電極が同一端面にある場合は、内部又は外部電極による接続が容易となる。
本発明によれば、コンデンサアレイの電極の削減及び端子構造の工夫により、デバイスを小型化することが可能である。また、基板上においての接続数が減ることから、半田使用量の削減、基板パターン設計が容易となり、かつセットの信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
本実施の形態例の前提となる4素子ブリッジ構成例を示す図であり、図1Aはブリッジ接続回路、図1Bは4素子コンデンサアレイの概観斜視図、図1Cは4素子コンデンサアレイの内部構成図である。 本実施の形態例の前提となる3素子直列接続構成例を示す図であり、図2Aは直列接続回路、図2Bは3素子コンデンサアレイの概観斜視図、図2Cは3素子コンデンサアレイの内部構成図である。 内部接続と端子の例を示す図であり、図3Aは素子数=面内端子数の例、図3Bは小型化には限界があることを示す例、図3Cは端子数を減らして小型化することを示す例である。 4素子の接続と端子の例を示す図である。図4Aは4素子コンデンサアレイの内部構成図、図4Bは内部電極の内部構成図、図4Cは内部電極の接続例、図4Dは他の内部電極の接続例、図4Eは他の内部電極の接続例、図4Fは図4Dの内部電極の内部構成図である。 4素子の接続と端子の他の例を示す図である。図5Aは4素子コンデンサアレイの内部構成図、図5Bは内部電極の内部構成図、図5Cは内部電極の接続例、図5Dは他の内部電極の接続例、図5Eは他の内部電極の接続例、図5Fは他の内部電極の接続例である。 4素子の接続と端子の他の例を示す図である。図6Aは4素子コンデンサアレイの内部構成図、図6Bは内部電極の内部構成図、図6Cは内部電極の接続例、図6Dは他の内部電極の接続例、図6Eは図6Cの内部電極の内部構成図、図6Fは図6Dの内部電極の内部構成図である。 4素子の内部電極接続と外部電極接続の例を示す図である。図7Aは4素子コンデンサアレイの内部構成図、図7Bは内部電極の内部構成図、図7Cは内部電極の接続例、図7Dは図7Cの内部電極の内部構成図、図7Eは外部電極の接続例、図7Fは図7Dの外部電極の内部構成図である。 3素子の接続と端子の例を示す図であり、図8Aは3素子コンデンサアレイの内部構成図、図8Bは内部電極の内部構成図、図8Cは内部電極の接続例、図8Dは図8Cの内部電極の内部構成図である。 内部電極接続手順の例を示すであり、図9Aは±パターン積層、図9Bは±パターン同士の積層間接続及び同一平面間接続である。 他の内部電極接続手順の例を示すであり、図10Aは同一平面間接続の±パターン積層、図10Bは同一平面間接続の±パターン同士の積層間接続である。 非接触カードシステムを示す図である。 ICカード用アンテナの共振回路への適用例を示す図である。 従来の内部接続アレイを示す図であり、図13Aは内部接続ダイオードアレイ、図13Bは内部接続バリキャップアレイである。 従来の共通端子アレイを示す図であり、図14AはGND共通端子コンデンサアレイの概観図、図14Bは内部回路構成図である。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜12を参照して説明する。
図1は、本実施の形態例の前提となる4素子ブリッジ構成例を示している。図1Aはブリッジ接続回路、図1Bは4素子コンデンサアレイの概観斜視図、図1Cは4素子コンデンサアレイの内部構成図である。
図1は、本発明者による先願の可変コンデンサを用いた4素子ブリッジ構成例を示している(特願2007−96608号)。
例えば、図1B及び図1Cに示す外部端子T1とT2が接続され、外部端子T12とT13が接続され、外部端子T3とT4を接続され、さらに外部端子T11とT14が接続される。
図1Aにおいて、ブリッジ構成の可変コンデンサの接続は、以下のようになる。入力端子11及び制御入力端子13間に可変コンデンサC1が接続され、入力端子11及び制御出力端子14間に可変コンデンサC2が接続される。
また、制御入力端子13及び出力端子12間に可変コンデンサC4が接続され、制御出力端子14及び出力端子12間に可変コンデンサC3が接続される。
入力端子11は、可変コンデンサC1及び可変コンデンサC2間に接続され、出力端子12は、可変コンデンサC4)及び可変コンデンサC3間に接続される。
また、制御入力端子13は、可変コンデンサC1及び可変コンデンサC4間に接続され、制御出力端子14は、可変コンデンサC2及び可変コンデンサC3間に接続される。
ここで、入力端子11に入力されたAC入力5による電位が可変コンデンサC1及び可変コンデンサC2間に供給される。
すると、可変コンデンサC1及び可変コンデンサC2並びに可変コンデンサC4及び可変コンデンサC3の各電極間に電界が発生する。この電界により発生した電位によるAC出力6が出力端子12に出力される。
このとき、制御入力端子13に入力された制御信号7による+電位及び制御出力端子14に制御信号8による−電位が、可変コンデンサC1及び可変コンデンサC2並びに可変コンデンサC4及び可変コンデンサC3の各電極に抵抗器Rを介して供給される。
すると、可変コンデンサC1及び可変コンデンサC2並びに可変コンデンサC4及び可変コンデンサC3の各電極間の+電位及び−電位による制御信号により、各電極間の可変コンデンサの容量が変化する。従って、この変化した容量及びAC入力5による電位に応じた電界が発生する。
図2は、本実施の形態例の前提となる3素子直列接続構成例を示している。図2Aは直列接続回路、図2Bは3素子コンデンサアレイの概観斜視図、図2Cは3素子コンデンサアレイの内部構成図である。
また、例えば、図2B及び図2Cに示す外部端子T21とT22が接続され、外部端子T25とT26が接続される。
図2Aにおいて、直列接続構成の可変コンデンサの接続は、以下のようになる。入力端子28及び制御入力端子30間に可変コンデンサC11が接続され、制御入力端子30及び制御出力端子31間に可変コンデンサC12が接続され、制御出力端子31及び出力端子29間に可変コンデンサC13が接続される。
ここで、入力端子28に入力されたAC入力24による電位が可変コンデンサC11、可変コンデンサC12及び可変コンデンサC13間に供給される。
すると、可変コンデンサC11及び可変コンデンサC12並びに可変コンデンサC13の各電極間に電界が発生する。この電界により発生した電位によるAC出力25が出力端子29に出力される。
