JP2013164142A - ガス供給ノズル、ガス供給システム、レセプタクルおよび移動体 - Google Patents

ガス供給ノズル、ガス供給システム、レセプタクルおよび移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】レセプタクルとノズルとを接続するときに、レセプタクルの外周部に付着した水分を除去することで、レセプタクルとノズルとの間での水分の凍結を抑制する技術を提供する。
【解決手段】レセプタクルに接続してレセプタクルにガスを供給するガス供給ノズルは、ガス供給ノズルとレセプタクルとの接続のためにガス供給ノズルがレセプタクルに対して近づく第1の方向に相対移動するときに、レセプタクルの外周部に接触して、第1の方向に沿ってレセプタクルに対して相対移動することで、外周部に付着した水分を除去する水分除去部を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、ガス供給ノズル、ガス供給システム、レセプタクルおよび移動体に関する。
近年になり、水素ガスを燃料ガスとする燃料電池を搭載した車両が実用化されつつある。燃料電池搭載車両の普及促進および品質向上には、こうした車両に短時間で水素ガスを供給することが望ましい。燃料電池搭載車両に水素ガスを供給する水素供給ステーションでは、水素ガスの供給を受ける車両側のレセプタクルと水素ガスを供給するガス供給装置のノズルとを接続させて、短時間で水素ガスを供給するために高圧(例えば、70MPa)でガス供給装置から車両のタンクに水素ガスが供給される。
ガス供給装置のノズルからレセプタクルに高圧で水素ガスを供給すると、断熱膨張によって水素ガスの温度が上昇するので、ガス供給装置では、車両のタンクの温度上昇を抑えるために、一般的に、摂氏マイナス20度から摂氏マイナス40度程度に予冷却(プレクール)した水素ガスを車両のタンクに供給する。そのため、水素ガスの供給時には、接続しているノズルおよびレセプタクルは、低温の水素ガスの通過によって冷却される。この冷却によって、レセプタクル表面およびレセプタクル構造内部にて空気中の水分が結露し、レセプタクルとノズルとの間で水分が凍結してしまい、レセプタクルからのノズルを取り外すときに支障をきたす場合があった。レセプタクルとノズルとの間での水分の凍結を防止するため、ガス供給装置から車両のタンクに水素ガスを供給するときに、接続している部分をカバーで覆うことにより、雨天時における雨水のレセプタクルおよびノズルへの付着を抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
WO2010/067444号公報 特開2011−047491号公報 特開2009−208534号公報
しかし、上記従来技術では、レセプタクルとノズルとが接続している部分のカバーによって、カバー外部の水分がレセプタクルおよびノズルに付着することを抑制できるものの、カバー内部における空気中の水分が凍結するため、レセプタクルからノズルを取り外すときに支障をきたす場合があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、レセプタクルとノズルとの間での水分の凍結を抑制する技術を提供することを目的としている。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明は、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]レセプタクルに接続して前記レセプタクルにガスを供給するガス供給ノズルであって、
前記ガス供給ノズルと前記レセプタクルとの接続のために前記ガス供給ノズルが前記レセプタクルに対して近づく第1の方向に相対移動するときに、前記レセプタクルの外周部に接触して、前記第1の方向に沿って前記レセプタクルに対して相対移動することで、前記外周部に付着した水分を除去する水分除去部を備える、ガス供給ノズル。
このガス供給ノズルでは、ガス供給ノズルとレセプタクルとの接続のため、レセプタクルをガス供給ノズルに挿入するときに、水分除去部は、挿入されるレセプタクルに対して相対的に移動することで、レセプタクルの外周部に付着した水分を除去する。そのため、このガス供給ノズルでは、ガス供給ノズルとレセプタクルとの接続部分における空気中の水分の凍結を抑制し、ガス供給後に、レセプタクルからガス供給ノズルを容易に取り外すことができる。
[適用例2]適用例1に記載のガス供給ノズルであって、
前記第1の方向と略平行な前記ガス供給ノズルの中心軸から前記水分除去部における前記接触する部分の先端までの距離は、前記レセプタクルにおける前記水分除去部に接触されるべき部分の最小径よりも小さい、ガス供給ノズル。
このガス供給ノズルでは、ガス供給ノズルの中心軸から水分除去部におけるレセプタクルに接触する部分の先端部までの距離は、水分除去部が接触するレセプタクルにおける外周面のうちの最小径よりも小さい。そのため、このガス供給ノズルでは、水分除去部は、レセプタクルの外周面を中心軸に向かって押圧するので、レセプタクルの外周面に付着している水分をより除去することができる。
[適用例3]適用例1または適用例2に記載のガス供給ノズルであって、
前記水分除去部は、前記水分を掻き出す材料により構成されている、ガス供給ノズル。
このガス供給ノズルでは、ガス供給ノズルの水分除去部は水分を掻き出す材料により構成されているので、水分除去部が簡単な構成でレセプタクルの外周面に付着している水分を除去することができる。
[適用例4]適用例1ないし適用例3のいずれかに記載のガス供給ノズルであって、
前記水分除去部は、前記水分を吸収する材料で構成されている、ガス供給ノズル。
前記水分除去部は、水分を吸収する材料で構成されているので、レセプタクルの外周面に付着した水分を吸収することで水分の拭き残しを少なくすることができる。
[適用例5]適用例1ないし適用例4のいずれかに記載のガス供給ノズルであって、さらに、
内部に前記レセプタクルに供給するガスを吐出する吐出口と前記レセプタクルとを連通する本体部を備え、
前記水分除去部は、前記レセプタクルに接触する接触部と、前記接触部を前記本体部に固定する固定部と、を含む、ガス供給ノズル。
このガス供給ノズルでは、ガス供給ノズルは、内部にレセプタクルにガスを吐出する吐出口とレセプタクルとを連通する本体部を備えている。水分除去部は、レセプタクルに接触する接触部と、接触部を本体部に固定する固定部と、を含んでいる。そのため、このガス供給ノズルでは、ガス供給ノズルに配置された固定部に形成された接触部がレセプタクルの外周面に付着した水分を除去することができる。
[適用例6]適用例5に記載のガス供給ノズルであって、
前記第1の方向と略平行な前記ガス供給ノズルの中心軸から前記固定部における内周面までの距離は、前記レセプタクルにおける前記接触部に接触されるべき部分の最大径よりも大きい、ガス供給ノズル。
