JP2013164112A - 内燃機関のバランサ装置とこのバランサ装置の組付方法及びバランサ装置の運搬形態 - Google Patents

内燃機関のバランサ装置とこのバランサ装置の組付方法及びバランサ装置の運搬形態 Download PDF

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Abstract

【課題】運搬時におけるバランサ装置の運搬効率の向上させることのできるバランサ装置を提供する。
【解決手段】シリンダブロック1にボルト29によって固定されるための複数の固定用ボス部6a〜6cが設けられたアッパハウジング6と、アッパハウジングにボルト固定されるロアハウジング7と、ロアハウジングの薄肉部位7cに形成されて、ロアハウジング上面7eに開口したU字形状の第1位置決め孔22と、第1位置決め孔と対向するようにドライブシャフト8に直径方向から穿設された第2位置決め孔23と、を備え、予め位置決めピン24を、アッパハウジングの横方向から第1,第2位置決め孔に挿入するようにして、運搬時におけるバランサ装置5の上下方向の嵩張りを抑えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば内燃機関のシリンダブロックの下部に設けられて、機関の回転による二次振動を低減させるバランサ装置の技術に関する。
従来のバランサ装置は、内燃機関のシリンダブロックの下部に取り付けられたバランサハウジングと、該バランサハウジングに回転自在に支持されて、クランクシャフトの前端部に結合されたクランクギアに噛合するアイドラギアと、前記バランサハウジングの内部に回転自在に支持されて、カウンターウエイトをそれぞれ一体に有するバランサシャフトであるドライブ側とドリブン側の一対のシャフトと、該ドライブシャフトの前端部に結合されて、前記アイドラギアに噛合して、前記ドライブシャフトに回転力を伝達するドライブギアと、を備えている。
ところで、斯かるバランサ装置は、内燃機関に組み付けられる際に、駆動力が伝達される前記アイドラギアをクランクギアと位相ずれがない状態で組み合わせなければならない。
このとき、バランサ装置のアイドラギアが一定の位置になっていなければ、クランクギアに噛み合わせる前にバランサ装置のドライブギアを所定の位置に回転させなければならず、作業が煩雑になってしまう。特に、ドライブシャフトに設けられるドライブギアと歯数の異なるアイドラギアを用いてクランクギアから駆動力を入力する場合には位置決めすることが重要になる。
そこで、以下の特許文献1に記載されたバランサ装置にあっては、ロアハウジングとドライブシャフトに、オイルパンの底部方向に向かって開口する位置決め孔を設け、この位置決め孔にオイルパン側に突出する位置決めピンを挿通し、この位置決めピンによってバランサ装置の各軸の回転位置を位置決めした状態でバランサハウジングを内燃機関に固定するようになっている。
また、このバランサ装置は、前記位置決めピンの取り忘れを防止するために、前記位置決めピンが装着された状態でオイルパンをバランサハウジングの下部に取り付けようとすると、前記位置決めピンが邪魔をしてオイルパンが組み付けられないようになっており、そのためには、位置決めピンがオイルパン側に大きく突出している必要がある。
特開2007−239521号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載のバランサ装置にあっては、前記位置決めピンがロアハウジングから下方のオイルパン方向に向かって大きく突出しているため、全体の高さが大きくなってバランサ装置を単体で搬送する際の運搬効率が低下して、一度に多くのバランサ装置を運ぶことが困難になる。
本発明は、運搬効率を向上させることのできる内燃機関のバランサ装置を提供することにある。
本発明は、前記従来のバランサ装置の実情に鑑みて案出されたもので、請求項1に記載の発明は、内燃機関に固定されるための複数の固定用ボス部が設けられたアッパハウジングと、該アッパハウジングに固定されるロアハウジングと、クランクシャフトから回転力が伝達される入力ギアと、該入力ギアから回転力が伝達され、前記アッパハウジングとロアハウジングとの間に軸受されるバランサシャフトと、該バランサシャフトと一体に回転するカウンターウエイトと、前記ロアハウジングの前記アッパハウジングの一つの固定用ボス部と近接した位置に形成され、前記バランサシャフトに向かって開口する第1位置決め孔と、該第1位置決め孔と対向するように前記バランサシャフトに穿設され、前記第1位置決め孔と対向する位置が前記入力ギアの回転基準位置となる第2位置決め孔と、を備えたことを特徴としている。
