JP2009216118A - 差動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、ハウジングにおける本体と蓋体との相対変位を抑制し、騒音の発生を防止することができる差動装置を提供すること。
【解決手段】差動機構12を収容する差動機構ケース11と、ディファレンシャルキャリヤ21と、ベアリングリテーナ24と、ドライブピニオン15と、リングギヤ14とを備えた差動装置において、ディファレンシャルキャリヤ21が、その開口周縁部21dにおいて、差動機構ケース11の第1ボス部の軸線に近接するとともにドライブピニオン15の軸線から離隔する内周端と、内周端よりも第1ボス部の軸線から離隔し内周端よりもドライブピニオン15の軸線に近接する外周端とを有し、内周端と外周端との間で形成された第1傾斜面を有する第1傾斜縁部を備え、ベアリングリテーナ24が、第1傾斜縁部の第1傾斜面と密着する第2傾斜面を有する第2傾斜縁部を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、差動装置に関し、詳しくは、本体と蓋体とに分割され差動機構を収容するハウジングにおける本体と、蓋体との相対変位を抑制するようにした差動装置に関する。
従来、この種の差動装置として、第1ボス部と、この第1ボス部と対向するとともに軸線が一致する第2ボス部とを有し、内部に差動機構を収容する差動機構ケースと、第1ボス部を第1軸受を介して回転自在に支持するとともに、第2ボス部を第2軸受を介して回転自在に支持するハウジングと、このハウジングに第3軸受を介して回転自在に支持されたドライブピニオンと、差動機構ケースに固定され、ドライブピニオンと直交して噛み合うリングギヤとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来の差動装置においては、ハウジングが本体と蓋体とを含んで構成されており、本体は、第2軸受および第3軸受を支持するとともに開口部を有し、開口部から差動機構ケースを収容するようになっている。他方、蓋体は、第1軸受を支持するとともに本体にボルトなどの締結具により締結されており、この蓋体によって本体の開口部が塞がれるようになっている。この蓋体および本体には、蓋体を本体の所定の位置に固定し、蓋体と本体との相対変位の発生を防止するための位置決め構造が適用されている。例えば、ノックピンを本体側に圧入固定するとともに、ノックピンを挿通させる挿通穴を蓋体側に形成し、蓋体を本体に取り付ける際に、ノックピンを挿通穴に挿通させるようにして位置決めがなされている。また、本体側に形成した凸部と、蓋体側に形成した凹部とで構成されるインロー構造を設け、蓋体を本体に取り付ける際に、本体の凸部と蓋体の凹部とを嵌合させるようにして位置決めがなされている。
特開平10−281266号公報
しかしながら、従来の差動装置においては、リングギヤがドライブピニオンと直交して噛み合っているので、ドライブピニオンからリングギヤに動力が伝達される際に、リングギヤおよびドライブピニオンに噛み合い反力が生ずる。リングギヤに生じた噛み合い反力は、差動機構ケースの第1ボス部および第1ボス部と蓋体との間に介装されている第1軸受を介して蓋体に作用する。すなわち、図9(a)に示すように、フランジボルト3により締結されている本体1および蓋体2の締結部分において、リングギヤに生じた噛み合い反力が蓋体2に対して引張力Fとして作用する。この引張力Fは、フランジボルトの軸線方向では分力Fvとして作用し、ボルト3の軸線に直交する方向では分力Fhとして作用することになる。この引張力Fに対して、本体1および蓋体2の接触面で生ずる摩擦力Gが、分力Fhの反対方向に反力として作用する。
したがって、図9(b)に示すように、フランジボルト3の軸線に直交する方向に、Fh−Gの分力が作用し、蓋体2の内壁面5がフランジボルト3のねじ部に当接するまで、蓋体2が変位し、本体1と蓋体2との間に変位zのズレが生じてしまう。前述の位置決め構造が本体および蓋体に適用されている場合でも、ノックピンと挿通穴との間および凸部と凹部との間に、組み付けおよび分解作業性を高めるために、一定の隙間が設けられているので、分力Fhにより、前述の変位zと同様のズレが生じてしまう。