このガス供給ノズルでは、ガス供給ノズルの中心軸から水分除去部における固定部の内周面までの距離は、レセプタクルの外周面における水分除去部の接触部が接触する最大径よりも大きい。そのため、このガス供給ノズルでは、ガス供給ノズルとレセプタクルとを接続するときに、水分除去部とレセプタクルとが干渉しないので、ガス供給ノズルとレセプタクルとの取り外しをスムーズに行うことができる。
[適用例7]適用例5または適用例6に記載のガス供給ノズルであって、
前記接触部は、前記第1の方向に略垂直な1つの平面上において、分割して配置された複数の平板部から構成されている、ガス供給ノズル。
このガス供給ノズルでは、水分除去部の接触部は、ガス供給ノズルに略垂直な1つの面において、分割して配置された複数の平板部から構成されているので、ガス供給ノズルにレセプタクルを挿入するときの抵抗が少なく、ガス供給ノズルにレセプタクルをスムーズに挿入させることができる。
[適用例8]適用例7に記載のガス供給ノズルであって、
前記水分除去部は、前記固定部における前記第1の方向に沿って複数の前記接触部を含み、
各前記平板部は、隣接する他の前記平板部と所定の隙間を設けて配置され、
一の前記接触部における前記所定の隙間と他の前記接触部における前記所定の隙間とは、前記第1の方向に沿って重ならない位置に形成されている、ガス供給ノズル。
このガス供給ノズルでは、水分除去部の接触部は、ガス供給ノズルの中心軸の方向に沿って複数の面に、分割して配置された複数の平板部で構成されている。複数の隣接する平板部に設けられた所定の隙間は、一の接触部における所定の隙間と他の接触部における所定の隙間とが中心軸の方向に沿って重ならない位置に形成されている。そのため、このガス供給ノズルでは、ガス供給ノズルにレセプタクルを挿入するときの抵抗を少なくした上で、レセプタクルの外周面に付着した水分の拭き残しを少なくすることができる。
[適用例9]適用例1ないし適用例8のいずれかに記載のガス供給ノズルであって、
前記ガス供給ノズルは、前記水分除去部が前記第1の方向に沿って前記レセプタクルに対して相対移動するときに、前記レセプタクルが相対移動する方向と重力方向とのなす角度が90度未満になるように構成されている、ガス供給ノズル。
このガス供給ノズルでは、水分除去部が前記レセプタクルに対して相対移動する方向と重力方向とのなす角度は90度未満となり、レセプタクルの外周面に付着した水分を重力の利用によって除去するので、除去した水分がレセプタクルに再度付着することを抑制でき、効率よく水分を除去することができる。
[適用例10]ガス供給システムであって、
適用例1ないし適用例9のいずれかに記載の前記ガス供給ノズルと、
前記レセプタクルと、
前記水分除去部に付着した水分を吸引する吸引部と、を備える、ガス供給システム。
このガス供給システムでは、水分除去部に付着した水分を吸引する吸引部を備えるので、水分除去部の接触部に水分が蓄積されるのを抑制することができ、レセプタクルの外周面に付着した水分の拭き残しを少なくすることができる。
[適用例11]ガス供給ノズルに接続して前記ガス供給ノズルからガスを供給されるレセプタクルであって、
内部に前記ガス供給ノズルから前記ガスを供給される本体部と、
前記ガス供給ノズルと前記本体部との接続のために前記ガス供給ノズルが前記本体部に対して近づく第1の方向に相対移動するときに、前記本体部の外周部に接触して、前記第1の方向に沿って前記本体部に対して相対移動することで、前記外周部に付着した水分を除去する水分除去部と、を備える、レセプタクル。
このレセプタクルでは、ガス供給ノズルからガスを供給される本体部と、レセプタクルの外周部に付着した水分を除去する水分除去部と、を備える。水分除去部は、ガス供給ノズルとレセプタクルとが接続のためにガス供給ノズルがレセプタクルの本体部に対して相対移動するときに、本体部の外周部に接触して、ガス供給ノズルとレセプタクルとの相対移動の方向に沿って移動する。そのため、このレセプタクルでは、ガス供給ノズルに水分除去部を備えなくても、レセプタクルの外周部に付着した水分を除去することができる。
[適用例12]適用例11に記載のレセプタクルであって、
前記水分除去部は、前記本体部の外周部に接触する接触部と、前記本体部と前記接触部とを結合して前記第1の方向に沿って伸縮する伸縮部と、を含み、
前記伸縮部は、伸びているときには前記第1の方向に沿って前記本体部の外周を覆い、前記ガス供給ノズルに押されることで縮んでいるときには前記本体部に対して前記接触部が前記第1の方向に沿って相対移動できるように構成されている、レセプタクル。
このレセプタクルでは、レセプタクルの水分除去部は、レセプタクルの本体部における外周部に接触する接触部と、本体部と接触部とを結合してガス供給ノズルにレセプタクルを挿入するガス供給ノズルの中心軸の方向に沿って伸縮する伸縮部と、を含んでいる。伸縮部は、伸びているときには中心軸の方向に沿って本体部の外周を覆い、縮んでいるときには本体部に対して接触部が中心軸の方向に沿って相対移動できる。そのため、このレセプタクルでは、ガス供給ノズルとレセプタクルとが接続していないときにも、レセプタクルの本体部に水分が付着することをより抑制することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、ガス供給ノズル、ガス供給システム、ガスを供給されるレセプタクル、水素ガスを燃料とする燃料電池、燃料電池スタック、燃料電池を搭載した移動体、ガスを供給する装置、ガスを供給される装置、ガス供給ステーション等の態様で実現することができる。
本発明の実施例におけるガス供給システム500の概略を示す説明図である。 本実施例におけるガス供給ノズル100の概略構成を示す説明図である。 本実施例におけるガス供給ノズル100の水分除去部150の詳細を示す説明図である。 本実施例におけるレセプタクル300の概略構成を示す説明図である。 本実施例におけるガス供給ノズル100にレセプタクル300が挿入されている状態の一例を示す説明図である。 本実施例におけるガス供給ノズル100がレセプタクル300に嵌合された状態を示す説明図である。 第1実施例の第1の変形例におけるガス供給ノズル100aにレセプタクル300が挿入されている状態の一例を示す説明図である。 第1実施例の第2の変形例におけるガス供給ノズル100bにレセプタクル300が挿入されている状態の一例を示す説明図である。 第1実施例の第2の変形例における水分除去部150bの詳細を示す説明図である。 第1実施例の第3の変形例におけるガス供給ノズル100cにレセプタクル300が挿入されている状態の一例を示す説明図である。 第1実施例の第3の変形例における水分除去部150cの詳細を示す説明図である。 第1実施例の第4の変形例におけるガス供給システム500dの概略を示す説明図である。 第2実施例におけるレセプタクル300eの概略構成を示す説明図である。 ガス供給ノズル100にレセプタクル300eを挿入されている状態の一例を示す説明図である。 変形例におけるガス供給ノズル100fにレセプタクル300を挿入されている状態の一例を示す説明図である。 変形例におけるガス供給システム500gの概略を示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