本願発明によれば、バランサ装置の運搬効率を向上させることが可能になる。
本発明に係るバランサ装置の実施形態を示す図6のA−A線断面図である。 本実施形態に係るバランサ装置の俯瞰図である。 同バランサ装置の平面図である。 同バランサ装置の底面図である。 図2のB矢視図である。 図5のB−B線断面図である。 A、Bはバランサ装置の組付手順の初期工程を示す説明図である。 A、Bは同組付手順の次工程の説明図、CはB図のD部拡大図である。 A、Bは位置決め同組付手順におけるピンを引き抜いた次工程を示す説明図である。 A、Bは同組付手順の最終工程を示す説明図である。 複数のバランサ装置を搬送用ボックスに収容した状態を示す断面図である。
以下、本発明に係る内燃機関のバランサ装置及びこの組付方法及びこの運搬態様の実施形態を図面に基づいて説明する。
すなわち、図5に示すように、機関のシリンダブロック1の下面に、クランクシャフト2を軸支する軸受を有するアルミ合金材からなるラダーフレーム3が固定されていると共に、該ラダーフレーム3の下部に前記クランクシャフト2の前端部に設けられたクランクギア4によって回転駆動するバランサ装置5が設けられている。
また、前記シリンダブロック1の下部には、ボトル締結用の雌ねじ孔が形成されており、ラダーフレーム3には前記バランサ装置5を下方から覆うように配置された図外のオイルパンが固定されている。
前記バランサ装置5は、図2〜図5に示すように、ラダーフレーム3の下面に対して後述する複数のボルト29を介して固定されるアッパハウジング6と、複数のボルト30によってアッパハウジング6に固定されたロアハウジング7と、該両ハウジング6,7の間に支持されて、機関前後方向に並行に配置されたバランサシャフトであるドライブシャフト8及びドリブンシャフト9と、該両シャフト8,9の各後端部側にそれぞれ固定されて、各歯が互いに噛合した伝達ギアであるヘリカルギア10,11とを備えている。
前記アッパハウジング6は、図2及び図3に示すように、平面ほぼ長方形状に形成されて、上面の前後両端部と前端寄りの位置に6つの固定用ボス部6a、6b、6cが一体に形成されている。この各固定用ボス部6a〜6cは、ほぼ円筒状に形成されて、下面であるボルト座面6fから内部軸方向に沿って6本のボルト29が挿通されるボルト挿通孔6dがそれぞれ形成されている。この各ボルト29は、先端部が前記シリンダブロック1の下部に形成された前記各雌ねじ孔に前記ラダーフレーム3の図外のボルト挿通孔を挿通して締結することによりアッパハウジング6を固定するようになっている。
前記ロアハウジング7は、図4及び図6にも示すように、底面ほぼ長方形状の箱状に形成されて、後述する軸受と一体の両側壁の前後部位7a、7bが肉厚に形成されている共に、前側寄りの部位7cが薄肉に形成されている。また、側壁後部位7bの前端側の中央軸受に対応する位置には、突起部7dが一体に形成されている。この突起部7dは、前記アッパハウジング6の一つの固定用ボス6cの形成位置よりも内側に配置形成されて、前記ボルト挿通孔6dから外れた位置になっている。
前記ドライブシャフト8は、前端部にドライブギア12が固定されており、このドライブギア12には、入力ギアであるアイドラギア13を介して前記クランクギア4から回転駆動力が伝達されて、ここから前記両ヘリカルギア10,11を介して前記ドリブンシャフト9を回転するようになっている。
また、前記ドライブシャフト8は、図6に示すように、軸方向の3個所に形成された大径ジャーナル部8a〜8cが前記アッパハウジング6とロアハウジング7との間に設けられた3つの軸受14a、14b、14cに回転自在に支持されている。
さらに、前記各軸受14a〜14cには、各ハウジング6,7内に形成された油通路15と、自身の内周面にそれぞれ形成されたグルーブ溝16a〜16cとを介して潤滑油が導入されるようになっている。また、前記第2、第3ジャーナル部8b、8cの間には、カウンターウエイト17が一体に設けられている。
さらに、前記ドライブシャフト8は、ヘリカルギア10とカウンターウエイト17の後端17aで前記ロアハウジング7の軸方向の前後位置に形成されたスラスト受け部18a、18bを挟むような形で軸方向への移動が規制されつつ支持されている。