このとき、制御入力端子30に入力された制御信号26による+電位及び制御出力端子31に制御信号27による−電位が、可変コンデンサC11及び可変コンデンサC12並びに可変コンデンサC13の各電極に抵抗器Rを介して供給される。
すると、可変コンデンサC11及び可変コンデンサC12並びに可変コンデンサC13の各電極間の+電位及び−電位による制御信号により、各電極間の可変コンデンサの容量が変化する。従って、この変化した容量及びAC入力25による電位に応じた電界が発生する。
上述した図1及び図2に示した4素子ブリッジ構成と3素子直列接続のコンデンサアレイの例において、同一仕様の可変コンデンサを組み合わせて外部から制御電圧を印加することができる。これにより、インピーダンスを変化させることで電圧、電流、位相、周波数などの制御が可能になる。
各可変コンデンサは同一仕様であるため、アレイとして内蔵することが容易であり部品点数の削減につながる。既にコンデンサアレイは商品化されており既存プロセスの流用が可能で低コストでの製造が可能である。もちろん実装コストの低減だけでなくコンデンサ間のばらつきや使用環境でのばらつきも少なくなるため性能的にも安定となる。
例えば、セラミックコンデンサは積層することで大容量化が容易であり近年急激な小型化が図られている。アレイデバイスの場合、部品サイズは容量/耐圧/内蔵素子数に左右されるが特に小型サイズのものは十分な大きさの外部電極端子を確保する意味でもサイズが左右される。今までのアレイでは端子数は素子数の2倍と固定されており最小端子サイズ及び端子間距離が決まれば部品への素子内蔵数は自動的に決まってしまうことになる。
そこで本実施の形態では、端子数の数を素子数の2倍より小さくなるように構成することで、同一アレイサイズ内への素子の内蔵数を増やすことができる点、又は内蔵数が同じ場合は部品サイズを小さくすることができる点や、端子面積を大きくすることができる点を特徴とする。以下に、本実施の形態例を説明する。
図3は、内部接続と端子の例を示す図であり、図3Aは素子数=面内端子数の例、図3Bは小型化には限界があることを示す例、図3Cは端子数を減らして小型化することを示す例である。
図3Aに示す素子数=面内端子数の例では、上面の端子T1と端子T2及び下面の端子T11と端子T12のギャップはG1である。
また、上面の端子T2と端子T3及び下面の端子T12と端子T13のギャップはG2であり、上面の端子T3と端子T4及び下面の端子T13と端子T14のギャップはG3である。ギャップG1と、ギャップG2と、ギャップG3は等間隔又は信頼性を満たす範囲で異なる間隔となる。
図3Bに示す小型化には限界がある例では、上面の端子T1と端子T2及び下面の端子T11と端子T12のギャップはG11(<G1)である。
また、上面の端子T2と端子T3及び下面の端子T12と端子T13のギャップはG12(<G2)であり、上面の端子T3と端子T4及び下面の端子T13と端子T14のギャップはG13(<G3)である。ギャップG11と、ギャップG12と、ギャップG13は等間隔又は信頼性を満たす範囲で異なる間隔となる。
ここで、コンデンサをアレイ化することで占有面積を小さくできるため、図3Aに示すように、コンデンサアレイを小型化することができる。しかし、図3Bに示すように、コンデンサアレイをどんどん小さくしていくと、電極の面積が小さくなるため、容量が小さくなる。このため、電極の積層数(厚さ)を増やすことで容量の低下を防ぐことができる。
しかし、一定限界以上に、電極の面積を小さくすると共に、端子間のギャップを小さくすると、信頼性が低下する。例えば、端子の半田接続の際に端子間でショートが発生する場合がある。又は積層数(厚さ)の増加では容量の低下を防ぐことができない電極面積となっている場合がある。
このため、図3Bに示す上面の端子T2と端子T3の内部電極I2と内部電極I3とを内部接続して、図3Cに示す内部電極I23を構成する。また、下面の端子T12と端子T13の内部電極I12と内部電極I13とを内部接続して、に示す内部電極I123を構成する。
これにより、図3Bに示す上面の端子T2と端子T3を共通化して、図3Cに示す端子T23を構成する。また、下面の端子T12と端子T13の内部電極I12を共通化して、図3Cに示す端子T123を構成する。
このとき、図3Cに示す上面の端子T1と端子T23及び下面の端子T11と端子T123のギャップはG21(>G11)であり、端子T23と端子T4及び下面の端子T123と端子T14のギャップはG22(>G13)である。これにより、ギャップG21及びギャップG22並びに電極面積は共に信頼性を満たす範囲内のものとすることができる。
図4は、4素子の接続と端子の例を示す図である。図4Aは4素子コンデンサアレイの内部構成図、図4Bは内部電極の内部構成図、図4Cは内部電極の接続例、図4Dは他の内部電極の接続例、図4Eは他の内部電極の接続例、図4Fは図4Dの内部電極の内部構成図である。
図4は内蔵素子数が4の場合の例である。図4Aに示したように4素子コンデンサC1〜C4がアレイ化されている場合の上側の内部電極I1〜I4及び下側の内部電極I11〜I14を図4Bに示している。
図4Bに示したように上側のプラスの内部電極I1〜I4と、マイナスの内部電極I11〜I14(の中心の縦長の長方形部分)が誘電体を挟んで複数(図中では各1つを示している)交互に積層される。
その後、上側のみ及び下側(の横長の長方形部分)のみが各々外部電極として接続されて、上面の端子T1〜T4及び下側の端子T11〜T14となる。
図4Cに示す内部電極の接続例は、4素子コンデンサC1〜C4のすべてを内部で接続する。すなわち、コンデンサC1とコンデンサC2とを上側の内部電極I12で接続し、内部電極I12と端子T1(端子T2は削除)とを接続する。
コンデンサC2とコンデンサC3とを下側の内部電極I123で接続し、内部電極I123と端子T123(端子T12は削除)とを接続する。コンデンサC3とコンデンサC4とを上側の内部電極I34で接続し、内部電極I34と端子T4(端子T3は削除)とを接続している。
ここで、コンデンサアレイの総端子数(上面及び下側)をm1とし、片側の端面(上面又は下側)端子数mとする。
これにより、総端子数m1を図4Aに示す上面の端子T1〜T4及び下側の端子T11〜T14の8個から、図4Cに示す上面の端子T1とT4及び下側の端子T11、T123とT14の5個に減らすことができた。
これにより、上面の端子T1とT4及び下側の端子T11とT123との間隔だけを広げて配置することができる。
