JP2013164953A - コンタクト、コネクタ、および接続装置 - Google Patents

コンタクト、コネクタ、および接続装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンタクトに対していずれか一方の接続対象物が挿入された状態での、コンタクトと接続対象物との間の相対的な移動を円滑にするとともに、コンタクトおよび接続対象物の良好な表面状態を維持するコンタクト、コネクタ、および接続装置を提供すること。
【解決手段】第1接触部53間の間隔W1は、コンタクト40に対して第1接続対象物91および第2接続対象物83が挿入されていない状態で、第1接続対象物91の厚みT1より小さく設定され、第2接触部54間の間隔W2は、コンタクト40に対して第1接続対象物91および第2接続対象物83が挿入されていない状態で、第2接続対象物83の厚みT2より大きく設定され、第1接触部53間に第1接続対象物91が挿入されることで、第2接触部54間の間隔が狭まり第2接触部54間で第2接続対象物83を挟むように、一対の導電部50が相対的に移動するように構成されているコンタクト40。
【選択図】図5

Description

本発明は、コンタクト、コネクタ、および接続装置に関する。
従来、図19および図20に示すように、相互に上下方向に離間配置された一対の細長導電セグメント310と、細長導電セグメント310間に取り付けられ細長導電セグメント310同士を相互に接近させる方向に付勢するバネ手段320とを備えるコンタクト300が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この従来のコンタクト300では、細長導電セグメント310に形成された孔311に対して上下変位制限軸340を遊嵌状に貫挿することで、細長導電セグメント310の上下方向の変位量を規制するとともに、細長導電セグメント310を支持している。上下変位制限軸340の両端は、図20に示すように、細長導電セグメント310に並列配置されたフレーム350に連結され支持されている。
また、この従来のコンタクト300は、図19に示すように、一対の細長導電セグメント310が第1接触部312Aおよび第2接触部312Bをそれぞれ有し、挿入された第1接続対象物330Aを第1接触部312A間で挟むとともに、挿入された第2接続対象物330Bを第2接触部312B間で挟むことで、第1接続対象物330Aと第2接続対象物330Bとを接続する。
第1接触部312A間の間隔W1は、第1接触部312A間に第1接続対象物330Aが挿入されていない状態で、第1接続対象物330Aの厚みT1より小さく設定されている。また、第2接触部312B間の間隔W2は、第2接触部312B間に第2接続対象物330Bが挿入されていない状態で、第2接続対象物330Bの厚みT2より小さく設定されている。
特開2009−218063号公報
ところが、従来のコンタクト300では、コンタクト300に対していずれか一方の第1接続対象物330Aまたは第2接続対象物330Bのみ(以下では、第2接続対象物330Bのみ)が挿入された状態では、第2接続対象物330Bが第2接触部312Bによって隙間なく掴み持たれるため、コンタクト300に対して第2接続対象物330Bのみが挿入された後に第2接続対象物330Bとコンタクト300との間に相対的な移動が生じる場合、第2接続対象物330Bとコンタクト300との間の相対的に移動を円滑に行うことができないという問題があり、また、この状態で、第2接続対象物330Bとコンタクト300とを無理に相対的に移動させた場合には、第2接続対象物330Bおよび第2接触部312Bの表面が過度に擦られ、第2接触部312Bおよび第2接続対象物330Bの良好な表面状態を維持できず、接触信頼性を損なうという問題があった。
そこで、本発明は、従来の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、コンタクトに対していずれか一方の接続対象物が挿入された状態での、コンタクトと接続対象物との間の相対的な移動を円滑にするとともに、コンタクトおよび接続対象物の良好な表面状態を維持するコンタクト、コネクタ、および接続装置を提供することである。
本発明のコンタクトは、第1接触部および第2接触部をそれぞれ有する一対の導電部を備え、前記第1接触部間で第1接続対象物を挟むとともに、前記第2接触部間で第2接続対象物を挟んで、前記第1接続対象物と前記第2接続対象物とを接続するコンタクトであって、前記第1接触部間の間隔は、前記コンタクトに対して前記第1接続対象物および前記第2接続対象物が挿入されていない状態で、前記第1接続対象物の厚みより小さく設定され、前記第2接触部間の間隔は、前記コンタクトに対して前記第1接続対象物および前記第2接続対象物が挿入されていない状態で、前記第2接続対象物の厚みより大きく設定され、前記第1接触部間に前記第1接続対象物が挿入されることで、前記第2接触部間の間隔が狭まり前記第2接触部間で前記第2接続対象物を挟むように、前記一対の導電部が相対的に移動するように構成されていることにより、前述した課題を解決したものである。
前記一対の導電部は、それぞれ別体に形成され、前記一対の導電部は、ベース部と、前記ベース部に形成された取付部とをそれぞれ有し、前記一対の導電部は、前記取付部間に取り付けられた付勢部材によって相互に接近する方向に付勢されていてもよい。
前記一対の導電部のうち少なくとも一方は、他方の前記導電部に向けて延び他方の前記導電部に当接して他方の前記導電部を支持する支持部を有していてもよい。
前記一対の導電部は、他方の前記導電部の一部分に対して前記付勢部材による付勢方向とは異なる方向に当接し前記付勢方向とは異なる方向における前記一対の導電部間の相対的な移動を規制する移動規制部をそれぞれ有していてもよい。
前記一対の導電部は、同一形状を有していてもよい。
前記一対の導電部は、平面上に展開した場合に重複する部分の無い形状を有していてもよい。
前記導電部は、純銅の導電率を100%とすると導電率が50%以上の金属または合金から成形されていてもよい。
前記支持部は、一方の前記導電部の前記ベース部と他方の前記導電部の前記ベース部とが非平行になるように、他方の前記導電部を支持し、他方の前記導電部に当接する前記支持部の当接面は、他方の前記導電部に面接触するように傾斜していてもよい。
本発明のコネクタは、前記コンタクトを備えていることにより、前述した課題を解決したものである。
本発明の接続装置は、前記コンタクトと、前記第1接続対象物と、前記第2接続対象物とを備えていることにより、前述した課題を解決したものである。