なお、前記ドリブンシャフト9も、前記ドライブシャフト8と同じ構造の軸受によって回転自在に支持されている。なお、両シャフト8,9は、クランクシャフト2の1回転当たり2回転するように設定されている。
前記クランクギア4は、円盤状を呈し、中央に前記クランクシャフト2の前端部が挿通される挿通孔4aが貫通形成されていると共に、該挿通孔4aの内周面所定位置には、クランクシャフト2の図外のキー溝に対応したキー溝4bが形成されており、該両キー溝内に、例えばくさび状のキー部材が圧入されて、クランクシャフト2にクランクギア4が結合されるようになっている。また、クランクギア4は、外周に所定角度をもって軸方向へ捩れ角を有する複数のヘリカル歯19が一体に形成されている。
また、前記各ヘリカル歯19は、図3に示すように、アッパハウジング6側の端部に後述するアイドラギア13の外端側のサブギア13cと軸方向から噛合し易くするための面取り部19aがそれぞれ形成されている。
前記ドライブギア12は、図6に示すように、中央に貫通形成された固定用孔12aを介してドライブシャフト8の前端部に結合されていると共に、外周にアイドラギア13と噛合するヘリカル歯12bが一体に形成されている。
前記アイドラギア13は、軸方向の中央に配置されたメインギア13aと、該メインギア13aの両側に相対回転自在に当接配置された2つのサブギア13b、13cと、メインギア13aと前記両サブギア13b、13cとの間に配置されて、該両サブギア13b、13cを前記メインギア13aに対して周方向へ相対回転するように付勢する2組のスプリング13d、13eとを備えている。また、このアイドラギア13は、前記メインギア13aの内周側に一体に有する円筒部に挿通したアイドラボルト20によってアッパハウジング6に固定された図外のアイドラシャフトに回転自在に支持されている。
前記メインギア13aは、図6に示すように、ほぼ円筒状に形成されて、外周に前記クランクギア4のヘリカル歯19と噛合するヘリカル歯21aが形成されている。一方、前記両サブギア13b、13cは、ほぼ薄肉円板状に形成されて、外周に前記メインギア13aのヘリカル歯21aと同数でかつ同形状のヘリカル歯21b、21cがそれぞれ一体に形成されている。また、メインギア13aと各サブギア13b、13cのそれぞれのヘリカル歯21a、21b、21cの歯すじが同一となる位置に設定されている。
前記一方側のサブギア13bとメインギア13aの一部が前記ドライブギア12に噛み合っていると共に、他方側のサブギア13cとメインギア13aの一部が同様に前記クランクギア4に噛み合っている。
また、図1〜図6に示すように、前記ロアハウジング7の一方の側壁の薄肉部位7cと前記ドライブシャフト8の内部径方向には、ドライブギア12を介してアイドラギア13とクランクギア4との回転方向の位置決めを予め行う第1、第2位置決め孔22、23がそれぞれ形成されている。また、この両位置決め孔22、23には、位置決め治具である仮止め用の位置決めピン24がロアハウジング7の側方から挿通配置されている。
すなわち、前記ロアハウジング7に形成された第1位置決め孔22は、図1及び図3に示すように、一側壁の薄肉部位7cを左右方向から貫通して形成され、前記突起部7dの前端面に十分に近接した位置に形成されていると共に、前記アッパハウジング6の中央側の一つの固定用ボス部6cの座面6f近傍に形成されている。つまり、第1位置決め孔22は、かかる固定用ボス部6cの座面6f近傍に形成することによって、第1位置決め孔22に位置決めピン24が挿通された際に、この位置決めピン24の非挿通部側が前記ボルト挿通孔6dのほぼ直径方向に沿った位置となるように形成されている。
また、この第1位置決め孔22は、上端が前記アッパハウジング6の下面6eとの合わせ面となる上面7eに開口した凹状に形成され、つまりほぼU字形状に形成されていると共に、その内径が前記位置決めピン24の外径よりも大きく設定されて、該孔22の内周面とピン24の外面との間に円環状の隙間Cが形成されている。
一方、前記ドライブシャフト8側の第2位置決め孔23は、該ドライブシャフト8の外周面から回転中心(軸心)に向かって穿設されて、その深さが直径長さの約1/3程度に設定されている。また、その内径は、位置決めピン24の小径な先端部24bの外径よりも僅かに小さく設定されており、前記先端部24bの外周面に一体に形成された複数の薄肉な環状弾性片24cが圧入により係止できる程度の大きさになっている。