また、片側端面の端子数m2(上側又は下側)は4から2又は4から3へと減少したため、その分端子面積(幅)を広く取ることができ、これにより、外部電極と内部電極との接続の信頼性や端子と基板パターンとの接続の信頼性を向上させることが出来る。
図4Dに示す他の内部電極の接続例は、4素子コンデンサC1〜C4のすべてを内部で接続するが、図4Cに示す内部電極の接続例の端子位置を変形した例である。
すなわち、コンデンサC1とコンデンサC2とを上側の内部電極I12で接続し、内部電極I12と端子T12(端子T2は削除)とを接続する。このとき、端子T12は、端子T1とT2の中間に位置させる。
コンデンサC2とコンデンサC3とを下側の内部電極I123で接続し、内部電極I123と端子T123(端子T12は削除)とを接続する。このとき、端子T123は、端子T12とT13の中間に位置させる。
コンデンサC3とコンデンサC4とを上側の内部電極I34で接続し、内部電極I34と端子T34(端子T3は削除)とを接続している。このとき、端子T34は、端子T13とT4の中間に位置させる。
これにより、片側の端面(上面又は下側)端子の位置を均等に配置することができる。このとき、上面の端子T12とT34及び下側の端子T11とT123、T123とT14のすべての間隔を広げて配置することができる。
図4Eに示す他の内部電極の接続例は、4素子コンデンサC1とC2、C3とC4の2つずつを内部で接続し、図4Cに示す内部電極の接続例の端子数を変形した例である。
すなわち、コンデンサC1とコンデンサC2とを上側の内部電極I12で接続し、内部電極I12と端子T1(端子T2は削除)とを接続する。
コンデンサC3とコンデンサC4とを下側の内部電極I134で接続し、内部電極I134と端子T14(端子T13は削除)とを接続している。
これにより、片側の端面(上面又は下側)端子数m2を3個に減らし、総端子数m1を8個から6個に減らして、上面の端子T1とT3及び下側の端子T12とT14との間隔だけを広げて配置することができる。
図4Eに示す他の内部電極の接続例では、総端子数m1が8個から6個に減少し、端面の端子数m2が4個から3個に減少するが、図13に示した従来部品ではダイオード2素子内蔵などで3端子の場合は端面の最大端子数は2のままで減少させることはできない。
図4Fに示す図4Dの内部電極の内部構成は、図4Bに示した上側のプラスの内部電極I1とI2を上側の内部電極I12で接続し、下側のマイナスの内部電極I12とI13を下側の内部電極I123で接続し、上側のプラスの内部電極I3とI4を上側の内部電極I34で接続する。
この場合、内部電極に対する端子は均等配置とすることができるため、端子間距離を一定にした場合に端子サイズを最大化することができる。
図4に示すように内部電極を内部接続して構成することにより、4素子アレイコンデンサの総端子数m1を素子数の2倍の8個よりも少なくして構成することができる。
図5は、4素子の接続と端子の他の例を示す図である。図5Aは4素子コンデンサアレイの内部構成図、図5Bは内部電極の内部構成図、図5Cは内部電極の接続例、図5Dは他の内部電極の接続例、図5Eは他の内部電極の接続例、図5Fは他の内部電極の接続例である。
図5は内蔵素子数が4の場合の他の例である。図4Aに示したように同一コンデンサの両端子が対面ではなく、図5Aは同一コンデンサの両端子が同一面(上側又は下側)に配置されているのが特徴である。
すなわち、上側のコンデンサC1の上側の内部電極I1、I2と、上側のコンデンサC3の上側の内部電極I3、I4とが、上面の端子T1〜T4に接続される。また、下側のコンデンサC2の下側の内部電極I11、I12と、下側のコンデンサC4の下側の内部電極I13、I14とが、下面の端子T11〜T14に接続される。
このように4素子コンデンサC1〜C4がアレイ化されている場合の上側の内部電極I1〜I4及び下側の内部電極I11〜I14を図5Bに示している。
図5Bに示したように上側のコンデンサC1、C3の上側のプラスの内部電極I1、I4と、マイナスの内部電極I2、I3(の中心の横長の長方形部分)が誘電体を挟んで複数(図中では各1つを示している)交互に積層される。
その後、プラス側のみ及びマイナス側(の縦長の長方形部分)のみが各々外部電極として接続されて、上面の端子T1〜T4となる。
また、下側のコンデンサC2、C4の下側のプラスの内部電極I11、I14と、マイナスの内部電極I12、I13(の中心の横長の長方形部分)が誘電体を挟んで複数(図中では各1つを示している)交互に積層される。
その後、プラス側のみ及びマイナス側(の縦長の長方形部分)のみが各々外部電極として接続されて、下側の端子T11〜T14となる。
このとき、上面の端子T2とT3とを接続し、下側の端子T12とT13とを接続し、上面の端子T1と下側の端子T11とを接続し、上面の端子T4と下側の端子T14とを接続するだけでブリッジ構成をすることができる。
これにより、ブリッジ構成を外部パターン接続のみで容易に組むことができる。このため、コストの高い両面基板を使わなくてもよいなどの利点が生じる。
図5Cに示す内部電極の接続例は、上側のコンデンサC1とコンデンサC3、及び下側のコンデンサC2とコンデンサC4を内部で接続する。すなわち、上側のコンデンサC1のマイナスの内部電極I2とコンデンサC4のマイナスの内部電極I3とを上側のマイナスの内部電極I23で接続し、内部電極I23と端子T23(端子T2は削除)とを接続する。
下側のコンデンサC2のマイナスの内部電極I12とコンデンサC4のマイナスの内部電極I13とを下側のマイナスの内部電極I123で接続し、内部電極I123と端子T123(端子T12は削除)とを接続する。
これにより、総端子数m1を図4Aに示す上面の端子T1〜T4及び下側の端子T11〜T14の8個から、図5Cに示す上面の端子T1、T23とT4及び下側の端子T11、T123とT14の6個に減らすことができた。
これにより、上面の端子T1とT23及び下側の端子T11とT123との間隔だけを広げて配置することができる。
また、片側端面の端子数m2(上面又は下側)は4から3へと減少したため、その分端子面積(幅)を広く取ることができ、これにより、外部電極と内部電極との接続の信頼性や端子と基板パターンとの接続の信頼性を向上させることが出来る。
図5Dに示す他の内部電極の接続例は、上側のコンデンサC1とコンデンサC3、及び下側のコンデンサC2とコンデンサC4を内部で接続するが、図5Cに示す内部電極の接続例の端子位置を変形した例である。