この場合、蓋体2の変位zが弾性限度内で生じているときは、蓋体2が元の形状に戻ろうとする復元力が蓋体2自体に作用するが、この復元力は、蓋体2に加えられた分力Fhよりも小さく、さらに本体1と蓋体2の接触部分に生ずる摩擦力によって復元力が小さくなってしまうので、元の状態に復元されないという問題があった。
このように本体1と蓋体2との間にズレが生ずると、リングギヤとドライブピニオンとの間のバックラッシが適正値の2倍程度にまで増大してしまい、リングギヤおよびドライブピニオンに所期しない振動が発生し、リングギヤおよびドライブピニオンの耐久性が低下するとともに、騒音が発生してしまうという問題があった。このような騒音の発生を防止するため、例えば、本体1および蓋体2の厚みを増大させたり、各部を補強するなどして剛性を高めることも考えられるが、軽量化および省スペース化が促進できないという問題がある。
本発明は、前述のような従来の問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。すなわち、本発明は、簡単な構造で、ハウジングにおける本体と蓋体との相対変位を抑制し、騒音の発生を防止することができる差動装置を提供することを目的とする。
本発明に係る差動装置は、上記目的達成のため、(1)第1ボス部と、前記第1ボス部と対向するとともに第1ボス部の軸線と一致する第2ボス部とを備え、内部に差動機構を収容する差動機構ケースと、前記第1ボス部を第1軸受を介して回転自在に支持するとともに、前記第2ボス部を第2軸受を介して回転自在に支持するハウジングと、前記ハウジングに第3軸受を介して回転自在に支持されたドライブピニオンと、前記差動機構ケースに固定され、前記ドライブピニオンと互いの軸線が交差するよう噛み合うリングギヤと、を備えた差動装置において、前記ハウジングが、前記第2軸受および前記第3軸受を支持するとともに前記差動機構ケースを収容し、前記第1ボス部側で開口する本体と、前記第1軸受を支持するとともに前記開口を塞いで前記本体に固定される蓋体とを有し、前記本体が、前記開口を囲む開口周縁部において、前記第1ボス部の前記軸線に近接するとともに前記ドライブピニオンの軸線から離隔する内周端と、前記内周端よりも前記第1ボス部の前記軸線から離隔し前記内周端よりも前記ドライブピニオンの前記軸線に近接する外周端とを有し、前記内周端と前記外周端との間で形成された第1傾斜面を有する第1傾斜縁部を備え、前記蓋体が、前記第1傾斜縁部の前記第1傾斜面と密着する第2傾斜面を有する第2傾斜縁部を備えたことを特徴とする。
この構成により、ドライブピニオンからリングギヤに動力が伝達される際、リングギヤに生じた噛み合い反力が、差動機構ケースおよび第1軸受を介して伝達され、蓋体に対し、蓋体を本体から離隔する方向に作用しても、第1傾斜面と第2傾斜面とが密着しているので、蓋体における径方向の変位が抑制される。したがって、ドライブピニオンとリングギヤとの適切なバックラッシが維持され、従来のように蓋体が変位して大きくなったバックラッシにより引き起こされる騒音の発生が防止される。
本発明に係る差動装置は、上記(1)に記載の構成を有する差動装置において、好ましくは、(2)前記第1傾斜縁部の前記第1傾斜面および前記第2傾斜縁部の前記第2傾斜面が、円環状に形成される。
この構成により、第1傾斜面と第2傾斜面が円環状に形成されているので、本体に蓋体を固定する際に、蓋体の軸線が、本体の軸線と一致する方向に蓋体が本体によって案内され、蓋体が本体に固定されたとき、両者の軸線が一致する。その結果、例えば、ノックピンやインローなどの位置決め構造を設けることなく、簡単な構造で、簡単に位置決めができ、差動装置の組立作業性が向上する。
本発明に係る差動装置は、上記(1)または(2)に記載の構成を有する差動装置において、好ましくは、(3)前記本体および前記蓋体が、前記第1ボス部の前記軸線の方向に締結力を生じさせる締結具によって固定されるよう構成される。
この構成により、締結具によって本体および蓋体が固定される際、第1ボス部の軸線の方向に締結力が生ずるので、蓋体の軸線が、本体の軸線と一致する方向に速やかに案内され、両者の軸線が一致した状態で蓋体が本体に確実に固定される。