また、この第2位置決め孔23は、図1に示すように、第1位置決め孔22の位置よりも僅かに上方位置に形成されて、前記位置決めピン24が両孔22,23に挿入された際に、先端部24b側が高位となる傾斜状に配置されるようになっている。
前記第1,第2位置決め孔22,23は、その合致する位置が予めアイドラギア13を図5に示す位置から反時計方向へ所定角度だけ回転させた位置、つまりクランクギア4をクランクシャフト2に取り付ける際に、クランクギア2のヘリカル歯19と噛合するアイドラギア13がヘリカル歯21a〜21cの捩れ角度分(図5のθ角度)だけ回転するため、その分だけ逆に回転させた角度位置で前記両位置決め孔22,23の軸心が合致するように設定されている。
また、図5にも示すように、前記クランクギア4の前端面外周側と、前記アイドラギア13の前端面外周側には、クランクシャフト2の回転基準位置で前記クランクギア4とアイドラギア13とが噛み合う位置にそれぞれタイミングマーク25,25、26が形成されている。
なお、ここで、前記クランクシャフト2の基準位置とは、内燃機関の各気筒における各ピストンが上死点位置あるいは下死点位置にある場合をいう。
また、同じくアイドラギア13の前端面外周側と、前記ドライブギア12の前端面外周側にも、前述のように、クランクシャフト2の基準位置においてアイドラギア13とドライブギア12の位置決めを行うタイミングマーク27、28がそれぞれ形成されている。
前記位置決めピン24は、図1などに示すように、鉄などの金属材より軟質でかつゴムよりも硬質な合成樹脂材によって軸状一体に形成され、軸方向に沿って延設されたピン本体24aと、該ピン本体24aの一端部に有する小径円柱状の先端部24bと、これと反対側の他端部に一体に設けられた頭部24cとから主として構成されている。
前記ピン本体24aは、断面ほぼ十字形状に形成されて、外径が前記第1位置決め孔22の内径よりも小さく設定されて、挿入時には、第1位置決め孔22内に前記隙間Cを介して遊嵌状態に配置されることになる。
前記先端部24bは、その先端側の外周面に、前述した薄肉な複数の環状弾性片24dが一体に形成されており、該先端部24bを前記第2位置決め孔23に挿入した際に、前記各環状弾性片24dが弾性変形して圧入されるようになっている。
前記頭部24cは、図1に示すように、比較的薄肉な円板フランジ状に形成されて、位置決めピン24が前記第1、第2位置決め孔22,23に挿入された際には、頭部24c全体が前記アッパハウジング6の側壁外面から突出せずに内側に配置されるように位置決めピン24の長さが設定されている。つまり、前記ロアハウジング7の突起部7dの前端面とアッパハウジング6の固定用ボス部6cのボルト座面6fに囲まれた状態に配置されるようになっている。
さらに、位置決めピン24が各孔22,23に挿入された状態では、図1及び図4に示すように、前記ピン本体24aの一部と頭部24c(非挿入部)が、前記ボルト挿通孔6dを含めた前記ボルト29の頭部29aの軸方向の投影範囲Xで重なるようになっている。
〔バランサ装置の組立手順〕
以下、前記構成のバランサ装置5の内燃機関への組付手順を図7〜図9に基づいて説明する。この内燃機関へ組み付けされる前に、バランサ装置5の各シャフト8、9を内部に軸受収容したアッパハウジング6とロアハウジング7が前記複数のボルト30によって上下から予め組み付けられている。
まず、図7A、Bに示すように、予めアイドラギア13とドライブギア12との位置決めを位置決めピン24によって行う。すなわち、アイドラギア13を、図示のように、前記角度θ分だけ反時計方向へ回転させた位置で各位置決め孔22,23が合致することから、この状態で位置決めピン24をロアハウジング7の側方から挿入して環状弾性片を介して先端部24bを第2位置決め孔23内に圧入して保持する。これによって、ドライブギア12とドライブシャフト8を仮止めする。
その後、バランサ装置5を、ラダーフレーム3及びアッパハウジング6を介して前記第1位置決め孔22と近接した一つの固定用ボス部6c以外の固定用ボス部6a、6bの各ボルト挿通孔6d及びラダーフレーム3のボルト挿通孔にそれぞれボルト29を挿通して締め付ければ、バランサ装置5全体をシリンダブロック1に取り付けることができる。