A−1.ガス供給システムの構成:
A−2.ガス供給ノズルおよびレセプタクルの構成:
B.第2実施例:
C.変形例:
A.第1実施例:
A−1.ガス供給システムの構成:
図1は、本発明の実施例におけるガス供給システム500の概略を示す説明図である。ガス供給システム500は、ガス供給装置10と、燃料電池搭載車両50と、を備える。ガス供給装置10は、燃料電池搭載車両50に燃料となる水素ガスを供給する。燃料電池搭載車両50は、ガス供給装置10からの水素ガスの供給を受けて、水素ガスを燃料として発電し、発電による電力によって走行する。
ガス供給装置10は、ガス供給ノズル100と、水素貯蔵タンク210と、供給ホース230と、バルブ220と、を備える。ガス供給ノズル100は、後述するが、燃料電池搭載車両50と接続されて、燃料電池搭載車両50に水素ガスを供給する。水素貯蔵タンク210は、水素ガスを貯蔵するタンクである。本実施例の水素貯蔵タンク210は、摂氏マイナス20度から摂氏マイナス40度程度に予冷却して、圧力70MPa程度で水素ガスを貯蔵している。供給ホース230は、水素貯蔵タンク210とガス供給ノズル100とを接続している。バルブ220は、水素貯蔵タンク210と供給ホース230との接続の開閉を行う。水素貯蔵タンク210は、バルブ220および供給ホース230を介してガス供給ノズル100と接続されている。ガス供給装置10は、バルブ220が開いている状態のとき、供給ホース230を介して、水素ガスをガス供給ノズル100に供給する。
燃料電池搭載車両50は、レセプタクル300と、車載タンク410と、燃料電池420と、を備えている。レセプタクル300は、ガス供給ノズル100から水素ガスを供給される受入口である。燃料電池搭載車両50に対する水素ガスの供給は、レセプタクル300にガス供給ノズル100を接続された状態で行われる。レセプタクル300は、水平方向に対して所定の角度θだけ重力方向と反対の向きに傾斜して燃料電池搭載車両50に配置されている。すなわち、ガス供給ノズル100にレセプタクル300が挿入されるときに、レセプタクル300に対してガス供給ノズル100が移動する方向は、水平方向に対して角度θだけ下向きである(この点については後述する)。レセプタクル300に供給された水素ガスは、供給管412を介して車載タンク410に収容される。本実施例では、水素ガスは、ガス供給ノズル100からレセプタクル300に圧力70MPa程度で供給される。車載タンク410に収容された水素ガスは、供給管414を介して燃料電池420に供給される。燃料電池420は、供給された水素ガスを燃料として発電を行う。燃料電池搭載車両50は、燃料電池420の発電によって得られた電力により走行可能となる。
A−2.ガス供給ノズルおよびレセプタクルの構成:
図2は、本実施例におけるガス供給ノズル100の概略構成を示す説明図である。図3は、本実施例におけるガス供給ノズル100の水分除去部150の詳細を示す説明図である。図4は、本実施例におけるレセプタクル300の概略構成を示す説明図である。図5は、本実施例におけるガス供給ノズル100にレセプタクル300が挿入されている状態の一例を示す説明図である。図6は、本実施例におけるガス供給ノズル100がレセプタクル300に嵌合された状態を示す説明図である。図2には、ガス供給ノズル100の断面の一部を示している。図3には、図2における断面A−Aを示している。図4には、レセプタクル300の断面の一部を示している。
図2に示すように、ガス供給ノズル100は、中心軸OL1を中心とした略円筒状の部品である。ガス供給ノズル100は、外管部110と、内管部140と、水分除去部150と、スリーブ120と、ロックピン130と、を備えている。外管部110は、略円筒状の部品である。外管部110は、外管部110の中心軸OL1に沿って一方(図2下方側)の端部である先端部117に円形の開口部111を有している。開口部111の直径は、D1である。外管部110は、略円筒状の外形を有する外周壁113と、外周壁113の内側に形成される略円筒状の内周壁115と、を備え、外周壁113と内周壁115との間には、空間部116が形成されている。
内管部140は、筒状の部品である。内管部140は、内管部140の中心軸がガス供給ノズル100の中心軸OL1と一致するようにして外管部110の内側に配置されている。中心軸OL1における内管部140の一方の端部である先端部141は、外管部110の開口部111を向くように配置されている。内管部140の内部には、水素ガスを供給する供給管143が形成されている。供給管143は、供給管143の中心軸OL1における一方(図2上方側、図示しない)の端部でガス供給装置10の供給ホース230(図1)に接続している。供給管143の先端部141には、吐出口142が形成されている。内管部140は、先端部141の近くにOリング144が配置される。内管部140は、内管部140における外周面146のうちで中心軸OL1に略垂直な断面積が最も大きい当接部145を有する。当接部145は、フランジ状の外形を有する。当接部145は、中心軸OL1に沿ってロックピン130の突起部131よりも開口部111から遠い位置に配置される。
水分除去部150は、ガス供給ノズル100における外管部110の先端部117に形成されている。水分除去部150は、固定部152と、接触部153と、を有している。固定部152は、図3に示すように、中心軸OL1を中心とした円筒状に形成されている。中心軸OL1を中心とした固定部152の内周の直径D2は、開口部111の直径D1以上である。固定部152には、図2に示すように、中心軸OL1に沿って先端部117に固定された端部とは反対側の端部付近に、固定部152の内周部分から中心軸OL1に向かって接触部153が形成されている。接触部153は、複数の細かい毛状の材料から形成、すなわち、ブラシ状に形成されている。接触部153を形成する材料(毛)のうち、中心軸OL1に垂直な面において、最も中心軸OL1に近い毛の先端で形成される円の直径はD3である。接触部153の先端の直径D3は、開口部111の直径D1よりも小さい。なお、接触部153は、吸水性のある材料で形成されても良い。
外管部110における空間部116には略円筒状のスリーブ120が配置されている。スリーブ120は、略円筒状の部品である。スリーブ120は、ロックピン130を押し動かすための部品である。そのため、スリーブ120は、中心軸OL1に移動可能に構成されている。スリーブ120は、モータなどの駆動装置160を動力源にして移動する。また、スリーブ120は、手動により移動することも可能である。