本発明によれば、簡単な構造で、ハウジングにおける本体と蓋体との相対変位を抑制し、騒音の発生を防止することができる差動装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る差動装置の断面図であり、図2は、差動機構ケースに収容された差動機構の断面図であり、図3は、差動装置のディファレンシャルキャリヤの開口周縁部の部分断面図であり、図4は、ディファレンシャルキャリヤに形成した傾斜面の模式図であり、図5は、差動装置のベアリングリテーナの断面図である。
まず、構成について説明する。
図1に示すように、差動装置10は、差動機構ケース11と、差動機構ケース11に収容された差動機構12と、差動機構ケース11にフランジボルト13により固定されたリングギヤ14と、リングギヤ14と互いの軸線が交差するよう噛み合うドライブピニオン15と、差動機構ケース11を円錐ころ軸受16を介して回転自在に支持するとともに、ドライブピニオン15を円錐ころ軸受17、18を介して回転自在に支持するディファレンシャルキャリヤ21と、差動機構ケース11を円錐ころ軸受22を介して回転自在に支持するとともに、ディファレンシャルキャリヤ21に締結具としてのフランジボルト23により固定されたベアリングリテーナ24と、ドライブピニオン15に連結されるコンパニオンフランジ25とを含んで構成されている。
本実施の形態の差動装置10においては、本体としてのディファレンシャルキャリヤ21と蓋体としてのベアリングリテーナ24とが、本発明に係る差動装置のハウジングを構成している。このディファレンシャルキャリヤ21およびベアリングリテーナ24の内部には、差動機構12、リングギヤ14、ドライブピニオン15および円錐ころ軸受16、17、18、22などの潤滑部材を潤滑するオイルが封入されており、ディファレンシャルキャリヤ21およびベアリングリテーナ24に形成された各開口部分には、図示しないシール部材が設けられている。
図2に示すように、差動機構ケース11は、高い剛性を有する金属材料からなり、第1ボス部11aと、第1ボス部11aと対向し第1ボス部11aの軸線と一致する軸線を有する第2ボス部11bと、第1ボス部11aおよび第2ボス部11bと一体的に形成された側壁部11cと、側壁部11cの外周に形成されたフランジ部11dとを含んで構成されている。
第1ボス部11aには、その軸線方向に貫通する貫通孔11eが形成されるとともに、第2ボス部11bには、貫通孔11eと軸線が一致するよう形成された貫通孔11fが形成されている。側壁部11cには、第1ボス部11aの軸線と直交して貫通孔11gが形成されるとともに、貫通孔11gに直交して貫通孔11hが形成されている。また、側壁部11cには、貫通孔11gの軸線を中心とする球面状の支持部11iが形成されており、支持部11iと対向する第2ボス部11b側にも球面状の支持部11jが形成されている。フランジ部11dには、複数の貫通孔11kが形成されており、リングギヤ14を固定するフランジボルト13が挿通されるようになっている。
差動機構12は、ピニオンシャフト31と、ピニオンシャフト31を差動機構ケース11の側壁部11cに固定する固定ピン32と、ピニオンシャフト31に回転自在に支持された一対のピニオンギヤ33、34と、差動機構ケース11の貫通孔11eに挿通された左アクスルシャフト35と、左アクスルシャフト35の先端部にスプライン嵌合され、ピニオンギヤ33、34と噛み合う左サイドギヤ36と、差動機構ケース11の貫通孔11fに挿通された右アクスルシャフト37と、右アクスルシャフト37の先端部にスプライン嵌合され、ピニオンギヤ33、34と噛み合う右サイドギヤ38とを含んで構成されている。
図1に示すように、リングギヤ14は、かさ歯車、ハイポイドギヤなどの軸角が90度をなす歯車からなり、ドライブピニオン15の軸線と直交して噛み合っており、ドライブピニオン15に伝達された動力を減速して差動機構12に伝達するようになっている。
リングギヤ14には、複数のねじ穴14aが形成されており、フランジボルト13が挿入されるようになっている。
ドライブピニオン15は、リングギヤ14と同様のかさ歯車、ハイポイドギヤなどの軸角が90度をなす歯車部15aと、一端部で歯車部15aと一体的に形成された軸部15bとを含んで構成されており、軸部15bで、円錐ころ軸受17、18を介してディファレンシャルキャリヤ21に支持されている。ドライブピニオン15は、円錐ころ軸受18により、リングギヤ14と離隔する方向への移動が規制されており、リングギヤ14と歯車部15aとが所要のバックラッシになるよう調整された状態で噛み合っている。