次に、図8A、B、Cに示すように、クランクギア4をクランクシャフト2の基準位置、つまりクランクシャフト2に圧入されたキー部材にクランクギア4のキー溝を合わせるように、クランクシャフト2側へ軸方向から移動させて、該クランクギア4の各ヘリカル歯19を、面取り部19aを介してアイドラギア13のヘリカル歯21cに一時的に噛合させる。このとき、アイドラギア13は、前記位置決めピン24が第1位置決め孔22との間に隙間Cが形成されていることによって、僅かな正逆回転方向への回転(ガタ)が許容されていることから、クランクギア4をアイドラギア13に容易に噛合させることができる。また、前記各面取り部19aの存在によってクランクギア4をアイドラギア13に一部だけ容易に噛合させることが可能になる。
その後、図9A、Bに示すように、この状態で、前記位置決めピン24を先端部24bの圧入力に抗して外側横方向へ引き抜いて各位置決め孔22,23から取り外す。
続いて、図10A、Bに示すように、クランクギア4を、さらにクランクシャフト2側へ押し込むと、アイドラギア13が各ヘリカル歯21a〜21cの捩れ角度(θ)分だけ時計方向へ自動的に回転してクランクギア4のヘリカル歯19とのスムーズな噛合状態が得られる共に、各タイミングマーク25、25、26が合致して適正な位置決めが行われる。
以上のように、先にアイドラギア13を各ヘリカル歯19,21a〜21cの捩れ角度θ分だけ回転させた状態で位置決めピン24によって位置決めし、クランクギア4のヘリカル歯19の一部をアイドラギア13に噛合させ、この状態で前記位置決めピン24を各位置決め孔22,23から引き抜いて、クランクギア4をアイドラギア13に軸方向から押し込むと、自動的にアイドラギア13が回転して各歯間19,21a〜21cの適正な位置決めが行われる。
その後、前記第1位置決め孔22と近接する一つの固定用ボス部6cのボルト挿通孔6dにボルト29を挿通しつつラダーフレーム3のボルト孔を介して締め付ける。
なお、好ましくは、前記第1位置決め孔22に近接する前記固定用ボス部6c以外の固定用ボス部6a、6bを介して各ボルト29によってアッパハウジング6をラダーフレーム3に仮止め状態としておき、最後に前記一つの固定用ボス部6cを介してボルト29によって固定する際に、全部のボルト29を本締めする。これによって、アッパハウジング6の変形を均一化させることができる。
また、本実施形態では、アイドラギア13を前記角度θ分だけ反時計方向へ回転させた位置で各位置決め孔22,23が合致するようになっていたが、バランサ装置5をシリンダブロック1に取り付ける際に、クランクギア4の歯19とアイドラギア13の歯21を注意して噛み合わせ、打痕が生じないようにすれば、アイドラギア13を前記角度θ分だけずらすことなく、各位置決め孔22,23を合致するようにし、クランクシャフト2に装着した後に、バランサ装置5をシリンダブロック1に取り付けても同様の効果が得られる。
以上のように、本実施形態では、従来技術のように、第1、第2位置決め孔22,23を、ドライブシャフト8やロアハウジング7の上下方向に形成するのではなく、横方向、つまりロアハウジング7の側壁を介して横方向に形成したことから、位置決めピン24が上下方向ではなく、横方向に配置されることになる。
このため、各構成部品が組み付けられたバランサ装置5を、内燃機関に組み付ける前までの搬送時(運搬時)には、前記位置決めピン24が邪魔にならないことから、各バランサ装置5は上下方向に嵩張ることがなくなり、上方のスペースを十分に取ることが可能になる。
したがって、例えば図11に示すように、バランサ装置5を製造した後にメーカまでの搬送に用いられる蓋41付きの搬送用ボックス40内に、断面コ字形の仕切部材42を介して複数のバランサ装置5を逆さまにして収容する際には、各バランサ装置5の荷姿を上下方向へ例えば3段積みとすることができる。この結果、搬送(運搬)効率が大幅に向上する。
また、前記位置決めピン24は、各位置決め孔22,23に挿入した状態では非挿入部であるピン本体24aの一部と頭部24c側が、アッパハウジング6の側壁よりも内側に位置しているため、つまり、ロアハウジング7の突起部7dの前端面とアッパハウジング6の固定用ボス部6cのボルト座面6fとによって囲まれた状態になっていることから、アッパハウジング6やロアハウジング7側から位置決めピン24方向へ何らかの外力が作用したとしても、前記突起部7dや固定用ボス部6cによって外力から保護することができる。
このため、運搬中に位置決めピン24の折損や折れ曲がりなどを抑制することができる。
特に、位置決めピン24の頭部24cが、前記固定用ボス部6cのボルト座面6fの近傍に配置されることから、かかるボルト座面6fが保護機能を有効に発揮して、バランサ装置5の運搬中の位置決めピン24の折損などを効果的に抑制できる。