すなわち、上側のコンデンサC1のマイナスの内部電極I2とコンデンサC4のマイナスの内部電極I3とを上側のマイナスの内部電極I23で接続し、内部電極I23と端子T23(端子T2、T3は削除)とを接続する。このとき、端子T23は、端子T2とT3の中間に位置させる。
下側のコンデンサC2のマイナスの内部電極I12とコンデンサC4のマイナスの内部電極I13とを下側のマイナスの内部電極I123で接続し、内部電極I123と端子T123(端子T12、T13は削除)とを接続する。このとき、端子T123は、端子T12とT13の中間に位置させる。
これにより、片側の端面(上面又は下側)端子の位置を均等に配置することができる。
このとき、すべての端子の間隔を広げて配置することができる。
図5Eに示す他の内部電極の接続例では、上側のコンデンサC1と下側のコンデンサC2、及び上側のコンデンサC3と下側のコンデンサC4を内部で接続する。すなわち、上側のコンデンサC1のプラスの内部電極I1と下側のコンデンサC2のプラスの内部電極I11とを左側のプラスの内部電極I111で接続し、内部電極I111と端子T1(端子T11は削除)とを接続する。
上側のコンデンサC3のプラスの内部電極I4と下側のコンデンサC4のプラスの内部電極I14とを右側のプラスの内部電極I414で接続し、内部電極I414と端子T14(端子T4は削除)とを接続する。
これにより、総端子数m1を図4Aに示す上面の端子T1〜T4及び下側の端子T11〜T14の8個から、図5Eに示す上面の端子T1、T2、T3及び下側の端子T12、T13とT14の6個に減らすことができた。
図5Fに示す他の内部電極の接続例では、上側のコンデンサC1とコンデンサC3、及び下側のコンデンサC2とコンデンサC4を内部で接続すると共に、上側のコンデンサC1と下側のコンデンサC2、及び上側のコンデンサC3と下側のコンデンサC4を内部で接続して、図5Eに示す内部電極の接続例の端子位置を変形した例である。
すなわち、上側のコンデンサC1のマイナスの内部電極I2とコンデンサC3のマイナスの内部電極I3とを上側のマイナスの内部電極I23で接続し、内部電極I23と端子T23(端子T2は削除)とを接続する。
さらに、上側のコンデンサC1のプラスの内部電極I1と下側のコンデンサC2のプラスの内部電極I11とを左側のプラスの内部電極I111で接続し、内部電極I111と端子T1(端子T11は削除)とを接続する。
また、下側のコンデンサC2のマイナスの内部電極I12とコンデンサC4のマイナスの内部電極I13とを下側のマイナスの内部電極I123で接続し、内部電極I123と端子T123(端子T12は削除)とを接続する。
上側のコンデンサC3のプラスの内部電極I4と下側のコンデンサC4のプラスの内部電極I14とを右側のプラスの内部電極I414で接続し、内部電極I414と端子T14(端子T4は削除)とを接続する。
これにより、総端子数m1を図5Aに示す上面の端子T1〜T4及び下側の端子T11〜T14の8個から、図5Fに示す上面の端子T1とT23及び下側の端子T123とT14の4個に減らすことができた。
従って、総端子数m1が4個でなおかつ端子間距離が最大になるように配置することができる。図5Eと比べると図5Fは端子数を少なく出来る利点がある。
図6は、4素子の接続と端子の他の例を示す図である。図6Aは4素子コンデンサアレイの内部構成図、図6Bは内部電極の内部構成図、図6Cは内部電極の接続例、図6Dは他の内部電極の接続例、図6Eは図6Cの内部電極の内部構成図、図6Fは図6Dの内部電極の内部構成図である。
図6は内蔵素子数が4の場合の他の例である。図6Dに示したように同一コンデンサの両端子が対面ではなく、それぞれ異なる面(上側と左側又は右側、下側と左側又は右側)に配置されているのが特徴である。
図6A、図6Bは図5A、図5Bと同様である。図6Cは図5Fと同様である。このため、図6A、図6B、図6Cの説明は省略する。
図6Dに示す他の内部電極の接続例では、上側のコンデンサC1とコンデンサC3、及び下側のコンデンサC2とコンデンサC4を内部で接続すると共に、上側のコンデンサC1と下側のコンデンサC2、及び上側のコンデンサC3と下側のコンデンサC4を内部で接続して、図5Fに示す内部電極の接続例の端子位置をそれぞれ異なる面(上側と左側又は右側、下側と左側又は右側)に変形した例である。
すなわち、上側のコンデンサC1のマイナスの内部電極I2とコンデンサC3のマイナスの内部電極I3とを上側のマイナスの内部電極I23で接続し、内部電極I23と端子T23(端子T2、T3は削除)とを接続する。
さらに、上側のコンデンサC1のプラスの内部電極I1と下側のコンデンサC2のプラスの内部電極I11とを左側のプラスの内部電極I111で接続し、内部電極I111と左側の端子T111(端子T1、端子T11は削除)とを接続する。
また、下側のコンデンサC2のマイナスの内部電極I12とコンデンサC4のマイナスの内部電極I13とを下側のマイナスの内部電極I123で接続し、内部電極I123と端子T123(端子T12は削除)とを接続する。
上側のコンデンサC3のプラスの内部電極I4と下側のコンデンサC4のプラスの内部電極I14とを右側のプラスの内部電極I414で接続し、内部電極I414と右側の端子T414(端子T4、端子T14は削除)とを接続する。
図6Eに示す図6Cの内部電極の内部構成図では、図6Bに示した上側のプラスの内部電極I1と下側のプラスの内部電極I11を上側の内部電極I111(細長い長方形)で接続し、上側の内部電極I111は上側の端子T1に接続される。
上側のプラスの内部電極I4と下側のプラスの内部電極I14を下側の内部電極I414(細長い長方形)で接続する。下側の内部電極I414は、下側の端子T14に接続される。
また、上側のマイナスの内部電極I2と上側のマイナスの内部電極I3を上側の内部電極I23(幅広い長方形)で接続し、上側の内部電極I23上側の端子T23に接続される。
下側のマイナスの内部電極I13と下側のマイナスの内部電極I14を下側の内部電極I123(幅広い長方形)で接続する。下側の内部電極I123は、下側の端子T123に接続される。
図6Fに示す図6Dの内部電極の内部構成図では、図6Bに示した上側のプラスの内部電極I1と下側のプラスの内部電極I11を左側の内部電極I111(細長い長方形)で接続し、左側の内部電極I111は左側の端子T111に接続される。
上側のプラスの内部電極I4と下側のプラスの内部電極I14を右側の内部電極I414(細長い長方形)で接続する。右側の内部電極I414は、右側の端子T414に接続される。