軸部15bには、他端部でスプライン外歯15cが形成されており、スプライン外歯15cとコンパニオンフランジ25に形成されたスプライン内歯25aとが嵌合し、コンパニオンフランジ25とドライブピニオン15とが共に回転するようになっている。また、軸部15bには、おねじ15dが形成されており、このおねじ15dには、ワッシャ26およびナット27が装着されてドライブピニオン15にコンパニオンフランジ25が固定されている。コンパニオンフランジ25は、図示しないプロペラシャフトに連結されており、エンジンの動力がプロペラシャフトを介してドライブピニオン15に伝達されるようになっている。
図1および図3に示すように、ディファレンシャルキャリヤ21は、例えば、ダイキャストにより成形されたアルミニウムなどの軽量な金属材料からなり、全体の厚みが薄く形成されて軽量化されるとともに、複数のリブ21rにより補強されており高い剛性を有している。ディファレンシャルキャリヤ21は、差動機構ケース11の第2ボス部11bを支持する円錐ころ軸受16を収容する軸受収容部21aと、ドライブピニオン15の軸部15bを支持する円錐ころ軸受17、18を収容する軸受収容部21b、21cと、第1ボス部11a側でドライブピニオン15の軸線と略直交する方向への開口の開口周縁部21dに形成された第1傾斜縁部21eとを含んで構成されている。
開口周縁部21dと、ドライブピニオン15の軸線を挟んで対向する側には、図1に示す貫通孔21fが形成されており、差動機構12の右アクスルシャフト37が挿通されるようになっている。
第1傾斜縁部21eは、図4に示すように、第1ボス部11aの軸線CLbとの間隔aとドライブピニオン15の軸線CLdとの間隔bとを有する円環状の内周端21hと、軸線CLbとの間隔aよりも大きい間隔cと軸線CLdとの間隔bよりも小さい間隔dとを有する外周端21iとの間に形成される第1傾斜面21jを有している。
図3に示すように、内周端21hは、軸線CLbに直交する断面が、直径Dで円環状に形成されており、外周端21iは、軸線CLbに直交する断面が、直径Dより大きい直径Dで円環状に形成されている。したがって、内周端21hと外周端21iとの間で円環状の第1傾斜面21jが形成されることになる。この第1傾斜面21jは、軸線CLbに直交する面に対して角度θで傾斜している。すなわち、内周端21hから外周端21iの方向に向かって拡開されている。また、第1傾斜面21jには、複数のねじ穴21kが形成されている。
図5に示すように、ベアリングリテーナ24は、ディファレンシャルキャリヤ21と同様に、ダイキャストにより成形されたアルミニウムなどの軽量な金属材料からなり、全体の厚みが薄く形成されて軽量化されるとともに、複数のリブ24rにより補強されており高い剛性を有している。
ベアリングリテーナ24は、差動機構ケース11の第1ボス部11aを支持する円錐ころ軸受22を収容する軸受収容部24aと、ベアリングリテーナ24の外周部24bに形成された第2傾斜縁部24cとを含んで構成されており、第1ボス部11aの軸線CLbを中心とする貫通孔24dが形成されている。
第2傾斜縁部24cには、第1傾斜縁部21eの第1傾斜面21jと同様の第2傾斜面24eが形成されている。具体的には、第2傾斜縁部24cは、第1ボス部の軸線CLbに近接するとともにドライブピニオン15の軸線CLdから離隔する内周端24fと、内周端24fよりも軸線CLbから離隔し、内周端24fよりも軸線CLdに近接する外周端24gとを有している。
内周端24fは、軸線CLbに直交する断面が、第1傾斜縁部21eの直径Dと略同一の直径Dで円環状に形成され、外周端24gも、軸線CLbに直交する断面が、第1傾斜縁部21eの直径Dと略同一の直径Dで円環状に形成されている。したがって、内周端24fと外周端24gとの間に円環状の第2傾斜面24eが形成されることになる。この第2傾斜面24eは、第1傾斜縁部21eの第1傾斜面21jと同様に、軸線CLbに直交する面に対して角度θで傾斜している。すなわち、内周端24fから外周端24gの方向に向かって拡開されている。また、第2傾斜面24eには、複数の貫通孔24hが形成されており、フランジボルト23が挿入されるようになっている。