ロックピン130は、ガス供給ノズル100とレセプタクル300とを接続させるために、レセプタクル300を係止するための部品である。ロックピン130は、中心軸OL1に沿って内周壁115をくり抜いた部分に配置されている。ロックピン130は、中心軸OL1に沿って、一方の端部が外管部110の中心軸OL1に向かう方向に突出している突起部131と、突起部131の背面に形成されている背面部132と、を備えている。ロックピン130は、中心軸OL1を中心とした外管部110に内周面114の周方向に沿って等間隔に複数(例えば6つ)配置されている。ロックピン130は、中心軸OL1に向かう方向に突起部131が揺動できるように配置されている。
図4に示すように、レセプタクル300は、レセプタクル300の中心軸OL2を中心とした略円筒状の部品である。レセプタクル300の外周面310は、先端径部314と、縮径部312と、挿入大径部311と、挿入接触面318と、外大径部316と、で形成されている。中心軸OL2に沿ったレセプタクル300の一方(図4上方側)の端面である先端面315には、受入口321が形成されている。受入口321は、レセプタクル300の内部に形成された受入管325と連通している。
受入管325の内周面327には、所定の部分に中心軸OL2を中心として全周にわたってOリング331が配置される。レセプタクル300の先端径部314は、先端面315と同じ直径の外周面である。外周面310の縮径部312は、レセプタクル300の他の外周面310に比べて径が小さくなるように形成され、中心軸OL2に垂直な面における直径は、D4である。レセプタクル300の挿入大径部311は、ガス供給ノズル100とレセプタクル300とを接続するときに、ガス供給ノズル100の外管部110に内包される部分であり、中心軸OL2に垂直な面における挿入大径部311の直径はD5である。挿入大径部311には、外周面310の所定の部分に中心軸OL2を中心として全周に渡ってOリング332が配置される。挿入接触面318は、レセプタクル300の中心軸OL2の略垂直に形成された面である。外大径部316は、ガス供給ノズル100とレセプタクル300とが接続するときに、レセプタクル300の外周面310のうち、ガス供給ノズル100の外部に配置される部分である。中心軸OL2に垂直な面における外大径部316の直径は、D6である。
図5には、ガス供給ノズル100に水滴wdが付着したレセプタクル300を挿入されている途中の状態を示している。図5に示すように、レセプタクル300の外周面310には、複数の水滴wdが付着している場合がある。これは、外周面310に雨水が付着したり、空気中に含まれる水分が結露したりするためである。ガス供給ノズル100の中心軸OL1とレセプタクル300の中心軸OL2とが重なるように、ガス供給ノズル100の開口部111にレセプタクル300を挿入すると、水分除去部150の接触部153は、レセプタクル300の外周面310に接触する。接触部153の直径D3は、外周面310における最小の径である縮径部312の直径D4よりも小さいため、レセプタクル300をガス供給ノズル100の開口部111から挿入するときに、常に接触部153は、レセプタクル300の外周面310に接触する。また、接触部153は、中心軸OL1の外周から中心に向かってレセプタクル300の外周面310を押圧する。水分除去部150の接触部153は、外周から中心軸OL1を中心として全周にわたって隙間なく配置されているため、レセプタクル300の縮径部312に全周にわたって接触して、押圧している。よって、ガス供給ノズル100の接触部153は、挿入されるレセプタクル300に対して中心軸OL1に沿って相対的に移動することで、外周面310に付着している水滴wdを先端部117からガス供給ノズル100の内部に入れないようにレセプタクル300の外周面310に沿って掻き出す。
図6には、ガス供給ノズル100にレセプタクル300が挿入され、ガス供給ノズル100のロックピン130とレセプタクル300の縮径部312とが嵌合して、ガス供給ノズル100とレセプタクル300とが接続している状態を示している。図6に示すように、レセプタクル300をガス供給ノズル100の開口部111から外管部110の内部に挿入すると、ガス供給ノズル100における内管部140の当接部145とレセプタクル300における先端面315とが当接する。本実施例では、当接部145と先端面315とが当接すると、駆動装置160(図2)が駆動する。駆動装置160は、スリーブ120を中心軸OL1に沿ってガス供給ノズル100からレセプタクル300の方向に移動させる。スリーブ120が中心軸OL1に沿って移動すると、スリーブ120の先端がロックピン130の背面部132に接触して、ロックピン130は、揺動して中心軸OL1に向かう方向に移動する。これによって、ロックピン130の突起部131は、レセプタクル300における縮径部312に係止して嵌合し、ガス供給ノズル100とレセプタクル300とが接続される状態(以下、「ロック状態」とも呼ぶ)となる。なお、ロック状態のときに、ガス供給ノズル100の先端部117とレセプタクル300の挿入接触面318とは当接する。
ロック状態のときに、ガス供給ノズル100における当接部145および先端部117は、レセプタクル300における先端面315および挿入接触面318と当接して、レセプタクル300がガス供給ノズル100に一定以上挿入されないように規制している。ガス供給ノズル100における固定部152の直径D2は、レセプタクル300における挿入大径部311の直径D5よりも大きいため、ガス供給ノズル100にレセプタクル300を挿入するときに、固定部152がレセプタクル300に干渉することはない。また、ガス供給ノズル100における水分除去部150の接触部153を形成している毛は、所定の長さ以下であり、ロック状態のときに、ガス供給ノズル100の開口部111から外管部110の内部に巻き込まれることはない。
Oリング144とOリング331とOリング332とは、断面が略円形状の環状の封止部品である。Oリング144とOリング331とOリング332との材質は、例えば、樹脂等によって形成される。Oリング144およびOリング331は、ガス供給ノズル100の吐出口142からレセプタクル300の受入管325に吐出される水素ガスがガス供給ノズル100やレセプタクル300の外部に漏れないように密閉している。Oリング332は、ロック状態のときに、外部からの水滴wdがガス供給ノズル100やレセプタクル300の内部に入らないように密閉している。
以上説明したように、本実施例のガス供給ノズル100では、レセプタクル300をガス供給ノズル100に挿入するときに、水分除去部150の接触部153は、レセプタクル300の外周面310に接触する。水分除去部150の接触部153は、挿入されるレセプタクル300に対して中心軸OL1に沿って相対的に移動することで、レセプタクル300の外周面310に付着している水滴wdを先端部117からガス供給ノズル100の内部に入れないように除去する。そのため、本実施例のガス供給ノズル100では、ガス供給ノズル100とレセプタクル300との接続している内部に水滴wdを浸入させないので、ガス供給ノズル100とレセプタクル300との接続部分における空気中の水分の凍結を抑制し、ガス供給後に、レセプタクル300からガス供給ノズル100を容易に取り外すことができる。