本発明では、コンタクトに対して第2接続対象物のみが挿入された状態では、第2接触部の少なくとも一方と第2接続対象物との間には隙間が生じ、コンタクトに対して第2接続対象物のみが挿入された後にコンタクトと第2接続対象物との間に相対的な移動が生じる場合であっても、第2接触部と第2接続対象物との間の干渉が小さい(または無い)ため、コンタクトと第2接続対象物との間の相対的な移動が円滑になり、また、第2接触部と第2接続対象物とが過度に擦られることがないため、第2接触部および第2接続対象物の良好な表面状態を維持して、接触信頼性が低下することを回避できる。
第1実施例のコンタクトを第1ハウジングおよび第2ハウジングと共に示す斜視図である。 コネクタの使用態様図である。 コネクタを接続対象物と共に示す斜視図である。 第1ハウジングに対して第2ハウジングをスライドさせた際のコンタクトの状態を説明する説明図である。 コンタクトの組み付け前の状態を示す斜視図である。 コンタクトの組み付け途中の状態を示す斜視図、および、コンタクトを切断して示す説明図である。 コンタクトの組み付け後の状態を示す斜視図、および、コンタクトを切断して示す説明図である。 第2実施例のコンタクトの組み付け前の状態を示す斜視図である。 第2実施例のコンタクトの組み付け途中の状態を示す斜視図、および、コンタクトを切断して示す説明図である。 第2実施例のコンタクトの組み付け後の状態を示す斜視図、および、コンタクトを切断して示す説明図である。 第3実施例のコンタクトの組み付け前の状態を示す斜視図である。 第3実施例のコンタクトの組み付け後の状態を示す斜視図である。 第3実施例のコンタクトを構成する導電部材を示す斜視図である。 第3実施例の変形例のコンタクトの導電部材を示す説明図である。 第3実施例の変形例のコンタクトに接続対象物が挿入されていない状態を示す説明図である。 第3実施例の変形例のコンタクトの第2接触部間のみに接続対象物が挿入された状態を示す説明図である。 第3実施例の変形例のコンタクトの第1接触部間および第2接触部間の両方に接続対象物が挿入された状態を示す説明図である。 コンタクトの変形例を示す説明図である。 従来のコンタクトを示す説明図である。 従来のコンタクトを図19とは異なる位置でみて示す説明図である。
以下、本発明の複数の実施例を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、導電部材の長手方向を第1方向X、付勢部材の付勢方向を第2方向Y、第1方向Xおよび第2方向Yに直交する方向を第3方向Zとして規定する。なお、以下に示す実施例では、第1方向Xに対して第2方向Yが直交するものとして説明するが、第2方向Yが第1方向Xに直交しないものとして構成してもよい。
コネクタ10は、2次電池用コネクタであり、図1乃至図3に示すように、バッテリ(2次電池)82を内蔵した電池ユニット80のケーシング81に取り付けられ、電池ユニット80を収容ラック(図示しない)に挿入した際に、収容ラック(図示しない)に取り付けられたラック側コネクタ90に嵌合し、電池ユニット80に内蔵されバッテリ82に接続されたブスバー83と、ラック側コネクタ90に設けられたラック側コンタクト91との間を電気的に接続するものである。
コネクタ10は、図1乃至図4に示すように、第1ハウジング20と、第1ハウジング20に対して相対的に第2方向Yにスライド可能に取り付けられる第2ハウジング30と、第1ハウジング20および第2ハウジング30により構成されたコンタクト収容部70に収容される電源供給用のコンタクト40と、第1ハウジング20に取り付けられ信号用コンタクト(図示しない)を保持する信号用ハウジング71とを備えている。
第1ハウジング20は、絶縁性樹脂から形成され、電池ユニット80のケーシング81に形成された取り付け開口部81aに対して第2方向Yおよび第3方向Zに遊び(隙間)を有し、ケーシング81に対して第2方向Yおよび第3方向Zに移動可能な状態で、スペーサ84およびボルト85を用いて、ケーシング81に取り付けられている。
第1ハウジング20は、図1乃至図4に示すように、コンタクト40の一部を収容する第1収容部21と、第1収容部21内へラック側コンタクト91を挿入させる第1開口部22と、後述する第2ハウジング30の取付バネ部33を第2方向Yにスライド可能な状態で支持するスライドガイド部23と、コンタクト収容部70内におけるコンタクト40の位置および姿勢を制御する第1制御部24と、第3方向Zにおけるコンタクト40の位置を規制する第1位置規制部(図示しない)と、信号用ハウジング71を保持する信号用ハウジング保持部26とを一体に有している。
第1収容部21は、図1や図4に示すように、第2ハウジング30側において開口し、第2ハウジング30に形成された第2収容部31と共にコンタクト収容部70を構成している。
第1制御部24は、図1乃至図4に示すように、第1収容部21を規定する第1ハウジング20の内壁から第1収容部21内に向けて第3方向Zに沿って延出され、第1方向Xにおけるコンタクト40の支持部56、57と第1接触部53との間の領域で、一対の導電部材50間に介在している。第1制御部24は、第2ハウジング30に形成された第2制御部34と協働して、コンタクト収容部70内におけるコンタクト40の姿勢(具体的には、第1方向Xおよび第2方向Yにより規定される平面内における姿勢)を制御している。更に詳しくは、第1制御部24は、第1ハウジング20と第2ハウジング30との間の相対的な位置関係に関わらず、第1開口部22から挿入されるラック側コンタクト91が第1接触部53間に入り込むことが可能である程度に、第1ハウジング20に形成された第1開口部22と第1接触部53との位置関係を制御する。また、第1制御部24は、第1接触部53間に対するラック側コンタクト91の挿入時に、第1方向Xにおけるラック側コンタクト91の挿入位置(挿入の深さ)を規制する部位として機能する。
第2ハウジング30は、絶縁性樹脂から形成され、第1ハウジング20に対して第2方向Yにスライド可能な状態で取り付けられている。
第2ハウジング30は、図1や図4に示すように、コンタクト40の一部を収容する第2収容部31と、第2収容部31内へブスバー83を挿入させる第2開口部32と、第1ハウジング20のスライドガイド部23に取り付けられる取付バネ部33と、コンタクト収容部70内におけるコンタクト40の位置および姿勢を制御する第2制御部34と、第3方向Zにおけるコンタクト40の位置を規制する第2位置規制部(図示しない)と、ブスバー83を第2開口部32に向けて誘導するガイド部36とを一体に有している。
第2収容部31は、図4に示すように、第1ハウジング20側において開口し、第1ハウジング20に形成された第1収容部21と共にコンタクト収容部70を構成している。