また、上側のマイナスの内部電極I2と上側のマイナスの内部電極I3を上側の内部電極I23(幅広い長方形)で接続し、上側の内部電極I23上側の端子T23に接続される。
下側のマイナスの内部電極I13と下側のマイナスの内部電極I14を下側の内部電極I123(幅広い長方形)で接続する。下側の内部電極I123は、下側の端子T123に接続される。
図7は、4素子の内部電極接続と外部電極接続の例を示す図である。図7Aは4素子コンデンサアレイの内部構成図、図7Bは内部電極の内部構成図、図7Cは内部電極の接続例、図7Dは図7Cの内部電極の内部構成図、図7Eは外部電極の接続例、図7Fは図7Dの外部電極の内部構成図である。
図7は内蔵素子数が4の場合の内部電極接続と外部電極接続の例である。図7Cの内部電極のみでなく、図7Eに示したように外部電極により接続されているのが特徴である。
図7A、図7Bは図6A、図6Bと同様である。図7Cは図5Dと同様である。このため、図7A、図7B、図7Cの説明は省略する。
図7Dは図7Cの内部電極の内部構成図では、図7Bに示した上側のマイナスの内部電極I2と上側のマイナスの内部電極I3を上側の内部電極I23(幅広い長方形)で接続し、上側の内部電極I23は、上側の端子T23に接続される。
下側のマイナスの内部電極I13と下側のマイナスの内部電極I14を下側の内部電極I123(幅広い長方形)で接続する。下側の内部電極I123は、下側の端子T123に接続される。
図7Eに示す外部電極の接続例は、上側のコンデンサC1とコンデンサC3、及び下側のコンデンサC2とコンデンサC4の内部電極を、外部電極で接続した例である。
すなわち、上側のコンデンサC1のマイナスの内部電極I230とコンデンサC4のマイナスの内部電極I231とを上側のマイナスの外部電極I232(端子T23と同じ位置)で接続し、外部電極I232と端子T23(端子T2、T3は削除)とを接続する。このとき、端子T23は、端子T2とT3の中間に位置させる。
下側のコンデンサC2のマイナスの内部電極I1230とコンデンサC4のマイナスの内部電極I1231とを下側のマイナスの外部電極I1232(端子T123と同じ位置)で接続し、外部電極I1232と端子T123(端子T12、T13は削除)とを接続する。このとき、端子T123は、端子T12とT13の中間に位置させる。
これにより、外部電極の接続により片側の端面(上面又は下側)端子の位置を均等に配置することができる。
このとき、すべての端子の間隔を広げて配置することができる。
図7Fは図7Dの外部電極の内部構成図では、図7Bに示した上側のマイナスの内部電極I2と上側のマイナスの内部電極I3を、上側の内部電極I230(幅広い長方形)と内部電極I231(幅広い長方形)とで互いに近づけて(又は接続して)、上側のマイナスの外部電極I232に接続する。外部電極I232は、上側の端子T23に接続される。
下側のマイナスの内部電極I12と下側のマイナスの内部電極I13を、下側の内部電極I1230(幅広い長方形)と内部電極I1231(幅広い長方形)とで互いに近づけて(又は接続して)、下側のマイナスの外部電極I1232に接続する。下側のマイナスの外部電極I1232は、下側の端子T1232に接続される。
これにより、電極接続を内部接続又は外部接続により選択して行うことができる。
図8は、3素子の接続と端子の例を示す図であり、図8Aは3素子コンデンサアレイの内部構成図、図8Bは内部電極の内部構成図、図8Cは内部電極の接続例、図8Dは図8Cの内部電極の内部構成図である。
すなわち、コンデンサC11、C12、C13の上側の内部電極I21、I22、I23と、上面の端子T21、T22、T23とが接続される。また、コンデンサC11、C12、C13の下側の内部電極I24、I25、I26と、下面の端子T24、T25、T26とが接続される。
このように3素子コンデンサC11〜C13がアレイ化されている場合の上側の内部電極I21〜I23及び下側の内部電極I24〜I26を図8Bに示している。
図8Bに示したように上側のコンデンサC11、C12、C13の上側のプラスの内部電極I21、I22、I23と、マイナスの内部電極I24、I25、I26(の中心の縦長の長方形部分)が誘電体を挟んで複数(図中では各1つを示している)交互に積層される。
その後、プラス側のみ及びマイナス側(の横長の長方形部分)のみが各々外部電極として接続されて、上側及び下側の端子T21〜T26となる。
図8Cに示す内部電極の接続例では、3素子コンデンサC11とC12、C12とC13のすべてを内部で接続し、図8Cに示す内部電極の接続例の端子数を変形した例である。
すなわち、コンデンサC11とコンデンサC12とを下側の内部電極I245で接続し、内部電極I245と端子T245(端子T25は削除)とを接続する。
コンデンサC12とコンデンサC13とを上側の内部電極I223で接続し、内部電極I223と端子T223(端子T22は削除)とを接続している。
これにより、片側の端面(上面又は下側)端子数m2を2個に減らし、総端子数m1を6個から4個に減らして、上面の端子T21とT223及び下側の端子T245とT26との間隔だけを広げて配置することができる。
図8Dに示す図8Cの内部電極の内部構成は、図8Bに示した下側のマイナスの内部電極I24とI25を下側の内部電極I245で接続し、上側のプラスの内部電極I22とI23を上側の内部電極I223で接続する。
この場合、内部電極に対する端子は均等配置とすることができるため、端子間距離を一定にした場合に端子サイズを最大化することができる。
これにより、3素子内蔵の例では、総端子数を4に減らすことができ、なおかつ端子間距離が最大になるように端子を位置することができる。
なお、各端子のサイズは場所により違っている場合もありうるが、実際の部品では端子サイズは同じとする。
図9は、内部電極接続手順の例を示すであり、図9Aは±パターン積層、図9Bは±パターン同士の積層間接続及び同一平面間接続である。
図9は、図4Bに示す内部電極を、図4Fに示す内部電極接続状態にする際の手順を示すものである。
内部電極接続手順は、以下のように行われる。
まず、図9Aに示すコンデンサC1〜C4の±パターンを形成し、形成された図9Aに示すコンデンサC1〜C4の±パターンを各々交互に積層する。積層数は予め定められた容量が得られる数だけである。
次に、積層された図9Bに示すコンデンサC1〜C4の±パターン同士の積層間を、プラスパターン同士及びマイナスパターン同士で接続する。この±パターン同士の積層間接続は、±パターン同士の積層間のプラスパターン同士及びマイナスパターン同士の上下方向の接続となる。このとき、点線P12で示すように、上側のプラスの内部電極I1の上下方向のプラスパターン同士、内部電極I2の上下方向のプラスパターン同士で積層間を接続する。