また、本実施例のガス供給ノズル100では、ガス供給ノズル100における接触部153の先端部の直径D3は、レセプタクル300における縮径部312の直径D4よりも小さい。そのため、ガス供給ノズル100にレセプタクル300を挿入するときに、ガス供給ノズル100における接触部153の先端は、レセプタクル300の外周面310に必ず接触して、中心軸OL1の外周から中心に向かってレセプタクル300の外周面310を押圧する。よって、本実施例のガス供給ノズル100では、ガス供給ノズル100における水分除去部150の接触部153は、中心軸OL1外周から中心に向かってレセプタクル300に押圧するので、レセプタクル300の外周面310に付着している水滴wdをより除去することができる。
また、本実施例のガス供給ノズル100では、ガス供給ノズル100における水分除去部150の接触部153は、複数の細かい毛状の材料から構成されている。接触部153は、挿入されるレセプタクル300に対して中心軸OL1に沿って相対的に移動することで、レセプタクル300の外周面310に付着している水滴wdをガス供給ノズル100の内部に入れないように外周面310に沿って外部に掻き出す。そのため、本実施例のガス供給ノズル100では、接触部153が簡単な構成で外周面310に付着している水滴wdを除去することができる。
また、本実施例のガス供給ノズル100では、ガス供給ノズル100は、略円筒状の部品であり、外管部110の内側に配置された内管部140を備えている。内管部140の内部には、水素ガスを供給する供給管143が形成され、供給管143は、ガス供給装置10の供給ホース230に接続している。供給管143の先端部141には、吐出口142が形成されている。水分除去部150は、固定部152と、接触部153と、から形成されている。固定部152は、ガス供給ノズル100における外管部110の先端部117に固定されている。レセプタクル300をガス供給ノズル100に挿入するときに、接触部153は、レセプタクル300の外周面310に接触する。そのため、本実施例のガス供給ノズル100では、ガス供給ノズル100における外管部110の先端部117に固定された固定部152に形成された接触部153がレセプタクル300の外周面310に付着した水滴wdを除去することができる。
また、本実施例のガス供給ノズル100では、ガス供給ノズル100における水分除去部150の固定部152は、中心軸OL1を中心として略円筒状に形成され、ガス供給ノズル100の先端部117に固定されている。中心軸OL1に垂直な面における固定部152の内周の直径はD2であり、レセプタクル300における外大径部316の直径はD6である。固定部152の内周の直径D2は、レセプタクル300の直径D6よりも大きい。そのため、本実施例のガス供給ノズル100では、ガス供給ノズル100とレセプタクル300とが接続するときに、ガス供給ノズル100における水分除去部150は、レセプタクル300に干渉しないので、ガス供給ノズル100とレセプタクル300との接続の取り外しをスムーズに行うことができる。
また、本実施例のガス供給ノズル100では、ガス供給ノズル100にレセプタクル300が挿入されるときに、レセプタクル300に対してガス供給ノズル100が移動する方向は、水平方向に対して角度θだけ下向きである。すなわち、レセプタクル300がガス供給ノズル100に対して相対移動する方向と重力方向とのなす角度は90度未満となり、レセプタクル300の外周面310に付着している水滴wdは、重力方向に沿って除去しやすい。また、複数の水滴wdが結合して1つの大きな水滴wdを形成して、水滴wdを除去しやすい。そのため、本実施例のガス供給ノズル100では、レセプタクル300の外周面310に付着した水滴wdを重力の利用によって除去するので、除去した水滴wdがガス供給ノズル100とレセプタクル300との接続部に再度付着することを抑制でき、効率良く水滴wdを除去することができる。
(第1実施例の第1の変形例)
図7は、第1実施例の第1の変形例におけるガス供給ノズル100aにレセプタクル300が挿入されている状態の一例を示す説明図である。図7に示す第1実施例の第1の変形例では、第1実施例と比べてガス供給ノズル100aに備えられた水分除去部150aが異なる。
図7に示すように、第1実施例の第1の変形例では、水分除去部150aの接触部153aは、第1実施例と異なり、スポンジ状の材料で形成されている。ガス供給ノズル100aにレセプタクル300を挿入するときに、接触部153aは、中心軸OL1に垂直な面においてレセプタクル300における外周面310の全周にわたって接触する。水分除去部150aの固定部152aは、先端部117の側の端部で開口部111よりも中心軸OL1側に突出しており、固定部152aの内周面における最も小さい直径はD2aである。固定部152aの直径D2aは、開口部111の直径D1よりも小さい。これにより、接触部153aが開口部111から外管部110の内部に巻き込まれるのを抑制する。また、固定部152aにおける内周面の直径D2aは、レセプタクル300における挿入大径部311の直径D5よりも小さいため、レセプタクル300は、固定部152aに干渉されずにガス供給ノズル100aに挿入される。また、固定部152aにおける内周面の直径D2aを第1実施例の固定部152における内周面の直径D2よりも小さくすることで、ガス供給ノズル100にレセプタクル300を挿入するときに、接触部153aが給水した水分が絞られてガス供給ノズル100の内部に浸入することを抑制している。なお、接触部153aは、レセプタクル300の外周面310に付着している水滴wdをガス供給ノズル100の内部に入れないように外周面310に沿って掻き出すような形状として形成しても良い。
以上説明したように、第1実施例の第1の変形例におけるガス供給ノズル100aでは、水分除去部150aの接触部153aがスポンジ状の材料で形成されている。そのため、第1実施例の第1の変形例におけるガス供給ノズル100aでは、ガス供給ノズル100aとレセプタクル300とを接続するときに、接触部153aがレセプタクル300の外周面310に付着した水滴wdを吸収することで、水滴wdを除去するときの拭き残しを少なくすることができる。
(第1実施例の第2の変形例)
図8は、第1実施例の第2の変形例におけるガス供給ノズル100bにレセプタクル300が挿入されている状態の一例を示す説明図である。図8に示す第1実施例の第2の変形例では、第1実施例と比べてガス供給ノズル100bに備えられた水分除去部150bが異なる。第1実施例の第2の変形例では、水分除去部150bの接触部153bは、中心軸OL1に沿って所定の厚さを有する分割された複数の平板で構成されている。