ベアリングリテーナ24が、ディファレンシャルキャリヤ21に、フランジボルト23により固定されたとき、第1ボス部の軸線CLbの方向に締結力が生じ第2傾斜縁部24cの第2傾斜面24eと、第1傾斜縁部21eの第1傾斜面21jとが密着してディファレンシャルキャリヤ21の開口を塞ぐようになっている。
本実施の形態に係る差動装置10のディファレンシャルキャリヤ21における内周端21hの直径D、内周端21hの軸線CLbとの間隔a、内周端21hの軸線CLdとの間隔b、外周端21iの直径D、外周端21iの軸線CLbとの間隔c、外周端21iの軸線CLdとの間隔d、ベアリングリテーナ24における内周端24fの直径D、外周端24gの直径D、第1傾斜面21jおよび第2傾斜面24eが傾斜する角度θは、差動装置10の構造、形状、大きさおよび伝達される動力の設定条件、ディファレンシャルキャリヤ21の大きさ、第1傾斜縁部21eの大きさ、開口周縁部21dの大きさ、ベアリングリテーナ24の大きさ、第2傾斜縁部24cの大きさなどの構成要素の設定条件などの諸条件に基づいて適宜選択される。
なお、第1傾斜面21jおよび第2傾斜面24eが傾斜する角度θは、大きいほど、ベアリングリテーナ24の変位が、より抑制されるので、許容される範囲内で、できるだけ大きいことが好ましい。また、この第1傾斜面21jおよび第2傾斜面24eの表面は、滑らかな面であってもよく、粗い面であってもよいが、ベアリングリテーナ24の変位を抑制するため、ベアリングリテーナ24とディファレンシャルキャリヤ21との接触部分に生ずる摩擦力を大きくすることができる粗い面であることが好ましい。また、第1傾斜面21jおよび第2傾斜面24eが互いに密着する形状であれば、平坦な面以外の面であってもよい。例えば、凹凸が形成された凹凸面であってもよい。
以下、本発明の実施の形態に係る差動装置10のベアリングリテーナ24とディファレンシャルキャリヤ21の組立および作用について説明する。
図6は、本発明の実施の形態に係る差動装置10における分解した状態のベアリングリテーナ24とディファレンシャルキャリヤ21の各断面を示す断面図である。
差動装置10においては、図1に示される各構成要素がディファレンシャルキャリヤ21の内部に適宜組み込まれる。例えば、円錐ころ軸受17、18がディファレンシャルキャリヤ21の軸受収容部21b、21cに装着され、ドライブピニオン15が円錐ころ軸受17、18内に装着される。このとき、ドライブピニオン15の歯車部15aと円錐ころ軸受18との間にシムなどのスペーサを介装し、ドライブピニオン15の軸線方向の位置を調整し、ドライブピニオン15とリングギヤ14とのバックラッシを調整するようにしてもよい。次いで、ドライブピニオン15のスプライン外歯15cがコンパニオンフランジ25のスプライン内歯25aに挿入され嵌合し、ドライブピニオン15のおねじ部15dに、ワッシャ26およびナット27が装着され、ドライブピニオン15とコンパニオンフランジ25とが固定される。
そして、差動機構12が差動機構ケース11内に組み込まれ、図1および図6に示すように、フランジボルト13が差動機構ケース11の貫通孔11kに挿入され、リングギヤ14のねじ穴14aに挿入されて、リングギヤ14が差動機構ケース11にねじ結合されて固定される。次いで、円錐ころ軸受16が軸受収容部21aに装着され、差動機構ケース11の第2ボス部11bが円錐ころ軸受16に装着される。
次いで、円錐ころ軸受22が差動機構ケース11の第1ボス部11aに装着され、フランジボルト23がベアリングリテーナ24の貫通孔24hに挿入され、ディファレンシャルキャリヤ21のねじ穴21kに挿入されてベアリングリテーナ24がディファレンシャルキャリヤ21にねじ結合されて固定される。このとき、円錐ころ軸受22は、ベアリングリテーナ24の軸受収容部24aに収容されて、リングギヤ14が第1ボス部11aの軸線方向に変位しないよう、差動機構ケース11を介してリングギヤ14を保持している。