また、点線P123で示すように、下側のマイナスの内部電極I12の上下方向のマイナスパターン同士、下側のマイナスの内部電極I13の上下方向のマイナスパターン同士で積層間を接続する。また、点線P34で示すように、上側のプラスの内部電極I3の上下方向のプラスパターン同士、上側のプラスの内部電極I4の上下方向のプラスパターン同士で積層間を接続する。
このとき、積層間接続された図9Bに示すコンデンサC1〜C4の±パターン同士の積層間を内部電極で接続する。この内部電極による接続は、±パターン同士の積層間のプラスパターン同士及びマイナスパターン同士の各積層間において同一平面間での接続となる点が特徴である。このとき、上側のプラスの内部電極I1と内部電極I2の間を内部電極I12で接続する。同様に、各積層間において同一平面間でプラスパターン同士を内部電極で接続する。
また、下側のマイナスの内部電極I12と下側のマイナスの内部電極I13の間を下側のマイナスの内部電極I123で接続する。同様に、各積層間において同一平面間でマイナスパターン同士を内部電極で接続する。
また、上側のプラスの内部電極I3と上側のプラスの内部電極I4の間を上側のプラスの内部電極I34で接続する。同様に、各積層間において同一平面間でプラスパターン同士を内部電極で接続する。
ここでは、上下方向の積層間接続と同一平面間の内部電極接続は、どちらが先でも良く、同時でも良い。
図10は、他の内部電極接続手順の例を示すであり、図10Aは同一平面間接続の±パターン積層、図10Bは同一平面間接続の±パターン同士の積層間接続である。
図10は、図4Bに示す、図4Fに示す内部電極接続状態に用いる内部電極を積層・接続する際の手順を示すものである。
他の内部電極接続手順は、以下のように行われる。
まず、図10Aに示す予め内部電極接続されたコンデンサC1〜C4の±パターンを形成し、形成された図10Aに示す予め内部電極接続されたコンデンサC1〜C4の±パターンを各々交互に積層する。積層数は予め定められた容量が得られる数だけである。
このとき、予め内部電極接続された図10Aに示すコンデンサC1〜C4の±パターン同士の内部電極接続パターンは、±パターン同士の積層間のプラスパターン同士及びマイナスパターン同士の各積層間において同一平面間での接続パターンとなる点が特徴である。
このとき、上側のプラスの内部電極I1と内部電極I2の間を内部電極I12で接続する接続パターンとなる。同様に、各積層間において同一平面間でプラスパターン同士を内部電極で接続する接続パターンとなる。
また、下側のマイナスの内部電極I12と下側のマイナスの内部電極I13の間を下側のマイナスの内部電極I123で接続する接続パターンとなる。同様に、各積層間において同一平面間でマイナスパターン同士を内部電極で接続する接続パターンとなる。
また、上側のプラスの内部電極I3と上側のプラスの内部電極I4の間を上側のプラスの内部電極I34で接続する接続パターンとなる。同様に、各積層間において同一平面間でプラスパターン同士を内部電極で接続する接続パターンとなる。
次に、積層された図10Bに示す同一平面間で接続されている±パターン同士の積層間を、プラスパターン同士及びマイナスパターン同士で接続する。
この±パターン同士の積層間接続は、±パターン同士の積層間のプラスパターン同士及びマイナスパターン同士の上下方向の接続となる。
このとき、点線P12で示すように、上側のプラスの内部電極I1の上下方向のプラスパターン同士、内部電極I2の上下方向のプラスパターン同士で積層間を接続する。
また、点線P123で示すように、下側のマイナスの内部電極I12の上下方向のマイナスパターン同士、下側のマイナスの内部電極I13の上下方向のマイナスパターン同士で積層間を接続する。
また、点線P34で示すように、上側のプラスの内部電極I3の上下方向のプラスパターン同士、上側のプラスの内部電極I4の上下方向のプラスパターン同士で積層間を接続する。
以下に、コンデンサアレイの適用例を示す。
図11は、非接触カードシステムを示す図である。ここでは、非接触ICカードのアンテナ部の容量調節部の適用例を示す。
図11において、この非接触カードシステムは、例えば、定期券に相当するICカード111と、そのICカード111に対して、電磁波を媒体として、非接触で電源となる電力を供給するとともに、データの読み書きやその他必要な処理を行うリーダ/ライタ116とで構成されている。
リーダ/ライタ116においては、断面形状が、例えば長方形とされているループコイル117から、コマンド及び必要ならば書き込みデータが、電磁波として放射され、さらに一定期間、無変調波が放射される。すなわち、まずCPU119において、所定のプログラムに従い、所定の変調波に対応した電圧をループコイル117に印加するように、変調/復調回路118が制御される。
変調/復調回路118のうちの変調処理を行う変調回路は、例えば、所定の周波数(例えば、14MHz)のキャリアを発生するキャリア発生器、及びCPU119の制御に従って増幅率が変化する駆動回路(アンプ)から構成されている。そして、駆動回路には、キャリア発生器からキャリアが入力されるようになされている。
駆動回路は、複数のループアンテナ117それぞれの、2次コイルとコンデンサとの接続点の電圧を検波したものに重み付けをして加算する加算手段をさらに備える。駆動回路の増幅率は、ICカード111に対して送信すべきコマンドや書き込みデータなどに対応して、CPU119に制御される。従って、駆動回路では、キャリアが、ICカード111に対して送信すべきコマンドや書き込みデータなどに従って振幅変調されて出力される。
駆動回路の出力端子は、アンテナ(ループアンテナ)であるコイル(ループコイル)117に接続されている。従って、駆動回路より出力された振幅変調波は、ループコイル117に供給される。すなわち、ループコイル117には、振幅変調波に対応する電圧が印加される。これにより、ループコイル117では、その電圧に対応した電流が流れ、その電流の変化に対応した磁束(磁界)が発生する。
すなわち、ループコイル117からは、駆動回路より出力された振幅変調波が、電磁波として放射される。
その後、リーダ/ライタ116では、CPU119によって、駆動回路の増幅率が一定値になるように制御される。これにより無変調波が、上述した振幅変調波と同様にして、電磁波として放射される。
