JP2013163444A - 車体後部構造 - Google Patents

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Masatoshi Kikuchi
雅俊 菊池
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Abstract

【課題】運転席側及び助手席側からの後方視界の範囲を拡大させるとともに、車体後方側の剛性を確保する。
【解決手段】車体の両側部に車体上下方向に延在するように配置された左右一対のCピラー12と、左右一対のCピラー12の上端部を連結するように車幅方向に架設され、ルーフパネルを支持するリアヘッダー14と、左右一対のCピラー12の下端部を連結するように車幅方向に架設され、フロアパネル32を支持するリアフロアクロスメンバ16と、車体の後部に車幅方向に延在するように配置されたロアバック18と、一端部24がロアバック18の車幅方向端部19に連結され、他端部26がCピラー12の中途部12Aに連結された左右一対の骨格部材20と、を有する車体後部構造10とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体後部構造に関する。
車室空間が車体前後方向に長く形成されたワゴンタイプの車両における車体後部構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。一般に、ワゴンタイプの車両には、Dピラーが設けられており、このDピラーは、車体後方側の剛性を確保する上で必要な部材の1つとされている。
特開2006−111130号公報
しかしながら、Dピラーが設けられていると、運転席側及び助手席側からの後方視界の範囲が、そのDピラーによって決定されてしまい、運転席側及び助手席側からの後方視界の範囲に制限が掛かる。そのため、Dピラーを廃止したいが、その場合、車体後方側の剛性が確保され難い。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、運転席側及び助手席側からの後方視界の範囲を拡大できるとともに、車体後方側の剛性も確保できる車体後部構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車体後部構造は、車体の両側部に車体上下方向に延在するように配置された左右一対のCピラーと、前記左右一対のCピラーの上端部を連結するように車幅方向に架設され、ルーフパネルを支持するリアヘッダーと、前記左右一対のCピラーの下端部を連結するように車幅方向に架設され、フロアパネルを支持するリアフロアクロスメンバと、車体の後部に車幅方向に延在するように配置されたロアバックと、一端部が前記ロアバックの車幅方向端部に連結され、他端部が前記Cピラーの中途部に連結された左右一対の骨格部材と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、リアヘッダーと、左右一対のCピラーと、リアフロアクロスメンバと、で第1の枠体が構成され、リアヘッダーと、左右一対のCピラーの一部及び骨格部材と、ロアバックと、で第2の枠体が構成される。したがって、車両の後部に対し、車体前後方向を軸方向とする捩り力が加わったときには、その捩り力を第1の枠体と第2の枠体とに分散させることができる。よって、Dピラーが廃止されても、車体後方側の剛性を確保することができる。また、Dピラーを廃止できるので、運転席側及び助手席側からの後方視界の範囲を拡大させることができる。
また、請求項2に記載の車体後部構造は、請求項1に記載の車体後部構造であって、前記骨格部材の他端部が連結される前記Cピラーの中途部は、リアサイドドアのベルトラインの車体後方側への仮想延長線が前記Cピラーと交差する部位であることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、車両が後面衝突したときにロアバックに入力される荷重を、骨格部材及びCピラーを介してリアサイドドアのベルトラインへ伝達することができる。したがって、車室空間が低減されるのを抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、運転席側及び助手席側からの後方視界の範囲を拡大することができるとともに、車体後方側の剛性も確保することができる。
本実施形態に係る車体後部構造の概略構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る車体後部構造の概略構成を示す側面図である。 本実施形態に係る車体後部構造の概略構成を示す平面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車体上方向、矢印FRを車体前方向、矢印OUTを車幅方向外側とする。また、以下の説明で、特記なく前後、上下、左右の方向を用いる場合は、車体前後方向の前後、車体上下方向の上下、車体左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。
図1〜図3で示すように、バックドア(図示省略)を有するワゴンタイプの車両に主に適用される本実施形態に係る車体後部構造10は、車体の両側部に車体上下方向に延在するように配置された左右一対のCピラー12と、各Cピラー12の上端部を互いに連結するように車幅方向に架設されたリアヘッダー14と、各Cピラー12の下端部を、後述するリアサイドメンバ(図示省略)及びリアホイールハウス36を介して、互いに連結するように車幅方向に架設されたリアフロアクロスメンバ16と、を有している。
Cピラー12は、断面ハット形状に形成されており、そのフランジ部13がインナパネル30の外面に接合されることで、閉断面構造を構成するようになっている。そして、Cピラー12の下端部は、リアホイールハウス36の上面に溶接等の接合手段によって接合されている。なお、リアホイールハウス36の車体前方側には、閉断面構造に構成され、かつ車体前後方向に延在する左右一対のロッカ38が一体的に連結されている。
リアヘッダー14は、単独で閉断面(矩形枠状断面)構造を構成するように、角パイプ状に形成されており、各Cピラー12の上端部と一体的に連結されるようになっている。そして、このリアヘッダー14は、ルーフパネル(図示省略)を支持するようになっている。
すなわち、各Cピラー12の上端部には、車体前後方向に延在する左右一対のルーフサイドレール34の車体後方側端部が連結されており、各ルーフサイドレール34とリアヘッダー14は、ルーフパネルを支持する支持構造の一部を構成するようになっている。なお、ルーフサイドレール34も閉断面構造に構成されている。