図9は、第1実施例の第2の変形例における水分除去部150bの詳細を示す説明図である。図9には、図8における断面B−Bを示している。接触部153bは、4つの平板部154に分割されている。平板部154の材質は、ゴムで、弾性であり、撥水性である。隣接する平板部154によって、所定の間隔155が形成されている。
以上説明したように、第1実施例の第2の変形例におけるガス供給ノズル100bでは、水分除去部150bにおける接触部153bは、分割された4つの平板部154で構成されている。そのため、第1実施例の第2の変形例におけるガス供給ノズル100bでは、ガス供給ノズル100にレセプタクル300を挿入するときに、水分除去部150bの接触部153bの挿入に対する抵抗が少なく、ガス供給ノズル100にレセプタクル300をスムーズに挿入させることができる。
(第1実施例の第3の変形例)
図10は、第1実施例の第3の変形例におけるガス供給ノズル100cにレセプタクル300が挿入されている状態の一例を示す説明図である。図10に示す第1実施例の第3の変形例では、第1実施例と比べてガス供給ノズル100cに形成された水分除去部150cが異なる。図10に示すように、第1実施例の第3の変形例における水分除去部150cは、第1実施例の第2の変形例における水分除去部150bに対して、さらに、第2の接触部156を備えている。第2の接触部156は、中心軸OL1に沿って所定の厚さを有する分割された複数の平板で構成されている。
図11は、第1実施例の第3の変形例における水分除去部150cの詳細を示す説明図である。図11には、図10における断面C−Cを示している。第2の接触部156は、4つの平板部157に分割されている。平板部157の材質は、ゴムで、弾性であり、撥水性である。隣接する平板部157によって、所定の間隔158を形成している。第2の接触部156における間隔158は、接触部153bにおける間隔155に対して中心軸OL1を中心に45度回転した位置、すなわち、間隔155とは異なる位置に形成されている。
以上説明したように、第1実施例の第3の変形例におけるガス供給ノズル100cでは、水分除去部150cは、中心軸OL1に沿って接触部153bと第2の接触部156とを備えている。接触部153bは、4つの平板部154に分割され、隣接する平板部154は間隔155を形成している。また、第2の接触部156は、4つの平板部157に分割され、隣接する平板部157は間隔158を形成している。間隔155と間隔158とは、中心軸OL1に沿って異なる位置に形成されている。そのため、第1実施例の第3の変形例におけるガス供給ノズル100cでは、ガス供給ノズル100にレセプタクル300を挿入するときに、接触部153bが除去できなかった水滴wdを第2の接触部156が除去することができる。よって、第1実施例の第3の変形例におけるガス供給ノズル100cでは、水分除去部150cにおける接触部153bおよび第2の接触部156による挿入への抵抗を少なくした上で、レセプタクル300の外周面310に付着した水滴wdの拭き残しを少なくすることができる。
(第1実施例の第4の変形例)
図12は、第1実施例の第4の変形例におけるガス供給システム500dの概略を示す説明図である。図12では、ガス供給ノズル100に水滴wdが付着したレセプタクル300dを挿入されている途中の状態を示している。図12に示す第1実施例の第4の変形例におけるガス供給システム500dでは、第1実施例におけるガス供給ノズル100およびレセプタクル300と比べてレセプタクル300dに吸引管360を形成している点が異なる。
吸引管360は、外周面310dの内部に中心軸OL1を中心として略円筒状に形成されている。吸引管360は、レセプタクル300dの縮径部312dにおける外周面310dの一部に吸引口361を有しており、基端がコンプレッサー(図示しない)と接続されている。吸引口361は、外周面310dの縮径部312dにおける周方向に沿って等間隔に複数(例えば6つ)形成されている。吸引管360の基端に接続されたコンプレッサーにより、吸引管360は、吸引口361からガス供給ノズル100における水分除去部150の接触部153に付着している水滴wdを吸引する。
以上説明したように、第1実施例の第4の変形例におけるガス供給システム500dでは、レセプタクル300dに形成された吸引管360は、吸引口361からガス供給ノズル100における水分除去部150の接触部153に付着した水滴wdを吸引する。そのため、第1実施例の第4の変形例では、ガス供給ノズル100における水分除去部150の接触部153に水滴wdが蓄積されるのを抑制することができるので、レセプタクル300dの外周面310dに付着した水滴wdの拭き残しを少なくすることができる。
B.第2実施例:
図13は、第2実施例におけるレセプタクル300eの概略構成を示す説明図である。図13に示すように、第2実施例のレセプタクル300eは、水分除去部350と、伸縮カバー358と、を備えており、第1実施例のレセプタクル300と異なる。レセプタクル300eは、本体部305と、水分除去部350と、を備える。本体部305は、ガス供給ノズル100と接続されて水素ガスが供給される。
水分除去部350は、伸縮カバー358と、固定部352と、接触部353と、を備える。伸縮カバー358は、レセプタクル300eの中心軸OL2を中心として、中心軸OL2に沿って伸縮自在な筒状のカバーである。伸縮カバー358の材質は、ゴムであり、撥水性である。
水分除去部350は、伸縮カバー358の先端に配置されている。固定部352は、中心軸OL2を中心として略円筒状に形成されている。固定部352は、中心軸OL1における伸縮カバー358と接合していないもう一方の端部の先端面354は、他の部分に比べて中心軸OL1に垂直な面における面積が大きくなっている。これにより、ガス供給ノズル100にレセプタクル300eを挿入するときに、固定部352がガス供給ノズル100の先端部117(図2)に接する面積が大きくなり、ガス供給ノズル100に対するレセプタクル300eの位置決めが容易になる。固定部352がどこにも接触していないときに、伸縮カバー358は中心軸OL2に沿って伸びた状態であり、本体部305は、伸縮カバー358および水分除去部350によって内包されている。固定部352の先端面354における中心軸OL2を中心とした直径は、D2eであり、ガス供給ノズル100における開口部111の直径D1(図2)よりも小さいのでガス供給ノズル100にレセプタクル300eを挿入するときに干渉しない。接触部353は、複数の細かい毛状の材料から形成、すなわち、ブラシ状に形成されている。