また、ベアリングリテーナ24がディファレンシャルキャリヤ21にねじ結合される際、ベアリングリテーナ24の第2傾斜面24eとディファレンシャルキャリヤ21の第1傾斜面21jが円環状に形成されているので、フランジボルト23により、ベアリングリテーナ24がディファレンシャルキャリヤ21に押圧されるのに従って、ベアリングリテーナ24の軸線CLbが、ディファレンシャルキャリヤ21の軸線と一致する方向に案内され、ベアリングリテーナ24がディファレンシャルキャリヤ21に固定されたとき、両者の軸線が一致する。その結果、ノックピンやインローなどの位置決め構造を設けることなく、フランジボルト23により固定するだけの簡単な構造で、簡単に位置決めをすることができる。
また、リングギヤ14と差動機構ケース11のフランジ部11dとの間、または、円錐ころ軸受22と差動機構ケース11との間にシムなどのスペーサを介装し、リングギヤ14の軸線方向の位置を調整し、リングギヤ14とのバックラッシを調整するようにしてもよい。このようにして、ドライブピニオン15とリングギヤ14とのバックラッシが適切な値でセットされた状態で、差動装置10が組み立てられる。
図7は、本発明の実施の形態に係る差動装置10の断面を示し、ドライブピニオン15とリングギヤ14との噛み合い反力の作用を示す説明図であり、図8は、ベアリングリテーナ24の第2傾斜面24eに作用する反力を示す説明図である。
図示しないエンジンの動力が、コンパニオンフランジ25を介してドライブピニオン15に伝達されると、ドライブピニオン15に噛み合うリングギヤ14に伝達される。そして、リングギヤ14とともに差動機構ケース11が回転し、差動機構ケース11内の差動機構12が動作し、左アクスルシャフト35および右アクスルシャフト37に伝達され、最終的に左右の車輪に動力が伝達される。
図7に示すように、ドライブピニオン15からリングギヤ14に動力が伝達される際、互いに軸角が90度で噛み合っているので、リングギヤ14に生じた噛み合い反力Aが矢印で示す方向に生ずる。この噛み合い反力Aは、差動機構ケース11のフランジ部11dを介して、差動機構ケース11の第1ボス部11aに伝達される。そして、矢印で示す方向、すなわち、第1ボス部11aの軸線方向に押圧力Bが生じ、円錐ころ軸受22が押圧力Bで押圧され、円錐ころ軸受22に生じた矢印で示す押圧力Cにより、ベアリングリテーナ24が押圧される。このとき、ベアリングリテーナ24の第2傾斜縁部24cに対して、矢印で示すように径方向の内方に向かう引張力Dが生ずる。
図8に示すように、第2傾斜縁部24cに引張力Dが生ずると、ベアリングリテーナ24の第2傾斜面24eと、ディファレンシャルキャリヤ21の第1傾斜面21jとの間に生ずる摩擦力により点線の矢印で示す反力Eが生ずる。この反力Eは、ベアリングリテーナ24の径方向には分力Ehが生じ、その軸線方向には分力Evが生ずる。すなわち、分力Ehはベアリングリテーナ24の径方向の変位を阻止するよう作用し、分力Evは、ベアリングリテーナ24をディファレンシャルキャリヤ21に密着させる方向に作用するので、反力Eはベアリングリテーナ24の径方向への変位が阻止されるよう作用する。
このように、本実施の形態に係る差動装置10においては、その構成により次のような効果が得られる。すなわち、本実施の形態に係る差動装置10は、前述したように内部に差動機構12を収容する差動機構ケース11と、ディファレンシャルキャリヤ21と、ベアリングリテーナ24と、リングギヤ14と、ドライブピニオン15とを備え、ディファレンシャルキャリヤ21が、その開口周縁部21dにおいて、差動機構ケース11の第1ボス部11aの軸線CLbに近接するとともにドライブピニオン15の軸線CLdから離隔する内周端21hと、内周端21hよりも第1ボス部11aの軸線CLdから離隔し、内周端21hよりもドライブピニオン15の軸線CLdに近接する外周端21iとを有し、内周端21hと外周端21iとで画成された第1傾斜面21jを有する第1傾斜縁部21eを備え、ベアリングリテーナ24が、第1傾斜縁部21eの第1傾斜面21jと密着する第2傾斜面24eを有する第2傾斜縁部24cを備えている。
その結果、ドライブピニオン15からリングギヤ14に動力が伝達される際、リングギヤ14に生じた噛み合い反力が、差動機構ケース11のフランジ部11d、円錐ころ軸受22を介して、ベアリングリテーナ24に伝達され、ベアリングリテーナ24がディファレンシャルキャリヤ21から離隔する方向に押圧されても、ベアリングリテーナ24の位置がズレることはない。すなわち、ベアリングリテーナ24が円錐ころ軸受22により押圧されて、第2傾斜縁部24cに径方向の内方に向かう引張力が生じても、ベアリングリテーナ24の第2傾斜面24eと、ディファレンシャルキャリヤ21の第1傾斜面21jとの間に生ずる摩擦力により、引張力に対応する反力が生ずる。