第2制御部34は、図4に示すように、第2収容部31を規定する第2ハウジング30の内壁から第2収容部31内に向けて第3方向Zに沿って延出され、第1方向Xにおけるコンタクト40の支持部56、57と第2接触部54との間の領域で、一対の導電部材50間に介在している。第2制御部34は、第1ハウジング20に形成された第1制御部24と協働して、コンタクト収容部70内におけるコンタクト40の姿勢(具体的には、第1方向Xおよび第2方向Yにより規定される平面内における姿勢)を制御している。更に詳しくは、第2制御部34は、第1ハウジング20と第2ハウジング30との間の相対的な位置関係に関わらず、第2開口部32から挿入されたブスバー83が第2接触部54間に入り込むことが可能である程度に、第2ハウジング30に形成された第2開口部32と第2接触部54との位置関係を制御する。また、第2制御部34は、第2接触部54間に対するブスバー83の挿入時に、第1方向Xにおけるブスバー83の挿入位置(挿入の深さ)を規制する部位として機能する。
コンタクト40は、電源供給用のソケットコンタクトであり、図1に示すように、コネクタ10に形成された各コンタクト収容部70内に、第3方向Zに並列した状態で、2つ1組で配置されている。各コンタクト40は、第1ハウジング20および第2ハウジング30を含むいずれの部材との間においても遊び(隙間)をもった状態で収容され、換言すると、各コンタクト40は、第1ハウジング20および第2ハウジング30を含むいずれの部材に対しても固定されていない。
各コンタクト40は、図5に示すように、一対の導電部材50と、一対の導電部材50間に取り付けられ一対の導電部材50を相互に接近させる方向に付勢する付勢部材60とから構成されている。なお、本実施例では、付勢部材60は、図6に示すように、コイルバネから構成されているが、具体的な態様はこれに限定されず、例えば、ゴム等の弾性部材から構成されてもよい。
一対の導電部材50は、非弾性の導電性金属(タフピッチ銅、純度99%程度の銅)から形成され、それぞれ同一形状を有している。本実施例では、導電部材50は、純銅の導電率を100%とすると50%以上の導電率を有する。導電部材50は、金属板を所定形状に打抜き加工した後に所定箇所に曲げ加工を施すことにより形成され、平面上に展開した場合に重複する部分の無い形状を有している。
各導電部材50は、図5に示すように、一対の導電部材50間で対向して離間配置されるベース部51と、各ベース部51に形成され付勢部材60が取り付けられる取付部52と、第1方向Xにおける取付部52の両側にそれぞれ形成される第1接触部53および第2接触部54と、ベース部51および第1支持部56および第2支持部57に跨って形成される取付用孔部55と、第3方向Zにおけるベース部51の両端から他方の導電部材50に向けてそれぞれ延び付勢部材60による付勢力に抗して他方の導電部材50を支持する第1支持部56および第2支持部57とをそれぞれ有している。
ベース部51は、第1方向Xにおける寸法が、第3方向Zにおける寸法より長く形成されている。
取付部52は、ベース部51から取付用孔部55側へ延出し、フック状に形成されている。一方の導電部材50の取付部52と、他方の導電部材50の取付部52とは、第2方向Yにおいて対向している。
第1接触部53は、第1方向Xにおけるベース部51の一端から第2方向Yに沿って突出形成され、コンタクト40の組み付け後の状態で、第2方向Yにおいて他方の導電部材50の第1接触部53に対向する。第1接触部53は、第1収容部21内に配置され、他方の導電部材50の第1接触部53と協働してラック側コンタクト91を挟持しラック側コンタクト91に接続される。
第2接触部54は、第1方向Xにおけるベース部51の他端から第2方向Yに沿って突出形成され、コンタクト40の組み付け後の状態で、第2方向Yにおいて他方の導電部材50の第2接触部54に対向する。第2接触部54は、第2収容部31内に配置され、他方の導電部材50の第2接触部54と協働してブスバー83を挟持しブスバー83に接続される。
取付用孔部55は、付勢部材60を取付部52に取り付ける際の取付スペースとして機能する。
第1支持部56は、ベース部51の第3方向Zにおける一端から第2方向Yに沿って立設されている。第1支持部56は、他方の導電部材50に対向する側面から第2方向Yに沿って突出形成された第1突部56aを、第1方向Xにおける両端にそれぞれ有している。
第2支持部57は、ベース部51の第3方向Zにおける他端から第2方向Yに沿って立設されている。第2支持部57は、他方の導電部材50に対向する側面から第2方向Yに沿って突出形成された第2突部57aを有している。この第2突部57aは、コンタクト40の組み付け後の状態で、他方の導電部材50の一対の第1突部56aの間に、第1方向Xに遊びを持った状態で配置される。
第1接触部53と、取付部52と、第2接触部54とは、第1方向Xに、ほぼ一直線上に配置されている方が、コンタクト40の動きがスムーズであり、良好な接触となる。
図3、図7に示すように、相互に対向する第1接触部53間の間隔W1は、コンタクト40に対してラック側コンタクト91およびブスバー83が挿入されていない状態で、ラック側コンタクト91の厚みT1より小さく設定されている。
相互に対向する第2接触部54間の間隔W2は、コンタクト40に対してラック側コンタクト91およびブスバー83が挿入されていない状態で、ブスバー83の厚みT2より大きく設定されている。
各コンタクト40は、図7に示すように、一対の導電部材50に付勢部材60を取り付け、一対の導電部材50間で第1支持部56と第2支持部57とを相互に係合させた状態で、組み付け後の立体構造が自律的に維持されるように構成されている。
具体的には、本実施例では、コンタクト40の組み付け状態で、他方の導電部材50に対向する第2突部57aの側面と、他方の導電部材50に対向する第1支持部56の側面とが、第2方向Yに相互に当接する当接部58としてそれぞれ機能する。
また、第1方向Xにおける第1突部56aの内側面と、第1方向Xにおける第2突部57aの外側面とが、第1方向Xに相互に対向し、第1方向Xにおける一対の導電部材50間の相対的な移動を規制する移動規制部59としてそれぞれ機能する。
ここで、第2方向Yにおける第1突部56aの寸法は、コンタクト40に対して接続対象物が挿入されていない場合、第2接触部54間にのみ接続対象物が挿入された場合、第2接触部54間および第1接触部53に接続対象物が挿入された場合、のいずれの場合であっても、第2突部57aの外側面に対して第1方向Xに対向するように設定されている。