図14は、ガス供給ノズル100にレセプタクル300eが挿入されている状態の一例を示す説明図である。中心軸OL1と中心軸OL2とが重なるようにガス供給ノズル100にレセプタクル300eが挿入されるときに、レセプタクル300eの水分除去部350における固定部352の先端面354がガス供給ノズル100の先端部117に接触する。先端面354が先端部117に接触すると、伸縮カバー358が中心軸OL1に沿って縮み始める。水分除去部350は、先端部117によって中心軸OL1に沿った移動が制限され、挿入されるレセプタクル300eの本体部305に対して、中心軸OL1に沿って相対移動する。固定部352がガス供給ノズル100の先端部117に接触し、さらに中心軸OL1に沿って本体部305がガス供給ノズル100に近づくと、図14に示すように、水分除去部350の接触部353は、本体部305の外周面310に接触して、中心軸OL1に沿って外周面310に付着している水滴wdを掻き出す。
以上説明したように、第2実施例におけるレセプタクル300eでは、水分除去部350は、伸縮自在な伸縮カバー358と固定部352と接触部353とを備える。伸縮カバー358が伸びた状態のときに、本体部305は、伸縮カバー358および水分除去部350によって内包されている。伸縮カバー358が縮み始めると、水分除去部350は、中心軸OL1に沿った移動が制限され、本体部305に対して相対移動する。さらに本体部305がガス供給ノズル100に近づくと、接触部353は、本体部305の外周面310に接触して、外周面310に付着している水滴wdを掻き出して除去する。そのため、第2実施例のレセプタクル300eでは、レセプタクル300eの固定部352がどこにも接触していないときに、本体部305が伸縮カバー358に内包されるので、外部からの雨水等の水分が本体部305に付着することがない。よって、第2実施例のレセプタクル300eでは、ガス供給ノズル100とレセプタクル300eとが接続していないときにも、レセプタクル300eの本体部305に水分が付着することをより抑制することができ、また、ガス供給ノズル100に水分除去部150を備えなくても、水分の付着を抑制することができる。
C.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
C1.変形例1:
図15は、変形例におけるガス供給ノズル100fにレセプタクル300を挿入されている状態の一例を示す説明図である。図15に示す変形例におけるガス供給ノズル100fでは、第1実施例のガス供給ノズル100と比べて、外管部110および水分除去部150fの固定部152fに吸引管170が形成されている点が異なる。吸引管170は、水分除去部150fの固定部152fに開口された吸引口171を有しており、基端がコンプレッサー(図示しない)に接続されている。吸引口171は、中心軸OL1を中心とした固定部152fの内周面における周方向に沿って等間隔に複数(例えば6つ)形成されている。吸引管170の基端に接続されたコンプレッサーにより、吸引管170は、吸引口171から水分除去部150fの接触部153fに付着している水滴wdを吸引する。この変形例におけるガス供給ノズル100fでは、ガス供給ノズル100fにおける水分除去部150fの接触部153fに水滴wdが蓄積されるのを抑制することができるので、レセプタクル300の外周面310に付着した水滴wdの拭き残しを少なくすることができる。
C2.変形例2:
図16は、変形例におけるガス供給システム500gの概略を示す説明図である。図16では、ガス供給ノズル100に水滴wdが付着したレセプタクル300gが挿入されている途中の状態を示している。図16に示す変形例におけるガス供給システム500gでは、ガス供給ノズル100およびレセプタクル300gの両方に、レセプタクル300gの外周面310に付着した水滴wdを除去するための水分除去部150および水分除去部350gが配置されている。水分除去部350gの固定部352gにおける中心軸OL1に最も近い内周面の直径D2gは、水分除去部150に干渉しないようするために、水分除去部150の固定部152における外周面の直径D7よりも大きい。なお、水分除去部350gの接触部353gは、レセプタクル300gにおける本体部305の外周面310に接触するために十分な長さを有している。この変形例におけるガス供給システム500gでは、ガス供給ノズル100における水分除去部150の接触部153およびレセプタクル300における水分除去部350gの接触部353gがレセプタクル300gの外周面310に付着した水滴wdを除去するので、レセプタクル300gに付着した水滴wdの拭き残しをより少なくすることができる。
C3.変形例3:
上記第1実施例の第2の変形例におけるガス供給ノズル100bの水分除去部150bでは、図9に示すように、接触部153bが分割された複数の平板部154によって形成されているが、必ずしも接触部153bが分割されて形成されなくてもよい。例えば、接触部153bが1つの中空状の円形状、すなわち、ドーナツ形状のゴム等で形成されていてもよい。
上記第1実施例の第2の変形例におけるガス供給ノズル100bの水分除去部150bでは、図9に示すように、隣接する平板部154によって間隔155が形成されているが、必ずしも間隔155が形成する必要はなく、分割された平板部154の配置は、種々変形可能である。例えば、隣接する平板部154によって間隔155が形成されずに、隣接する平板部154の一部が重なり合っていてもよい。
C4.変形例4:
上記実施例では、ガス供給ノズル100とレセプタクル300とを接続するときに、ガス供給ノズル100のロックピン130をレセプタクル300の縮径部312に係止させることによって嵌合しているが、ガス供給ノズル100とレセプタクル300との接続方法は種々変形可能である。例えば、ガス供給ノズル100にレセプタクル300を挿入した後に、手動によって外部からの装置を取り付けて、ガスを供給するときのガス供給ノズル100とレセプタクル300とを固定してもよい。また、ガス供給ノズル100ではなくレセプタクル300が外管部を備え、ロックピン130をレセプタクル300の外管部に形成してもよい。
上記実施例では、ガス供給ノズル100とレセプタクル300とを接続するときに、ガス供給ノズル100にレセプタクル300を挿入するとしたが、その逆も可能である。例えば、ガス供給ノズル100が外管部110を有さない場合には、ガス供給ノズル100とレセプタクル300とを接続するときに、レセプタクル300に内管部140を挿入してもよいし、レセプタクル300はガス供給ノズル100の外管部110よりも更に径の大きい外管部を有してもよい。
上記実施例のガス供給ノズル100では、ガス供給ノズル100にレセプタクル300が挿入されるときに、レセプタクル300がガス供給ノズル100に対して相対移動する方向と重力方向とのなす角度は、90度未満であるが、90度未満でなくてもよく、種々変形可能である。レセプタクル300がガス供給ノズル100に対して相対移動する方向と重力方向とのなす角度が90度以上であっても、レセプタクル300の外周面310に付着した水滴wdを除去することができる。