そして、ICカード111から応答があったか否かが判定される。ここで、ICカード111から応答があったか否かは、次のようにして判定される。すなわち、ICカード111においては、図11には図示していないが、例えば、ループコイル117とコンデンサ(共振容量)とが並列に接続されて共振回路が構成されている。
さらに、コンデンサには、コンデンサとスイッチ(例えば、FETなど)とが直列接続された直列回路が並列接続されている。従って、スイッチがオン/オフすることで、共振回路は、ループコイル及びコンデンサ、又はループコイル、及び他のコンデンサで構成されるようになり、その共振周波数(インピーダンス)が変化するようになされている。
ICカード111では、リーダ/ライタ116に応答する場合、電圧制御可変コンデンサ113の容量を可変にする制御信号をオン/オフするようになされている。これにより、ループコイル117と電圧制御可変コンデンサ113とで構成する共振回路の共振周波数(インピーダンス)を変化させる。
この場合、ICカード111とリーダ/ライタ116とが、ループコイル112と117との間で相互誘導を生じる距離にあることが前提となる。なお、ICカード111もリーダ/ライタ116と同様にスイッチにより共振回路に接続されるコンデンサの容量を変化させるようにしてもよい。
上述したように無変調波に対応する電磁波を放射しているリーダ/ライタ116の駆動回路とループコイル117との接続点(ループコイルの端子)からループアンテナ117側を見たインピーダンスは、スイッチのオン/オフに対応して変化する。
従ってループアンテナ117の接続点の電圧も変化することになる。この間の電圧は、変調/復調回路118で検波、復調され、CPU119に供給される。ICカード111から応答があったか否かは、CPU119において、変調/復調回路118からの信号(復調信号)に基づいて判定される。
CPU119において、ICカード111から応答がなかったと判定された場合、ICカード111から応答があるまで、上述したようにして振幅変調波と無変調波とを放射する処理が繰り返される。すなわち、ICカード111から応答がなかったと判定された場合とは、ICカード111とリーダ/ライタ116とが、ループコイル112とループコイル117との間で相互誘導を生じる距離にない場合である。
一方、CPU119において、ICカード111から応答があったと判定された場合、上述したように得られる応答としての変調/復調回路118からの復調信号に基づいて、必要な処理が行われる。
すなわち、図11の非接触カードシステムが、例えば自動改札システムである場合には、CPU119によって、ディスプレイ120やアクセスコントローラ121、その他の装置が制御される。ディスプレイ120に必要な表示がなされるとともに、アクセスコントローラ121によって、扉(図示せず)の開閉が行われる。さらに、その他の装置において、所定の処理が行われる。
次に、図11に示したICカード111について説明する。ICカード111では、まず、最初に、リーダ/ライタ116から放射された電磁波が受信される。すなわち、ICカード111が、リーダ/ライタ116に近づけられると、ループコイル112と117との間で相互誘導を生じる距離となる。そこで、ループコイル112は、ループコイル117より放射された電磁界(磁束)のうち、そこに鎖交する磁束の変化(磁界の変化)に応じて逆起電力を生じる。
図12は、ICカード用アンテナの共振回路への適用例を示す図である。
ここで、図11に電圧制御可変コンデンサ113で示すように、ICカード111においては、図12に示したように、ループコイル112は、電圧制御可変コンデンサ113と並列に接続され、これにより共振回路が構成されている。
従って、ループコイル112で発生した電圧のうち、ループコイル112及び電圧制御可変コンデンサ113で構成される共振回路の共振周波数を中心とする所定の周波数帯域のものは、効率良く、後段のIC114に供給される。
なお、ループコイル112及び電圧制御可変コンデンサ113で構成される共振回路の共振周波数は、例えばリーダ/ライタ116が有するキャリア発生器が発生するキャリアの周波数と同一となるように構成されている。
そして、IC114に対し、上述した相互誘導に基づく逆起電力による電源の供給が開始される。その後、ループコイル112及び電圧制御可変コンデンサ113で構成される共振回路を通過した信号が検波される。
すなわち、ループコイル112及び電圧制御可変コンデンサ113で構成される共振回路を通過した信号は、図示せぬ整流/検波用のダイオード及び平滑用のコンデンサを介することにより、整流、平滑化され(リップルが除去され)、電源レギュレータ115に供給される。そして、電源レギュレータ115では、そこに入力された信号が安定化されることにより所定の一定電圧とされ、これが、電源として、IC114に供給される。
以上のようにして、IC114に電源が供給され、その動作が可能な状態となった後、ループコイル112及び電圧制御可変コンデンサ113で構成される共振回路を通過した信号は、上述した整流/検波用のダイオードを介することにより検波される。さらに図示せぬ交流結合用のコンデンサを介することにより、直流分が除去されて、IC114に供給される。
IC114では、そこに入力された信号に含まれるコマンドが解釈され、そのコマンドに対応した処理が行われる。すなわち、そのコマンドが、例えば書き込みを要求するものである場合には、入力された信号に含まれるデータ(書き込みデータ)が、図示せぬメモリ(例えば、不揮発性メモリなど)に書き込まれる。
また、コマンドが、例えば読み出しを要求するものである場合には、メモリからデータが読み出される。そのデータに対応して、電圧制御可変コンデンサ113の制御信号(+)123及び制御信号(−)124による容量可変制御がなされる。制御信号(+)123及び制御信号(−)124は、絶対値が同じで極性が異なる差動方式の信号である。
ここで、制御信号(+)123及び制御信号(−)124は、IC114の制御に従ってオン/オフする。例えば、通常は、電圧制御可変コンデンサ113の容量が比較的大きいオフ状態になっている。制御信号(+)123及び制御信号(−)124がオンになった場合には、電圧制御可変コンデンサ113の容量が比較的小さい値に減少する。
このため、ループコイル112及び電圧制御可変コンデンサ113でなる並列共振回路が共振周波数で共振されることになる。上述したようにして、リーダ/ライタ116におけるループアンテナ117の接続点の電圧は、読み出されたデータに対応して変化することになる。