各コンタクト40は、前述したように、第1ハウジング20に形成された第1制御部24と、第2ハウジング30に形成された第2制御部34とにより、コンタクト収容部70内における姿勢および位置(具体的には、第1方向Xおよび第2方向Yにより規定される平面内における位置および姿勢)を制御され、また、第1ハウジング20に形成された第1位置規制部(図示しない)と、第2ハウジング30に形成された第2位置規制部(図示しない)とにより、コンタクト収容部70内における第3方向Zにおける位置を規制されている。
付勢部材60は、図6や図7に示すように、一対の導電部材50にそれぞれ形成された取付部52間に取り付けられ、コンタクト40を構成する一対の導電部材50にそれぞれ形成されたベース部51および第1支持部56および第2支持部57により規定された空間内に配置されている。
つぎに、コンタクト40の組み付け方法について、図6および図7に基づいて以下に説明する。
まず、図6に示すように、各導電部材50を第3方向Zに相互にずらして配置し、各導電部材50に形成された取付部52に付勢部材60の両端を係合させることが可能な位置まで、取付部52同士を接近させる。
次に、図6に示すように、各導電部材50に形成された取付部52に付勢部材60の両端を係合させる。
次に、図7に示すように、一対の導電部材50間の相対的な姿勢を調整し、付勢部材60を伸ばして、一方の導電部材50の第1支持部56と他方の導電部材50の第2支持部57とを係合させることにより、コンタクト40の組み付けが完了する。
つぎに、コネクタ10の組み付け方法について、主に図1に基づいて説明する。
まず、第1ハウジング20の第1収容部21に対して、コンタクト40を挿入する。
ここで、第2方向Yに対向する第1接触部53間の間隔は、第1ハウジング20に形成された第1制御部24の幅寸法(第2方向Yにおける幅寸法)より狭く設定されている。そのため、第1ハウジング20に対するコンタクト40の挿入時には、第1制御部24により第1接触部53間の間隔が一旦は広げられ、更にコンタクト40の挿入を押し進めると、第1接触部53が第1制御部24を乗り越えて第1接触部53間の間隔が元の間隔に復帰し、コンタクト40が第1制御部24により第1方向Xに抜け止めされる。
このように、第1ハウジング20に対するコンタクト40の取り付けは、第1収容部21に対するコンタクト40の挿入の一動作により達成される。
次に、取付バネ部33側を先頭にして第2ハウジング30を第1ハウジング20に対して挿入する。
この際、第1ハウジング20に接触して取付バネ部33が一旦は弾性変形し、更に第1ハウジング20への挿入を押し進めると、取付バネ部33が弾性復帰し、第1ハウジング20のスライドガイド部23に係合して、第2ハウジング30が第1ハウジング20に対して抜け止めされる。
ここで、第2方向Yに対向する第2接触部54間の間隔は、第2制御部34の幅寸法(第2方向Yにおける幅寸法)以上に設定されている。そのため、第1ハウジング20に対する第2ハウジング30の挿入時には、第2接触部54と第2制御部34とが相互に引っ掛かることなく、第1ハウジング20に対する第2ハウジング30の挿入を円滑に行うことができる。
このように、第1ハウジング20に対する第2ハウジング30の取り付けは、第1ハウジング20に対する第2ハウジング30の挿入の一動作により達成される。
なお、第1制御部24と同様に、第2制御部34の幅寸法を、第2接触部54間の間隔より大きく設定してもよい。
つぎに、コンタクト40に対してブスバー83およびラック側コンタクト91が挿入される際の各部の動作について以下に説明する。
まず、第2接触部54間にブスバー83が挿入された際には、第2接触部54間の間隔W2がブスバー83の厚みT2より大きいため、第2接触部54の少なくとも一方とブスバー83との間に隙間が生じる。
つぎに、第1接触部53間にもラック側コンタクト91が挿入された際には、第1接触部53間の間隔W1がラック側コンタクト91の厚みT1より小さいため、第1接触部53間の間隔W1が押し広げられ、これにより、一対の導電部材50が相対的に回動して第2接触部54間の間隔W2が狭まり、ブスバー83が第2接触部54によって挟まれる。
このようにして得られた本実施例においては、第1接触部53間の間隔W1がラック側コンタクト91の厚みT1より小さく、第2接触部54間の間隔W2がブスバー83の厚みT2より大きく設定されていることにより、第2接触部54間にブスバー83のみが挿入された状態では、第2接触部54の少なくとも一方とブスバー83との間には隙間が生じる。これにより、コネクタ10とラック側コネクタ90との嵌合時など、コンタクト40が第3方向Zにフローティングする際に、ブスバー83と第2接触部54との間の干渉が小さい(または無い)ため、コンタクト40のフローティングが円滑に行われ、また、ブスバー83および第2接触部54の表面が過度に擦られることがないため、ブスバー83および第2接触部54の良好な表面状態を維持でき、接触信頼性が低下することを回避できる。
また、付勢部材60の付勢力に抗して他方の導電部材50を支持する支持部56、57を導電部材50に一体に形成することにより、追加部材を必要とすることなく組み付け後のコンタクト40の立体形状を維持することが可能であるため、部品点数を低減できる。
また、一対の導電部材50に形成された取付部52に付勢部材60を取り付けた後、一方の導電部材50に形成された支持部56、57が他方の導電部材50の所定箇所に当接するように、一対の導電部材50の相対的な姿勢を調整する作業のみで、コンタクト40の組み付けを達成するため、コンタクト組み付けに係る作業負担を低減できる。
また、従来技術のように、支持軸を導電部材50に形成された孔に貫通させる支持構造を必要としないため、第2方向Yにおける導電部材50の寸法を低減でき、コンタクト40の小型化を実現できる。
また、第1方向Xにおいて相互に当接する移動規制部59を各導電部材50が有していることにより、第1方向Xにおける一対の導電部材50間の相対的な移動を規制できる。
つぎに、本発明の第2実施例について、図8乃至図10に基づいて説明する。なお、第1実施例と第2実施例とは、コンタクト以外の構成については全く同じであるため、相違点であるコンタクトに関してのみ説明する。
まず、第2実施例におけるコンタクト140は、電源供給用のソケットコンタクトであり、コネクタ10に形成された各コンタクト収容部70内に、第3方向Zに並列した状態で、2つ1組で配置されている。各コンタクト140は、第1ハウジング20および第2ハウジング30を含むいずれの部材との間においても遊び(隙間)をもった状態で収容され、換言すると、各コンタクト140は、第1ハウジング20および第2ハウジング30を含むいずれの部材に対しても固定されていない。