さらに、前記位置決めピン24は、前記第1位置決め孔22と第2位置決め孔23の特異な形成位置によって非挿入側(頭部24c側)が下方となる傾斜状に配置されることから、頭部24cを持って引き抜き易い。
前記第1位置決め孔22が、ロアハウジング7の側壁薄肉部位7cにU字形状に形成されていることから、これを利用して第2位置決め孔23をドリリング加工しやすくなると共に、バランサ装置5の駆動時に発生する応力を分散させて低減することができる。
しかも、本実施形態では、前記各孔22,23に挿通された位置決めピン24は、ピン本体24aの一部と頭部24c側の非挿入部位が前記ボルト挿通孔6dに上下方向で臨んでいることから、前述のように、バランサ装置5をラダーフレーム3に各ボルト29によって固定する際に、前記位置決めピン24が邪魔になるため、位置決めピン24の取り忘れることがないといった効果を有する。
また、前記アッパハウジング6の下面である合わせ面6eと前記固定用ボス部6cのボルト座面6fが連続する同一平面に形成されていることから、容易な加工によって前記固定用ボス部6cによる前記位置決めピン24の保護が図れる。
前記位置決めピン24は、ピン本体24aが断面十字形状に形成されていることから、円柱状に形成した場合に比較して質量の増加を抑制できると共に、剛性を確保できる。
また、前記第1位置決め孔22をU字形状に形成したことによって、ロアハウジング7を鋳造する際に同時に形成することが可能になり、従来例のように鋳造時にできる孔の膜取り加工が不要になることから、第1位置決め孔22の成形作業が容易であると共に、アンダーカット部がないので、この点でも成形が容易になる。
本発明は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、前記第1位置決め孔22を、U字形状ではなく、ロアハウジングの側壁にドリルによって丸孔に形成することも可能である。
また、この第1位置決め孔22を、アッパハウジング6とロアハウジング7の合わせ面に跨って形成することも可能である。
前記第1、第2位置決め孔22,23は、位置決めピン24が傾斜状に配置されるように形成してあるが、位置決めピン24を水平に配置できるように形成することも可能である。
前記実施形態では、ラダーフレームを介してアッパハウジング6をシリンダブロック1に固定する場合を示したが、前記ラダーフレームに代えてクランクケースで構成される内燃機関の場合には、アッパハウジング6をクランクケースに直に固定することも可能である。
前記実施形態から把握される前記請求項以外の発明の技術的思想について以下に説明する。
〔請求項a〕請求項1に記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記入力ギアは、前記バランサシャフトに対して相対回転自在なアイドラギアであり、
該アイドラギアから前記バランサシャフトと一体に回転するドライブギアに回転力が伝達されるように構成されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項b〕請求項aに記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記アイドラギアとドライブギアは、歯数が異なることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項c〕請求項aに記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記アイドラギアは、クランクシャフトと一体に回転するクランクギアと直接噛み合っていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項d〕請求項1に記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記固定用ボス部は、前記アッパハウジングの前記ロアハウジングとの合わせ面から連続する平坦面を有することを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項e〕請求項dに記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記第2位置決め孔は、前記バランサシャフトの回転中心に向かって設けられていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項f〕請求項1に記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記固定用ボス部には、ボルト挿通孔が形成されていると共に、該ボルト挿通孔に挿通されるボルトによって前記アッパハウジングが内燃機関に固定され、