リアフロアクロスメンバ16は、断面ハット形状に形成されており、そのフランジ部(図示省略)がフロアパネル32の下面に接合されることで、閉断面構造を構成するようになっている。そして、このリアフロアクロスメンバ16は、フロアパネル32を車体下方側から支持する支持構造の一部を構成するようになっている。
また、本実施形態に係る車体後部構造10は、車体の後部に(図示しないリアバンパの車体前方側に)車幅方向に延在するように配置されたロアバック18と、一端部24がロアバック18の車幅方向端部19に連結され、他端部26がCピラー12の中途部12Aに連結された左右一対の骨格部材20と、を有している。
ロアバック18は、単独で閉断面(矩形枠状断面)構造を構成するように、角パイプ状に形成されている。そして、ロアバック18の車幅方向端部19とCピラー12の下端部との間には、リアホイールハウス36を介して、車体前後方向に延在する左右一対のリアサイドメンバ(図示省略)が架設されている。
骨格部材20は、断面ハット形状に真っ直ぐに形成されており、そのフランジ部22がインナパネル30に接合されることで、閉断面構造を構成するようになっている。そして、骨格部材20の他端部26は、リアサイドドア(図示省略)におけるベルトライン28の車体後方側への仮想延長線K(図2参照)がCピラー12と交差する部位である中途部12Aに連結されている。なお、ベルトライン28も閉断面構造に構成されている。
以上説明した左右一対のCピラー12と、リアヘッダー14と、リアフロアクロスメンバ16と、で矩形枠状の第1の枠体40(図2において一点鎖線で示す)が構成されるようになっている。そして、左右一対のCピラー12の一部、即ち中途部12Aを含む上側部分及び骨格部材20と、リアヘッダー14と、ロアバック18と、で矩形枠状の第2の枠体42(図2において一点鎖線で示す)が構成されるようになっている。
以上のような構成の車体後部構造10において、次にその作用について説明する。
上記したように、本実施形態に係る車体後部構造10では、左右一対のCピラー12と、リアヘッダー14と、リアフロアクロスメンバ16と、で第1の枠体40が構成され、左右一対のCピラー12の中途部12Aよりも上側部分及び骨格部材20と、リアヘッダー14と、ロアバック18と、で第2の枠体42が構成されている。
したがって、車両の後部に対し、車体前後方向を軸方向とする捩り力が加わったときには、その捩り力を第1の枠体40と第2の枠体42とに分散させることができる。よって、Dピラー44(図3参照)が廃止されても、車体後方側の剛性(捩り剛性)を確保することができる。
また、Dピラー44を廃止することができるので、運転席側及び助手席側からの後方視界の範囲を拡大させることができる。すなわち、ワゴンタイプの車両には、Dピラー44が設けられているが、Dピラー44が設けられていると、運転席側及び助手席側からの後方視界の範囲が、そのDピラー44によって決定されてしまい、運転席側及び助手席側からの後方視界の範囲(車幅方向の範囲)に制限が掛かる(図3参照)。
しかしながら、図1〜図3で示したように、本実施形態に係る車体後部構造10では、Dピラー44を廃止することができるため、運転席側及び助手席側からの後方視界の範囲をCピラー12によって決定することができる。したがって、バックドアガラス(図示省略)の車幅方向両端部を、その車幅方向外側、更には車体前方側へ延長することができ、運転席側及び助手席側からの後方視界の範囲(車幅方向の範囲)を拡大させることができる。
また、本実施形態係る車体後部構造10では、左右一対の骨格部材20が真っ直ぐな閉断面構造に構成され、かつ各骨格部材20の他端部26は、リアサイドドアにおけるベルトライン28の車体後方側への仮想延長線Kと交差する各Cピラー12の中途部12Aに連結されている。
したがって、車両が後面衝突したときに、ロアバック18に入力された荷重は、リアサイドメンバ及びリアホイールハウス36を介してロッカ38へ伝達されるとともに、左右一対の骨格部材20を介して、左右一対のCピラー12へ伝達され、各Cピラー12から各ベルトライン28及び各ルーフサイドレール34へ伝達される。
つまり、上記荷重は、ロッカ38だけではなく、ベルトライン28及びルーフサイドレール34へも分散され、それらによっても吸収される。したがって、Dピラー44が廃止されていても、車両の後面衝突時において、ロッカ38に掛かる負荷を低減させることができ、車室空間が低減されるのを抑制又は防止することができる。
以上、本実施形態に係る車体後部構造10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る車体後部構造10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、骨格部材20は、単独で閉断面(矩形枠状断面)構造を構成するように、角パイプ状に形成されていてもよい。
10 車体後部構造
12 Cピラー
12A 中途部
14 リアヘッダー
16 リアフロアクロスメンバ
18 ロアバック
20 骨格部材

Claims (2)

  1. 車体の両側部に車体上下方向に延在するように配置された左右一対のCピラーと、
    前記左右一対のCピラーの上端部を連結するように車幅方向に架設され、ルーフパネルを支持するリアヘッダーと、
    前記左右一対のCピラーの下端部を連結するように車幅方向に架設され、フロアパネルを支持するリアフロアクロスメンバと、
    車体の後部に車幅方向に延在するように配置されたロアバックと、
    一端部が前記ロアバックの車幅方向端部に連結され、他端部が前記Cピラーの中途部に連結された左右一対の骨格部材と、
    を有することを特徴とする車体後部構造。
  2. 前記骨格部材の他端部が連結される前記Cピラーの中途部は、リアサイドドアのベルトラインの車体後方側への仮想延長線が前記Cピラーと交差する部位であることを特徴とする請求項1に記載の車体後部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019003055A1 (de) * 2019-04-29 2020-10-29 Daimler Ag Schutzeinrichtung für ein Fahrzeugheck einer Kraftwagenkarosserie

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