各コンタクト140は、図8に示すように、一対の導電部材150と、一対の導電部材150間に取り付けられ一対の導電部材150を相互に接近させる方向に付勢する付勢部材160とから構成されている。なお、本実施例では、付勢部材160は、図9や図10に示すように、コイルバネから構成されているが、具体的な態様はこれに限定されず、例えば、ゴム等の弾性部材から構成されてもよい。
一対の導電部材150は、非弾性の導電性金属(タフピッチ銅、純度99%程度の銅)から形成され、それぞれ同一形状を有している。本実施例では、導電部材150は、純銅の導電率を100%とすると50%以上の導電率を有する。導電部材150は、金属板を所定形状に打抜き加工した後に所定箇所に曲げ加工を施すことにより形成され、平面上に展開した場合に重複する部分の無い形状を有している。
各導電部材150は、図8に示すように、一対の導電部材150間で対向して離間配置されるベース部151と、各ベース部151に形成され付勢部材160が取り付けられる取付部152と、第1方向Xにおける取付部152の両側にそれぞれ形成される第1接触部153および第2接触部154と、ベース部151および支持部156に跨って形成される取付用孔部155と、第3方向Zにおけるベース部151の一端から他方の導電部材150に向けて延び付勢部材160による付勢力に抗して他方の導電部材150を支持する支持部156とをそれぞれ有している。
ベース部151は、第1方向Xにおける寸法が、第3方向Zにおける寸法より長く形成されている。ベース部151は、第2方向Yに沿って貫通形成された孔部151aを2つ有している。この孔部151aには、コンタクト140の組み付け後の状態で、他方の導電部材150に形成された突部156aが挿入される。
取付部152は、ベース部151から取付用孔部155側へ延出し、フック状に形成されている。一方の導電部材150の取付部152と、他方の導電部材150の取付部152とは、第2方向Yにおいて対向している。
第1接触部153は、第1方向Xにおけるベース部151の一端から第2方向Yに沿って突出形成され、コンタクト140の組み付け後の状態で、第2方向Yにおいて他方の導電部材150の第1接触部153に対向する。第1接触部153は、第1収容部21内に配置され、他方の導電部材150の第1接触部153と協働してラック側コンタクト91を挟持しラック側コンタクト91に接続される。
第2接触部154は、第1方向Xにおけるベース部151の他端から第2方向Yに沿って突出形成され、コンタクト140の組み付け後の状態で、第2方向Yにおいて他方の導電部材150の第2接触部154に対向する。第2接触部154は、第2収容部31内に配置され、他方の導電部材150の第2接触部154と協働してブスバー83を挟持しブスバー83に接続される。
取付用孔部155は、付勢部材160を取付部152に取り付ける際の取付スペースとして機能する。
支持部156は、ベース部151の第3方向Zにおける一端から第2方向Yに沿って立設されている。支持部156は、他方の導電部材150に対向する側面から第2方向Yに沿って突出形成された突部156aを、第1方向Xにおける両端にそれぞれ有している。突部156aは、コンタクト140の組み付け後の状態で、他方の導電部材150のベース部151に形成された孔部151a内に、第1方向Xおよび第3方向Zに遊びを持った状態で、第2方向Yからそれぞれ挿入される。
第1接触部153と、取付部152と、第2接触部154とは、第1方向Xに、ほぼ一直線上に配置されている方が、コンタクト140の動きがスムーズであり、良好な接触となる。
図3、図10に示すように、相互に対向する第1接触部153間の間隔W1は、コンタクト140に対してラック側コンタクト91およびブスバー83が挿入されていない状態で、ラック側コンタクト91の厚みT1より小さく設定されている。
相互に対向する第2接触部154間の間隔W2は、コンタクト140に対してラック側コンタクト91およびブスバー83が挿入されていない状態で、ブスバー83の厚みT2より大きく設定されている。
各コンタクト140は、図10に示すように、一対の導電部材150に付勢部材160を取り付け、ベース部151に形成された孔部151a内に支持部156に形成された突部156aを係合させた状態で、組み付け後の立体構造が自律的に維持されるように構成されている。
具体的に説明すると、本実施例では、コンタクト140の組み付け状態で、他方の導電部材150に対向する支持部156の側面(正確には一対の突部156aの内側の部分)と、他方の導電部材150に対向するベース部151の側面とが、第2方向Yに相互に当接する当接部158としてそれぞれ機能する。
また、ベース部151に形成された孔部151aの内側面と、支持部156に形成された突部156aの外側面とが、第1方向Xおよび第3方向Zに相互に対向し、第1方向Xおよび第3方向Zにおける一対の導電部材150間の相対的な移動を規制する移動規制部159としてそれぞれ機能する。
ここで、第2方向Yにおける突部156aの寸法は、コンタクト140に対して接続対象物が挿入されていない場合、第2接触部154間にのみ接続対象物が挿入された場合、第2接触部154間および第1接触部153に接続対象物が挿入された場合、のいずれの場合であっても、突部156aが孔部151a内に位置し、孔部151aの内側面に対して第1方向Xおよび第3方向Zに対向するように設定されている。
各コンタクト140は、前述したように、第1ハウジング20に形成された第1制御部24と、第2ハウジング30に形成された第2制御部34とにより、コンタクト収容部70内における姿勢および位置(具体的には、第1方向Xおよび第2方向Yにより規定される平面内における位置および姿勢)を制御され、また、第1ハウジング20に形成された第1位置規制部(図示しない)と、第2ハウジング30に形成された第2位置規制部(図示しない)とにより、コンタクト収容部70内における第3方向Zにおける位置を規制されている。
付勢部材160は、図10に示すように、一対の導電部材150にそれぞれ形成された取付部152間に取り付けられ、コンタクト140を構成する一対の導電部材150にそれぞれ形成されたベース部151および支持部156により規定された空間内に配置されている。
つぎに、コンタクト140の組み付け方法について、図9および図10に基づいて以下に説明する。
まず、図9に示すように、各導電部材150を第3方向Zに相互にずらして配置し、各導電部材150に形成された取付部152に付勢部材160の両端を係合させることが可能な位置まで、取付部152同士を接近させる。
次に、図9に示すように、各導電部材150に形成された取付部152に付勢部材160の両端を係合させる。