上記第1実施例の第4の変形例のガス供給システム500dでは、レセプタクル300dに水分除去部150の接触部153に付着した水滴wdを吸引する吸引管360の吸引口361は、外周面310dの縮径部312dに形成されているが、形成される位置は種々変形可能である。例えば、外周面310dの挿入大径部311に形成されてもよいし、縮径部312dおよび挿入大径部311の両方に形成されてもよい。
上記実施例のレセプタクル300では、外周面310に外大径部316が形成されているが、必ずしも必要ではなく、種々変形可能である。例えば、外周面310における挿入大径部311の直径D5と外大径部316の直径D6が同じであってもよい。
上述した実施形態、実施例および変形例における構成要素のうち、請求項に記載された要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略、または、組み合わせが可能である。
10…ガス供給装置
50…燃料電池搭載車両
100…ガス供給ノズル
110…外管部
111…開口部
113…外周壁
114…内周面
115…内周壁
116…空間部
117…先端部
120…スリーブ
130…ロックピン
131…突起部
132…背面部
140…内管部
141…先端部
142…吐出口
143…供給管
144…Oリング
145…当接部
146…外周面
150…水分除去部
152…固定部
153…接触部
154…平板部
155…間隔
156…第2の接触部
157…平板部
158…間隔
160…駆動装置
170…吸引管
171…吸引口
210…水素貯蔵タンク
220…バルブ
230…供給ホース
300…レセプタクル
305…本体部
310…外周面
311…挿入大径部
312…縮径部
314…先端径部
315…先端面
316…外大径部
318…挿入接触面
321…受入口
325…受入管
327…内周面
331…Oリング
332…Oリング
350…水分除去部
352…固定部
353…接触部
354…先端面
358…伸縮カバー
360…吸引管
361…吸引口
410…車載タンク
412…供給管
414…供給管
420…燃料電池
500…ガス供給システム
wd…水滴
OL1…中心軸
OL2…中心軸

Claims (14)

  1. レセプタクルに接続して前記レセプタクルにガスを供給するガス供給ノズルであって、
    前記ガス供給ノズルと前記レセプタクルとの接続のために前記ガス供給ノズルが前記レセプタクルに対して近づく第1の方向に相対移動するときに、前記レセプタクルの外周部に接触して、前記第1の方向に沿って前記レセプタクルに対して相対移動することで、前記外周部に付着した水分を除去する水分除去部を備える、ガス供給ノズル。
  2. 請求項1に記載のガス供給ノズルであって、
    前記第1の方向と略平行な前記ガス供給ノズルの中心軸から前記水分除去部における前記接触する部分の先端までの距離は、前記レセプタクルにおける前記水分除去部に接触されるべき部分の最小径よりも小さい、ガス供給ノズル。
  3. 請求項1または請求項2に記載のガス供給ノズルであって、
    前記水分除去部は、前記水分を掻き出す材料により構成されている、ガス供給ノズル。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のガス供給ノズルであって、
    前記水分除去部は、前記水分を吸収する材料で構成されている、ガス供給ノズル。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のガス供給ノズルであって、さらに、
    内部に前記レセプタクルに供給するガスを吐出する吐出口と前記レセプタクルとを連通する本体部を備え、
    前記水分除去部は、前記レセプタクルに接触する接触部と、前記接触部を前記本体部に固定する固定部と、を含む、ガス供給ノズル。
  6. 請求項5に記載のガス供給ノズルであって、
    前記第1の方向と略平行な前記ガス供給ノズルの中心軸から前記固定部における内周面までの距離は、前記レセプタクルにおける前記接触部に接触されるべき部分の最大径よりも大きい、ガス供給ノズル。
  7. 請求項5または請求項6に記載のガス供給ノズルであって、
    前記接触部は、前記第1の方向に略垂直な1つの平面上において、分割して配置された複数の平板部から構成されている、ガス供給ノズル。
  8. 請求項7に記載のガス供給ノズルであって、
    前記水分除去部は、前記固定部における前記第1の方向に沿って複数の前記接触部を含み、
    各前記平板部は、隣接する他の前記平板部と所定の隙間を設けて配置され、
    一の前記接触部における前記所定の隙間と他の前記接触部における前記所定の隙間とは、前記第1の方向に沿って重ならない位置に形成されている、ガス供給ノズル。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のガス供給ノズルであって、
    前記ガス供給ノズルは、前記水分除去部が前記第1の方向に沿って前記レセプタクルに対して相対移動するときに、前記レセプタクルが相対移動する方向と重力方向とのなす角度が90度未満になるように構成されている、ガス供給ノズル。
  10. ガス供給システムであって、
    請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の前記ガス供給ノズルと、
    前記レセプタクルと、
    前記水分除去部に付着した水分を吸引する吸引部と、を備える、ガス供給システム。
  11. ガス供給ノズルに接続して前記ガス供給ノズルからガスを供給されるレセプタクルであって、
    内部に前記ガス供給ノズルから前記ガスを供給される本体部と、
    前記ガス供給ノズルと前記本体部との接続のために前記ガス供給ノズルが前記本体部に対して近づく第1の方向に相対移動するときに、前記本体部の外周部に接触して、前記第1の方向に沿って前記本体部に対して相対移動することで、前記外周部に付着した水分を除去する水分除去部と、を備える、レセプタクル。
  12. 請求項11に記載のレセプタクルであって、
    前記水分除去部は、前記本体部の外周部に接触する接触部と、前記本体部と前記接触部とを結合して前記第1の方向に沿って伸縮する伸縮部と、を含み、
    前記伸縮部は、伸びているときには前記第1の方向に沿って前記本体部の外周を覆い、前記ガス供給ノズルに押されることで縮んでいるときには前記本体部に対して前記接触部が前記第1の方向に沿って相対移動できるように構成されている、レセプタクル。
  13. ガスを燃料として移動する移動体であって、
    請求項11または請求項12に記載のレセプタクルを備える、移動体。
  14. ガス供給システムであって、
    請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のガス供給ノズルと、
    請求項11または請求項12に記載のレセプタクルと、を備える、ガス供給システム。
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