前記第1位置決め孔と第2位置決め孔の連通方向に対して、前記ボルト挿通孔が交差する方向に形成されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項g〕請求項1に記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記第1位置決め孔が近接する前記固定用ボス部は、前記バランサシャフトの軸方向側に前記ロアハウジングの側壁が配置されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項h〕請求項1に記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記バランサシャフトは、ドライブ側のバランサシャフトとドリブン側のバランサシャフトによって構成され、
該ドライブバランサシャフトとドリブンバランサシャフトは、該各バランサシャフトに設けられて互いに噛み合う伝達ギアによって互いに逆方向に回転するように構成されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項i〕請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記第1位置決め孔は、上端が前記ロアハウジングの上面に開口したほぼU字形状に形成されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項j〕請求項3に記載の内燃機関のバランサ装置の運搬形態において、
前記位置決めピンは、合成樹脂材によって形成されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置の運搬形態。
〔請求項k〕請求項3に記載の内燃機関のバランサ装置の運搬形態において、
前記第2位置決め孔は、第1位置決め孔よりも上方(アッパハウジング側)位置に形成されて、該両位置決め孔に挿入された前記位置決めピンが、挿入側の部位が上方位置となる傾斜状に配置され、アッパハウジング側を重力方向にして運搬することを特徴とする内燃機関のバランサ装置の運搬形態。
〔請求項l〕請求項kに記載の内燃機関のバランサ装置の運搬形態において、
前記位置決めピンの非挿入部位の端部にフランジ状の頭部が一体に形成されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置の運搬形態。
〔請求項m〕請求項kに記載の内燃機関のバランサ装置の運搬形態において、
前記第1位置決め孔に対して第2位置決め孔の開口面積が小さく形成され、前記位置決めピンの前記第2位置決め孔に挿入される先端部位は断面ほぼ円形状に形成されている一方、前記第1位置決め孔に挿入される部位は、断面ほぼ十字形状に形成されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置の運搬形態。
〔請求項n〕請求項2に記載の内燃機関のバランサ装置の組付方法において、前記第1位置決め孔の内周面と前記位置決めピンの外周面との間に、ドライブギアの歯部1ピッチ以内だけドライブギアが回転可能な隙間を形成したことを特徴とする内燃機関のバランサ装置の組付方法。
この発明によれば、前記隙間分だけドライブギアを回転させることができるため、クランクギアをクランクシャフトに圧入されたキーに位置決めする際に、ドライブギアの一時的な僅かな噛み合い状態を得ることが可能になる。これによって、クランクギアのアイドルギアへの組付作業が容易になる。
〔請求項o〕請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置の組付方法において、
クランクシャフトにクランクギアを装着した後に、バランサ装置をシリンダブロックに組み付けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の組付方法。
この発明によれば、前記組付方法を採用することによって、アイドラギアをθ分ずらす必要がない。