次に、図10に示すように、一対の導電部材150間の相対的な姿勢を調整し、付勢部材160を伸ばして、一方の導電部材150の孔部151aと他方の導電部材150の突部156aとを係合させることにより、コンタクト140の組み付けが完了する。
つぎに、コンタクト140に対してブスバー83およびラック側コンタクト91が挿入される際の各部の動作について以下に説明する。
まず、第2接触部154間にブスバー83が挿入された際には、第2接触部154間の間隔W2がブスバー83の厚みT2より大きいため、第2接触部154の少なくとも一方とブスバー83との間に隙間が生じる。
つぎに、第1接触部153間にもラック側コンタクト91が挿入された際には、第1接触部153間の間隔W1がラック側コンタクト91の厚みT1より小さいため、第1接触部153間の間隔W1が押し広げられ、これにより、一対の導電部材150が相対的に回動して第2接触部154間の間隔W2が狭まり、ブスバー83が第2接触部154によって挟まれる。
このようにして得られた本実施例では、前述した第1実施例における効果に加えて、第1方向Xおよび第3方向Zにおいて相互に当接する移動規制部159を各導電部材150が有していることにより、第1方向Xに加えて、第3方向Zにおいても一対の導電部材50間の相対的な移動を規制できる。
つぎに、本発明の第3実施例について、図11乃至図13に基づいて説明する。なお、第1実施例と第3実施例とは、コンタクト以外の構成については全く同じであるため、相違点であるコンタクトに関してのみ説明する。
まず、本実施例におけるコンタクト240は、電源供給用のソケットコンタクトであり、コネクタ10に形成された各コンタクト収容部70内に、第3方向Zに並列した状態で、2つ1組で配置されている。各コンタクト240は、第1ハウジング20および第2ハウジング30を含むいずれの部材との間においても遊び(隙間)をもった状態で収容され、換言すると、各コンタクト240は、第1ハウジング20および第2ハウジング30を含むいずれの部材に対しても固定されていない。
各コンタクト240は、図11に示すように、一対の導電部材250と、一対の導電部材250間に取り付けられ一対の導電部材250を相互に接近させる方向に付勢する付勢部材260とから構成されている。なお、本実施例では、付勢部材260は、図11に示すように、コイルバネから構成されているが、具体的な態様はこれに限定されず、例えば、ゴム等の弾性部材から構成されてもよい。
一対の導電部材250は、非弾性の導電性金属(タフピッチ銅、純度99%程度の銅)から形成され、それぞれ同一形状を有している。本実施例では、導電部材250は、純銅の導電率を100%とすると50%以上の導電率を有する。導電部材250は、金属板を所定形状に打抜き加工した後に所定箇所に曲げ加工を施すことにより形成され、平面上に展開した場合に重複する部分の無い形状を有している。
各導電部材250は、図11に示すように、一対の導電部材250間で対向して離間配置されるベース部251と、各ベース部251に形成され付勢部材260が取り付けられる取付部252と、第1方向Xにおける取付部252の両側にそれぞれ形成される第1接触部253および第2接触部254と、ベース部251に形成される取付用孔部255と、第3方向Zにおけるベース部251の一端から他方の導電部材250に向けて延び付勢部材260による付勢力に抗して他方の導電部材250を支持する支持部256とをそれぞれ有している。
ベース部251は、第1方向Xにおける寸法が、第3方向Zにおける寸法より長く形成されている。本実施例では、ベース部251に、圧印加工による強度補強部251bが形成されている。
取付部252は、ベース部251から取付用孔部255側へ延出し、フック状に形成されている。一方の導電部材250の取付部252と、他方の導電部材250の取付部252とは、第2方向Yにおいて対向している。
第1接触部253は、第1方向Xにおけるベース部251の一端から第2方向Yに沿って突出形成され、コンタクト240の組み付け後の状態で、第2方向Yにおいて他方の導電部材250の第1接触部253に対向する。第1接触部253は、第1収容部21内に配置され、他方の導電部材250の第1接触部253と協働してラック側コンタクト91を挟持しラック側コンタクト91に接続される。
第2接触部254は、第1方向Xにおけるベース部251の他端から第2方向Yに沿って突出形成され、コンタクト240の組み付け後の状態で、第2方向Yにおいて他方の導電部材250の第2接触部254に対向する。第2接触部254は、第2収容部31内に配置され、他方の導電部材250の第2接触部254と協働してブスバー83を挟持しブスバー83に接続される。
取付用孔部255は、第2方向Yに沿ってベース部251に貫通形成され、付勢部材260を取付部252に取り付ける際の取付スペースとして機能する孔部であり、本実施例では、第3方向Zの一方向に向けて開口しており、これにより、付勢部材260を取付部252に対して第3方向Zから取り付けることが可能であり、付勢部材260の取り付けが容易になる。取付用孔部255は、第1方向Xおよび第3方向Zにより規定される平面内で湾曲する内側面を有している。
支持部256は、ベース部251の第3方向Zにおける一端から第2方向Yに沿って立設されている。支持部256は、第1方向Xの外側に向けて突出形成された突部256aを、第1方向Xにおける両側面にそれぞれ有している。支持部256の先端は、コンタクト240の組み付け後の状態で、第1方向Xおよび第3方向Zに遊びを持った状態で、ベース部251に形成された取付用孔部255内に第2方向Yから挿入され係合する。
第1接触部253と、取付部252と、第2接触部254とは、第1方向Xに、ほぼ一直線上に配置されている方が、コンタクト240の動きがスムーズであり、良好な接触となる。
図3、図12に示すように、相互に対向する第1接触部253間の間隔W1は、コンタクト240に対してラック側コンタクト91およびブスバー83が挿入されていない状態で、ラック側コンタクト91の厚みT1より小さく設定されている。
相互に対向する第2接触部154間の間隔W2は、コンタクト240に対してラック側コンタクト91およびブスバー83が挿入されていない状態で、ブスバー83の厚みT2より大きく設定されている。
各コンタクト240は、図12に示すように、一対の導電部材250に付勢部材260を取り付け、ベース部251に形成された取付用孔部255内に支持部256の先端を挿入し係合させた状態で、組み付け後の立体構造が自律的に維持されるように構成されている。