なお、ループコイル112及び電圧制御可変コンデンサ113で構成される共振回路にスイッチを介してコンデンサを並列接続することにより容量を可変制御するようにして、並列共振回路が共振周波数で共振されるようにしても良い。
なお、図11では、ICカード111に電源を設けず、リーダ/ライタ116から電源の供給を受けるようにしたが、ICカード111自体に電源を設けるようにすることも可能である。
例えば、携帯電話等の携帯用電子機器にICカード111を添付して使用する場合には、携帯電話の電源を用いることができる。
ここで、製造工程のICカード111へのループアンテナ112の貼り付けや、携帯電話へのICカード111の貼り付けにより、ループアンテナ112の容量が変化することがある。また、共振回路にスイッチを介してコンデンサを並列接続する場合には、ループアンテナ112の一部を使用してカード基板の表面及び裏面から導電材で挟むことによりコンデンサとして用いている。このため、環境変化によりカード基板材料の膨張又は収縮が発生してこのコンデンサの容量変化が発生する。
従って、ループコイル112及び電圧制御可変コンデンサ113でなる並列共振回路の共振周波数が変化する。これにより、ICカード111とリーダ/ライタ116間の通信が途切れたり、不可能になることが想定される。
そこで、製造工程における容量変化分を電圧制御可変コンデンサ113の制御によって調整する。すなわち、電圧制御可変コンデンサ113において制御信号(+)123及び制御信号(−)124による容量の可変制御がなされる。電圧制御可変コンデンサ113の容量を環境変化による容量変化分だけ調節する。
制御信号(+)123及び制御信号(−)124は、絶対値が同じで極性が異なる差動方式の信号である。これにより、ループコイル112及び電圧制御可変コンデンサ113とで形成される共振回路の共振周波数は、ICカード111とリーダ/ライタ116間の通信が可能な適正な値に調節される。
このとき、本実施の形態のコンデンサアレイは、図11に示した電圧制御可変コンデンサ113に限らず、IC114や、電源レギュレータ115に用いられる。ここで、ICカード111は、仕様としてその厚さや面積が決まっているため、これに使用するコンデンサアレイの積層数、端子間距離や面積が限定される。
そこで、本実施の形態のコンデンサアレイを用いることにより、コンデンサアレイ自体の小型化を図ることができるので、ICカード111の仕様を満足するようにすることができる。例えば、ICカード111の仕様では、760μmの厚さで、0.2mm×0.4mmの面先にコンデンサアレイを配置することが要求される。
なお、上述した本実施の形態例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない限り、適宜変更しうることは言うまでもない。
1…可変コンデンサC1、2…可変コンデンサC2、3…可変コンデンサC3、4…可変コンデンサC4、T1〜T4、T11〜T14…端子、21…可変コンデンサC11、22…可変コンデンサC12、13…可変コンデンサC13、T21〜T26…端子、I1〜I4、I11〜I14…内部電極、I12、I34、I123、I134…内部電極、T123、T12、T34、T23、T111、T414…端子、I23、I123、I111、I414…内部電極

Claims (9)

  1. 複数の可変コンデンサが内蔵されるコンデンサアレイにおいて、
    各可変コンデンサは正負の電極が交互に複数積層されていて、
    ある可変コンデンサの各層の電極と隣接する他の可変コンデンサの同一平面上の各層の電極とを直列接続となるように接続することにより、
    総端子数m1が可変コンデンサ数nに対してm1<2nの関係となるように構成されると共に、
    同一端面での端子数m2が可変コンデンサ数nに対してm2<nの関係となるように構成され、該端面の数は2であることを特徴とするコンデンサアレイ。
  2. 複数の可変コンデンサが内蔵されるコンデンサアレイにおいて、
    各可変コンデンサは正負の電極が交互に複数積層されていて、
    ある可変コンデンサの各層の電極と隣接する他の可変コンデンサの同一平面上の各層の電極とをブリッジ構成となるように接続することにより、
    総端子数m1が可変コンデンサ数nに対してm1<2nの関係となるように構成されると共に、
    同一端面での端子数m2が可変コンデンサ数nに対してm2<nの関係となるように構成され、該端面の数は2であることを特徴とするコンデンサアレイ。
  3. 請求項1又は2記載のコンデンサアレイにおいて、
    上記複数のコンデンサのそれぞれは、同一平面内に配置されることを特徴とするコンデンサアレイ。
  4. 請求項1又は2記載のコンデンサアレイにおいて、
    同一端面又は対向する端面に位置する端子は、同一の可変コンデンサの正負の電極に接続されることを特徴とするコンデンサアレイ。
  5. 請求項1又は2記載のコンデンサアレイにおいて、
    同一端面に位置する端子が等間隔又は異なる間隔に配置されることを特徴とするコンデンサアレイ。
  6. 請求項1又は2記載のコンデンサアレイにおいて、
    各可変コンデンサの内部電極間が接続されることにより、同一平面上の各層の電極間が接続されることを特徴とするコンデンサアレイ。
  7. 請求項1又は2記載のコンデンサアレイにおいて、
    4端面のうちの異なる端面に位置する端子が、同一の可変コンデンサの正負の電極に接続されることを特徴とするコンデンサアレイ。
  8. 請求項1又は2記載のコンデンサアレイにおいて、
    複数の可変コンデンサの正負の電極が交互に複数積層された後に、
    接続すべき一方の可変コンデンサの各層の電極と他方の可変コンデンサの同一平面上の各層の正負の電極同士をそれぞれ接続すると共に、交互に複数積層された正負の電極をそれぞれ複数積層間で接続することを特徴とするコンデンサアレイ。
  9. 請求項1又は2記載のコンデンサアレイにおいて、
    接続すべき一方の可変コンデンサの各層の正負の電極と他方の可変コンデンサの同一平面上の各層の正負の電極同士をそれぞれ接続した正負の電極パターンを形成し、
    前記同一平面上で接続された正負の電極パターンが交互に複数積層された後に、
    交互に複数積層された正負の電極パターンをそれぞれ複数積層間で接続することを特徴とするコンデンサアレイ。
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