この反力は、ベアリングリテーナ24の径方向および軸線方向への各分力として作用する。径方向の分力はベアリングリテーナ24の径方向の変位を阻止するよう作用し、軸線方向の分力は、ベアリングリテーナ24をディファレンシャルキャリヤ21に密着させる方向に作用するので、ベアリングリテーナ24の径方向への変位が阻止されるよう作用する。このようにして、リングギヤ14に生じた噛み合い反力が生じても、ベアリングリテーナ24における径方向への変位を抑制することができる。したがって、ドライブピニオン15とリングギヤ14との適切なバックラッシを維持することができ、バックラッシが増大することにより発生する振動を抑制することができるので、騒音の発生を防止することができる。
また、ベアリングリテーナ24の第2傾斜面24eとディファレンシャルキャリヤ21の第1傾斜面21jが円環状に形成されているので、フランジボルト23の締め付けにより、ベアリングリテーナ24がディファレンシャルキャリヤ21に押圧されて、ベアリングリテーナ24の軸線CLbが、ディファレンシャルキャリヤ21の軸線と一致する方向に案内され、ベアリングリテーナ24がディファレンシャルキャリヤ21に固定されたとき、両者の軸線を一致させることができる。その結果、ノックピンやインローなどの位置決め構造を設けることなく、フランジボルト23により固定するだけの簡単な構造で、簡単に位置決めができ、差動装置10の組立作業性を向上させることができる。
本実施の形態に係る差動装置10においては、エンジンの動力をプロペラシャフトを介してドライブピニオン15に伝達する内燃機関の差動装置に適用した場合について説明したが、本発明に係る差動装置においては、内燃機関の他の装置に適用してもよく、内燃機関以外の他の機器の差動装置に適用してもよい。例えば、動力伝達装置と差動装置が連結されたトランスアクスルの差動装置であってもよく、産業機器、工作機器および計測機器などの差動装置であってもよい。
本実施の形態に係る差動装置10においては、第1傾斜縁部21eの第1傾斜面21jおよび第2傾斜縁部24cの第2傾斜面24eが、円環状に形成された場合について説明したが、本発明に係る差動装置においては、第1傾斜縁部の第1傾斜面および第2傾斜縁部の第2傾斜面を、円環状以外の形状に形成してもよい。例えば、第1傾斜縁部の第1傾斜面および第2傾斜縁部の第2傾斜面を、三角錐台状または、四角錐台状に形成してもよい。
本実施の形態に係る差動装置10においては、ベアリングリテーナ24に貫通孔24hを形成し、ディファレンシャルキャリヤ21にねじ穴21kを形成し、締結具としてのフランジボルト23により固定する場合について説明したが、本発明に係る差動装置においては、蓋体としてのベアリングリテーナと本体としてのディファレンシャルキャリヤを他の締結具により固定してもよい。例えば、本体にねじ棒を植設し、蓋体に貫通孔を形成して、ナットおよびワッシャにより固定してもよく、本体側に係合部を形成するとともに、蓋体側に係合金具を有するファスナーを設け、蓋体の係合金具を本体の係合部に係合させて、ワンタッチで固定するようにしてもよい。
本実施の形態に係る差動装置10においては、差動機構ケース11が第1ボス部11aと、第2ボス部11bとを側壁部11cを介して一体的に形成された場合について説明したが、本発明に係る差動装置においては、差動機構ケースの第1ボス部と、第2ボス部とを一体的構造以外の構造で形成するようにしてもよい。例えば、第1ボス部と、第2ボス部とを分割した分割構造で形成してもよく、この場合には、第1ボス部と、第2ボス部とをボルトなどの結合手段により一体化するようにしてもよい。
本実施の形態の差動装置10においては、ドライブピニオン15とリングギヤ14の軸角が90度の場合について説明したが、本発明に係る差動装置においては、ドライブピニオンとリングギヤの軸角は、90度以外の角度であってもよい。例えば、ドライブピニオンとリングギヤの軸角は、60度ないし120度であってもよい。