具体的に説明すると、本実施例では、コンタクト240の組み付け状態で、他方の導電部材250に対向する突部256aの側面と、他方の導電部材250に対向するベース部251の側面とが、第2方向Yに相互に当接する当接部258としてそれぞれ機能する。
また、取付用孔部255の湾曲した内側面と、支持部256の先端の外側面とが、第1方向Xおよび第3方向Zに相互に対向し、第1方向Xおよび第3方向Zにおける一対の導電部材250間の相対的な移動を規制する移動規制部259としてそれぞれ機能する。
ここで、他方の導電部材250に対向する突部256aの側面(当接部258)より先端側の支持部256の第2方向Yにおける寸法は、コンタクト240に対して接続対象物が挿入されていない場合、第2接触部254間にのみ接続対象物が挿入された場合、第2接触部254間および第1接触部253に接続対象物が挿入された場合、のいずれの場合であっても、取付用孔部255の内側面に対して第1方向Xおよび第3方向Zに対向するように設定されている。
各コンタクト240は、前述したように、第1ハウジング20に形成された第1制御部24と、第2ハウジング30に形成された第2制御部34とにより、コンタクト収容部70内における姿勢および位置(具体的には、第1方向Xおよび第2方向Yにより規定される平面内における位置および姿勢)を制御され、また、第1ハウジング20に形成された第1位置規制部(図示しない)と、第2ハウジング30に形成された第2位置規制部(図示しない)とにより、コンタクト収容部70内における第3方向Zにおける位置を規制されている。
付勢部材260は、図12に示すように、一対の導電部材250にそれぞれ形成された取付部252間に取り付けられ、コンタクト240を構成する一対の導電部材250にそれぞれ形成されたベース部251および支持部256により規定された空間内に配置されている。
つぎに、コンタクト240の組み付け方法について、図11および図12に基づいて以下に説明する。
まず、各導電部材250を第3方向Zに相互にずらして配置し、各導電部材250に形成された取付部252に付勢部材260の両端を係合させることが可能な位置まで、取付部252同士を接近させる。
次に、各導電部材250に形成された取付部252に付勢部材260の両端を係合させる。
次に、一対の導電部材250間の相対的な姿勢を調整し、付勢部材260を伸ばして、図12に示すように、一方の導電部材250の支持部256の先端と他方の導電部材250の取付用孔部255とを係合させることにより、コンタクト240の組み付けが完了する。
つぎに、コンタクト240に対してブスバー83およびラック側コンタクト91が挿入される際の各部の動作について以下に説明する。
まず、第2接触部254間にブスバー83が挿入された際には、第2接触部254間の間隔W2がブスバー83の厚みT2より大きいため、第2接触部254の少なくとも一方とブスバー83との間に隙間が生じる。
つぎに、第1接触部253間にもラック側コンタクト91が挿入された際には、第1接触部253間の間隔W1がラック側コンタクト91の厚みT1より小さいため、第1接触部253間の間隔W1が押し広げられ、これにより、一対の導電部材150が相対的に回動して第2接触部254間の間隔W2が狭まり、ブスバー83が第2接触部254によって挟まれる。
このようにして得られた本実施例では、前述した第1実施例における効果に加えて、第1方向Xおよび第3方向Zにおいて相互に当接する移動規制部259を各導電部材250が有していることにより、第1方向Xに加えて、第3方向Zにおいても一対の導電部材250間の相対的な移動を規制できる。
つぎに、上述した第3実施例の変形例について、図14乃至図17に基づいて以下に説明する。
まず、本変形例においても、図15に示すように、相互に対向する第1接触部253間の間隔W1は、コンタクト240に対してラック側コンタクト91およびブスバー83が挿入されていない状態で、ラック側コンタクト91の厚みT1より小さく設定されている。
また、図15に示すように、相互に対向する第2接触部154間の間隔W2は、コンタクト240に対してラック側コンタクト91およびブスバー83が挿入されていない状態で、ブスバー83の厚みT2より大きく設定されている。
具体的に説明すると、図14に示すように、導電部材250は、導電部材250に形成された一対の当接部258のうち、第1接触部253側の当接部258のベース部251を基準とした第2方向Yにおける寸法A1が、第2接触部254側の当接部258の第2方向Yにおける寸法A2より小さく設定されている。
このため、図15に示すように、コンタクト240の組み付け後の状態、且つ、コンタクト240に対してブスバー83およびラック側コンタクト91が挿入されていない状態で、一方の導電部材250のベース部251と他方の導電部材250のベース部251とは非平行になり、第1接触部253間の間隔W1は、第2接触部254間の間隔W2より小さくなる。
また、前述したように、コンタクト240の組み付け後の状態において一方の導電部材250のベース部251と他方の導電部材250のベース部251とが非平行である場合でも、当接部258が他方の導電部材250に対して円滑に面接触できるように、当接部258の当接面には傾斜が付けられている。
そして、図15に示すように、第1接触部253間の間隔W1は、ラック側コンタクト91の厚みT1より小さく、第2接触部254間の間隔W2は、ブスバー83の厚みT2より大きい。
なお、上述した各実施例では、第1接触部間の間隔をラック側コンタクトの厚みより小さくするとともに、第2接触部間の間隔をブスバーの厚みより大きくするものとして説明したが、上記技術思想を実現するための具体的な手法は如何なるものであってもよく、第1接続対象物(ラック側コンタクト)の厚み、第2接続対象物(ブスバー)の厚み、第1接触部間の間隔、および、第2接触部間の間隔を実施態様に応じて調整すればよい。
また、第1接触部間の間隔や第2接触部間の間隔の調整を行うための具体的な手法としては、例えば、導電部材のベース部からの第1接触部や第2接触部の突出量を調整したり、ベース部同士が非平行になるように導電部材間の相対的な姿勢を調整したりすることが考えられる。
また、上述した各実施例では、一対の導電部が、導電部材として互いに別体に形成されているものとして説明した。しかしながら、図18に示すように、一対の導電部50Aを一体のものとして形成してもよく、この場合、対向配置された一対の導電部50Aの間に連結部51Aを一体に設ければよい。この場合、第1接触部53A間に第1接続対象物(ラック側コンタクト)91を挿入することで、第2接触部54A間の間隔が第2接続対象物(ブスバー)83の厚みより小さくなるように、コンタクト40Aを弾性変形可能に形成すればよい。