1…シリンダブロック
2…クランクシャフト
3…ラダーフレーム
4…クランクギア
5…バランサ装置
6…アッパハウジング
6a〜6c…固定用ボス部
6d…ボルト挿通孔
6f…ボルト座面
7…ロアハウジング
7e…ロアハウジング上面
7d…突起部
8…ドライブシャフト(バランサシャフト)
9…ドリブンシャフト(バランサシャフト)
12…ドライブギア
13…アイドラギア
17…カウンターウエイト
22…第1位置決め孔
23…第2位置決め孔
24…位置決めピン
24a…ピン本体
24b…先端部
24c…頭部
25・26・27…タイミングマーク
29…ボルト

Claims (3)

  1. 内燃機関に固定されるための複数の固定用ボス部が設けられたアッパハウジングと、
    該アッパハウジングに固定されるロアハウジングと、
    クランクシャフトから回転力が伝達される入力ギアと、
    該入力ギアから回転力が伝達され、前記アッパハウジングとロアハウジングとの間に軸受されるバランサシャフトと、
    該バランサシャフトと一体に回転するカウンターウエイトと、
    前記ロアハウジングの前記アッパハウジングの一つの固定用ボス部と近接した位置に形成され、前記バランサシャフトに向かって開口する第1位置決め孔と、
    該第1位置決め孔と対向するように前記バランサシャフトに穿設され、前記第1位置決め孔と対向する位置が前記入力ギアの回転基準位置となる第2位置決め孔と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
  2. 内燃機関に固定されるための複数の固定用ボス部が設けられたアッパハウジングと、
    該アッパハウジングに固定されるロアハウジングと、
    クランクシャフトから回転力が伝達される入力ギアと、
    該入力ギアから回転力が伝達され、前記アッパハウジングとロアハウジングとの間に軸受されるバランサシャフトと、
    該バランサシャフトと一体に回転するカウンターウエイトと、
    前記ロアハウジングの前記アッパハウジングの一つの固定用ボス部と近接した位置に形成され、前記バランサシャフトに向かって開口する第1位置決め孔と、
    該第1位置決め孔と対向するように前記バランサシャフトに穿設され、前記第1位置決め孔と対向する位置が前記入力ギアの回転基準位置となる第2位置決め孔と、
    を備えた内燃機関のバランサ装置の組付方法であって、
    前記バランサ装置の各構成部品を組み付け、前記第1位置決め孔と第2位置決め孔を対向配置した状態で、該両孔に渡って位置決めピンを挿入し、かつ、該挿入された状態で位置決めピンの挿入側と反対の部位が前記固定用ボス部の位置まで延び、
    該位置決めピンが挿入された状態のまま内燃機関に前記バランサ装置を配置して、前記入力ギアとクランクシャフトから回転が伝達される部材を回転基準位置で噛み合わせ、前記第1位置決め孔と近接する前記固定用ボス部以外の他の固定用ボス部によって前記アッパハウジングを内燃機関に固定し、
    その後、前記位置決めピンを取り外して、前記第1位置決め孔と近接する前記固定用ボス部側を内燃機関に固定することを特徴とする内燃機関のバランサ装置の組付方法。
  3. 内燃機関に固定されるための複数の固定用ボス部が設けられたアッパハウジングと、
    該アッパハウジングに固定されるロアハウジングと、
    クランクシャフトから回転力が伝達される入力ギアと、
    該入力ギアから回転力が伝達され、前記アッパハウジングとロアハウジングとの間に軸受されるバランサシャフトと、
    該バランサシャフトと一体に回転するカウンターウエイトと、
    前記ロアハウジングの前記アッパハウジングの一つの固定用ボス部と近接した位置に形成され、前記バランサシャフトに向かって開口する第1位置決め孔と、
    該第1位置決め孔と対向するように前記バランサシャフトに穿設され、前記第1位置決め孔と対向する位置が前記入力ギアの回転基準位置となる第2位置決め孔と、
    前記第1位置決め孔と第2位置決め孔を対向させた状態で、両孔に渡って挿入され、かつ、該挿入された状態で位置決めピンの挿入側と反対の部位が前記固定用ボス部に位置する位置決めピンと、
    を備えたことを特徴とする内燃機関のバランサ装置の運搬形態。
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