以上説明したように、本発明に係る差動装置は、簡単な構造で、ハウジングにおける本体と蓋体との相対変位を抑制し、騒音の発生を防止することができるという効果を奏し、最終減速装置やトランスアクスルなどの動力伝達装置の差動装置全般に有用である。
本発明の実施の形態に係る差動装置の断面図である。 本発明の実施の形態に係る差動装置の差動機構ケースに収容された差動機構の断面図である。 本発明の実施の形態に係る差動装置のディファレンシャルキャリヤの開口周縁部の部分断面図である。 本発明の実施の形態に係る差動装置のディファレンシャルキャリヤに形成した傾斜面の模式図である。 本発明の実施の形態に係る差動装置のベアリングリテーナの断面図である。 本発明の実施の形態に係る差動装置における分解した状態のベアリングリテーナとディファレンシャルキャリヤの各断面を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る差動装置の断面を示し、ドライブピニオンとリングギヤとの噛み合い反力の作用を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る差動装置の部分断面を示し、ベアリングリテーナの第2傾斜面に作用する反力を示す説明図である。 従来の差動装置の部分断面を示し、本体および蓋体の固定部分に作用する外力を示す説明図であり、図9(a)は、外力Fとその反力Gが本体および蓋体の締結部分に作用する状態を示し、図9(b)は、本体に対して蓋体が変位した状態を示す。
符号の説明
10 差動装置
11 差動機構ケース
11a 第1ボス部
11b 第2ボス部
11c 側壁部
12 差動機構
13 フランジボルト
14 リングギヤ
15 ドライブピニオン
16 円錐ころ軸受(第2軸受)
17、18 円錐ころ軸受(第3軸受)
22 円錐ころ軸受(第1軸受)
21 ディファレンシャルキャリヤ(ハウジング)
21a、21b、21c 軸受収容部
21d 開口周縁部
21e 第1傾斜縁部
21h、24f 内周端
21i、24g 外周端
21j 第1傾斜面
23 フランジボルト(締結具)
24 ベアリングリテーナ(ハウジング)
24a 軸受収容部
24b 外周部
24c 第2傾斜縁部
24e 第2傾斜面
31 ピニオンシャフト
32 固定ピン
33、34 ピニオンギヤ
35 左アクスルシャフト
36 左サイドギヤ
37 右アクスルシャフト
38 右サイドギヤ

Claims (3)

  1. 第1ボス部と、前記第1ボス部と対向するとともに第1ボス部の軸線と一致する第2ボス部とを備え、内部に差動機構を収容する差動機構ケースと、
    前記第1ボス部を第1軸受を介して回転自在に支持するとともに、前記第2ボス部を第2軸受を介して回転自在に支持するハウジングと、
    前記ハウジングに第3軸受を介して回転自在に支持されたドライブピニオンと、
    前記差動機構ケースに固定され、前記ドライブピニオンと互いの軸線が交差するよう噛み合うリングギヤと、を備えた差動装置において、
    前記ハウジングが、前記第2軸受および前記第3軸受を支持するとともに前記差動機構ケースを収容し、前記第1ボス部側で開口する本体と、前記第1軸受を支持するとともに前記開口を塞いで前記本体に固定される蓋体とを有し、
    前記本体が、前記開口を囲む開口周縁部において、前記第1ボス部の前記軸線に近接するとともに前記ドライブピニオンの軸線から離隔する内周端と、前記内周端よりも前記第1ボス部の前記軸線から離隔し前記内周端よりも前記ドライブピニオンの前記軸線に近接する外周端とを有し、前記内周端と前記外周端との間で形成された第1傾斜面を有する第1傾斜縁部を備え、
    前記蓋体が、前記第1傾斜縁部の前記第1傾斜面と密着する第2傾斜面を有する第2傾斜縁部を備えたことを特徴とする差動装置。
  2. 前記第1傾斜縁部の前記第1傾斜面および前記第2傾斜縁部の前記第2傾斜面が、円環状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の差動装置。
  3. 前記本体および前記蓋体が、前記第1ボス部の前記軸線の方向に締結力を生じさせる締結具によって固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の差動装置。
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