また、上述した各実施例では、導電部材に形成された支持部を利用して導電部材を互いに支持するものとして説明したが、導電部材とは別途に支持フレーム(例えば、図20に示す上下変位制限軸340とフレーム350とから成る構造)などを設けてもよい。
また、上述した各実施例では、第1接触部間の間隔をラック側コンタクトの厚みより小さくするとともに、第2接触部間の間隔をブスバーの厚みより大きくするものとして説明したが、逆に、第1接触部間の間隔をラック側コンタクトの厚みより大きくするとともに、第2接触部間の間隔をブスバーの厚みより小さくしてもよい。
また、上述した各実施例では、コンタクトの導電部材に形成された支持部の一部が移動規制部として機能するものとして説明したが、支持部とは別途に移動規制部として機能する部分を導電部材に形成してもよい。
また、上述した各実施例では、ハウジングが、第1ハウジングと第2ハウジングとから構成されているものとして説明したが、単一のハウジングによりコンタクトを収容または保持するように構成してもよい。
また、上述した各実施例では、コンタクト全体がコンタクト収容部内に収容されているものとして説明したが、コンタクトの一部をコンタクト収容部の外部に突出させてもよい。
また、上述した各実施例では、コンタクトが、電源供給用コンタクトであるものとして説明したが、信号コンタクトとして用いてもよい。
10 ・・・ コネクタ
20 ・・・ 第1ハウジング
21 ・・・ 第1収容部
22 ・・・ 第1開口部
23 ・・・ スライドガイド部
24 ・・・ 第1制御部
26 ・・・ 信号用ハウジング保持部
30 ・・・ 第2ハウジング
31 ・・・ 第2収容部
32 ・・・ 第2開口部
33 ・・・ 取付バネ部
34 ・・・ 第2制御部
36 ・・・ ガイド部
40、140、240、40A ・・・ コンタクト
50、150、250、50A ・・・ 導電部材(導電部)
51、151、251 ・・・ ベース部
51A ・・・ 連結部
151a ・・・ 孔部
251b・・・ 強度補強部
52、152、252 ・・・ 取付部
53、153、253、53A ・・・ 第1接触部
54、154、254、54A ・・・ 第2接触部
55、155、255 ・・・ 取付用孔部
56、156、256 ・・・ 支持部(第1支持部)
56a、156a、256a ・・・ 突部(第1突部)
57 ・・・ 第2支持部
57a ・・・ 第2突部
58、158、258 ・・・ 当接部
59、159、259 ・・・ 移動規制部
60、160、260 ・・・ 付勢部材
70 ・・・ コンタクト収容部
71 ・・・ 信号用ハウジング
80 ・・・ 電池ユニット
81 ・・・ ケーシング
81a ・・・ 取り付け開口部
82 ・・・ バッテリ
83 ・・・ ブスバー(第2接続対象物)
84 ・・・ スペーサ
85 ・・・ ボルト
90 ・・・ ラック側コネクタ
91 ・・・ ラック側コンタクト(第1接続対象物)
92 ・・・ ラック側ハウジング
92a ・・・ ガイド部
X ・・・ 第1方向
Y ・・・ 第2方向
Z ・・・ 第3方向
W1 ・・・ 第1接触部間の間隔
W2 ・・・ 第2接触部間の間隔
T1 ・・・ ラック側コンタクト(第1接続対象物)の厚み
T2 ・・・ ブスバー(第2接続対象物)の厚み

Claims (10)

  1. 第1接触部および第2接触部をそれぞれ有する一対の導電部を備え、前記第1接触部間で第1接続対象物を挟むとともに、前記第2接触部間で第2接続対象物を挟んで、前記第1接続対象物と前記第2接続対象物とを接続するコンタクトであって、
    前記第1接触部間の間隔は、前記コンタクトに対して前記第1接続対象物および前記第2接続対象物が挿入されていない状態で、前記第1接続対象物の厚みより小さく設定され、
    前記第2接触部間の間隔は、前記コンタクトに対して前記第1接続対象物および前記第2接続対象物が挿入されていない状態で、前記第2接続対象物の厚みより大きく設定され、
    前記第1接触部間に前記第1接続対象物が挿入されることで、前記第2接触部間の間隔が狭まり前記第2接触部間で前記第2接続対象物を挟むように、前記一対の導電部が相対的に移動するように構成されていることを特徴とするコンタクト。
  2. 前記一対の導電部は、それぞれ別体に形成され、
    前記一対の導電部は、ベース部と、前記ベース部に形成された取付部とをそれぞれ有し、
    前記一対の導電部は、前記取付部間に取り付けられた付勢部材によって相互に接近する方向に付勢されていることを特徴とする請求項1に記載のコンタクト。
  3. 前記一対の導電部のうち少なくとも一方は、他方の前記導電部に向けて延び他方の前記導電部に当接して他方の前記導電部を支持する支持部を有していることを特徴とする請求項2に記載のコンタクト。
  4. 前記一対の導電部は、他方の前記導電部の一部分に対して前記付勢部材による付勢方向とは異なる方向に当接し前記付勢方向とは異なる方向における前記一対の導電部間の相対的な移動を規制する移動規制部をそれぞれ有していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のコンタクト。
  5. 前記一対の導電部は、同一形状を有していることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のコンタクト。
  6. 前記一対の導電部は、平面上に展開した場合に重複する部分の無い形状を有していることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載のコンタクト。
  7. 前記導電部は、純銅の導電率を100%とすると導電率が50%以上の金属または合金から成形されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のコンタクト。
  8. 前記支持部は、一方の前記導電部の前記ベース部と他方の前記導電部の前記ベース部とが非平行になるように、他方の前記導電部を支持し、
    他方の前記導電部に当接する前記支持部の当接面は、他方の前記導電部に面接触するように傾斜していることを特徴とする請求項3乃至請求項7のいずれか1項に記載のコンタクト。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のコンタクトを備えていることを特徴とするコネクタ。
  10. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のコンタクトと、前記第1接続対象物と、前記第2接続対象物とを備えていることを特徴とする接続装置。
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